JP4131429B2 - 注出容器 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、スクイズ変形自在な外部容体内に、萎み変形自在な内部容体を剥離可能に積層し、外気を吸引することなく、内容物の注出使用を可能とした、合成樹脂製の注出容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
マヨネーズ等を収容する内部容体を容器本体の内部に収容してなる注出容器は、実開昭57−44063号公報に記載されている。 該公報に記載の注出容器は容器本体の底部に通気孔を設けることにより、容器本体のスクイズにより、内部のマヨネーズを注出した後、容器本体と内部容体との間に外部の空気が導入され、内部容体は変形したままの形状を保持し、かつ前記容器本体はその復元力により、元の形状に復帰するようにしたものである。
【0003】
また実平開7−22951には、容器本体と内部容体とを結合固定して、内部容体からの内容物の通過は許すが、外気の内容物への進入は阻止する第一の逆止弁と、外容体と、中容体との間への外気の通過は許すが、外容体と中容体との間に侵入した外気の排出は阻止する第二の逆止弁を設けて構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
実開昭57−44063号公報、実平開7−22951に記載の容器はいずれも容器本体と内部容体を作成し、それを組付ける等の製造工程が必要であり、容器のコストが高くなるという欠点がある。
【0005】
また、両公報の技術とも内部容器の胴部を萎み変形させて、減容変形するものとなっているのであるが、内容物の重量の作用により、減容程度が進むに従って、萎み変形が胴部の上半部分に集中発生して、このため胴部の下部の内容物を注出できなくなることがある、と云う問題があった。
【0006】
さらに、内部容体の萎み変形の形態は、この萎み変形発生時の姿勢に従って定まるものであるので、内容物の安定した注出を達成できる形態に一定化させることができず、このため萎み変形の形態によっては、内容物の注出が、不良もしくは不能になることがある、と云う問題があった。
【0007】
そこで、本発明、上記した従来技術における問題点を解消すべく発明されたもので、内容物の注出可能状態を保持しながら、二重容器の減容変形する内部容体の減容変形形態を一定化させること、該二重容器を簡単に製造することを技術的課題として、もって容器の使用形態に影響されることなく、内容物の確実で安定した注出動作を有した容器を安価に得ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記技術的課題を解決する本発明の手段の内、請求項1記載の発明の手段は、
剥離可能に積層された、スクイズ変形可能で、復元自在な可撓性を有する外部容体を形成する外殻層と、内容物をその内部に収容し、内圧の減少により、内方に萎み変形自在に、減容変形する内部容体を形成する内層とから構成されるブロー成形された壜体状の容器本体を有すること、
開口部を有し、容器本体の口部に嵌着される注出キャップ体を有すること、
前記口部における外部容体部分に、外気の導入のための吸気孔を有すること、
注出キャップ体に、前記吸気孔に連通し、逆止機能を有した吸気弁と、前記開口部からの内部容体への内容物の逆流および外気の流入を防ぐ、逆止機能を有した逆止弁を有すること、
内部容体の減容変形を一定の形態に規制する変形規制部を、外殻層と内層を容器本体の全高さ範囲にわたって接着する、縦帯状の接着帯で構成すること、
内部容体の減容変形における、径方向の潰れ変形を一定形態に規制し、内容物の内部容体ら口部への流路を確保する、容器本体のブロー成形時に同時に形成された凸凹構造を、前記容器本体の胴部の、少なくとも上半分の高さの範囲に、前記接着帯をさけた部分に有すること、
にある。
【0009】
請求項1の上記構成により、
容器本体のスクイズにより、内容物を注出した後、スクイズを止め、押し圧を解除すると、外部容体が弾性回復力により元の形に復元し始め、開口部に設けた逆止弁の機能により、内容物の注出が止まり、内部容体への内容物の逆流および外気の流入が止められ、該内部容体は減容変形した状態を保持したままであるので、吸気弁から吸気孔を通して、内部容体と外部容体の間に、外部空気が導入され、外部容体が元の形状に復元される。
【0010】
前記、外部容体が元の形状に復元した状態から、再度スクイズすると、吸気弁の逆止機能により外部容体と内部容体との間の空気が密封され、加圧されて、内部容体に圧力が加えられ、内容物が注出される。
【0011】
逆止弁の逆止機能により、内部容体内への外気の流入がないので、内部容体内に空気溜りができる恐れがなく、このため注出容器をどのような姿勢で使用しても、簡単にすばやく注出することができ、また空気による内容物の分解、酸化劣化等の問題も防ぐことができる。
【0012】
容器本体の全高さ範囲にわたって外殻層と内層とを接着固定する縦細帯状の接着帯を設けることにより、この接着層が位置する部分では、外殻層から、内層を剥離することが不能であり、このため外殻層から内層が剥離しながら進行する内部容体の容積減少変形は、この接着層に接着した部分を不動箇所として行われることになり、内部容体の萎み変形は、高さ方向の縮小を生じることがなく、萎み変形が一定の形態に規制される。
【0013】
内容物がその重量により、内部容体の下部に偏在するために、内部容体の径方向への萎み変形は、上部に集中するが、容器本体の胴部の少なくとも上半分の高さの範囲に形成した凸凹構造が、リブ構造として作用して、内部容体の上部における萎み変形の形態を規制して、内部容体の潰れによる平断面の閉塞を防止し、内容物の口部への流動通路を確保する。
【0014】
前記接着帯による高さ方向の縮小変形を規制する機能と、前記、凸凹構造による流動通路を確保する機能とにより、胴部の全高さ範囲にわたって内容物の流動通路を連通して確保できる。
【0015】
請求項2記載の発明の手段は請求項1記載の発明における、容器本体の胴部の少なくとも上半分の部分に設けた、凸凹構造を、縦溝としたことにある。
【0016】
請求項2の上記構成により、縦溝は、その形状、肉厚効果により、内部容体の径方向への萎み変形によっても、その凸凹の形状は潰れがたく、リブ構造としての作用を発揮し、接着帯による高さ方向の縮小変形の規制効果と合わせて、高さ方向に連通した流動通路を確実に確保する。
【0017】
請求項3の発明の手段は、請求項1または2記載の発明における、接着帯を、胴部の中心軸に対して軸対称の位置に一対、縦溝を前記接着帯に対して胴部の中心軸に対して90°の位置に一対、形成することにある。
【0018】
請求項3の上記構成により、内部容体は胴部の中心軸に対して、軸対称の位置、二箇所で外部容体に接着固定され、また該二箇所の接着固定部から中心角が90°の位置に、一対の縦溝が形成されており、内部容体が萎み変形した状態では、前記一対の縦溝の凹部が間近に向かい合う形態となり、径方向への萎み変形が一定の形態に規制され、内部容体の潰れによる平断面の閉塞をより確実に防止して、流動通路を確保する。
【0019】
請求項4の発明の手段は請求項1、2または3記載の発明における、容器本体の胴部の少なくとも半分の高さの位置から上方に向かって、該胴部の上端に起立連設された口部まで漸減的に、該胴部の径を縮径する構成としたこと、にある。
【0020】
内容物がその重量により、内部容体の下部に偏在するために、内部容体の径方向への萎み変形は、上部に集中するが、請求項4の上記構成により、内部容体の上部ほど該胴部の径が小さく、ブロー成形の結果、上部ほど、内層の肉厚が大きくなり、凸凹構造によるリブ構造としての作用の効果がより大きくなり、内部容体の上部における萎み変形の形態をより確実に規制して、内部容体の潰れによる平断面の閉塞を防止し、内容物の流動通路を確保する。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を、図面を参照しながら説明する。
図1ないし図7は本発明による注出容器の一実施例を示すもので、
容器本体1は高密度ポリエチレン製樹脂からなる外殻層5と、高密度ポリエチレン製樹脂との相溶性がないナイロン製樹脂からなる、内層6と、前記高密度ポリエチレン製樹脂およびナイロン製樹脂に対して、充分な接着性を発揮する接着性樹脂からなる接着帯9とから構成される。
【0022】
容器本体1は、底部4と、該底部4に連設した円筒形状の胴部2と、該胴部2の上端に起立連接した円筒状の口部3とを有し、前記胴部2は略半分の高さの位置から上方に向かって、漸減的に縮径している。
【0023】
容器本体1を構成する外郭層5と内層6は接着帯9で接着固定されている部分を除いて、剥離可能に積層しており、外殻層5は充分な機械的強度とスクイズ変形性と、復元自在な可撓性とを有する外部容体12を形成し、内層6は充分に萎み変形を発揮できる肉厚の内部容体13を外部容体12の内側に形成している。
【0024】
容器本体1の胴部2の略半分の高さより上の部分、すなわち該胴部2が縮径している部分に、胴部2の中心軸に対して軸対称の位置に二箇所、該胴部2の壁を容器本体1の内方に凹ませるようにして、縦溝10を形成している。該縦溝10の設置位置はブロー成形の割り金型のパーティグラインから中心角90°の位置に形成してある。
【0025】
外殻層5と内層6とを接着固定する接着帯9は、胴部2に形成された前記縦溝10に対して胴部2の中心軸に対して中心角90°の位置すなわち両縦溝10に対して等距離となる箇所に、軸対称に一対、容器本体1の全高さ範囲にわたって設けられている。
【0026】
この容器本体1のブロー成形は、図4および図5に示すように、外筒17と、該外筒17の内側に位置する円筒状の内筒16と、外筒17と内筒16の間に、中心軸に対して軸対称の位置に一対の細帯状の接着体9とを、共押し出しして、パリソン15を成形し、該パリソン15をブロー成形割り金型で成形する。この際縦溝10が同時に形成される。
【0027】
円筒状である、口部3の外周面には螺条が刻設されており、また吸気孔8を開設している。(図3参照)
【0028】
注出キャップ体20は、中央部に開口部23を設けた頂壁を有し、内周面に容器本体1の口部3と螺合するための螺条を刻設した、有頂円筒体のキャップ本体21と、該キャップ本体21の頂壁上面に、開口部23を内部に位置して起立連接した注出筒27とを有し、該注出筒27の先端の注出口22から内容物が外部に注出され、該注出口22をカバーキャップ29で蓋をしている。
【0029】
注出キャップ体20は螺合により容器本体1の口部3に組みつけられ、キャップ本体21の頂壁の下面に垂下設したシール筒片28と内周面下端に付属設したシール部24が、それぞれ容器本体1の口部3の内周面上端と外周面下端に密着してシールされる。
【0030】
注出キャップ体20は、キャップ本体21の開口部23に逆止弁25を設置、該逆止弁25は、常時には開口部23を閉鎖して、外部の空気の進入を止める逆止機能と、容器本体1をスクイズして内容物7を注出する際には、内部容体13の内圧により開き、開口部23を開放する機能を有する。
【0031】
また注出キャップ体20には、キャップ本体21の筒壁に、口部3に設けた吸気孔8の位置に合せて、吸気弁26が付設されており、該吸気弁26は、外部容体12と内部容体13の間の空気の圧力が外気より低い場合には、開いて吸気孔8を通して外殻層5と内層6の間に空気を導入する機能を有し、逆に外部容体12と内部容体13の間の空気の圧力が外気圧と等しくなると、閉じて、空気を外部に逃がさない逆止機能とを有する。
【0032】
次に上記実施例による注出容器の使用状態について図面を参照しながら説明する。
前記のように構成された注出容器においては容器本体1をスクイズすると、吸気弁26が閉じ、内部容体13に収容されている内容物7の圧力が上昇して、逆止弁25を開き、注出キャップ体20の先端の注出口22より外部に注出され、内部容体13は内容物7が減少した分だけ萎む。
【0033】
その後容器本体1のスクイズを止め、押し圧を解除すると、外部容体12は弾性回復力により、元の形に復元し始め、外部容体12と内部容体13の間の空気が減圧され、その結果、内部容体13の内圧が外気圧に戻り、逆止弁25が閉じ内容物7の注出が止まり、内部容体13は萎んだ形状を保持しつつ、吸気弁26が開いて、吸気孔8を通して、外殻層5と内層6との間に外部の空気が導入され、外部容体12は元の形状に復元、外部容体12と内部容体13の間の空気の圧力が外部と等しくなると吸気弁26は閉じる。この際、外殻層5と内層6との剥離が進行する。
【0034】
再度容器本体1をスクイズした場合は、前記吸気弁26は閉じたままなので、スクイズによる圧力が、外部容体12と内部容体13との間の空気を介して、内部容体13に伝達され、内部容体13の内圧が上昇して、逆止弁25が開いて、内容物7が注出口22より注出され、その分、内部容体13がさらに萎む。
容器本体1のスクイズを止め、押し圧を解除した場合は前記と同様であり、上述の如く注出作業を繰り返すことにより、内部容体13は内容物7がなくなるまで萎み変形する。
【0035】
図6に本実施例の注出容器で、内容物7が減少し、内部容体13が萎み変形した状態での、注出容器の部分縦断面図を示す。高さ全範囲にわたって接着帯で接着されているため、内部容体13の高さ方向への縮小変形が無い。
また内容物7はその重量により下部に偏在して、萎み変形が上部に集中している。
【0036】
図7に、図6に示した、内部容体13が萎み変形した状態での注出容器の平断面図を示す。内部容体13が中心軸に対して軸対称の位置に形成した一対の接着帯9により固定され、縦溝10の凹部が向かい合って位置しているので、径方向への萎み変形による形態が規制され、平断面が潰れて閉塞することなく、内容物7の通路が確保さている。
【0037】
また内容物7がその重量により、内部容体1の下部に偏在するために、内部容体13の径方向への萎み変形は、内部容体13の上部に集中するが、縦溝10を容器本体1の胴部2の略上半分の部分に形成したことと、該胴部2を略上半分の高さの位置から上に向かって縮径したことと、前記接着帯9の高さ方向の縮小変形を規制する機能とにより、内部容体13で全高さ範囲にわたって内容物7が口部3に至る流動通路が確保される。
【0038】
前記した一実施例では、縦溝10の形成する領域、胴部2の縮径する領域を略胴部2の半分の高さより上の部分に設定したが、内容物の粘度等の性質により、最適な高さを設計することができる。また接着帯9および縦溝10の本数は、その効果により、2本以上にすることもできる。
【0039】
また前記した一実施例では凸凹構造を、縦溝10としたが、横溝条、千鳥足状、螺旋状等の凸凹構造によっても、その配置によって、径方向への萎み変形の形態を規制することができる。
【0040】
【発明の効果】
本発明は、上記した構成としたので、以下に示す効果を奏する。
請求項1記載の発明は、内部容体の高さ方向および径方向の萎み変形の形態が、接着帯と凸凹構造によって規制されるので、内容物注出時の姿勢により、内容物の注出が、不良もしくは不能になると云う不都合の発生はなく、常に安定して安全な注出動作を得ることができ、また内容物を最後まで確実にかつ円滑に注出使用することができる。
【0041】
外郭層、内層、接着層からなる容器本体を、凸凹構造を同時に形成しながらブロー成形で成形するので、製造コストを安価にすることができる。
【0042】
請求項2記載の発明は、凸凹構造を縦溝としたため、特に内部容体の径方向への萎み変形に対して、その凸凹の形状は潰れがたく、リブ構造としての作用を発揮し、内容物の安定した注出動作をより確実に、最後まで維持できる。
【0043】
請求項3記載の発明は、接着帯を容器本体の中心軸に対して、軸対称の位置に一対、縦溝を接着帯に対して、90°の位置に一対形成する構成としたので、内部容体が、萎み変形した状態で一対の縦溝の凹部が間近に向き合った形態となり、内容物の流動通路の潰れを確実に防止することができる。
【0044】
請求項3記載の発明は、容器本体の胴部の少なくとも半分の高さの位置から上方に向かって、胴部の径を縮径する構成としたので、
内部容体の上部における萎み変形の形態を確実に規制して、平断面の閉塞をより確実に防止でき、内容物の安定した注出動作をより確実に最後まで維持できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を組付けた注出容器の半縦断正面図。
【図2】図1に示した一実施例の、A−A線に沿っての平断面図。
【図3】図1に示した一実施例の要部拡大半縦断面図。
【図4】本発明により容器本体にブロー成形される、パリソンの一実施例を示す正 面図。
【図5】図4に示したパリソンの実施例の、B−B線に沿っての平断面図。
【図6】本発明の一実施例の内部容体が萎み変形した注出容器の部分縦断正面図。
【図7】図6に示した内部容体が萎み変形した注出容器のC−C線に沿っての平断面図。
【符号の説明】
1; 容器本体
2: 胴部
3; 口部
4; 底部
5; 外殻層
6; 内層
7; 内容物
8; 吸気孔
9; 接着帯
10;縦溝
12;外部容体
13;内部容体
15;パリソン
16;内筒
17;外筒
20;注出キャップ体
21;キャップ本体
22;注出口
23;開口部
24;シール部
25;逆止弁
26;吸気弁
27;注出筒
28;シール筒片
29;カバーキャップ

Claims (4)

  1. 剥離可能に積層された、スクイズ変形可能で、復元自在な可撓性を有する外部容体(12)を形成する外殻層(5)と、内容物(7)をその内部に収容し、内圧の減少により、内方に萎み変形自在に、減容変形する内部容体(13)を形成する内層(6)とから構成されるブロー成形された壜体状の容器本体(1)と、開口部(23)を有し、容器本体(1)の口部(3)に嵌着される注出キャップ体(20)からなり、前記口部(3)における外部容体(12)部分に、外気の導入のための吸気孔(8)を開設し、注出キャップ体(20)に、前記吸気孔(8)に連通し、逆止機能を有した吸気弁(26)と、前記開口部(23)からの内部容体(13)への内容物(7)の逆流および外気の流入を防ぐ、逆止機能を有した逆止弁(25)とを設け、内部容体(13)の減容変形を一定の形態に規制する変形規制部を、外殻層(5)と内層(6)を容器本体(1)の全高さ範囲にわたって接着する、縦帯状の接着帯(9)で構成し、内部容体(13)の減容変形における、径方向の潰れ変形を一定形態に規制し、内容物(7)の内部容体(13)から口部(3)への流路を確保する、容器本体(1)のブロー成形時に同時に形成された、凸凹構造を、前記容器本体(1)の胴部(2)の、少なくとも上半分の高さの範囲に、前記接着帯(9)をさけた部分に設けてなる、注出容器。
  2. 容器本体(1)の胴部(2)の少なくとも上半分の部分に設けた、凸凹構造を、縦溝(10)とした請求項1記載の注出容器。
  3. 接着帯(9)を胴部(2)中心軸に対して軸対称の位置に一対、縦溝(10)を前記接着帯(9)に対して胴部(2)の中心軸に対して90°の位置に一対、形成した、請求項1または2記載の注出容器。
  4. 容器本体(1)の胴部(2)の少なくとも半分の高さの位置から上方に向かって、該胴部(2)の上端に起立連設された口部(3)まで漸減的に、該胴部(2)の径を縮径する構成とした請求項1、2または3記載の注出容器。
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