JP2000251464A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JP2000251464A
JP2000251464A JP11052265A JP5226599A JP2000251464A JP 2000251464 A JP2000251464 A JP 2000251464A JP 11052265 A JP11052265 A JP 11052265A JP 5226599 A JP5226599 A JP 5226599A JP 2000251464 A JP2000251464 A JP 2000251464A
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clock
time
signal
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JP11052265A
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Katsuhiro Nakai
勝博 中井
Takeshi Mori
猛 森
Takeshi Nanba
剛 難波
Takehisa Hirano
雄久 平野
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 メモリにアクセスしない時は入力クロックの
周波数を下げて消費電力を削減しつつ、かつクロック切
り替え後の最初の読み出し遅延を短縮する。 【解決手段】 半導体回路100において、第1のクロ
ックS105と第1のクロックS105より周波数の小
さい第2のクロックS106とを入力し、選択器109
にて、書き込み制御信号S103または読み出し制御信
号S104がアクティブになった時、または書き込み制
御信号S103または読み出し制御信号S104がアク
ティブになるより少なくとも第1のクロックS106で
1クロック分以上早くアクティブになる第3の制御信号
S111がアクティブになった時に、メモリ部100の
動作に用いるクロック入力信号S109を第2のクロッ
クS106から第1のクロックS105に切り換える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、メモリの消費電力
を削減するためにメモリに書き込み読み出しアクセスを
行なってない時はクロックの周波数を低くする半導体回
路において、低い周波数から高い周波数に戻す時に、最
初の読み出しデータの読み出し遅延時間を小さくし、第
2回目以降の読み出し遅延時間に近づける技術に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、メモリ回路の低消費電力化のため
に様々な技術が開発されており、その1つとして、メモ
リにアクセスしない時は、アクセスしている時に比べク
ロックの周波数を落すあるいは止めるというということ
が行われている。図6は、その技術を適用した従来のメ
モリ回路の回路図である。以下、各ブロックについて説
明する。
【0003】600は、従来の半導体記憶装置本体であ
る。
【0004】601は、データ入力端子であり、データ
S601、すなわちメモリ部610に書き込むデータを
入力する端子である。
【0005】602は、アドレス入力端子であり、アド
レスS602、すなわちメモリ部610にデータS61
0を書き込む時、およびメモリ部610から出力データ
S610を読み出す時のアドレス信号を入力する端子で
ある。
【0006】603は、ライトイネーブル入力端子で、
ライトイネーブル信号S603、すなわちメモリ部61
0にデータS601を書き込むときにアクティブになる
信号を入力する端子である。
【0007】604は、リードイネーブル信号入力端子
で、リードイネーブル信号S604、すなわちメモリ部
610から出力データS610を読み出す時にアクティ
ブになる信号を入力する端子である。
【0008】605は、第1のクロック入力端子で、第
1のクロックS605、すなわちメモリ部610を通常
の状態で使うときに用いるクロックを入力する端子であ
る。
【0009】606は、第2のクロック入力端子で、第
2のクロックS606、すなわちメモリ部610に書き
込み読み出しのアクセスを行なっていないときに用いる
クロックを入力する端子である。なお、第2のクロック
の周波数は、第1のクロックの周波数より通常小さい。
【0010】607は、出力データS610、すなわち
メモリ610から読み出したデータを出力する出力端子
である。
【0011】608は、ORゲートで、ライトイネーブ
ル信号S603とリードイネーブル信号S604の論理
和を取り、クロック選択信号S608を生成する。すな
わち、書き込みまたは読み出しの一方が行われていれば
第1のクロックを選択し、そのどちらも行われていなけ
れば第2のクロックを選択する信号を生成する。
【0012】609は選択器で、クロック選択信号S6
08を入力し、その制御によりメモリ部610にデータ
の書き込み読み出しを行なっているときは第1のクロッ
クS605を選択し、そのどちらも行なっていないとき
は第2のクロックS606を選択する。
【0013】610は、メモリ部で、この部分にデータ
の書き込みと読み出しが行われる。このメモリ部610
は、そのクロック入力信号であるS609の立ち上がり
エッジをトリガとして内部でプリチャージが行われ、S
609の立ち下がりエッジをトリガとしてディスチャー
ジが行われる。ここでいうプリチャージとは、読み出し
ビット線の電圧を電源電圧近くまで引き上げることであ
り、ディスチャージとは、プリチャージされた読み出し
ビット線の電圧を放電し元の電位まで戻すことである。
【0014】以上のように構成されたメモリ回路におい
て、その動作を説明する。図7は図6に示す従来のメモ
リ回路600の動作を示すタイミング図である。
【0015】時刻T70は、初期状態である。メモリ回
路600には第2のクロックS606が入力され、第2
のクロックは第1のクロックより周波数が低く、プリチ
ャージとディスチャージの回数が第1のクロックを使用
するときに比べて単位時間当たり少なく、この結果とし
て消費電力が小さくなっている。
【0016】時刻T71で、リードイネーブルS604
がHになり、メモリ610からの読み出しが行われる。
メモリ610に入力するクロックは第1のクロックS6
05に切り換わる。アドレスS602は、メモリ610
から読み出すべきデータが格納されているアドレスを与
える。
【0017】時刻T72で、データS610が出力され
始める。時刻T71から時刻T72までの遅延時間D7
0は、第2のクロックS606の周波数によって規定さ
れるものであり、第2のクロックS606の周波数が小
さければ遅延時間D70は長くなる。なぜなら、第2の
クロックS606によってプリチャージとディスチャー
ジを繰り返しているが、プリチャージを開始してからデ
ィスチャージを開始するまでの時間が、第一のクロック
を使用するときに比べて長く、過度の充電が行なわれ
る。一般的に良く知られているが、このように過度の充
電が行われるとデータが出力されるまでの遅延時間は長
くなる。このため、遅延時間D70は、直前に使用した
クロックの周波数、いいかえれば直前にプリチャージを
行った時間によって規程されることになる。
【0018】時刻T73で、次の読み出しデータのアド
レスが指示される。
【0019】時刻T74で、時刻T73で指定されたア
ドレスのデータが出力データS610として出力され
る。時刻T73から時刻T74までの遅延時間D71
は、D70に比べ短い。なぜならば、第1のクロックS
605の周期が短いため、メモリ610に過度のプリチ
ャージが行われず、メモリ610からのデータ読み出し
が、すばやく行われるからである。
【0020】時刻T74以降は、メモリ610からのデ
ータ読み出しが終わるまで時刻T73から時刻T74ま
でのサイクルが繰り返される。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上の
説明で示すように、遅延時間D70、すなわちメモリ6
10に入力するクロックが遅いものから早いものに切り
換わった直後のメモリ読み出しに要する遅延時間は、遅
延時間D71、すなわち早いクロックで読み出す場合に
要する遅延時間より大きいため、場合によっては、出力
データS610が後段の処理に間に合わない場合がある
という課題があった。
【0022】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の請求項1に記載の半導体記憶装置は、記憶
部にデータの書き込みまたは読み出しを行なう時に用い
る第1のクロックと、前記記憶部にデータの書き込みま
たは読み出しを行なわない時に用いる前記第1のクロッ
クより周波数の小さい第2のクロックと、前記記憶部に
データの書き込みまたは読み出しを行なう時刻の少なく
とも前記第1のクロックの半サイクル以上前にアクティ
ブになる制御信号とを入力し、前記制御信号がアクティ
ブになったならば前記第1のクロックを前記記憶部を動
作させるクロックとするものである。
【0023】また、上記課題を解決するために、本発明
の請求項2に記載の半導体記憶装置は、記憶部にデータ
の書き込みまたは読み出しを行なう時に用いる第1のク
ロックと、前記記憶部にデータの書き込みまたは読み出
しを行なわない時に用いる前記第1のクロックより周波
数の小さい第2のクロックと、前記記憶部にデータの書
き込みまたは読み出しを行なう時刻の少なくとも前記第
1のクロックの1サイクル以上前に前記記憶部に任意の
データ書き込みまたは読み出しを行なうものである。
【0024】また、上記課題を解決するために、本発明
の請求項3に記載の半導体記憶装置は、記憶部にデータ
の書き込みまたは読み出しを行なう時に用いる第1のク
ロックと、前記記憶部にデータの書き込みまたは読み出
しを行なわない時に用いる前記第1のクロックより周波
数の小さい第2のクロックと、前記記憶部にリセット解
除を行なう時刻の少なくとも前記第1のクロックの半サ
イクル以上前にアクティブになる制御信号とを入力し、
前記制御信号がアクティブになったならば前記第1のク
ロックを前記記憶部を動作させるクロックとするもので
ある。
【0025】請求項1〜3記載の半導体記憶装置の構成
により、記憶部を動作させるクロックの周波数を遅いも
のから速いものに切り換えた時に、最初の読み出しデー
タの遅延時間を短縮し、それ以降の読み出しデータの遅
延時間に近づけることができ、次段のタイミング設計を
行いやすくなる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図1から図5を用いて説明する。
【0027】(実施の形態1)図1は、本発明の実施の
形態1に係わる半導体記憶装置のブロック図である。図
1に示す100から107、109,110は従来技術
において示した600から607,609,610にそ
れぞれ対応するため、説明を省略する。
【0028】111は、制御信号入力S111、すなわ
ちクロック選択信号S108を生成するための第3の制
御入力信号を入力する端子である。この信号S111
は、たとえば、上記メモリ100をアクセスするための
アドレスS102を発生したり、読み出し制御信号S1
04や書き込み制御信号S103を発生したりするたと
えばコントローラのようなもの(以下コントローラと称
す)により制御される信号である。
【0029】108は、ORゲートで、ライトイネーブ
ル信号S103とリードイネーブル信号S104および
クロック選択信号S108を生成するための第3の制御
入力信号S111の論理和を取り、クロック選択信号S
108を生成する。すなわち、第3の制御信号S111
がHか、もしくは書き込みまたは読み出しの一方が行わ
れていれば第1のクロックを選択し、これらのどれもイ
ネーブルでなければ第2のクロックを選択する信号を生
成する。
【0030】外部に設けたコントローラがメモリ100
にアクセスしないときには、制御信号S111は、クロ
ック選択信号S108が第2のクロックを選択するよう
な信号を発生するよう入力する。次に、外部に設けたコ
ントローラがメモリ100にアクセスしようとしている
ときには、その直前に上記制御信号入力S111をクロ
ック選択信号S108が第1のクロックを選択するよう
な信号を発生するように切り替える。また、外部に設け
たコントローラがメモリ100にアクセスし終わった時
には、直ちに信号S111を、クロック選択信号S10
8が第2のクロックを選択するように信号入力を切り替
える。
【0031】図2は図1に示す発明の実施の形態1の動
作を示すタイミング図である。
【0032】時刻T10は、初期状態である。信号S1
11はLが与えられているために、メモリ回路100に
は第2のクロックS106が入力され、第2のクロック
は第1のクロックより周波数が低く、消費電力が小さく
なっている。
【0033】外部に設けたコントローラがメモリ100
に読みだしアクセスをする時刻T11の直前である時刻
T17において、外部に設けたコントローラは信号S1
11をHに切り替える。これによりORゲートにて構成
された108においてクロック選択信号S108がHと
なる。このクロック選択信号S108により、選択器1
09では、第1のクロックS105に基づいたメモリ部
110に与えるクロックS109を生成する。時刻T1
7から時刻T11までの間に与えられるクロック信号S
109によってメモリ部110では放電が行われる。こ
れにより、時刻T11においてメモリ部110は過度の
充電が行われることなくアクセスされ、時刻T12にお
いて出力データS110を得る。この時刻T11から時
刻T12までの遅延時間D10は、従来技術のD71、
D72などと同じ時間であり、D70よりは短い。ま
た、同様に時刻T13における読み出しアクセスにおい
ても時刻T14にて読み出しデータS110を得、この
遅延時間D11もD10と同じくD70よりは短い時間
となる。
【0034】上記の構成をとることにより、アクセスす
る時刻に関係なく遅延時間を同一にすることができ、上
記メモリ部110の読み出しデータであるS110を使
う後段の処理において、従来技術における遅延時間D7
0よりも短い遅延時間であるD10に基づいて設計を行
うことができる。
【0035】(実施の形態2)図3は、実施の形態2に
係わる半導体記憶装置の動作を示すタイミング図であ
る。
【0036】時刻T30は、初期状態である。メモリ回
路100には第2のクロックS106が入力され、第2
のクロックS106は第1のクロックS105より周波
数が低く、消費電力が小さくなっている。
【0037】ここで、外部に設けたコントローラが、ア
ドレスnに読み出しアクセスし対応するデータQnを得
ようとしている状態について説明する。外部に設けたコ
ントローラは、アドレスnに読み出しアクセスをしよう
とする直前に、アドレスmに読み出しアクセスをするよ
うにプログラムされている。すなわち、時刻T31にお
いて外部に設けたコントローラからは、アドレスmが端
子102に与えられる。また、読み出しアクセスである
ので従来技術の説明と同様にアウトプットイネーブルS
104がHになり、メモリ110はアドレスmに対応す
るデータQmを信号S110に出力する。ところが、こ
の時コントローラが読み出しアクセスする必要があるの
は、アドレスnであり、アドレスmのデータは、不必要
である。したがって、このアドレスmに対応するデータ
Qmは、読み出しアクセスにより出てきたままコントロ
ーラに有効データとして取り込まれることなくして、捨
てられる。以下、この動作をデータの空読みと称す。
【0038】次に、時刻T33において、外部に設けた
コントローラは、所望のアドレスnを端子102に与
え、読み出しアクセスを行う。データS110に Qn
が出てくるまでの遅延時間D31は、従来技術の説明に
おけるD71あるいは、実施の形態1における遅延時間
D10などの時間と同じであり、D70よりも短い時間
となる。
【0039】このように空読み動作を行うようにプログ
ラムすることにより、従来技術の説明にて問題となって
いた、有効アドレスにて読み出しアクセスを行う時刻T
33におけるアクセス時のデータS110が出力される
までの遅延時間D31は、D32と同じ時間とすること
ができ、上記メモリ部110の読み出しデータであるS
110を使う後段の処理において、従来技術における遅
延時間D70よりも短い遅延時間であるD10に基づい
て設計を行うことができる。
【0040】上記の説明では、アドレスmとnとはあた
かも別のアドレスを与えるかの様に説明したが、これ
は、同じアドレスであってもよいことは言うまでもな
い。
【0041】(実施の形態3)図4は、本発明実施の形
態3に係わる半導体記憶装置のブロック図である。図4
に示す400から410は、実施の形態1において示し
た100から110にそれぞれ対応するため、説明を省
略する。
【0042】412は、リセット信号生成用入力端子で
あり、リセット信号生成用信号S412、すなわちフリ
ップフロップ413のD端子に入力される信号を入力す
る端子である。
【0043】413は、D型フリップフロップであり、
リセット信号生成用信号S412がD入力に接続され、
第1のクロックであるS405がクロック端子に接続さ
れている。
【0044】414は、外部リセット信号出力端子であ
り、外部リセット信号S413、すなわちリセット生成
用信号S412がフリップフロップ413において、第
1のクロックS405によって1クロック正規化された
信号を出力する端子である。この外部リセット信号S4
13によってメモリ回路本体400以外の部分はリセッ
トされるものとする。
【0045】図5は図4に示す発明の実施の形態3のメ
モリ回路400の動作を示すタイミング図である。
【0046】メモリ部410の中には、外部に設けたコ
ントローラが、リセット状態解除後最初に実行すべきプ
ログラムが格納されている。
【0047】時刻T50は、リセット状態であり、選択
器409の出力であるメモリ部410のクロックS40
9は、第2のクロックが供給されている。
【0048】時刻T57においてリセット信号生成用信
号S412がHに変化する。これによりOR回路408
を通して選択器409の出力であるメモリ部410のク
ロックS409は、第1のクロックに切り替わる。この
時刻T57から時刻T51までの間に与えられるクロッ
ク信号S409によってメモリ部410では放電が行わ
れ、過度の充電状態から初期状態に戻される。
【0049】次に、時刻T51において外部リセット信
号S413が、同様にLからHとなり、メモリ回路40
0以外の部分たとえば外部コントローラなども、リセッ
ト状態から開放される。これにより、外部に設けたコン
トローラは最初に実行すべきプログラムが格納されてい
るメモリ部410に対して読み出しアクセスを開始す
る。この時刻T51の1クロック先である時刻T57に
おいて第2のクロックS406から第1のクロックS4
05に切り替わり、この第1のクロックS405により
ディスチャージが行われているので、時刻T51におい
てメモリ部410は過度の充電が行われることなくアク
セスされ、時刻T52において出力データS410を得
る。この時刻T51から時刻T52までの遅延時間D5
0は、従来技術の項で説明したD71、D72などと同
じくD70よりも短い時間となる。また、同様に時刻T
53における読み出しアクセスにおいても時刻T54に
て読み出しデータS410を得、この遅延時間D51も
D50と同じくD70よりも短い時間となる。
【0050】上記の構成をとることにより、リセット時
間の長さに関係なく、リセット解除後に最初に実行すべ
きプログラムを読み込む動作においてもその他のプログ
ラムデータを読むときと同じ遅延時間でもって読み出し
アクセスを行うことができる。このため、上記メモリ部
410の読み出しデータであるS410を使う後段の処
理において、従来技術における遅延時間D70よりも短
い遅延時間であるD50に基づいて設計を行うことがで
きる。
【0051】本実施の形態3では、リセット信号の極性
をL,解除の極性をHとしたが、リセット信号の極性が
逆であっても、インバータを挿入し極性を反転すること
で容易に回路を構成できることは言うまでもない。
【0052】また、実施の形態1、2、3の中では、そ
れぞれメモリ部にはRAMを使い説明したが、このメモ
リ部がROMやフラッシュROMなどのプリチャージと
ディスチャージを利用するメモリで構成されていても同
様であることは、言うまでもない。
【0053】なお、以上の説明では、制御信号を速い方
のクロックで1サイクル前でアクティブになる例を用い
て説明したが、半サイクルであっても同様の効果が得ら
れる。
【0054】
【発明の効果】すなわち、本願に記載の発明により、記
憶部を動作させるクロックの周波数を遅いものから速い
ものに切り換えた時に、最初の読み出しデータの遅延時
間を短縮し、それ以降の読み出しデータの遅延時間に近
づけることができ、次段のタイミング設計を行いやすく
なるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係わる半導体記憶装置
のブロック図
【図2】本発明の実施の形態1に係わる半導体記憶装置
の動作を示すタイミング図
【図3】本発明の実施の形態2に係わる半導体記憶装置
の動作を示すタイミング図
【図4】本発明の実施の形態3に係わる半導体記憶装置
のブロック図
【図5】本発明の実施の形態3に係わる半導体記憶装置
の動作を示すタイミング図
【図6】従来の技術による半導体記憶装置のブロック図
【図7】従来の技術による半導体記憶装置の動作を示す
タイミング図
【符号の説明】
100 半導体記憶装置本体 101 データ入力端子 102 アドレス入力端子 103 ライトイネーブル信号入力端子 104 リードイネーブル信号入力端子 105 第1のクロック入力端子 106 第2のクロック入力端子 107 出力端子 108 ORゲート 109 選択器 110 メモリ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 難波 剛 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 平野 雄久 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5B015 HH01 HH03 JJ03 KB84 NN03

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記憶部にデータの書き込みまたは読み出
    しを行なう時に用いる第1のクロックと、 前記記憶部にデータの書き込みまたは読み出しを行なわ
    ない時に用いる前記第1のクロックより周波数の小さい
    第2のクロックと、 前記記憶部にデータの書き込みまたは読み出しを行なう
    時刻の少なくとも前記第1のクロックの半サイクル以上
    前にアクティブになる制御信号とを入力し、 前記制御信号がアクティブになったならば前記第1のク
    ロックを前記記憶部を動作させるクロックとすることを
    特徴とする半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 記憶部にデータの書き込みまたは読み出
    しを行なう時に用いる第1のクロックと、 前記記憶部にデータの書き込みまたは読み出しを行なわ
    ない時に用いる前記第1のクロックより周波数の小さい
    第2のクロックと、 前記記憶部にデータの書き込みまたは読み出しを行なう
    時刻の少なくとも前記第1のクロックの1サイクル以上
    前に前記記憶部に任意のデータ書き込みまたは読み出し
    を行なうことを特徴とする半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 記憶部にデータの書き込みまたは読み出
    しを行なう時に用いる第1のクロックと、 前記記憶部にデータの書き込みまたは読み出しを行なわ
    ない時に用いる前記第1のクロックより周波数の小さい
    第2のクロックと、 前記記憶部にリセット解除を行なう時刻の少なくとも前
    記第1のクロックの半サイクル以上前にアクティブにな
    る制御信号とを入力し、 前記制御信号がアクティブになったならば前記第1のク
    ロックを前記記憶部を動作させるクロックとすることを
    特徴とする半導体記憶装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6990599B2 (en) 2001-08-31 2006-01-24 Kabushiki Kaisha Toshiba Method and apparatus of clock control associated with read latency for a card device
US7366936B2 (en) 2003-09-02 2008-04-29 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Memory control device and image forming device equipped with a selection circuit selectively applying a reference clock or a modulated clock to a synchronous memory as an external clock based on a selection signal

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