JP4133391B2 - スロットマシン - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、スロットマシンに関し、尚詳しくは、スロットマシンにおける主制御手段の動作異常をより正確に確認することのできるスロットマシンとするものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、スタートレバー又はスタートボタンを操作することによって複数のリールを回転させ、ストップボタンを操作することによって各リールを停止させ、全てのリールが停止したときの図柄の組み合わせによって所定のメダルなどを払い出すスロットマシンが提供されている。
【0003】
このスロットマシンでは、近年、図13に示すように、第1ストップボタン131、第2ストップボタン132、及び、第3ストップボタン133に対応する3個の主リールに描かれた図柄の3個を各リール窓115から見せて停止図柄の組み合わせによりゲームを楽しませるのみでなく、更に、補助リール又は液晶表示器等の補助遊技表示装置197を付加して演出を行うものもある。
【0004】
このスロットマシン100は、メダル投入口121やクレジットメダルボタン125、更に、スタートレバー122やストップボタンなどを設ける操作板110をスロットマシン100の略中央に有し、メダル投入口121に投入するメダルの枚数又はクレジットメダルボタン125により投入するメダルの枚数によって、正面板113に設けた有効ランプ151を順次点灯して入賞ラインの内の停止図柄による入賞の判定を行う有効ラインを表示し、その後、スタートレバー122の操作を行うと主リールの回転を開始させるものであり、第1ストップボタン131や第2ストップボタン132及び第3ストップボタン133が押されたとき、各ストップボタンに対応する主リールの回転を停止させ、有効ラインとされた入賞ラインに停止した図柄の組み合わせによって所定枚数のメダルをメダル受け147に排出し、又は、クレジットメダルとしてスロットマシン100の内部でクレジットされるメダル枚数のカウントを行うものである。
【0005】
尚、このクレジットメダルの枚数は、クレジット枚数表示器153に表示され、クレジットメダルボタン125を操作したときは投入枚数の数値を減算し、入賞によりメダルをクレジットする場合は払い出すべきメダルの枚数を加算し、又、メダル投入口121から4枚以上のメダルが投入されたときは4枚目以降の枚数を加算するようにして、この数値をクレジット枚数表示器153に表示するものである。
【0006】
このスロットマシン100の動作制御は、スロットマシン100の内部に組み込まれたマイクロコンピュータと適宜の回路素子などを組合せた主制御手段200や補助制御手段270により制御し、主制御手段200は、図14に示すように、入賞制御手段210やリール停止制御手段220、主遊技制御手段230、動作制御手段240の機能を有するマイクロコンピュータとされ、主に、スロットマシン100のゲーム進行に必須の制御を行い、補助制御手段270とするマイクロコンピュータには、スピーカなどの発音装置187を制御する音響制御手段271としての機能や、上パネル117に組み込まれた演出表示ランプ189の制御を行う照明制御手段273としての機能、更に、補助遊技制御手段195を介して補助リールや液晶表示器などの補助遊技表示装置197の制御を行う補助演出制御手段275としての機能を持たせ、ゲームの進行状態に合わせて遊技者を楽しませる演出の制御を行うことが多い。
【0007】
この主制御手段200では、メダル投入口121に設けられたメダルセンサー161又はクレジットメダルボタン125に組み込まれたメダルボタンセンサー163によってメダルの投入を検出すると、主遊技制御手段230における一般遊技制御手段231又は特別遊技制御手段233により所定の有効ランプ151を点灯させてゲームの開始準備が行われる。
【0008】
そして、スタートレバー122の操作をスタートレバー122に取り付けたスタートスイッチ165が検知したとき、動作制御手段240におけるリール駆動制御手段241によって第1リールモータ181乃至第3リールモータ183の駆動を開始させ、又、入賞制御手段210では抽選手段211によって乱数による入賞抽選を行い、この抽選結果を抽選結果判定手段215で判定して記憶する。
【0009】
又、第1ストップボタン131乃至第3ストップボタン133の内の何れかのストップボタンが操作されたとき、各ストップボタンに組み込まれた第1ストップスイッチ171や第2ストップスイッチ172又は第3ストップスイッチ173の内の操作されたストップボタンに組み込まれたスイッチから主制御手段200に入力される信号により、検知信号を出力したストップスイッチに対応したリールモータをリール停止制御手段220によって停止させる。
【0010】
このリール停止制御手段220による各リールモータの停止制御は、各ストップスイッチからの信号入力時にリール位置判別手段221によって例えば中央の入賞ラインを通過する図柄を先ず判別する。そして、抽選結果判定手段215に記憶された停止予定図柄が数コマ以内に存在するとき、この停止予定図柄を有効ライン上に停止させるように停止位置指定手段225に停止予定図柄を記憶し、又、数コマ以内に停止予定図柄が存在しないときは、他の入賞図柄組み合わせが発生しないように数コマ以内の図柄から停止図柄を定めて停止位置指定手段225にこの図柄を記憶する。更に、この停止位置指定手段225に記憶した図柄を有効ライン上に停止させるように、リール駆動制御手段241によって対応するリールモータの回転停止位置を制御するものである。
【0011】
このようにして、第1ストップスイッチ171からの信号が主制御手段200に入力されると第1リールモータ181を停止させ、第2ストップスイッチ172からの信号が主制御手段200に入力されると第2リールモータ182を停止させ、第3ストップスイッチ173からの信号が主制御手段200に入力されると第3リールモータ183を停止させ、全てのリールモータが停止したとき、有効ライン上に停止した図柄の組み合わせが入賞図柄の組み合わせであるか否かの判定を入賞判定手段235で判定し、入賞図柄が揃っているときはホッパー駆動制御手段245によってホッパー装置155を駆動し、入賞に応じた所要枚数のメダルを払い出すか、主遊技制御手段230のクレジットメダルカウンタに払出し枚数の数値を加算し、クレジットメダルカウンタのカウント値をクレジット枚数表示器153に表示させるものである。
【0012】
そして、一般遊技中にビッグボーナスの特定図柄配列やレギュラーボーナスの特定図柄配列が有効ライン上に揃ったときは、以後、特別遊技制御手段233によって所定ゲーム回数の特別遊技を行い、特別遊技の進行状態をゲーム状態表示ランプ157の点灯によって表示し、特別遊技が終了すると一般遊技制御手段231により一般遊技のゲームを進行させるものである。
【0013】
又、払出しボタン127が操作され、払出しボタン127に組み込まれた払出しスイッチ167からの信号が主制御手段200に入力されたときは、ホッパー駆動制御手段245がホッパー装置155を駆動し、クレジットメダルカウンタに記憶されている枚数のメダルを払い出すものである。
このように、今日のスロットマシン100では、スタートスイッチ165からの信号が主制御手段200に入力されたときに抽選手段211によって予め入賞を抽選し、この抽選結果の図柄を極力有効ライン上に停止させるようにリールを停止させる制御を行って投入メダルの枚数に対する払出しメダルの枚数を所定範囲の確率とするようにマイクロコンピュータで制御している。
【0014】
尚、この主制御手段200に入力される信号は、所定の定められた信号のみに限定されている現状である。
【特許文献1】
特開2002−253745号公報
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
今日、主制御手段に動作異常が発生した場合、スロットマシンの動作を停止させる異常時停止プログラムが主制御手段に組み込まれているも、種々の動作制御プログラムと合わせて組み込む異常時停止プログラムでは、異常の発見を十分に行うことができない欠点があった。
【0016】
又、スロットマシンの不正行為として、スタートスイッチと主制御手段とするマイクロコンピュータとの結線などに不正な基板を取付け、特別遊技などの内部入賞を多く発生させることが行われることもあった。
【0017】
【課題を解決するための手段】
本発明は、ゲームの進行を制御する主制御手段(200)と、ゲーム進行中などに演出を制御する補助制御手段(270)とを有するスロットマシンにおいて、補助制御手段(270)に主制御手段(200)の動作確認を行う異常検知手段(279)を備えたスロットマシン(100)とする。
【0018】
このように、本発明は補助制御手段(270)に異常検知手段(279)を備えたスロットマシン(100)とするものであり、補助制御手段(270)はメモリ容量や機能などに受ける制限が少なく、異常検知手段(279)の組み込みが容易となる。又、種々の条件を設定することも容易であり主制御手段(200)の動作を確実に確認することも可能とできる。
【0019】
また、本発明の異常検知手段(279)としては、1ゲーム中に1回だけ発生する主制御手段(200)の動作を各ゲーム毎に確認する異常検知手段(279)とすることが好ましい。
このように、1ゲーム中に1回だけ発生する動作を確認する異常検知手段(279)は、補助制御手段(270)への組み込みを容易に行うことができる。
【0020】
また、本発明の異常検知手段(279)としては、ゲーム間隔が規定時間以上であるか否かを判断する異常検知手段(279)とすることもある。
このように、ゲームの間隔を確認する異常検知手段(279)は、補助制御手段(270)への組み込みを容易に行うことができる。
また、本発明の異常検知手段(279)としては、特別遊技中のゲーム回数が規定回数以下であるか否かを判断する異常検知手段(279)とすることもある。
【0021】
このように、特別遊技中のゲーム回数を確認すれば、遊技者がゲームに集中している際に異常が発生することをすばやく検知することができる。
また、本発明の異常検知手段(279)としては、前提動作の後に所定の動作が発生したか否かを確認する異常検知手段(279)とすることが好ましい。
このように、前提動作との組合せを確認すれば、より正確な種々の判定を行うことができる。
【0022】
また、主制御手段(200)は、動作状況信号を一定時間以内の間隔で補助制御手段(270)へ送信する動作状況信号送信手段(250)を備えることができる。
また、本発明の異常検知手段(279)は、動作状況信号の間隔が一定時間以内であるか否かを判断することにより、主制御手段(200)の異常を検知するようにすることができる。
【0023】
ここで、「動作状況信号」とは、スロットマシン(100)の動作状況を示す信号をいう。
この動作状況信号としては、例えば、ゲームが終了したことを示す信号である「ゲーム終了信号」や、クレジットメダルボタン(125)などが操作されたことを示す信号である「操作確認信号」や、スロットマシン(100)が待機中であることを示す信号である「待機中信号」などがある。
【0024】
また、「動作状況信号送信手段(250)」とは、動作状況信号を一定時間以内の間隔で補助制御手段(270)へ送信するためのものである。
この動作状況信号送信手段(250)は、主制御手段(200)に備えられる。
また、この動作状況信号送信手段(250)は、例えば、ゲームが終了すると、補助制御手段(270)へ「ゲーム終了信号」を送信し、クレジットメダルボタン(125)などが操作されると、補助制御手段(270)へ「操作確認信号」を送信する。また、この動作状況信号送信手段(250)は、例えば、スロットマシン(100)が待機中のときには、60秒毎に、補助制御手段(270)へ「待機中信号」を送信する。またここで、スロットマシン(100)での1回のゲームは、一般的には5秒程度で終了し、長くても30秒程度で終了する。したがって、この動作状況信号送信手段(250)を備えたスロットマシン(100)では、60秒以内の間隔で、主制御手段(200)から補助制御手段(270)へ、動作状況信号が送信されることとなる。
【0025】
また、本発明の異常検知手段(279)は、動作状況信号の間隔が一定時間以内であるか否かを判断することにより、主制御手段(200)の異常を検知する。
例えば、本発明の異常検知手段(279)は、動作状況信号の間隔が70秒以内であるか否かを判断する。そして、動作状況信号の間隔が70秒を超えると、主制御手段(200)に異常があると判断する。すなわち、前の動作状況信号を受信してから70秒経過しても次の動作状況信号を受信しないと、主制御手段(200)に異常があると判断する。
【0026】
このように、主制御手段(200)から補助制御手段(270)へ、一定時間以内の間隔で「動作状況信号」を送信する。また、異常検知手段(279)は、「動作状況信号」の間隔が一定時間以内であるか否かを判断することにより、主制御手段(200)の異常を検知するようにする。そうすると、主制御手段(200)の異常をより確実に検知できるのである。
【0027】
また、補助制御手段(270)は、主制御手段(200)から送信された信号に基づいてスロットマシン(100)の動作状況を想定するための動作状況想定手段(280)を備えることができる。
また、本発明の異常検知手段(279)は、動作状況想定手段(280)が想定したスロットマシン(100)の動作状況と、主制御手段(200)から送信された信号との整合性を判断することにより、主制御手段(200)の異常を検知するようにすることができる。
【0028】
ここで、「主制御手段(200)から送信される信号」としては、例えば、リールの回転開始を示す信号である「リール回転開始信号」や、すべてのリールの回転が停止したことを示す信号である「全リール停止信号」や、ホッパーを作動させるための信号である「ホッパー作動信号」や、ビッグボーナスに入賞したことを示す信号である「ビッグボーナス入賞信号」や、ビッグボーナス入賞などの入賞確率が高い状態(確変状態)であることを示す信号である「確変状態信号」や、確変状態ではない通常の状態(通常状態)であることを示す信号である「通常状態信号」などがある。
【0029】
また、「動作状況想定手段(280)」とは、主制御手段(200)から送信された信号に基づいてスロットマシン(100)の動作状況を想定するためのものである。
この動作状況想定手段(280)は、補助制御手段(270)に備えられる。
また、この動作状況想定手段(280)は、例えば、「リール回転開始信号」が送信されると、「全リール停止信号」が送信されるまでは、リールが回転中であると想定する。また、例えば、ビッグボーナス入賞を契機に通常状態と確変状態とを交互に繰り返すスロットマシン(100)においては、この動作状況想定手段(280)は、最初に「ビッグボーナス入賞信号」が送信されると、次に「ビッグボーナス入賞信号」が送信されるまでは、確変状態であると想定する。
【0030】
また、本発明の異常検知手段(279)は、動作状況想定手段(280)が想定したスロットマシン(100)の動作状況と、主制御手段(200)から送信された信号との整合性を判断することにより、主制御手段(200)の異常を検知する。
例えば、「リール回転開始信号」が送信されてから「全リール停止信号」が送信されるまでの間は、動作状況想定手段(280)は、リールが回転中であると想定する。ところが、この間に「ホッパー作動信号」が送信されると、主制御手段(200)から送信された「ホッパー作動信号」と、動作状況想定手段(280)が想定したリールが回転中であるとの動作状況との整合性がとれなくなる。そうすると、本発明の異常検知手段(279)は、主制御手段(200)に異常があると判断する。
【0031】
また、例えば、最初に「ビッグボーナス入賞信号」が送信されてから次の「ビッグボーナス入賞信号」が送信されるまでの間は、動作状況想定手段(280)は、確変状態であると想定する。この間に「確変状態信号」が送信されれば、主制御手段(200)から送信された「確変状態信号」と、動作状況想定手段(280)が想定した確変状態であるとの動作状況との整合性がとれる。ところが、この間に「通常状態信号」が送信されると、主制御手段(200)から送信された「通常状態信号」と、動作状況想定手段(280)が想定した確変状態であるとの動作状況との整合性がとれなくなる。そうすると、本発明の異常検知手段(279)は、主制御手段(200)に異常があると判断する。
【0032】
このように、主制御手段(200)から送信された信号に基づいてスロットマシン(100)の動作状況を想定する動作状況想定手段(280)を備える。また、異常検知手段(279)は、動作状況想定手段(280)が想定したスロットマシン(100)の動作状況と、主制御手段(200)から送信された信号との整合性を判断することにより、主制御手段(200)の異常を検知するようにする。そうすると、主制御手段(200)の異常をより確実に検知できるのである。
【0033】
また、本発明の異常検知手段(279)は、異常を検知したときに、発音装置(187)や演出表示ランプ(189)により報知を行うようにすることができる。
このように、異常を検知したときに報知を行えば、遊技店の店員等が不正や故障などの異常を早期に発見して保守を行うことができる。
【0034】
また、本発明の異常検知手段(279)は、異常を検知したときに、ゲームの制御動作を停止させるようにすることができる。
ここで、「ゲームの制御動作」としては、例えば、主制御手段(200)による「一般遊技の制御動作」や「特別遊技の制御動作」や「特殊遊技の制御動作」があり、また、補助制御手段(270)による「補助遊技の制御動作」がある。
【0035】
また、「特別遊技」としては、例えば、一般遊技中よりも入賞確率が高い遊技である「レギュラーボーナスゲーム(RBゲーム)」や、RBゲームの導入確率が高い遊技である「ビッグボーナスゲーム(BBゲーム)」などがある。
また、「特殊遊技」としては、例えば、ストップボタン(131〜133)の操作から対応するリールの回転停止までの時間が所定時間以内であり且つ可能な限り短い遊技である「チャンスタイムゲーム(CTゲーム)」などがある。
また、「補助遊技」としては、例えば、抽選手段(211)の抽選結果が遊技者に報知される遊技である「アシストタイムゲーム(ATゲーム)」や、ストップボタン(131〜133)の操作の順序が指示される遊技であって、指示された順序に従ってストップボタン(131〜133)を操作すると入賞となる遊技である「押し順ナビゲーム」などがある。
【0036】
そして、本発明の異常検知手段(279)は、異常を検知したときに、例えば、「補助遊技の制御動作」のみを停止させることができるし、また、「一般遊技の制御動作」、「特別遊技の制御動作」、「特殊遊技の制御動作」及び「補助遊技の制御動作」のすべてを停止させることもできる。
また、「一般遊技の制御動作」や「特別遊技の制御動作」や「特殊遊技の制御動作」の停止は、例えば、主制御手段(200)と補助制御手段(270)との間で双方向の通信を可能にして、異常検知手段(279)が異常を検知したときには、補助制御手段(270)から主制御手段(200)へ所定のエラー信号を送信することによって行うことができる。
【0037】
また、本発明の異常検知手段(279)は、異常を検知したときに、例えば、遊技者にとって有利なゲームの制御動作のみを停止させることもできる。そうすると、遊技者を比較的不利な状況下に置くことができる。
また、「制御動作の停止」は、例えば、異常検知手段(279)が異常を検知した後、数ゲームの間だけ行うことができるし、また、所定のリセット操作が行われるまで行うこともできるし、また、スロットマシン(100)の電源がOFFにされるまで行うこともできる。また、制御動作の停止は、例えば、異常検知手段(279)が異常を検知するとすぐに行うこともできる。このとき、ゲームを実行中であれば、そのゲームの制御動作を強制的に停止させることもできる。
【0038】
また、「制御動作の停止の態様」としては、例えば、停止の対象がATゲームであれば、ATゲームに関わるすべての制御動作を停止させることができるし、また、ATゲームを開始するか否かの抽選のみを停止させることもできるし、また、ATゲームを何回実行するかの抽選のみを停止させることもできる。
このように、異常を検知したときに、ゲームの制御動作を停止させれば、異常がある状態で遊技者がゲームを続行するのを防止できるのである。
【0039】
また、本発明の異常検知手段(279)は、異常を検知したときに、演出を停止させるようにすることができる。
ここで、「演出」としては、例えば、「発音装置(187)を用いた演出」や「演出表示ランプ(189)を用いた演出」や「補助遊技表示装置(197)を用いた演出」などがある。
そして、本発明の異常検知手段(279)は、異常を検知したときに、例えば、「補助遊技表示装置(197)を用いた演出」のみを停止させることができるし、また、「発音装置(187)を用いた演出」、「演出表示ランプ(189)を用いた演出」及び「補助遊技表示装置(197)を用いた演出」のすべてを停止させることもできる。
【0040】
また、「演出の停止」は、例えば、異常検知手段(279)が異常を検知した後、数ゲームの間だけ行うことができるし、また、所定のリセット操作が行われるまで行うこともできるし、また、スロットマシン(100)の電源がOFFにされるまで行うこともできる。また、演出の停止は、例えば、異常検知手段(279)が異常を検知するとすぐに行うこともできる。このとき、演出を実行中であれば、その演出を強制的に停止させることもできる。
このように、異常を検知したときに、演出を停止させれば、異常があった旨が目立つので、遊技店の店員等が不正や故障などの異常を早期に発見して保守を行うことができ、また、異常がある状態で遊技者がゲームを続行するのを防止できるのである。
【0041】
また、本発明の異常検知手段(279)は、異常を検知したときに、ゲーム制御値を適正範囲内の所定の数値に変更するようにすることができる。
ここで、「ゲーム制御値」とは、ゲームの制御に係る数値をいう。
このゲーム制御値としては、例えば、「出球率の設定値」や、「メダルの投入枚数」や、「メダルのクレジット枚数」や、ビッグボーナス当選(BB当選)の持ち越し数を示す「BBストック数」や、有効な入賞ラインの数を示す「有効ライン数」や、遊技状態を示す「遊技状態値」や、BBゲーム中のRBゲームの回数を示す「BB中RB回数」や、BBゲーム中の一般遊技の回数を示す「BB中一般遊技回数」や、ATゲームを全部で何回実行できるかを示す「AT連荘回数」や、ATゲームをあと何回実行できるかを示す「AT残り回数」などがある。
【0042】
これらのゲーム制御値は、主制御手段(200)や補助制御手段(270)を構成するマイクロコンピュータのRAMに記憶される。
また、これらのゲーム制御値は、所定の操作やゲームの進行に応じて適正範囲内で書き換えられる。設定値は、所定の設定変更操作により、例えば「1〜6」の範囲内で書き換えられる。また、メダルのクレジット枚数値は、クレジットメダルの投入と払い出しとに応じて、例えば「0〜50」の範囲内で書き換えられる。また、AT連荘回数は、ATゲームを何回実行するかの抽選の結果に応じて、例えば「10〜30」の範囲内で書き換えられる。また、AT残り回数は、ATゲームが1回実行される毎にAT連荘回数から1ずつ減算される。
そして、スロットマシン(100)におけるゲームの制御は、これらのゲーム制御値に基づいて行われる。
【0043】
そして、本発明の異常検知手段(279)は、異常を検知したときに、例えば、ATゲームに関わるゲーム制御値のみを適正範囲内の所定の数値に変更することができるし、また、すべてのゲーム制御値を適正範囲内の所定の数値に変更することもできる。
また、「適正範囲内の所定の数値」としては、例えば、適正範囲内の最小値としてもよく、また、適正範囲内の中間値としてもよく、また、適正範囲内で遊技者にとって最も不利な数値としてもよい。
【0044】
また、例えば、各ゲーム制御値毎にあらかじめ所定の初期値を定めて、これをROMに記憶しておき、異常検知手段(279)が異常を検知したときには、各ゲーム制御値をROMに記憶されている初期値に変更することもできる。すなわち、ゲーム制御値の「初期化」を行うこともできる。
このように、異常を検知したときに、ゲーム制御値を適正範囲内の所定の数値に変更すれば、異常なゲーム制御値に基づいてゲームが続行されるのを防止できるのである。
【0045】
また、本発明の異常検知手段(279)は、主制御手段(200)の動作確認により異常を検知したときに、主制御手段(200)への電力供給を遮断するようにすることができる。
このように、異常を検知したときに、主制御手段(200)への電力供給を遮断すれば、主制御手段(200)と補助制御手段(270)との間を双方向の通信にしなくても、主制御手段(200)を停止させることができ、ひいては、異常がある状態で遊技者がゲームを続行するのを防止できるのである。
【0046】
また、主制御手段(200)は、補助制御手段(270)の電圧、電流、又は電圧及び電流が規定範囲内か否かの監視を行うための電力監視手段(255)と、補助制御手段(270)の電圧、電流、又は電圧及び電流が規定範囲外であると電力監視手段(255)が判断したときに所定のエラー対応を行うためのエラー対応手段(260)とを備えることができる。
また、本発明の異常検知手段(279)は、主制御手段(200)の動作確認により異常を検知したときに、補助制御手段(270)の電圧、電流、又は電圧及び電流を規定範囲外に変化させるようにすることができる。
【0047】
ここで、「電力監視手段(255)」とは、補助制御手段(270)の電圧、電流、又は電圧及び電流が規定範囲内か否かの監視を行うためのものである。
この電力監視手段(255)は、主制御手段(200)に備えられる。
また、この電力監視手段(255)は、例えば、補助制御手段(270)の電圧のみを監視するようにしてもよく、また、補助制御手段(270)の電流のみを監視するようにしてもよく、また、補助制御手段(270)の電圧と電流との双方を監視するようにしてもよい。
【0048】
また、「エラー対応手段(260)」とは、補助制御手段(270)の電圧、電流、又は電圧及び電流が規定範囲外であると電力監視手段(255)が判断したときに、所定のエラー対応を行うためのものである。
このエラー対応手段(260)は、主制御手段(200)に備えられる。
また、このエラー対応手段(260)は、所定のエラー対応として、例えば、主制御手段(200)を構成するマイクロコンピュータのCPUを停止させることができるし、また、発音装置(187)や演出表示ランプ(189)により報知を行うこともできる。
【0049】
このように、主制御手段(200)において、補助制御手段(270)の電圧や電流を監視し、補助制御手段(270)の電圧や電流が規定範囲外になると、所定のエラー対応を行うようにする。また、異常検知手段(279)は、主制御手段(200)の異常を検知すると、補助制御手段(270)の電圧や電流を規定範囲外に変化させるようにする。そうすると、異常検知手段(279)が主制御手段(200)の異常を検知すれば、主制御手段(200)において、所定のエラー対応が行われることとなる。これにより、主制御手段(200)と補助制御手段(270)との間の通信を双方向にしなくても、主制御手段(200)を停止等させることができ、ひいては、異常がある状態で遊技者がゲームを続行するのを防止できるのである。
【0050】
また、補助制御手段(270)は、前nゲームのゲーム関連情報を記憶するための情報記憶手段(285)と、情報記憶手段(285)に記憶されているゲーム関連情報を表示するための情報表示手段(290)とを備えることができる。
また、本発明の異常検知手段(279)は、主制御手段(200)の動作確認により異常を検知したときに、異常が検知される前nゲームのゲーム関連情報の記憶を情報記憶手段(285)に保持させるようにすることができる。
【0051】
ここで、「ゲーム関連情報」とは、ゲームに関連する情報をいう。
このゲーム関連情報としては、例えば、「出球率の設定値」や「メダルの投入枚数」や「メダルのクレジット枚数」や「BBストック数」や「有効ライン数」や「遊技状態値」や「BB中RB回数」や「BB中一般遊技回数」や「AT連荘回数」や「AT残り回数」などがある。
【0052】
また、「情報記憶手段(285)」とは、前nゲームのゲーム関連情報を記憶するためのものである。
この情報記憶手段(285)は、補助制御手段(270)に備えられる。
また、この情報記憶手段(285)は、例えば、前10ゲームのゲーム関連情報を記憶するようにしてもよく、また、前30ゲームのゲーム関連情報を記憶するようにしてもよい。
【0053】
また、「情報表示手段(290)」とは、情報記憶手段(285)に記憶されているゲーム関連情報を表示するためのものである。
この情報表示手段(290)は、補助制御手段(270)に備えられる。
また、この情報表示手段(290)は、情報記憶手段(285)に記憶されているゲーム関連情報を、例えば、補助遊技表示装置(197)を構成する液晶ディスプレイに表示することができる。
【0054】
このように、補助制御手段(270)において、前nゲームのゲーム関連情報を記憶可能にし、かつ、記憶したゲーム関連情報を補助遊技表示装置(197)等に表示可能にする。また、異常検知手段(279)は、主制御手段(200)の異常を検知すると、異常検知前nゲームのゲーム関連情報の記憶を保持させるようにする。そうすると、異常検知に伴い、例えば、ゲーム制御値が変更されたり、あるいは主制御手段(200)への電力供給が遮断されても、異常検知前のスロットマシン(100)の状態を知ることができる。また、異常検知前のスロットマシン(100)の状態を知ることができれば、スロットマシン(100)を異常検知前の状態に復帰させることも可能となる。これにより、遊技者に迷惑をかけないようにすることができ、また、遊技店の店員と遊技者との間のトラブルを回避できるのである。
【0055】
【発明の実施の形態】
(第1の実施の形態)
本発明に係るスロットマシンの第1の実施の形態は、図1に示すように、補助制御手段270としてのマイクロコンピュータに、異常検知手段279としての機能を有するスロットマシン100とするものである。
尚、補助制御手段270に異常検知手段279を有する他は、主制御手段200及び主制御手段200に信号を入力する各種スイッチやセンサー、更に主制御手段200に制御される各種モーターやランプ、そして補助制御手段270などの構成は、前述の従来のスロットマシン100と同様としている。
【0056】
この異常検知手段279は、補助制御手段270が発音装置187や演出表示ランプ189、補助遊技制御手段195をスロットマシン100のゲーム状態に合わせて制御するために主制御手段200から入力される種々の信号の種類や組合せを確認又は判断することにより、スロットマシン100の動作状態が正常であるか否かを判断するものである。
【0057】
この異常検知手段279の動作としては、図2に示すように、補助制御手段270に主制御手段200から信号が入力されたか否かの判断(S100)を行い、信号の入力があったときはこの信号の種類を判断する信号解析処理(S110)を行うものである。
この信号解析処理(S110)により判断する信号の種類としては、例えば、リール回転開始信号(A)や全リール停止信号(E)の他、第1リール停止信号(B)、第2リール停止信号(C)、第3リール停止信号(D)、ホッパー作動信号(F)、更には、抽選結果信号(X)としてビッグボーナス当選信号(XB)やレギュラーボーナス当選信号(XR)又はチェリーやリプレイなどの小役当選信号(XC)、又、入賞判定信号(Y)としてのビッグボーナス入賞信号(YB)やレギュラーボーナス入賞信号(YR)又は小役入賞信号(YC)などがある。
【0058】
そして、この異常検知手段279は、信号解析処理(S110)の後、この入力された信号がリール回転開始信号(A)であるか否かの判断(S113)を行い、リール回転開始信号(A)であれば回転開始フラグのセット(S121)を行う。
又、この入力された信号がリール回転開始信号(A)でなければ、この入力された信号がホッパー作動信号(F)であるか否かの判断(S130)を行い、ホッパー作動信号(F)でもなければ入力された信号の入力条件を確認する信号組合せ判断処理(S140)を行うものである。
【0059】
そして、補助制御手段270に入力された信号がリール回転開始信号(A)であるときは、回転開始フラグのセット(S121)を行った後、タイマーによって前回のリール回転開始信号(A)が入力されてからの経過時間を計測(S123)し、経過時間が4.2秒などの規定時間とされた時間間隔以上である正常間隔か否かの判断(S125)を行い、間隔が正常でなければエラー処理(S170)とする。
【0060】
又、時間間隔が正常であればタイマーのリセット(S127)を行って次にリール回転開始信号(A)が入力されるまでの時間間隔の計測を開始して異常検知手段279での処理を終了し、補助制御手段270に入力されたこのリール回転開始信号(A)に基づいて、適宜、音響制御手段271や照明制御手段273、更には補助演出制御手段275の機能を作動させてゲームの進行状態に合わせた発音や演出を行うものである。
【0061】
更に、この異常検知手段279は、補助制御手段270に入力された信号がリール回転開始信号(A)以外の信号であるときは、前述のように、ホッパー作動信号(F)であるか否かの判断(S130)を行い、ホッパー作動信号(F)であれば、更に払出しボタン127の操作に基づくホッパー作動か否かの判断(S133)を行い、払出しボタン127の操作に基づくホッパー作動であれば異常検知手段279における処理を終了し、適宜、音響制御手段271や照明制御手段273、更には補助演出制御手段275を機能させて発音や演出を行い、払出しボタン127の操作に基づくホッパー作動でないときは、信号組合せ判断処理(S140)を行うものである。
【0062】
この信号組合せ判断処理(S140)は、信号解析処理(S110)で種別判断が行われた第1リール停止信号(B)、第2リール停止信号(C)、第3リール停止信号(D)、全リール停止信号(E)、ホッパー作動信号(F)や、抽選結果信号(X)などが入力されたとき、図3に示すように、先ず同一信号のフラグがオン状態か否かの判断(S141)によって同一信号が既に入力されていたか否かの判断を行う。そして、同一信号のフラグがオン状態であれば異常フラグのセット(S149)を行い、同一信号のフラグがオン状態でなければその信号のフラグをオン状態とするフラグセット(S143)を行う。
【0063】
このようにして、異常検知手段279は、1ゲーム中に1回だけ発生すべき信号が重複しているか否かを確認する。
更に、このフラグセット(S143)の後、最終判断フラグがオン状態か否かの判断(S145)を行い、最終判断フラグがオン状態でなければ異常検知手段279の処理を終了し、補助制御手段270に入力された信号に基づいて、適宜、音響制御手段271や照明制御手段273、更には補助演出制御手段275を機能させてゲーム状態に合わせた発音や演出を行うものである。
【0064】
又、補助制御手段270に入力された信号に基づいて、その信号のフラグをオン状態とするフラグセット(S143)を行うことにより、最終判断フラグがオン状態となったとき、即ち、入力された信号が確認実行の対象となる信号であるときは、関連フラグがオン状態か否かの判断(S147)を行い、関連フラグがオン状態でなければ異常フラグのセット(S149)を行うものである。
【0065】
この関連フラグがオン状態か否かの判断(S147)としては、第1リール停止信号(B)、第2リール停止信号(C)、第3リール停止信号(D)や全リール停止信号(E)、又は、抽選結果信号(X)などの信号を確認実行の信号とし、これらの信号入力時にリール回転開始信号(A)のフラグがオン状態であるか否かの判断を行うものである。
【0066】
又、全リール停止信号(E)が入力されたときにリール回転開始信号(A)のほかに第1リール停止信号(B)、第2リール停止信号(C)、第3リール停止信号(D)のフラグがオン状態であるか否かの判断を行う場合や、入賞判定信号(Y)が入力されたときに全リール停止信号(E)のフラグがオン状態であるか否かの判断などを行うこともある。
【0067】
更に、この信号組合せ判断処理(S140)では、図4の(1)に示すように、リール回転開始信号(A)の入力後に第1リール停止信号(B)や第2リール停止信号(C)又は第3リール停止信号(D)が入力されてから全リール停止信号(E)が入力されていることを確認するように、関連フラグがオン状態か否かの判断(S147)で判断すべき関連フラグの数と種類を適宜に定めることにより、リール回転開始信号(A)と全リール停止信号(E)との間に、その順番は兎も角、第1リール停止信号(B)や第2リール停止信号(C)又は第3リール停止信号(D)が1回だけ入力されたか否かの判断を行うことがある。
【0068】
そして、リール回転開始信号(A)とリール回転開始信号(A)、又は、全リール停止信号(E)と全リール停止信号(E)の間に払出しボタン127の操作によらないホッパー装置の作動であるホッパー作動信号(F)が1回だけであるか否かの判断を行うこともある。
又、図4の(1)には示していないがリール回転開始信号(A)が入力された後、第1リール停止信号(B)又は第2リール停止信号(C)や第3リール停止信号(D)が入力される前に抽選結果信号(X)が入力されたか否かを判断確認することもある。
【0069】
そして、図4の(2)に示すように、リール回転開始信号(A)が入力された後に抽選結果信号(X)が入力され、その後に全リール停止信号(E)が入力されてから入賞判定信号(Y)が入力されているか否かの判断、又は、更にホッパー作動信号(F)が入力されたときは入賞判定信号(Y)の入力があるか否かの判断により、正常な信号入力順であることを確認することもある。
【0070】
又、信号組合せ判断処理(S140)においては、入賞判定信号(Y)の内のビッグボーナス入賞信号(YB)やレギュラーボーナス入賞信号(YR)又は小役入賞信号(YC)が入力されたとき、ビッグボーナス当選信号(XB)、レギュラーボーナス当選信号(XR)、チェリーやリプレイなどの小役当選信号(XC)の対応する信号が入力されているか否かの判断とする場合がある。
【0071】
このようにして、異常検知手段279としては、主制御手段200における所定の動作の前提となる動作が既に行われたかを確認するようにすることもある。
更に、ビッグボーナス中のレギュラーボーナスの回数又はゲーム回数やレギュラーボーナス中のゲーム回数が規定回数以下であるか否かの判断、などにより正常か否かの判断を行う場合もある。
【0072】
このような回数計測は、ビッグボーナスゲーム又はレギュラーボーナスゲームの開始信号となるビッグボーナス入賞信号(YB)又はレギュラーボーナス入賞信号(YR)によってカウントを開始するカウンタであって、ビッグボーナスゲーム又はレギュラーボーナスゲームの終了信号によってカウント値がクリアされるカウンタを異常検知手段279に組み込むことにより、容易にゲーム回数をカウントし、正しいゲーム回数か否かを判断することができる。
【0073】
又、ゲーム中に1回だけしか発生しない信号の確認は、リール回転開始信号(A)でフラグをリセットしつつ信号入力時に同一信号のフラグがオン状態であるか否かの判断を行い、オン状態であればエラー処理(S170)を行い、オン状態でなければフラグをセットすることにより行うこともある。
更に、今日、ハイパーゲームやアシストタイム又はチャレンジタイムなどと称される特殊ゲームの抽選がビッグボーナスの終了時などに行われるスロットマシン100も有り、これらのスロットマシン100においては、この特殊ゲームの抽選が行われる時期や条件などの前提又は回数を判断対象とすることも有る。
【0074】
そして、このような信号組合せ判断処理(S140)の後、異常フラグがオン状態か否かによって組合せが正常か否かの判断(S150)を行い、正常でないときはエラー処理(S170)を行い、正常であれば関係フラグをリセット(S160)して異常検知手段279での処理を終了し、補助制御手段270に入力された信号に基づいて、適宜、音響制御手段271や照明制御手段273、更には補助演出制御手段275を機能させてゲーム状態に合わせた発音や演出を行うものである。
【0075】
又、このエラー処理(S170)の内容としては、異常を検知して異常フラグをオン状態としたときに補助制御手段270に入力された信号を無効とし、発音装置187から異常を報知する音を発音させる場合や、演出表示ランプ189を用いて異常を報知する表示を行う場合、更には、店舗の中央コンピュータに異常を報知する信号を出力する場合などがある。更に、異常を検知したときは、主制御手段200による制御動作を停止させ、当該スロットマシン100におけるゲームを中断させることもある。
【0076】
尚、上記実施の形態は、主制御手段200から補助制御手段270に入力される信号に基づいてゲーム進行の異常を検知するものであるも、補助制御手段270から補助遊技制御手段195に演出制御信号を出力するに際し、補助遊技制御手段195とするマイクロコンピュータにも異常検知手段279を組み込み、演出の異常などを早期に検知発見できるようにすることも有る。
【0077】
そして、これらの確認や判断は、メモリ容量や機能があまり制限されない補助制御手段270などにおいては、種々の多数の判断項目について異常検知手段279で確認させることにより、一層確実且つ迅速に異常の発生を検知して報知を行うことができる。
【0078】
(第2の実施の形態)
図5は、第2の実施の形態における制御回路の主要部を示すブロック図、図6は、第2の実施の形態における動作状況信号送信手段250の主要動作を示すフローチャート図、図7は、第2の実施の形態における異常検知手段279の主要動作を示すフローチャート図である。
【0079】
第2の実施の形態は、「動作状況信号の間隔が一定時間以内であるか否か」を判断することにより、主制御手段200の異常を検知するようにしたものである。
図5に示すように、第2の実施の形態では、主制御手段200は、動作状況信号送信手段250を備えている。また、動作状況信号送信手段250以外の構成については、第1の実施の形態と同様である。
【0080】
ここで、「動作状況信号」とは、スロットマシン100の動作状況を示す信号をいう。この動作状況信号としては、例えば、ゲームが終了したことを示す信号である「ゲーム終了信号」や、クレジットメダルボタン125などが操作されたことを示す信号である「操作確認信号」や、スロットマシン100が待機中であることを示す信号である「待機中信号」などがある。
また、「動作状況信号送信手段250」は、動作状況信号を一定時間以内の間隔で補助制御手段270へ送信するためのものである。
【0081】
以下、図6に示すフローチャート図に基づいて、動作状況信号送信手段250の主要動作を説明する。
ゲームが終了すると(S200)、主制御手段200から補助制御手段270へ、動作状況信号としての「ゲーム終了信号」を送信する(S210)。
また、ゲームが終了して、スロットマシン100が待機中になると、まず、クレジットメダルボタン125などが操作されたか否かの判断を行う(S220)。
【0082】
また、ステップ220において、クレジットメダルボタン125などが操作されたと判断すると、主制御手段200から補助制御手段270へ、動作状況信号としての「操作確認信号」を送信する(S230)。
一方、ステップ220において、クレジットメダルボタン125などが操作されていないと判断すると、次に、ゲームの終了から60秒経過したか否かの判断を行う(S240)。
また、ステップ240において、ゲームの終了から60秒経過していないと判断すると、ステップ220に戻る。
一方、ステップ240において、ゲームの終了から60秒経過したと判断すると、主制御手段200から補助制御手段270へ、動作状況信号としての「待機中信号」を送信する(S250)。
すなわち、第2の実施の形態では、スロットマシン100が待機中のときには、60秒毎に、主制御手段200から補助制御手段270へ、動作状況信号としての「待機中信号」が送信される。
【0083】
またここで、第2の実施の形態では、1回のゲームは、長くても30秒程度で終了するようになっている。
したがって、第2の実施の形態では、60秒以内の間隔で、主制御手段200から補助制御手段270へ、何れかの「動作状況信号」が送信されることとなる。
また、第2の実施の形態では、異常検知手段279は、「動作状況信号」の間隔が一定時間以内であるか否かを判断することにより、主制御手段200の異常を検知するようにしている。
【0084】
以下、図7に示すフローチャート図に基づいて、異常検知手段279の主要動作を説明する。
まず、動作状況信号としての「ゲーム終了信号」を受信したか否かの判断を行う(S300)。
また、ステップ300において、動作状況信号としての「ゲーム終了信号」を受信していないと判断すると、異常検知処理を終了する。
一方、ステップ300において、動作状況信号としての「ゲーム終了信号」を受信したと判断すると、次に、動作状況信号としての「操作確認信号」を受信したか否かの判断を行う(S310)。
【0085】
また、ステップ310において、動作状況信号としての「操作確認信号」を受信したと判断すると、異常検知処理を終了する。
一方、ステップ310において、動作状況信号としての「操作確認信号」を受信していないと判断すると、次に、動作状況信号としての「待機中信号」を受信したか否かの判断を行う(S320)。
また、ステップ320において、動作状況信号としての「待機中信号」を受信したと判断すると、異常検知処理を終了する。
一方、ステップ320において、動作状況信号としての「待機中信号」を受信していないと判断すると、次に、動作状況信号としての「ゲーム終了信号」を受信してから70秒経過したか否かの判断を行う(S330)。
【0086】
また、ステップ330において、動作状況信号としての「ゲーム終了信号」を受信してから70秒経過していないと判断すると、ステップ310に戻る。
一方、ステップ330において、動作状況信号としての「ゲーム終了信号」を受信してから70秒経過したと判断すると、異常と判断する(S340)。
すなわち、第2の実施の形態では、異常検知手段279は、「動作状況信号」の間隔が70秒以内であるか否かを判断する。そして、「動作状況信号」の間隔が70秒を超えると、異常と判断する。つまり、前の「動作状況信号」を受信してから70秒経過しても次の「動作状況信号」を受信しないと、異常と判断する。
【0087】
このように、主制御手段200から補助制御手段270へ、一定時間以内の間隔で「動作状況信号」を送信する。また、異常検知手段279は、「動作状況信号」の間隔が一定時間以内であるか否かを判断するようにする。そうすると、主制御手段200の異常をより確実に検知できるのである。
【0088】
(第3の実施の形態)
図8は、第3の実施の形態における制御回路の主要部を示すブロック図である。
第3の実施の形態は、「想定した動作状況と送信された信号との整合性を判断」することにより、主制御手段200の異常を検知するようにしたものである。
【0089】
図8に示すように、第3の実施の形態では、補助制御手段270は、動作状況想定手段280を備えている。また、動作状況想定手段280以外の構成については、第1の実施の形態と同様である。
ここで、「主制御手段200から送信される信号」としては、例えば、リールの回転開始を示す信号である「リール回転開始信号」や、すべてのリールの回転が停止したことを示す信号である「全リール停止信号」や、ホッパーを作動させるための信号である「ホッパー作動信号」や、ビッグボーナスに入賞したことを示す信号である「ビッグボーナス入賞信号」や、ビッグボーナス入賞などの入賞確率が高い状態(確変状態)であることを示す信号である「確変状態信号」や、確変状態ではない通常の状態(通常状態)であることを示す信号である「通常状態信号」などがある。
【0090】
また、「動作状況想定手段280」は、主制御手段200から送信された信号に基づいてスロットマシン100の動作状況を想定するためのものである。
第3の実施の形態では、この動作状況想定手段280は、「リール回転開始信号」が送信されると、「全リール停止信号」が送信されるまでは、リールが回転中であると想定する。
また、第3の実施の形態では、ビッグボーナス入賞を契機に、通常状態と確変状態とを交互に繰り返されるようになっている。このため、この動作状況想定手段280は、最初に「ビッグボーナス入賞信号」が送信されると、次に「ビッグボーナス入賞信号」が送信されるまでは、確変状態であると想定する。
【0091】
また、第3の実施の形態では、異常検知手段279は、主制御手段200から送信された信号と、動作状況想定手段280が想定したスロットマシン100の動作状況との整合性を判断する。
以下、第3の実施の形態における、動作状況想定手段280及び異常検知手段279の主要動作を説明する。
動作状況想定手段280は、「リール回転開始信号」が送信されてから「全リール停止信号」が送信されるまでの間は、リールが回転中であると想定する。ところが、この間に「ホッパー作動信号」が送信されると、動作状況想定手段280が想定したリールが回転中であるとの動作状況と、主制御手段200から送信された「ホッパー作動信号」との整合性がとれなくなる。そうすると、異常検知手段279は、異常と判断する。
【0092】
また、動作状況想定手段280は、最初に「ビッグボーナス入賞信号」が送信されてから次の「ビッグボーナス入賞信号」が送信されるまでの間は、確変状態であると想定する。この間に「確変状態信号」が送信されれば、動作状況想定手段280が想定した確変状態であるとの動作状況と、主制御手段200から送信された「確変状態信号」との整合性がとれる。ところが、この間に「通常状態信号」が送信されると、動作状況想定手段280が想定した確変状態であるとの動作状況と、主制御手段200から送信された「通常状態信号」との整合性がとれなくなる。そうすると、異常検知手段279は、異常と判断する。
【0093】
このように、補助制御手段270には、スロットマシン100の動作状況を想定する動作状況想定手段280を備える。また、異常検知手段279は、動作状況想定手段280が想定したスロットマシン100の動作状況と、主制御手段200から送信された信号との整合性を判断するようにする。そうすると、主制御手段200の異常をより確実に検知できるのである。
【0094】
(第4の実施の形態)
図9は、第4の実施の形態における制御回路の主要部を示すブロック図である。
第4の実施の形態は、異常を検知したときに、「ゲームの制御動作を停止」させるようにしたものである。
図9に示すように、第4の実施の形態では、主制御手段200の主遊技制御手段230は、一般遊技制御手段231と、特別遊技制御手段233と、特殊遊技制御手段234と、入賞判定手段235とを備えている。また、これら以外の構成については、第1の実施の形態と同様である。
【0095】
ここで、「ゲームの制御動作」としては、例えば、主制御手段200による「一般遊技の制御動作」や「特別遊技の制御動作」や「特殊遊技の制御動作」があり、また、補助制御手段270による「補助遊技の制御動作」がある。
また、「一般遊技」とは、スロットマシン100における一般的な遊技をいう。
また、「一般遊技制御手段231」は、一般遊技を制御するためのものである。
【0096】
また、「特別遊技」とは、遊技者にとって一般遊技よりも有利な遊技をいう。
また、「特別遊技」としては、例えば、一般遊技中よりも入賞確率が高い遊技である「レギュラーボーナスゲーム(RBゲーム)」や、RBゲームの導入確率が高い遊技である「ビッグボーナスゲーム(BBゲーム)」などがある。
また、「特別遊技制御手段233」は、特別遊技を制御するためのものである。
【0097】
また、「特殊遊技」とは、遊技者にとって一般遊技よりも有利な遊技であり、かつ、特別遊技とは異なる特殊な遊技をいう。
また、「特殊遊技」としては、例えば、ストップボタン131〜133の操作から対応するリールの回転停止までの時間が所定時間以内であり、かつ、可能な限り短い遊技である「チャンスタイムゲーム(CTゲーム)」などがある。
また、「特殊遊技制御手段234」は、特殊遊技を制御するためのものである。
【0098】
また、「補助遊技」とは、遊技者にとって一般遊技よりも有利な遊技であり、かつ、特別遊技及び特殊遊技とは異なる補助的な遊技をいう。
また、「補助遊技」としては、例えば、抽選手段211の抽選結果が遊技者に報知される遊技である「アシストタイムゲーム(ATゲーム)」や、ストップボタン131〜133の操作の順序が指示される遊技であって、指示された順序に従ってストップボタン131〜133を操作すると入賞となる遊技である「押し順ナビゲーム」などがある。
また、「補助遊技制御手段195」は、補助遊技を制御するためのものである。
【0099】
そして、第4の実施の形態では、異常検知手段279は、異常を検知したときには、例えば、補助遊技制御手段195による「補助遊技の制御動作」のみを停止させることができるし、また、一般遊技制御手段231による「一般遊技の制御動作」、特別遊技制御手段233による「特別遊技の制御動作」、特殊遊技制御手段234による「特殊遊技の制御動作」、及び補助遊技制御手段195による「補助遊技の制御動作」のすべてを停止させることもできる。
また、「一般遊技の制御動作」や「特別遊技の制御動作」や「特殊遊技の制御動作」の停止は、例えば、以下に示すようにして行うことができる。
【0100】
主制御手段200と補助制御手段270との間で双方向の通信を可能にし、異常検知手段279が異常を検知したときには、補助制御手段270から主制御手段200へ、所定のエラー信号を送信するようにする。
一方、主制御手段200では、補助制御手段270から送信される信号をチェックし、エラー信号を確認すると、一般遊技制御手段231が一般遊技の制御動作を停止させ、また、特別遊技制御手段233が特別遊技の制御動作を停止させ、また、特殊遊技制御手段234が特殊遊技の制御動作を停止させるようにする。
【0101】
また、第4の実施の形態では、異常検知手段279は、異常を検知したときには、例えば、遊技者にとって有利なゲームの制御動作のみを停止させることもできる。そうすると、遊技者を比較的不利な状況下に置くことができる。
また、「制御動作の停止」は、例えば、異常検知手段279が異常を検知した後、数ゲームの間だけ行うことができるし、また、所定のリセット操作が行われるまで行うこともできるし、また、スロットマシン100の電源がOFFにされるまで行うこともできる。また、制御動作の停止は、例えば、異常検知手段279が異常を検知するとすぐに行うこともできる。このとき、ゲームを実行中であれば、そのゲームの制御動作を強制的に停止させることもできる。
【0102】
また、「制御動作の停止の態様」としては、例えば、停止の対象がATゲームであれば、ATゲームに関わるすべての制御動作を停止させることができるし、また、ATゲームを開始するか否かの抽選のみを停止させることもできるし、また、ATゲームを何回実行するかの抽選のみを停止させることもできる。
このように、異常を検知したときに、ゲームの制御動作を停止させれば、異常がある状態で遊技者がゲームを続行するのを防止できるのである。
【0103】
(第5の実施の形態)
第5の実施の形態は、異常を検知したときに、「演出を停止」させるようにしたものである。
ここで、「演出」としては、例えば、「発音装置187を用いた演出」や「演出表示ランプ189を用いた演出」や「補助遊技表示装置197を用いた演出」などがある。
そして、第5の実施の形態では、異常検知手段279は、異常を検知したときに、例えば、「補助遊技表示装置197を用いた演出」のみを停止させることができるし、また、「発音装置187を用いた演出」、「演出表示ランプ189を用いた演出」及び「補助遊技表示装置197を用いた演出」のすべてを停止させることもできる。
【0104】
また、「演出の停止」は、例えば、異常検知手段279が異常を検知した後、数ゲームの間だけ行うことができるし、また、所定のリセット操作が行われるまで行うこともできるし、また、スロットマシン100の電源がOFFにされるまで行うこともできる。また、演出の停止は、例えば、異常検知手段279が異常を検知するとすぐに行うこともできる。このとき、演出を実行中であれば、その演出を強制的に停止させることもできる。
このように、異常を検知したときに、演出を停止させれば、異常があった旨が目立つので、遊技店の店員等が不正や故障などの異常を早期に発見して保守を行うことができ、また、異常がある状態で遊技者がゲームを続行するのを防止できるのである。
【0105】
また、異常を検知したときに、演出を停止させれば、主制御手段200によるゲームの制御はそのままで、補助遊技の利益のみを失わせることもできる。
すなわち、演出を停止させても、主制御手段200によるゲームの制御は停止しないので、リールの回転を開始させたり停止させることはできるものの、演出を停止させると、補助遊技表示装置197の制御が停止するので、補助遊技表示装置197を介して提供される「ATゲーム」や「押し順ナビゲーム」などの補助遊技の利益を遊技者が享受できなくなるのである。
【0106】
(第6の実施の形態)
第6の実施の形態は、異常を検知したときに、「ゲーム制御値を適正範囲内の所定の数値に変更」するようにしたものである。
ここで、「ゲーム制御値」とは、ゲームの制御に係る数値をいう。
このゲーム制御値としては、例えば、「出球率の設定値」や、「メダルの投入枚数」や、「メダルのクレジット枚数」や、ビッグボーナス当選(BB当選)の持ち越し数を示す「BBストック数」や、有効な入賞ラインの数を示す「有効ライン数」や、遊技状態を示す「遊技状態値」や、BBゲーム中のRBゲームの回数を示す「BB中RB回数」や、BBゲーム中の一般遊技の回数を示す「BB中一般遊技回数」や、ATゲームを全部で何回実行できるかを示す「AT連荘回数」や、ATゲームをあと何回実行できるかを示す「AT残り回数」などがある。
【0107】
これらのゲーム制御値は、主制御手段200や補助制御手段270を構成するマイクロコンピュータのRAMに記憶される。
具体的には、「出球率の設定値」や「メダルの投入枚数」や「メダルのクレジット枚数」や「BBストック数」や「有効ライン数」や「遊技状態値」や「BB中RB回数」や「BB中一般遊技回数」などは、主制御手段200を構成するマイクロコンピュータのRAMに記憶される。
また、「AT連荘回数」や「AT残り回数」などは、補助制御手段270を構成するマイクロコンピュータのRAMに記憶される。
【0108】
また、これらのゲーム制御値は、所定の操作やゲームの進行に応じて適正範囲内で書き換えられる。設定値は、所定の設定変更操作により、例えば「1〜6」の範囲内で書き換えられる。また、メダルのクレジット枚数値は、クレジットメダルの投入と払い出しとに応じて、例えば「0〜50」の範囲内で書き換えられる。また、AT連荘回数は、ATゲームを何回実行するかの抽選の結果に応じて、例えば「10〜30」の範囲内で書き換えられる。また、AT残り回数は、ATゲームが1回実行される毎にAT連荘回数から1ずつ減算される。
そして、スロットマシン100におけるゲームの制御は、これらのゲーム制御値に基づいて行われる。
【0109】
そして、第6の実施の形態では、異常検知手段279は、異常を検知したときに、例えば、ATゲームに関わるゲーム制御値のみを適正範囲内の所定の数値に変更することができるし、また、すべてのゲーム制御値を適正範囲内の所定の数値に変更することもできる。
また、「適正範囲内の所定の数値」としては、例えば、適正範囲内の最小値としてもよく、また、適正範囲内の中間値としてもよく、また、適正範囲内で遊技者にとって最も不利な数値としてもよい。
【0110】
また、例えば、各ゲーム制御値毎にあらかじめ所定の「初期値」を定めておくとともに、これらを主制御手段200や補助制御手段270を構成するマイクロコンピュータのROMに記憶しておく。そして、異常検知手段279が異常を検知したときには、各ゲーム制御値を各ROMに記憶されている「初期値」に変更することもできる。すなわち、ゲーム制御値の「初期化」を行うこともできる。
このように、異常を検知したときに、ゲーム制御値を適正範囲内の所定の数値に変更すれば、異常なゲーム制御値に基づいてゲームが続行されるのを防止できるのである。
【0111】
(第7の実施の形態)
図10は、第7の実施の形態に係るスロットマシン100の概念図である。
第7の実施の形態は、異常を検知したときに、「主制御手段(200)への電力供給を遮断」するようにしたものである。
図10に示すように、第7の実施の形態に係るスロットマシン100は、電源ボックス300と、主制御手段200と、補助制御手段270とを備えている。
【0112】
また、電源ボックス300と主制御手段200とは、第1電力供給線310で接続されている。そして、この第1電力供給線310を通して、電源ボックス300から主制御手段200へ電力が供給されるようになっている。
また、電源ボックス300と補助制御手段270とは、第2電力供給線320で接続されている。そして、この第2電力供給線320を通して、電源ボックス300から補助制御手段270へ電力が供給されるようになっている。
また、第1電力供給線310の途中には、電源ボックス300から主制御手段200への電力供給のON−OFFを切り替えるためのスイッチング手段330が備えられている。
【0113】
また、スイッチング手段330は、電力供給のON−OFFの切り替えを、異常検知手段279によって制御されるようになっている。
そして、第7の実施の形態では、異常検知手段279は、異常を検知したときに、スイッチング手段330を駆動させて、主制御手段200への電力供給を遮断するようにしている。
このように、異常を検知したときに、主制御手段200への電力供給を遮断すれば、主制御手段200と補助制御手段270との間を双方向の通信にしなくても、主制御手段200を停止させることができ、ひいては、異常がある状態で遊技者がゲームを続行するのを防止できるのである。
【0114】
(第8の実施の形態)
図11は、第8の実施の形態における制御回路の主要部を示すブロック図である。
第8の実施の形態は、主制御手段200において、補助制御手段270の電圧や電流を監視し、補助制御手段270の電圧や電流が規定範囲外になると、所定のエラー対応を行うようにする一方、異常検知手段279については、主制御手段200の異常を検知すると、補助制御手段270の電圧や電流を規定範囲外に変化させるようにしたものである。
【0115】
図11に示すように、第8の実施の形態では、主制御手段200は、電力監視手段255と、エラー対応手段260とを備えている。また、これら以外の構成については、第1の実施の形態と同様である。
また、電力監視手段255は、補助制御手段270の電圧、電流、又は電圧及び電流が規定範囲内か否かの監視を行うためのものである。
この電力監視手段255は、例えば、補助制御手段270の電圧のみを監視するようにしてもよく、また、補助制御手段270の電流のみを監視するようにしてもよく、また、補助制御手段270の電圧と電流との双方を監視するようにしてもよい。
【0116】
また、この電力監視手段255は、例えば、補助制御手段270の電圧や電流を直接監視するようにしてもよく、また、補助制御手段270の電圧や電流を間接的に監視するようにしてもよい。
また、補助制御手段270の電圧や電流の間接的な監視は、例えば、以下に示すようにして行うことができる。
【0117】
主制御手段200と補助制御手段270とを並列に接続すると、補助制御手段270の電流の変化が、主制御手段200の電流に影響を及ぼす。そうすると、電力監視手段255が直接的には主制御手段200の電流を監視するものであっても、その電力監視手段255によって補助制御手段270の電流をも間接的に監視できることとなる。
また、主制御手段200と補助制御手段270とを直列に接続すると、補助制御手段270の電圧の変化が、主制御手段200の電圧に影響を及ぼす。そうすると、電力監視手段255が直接的には主制御手段200の電圧を監視するものであっても、その電力監視手段255によって補助制御手段270の電圧をも間接的に監視できることとなる。
【0118】
また、エラー対応手段260は、補助制御手段270の電圧、電流、又は電圧及び電流が規定範囲外であると電力監視手段255が判断したときに、所定のエラー対応を行うためのものである。
このエラー対応手段260は、エラー対応として、例えば、主制御手段200を構成するマイクロコンピュータのCPUを停止させることができるし、また、発音装置187や演出表示ランプ189により報知を行うこともできる。
また、このエラー対応手段260は、エラー対応として、例えば、主制御手段200により制御される動作(例えば「ゲームの制御」や「リールモータ181〜183の駆動」や「ホッパー装置155の駆動」など)を停止させることもできる。
【0119】
また、このエラー対応手段260は、エラー対応として、例えば、補助制御手段270によって制御されている照明を消灯させることもできるし、また、すべてのリールの回転が停止した後におけるゲーム操作を無効にすることもできるし、また、主制御手段200から補助制御手段270へ送信する信号を無効にすることもできるし、また、スロットマシン100とホールコンピュータとを接続するための集中端子板へエラー検出信号を送信することもできる。
また、このエラー対応手段260は、例えば、電力監視手段255が規定範囲外の電圧や電流を検知した後、数ゲームの間だけエラー対応を行うことができるし、また、所定のリセット操作が行われるまでエラー対応を行うこともできるし、また、スロットマシン100の電源がOFFにされるまでエラー対応を行うこともできる。
【0120】
また、第8の実施の形態では、異常検知手段279は、異常を検知したときに、補助制御手段270の電圧、電流、又は電圧及び電流を規定範囲外に変化させる。
具体的には、第8の実施の形態では、異常検知手段279は、異常を検知したときに、例えば、補助制御手段270によって制御される表示装置(例えば、発音装置187や、演出表示ランプ189や、補助遊技表示装置197など)を一斉に作動させることにより、補助制御手段270の電流を規定範囲外に変化させることができる。
【0121】
このように、主制御手段200において、補助制御手段270の電圧や電流を監視し、補助制御手段270の電圧や電流が規定範囲外になると、所定のエラー対応を行うようにする。また、異常検知手段279は、主制御手段200の異常を検知すると、補助制御手段270の電圧や電流を規定範囲外に変化させるようにする。そうすると、異常検知手段279が主制御手段200の異常を検知すれば、主制御手段200において、所定のエラー対応が行われることとなる。これにより、主制御手段200と補助制御手段270との間の通信を双方向にしなくても、主制御手段200を停止等させることができ、ひいては、異常がある状態で遊技者がゲームを続行するのを防止できるのである。
【0122】
(第9の実施の形態)
図12は、第9の実施の形態における制御回路の主要部を示すブロック図である。
第9の実施の形態は、「異常検知前nゲームのゲーム関連情報の記憶を保持」するようにしたものである。
図12に示すように、第9の実施の形態では、補助制御手段270は、情報記憶手段285と、情報表示手段290とを備えている。また、これら以外の構成については、第1の実施の形態と同様である。
【0123】
ここで、「ゲーム関連情報」とは、ゲームに関連する情報をいう。
このゲーム関連情報としては、例えば、「出球率の設定値」や「メダルの投入枚数」や「メダルのクレジット枚数」や「BBストック数」や「有効ライン数」や「遊技状態値」や「BB中RB回数」や「BB中一般遊技回数」や「AT連荘回数」や「AT残り回数」などがある。
【0124】
また、「情報記憶手段285」は、前nゲームのゲーム関連情報を記憶するためのものである。
この情報記憶手段285は、例えば、前10ゲームのゲーム関連情報を記憶するようにしてもよく、また、前30ゲームのゲーム関連情報を記憶するようにしてもよい。
また、この情報記憶手段285は、新たなゲームが実行されると、最も古いゲーム関連情報を消去して、最新のゲーム関連情報を記憶する。
すなわち、この情報記憶手段285は、新たなゲームが実行されると、ゲーム関連情報の上書き、書き換え、あるいは更新を行うのである。
【0125】
また、「情報表示手段290」は、情報記憶手段285に記憶されているゲーム関連情報を表示するためのものである。
この情報表示手段290は、情報記憶手段285に記憶されているゲーム関連情報を呼び出して、例えば、補助遊技表示装置197を構成する液晶ディスプレイに表示することができる。
【0126】
また、第9の実施の形態では、異常検知手段279は、異常を検知すると、異常が検知される前nゲームのゲーム関連情報の記憶を、情報記憶手段285に保持させる。
具体的には、第9の実施の形態では、異常検知手段279は、異常を検知すると、情報記憶手段285によるゲーム関連情報の上書き、書き換え、あるいは更新を停止させることにより、異常が検知される前nゲームのゲーム関連情報の記憶を情報記憶手段285に保持させる。
【0127】
このように、補助制御手段270において、前nゲームのゲーム関連情報を記憶可能にし、かつ、記憶したゲーム関連情報を補助遊技表示装置197等に表示可能にする。また、異常検知手段279は、主制御手段200の異常を検知すると、異常検知前nゲームのゲーム関連情報の記憶を保持させるようにする。そうすると、異常検知に伴い、ゲーム制御値が変更されたり、あるいは主制御手段200への電力供給が遮断されても、異常検知直前のスロットマシン100の状態を知ることができる。また、異常検知前のスロットマシン100の状態を知ることができれば、スロットマシン100を異常検知前の状態に復帰させることも可能となる。これにより、遊技者に迷惑をかけないようにすることができ、また、遊技店の店員と遊技者との間のトラブルを回避できるのである。
【0128】
(その他の実施の形態)
上記各実施の形態では、異常検知手段279が動作状況信号の間隔により異常を検知するスロットマシン100や、異常検知手段279が動作状況と信号との整合性により異常を検知するスロットマシン100や、異常検知時に異常検知手段279がゲームの制御動作を停止させるスロットマシン100や、異常検知時に異常検知手段279が演出を停止させるスロットマシン100や、異常検知時に異常検知手段279がゲーム制御値を適正範囲内の所定の数値に変更するスロットマシン100や、異常検知時に異常検知手段279が主制御手段200への電力供給を遮断するスロットマシン100や、補助制御手段270の電圧や電流の変化により異常を検知するスロットマシン100や、異常検知前nゲームのゲーム関連情報の記憶を保持するスロットマシン100などをそれぞれ別々に説明したが、これらを適宜組み合わせたスロットマシン100を提供することもできる。
【0129】
また、異常検知手段279は、異常を検知したときに、例えば、補助制御手段270によって制御されている照明を消灯させることもできるし、また、すべてのリールの回転が停止した後におけるゲーム操作を無効にすることもできるし、また、主制御手段200から補助制御手段270へ送信する信号を無効にすることもできるし、また、スロットマシン100とホールコンピュータとを接続するための集中端子板へエラー検出信号を送信することもできる。
【発明の効果】
本発明によれば、補助制御手段とするマイクロコンピュータに主制御手段の動作を確認する異常検知手段としての機能を有するスロットマシンである故、スロットマシンの動作異常を迅速且つ容易に検出することができる。
また、本発明によれば、スロットマシンの動作異常を迅速且つ容易に検出し、更に異常が発生したことを知らせることができる。
また、本発明によれば、スロットマシンの動作異常を迅速且つ容易に検出して、異常動作が繰り返されることを防止することができる。
また、本発明によれば、異常を検知したときに演出を停止させることにより、異常があった旨を目立たせることができるとともに、異常がある状態で遊技者がゲームを続行するのを防止することができる。
また、本発明によれば、異常を検知したときにゲーム制御値を適正範囲内の所定の数値に変更することにより、異常なゲーム制御値に基づいてゲームが続行されるのを防止することができる。
また、本発明によれば、異常を検知したときに主制御手段への電力供給を遮断することにより、異常がある状態で遊技者がゲームを続行するのを防止することができる。
また、本発明によれば、スロットマシンの動作異常を間接的に検出して、所定の対応を行うことができる。
また、本発明によれば、異常検知前のスロットマシンの状態を知ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態に係るスロットマシンにおける制御回路の主要部を示すブロック図。
【図2】 本発明の第1の実施の形態に係るスロットマシンにおける異常検知手段の全体的動作を示すフローチャート図。
【図3】 本発明の第1の実施の形態に係るスロットマシンにおける異常検知手段の主要動作を示すフローチャート図。
【図4】 本発明の第1の実施の形態に係るスロットマシンにおける各種信号の入力順番例を示すタイムチャート図。
【図5】 本発明の第2の実施の形態に係るスロットマシンにおける制御回路の主要部を示すブロック図。
【図6】 本発明の第2の実施の形態に係るスロットマシンにおける動作状況信号送信手段の主要動作を示すフローチャート図。
【図7】 本発明の第2の実施の形態に係るスロットマシンにおける異常検知手段の主要動作を示すスローチャート図。
【図8】 本発明の第3の実施の形態に係るスロットマシンにおける制御回路の主要部を示すブロック図。
【図9】 本発明の第4の実施の形態に係るスロットマシンにおける制御回路の主要部を示すブロック図。
【図10】 本発明の第7の実施の形態に係るスロットマシンの概念図である。
【図11】 本発明の第8の実施の形態に係るスロットマシンにおける制御回路の主要部を示すブロック図。
【図12】 本発明の第9の実施の形態に係るスロットマシンにおける制御回路の主要部を示すブロック図。
【図13】 スロットマシンの外観を示す正面図。
【図14】 スロットマシンの制御回路の一例を示すブロック図。
【符号の説明】
100 スロットマシン
110 操作板 113 正面板
115 リール窓 117 上パネル
121 メダル投入口 122 スタートレバー
125 クレジットメダルボタン 127 払出しボタン
131〜133 ストップボタン
147 メダル受け 151 有効ランプ
153 クレジット枚数表示器 155 ホッパー装置
157 ゲーム状態表示ランプ 161 メダルセンサー
163 メダルボタンセンサー 165 スタートスイッチ
167 払出しスイッチ
171〜173 ストップスイッチ
181〜183 リールモータ
187 発音装置 189 演出表示ランプ
195 補助遊技制御手段 197 補助遊技表示装置
200 主制御手段
210 入賞制御手段 211 抽選手段
215 抽選結果判定手段
220 リール停止制御手段 221 リール位置判別手段
225 停止位置指定手段
230 主遊技制御手段 231 一般遊技制御手段
233 特別遊技制御手段 234 特殊遊技制御手段
235 入賞判定手段
240 動作制御手段 241 リール駆動制御手段
245 ホッパー駆動制御手段 250 動作状況信号送信手段
255 電力監視手段 260 エラー対応手段
270 補助制御手段 271 音響制御手段
273 照明制御手段 275 補助演出制御手段
279 異常検知手段
280 動作状況想定手段 285 情報記憶手段
290 情報表示手段 300 電源ボックス
310 第1電力供給線 320 第2電力供給線
330 スイッチング手段

Claims (1)

  1. 複数のリールと、各リールの回転を開始させるスタートレバーと、各リールに対応して設けられ、各リールの回転を停止させる複数のストップボタンと、ゲームの進行を制御する主制御手段と、ゲーム進行中などに演出を制御する補助制御手段とを備え、
    主制御手段は、スタートレバーが操作されたときに乱数による入賞抽選を行う抽選手段と、ストップボタンが操作されたときに対応するリールの回転を停止させるリール停止制御手段と、すべてのリールの回転が停止したときに有効ライン上に停止した図柄の組み合わせが入賞図柄の組み合わせであるか否かの判定を行う入賞判定手段と、入賞判定手段により入賞図柄が揃っていると判定されたときにホッパー装置を駆動させるホッパー駆動制御手段と、補助制御手段の電圧、電流、又は電圧及び電流が規定範囲内か否かの監視を行なうための電力監視手段と、補助制御手段の電圧、電流、又は電圧及び電流が規定範囲外であると電力監視手段が判断したときに所定のエラー対応を行なうためのエラー対応手段とを備え、
    補助制御手段は、主制御手段の動作確認を行う異常検知手段を備え、
    異常検知手段は、リールの回転開始を示す信号であるリール回転開始信号が入力され、その後に抽選結果信号が入力され、その後にすべてのリールの回転が停止したことを示す信号である全リール停止信号が入力され、その後に入賞判定信号が入力され、その後にホッパーを作動させるための信号であるホッパー作動信号が入力されているか否かの判断により、正常な信号入力順であるか否かを確認する手段と、主制御手段の動作確認により異常を検知したときに、補助制御手段の電圧、電流、又は電圧及び電流を規定範囲外に変化させる手段とを備えていることを特徴とするスロットマシン。
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