JP2002334592A - 内部カウンタを複数備えた半導体記憶装置、及び不揮発性半導体記憶装置 - Google Patents

内部カウンタを複数備えた半導体記憶装置、及び不揮発性半導体記憶装置

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JP2002334592A JP2001138859A JP2001138859A JP2002334592A JP 2002334592 A JP2002334592 A JP 2002334592A JP 2001138859 A JP2001138859 A JP 2001138859A JP 2001138859 A JP2001138859 A JP 2001138859A JP 2002334592 A JP2002334592 A JP 2002334592A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 動作速度の異なる複数の動作モードを有する
半導体記憶装置において、アドレスを順次発生させて行
う連続動作の動作性能を向上させること 【解決手段】 第1アドレスカウンタ6と第2アドレス
カウンタ8との2つのアドレスカウンタを有する。そし
て、第1及び第2アドレスカウンタ6、8の各々のカウ
ンタ値を管理する第1及び第2制御カウンタ2、4とし
て2つの制御カウンタを有しており、第1及び第2制御
カウンタ2、4の出力が各々、第1及び第2アドレスカ
ウンタ6、8に入力されて出力すべきアドレス数を管理
している。2組のアドレスカウンタと制御カウンタを備
えて、読み出し、書き込み、消去等の異なる動作モード
の各々に対応して発生すべきアドレス数の管理とアドレ
ス値の順次発生が可能な構成となっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、動作速度の異なる
複数の動作モードを有する半導体記憶装置に関するもの
であり、特に、異なる動作モード間でアドレスを順次発
生させて連続動作を行う半導体記憶装置、及び不揮発性
半導体記憶装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、高速な読み出し動作と、フローテ
ィングゲートへの電荷の注入・放出という物性的な動作
を伴う読み出し動作に比して長い所要時間を要する書き
込み・消去動作との、動作速度の大きく異なる複数の動
作モードを有する半導体記憶装置として、フラッシュメ
モリに代表される不揮発性半導体記憶装置が普及してき
ており、携帯機器分野を中心に利用されている。
【0003】従来よりフラッシュメモリは、携帯機器に
おける動作条件の記憶やユーザーの覚えとしての簡易情
報の記憶等の比較的小容量の情報記憶デバイスとして使
用されてきた。このため、読み出し・書き込み動作につ
いては、外部から与えられた1つのアドレスに対応する
1つのメモリセルに対してデータを入出力する単一動作
であり、非同期式のスタティックラム(以下、SRA
M)と互換性のある動作仕様で設計されている。消去動
作については、1周期で複数のメモリセルを消去するこ
とができるが、各周期については読み出し・書き込み動
作と同様に非同期で動作する。
【0004】一方、近年の携帯機器分野では、例えば、
携帯電話における画像情報の送受信等、より多くの情報
を高速に扱うことが要求されてきており、携帯機器シス
テムにおいてもシステムクロックに同期して動作するシ
ンクロナスダイナミックランダムアクセスメモリ(以
下、SDRAM)との親和性を有する仕様が検討されて
いる。これに伴い、フラッシュメモリについてもSDR
AMを使用するシステム構成との互換性を有するいわゆ
るバースト動作等の連続的にアドレスを変化させる動作
モードが求められ、同期式のフラッシュメモリが必要と
されてきている。
【0005】ここで、同期式のフラッシュメモリを設計
する場合、SDRAMにおける回路構成を利用すること
が考えられる。即ち、外部から取り込んだアドレスをス
タートアドレスとして、システムクロックに同期してア
ドレス値をカウントアップするアドレスカウンタ、及び
バースト値をカウントする制御カウンタ等を備えること
が考えられる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、フラッ
シュメモリでは、読み出し動作が回路構成上の電気的な
伝搬遅延により動作速度が決定される。これに対して、
書き込み動作は高電界印加に伴うアバランシェブレーク
ダウンという物理現象によりメモリセルのフローティン
グゲートに電荷を注入してデータを書き込むため電気的
な動作速度に比して多大な時間を必要とする。また消去
動作は同じく高電界印加に伴うトンネリングという物理
現象によりメモリセルのフローティングゲートから電荷
を放出してデータを消去するため電気的な動作速度に比
して多大な時間を必要とする。各々の動作モードが異な
るメカニズムにより行われるため、動作速度は各動作モ
ードで異なることとなる。例えば、富士通株式会社製の
フラッシュメモリMBM29LV800TA/BA−7
0では、読み出し動作については、アドレスアクセスタ
イム(tACC)として最大値70nsecとなるのに
対して、書き込み時間としてプログラム継続時間(tW
HWH1)は標準値8μsecとなり、消去時間として
セクタイレーズ継続時間(tWHWH2)は標準値1s
ecとなり、3つの動作モードの各々において動作速度
が大きく異なっている。このため、読み出しと書き込み
との2つの動作モードしかなく、しかも両動作モードの
動作速度が共に回路構成上の電気的な伝搬遅延により決
定するため同等の速度となるSDRAMに比して、少な
くとも3つの動作モードが存在し、且つ各々の動作モー
ドが異なるメカニズムにより行われるフラッシュメモリ
においては、SDRAMにおける回路構成を利用するこ
とでは各動作モードにおいて、また動作モード間で最適
な動作を実現することができず問題である。
【0007】上記の問題点を図6に示すフラッシュメモ
リにおけるバースト動作のタイミングチャートに基づき
説明する。図6では、バースト長が2で、書き込み(プ
ログラム)のレイテンシが0、読み出し(リード)のレ
イテンシが2の設定にあるバースト動作例を示してい
る。外部クロック信号CLKに同期して、バンクアドレ
ス(バンクAdd.)により指定されたバンクAに対し
て、外部アドレス(外部Add.)PA0を基準アドレ
スとした書き込み(プログラム)コマンドPGMが受け
付けられる。更に外部クロック信号CLKに同期して2
ビットの書き込み(プログラム)データD0、D1が外
部クロック信号CLKの周期毎に入力される。書き込み
(プログラム)コマンドPGMを入力するクロック信号
CLKの周期において、外部アドレスPA0が内部アド
レス(内部Add.)としてアドレスカウンタに設定さ
れる。この内部アドレス(内部Add.)に基づきアド
レスPA0にデータD0の書き込み(プログラム)が開
始される。書き込み(プログラム)動作は、前述したよ
うに所定の物理現象に従い行われるので、正しく書き込
まれたことを確認するベリファイ動作を含め長時間を要
する。この時間の後アドレスカウンタがインクリメント
し新たなアドレスPA1に対してデータD1の書き込み
(プログラム)が開始される。
【0008】この書き込み(プログラム)動作中である
時刻t0において、外部クロック信号CLKに同期して
バンクアドレス(バンクAdd.)により指定されたバ
ンクBに対して外部アドレス(外部Add.)RA0を
基準アドレスとした読み出し(リード)コマンドREA
Dが受け付けられてバースト読み出し(リード)動作が
開始される場合を考える。読み出し(リード)動作は回
路構成上の電気的な伝搬遅延により動作速度が決定され
るので、SDRAMと同様の動作によりデータの出力を
することができる。しかしながら、読み出し(リード)
動作の周期に比して書き込み(プログラム)動作の周期
が長く、両動作の動作周期が極端に異なるので、従来の
SDRAMにおけるバースト動作のように1つのアドレ
スカウンタを書き込み(プログラム)動作と読み出し
(リード)動作とのそれぞれにおいて順次共有して使用
することはできない。即ち、時刻t0においてはアドレ
スPA1への書き込み(プログラム)動作は完了してい
ないので、バースト読み出し(リード)動作を割り込ま
せる場合には、アドレスカウンタにおけるアドレスの競
合を避けるため、書き込み(プログラム)動作を一時停
止させ、読み出し(リード)動作の終了後に再開すると
いう制御が必要となってしまう。具体的には、一時停止
に際して、書き込み(プログラム)動作の停止動作、書
き込み(プログラム)アドレスのアドレスカウンタから
の待避及び保持動作、制御カウンタが管理しているバー
スト値の待避及び保持動作、バースト読み出し(リー
ド)動作における基準アドレスのアドレスカウンタへの
取り込み動作、バースト読み出し(リード)時のバース
ト値の制御カウンタへの設定動作等が必要となり問題で
ある。また再開動作に際しても同様に、読み出し(リー
ド)動作の完了検出、待避保持された書き込み(プログ
ラム)アドレスのアドレスカウンタへの取り込み動作、
待避保持されたバースト値の制御カウンタへの取り込み
動作等の複雑多岐にわたる制御が必要となり問題であ
る。
【0009】加えて、読み出し(リード)動作と書き込
み(プログラム)動作との動作周期の違いに伴い、アド
レスカウンタのカウント周期を切り替える必要があり、
カウントアップのタイミング発生回路等の切り替え制御
も同時に行わなければならず制御の複雑化を招き問題で
ある。
【0010】一時停止時においては、一連の複雑な制御
とアドレスカウンタのカウント周期の切り替え制御があ
るため、切り替え後の動作開始には所定の遅延時間を必
要とする(図6中、)。従って、割り込み後の基準ア
ドレスRA0における読み出し(リード)動作を確実に
行うためには、読み出し(リード)動作時間に加えて基
準アドレスRA0の設定に至るまでの遅延時間を加算し
た時間を動作周期とする必要がある。また再開動作にお
いても、一連の複雑な制御とアドレスカウンタのカウン
ト周期の切り替え制御があるため、切り替え後の動作開
始には所定の遅延時間を必要とする(図6中、)。従
って、所定の遅延時間を加算した時間を動作周期とする
必要がある。遅延時間が加算されてしまう結果、動作モ
ードの割り込み時の動作周期に律速されて高速応答性が
妨げられてしまい問題である。
【0011】尚、上記の説明では、書き込み(プログラ
ム)動作中に読み出し(リード)動作が割り込んだ場合
を例にとり説明したが、読み出し(リード)動作、書き
込み(プログラム)動作、及び消去動作の何れの組み合
わせにおいても、各動作周期が異なることから同様の複
雑な制御が必要となり、高速応答性が妨げられることは
同様である。
【0012】本発明は前記従来技術の問題点を解消する
ためになされたものであり、動作速度の異なる複数の動
作モードを有する半導体記憶装置において、異なる動作
モード間でアドレスを順次発生させて行う連続動作の動
作性能を向上させることを目的としており、詳細には、
SDRAMの動作性能と同等の動作性能を有する同期式
の不揮発性半導体記憶装置を提供することを目的とす
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1に係る半導体記憶装置は、第1周期で動作
する第1動作モードと、第1周期より遅い第2周期で動
作する第2動作モードとを備える半導体記憶装置におい
て、第1動作モード時にアドレスを生成する第1アドレ
スカウンタと、第2動作モード時にアドレスを生成する
第2アドレスカウンタとを備えることを特徴とする。
【0014】請求項1の半導体記憶装置では、第1動作
モードにおいては第1アドレスカウンタにより第1周期
でアドレスを生成し、第2動作モードにおいては第2ア
ドレスカウンタにより第2周期でアドレスを生成する。
この場合、第1周期に比して第2周期は遅いため、第1
アドレスカウンタに比して第2アドレスカウンタは遅い
周期でアドレスを生成する。
【0015】これにより、半導体記憶装置において、動
作周期の異なる第1及び第2動作モードの各々に対し
て、各動作モードの動作周期に合致した第1周期と第2
周期で各々動作するアドレスカウンタを個別に設置する
ことができるので、動作モード毎に内部で生成すべきア
ドレスの競合がなくなり、動作モードを変更してもアド
レスカウンタを初期化することなく、随時内部アドレス
バスに適切なアドレスを出力することができる。アドレ
スカウンタにおけるアドレス値の入れ替え、それに伴う
動作モードの一時停止、そして再開動作等の一連の複雑
な制御を行う必要がなく、この制御に伴う遅延時間が発
生しないので、高速なデータ転送レートを実現すること
ができる。
【0016】また、請求項2に係る半導体記憶装置は、
請求項1に記載の半導体記憶装置において、第1アドレ
スカウンタは、第1基準アドレスに基づき、第1周期で
順次アドレスを生成し、第2アドレスカウンタは、第2
基準アドレスに基づき、第2周期で順次アドレスを生成
することを特徴とする。
【0017】請求項2の半導体記憶装置では、第1アド
レスカウンタは、第1基準アドレスに基づいて第1周期
で順次アドレスを生成し、第2アドレスカウンタは、第
2基準アドレスに基づいて第2周期で順次アドレスを生
成する。
【0018】これにより、第1及び第2アドレスカウン
タは、各々、第1及び第2基準アドレスに基づいて順次
アドレスを生成することができるので、それぞれのアド
レスカウンタは互いに独立に、適宜の基準アドレスに基
づいて適宜なアドレスを順次生成することができる。異
なる動作モードでも、各アドレスカウンタを初期化する
ことなく、随時適宜な基準アドレスに基づいて内部アド
レスバスにアドレスを出力することができる。アドレス
カウンタにおけるアドレス値の入れ替え、それに伴う動
作モードの一時停止、そして再開動作等の一連の複雑な
制御を行う必要がなく、この制御に伴う遅延時間が発生
しないので、高速なデータ転送レートを実現することが
できる。
【0019】また、請求項3の半導体記憶装置では、請
求項1又は2に記載の半導体記憶装置において、第1動
作モードにおける第1周期、あるいは第2動作モードに
おける第2周期のうち少なくとも何れか一方は、外部か
ら供給されるクロック信号に同期して生成されることが
好ましい。これにより、外部からのクロック信号に同期
して順次アドレスを生成することができる。
【0020】また、この半導体記憶装置は、外部から供
給されるクロック信号を分周して第2周期を生成する分
周器を備えることが好ましい。これにより、第1周期を
外部からのクロック信号に同期させる場合においても、
分周器からの出力を第2周期とすることにより、第1周
期より遅い第2周期をも外部からのクロック信号に同期
させることができる。第1周期と、第2周期とを共に外
部からのクロック信号に同期させることができ、タイミ
ング生成が簡便となり好都合である。
【0021】また、請求項4に係る半導体記憶装置は、
第1周期で動作する第1動作モードと、第1周期より遅
い第2周期で動作する第2動作モードとを備える半導体
記憶装置において、第1動作モードにおいて外部から供
給されるクロック信号に同期して生成される第1周期
で、第1基準アドレスに基づき順次アドレスを生成する
第1アドレスカウンタと、第2動作モードにおいて外部
から供給されるクロック信号とは非同期に生成される第
2周期で、第2基準アドレスに基づき順次アドレスを生
成する第2アドレスカウンタとを備えることを特徴とす
る。
【0022】請求項4の半導体記憶装置では、第1アド
レスカウンタが第1動作モードにおいて、第1基準アド
レスに基づき、外部から供給されるクロック信号に同期
した第1周期で順次アドレスを生成し、第2アドレスカ
ウンタが第2動作モードにおいて、第2基準アドレスに
基づき、外部から供給されるクロック信号とは非同期な
第2周期で順次アドレスを生成する。
【0023】これにより、外部のクロック信号に同期し
て動作させることができる動作モードと、外部のクロッ
ク信号に同期しないで動作する動作モードとの間でも、
内部で生成するアドレスの競合はなく、各アドレスカウ
ンタを初期化することなく、随時動作モード毎に適合し
たタイミングで内部アドレスバスにアドレスを出力する
ことができる。アドレスカウンタにおけるアドレス値の
入れ替え、それに伴う動作モードの一時停止、そして再
開動作等の一連の複雑な制御を行う必要がなく、この制
御に伴う遅延時間が発生しないので、高速なデータ転送
レートを実現することができる。
【0024】また、この半導体記憶装置は、第2動作モ
ードにおいて1つのアドレスに対する動作完了を検出す
る検出部を備え、検出部の出力に基づき、第2周期を決
定することが好ましい。これにより、外部クロック信号
に同期しない動作モードにおいても、直接に動作完了を
検出することができるので、適宜なタイミングで第2周
期を設定することができる。最適なタイミングで第2周
期を設定することができ好都合である。
【0025】また、請求項5の半導体記憶装置では、請
求項2乃至4の少なくとも何れか1項に記載の半導体記
憶装置において、第1基準アドレス、及び第2基準アド
レスのうち少なくとも何れか一方は、第1基準アドレス
については第1動作モードにおいて外部より入力され、
第2基準アドレスについては第2動作モードにおいて外
部より入力されることが好ましい。これにより、動作モ
ードに対してアクセスする必要のある基準アドレスを外
部より設定可能となり好都合である。
【0026】また、請求項6に係る半導体記憶装置は、
請求項1乃至4の少なくとも何れか1項に記載の半導体
記憶装置において、第1動作モードにおいて、第1アド
レスカウンタが生成するアドレス数を管理する第1制御
カウンタと、第2動作モードにおいて、第2アドレスカ
ウンタが生成するアドレス数を管理する第2制御カウン
タとを備えることを特徴とする。
【0027】請求項6の半導体記憶装置では、第1制御
カウンタが第1動作モードにおいて第1アドレスカウン
タが生成するアドレス数を管理し、第2制御カウンタが
第2動作モードにおいて第2アドレスカウンタが生成す
るアドレス数を管理する。
【0028】これにより、アドレスカウンタ毎に生成す
べきアドレス数が各々の制御カウンタにより独立に管理
されるので、制御カウンタで管理するアドレス数の競合
がなくなり、各制御カウンタを初期化することなく、随
時必要なアドレス数を管理することができる。制御カウ
ンタにおける管理アドレス数の入れ替え等の制御を行う
必要がなく、この制御に伴う遅延時間が発生しないの
で、高速なデータ転送レートを実現することができる。
【0029】また、この半導体記憶装置は、第1動作モ
ードにおいては第1アドレスカウンタからのアドレス出
力を選択し、第2動作モードにおいては第2アドレスカ
ウンタからのアドレス出力を選択する選択スイッチを備
えることが好ましい。これにより、選択スイッチによ
り、第1動作モード、あるいは第2動作モードの各々の
動作モードに対応したアドレスカウンタからのアドレス
出力を選択することができるので、異なる動作モードで
も、内部で生成するアドレスの競合がなくなり、各アド
レスカウンタを初期化することなく、随時内部アドレス
バスに適切なアドレスを選択して出力することができ
る。アドレスカウンタにおけるアドレス値の入れ替え、
それに伴う動作モードの一時停止、そして再開動作等の
一連の複雑な制御を行う必要がなく、この制御に伴う遅
延時間が発生しないので、高速なデータ転送レートを実
現することができる。
【0030】また、この半導体記憶装置は、第1及び第
2動作モードにおける動作モードの設定を行うモード設
定部を備え、モード設定部により、第1あるいは第2ア
ドレスカウンタの選択、第1あるいは第2制御カウンタ
の選択、又は選択スイッチによる第1あるいは第2アド
レスカウンタからのアドレス出力の選択のうち少なくと
も何れか1つの選択が行われることが好ましい。これに
より、モード設定部において、動作モードに基づき、ア
ドレスカウンタ、制御カウンタ、選択スイッチの適宜な
選択が行われる。内部アドレスの競合はなくなり、各ア
ドレスカウンタを初期化することなく、随時内部アドレ
スバスに適切なアドレスを選択して出力することができ
る。アドレスカウンタにおけるアドレス値の入れ替え、
それに伴う動作モードの一時停止、そして再開動作等の
一連の複雑な制御を行う必要がなく、この制御に伴う遅
延時間が発生しないので、高速なデータ転送レートを実
現することができる。
【0031】また、この半導体記憶装置は、第1及び第
2動作モードのうち少なくとも何れか1つの動作モード
は、2以上のアドレスに対応する記憶セル対して、第1
あるいは第2周期で連続的に行われる読み出しモード、
書き込みモード、あるいは消去モードのうちの何れか1
つのモードであることが好ましい。これにより、読み出
しモード、書き込みモード、あるいは消去モードを、動
作周期が異なっていても、内部で生成するアドレスが競
合することなく、アドレスカウンタを初期化しないで動
作させることができる。
【0032】また、この半導体記憶装置は、所定数の記
憶セルを1単位とする記憶セル群を所定アドレス領域毎
に分割管理する場合において、所定アドレス領域毎に、
動作中の記憶セルのアドレスを保持するアドレス保持回
路を備えることが好ましい。これにより、動作の途中で
所定アドレス領域が切り替わったとしても、動作時のア
ドレスを保持しているので、動作を継続して確実に完了
させることができる。
【0033】また、この半導体記憶装置は、所定数の記
憶セルを1単位とする記憶セル群を所定アドレス領域毎
に分割管理する場合において、所定アドレス領域毎に第
1及び第2アドレスカウンタを備えることが好ましい。
これにより、所定アドレス領域毎に動作モードに必要と
なるアドレスカウンタを有しているので、所定アドレス
領域間で異なる動作モードであったとしても、互いに影
響されず独立に各動作を継続することができる。アドレ
スカウンタにおけるアドレス値の入れ替え、それに伴う
動作モードの一時停止、そして再開動作等の一連の複雑
な制御を行う必要がなく、この制御に伴う遅延時間が発
生しないので、高速なデータ転送レートを所定アドレス
領域間で独立に実現することができる。
【0034】また、請求項7に係る不揮発性半導体記憶
装置は、第1周期で動作する読み出しモードと、第1周
期より遅い第2周期で動作する書き込みあるいは消去モ
ードとを備える不揮発性半導体記憶装置において、読み
出しモードにおいて、外部から供給されるクロック信号
に同期して生成される第1周期で、第1基準アドレスに
基づき順次アドレスを生成する第1アドレスカウンタ
と、書き込みあるいは消去モードにおいて、外部から供
給されるクロック信号に同期して生成される第2周期
で、第2基準アドレスに基づき順次アドレスを生成する
第2アドレスカウンタとを備えることを特徴とする。
【0035】請求項7の不揮発性半導体記憶装置では、
読み出しモードにおいては第1アドレスカウンタにより
第1基準アドレスに基づいて第1周期で順次アドレスを
生成し、書き込みあるいは消去モードにおいては第2ア
ドレスカウンタにより第2基準アドレスに基づいて第2
周期で順次アドレスを生成する。この場合、第1周期に
比して第2周期が遅いという関係を維持しながら、第1
周期及び第2周期は共に外部から供給されるクロック信
号に同期して生成される。
【0036】これにより、不揮発性半導体記憶装置にお
いて、動作周期の異なる読み出し及び書き込みあるいは
消去モードの各々に対して、各動作モードの動作周期に
合致した第1周期と第2周期で各々動作するアドレスカ
ウンタを個別に設置することができるので、動作モード
毎に内部で生成すべきアドレスの競合がなくなり、動作
モードを変更してもアドレスカウンタを初期化すること
なく、随時内部アドレスバスに適切なアドレスを出力す
ることができる。また、第1及び第2アドレスカウンタ
は、各々、第1及び第2基準アドレスに基づいて順次ア
ドレスを生成することができるので、それぞれのアドレ
スカウンタは互いに独立に、適宜の基準アドレスに基づ
いて適宜なアドレスを順次生成することができる。読み
出し、書き込み、消去モード間で、各アドレスカウンタ
を初期化することなく、随時適宜な基準アドレスに基づ
いて内部アドレスバスにアドレスを出力することができ
る。そして、第1周期とそれよりも遅い第2周期との各
々を、外部からのクロック信号に同期させることができ
る。アドレスカウンタにおけるアドレス値の入れ替え、
それに伴う書き込みあるいは消去モードの一時停止、そ
して再開動作等の一連の複雑な制御を行う必要がなく、
この制御に伴う遅延時間が発生しないので、高速なデー
タ転送レートを実現することができる。
【0037】また、請求項8に係る不揮発性半導体記憶
装置は、請求項7に記載の不揮発性半導体記憶装置にお
いて、外部から供給されるクロック信号を分周して第2
周期を生成する分周器を備えることが好ましい。これに
より、第1周期を外部からのクロック信号に同期させる
場合においても、分周器からの出力を第2周期とするこ
とにより、第1周期より遅い第2周期をも外部からのク
ロック信号に同期させることができる。第1周期と、第
2周期とを共に外部からのクロック信号に同期させるこ
とができ、タイミング生成が簡便となり好都合である。
【0038】また、請求項9に係る不揮発性半導体記憶
装置は、第1周期で動作する読み出しモードと、第1周
期より遅い第2周期で動作する書き込みあるいは消去モ
ードとを備える不揮発性半導体記憶装置において、読み
出しモードにおいて、外部から供給されるクロック信号
に同期して生成される第1周期で、第1基準アドレスに
基づき順次アドレスを生成する第1アドレスカウンタ
と、書き込みあるいは消去モードにおいて、外部から供
給されるクロック信号とは非同期に生成される第2周期
で、第2基準アドレスに基づき順次アドレスを生成する
第2アドレスカウンタとを備えることを特徴とする。
【0039】請求項9の不揮発性半導体記憶装置では、
読み出しモードにおいては第1アドレスカウンタにより
第1基準アドレスに基づいて第1周期で順次アドレスを
生成し、書き込みあるいは消去モードにおいては第2ア
ドレスカウンタにより第2基準アドレスに基づいて第2
周期で順次アドレスを生成する。この場合、第1周期
は、外部から供給されるクロック信号に同期して生成さ
れ、第2周期は、外部からのクロック信号には非同期に
生成される。
【0040】これにより、外部のクロック信号に同期し
て動作させることができる読み出しモードと、外部のク
ロック信号に同期しないで動作する書き込みあるいは消
去モードとの間でも、内部で生成するアドレスの競合な
く、各アドレスカウンタを初期化することなく、随時読
み出し、書き込み、消去モード毎に適合したタイミング
で内部アドレスバスにアドレスを出力することができ
る。アドレスカウンタにおけるアドレス値の入れ替え、
それに伴う動作モードの一時停止、そして再開動作等の
一連の複雑な制御を行う必要がなく、この制御に伴う遅
延時間が発生しないので、高速なデータ転送レートを実
現することができる。
【0041】また、請求項10に係る不揮発性半導体記
憶装置は、請求項9に記載の不揮発性半導体記憶装置に
おいて、書き込みあるいは消去モードにおける1つのア
ドレスに対する書き込みあるいは消去動作の完了を検出
する検出部を備え、検出部からの検出信号に基づき、第
2周期を決定することが好ましい。これにより、外部ク
ロック信号に同期しない書き込みあるいは消去モードに
おいても、直接に動作完了を検出することができるの
で、適宜なタイミングで第2周期を設定することができ
好都合である。
【0042】また、この不揮発性半導体記憶装置は、第
1基準アドレス、及び第2基準アドレスのうち少なくと
も何れか一方は、第1基準アドレスについては読み出し
モードにおいて外部より入力され、第2基準アドレスに
ついては書き込みあるいは消去モードにおいて外部より
入力されることが好ましい。これにより、読み出し、書
き込み、消去の各々の動作モードに対してアクセスする
必要のある基準アドレスを外部より設定可能となり好都
合である。
【0043】また、この不揮発性半導体記憶装置は、読
み出しモードにおいて、第1アドレスカウンタが生成す
るアドレス数を管理する第1制御カウンタと、書き込み
あるいは消去モードにおいて、第2アドレスカウンタが
生成するアドレス数を管理する第2制御カウンタとを備
えることが好ましい。これにより、アドレスカウンタ毎
に生成すべきアドレス数が各々の制御カウンタにより独
立に管理されるので、制御カウンタで管理するアドレス
数の競合がなくなり、各制御カウンタを初期化すること
なく、随時必要なアドレス数を管理することができる。
制御カウンタにおける管理アドレス数の入れ替え等の制
御を行う必要がなく、この制御に伴う遅延時間が発生し
ないので、高速なデータ転送レートを実現することがで
きる。
【0044】また、この不揮発性半導体記憶装置は、読
み出しモードにおいては第1アドレスカウンタからのア
ドレス出力を選択し、書き込みあるいは消去モードにお
いては第2アドレスカウンタからのアドレス出力を選択
する選択スイッチを備えることが好ましい。これによ
り、選択スイッチにより、読み出しモード、書き込みあ
るいは消去モードの各々の動作モードに対応したアドレ
スカウンタからのアドレス出力を選択することができる
ので、異なる動作モードでも、内部で生成するアドレス
の競合がなくなり、各アドレスカウンタを初期化するこ
となく、随時内部アドレスバスに適切なアドレスを選択
して出力することができる。アドレスカウンタにおける
アドレス値の入れ替え、それに伴う動作モードの一時停
止、そして再開動作等の一連の複雑な制御を行う必要が
なく、この制御に伴う遅延時間が発生しないので、高速
なデータ転送レートを実現することができる。
【0045】また、この不揮発性半導体記憶装置は、読
み出しモード、書き込みモード、及び消去モードにおけ
る動作モードの設定を行うモード設定部を備え、モード
設定部により、第1あるいは第2アドレスカウンタの選
択、第1あるいは第2制御カウンタの選択、又は選択ス
イッチによる第1あるいは第2アドレスカウンタからの
アドレス出力の選択のうち少なくとも何れか1つの選択
が行われることが好ましい。これにより、モード設定部
において、読み出し、書き込み、消去の動作モードに基
づき、アドレスカウンタ、制御カウンタの適宜な設定が
行われる。内部アドレスの競合はなくなり、各アドレス
カウンタを初期化することなく、随時内部アドレスバス
に適切なアドレスを選択して出力することができる。ア
ドレスカウンタにおけるアドレス値の入れ替え、それに
伴う動作モードの一時停止、そして再開動作等の一連の
複雑な制御を行う必要がなく、この制御に伴う遅延時間
が発生しないので、高速なデータ転送レートを実現する
ことができる。
【0046】また、この不揮発性半導体記憶装置は、読
み出しモード、書き込みモード、及び消去モードのうち
少なくとも何れか1つの動作モードは、2以上のアドレ
スに対応する記憶セル対して、第1あるいは第2周期で
連続的に行われる動作であることが好ましい。これによ
り、読み出しモード、書き込みモード、あるいは消去モ
ードを、動作周期が異なっていても、内部で生成するア
ドレスが競合することなく、アドレスカウンタを初期化
しないで動作させることができる。
【0047】また、この不揮発性半導体記憶装置は、所
定数の記憶セルを1単位とする記憶セル群を所定アドレ
ス領域毎に分割管理する場合において、所定アドレス領
域毎に、動作中の記憶セルのアドレスを保持するアドレ
ス保持回路を備えることが好ましい。これにより、動作
の途中で所定アドレス領域が切り替わったとしても、動
作時のアドレスを保持しているので、動作を継続して確
実に完了させることができる。
【0048】また、この不揮発性半導体記憶装置は、所
定数の記憶セルを1単位とする記憶セル群を所定アドレ
ス領域毎に分割管理する場合において、所定アドレス領
域毎に第1及び第2アドレスカウンタを備えることが好
ましい。これにより、所定アドレス領域毎に読み出し、
書き込み、消去の何れかの動作モードに必要となるアド
レスカウンタを有しているので、所定アドレス領域間で
異なる動作モードであったとしても、互いに影響されず
独立に各動作を継続することができる。アドレスカウン
タにおけるアドレス値の入れ替え、それに伴う動作モー
ドの一時停止、そして再開動作等の一連の複雑な制御を
行う必要がなく、この制御に伴う遅延時間が発生しない
ので、高速なデータ転送レートを所定アドレス領域間で
独立に実現することができる。
【0049】
【発明の実施の形態】以下、本発明の内部カウンタを複
数備えた半導体記憶装置、及び不揮発性半導体記憶装置
について具体化した第1乃至第3実施形態を図1乃至図
5に基づき図面を参照しつつ詳細に説明する。図1は、
第1実施形態の不揮発性半導体記憶装置の回路ブロック
である。図2は、第1実施形態の不揮発性半導体記憶装
置におけるバースト動作のタイミングチャートを示す波
形図である。図3は、第2実施形態の不揮発性半導体記
憶装置の回路ブロックである。図4は、第3実施形態の
不揮発性半導体記憶装置の回路ブロックである。図5
は、第3実施形態の不揮発性半導体記憶装置におけるバ
ースト動作のタイミングチャートを示す波形図である。
【0050】図1に示す第1実施形態の不揮発性半導体
記憶装置の回路ブロック図1では、第1アドレスカウン
タ6と第2アドレスカウンタ8との2つのアドレスカウ
ンタを有する。そして、第1及び第2アドレスカウンタ
6、8の各々のカウンタ値を管理する第1及び第2制御
カウンタ2、4として2つの制御カウンタを有してお
り、第1及び第2制御カウンタ2、4の出力が各々、第
1及び第2アドレスカウンタ6、8に入力されて出力す
べきアドレス数を管理している。2組のアドレスカウン
タ6、8と制御カウンタ2、4を備えて、読み出し(リ
ード)、書き込み(プログラム)、消去等の異なる動作
モードの各々に対応して発生すべきアドレス数の管理と
アドレス値の順次発生が可能な構成となっている。
【0051】第1アドレスカウンタ6は、読み出し(リ
ード)動作用のアドレスカウンタである。外部アドレス
端子A0乃至Anから、読み出し(リード)動作を開始
したい初期アドレスとして基準アドレスRA0と、カウ
ントアップ用の信号として外部クロック信号CLK、更
に動作モードを設定するモード信号Mが入力されてい
る。
【0052】第1制御カウンタ2は、第1アドレスカウ
ンタ6と共に第1周期で動作する。第1アドレスカウン
タ6と同様に外部から、カウントアップ用の信号として
外部クロック信号CLK、モード信号Mが入力されてい
る。ここで、第1周期は、外部クロック信号CLKに同
期して発生する周期を基準としている。外部クロック信
号CLKと同一の周期であってもよく、外部クロック信
号CLKから分周された周期であってもよい。第1制御
カウンタ2は、読み出し(リード)動作におけるバース
ト回数を管理しており、外部クロック信号CLKにより
第1アドレスカウンタ6と同期して第1周期でアドレス
の発生動作を行う。
【0053】第2アドレスカウンタ8は、書き込み(プ
ログラム)あるいは消去動作用のアドレスカウンタであ
る。第1アドレスカウンタ6と同様に外部アドレス端子
A0乃至Anから、書き込み(プログラム)あるいは消
去動作を開始したい初期アドレスとして基準アドレスP
A0と、モード信号Mが入力されている。カウントアッ
プ用の信号は外部クロック信号CLKに代えて、外部ク
ロック信号CLKを分周器A1で分周した分周信号TA
か、あるいは後述の各バンク(バンクA(31)、バン
クB(32)、・・・)におけるメモリセル制御回路1
2からの書き込み(プログラム)あるいは消去動作完了
のベリファイ信号が論理和ゲートB2を介して供給され
る書き込み(プログラム)/消去完了検出回路B1から
の出力信号TBかの何れかの信号が入力される。ここ
で、分周信号TAは、外部クロック信号CLKの分周信
号であり、書き込み(プログラム)あるいは消去動作の
完了に必要な時間を確保した分周値となる。第1周期よ
り遅い周期である。また出力信号TBは、外部クロック
信号CLKとは非同期の信号であり、やはり第1周期よ
り遅い周期となる。
【0054】第2制御カウンタ4は、第2アドレスカウ
ンタ8と共に第2周期で動作する。第1制御カウンタ2
と同様に、外部からモード信号Mが入力されると共に、
外部クロック信号CLKに代えて、分周信号TA、ある
いは出力信号TBの何れかが入力される。第2制御カウ
ンタ4は、書き込み(プログラム)あるいは消去動作に
おけるバースト回数を管理しており、分周信号TAある
いは出力信号TBにより、第2アドレスカウンタ8と同
期して第2周期でアドレスの発生動作を行う。
【0055】第1及び第2アドレスカウンタ6、8の各
出力信号は、選択スイッチ回路11に入力される。具体
的には、第1アドレスカウンタ6の出力信号は選択スイ
ッチ回路11内のスイッチS1に接続され、第2アドレ
スカウンタ8の出力信号は選択スイッチ回路11内のス
イッチS2に接続される。スイッチS1及びS2の各他
端は、共通接続されて内部アドレスバスIA0乃至IA
nとして、各バンク(バンクA(31)、バンクB(3
2)、・・・)に接続されている。また選択スイッチ回
路11には、モード信号Mが入力されるアドレス制御回
路10からの選択信号が入力されている。この選択信号
により、アドレスカウンタ6、8の出力信号が切り替え
選択されて、内部アドレスバスIA0乃至IAnに供給
される。
【0056】各々のバンク(バンクA(31)、バンク
B(32)、・・・)は同様の構成である。バンクA
(31)について説明すると、所定数のメモリセルを含
むメモリセルアレイ14を有し、メモリセル制御回路1
2から制御信号やデータ等の各種信号及びデータが入出
力され、メモリセルアレイ14における対応アドレスに
対して読み出し(リード)、書き込み(プログラム)、
あるいは消去等のアクセス動作を行う。またメモリセル
制御回路12にはアドレス保持回路16が設置されてい
る。更にバンクA(31)にはバンク選択信号Bnが入
力されると共に、アドレス保持回路16にはアドレス制
御回路10からの選択信号が入力されている。複数のバ
ンク31、32、・・・のうちからバンク選択信号Bn
により活性化されたバンクに対して、モード信号Mで選
択された動作モードに対応するアドレスを供給する。内
部アドレスバスIA0乃至IAnはバンク31、32、
・・・間で共通に接続されているので、これらの活性
化、選択を適宜に行うことにより不揮発性半導体記憶装
置においてインターリーブ動作が可能となる。
【0057】更に、アドレス保持回路16は内部アドレ
スバスIA0乃至IAnからのアドレスを保持するの
で、上記の活性化、選択動作により動作モードが切り替
わり、アドレス供給が他のバンクに切り替わった場合に
も、切り替わりの時点で動作していたバンクにおけるア
ドレスを保持し続けることができる。この保持アドレス
に基づき動作を継続して完了させることができる。書き
込み(プログラム)あるいは消去動作の途中で、他のバ
ンクからの読み出し(リード)動作が開始された場合に
おいても、書き込み(プログラム)あるいは消去動作を
継続して完了させることができる。
【0058】ここで、図示してはいないが、書き込み
(プログラム)動作と消去動作との間で動作完了に要す
る時間が異なる場合には、モード信号M等に基づき、分
周器A1、あるいは書き込み(プログラム)/消去完了
検出回路B1における設定値を変更して、分周信号T
A、あるいは出力信号TBの出力周期を変更して第2周
期を切り替えることが有効である。
【0059】図2に示すバースト動作のタイミングチャ
ートは、図6に示す従来技術のフラッシュメモリにおけ
るバースト動作と同様な条件でのタイミングチャートで
ある。書き込み(プログラム)のレイテンシが0、読み
出しのレイテンシが2の設定にあるバースト動作例であ
る。但し、図1においては従来技術におけるバースト長
2に対して、書き込み(プログラム)のバースト長が
3、読み出し(リード)のバースト長がnであるとして
構成されている。
【0060】バンクA(31)に対する書き込み(プロ
グラム)コマンドPGMが受け付けられると、バンクア
ドレス(バンクAdd.)は、バンク選択信号Bnとし
て入力されバンクA(31)を活性化する。また入力さ
れた書き込み(プログラム)コマンドPGMからは、内
部でモード信号Mが生成されアドレス制御回路10を介
して選択スイッチ回路11内のスイッチS2を選択し
て、第2アドレスカウンタ8の出力を内部アドレスバス
IA0乃至IAnに接続する。図示しないタイミングに
より、あるいは書き込み(プログラム)コマンドPGM
に先立つタイミングにおいて、バースト条件が入力さ
れ、第2制御カウンタ4のバースト数は3に、第1制御
カウンタ2のバースト数はnに設定されている。
【0061】外部アドレス端子A0乃至Anから入力さ
れる外部アドレス(外部Add.)PA0は、書き込み
(プログラム)モードの初期アドレスとして第2アドレ
スカウンタ8に入力されて、その出力からバンクA(3
1)のメモリセル制御回路12内のアドレス保持回路1
6に保持されてメモリセルアレイ14の該当アドレスへ
の書き込み(プログラム)動作を開始する。書き込み
(プログラム)時間は、分周器A1、あるいは書き込み
(プログラム)/消去完了検出回路B1の何れかからの
信号TAあるいはTBをトリガとする第2周期となる。
【0062】分周信号TA、あるいは出力信号TBが出
力されると、第2制御カウンタ4のバースト値が1つデ
ィクリメントされると共に、内部アドレス(内部Ad
d.)が第2の書き込み(プログラム)アドレスPA1
にインクリメントする。図2では、インクリメントから
外部クロック信号CLKの1周期後の時刻t0におい
て、バンクB(32)に対して外部アドレスRA0を基
準アドレスとした読み出し(リード)コマンドREAD
が受け付けられてバースト読み出し(リード)動作が開
始される。書き込み(プログラム)コマンドPGMの入
力時と同様に、読み出し(リード)コマンドREADよ
りモード信号Mが切り替わるためアドレス制御回路10
からの信号により、選択スイッチ回路11内はスイッチ
もS2からS1に切り変わり、第1アドレスカウンタ6
の出力信号を内部アドレスバスIA0乃至IAnに接続
する。同時に、バンクアドレス(バンクAdd.)も切
り替わり、バンク選択信号BnとしてバンクB(32)
を活性化する。
【0063】更に、外部アドレス端子A0乃至Anから
入力される外部アドレス(外部Add.)RA0は、バ
ースト読み出し(リード)モードの初期アドレスとして
第1アドレスカウンタ6に入力されて、その出力からバ
ンクB(32)のメモリセル制御回路12内のアドレス
保持回路16に保持されてメモリセルアレイ14の該当
アドレスからの読み出し(リード)動作を開始する。第
1アドレスカウンタ6及び第1制御カウンタ2には、外
部クロック信号CLKが入力されており、外部クロック
信号CLKの周期を第1周期としてアドレスのインクリ
メント、及びバースト値のディクリメントが行われる。
ここで第1制御カウンタ2に設定されているバースト読
み出し(リード)長はnであるので、第1アドレスカウ
ンタ6のアドレスインクリメントはnサイクル連続して
行われる。
【0064】バンクB(32)における上記のバースト
読み出し(リード)動作は、バンクA(31)における
アドレスPA1への書き込み(プログラム)動作の途中
で開始されてしまうこととなるが、各バンク31、3
2、・・・にはアドレス保持回路16が備えられてお
り、アクセス中のメモリセルを指定するアドレスはこの
アドレス保持回路16に保持されている。従って、バン
クA(31)における書き込み(プログラム)動作が行
われているメモリセルのアドレスはアドレス保持回路1
6に保持されていることとなり、書き込み(プログラ
ム)動作の途中で動作モードが切り替わりバンクが変更
されてもアドレス保持回路16に保持されているアドレ
スに基づき、動作を継続することができる。図2におい
て、バンクB(32)へのバースト読み出し(リード)
動作が行われている周期において、バンクA(31)の
アドレスPA1に書き込み(プログラム)動作が並行し
て継続される。そして、この書き込み(プログラム)動
作の完了(時刻t2)後は、バンクB(32)へのバー
スト読み出し(リード)動作が完了するまで(時刻t
1)、バンクA(31)への後続のバースト書き込み
(プログラム)動作は休止する。図2において時刻t2
から時刻t1までの期間が休止期間に当たる。第1及び
第2アドレスカウンタ6、8、第1及び第2制御カウン
タ2、4等のバースト動作制御用の構成要素が不揮発性
半導体記憶装置1内に1組でありバースト動作がバンク
31、32、・・・毎に実行されるためである。
【0065】バースト読み出し(リード)動作期間(時
刻t0から時刻t1)が完了するに伴い、読み出し(リ
ード)コマンドREADの終了を受けて、バンク選択信
号Bn、及びモード信号Mが切り替わり、バンクA(3
1)を活性化すると共に選択スイッチ回路11内のスイ
ッチS2を選択して、第2アドレスカウンタ8に保持さ
れていた書き込み(プログラム)アドレスをPA2にイ
ンクリメントしてバースト書き込み(プログラム)動作
を再開する。
【0066】以上に説明したように、第1実施形態の不
揮発性半導体記憶装置1では、動作周期の異なる読み出
し(リード)及び書き込み(プログラム)あるいは消去
モードの各々の動作モードに対して、各動作モードの動
作周期に合致した第1周期と第2周期で各々動作するア
ドレスカウンタ6、8を個別に設置することができるの
で、動作モード毎に内部で生成すべきアドレスの競合が
なくなり、動作モードを変更してもアドレスカウンタ
6、8を初期化することなく、随時内部アドレスバスI
A0乃至IAnに適切なアドレスを出力することができ
る。また、第1及び第2アドレスカウンタ6、8は、各
々、第1及び第2基準アドレスPA0、RA0に基づい
て順次アドレスを生成することができるので、それぞれ
のアドレスカウンタ6、8は互いに独立に、適宜の基準
アドレスPA0、RA0に基づいて適宜なアドレスを順
次生成することができる。読み出し(リード)、書き込
み(プログラム)、消去モード間で、各アドレスカウン
タ6、8を初期化することなく、随時適宜な基準アドレ
スPA0、RA0に基づいて内部アドレスバスIA0乃
至IAnに適切なアドレスを出力することができる。そ
して、第1周期とそれよりも遅い第2周期との各々を、
外部からのクロック信号CLKに同期させることができ
る。アドレスカウンタ6、8におけるアドレス値の入れ
替え、それに伴う書き込み(プログラム)あるいは消去
モードの一時停止、そして再開動作等の一連の複雑な制
御を行う必要がなく、この制御に伴う遅延時間が発生し
ないので、高速なデータ転送レートを実現することがで
きる。
【0067】また、外部から供給されるクロック信号C
LKを分周器A1により分周して第2周期を生成するこ
ととすれば、第1周期を外部からのクロック信号CLK
に同期させる場合においても、分周器A1からの出力を
第2周期として、第1周期より遅い第2周期をも外部か
らのクロック信号CLKに同期させることができる。第
1周期と、第2周期とを共に外部クロック信号CLKに
同期させることができ、タイミング生成が簡便となり好
都合である。
【0068】また、書き込み(プログラム)あるいは消
去モードにおける1つのアドレスに対する書き込み(プ
ログラム)あるいは消去動作の完了を検出する書き込み
(プログラム)/消去完了検出回路B1を備え、書き込
み(プログラム)/消去完了検出回路B1からの出力信
号TBに基づき、第2周期を決定することにより、外部
クロック信号CLKに同期しない書き込み(プログラ
ム)あるいは消去モードにおいても、直接に動作完了を
検出することができるので、適宜なタイミングで第2周
期を設定することができ好都合である。
【0069】外部のクロック信号CLKに同期して動作
させることができる読み出し(リード)モードと、外部
のクロック信号CLKに同期しないで動作する書き込み
(プログラム)あるいは消去モードとの間でも、分周器
A1により適宜なタイミングを設定し、あるいは書き込
み(プログラム)/消去完了検出回路B1により動作完
了を確認してやれば、内部で生成するアドレスの競合な
く、各アドレスカウンタ6、8を初期化することなく、
随時読み出し(リード)、書き込み(プログラム)、消
去モード毎に適合したタイミングで内部アドレスバスI
A0乃至IAnにアドレスを出力することができる。ア
ドレスカウンタ6、8におけるアドレス値の入れ替え、
それに伴う動作モードの一時停止、そして再開動作等の
一連の複雑な制御を行う必要がなく、この制御に伴う遅
延時間が発生しないので、高速なデータ転送レートを実
現することができる。
【0070】また、第1基準アドレスRA0は読み出し
(リード)モードにおいて外部より入力され、第2基準
アドレスPA0は書き込み(プログラム)あるいは消去
モードにおいて外部より入力されることにより、読み出
し(リード)、書き込み(プログラム)、消去の各々の
動作モードに対してアクセスする必要のある基準アドレ
スRA0、PA0を外部より設定可能となり好都合であ
る。
【0071】また、アドレスカウンタ6、8毎のバース
ト数が各々の制御カウンタ2、4により独立に管理され
るので、制御カウンタ2、4で管理するバースト数の競
合がなくなり、各制御カウンタ2、4を初期化すること
なく、随時必要なバースト数を管理することができる。
制御カウンタ2、4において管理されるバースト数の入
れ替え等の制御を行う必要がなく、この制御に伴う遅延
時間が発生しないので、高速なデータ転送レートを実現
することができる。
【0072】また、選択スイッチ回路11により、読み
出し(リード)モード、書き込み(プログラム)あるい
は消去モードの各々の動作モードに対応したアドレスカ
ウンタ6、8からのアドレス出力を選択することができ
るので、異なる動作モードでも、内部で生成するアドレ
スの競合がなくなり、各アドレスカウンタ6、8を初期
化することなく、随時内部アドレスバスIA0乃至IA
nに適切なアドレスを選択して出力することができる。
アドレスカウンタ6、8におけるアドレス値の入れ替
え、それに伴う動作モードの一時停止、そして再開動作
等の一連の複雑な制御を行う必要がなく、この制御に伴
う遅延時間が発生しないので、高速なデータ転送レート
を実現することができる。
【0073】また、各バンク31、32、・・・は、ア
ドレス保持回路16を備えているので、動作途中でバン
ク31、32、・・・が切り替わったとしても、動作途
中のアドレスを保持することができ、動作を継続して確
実に完了させることができる。
【0074】図3に示す第2実施形態の不揮発性半導体
記憶装置の回路ブロック図3では、図1に示す第1実施
形態の回路ブロック図1に加えて、レジスタ設定回路1
8とモードレジスタ20を備えている。レジスタ設定回
路18及びモードレジスタ20には、モード設定信号M
setが入力されている。またレジスタ設定回路18
は、外部アドレス端子A0乃至Anからの信号が入力さ
れて入力信号に対応したバースト情報信号φを出力しモ
ードレジスタ20にセットする。そしてモードレジスタ
20にセットされたバースト情報は第1及び第2アドレ
スカウンタ6、8、及び第1及び第2制御カウンタ2、
4に入力される。代表的なバースト情報として、図3に
はバーストタイプφ1、及びバースト長φ2が出力され
ている。ここで、バーストタイプφ1とは、バースト動
作におけるアドレッシング方式をいい、代表的な方式と
してシーケンシャルアドレッシング方式とインターリー
ブアドレッシング方式とがある。またバースト長φ2と
は、バースト動作させる周期数を示す。尚、その他の構
成については第1実施形態の構成と同様であるのでここ
での説明は省略する。
【0075】第2実施形態では、第1実施形態における
アドレスカウンタ6、8、及び制御カウンタ2、4にモ
ードレジスタ20にセットされているバースト情報φ
1、φ2を与えて、アドレッシング方式、及びバースト
長の設定をするものである。これらのバースト情報φ
1、φ2のセットは、読み出し(リード)、書き込み
(プログラム)、消去等のメモリセルへのアクセス動作
に先立つモードレジスタセットサイクルにおいて行う。
外部アドレス端子A0乃至Anよりモード設定信号Ms
etの入力タイミングに合わせてモード設定用のアドレ
スコード情報として入力され、レジスタ設定回路18に
よりデコードされることによりバースト情報信号φとし
てモードレジスタ20に記憶される。
【0076】モードレジスタセットサイクルにおいてバ
ースト情報信号φが決定されモードレジスタ20にセッ
トされると、モードレジスタ20からのバースト長φ2
により第1及び第2制御カウンタ2、4にバースト長が
セットされ、バーストタイプφ1により第1及び第2ア
ドレスカウンタ6、8のアドレスインクリメントの方式
が設定される。この後に通常の読み出し(リード)、書
き込み(プログラム)、消去等のメモリセルへのアクセ
ス動作が開始される。これらの読み出し(リード)、書
き込み(プログラム)、消去等のアクセス動作は、第1
実施形態において説明した動作と同様の動作であり、こ
こでの説明は省略する。
【0077】以上に説明したように、第2実施形態の不
揮発性半導体記憶装置3では、レジスタ設定回路18及
びモードレジスタ20において、読み出し(リード)、
書き込み(プログラム)、消去の動作モードに先立ち、
アドレスカウンタ6、8、制御カウンタ2、4の適宜な
設定が行われる。内部アドレスの競合はなくなり、各ア
ドレスカウンタ6、8を初期化することなく、随時内部
アドレスバスIA0乃至IAnに適切なアドレスを選択
して出力することができる。アドレスカウンタ6、8に
おけるアドレス値の入れ替え、それに伴う動作モードの
一時停止、そして再開動作等の一連の複雑な制御を行う
必要がなく、この制御に伴う遅延時間が発生しないの
で、高速なデータ転送レートを実現することができる。
【0078】図4に示す第3実施形態の不揮発性半導体
記憶装置の回路ブロック図5では、図1に示す第1実施
形態の回路ブロック図1に代えて、アドレスカウンタ
6、8、制御カウンタ2、4等のバースト動作用のアド
レス制御部を各バンク(バンクA(41)、バンクB
(42))・・・)毎に備えている。
【0079】バンク毎に異なる動作モードでのバースト
動作を行わせることができ、バンク間で独立した並行動
作をさせることが可能である。この場合、各バンク毎に
専用の第1及び第2アドレスカウンタ6、8を有してい
るので、第1及び第2実施形態において必要となったメ
モリセル制御回路12内のアドレス保持回路16は不要
である。アドレス制御部における個々の構成要素は、第
1実施形態における構成要素と同様であり同様の動作を
有するので、ここでの説明は省略する。
【0080】図5に示すバースト動作のタイミングチャ
ートでは、図2に示す第1実施形態のバースト動作のタ
イミングチャートに代えて、バンク毎に独立した並列動
作をすることを示している。図5におけるバースト条件
は、第1実施形態と同様に書き込み(プログラム)のレ
イテンシが0、読み出しのレイテンシが2の設定にある
バースト動作例である。更に書き込み(プログラム)の
バースト長が3であり、読み出し(リード)のバースト
長がnである点も同じである。またバンクA(41)に
対する書き込み(プログラム)コマンドPGMと、バン
クB(42)に対する読み出し(リード)コマンドRE
ADとの入力タイミングも同様である。
【0081】第3実施形態では、バンクA(41)、バ
ンクB(42)の各々にアドレスカウンタ6、8を中心
とするアドレス制御部が設けられている。従って、バン
クA(41)にバースト書き込み(プログラム)動作が
行われてアドレスPA1に書き込み(プログラム)動作
が行われている途中にバンクB(42)にバースト読み
出し(リード)動作が割り込んだとしても、バンクA
(41)のバースト書き込み(プログラム)動作につい
ては、バンクA(41)の第2アドレスカウンタ8及び
第2制御カウンタ4がアドレッシング制御を継続するこ
とができる。一方、バンクB(42)のバースト読み出
し(リード)動作については、バンクB(42)の第1
アドレスカウンタ6及び第1制御カウンタ2がアドレッ
シング制御を継続することができる。即ち、バンクA
(41)とバンクB(42)とで、個々独立にアドレッ
シング制御を行うことができる。故に、バンク毎に独立
して並列動作をさせることが可能となる。
【0082】図5において、バンクB(42)にてバー
スト読み出し(リード)動作が行われ、第1アドレスカ
ウンタ6の出力が選択スイッチ回路11内のスイッチS
1を介して内部アドレスバスIA0乃至IAnにアドレ
スRA0乃至RAnを出力して、メモリセル制御回路2
2に入力されている間にも、バンクA(41)にてバー
スト書き込み(プログラム)動作が継続され、第2アド
レスカウンタ8の出力が選択スイッチ回路11内のスイ
ッチS2を介して内部アドレスバスIA0乃至IAnに
アドレスPA1、PA2を出力してメモリセル制御回路
22に入力される。
【0083】以上に説明したように、第3実施形態の不
揮発性半導体記憶装置5では、バンク(バンクA(4
1)、バンクB(42)・・・)毎に読み出し(リー
ド)、書き込み(プログラム)、消去の何れかの動作モ
ードに必要となるアドレスカウンタ6、8を有している
ので、バンク間で異なる動作モードであったとしても、
互いに影響を受けず独立に各動作を継続することができ
る。アドレスカウンタ6、8におけるアドレス値の入れ
替え、それに伴う動作モードの一時停止、そして再開動
作等の一連の複雑な制御を行う必要がなく、この制御に
伴う遅延時間が発生しないので、高速なデータ転送レー
トをバンク間で独立に実現することができる。
【0084】尚、本発明は前記第1乃至第3実施形態に
限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範
囲内で種々の改良、変形が可能であることは言うまでも
ない。例えば、第1乃至第3実施形態においては、バー
スト読み出し(リード)動作と、バースト書き込み(プ
ログラム)動作とのインターリーブ動作を例にとり説明
したが、これに限定されるものではない。バースト書き
込み(プログラム)動作に代えて、バースト消去動作と
の組合せでも高速応答性を確保したインターリーブ動作
が実現できる。また、バースト動作である必要はなく、
バースト動作以外の適宜にアドレスを連続させた動作に
ついても、更に単発動作との組合せでも高速なインター
リーブ動作を実現することができる。また、読み出し
(リード)、書き込み(プログラム)、消去のうちから
の任意の組合せにおいても同様な動作を実現することが
できる。更に、読み出し(リード)、書き込み(プログ
ラム)、消去以外の動作でも、動作周期の異なる動作モ
ードの組合せであれば同様に実現可能である。
【0085】また、第2実施形態におけるレジスタ設定
回路18及びモードレジスタ20を第3実施形態に適用
することが可能であることはいうまでもない。
【0086】また、第1乃至第3実施形態では、バンク
間のインターリーブ動作について説明したが、必ずしも
データ線を使用する必要のない消去動作と、データ線へ
のデータの入出力を必要とする読み出し(リード)、あ
るいは書き込み(プログラム)動作とを組見合わせるこ
とにより、同一のバンク内においても、消去動作を一時
停止して読み出し(リード)、あるいは書き込み(プロ
グラム)動作を割り込ませることは可能である。この場
合、消去動作に使用するアドレスカウンタを第2アドレ
スカウンタ8であると仮定すれば、割り込みの後は、第
1アドレスカウンタ6が選択されるが、第2アドレスカ
ウンタ8内に消去動作中であったアドレスを保持してお
けば、このアドレスを使用して消去動作を再開すること
ができる。また、アドレス保持回路を第1アドレスカウ
ンタ6用と第2アドレスカウンタ8用との2つ備えてお
くことでも対応できる。
【0087】(付記1) 第1周期で動作する第1動作
モードと、第1周期より遅い第2周期で動作する第2動
作モードとを備える半導体記憶装置において、前記第1
動作モード時にアドレスを生成する第1アドレスカウン
タと、前記第2動作モード時にアドレスを生成する第2
アドレスカウンタとを備えることを特徴とする半導体記
憶装置。 (付記2) 前記第1アドレスカウンタは、第1基準ア
ドレスに基づき、前記第1周期で順次アドレスを生成
し、前記第2アドレスカウンタは、第2基準アドレスに
基づき、前記第2周期で順次アドレスを生成することを
特徴とする付記1に記載の半導体記憶装置。 (付記3) 前記第1動作モードにおける前記第1周期
は、外部から供給されるクロック信号に同期して生成さ
れることを特徴とする付記1又は2に記載の半導体記憶
装置。 (付記4) 前記第2動作モードにおける前記第2周期
は、外部から供給されるクロック信号に同期して生成さ
れることを特徴とする付記1又は2に記載の半導体記憶
装置。 (付記5) 外部から供給されるクロック信号を分周し
て前記第2周期を生成する分周器を備えることを特徴と
する付記4に記載の半導体記憶装置。 (付記6) 第1周期で動作する第1動作モードと、第
1周期より遅い第2周期で動作する第2動作モードとを
備える半導体記憶装置において、前記第1動作モードに
おいて、外部から供給されるクロック信号に同期して生
成される第1周期で、第1基準アドレスに基づき順次ア
ドレスを生成する第1アドレスカウンタと、前記第2動
作モードにおいて、外部から供給されるクロック信号と
は非同期に生成される第2周期で、第2基準アドレスに
基づき順次アドレスを生成する第2アドレスカウンタと
を備えることを特徴とする半導体記憶装置。 (付記7) 前記第2動作モードにおいて1つのアドレ
スに対する動作完了を検出する検出部を備え、前記検出
部の出力に基づき、前記第2周期を決定することを特徴
とする付記1乃至3、又は6の少なくとも何れか1項に
記載の半導体記憶装置。 (付記8) 前記第1基準アドレスは、前記第1動作モ
ードにおいて、外部より入力されることを特徴とする付
記2乃至7の少なくとも何れか1項に記載の半導体記憶
装置。 (付記9) 前記第2基準アドレスは、前記第2動作モ
ードにおいて、外部より入力されることを特徴とする付
記2乃至7の少なくとも何れか1項に記載の半導体記憶
装置。 (付記10) 前記第1動作モードにおいて、前記第1
アドレスカウンタが生成するアドレス数を管理する第1
制御カウンタと、前記第2動作モードにおいて、前記第
2アドレスカウンタが生成するアドレス数を管理する第
2制御カウンタとを備えることを特徴とする付記1乃至
7の少なくとも何れか1項に記載の半導体記憶装置。 (付記11) 前記第1動作モードにおいては前記第1
アドレスカウンタからのアドレス出力を選択し、前記第
2動作モードにおいては前記第2アドレスカウンタから
のアドレス出力を選択する選択スイッチを備えることを
特徴とする付記1乃至7の少なくとも何れか1項に記載
の半導体記憶装置。 (付記12) 前記第1及び第2動作モードにおける動
作モードの設定を行うモード設定部を備え、前記モード
設定部により、前記第1あるいは第2アドレスカウンタ
の選択、前記第1あるいは第2制御カウンタの選択、又
は前記選択スイッチによる前記第1あるいは第2アドレ
スカウンタからのアドレス出力の選択のうち少なくとも
何れか1つの選択が行われることを特徴とする付記1乃
至11の少なくとも何れか1項に記載の半導体記憶装
置。 (付記13) 前記第1及び第2動作モードのうち少な
くとも何れか1つの動作モードは、2以上のアドレスに
対応する記憶セル対して、前記第1あるいは第2周期で
連続的に行われる読み出しモード、書き込みモード、あ
るいは消去モードのうちの何れか1つのモードであるこ
とを特徴とする付記1乃至12の少なくとも何れか1項
に記載の半導体記憶装置。 (付記14) 所定数の記憶セルを1単位とする記憶セ
ル群を所定アドレス領域毎に分割管理する場合におい
て、前記所定アドレス領域毎に、動作中の前記記憶セル
のアドレスを保持するアドレス保持回路を備えることを
特徴とする付記1乃至13の少なくとも何れか1項に記
載の半導体記憶装置。 (付記15) 所定数の記憶セルを1単位とする記憶セ
ル群を所定アドレス領域毎に分割管理する場合におい
て、前記所定アドレス領域毎に前記第1及び第2アドレ
スカウンタを備えることを特徴とする付記1乃至13の
少なくとも何れか1項に記載の半導体記憶装置。 (付記16) 第1周期で動作する読み出しモードと、
第1周期より遅い第2周期で動作する書き込みあるいは
消去モードとを備える不揮発性半導体記憶装置におい
て、前記読み出しモードにおいて、外部から供給される
クロック信号に同期して生成される第1周期で、第1基
準アドレスに基づき順次アドレスを生成する第1アドレ
スカウンタと、前記書き込みあるいは消去モードにおい
て、外部から供給されるクロック信号に同期して生成さ
れる第2周期で、第2基準アドレスに基づき順次アドレ
スを生成する第2アドレスカウンタとを備えることを特
徴とする不揮発性半導体記憶装置。 (付記17) 外部から供給されるクロック信号を分周
して前記第2周期を生成する分周器を備えることを特徴
とする付記16に記載の不揮発性半導体記憶装置。 (付記18) 第1周期で動作する読み出しモードと、
第1周期より遅い第2周期で動作する書き込みあるいは
消去モードとを備える不揮発性半導体記憶装置におい
て、前記読み出しモードにおいて、外部から供給される
クロック信号に同期して生成される第1周期で、第1基
準アドレスに基づき順次アドレスを生成する第1アドレ
スカウンタと、前記書き込みあるいは消去モードにおい
て、外部から供給されるクロック信号とは非同期に生成
される第2周期で、第2基準アドレスに基づき順次アド
レスを生成する第2アドレスカウンタとを備えることを
特徴とする不揮発性半導体記憶装置。 (付記19) 前記書き込みあるいは消去モードにおけ
る1つのアドレスに対する前記書き込みあるいは消去動
作の完了を検出する検出部を備え、前記検出部からの検
出信号に基づき、前記第2周期を決定することを特徴と
する付記18に記載の不揮発性半導体記憶装置。 (付記20) 前記第1基準アドレスは、前記読み出し
モードにおいて、外部より入力されることを特徴とする
付記16乃至19の少なくとも何れか1項に記載の不揮
発性半導体記憶装置。 (付記21) 前記第2基準アドレスは、前記書き込み
あるいは消去モードにおいて、外部より入力されること
を特徴とする付記16乃至19の少なくとも何れか1項
に記載の不揮発性半導体記憶装置。 (付記22) 前記読み出しモードにおいて、前記第1
アドレスカウンタが生成するアドレス数を管理する第1
制御カウンタと、前記書き込みあるいは消去モードにお
いて、前記第2アドレスカウンタが生成するアドレス数
を管理する第2制御カウンタとを備えることを特徴とす
る付記16乃至19の少なくとも何れか1項に記載の不
揮発性半導体記憶装置。 (付記23) 前記読み出しモードにおいては前記第1
アドレスカウンタからのアドレス出力を選択し、前記書
き込みあるいは消去モードにおいては前記第2アドレス
カウンタからのアドレス出力を選択する選択スイッチを
備えることを特徴とする付記16乃至19の少なくとも
何れか1項に記載の不揮発性半導体記憶装置。 (付記24) 前記読み出しモード、書き込みモード、
及び消去モードにおける動作モードの設定を行うモード
設定部を備え、前記モード設定部により、前記第1ある
いは第2アドレスカウンタの選択、前記第1あるいは第
2制御カウンタの選択、又は前記選択スイッチによる前
記第1あるいは第2アドレスカウンタからのアドレス出
力の選択のうち少なくとも何れか1つの選択が行われる
ことを特徴とする付記16乃至23の少なくとも何れか
1項に記載の不揮発性半導体記憶装置。 (付記25) 前記読み出しモード、書き込みモード、
及び消去モードのうち少なくとも何れか1つの動作モー
ドは、2以上のアドレスに対応する記憶セル対して、前
記第1あるいは第2周期で連続的に行われる動作である
ことを特徴とする付記16乃至24の少なくとも何れか
1項に記載の不揮発性半導体記憶装置。 (付記26) 所定数の記憶セルを1単位とする記憶セ
ル群を所定アドレス領域毎に分割管理する場合におい
て、前記所定アドレス領域毎に、動作中の記憶セルのア
ドレスを保持するアドレス保持回路を備えることを特徴
とする付記16乃至25の少なくとも何れか1項に記載
の半導体記憶装置。 (付記27) 所定数の記憶セルを1単位とする記憶セ
ル群を所定アドレス領域毎に分割管理する場合におい
て、前記所定アドレス領域毎に前記第1及び第2アドレ
スカウンタを備えることを特徴とする付記16乃至25
の少なくとも何れか1項に記載の不揮発性半導体記憶装
置。
【0088】
【発明の効果】本発明によれば、基準となる外部アドレ
スを入力して、これを初期アドレスとして第1周期で動
作する第1アドレスカウンタと、同じく基準となる外部
アドレスを入力して、これを初期アドレスとして第1周
期よりも遅い第2周期で動作する第2アドレスカウンタ
とを備え、選択スイッチで両アドレスカウンタの出力を
切り替え制御して複数の動作モードに対応してアドレス
を順次発生することにより、動作速度の異なる複数の動
作モードを有する半導体記憶装置、及び不揮発性半導体
記憶装置において、アドレスを順次発生させて行う連続
動作の動作性能を向上させることができ、動作モードの
切り替え時にも内部で生成するアドレスの競合がなく、
SDRAM等が有する高速なデータ転送レートを実現す
ることができる半導体記憶装置、及び不揮発性半導体記
憶装置を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態の不揮発性半導体記憶装置の回路
ブロックである。
【図2】第1実施形態の不揮発性半導体記憶装置におけ
るバースト動作のタイミングチャートを示す波形図であ
る。
【図3】第2実施形態の不揮発性半導体記憶装置の回路
ブロックである。
【図4】第3実施形態の不揮発性半導体記憶装置の回路
ブロックである。
【図5】第3実施形態の不揮発性半導体記憶装置におけ
るバースト動作のタイミングチャートを示す波形図であ
る。
【図6】従来技術のフラッシュメモリにおけるバースト
動作のタイミングチャートを示す波形図である。
【符号の説明】
A1 分周器 B1 書き込み(プログラム)/消去完了検出
回路 2 第1制御カウンタ 4 第2制御カウンタ 6 第1アドレスカウンタ 8 第2アドレスカウンタ 10 アドレス制御回路 11 選択スイッチ回路 12、22 メモリセル制御回路 14、24 メモリセルアレイ 16 アドレス保持回路 18 レジスタ設定回路 20 モードレジスタ 31、41 バンクA 32、42 バンクB
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B025 AA01 AD01 AD04 AD05 AD08 AD15 AE05

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1周期で動作する第1動作モードと、
    第1周期より遅い第2周期で動作する第2動作モードと
    を備える半導体記憶装置において、 前記第1動作モード時にアドレスを生成する第1アドレ
    スカウンタと、 前記第2動作モード時にアドレスを生成する第2アドレ
    スカウンタとを備えることを特徴とする半導体記憶装
    置。
  2. 【請求項2】 前記第1アドレスカウンタは、 第1基準アドレスに基づき、前記第1周期で順次アドレ
    スを生成し、 前記第2アドレスカウンタは、 第2基準アドレスに基づき、前記第2周期で順次アドレ
    スを生成することを特徴とする請求項1に記載の半導体
    記憶装置。
  3. 【請求項3】 前記第1動作モードにおける前記第1周
    期、あるいは前記第2動作モードにおける前記第2周期
    のうち少なくとも何れか一方は、外部から供給されるク
    ロック信号に同期して生成されることを特徴とする請求
    項1又は2に記載の半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】 第1周期で動作する第1動作モードと、
    第1周期より遅い第2周期で動作する第2動作モードと
    を備える半導体記憶装置において、 前記第1動作モードにおいて、外部から供給されるクロ
    ック信号に同期して生成される第1周期で、第1基準ア
    ドレスに基づき順次アドレスを生成する第1アドレスカ
    ウンタと、 前記第2動作モードにおいて、外部から供給されるクロ
    ック信号とは非同期に生成される第2周期で、第2基準
    アドレスに基づき順次アドレスを生成する第2アドレス
    カウンタとを備えることを特徴とする半導体記憶装置。
  5. 【請求項5】 前記第1基準アドレス、及び前記第2基
    準アドレスのうち少なくとも何れか一方は、 前記第1基準アドレスについては前記第1動作モードに
    おいて外部より入力され、 前記第2基準アドレスについては前記第2動作モードに
    おいて外部より入力されることを特徴とする請求項2乃
    至4の少なくとも何れか1項に記載の半導体記憶装置。
  6. 【請求項6】 前記第1動作モードにおいて、前記第1
    アドレスカウンタが生成するアドレス数を管理する第1
    制御カウンタと、 前記第2動作モードにおいて、前記第2アドレスカウン
    タが生成するアドレス数を管理する第2制御カウンタと
    を備えることを特徴とする請求項1乃至4の少なくとも
    何れか1項に記載の半導体記憶装置。
  7. 【請求項7】 第1周期で動作する読み出しモードと、
    第1周期より遅い第2周期で動作する書き込みあるいは
    消去モードとを備える不揮発性半導体記憶装置におい
    て、 前記読み出しモードにおいて、外部から供給されるクロ
    ック信号に同期して生成される第1周期で、第1基準ア
    ドレスに基づき順次アドレスを生成する第1アドレスカ
    ウンタと、 前記書き込みあるいは消去モードにおいて、外部から供
    給されるクロック信号に同期して生成される第2周期
    で、第2基準アドレスに基づき順次アドレスを生成する
    第2アドレスカウンタとを備えることを特徴とする不揮
    発性半導体記憶装置。
  8. 【請求項8】 外部から供給されるクロック信号を分周
    して前記第2周期を生成する分周器を備えることを特徴
    とする請求項7に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  9. 【請求項9】 第1周期で動作する読み出しモードと、
    第1周期より遅い第2周期で動作する書き込みあるいは
    消去モードとを備える不揮発性半導体記憶装置におい
    て、 前記読み出しモードにおいて、外部から供給されるクロ
    ック信号に同期して生成される第1周期で、第1基準ア
    ドレスに基づき順次アドレスを生成する第1アドレスカ
    ウンタと、 前記書き込みあるいは消去モードにおいて、外部から供
    給されるクロック信号とは非同期に生成される第2周期
    で、第2基準アドレスに基づき順次アドレスを生成する
    第2アドレスカウンタとを備えることを特徴とする不揮
    発性半導体記憶装置。
  10. 【請求項10】 前記書き込みあるいは消去モードにお
    ける1つのアドレスに対する前記書き込みあるいは消去
    動作の完了を検出する検出部を備え、 前記検出部からの検出信号に基づき、前記第2周期を決
    定することを特徴とする請求項9に記載の不揮発性半導
    体記憶装置。
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