JP4123402B2 - ディスク搬入搬出装置 - Google Patents

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JP4123402B2 JP2000100949A JP2000100949A JP4123402B2 JP 4123402 B2 JP4123402 B2 JP 4123402B2 JP 2000100949 A JP2000100949 A JP 2000100949A JP 2000100949 A JP2000100949 A JP 2000100949A JP 4123402 B2 JP4123402 B2 JP 4123402B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、CDやDVDなどのディスクに印刷等の処理を順次連続して行うディスク処理装置に対してディスクを供給及び排出するディスク給排装置において、このディスク給排装置のディスク供給部側へ未処理のディスクを搬入し、またディスク排出部側から処理済みのディスクを搬出するためのディスク搬入搬出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
上記したディスク給排装置は、ディスク供給側とディスク排出側のそれぞれには、先端に吸着パッドを有する複数のアームを有して間欠回転すると共に、回転停止時に昇降する供給側と排出側のハンドラを有している。そしてディスク供給側では、これのディスク搬入部に、ディスクはポールに多数ストックした状態にした搬入作業用のスタックポールごと配置されており、この搬入作業用のスタックポールのディスクを供給側のハンドラの作動にて1枚ずつ取り出してディスク処理装置側へ供給し、また、ディスク排出側では、これのディスク搬出部に、空にした搬出作業用のスタックポールが配置されていて、これに排出側のハンドラの作動にてディスク処理装置側から処理済みのディスクを1枚ずつ収容するようにしている。
【0003】
そして、ディスク給排装置の供給側のディスク搬入部では、搬入作業用のスタックポールのポールが空になると、この空になった搬入作業用のスタックポールはディスクを多数ストックした搬入待機用のスタックポールと交換され、また、排出側のディスク搬出部では、搬出作業用のスタックポールが満杯になると、この満杯になった搬出作業用のスタックポールは空になっている搬出待機用のスタックポールと交換されるようになっている。
【0004】
従来のディスク給排装置にあっては、これの供給側のディスク搬入部と排出側のディスク搬出部にてスタックポールの交換は、それぞれの作業用のスタックポールと待機用のスタックポールが乗せられたスライド型テーブル、若しくはターン型テーブルをスライドまたはターンさせて両スタックポールを交換している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来技術で、スライド型テーブル若しくはターン型テーブルによりスタックポールの交換を行うものでは、ディスクの供給・排出を行っているハンドラとのタイミングを取り、エアーシリンダあるいはサーボモータ等によりテーブルを動かして上記スタックポールの交換をするため、速度をあげてスタックポールの交換を行った場合、スタックポールの移動−停止時で振動が発生し、この振動によるディスクの供給排出不良が発生することがあった。
【0006】
また、上記の影響を考慮してディスクの搬入・搬出の運転速度を、スタックポールの交換時にある一定速度に減速させた場合、無駄な時間が生じ、装置全体の稼動能率が低下してしまうという問題が生じる。
【0007】
本発明は上記のことに鑑みなされたもので、ディスク給排装置におけるディスクの搬入部とディスク搬出部におけるそれぞれの作業用のスタックポールと待機用のスタックポールの切り替えをディスクの取り出し速度を変えることなく安定かつ迅速に行うことができると共に、この切り替えを振動が生じることなく行うことができるディスク搬入搬出装置を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明に係るディスク搬入搬出装置は、先端に吸着パッドを有する複数本の旋回アームを放射状に設け、旋回アームの本数分の1ずつ間欠的に回転すると共に、回転停止時に昇降するようにした供給ハンドラと排出ハンドラとを有し、ディスク搬入部に位置するスタックポールのポールにストックされたディスクを上記供給ハンドラにて1枚ずつ吸着して取り出してディスク処理装置側へ供給し、ディスク処理装置側からのディスクを吸着して取り出してディスク搬出部に位置するスタックポールのポールへ1枚ずつ排出してストックするようにしたディスク給排装置において、ディスク搬入部とディスク搬出部のそれぞれに、供給ハンドラと排出ハンドラのそれぞれの隣接する2本の旋回アームの先端に対応するようにして2組ずつのスタックポール交換装置を、それぞれがコンベヤに対向するようにして設け、各スタックポール交換装置に、コンベヤ側から押し込められたスタックポールを所定の位置に固定する位置決め固定手段と、スタックポールをコンベヤ上へ押し出す押し出し手段とを設け、またコンベヤ側に、コンベヤ上にあるスタックポールを上記スタックポール交換装置内へ押し込む押し込み手段を設け、ディスク搬入部側の両スタックポール交換装置に、スタックポールにストックしたディスクを上昇させるディスク上昇手段を設けた構成になっている。
【0009】
【作 用】
ポールにディスクをストックしたスタックポールはコンベヤにて搬送され、ディスク搬入部において、スタックポール押し込み手段にてこのスタックポールが2組のそれぞれのスタックポール交換装置内に押し込められる。そしてこれの一方のスタックポール交換装置が作業側、他方が待機側となり、作業側のスタックポール交換装置にあるスタックポールのポールから、供給部の供給ハンドラにてディスクを1枚ずつ取り出してディスク処理装置側へ供給する。このとき、作業側のスタックポールのポールにストックされているディスクは上記供給ハンドラによる取り出しタイミングに同期してディスクの1枚分ずつディスク上昇手段にて上昇され、最上部のディスクの位置が常に取り出し位置となるようにしてある。
【0010】
作業側のスタックポールのディスクがなくなると、供給ハンドラによるディスクの取り出し位置が、今まで待機側であったスタックポール交換装置が作業側となり、これのスタックポールにストックされているディスクを上記の場合と同様に1枚ずつ取り出して供給する。そして待機側となった方の空になったスタックポールはスタックポール交換装置の押し出し手段にてコンベヤ上へ押し出される。ついでこの待機中の装置内へは作業側のディスクの取り出し中に、ポールにディスクをストックした別のスタックポールがコンベヤ上から押し込められる。このようなスタックポールのコンベヤに対する押し込み、押し出しは、供給ハンドラによるディスクの供給速度、及びコンベヤの走行速度のタイミングにあわせて行われる。
【0011】
一方、ディスク排出部では、スタックポール押し込み手段にてコンベヤ上にある空のスタックポールが各スタックポール交換装置内に押し込められる。そしてこれの一方のスタックポール交換装置が作業側、他方が待機側となり、作業側のスタックポール交換装置のスタックポールのポールへ排出ハンドラにてディスク処理装置からのディスクが1枚ずつストックされていく。そしてこのスタックポールが満杯になると、排出ハンドラによるディスクの排出位置が変わり、今まで待機側であった方のスタックポール交換装置が作業側になってこれにディスクがストックされていく。満杯になったスタックポールはコンベヤ上の押し出されて搬送されていく。待機側の装置内へは作業側へのディスクの排出中に空のスタックポールがコンベヤ上から押し込められる。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は順次供給及び排出されるディスクの表面に順次連続して多色印刷するディスク用の連続多色印刷装置の全体を概略的に示すもので、図中1は印刷部、2はこの印刷部1に対してディスクを供給する供給部2aと排出する排出部2bとからなるディスク給排装置、3はディスク給排装置2に対してディスクを搬入及び搬出するディスク搬入搬出装置である。
【0013】
上記印刷部1は、同径の連続回転するスプロケット4a,4bに水平状に巻き掛けたエンドレスチェン5と、このエンドレスチェン5の等間隔位置に連結した多数の搬送台6と、エンドレスチェン5の走行に従って移動する搬送台6を支持する走行案内レール7と、エンドレスチェン5の往復走行する一方の直線走行部で、かつエンドレスチェン5の走行方向上流側から順に等間隔位置に配置された第1、第2、第3、第4の輪転印刷機8a,8b,8c,8dと、第1の輪転印刷機8aの上流側と、第4の輪転印刷機8dの下流側に配置した第1、第2のスクリーン印刷機9a,9bとからなっている。そしてエンドレスチェン5の他方の直線走行部の下流側にディスク給排装置2の供給部2aが、また上流側に排出部2bが対向されている。
また各印刷機の下流側にはUV乾燥機DRが配設している。
【0014】
ディスク給排装置2の供給部2aは、ディスク搬入部10aに搬入されたディスクCDをサブテーブル11へ1個ずつ供給する供給ハンドラ12と、サブテーブル11上のディスクCDを上記印刷部1の搬送台6上へ順次供給する供給装置13とからなっている。
【0015】
ディスク給排装置2の排出部2bは、印刷部1の搬送台6上のディスクCDを順次取り出してサブテーブル14へ排出する排出装置15と、サブテーブル14上のディスクCDをディスク搬出部10bに排出する排出ハンドラ17とからなっている。
【0016】
上記ディスク給排装置2の供給部2aと排出部2bとはその作用が供給と排出とで異なるだけで、基本的には同一構成となっているので一方の供給部2aについてその構成及び作用を概略的に説明する。
【0017】
供給ハンドラ12はそれぞれの先端に吸着パッド18を有する複数本の旋回アーム19が放射状に設けられていて、この供給ハンドラ12が間欠回転と共にこれと同期して停止時に昇降することにより、順次各旋回アーム19の先端の吸着パッド18でディスク搬入部10aにあるディスクを順次吸着し、回転方向に移動し、サブテーブル11の所定位置に順次供給するようになっている。このサブテーブル11は上記供給ハンドラ12の間欠回転に同期して間欠回転するようになっている。
【0018】
供給装置13は間欠的に回転すると共に、この回転と同期して停止時に昇降する旋回昇降台20を有しており、この旋回昇降台20の周囲部に旋回軸中心に対して直角方向水平に向けたスライド台21が旋回方向に等間隔に複数個、例えば、隣接するもの相互が互いに直角方向となるようにして4個所に設けてある。各スライド台21にはこれに平行にして支持レール22が設けてあり、これに先端部に下方に向けた吸着パッド18を有するスライドハンド23がスライド自在に支持されている。また、各スライド台21には上記各支持レール22と平行にしてロッドレスシリンダ24が設けてあり、これに各スライドハンド23の基端部が係合されていて、このロッドレスシリンダ24の作用により各スライドハンド23がスライドされるようになっている。
【0019】
供給装置13は上記したように印刷部1のエンドレスチェン5の直線走行部に対向されており、かつ、これの旋回昇降台20はこれのスライド台21がエンドレスチェン5の走行方向に移動するように間欠的に回転するようになっている。そして各スライド台21がエンドレスチェン5の走行方向と平行になる姿勢で順次停止するようになっている。またこの停止状態で他のスライド台21がサブテーブル11に対向するようになっている。スライドハンド23は、スライド台21がエンドレスチェン5と対向した状態で、これの吸着パッド18がエンドレスチェン5の走行によって移動する搬送台6の移動中心上に位置されるようになっている。またこのとき、反対側のスライド台21に支持されたスライドハンド23の吸着パッド18はサブテーブル11上に対向するようになっている。
【0020】
供給装置13のスライドハンド23には図示しないブラケットが下方へ向けて設けてあり、このブラケットが印刷部1の各搬送台6の側面に突設したドグに当接することにより、スライドハンド23が搬送台6と共にエンドレスチェン5の走行に同期して移動するようになっている。そして所定の距離にわたっての移動後にスライド台21が上昇することにより上記当接がはずれてスライドハンド23が停止されるようになっている。そしてこのスライドハンド23の逆方向への移動はロッドレスシリンダ24にて行われるようになっている。
【0021】
そして印刷部1では、上記ディスク給排装置2の供給部2aにてディスク搬入部10aから各搬送台6上に供給されたディスクCDはこの搬送台6の移動により各輪転印刷機8a〜8d及びスクリーン印刷機9a,9bにて印刷され、ディスク給排装置2の排出部2bにてディスク搬出部10bへ排出される。
【0022】
ディスク搬入搬出部3は、上記したディスク搬入部10aとディスク搬出部10bに接する位置に設けられてスタックポール32を搬送するコンベヤ33と、ディスク搬入部10aにおいて、供給ハンドラ12の隣接する2本の旋回アーム19,19の吸着パッド18,18間の間隔で、かつ上記コンベヤ33と平行する2個所に設けられた2組の搬入用のスタックポール交換装置34a,34bと、ディスク搬出部10bにおいて、排出ハンドラ17の隣接する2本の旋回アーム19,19の吸着パッド18,18間の間隔で、かつ上記コンベヤ33と平行する2個所に設けられた2組の搬出用のスタックポール交換装置35a,35bと、コンベヤ33上にあるスタックポール32を2組の搬入用のスタックポール交換装置34a,34bのそれぞれに押し込む2組の搬入用のスタックポール押し込み装置36a,36bと、コンベヤ33上にあるスタックポール32を2組の搬出用のスタックポール交換装置35a,35bへ押し込む2組の搬出用のスタックポール押し込み装置37a,37bとからなっている。
【0023】
上記したスタックポール32は同一形状のものを多数用いるものであって、このスタックポール32は図2に示すようになっていて、下側から順に、基部32aと、この基部32aより大径にしたフランジ32bと、ディスクCDをストックするポール32cとからなっている。そしてこのポール32cにはディスク受け38が摺動自在に嵌合されている。
【0024】
2組の搬入用のスタックポール交換装置34a,34bは図3から図6に示すようになっている。この2組の搬入用のスタックポール交換装置34a,34bは対称形状になっていて、基本的には同一構成となっているので、同一作用する部材は同一符号を付して説明する。
【0025】
図3から図6において、41は基台42に対してシリンダ43にて例えば30mmにわたって昇降可能に支持された昇降台、44はこの昇降台41の上側に昇降台41に固定して設けた支持台で、この支持台44は上記昇降台41が下降した状態でコンベヤ33と同一レベルになるようにしてあり、この状態でコンベヤ33上にあるスタックポール32がスタックポール押し込み装置36a,36bにて支持台44上へ押し込められるようになっている。
【0026】
支持台44の奥側には押し込められたスタックポール32のフランジ32bに当接してこのスタックポール32を所定の押し込み位置に止めるストッパ45が設けてある。そしてこのストッパ45は上記押し込み位置よりスタックポール32をコンベヤ33の位置まで押し出すストロークにわたって移動可能になっており、ロッドレスシリンダ46にて往復動されるようになっている。
【0027】
上記押し込み位置の両側には、この位置まで押し込まれたスタックポール32のフランジ32bを両側から挟持して位置決めを行うための一対の挟持爪47a,47bが、その一方を挟持方向にロッドレスシリンダ48にて往復作動可能に設けてある。
【0028】
また、上記ストッパ45及び挟持爪47a,47bの上側に、押し込み位置にあるスタックポール32に嵌合したディスク受け38に上下方向に係合するヨーク49が設けてある。そしてこのヨーク49は、上記支持台44に回転可能に立設されたねじ50に螺合したナット部材51に結合されていて、ねじ50の回転により昇降し、これによって上記ディスク受け38が昇降されるようになっている。52は上記ねじ50を回転駆動するモータであり、このモータ52は昇降台41に取り付けられている。上記ナット部材51は上下方向に設けたレール53に係合している。
【0029】
このディスク搬入部10aにおける2組の搬入用のスタックポール交換装置34a,34bの作用を以下に説明する。ポール32cに挿入してディスク受け38上にディスクCDをストックしたスタックポール32はコンベヤ33上を移動し、2組の各搬入用のスタックポール交換装置34a,34bに対向する位置で、この2組のスタックポール交換装置34a,34bの下降している昇降台41上に、押し込み装置37a,37bにて押し込まれる。そしてこの各スタックポール32の押し込み位置はこれのフランジ32bがストッパ45に当接すると共に、挟持爪47a,47bがクランプ作動することにより決められる。
【0030】
このディスクCDをストックしたスタックポール32が押し込められた2組の搬入側のスタックポール交換装置34a,34bの一方のスタックポール交換装置34bが作業側となり、これのスタックポール32にストックされたディスクCDがディスク給排装置2の供給部2aにて1枚ずつ取り出されて印刷部1側へ供給される。
【0031】
このとき、供給作業される作業側のスタックポール交換装置34bの昇降台41を上昇し、ポール32cにストックされた最上部のディスクCDの位置が供給ハンドラ12の各旋回アーム19の先端に設けた吸着パッド18の吸着位置になるようにしている。一方、待機側となる他方のスタックポール交換装置34aの昇降台41は下動されたままにしてあり、各旋回アーム19の1ピッチずつ間欠回転すると共に、その都度上下動する供給ハンドラ12の動きに対して邪魔にならないようになっている。
【0032】
作業側のスタックポール交換装置34bでは、ディスクCDの供給分だけねじ50の回転によりヨーク49が上昇してディスク供給位置が常時一定になるようにしている。
【0033】
作業側のスタックポール32のディスクCDの最後の1枚が供給されると、このことが図示しないセンサにて検出され、この検出信号により、今まで作業側となっていた方のスタックポール交換装置34bの昇降台41が下降すると共に、待機側となっていた方のスタックポール交換装置34aの昇降台41が上昇し、これに設置されたスタックポール32にストックされたディスクCDの最上部に位置するディスクCDの上面が供給位置8による取り出し位置となる。
【0034】
この状態で、供給部2aの供給ハンドラ12によるディスク取り出し位置がこの待機側の位置になり、以後は、こちら側のスタックポール交換装置34aが作業側となり、この位置のスタックポール32よりディスクCDが順次取り出される。
【0035】
ディスクCDを取り出し終って空になった方のスタックポール交換装置34bのスタックポール32はストッパ45が突出動することにより、コンベヤ33上へ押し出される。その後、このスタックポール32が押し出された方のスタックポール交換装置34b内にディスクCDをストックしたスタックポール32がコンベヤ33から押し込み装置37bにて押し込まれ待機される。
【0036】
2組の搬出用のスタックポール交換装置35a,35bは図7から図10に示すようになっている。この2組の搬出用のスタックポール交換装置35a,35bは対称になっていて基本的には同一になっている。そしてこの両装置35a,35bは、図3から図7にて示した搬入用のスタックポール交換装置34a,34bに対して、スタックポール32のディスク受け38を昇降する装置、すなわち、ヨーク49及びねじ50、ナット部材51がないだけで、他の構成はこの搬入用のスタックポール交換装置34a,34bと同じ構成になっている。そのため、この搬出用のスタックポール交換装置35a,35bの構成は図7から図10において搬入用のスタックポール交換装置34a,34bと同一構成の部材は同一符号を付して説明を省略し、その作用を以下に説明する。
【0037】
2組の搬出用のスタックポール交換装置35a,35bには、上記した搬入用のスタックポール交換装置34a,34bにて空になってコンベヤ33上へ押し出されて搬送されてきた空のスタックポール32,32が押し込み装置37a,37bにて支持台44上へ押し込められる。そしてこの各スタックポール32,32はストッパ45及び挟持爪47a,47bにて所定の位置に位置決めされる。
【0038】
ついで、一方のスタックポール交換装置35bの昇降台41を上昇して、スタックポール32のポール32cの先端が搬出部2bの搬出ハンドラ17の旋回アーム19の先端に設けた吸着パッド18の下側に所定の隙間を有して対向させ、この一方のスタックポール交換装置35bを作業側とする。そして他方のスタックポール交換装置35aの昇降台41は下降したままで、待機側となる。
【0039】
この状態で搬出部2bの搬出ハンドラ17の作動により、作業側のスタックポール交換装置35bのスタックポール32のポール32cに搬出ハンドラ17の間欠回転に従ってディスクCDが1枚ずつ落下挿入されてディスク受け38上にストックされていく。このスタックポール32のストック枚数が規定枚数になると、これをセンサ54にて検出し、この検出信号により、検出ハンドラ17によるディスクCDの搬出位置を隣接するハンドラの間隔分だけずらせ、次のディスクから待機側のスタックポール交換装置35aの位置で排出する。このとき、待機側のスタックポール交換装置35aの昇降台41は上昇し、スタックポール32のポール32cの先端が所定の高さになり、こちら側が作業側となる。
【0040】
一方、今まで作業側であったスタックポール交換装置35bは昇降台41が下降して待機側となり、ついで挟持爪47a,47bによるクランプが解除され、ディスクCDを収容したスタックポール32はストッパ45の作動によりコンベヤ33上に押し出される。その後、この待機側のスタックポール交換装置35bへ、コンベヤ33上にある空のスタックポール32がタイミングをあわせて押し込み装置37bにて押し込まれる。
【0041】
コンベヤ33上にあるスタックポール32を各スタックポール交換装置内へ押し込む押し込み装置36a,36b,37a,37bは同一の構成となっていて、押し部材54がシリンダ装置にて押し出し方向に往復動するようになっている。
【0042】
本発明に係るディスク搬入搬出装置は上記したようになり、例えばディスクCDの供給側において、供給部2aの供給ハンドラ12では、これの旋回アーム19のピッチ分だけ間欠回転すると共に、停止の都度上下することにより、2組のスタックポール交換装置34a,34bの一方(作業側)のスタックポール32から順次1枚ずつ吸着して取り出して印刷部1側へ供給し、この作業側のスタックポールが空になると、2組のスタックポール交換装置34a,34bの他方が作業側となり、供給ハンドラ12によるディスクCDの吸着位置が変化して、この他方のスタックポール交換装置からディスクCDが取り出される。
【0043】
このように、2つあるスタックポール交換装置のいずれか一方からディスクCDが選択的に供給され、一方の作業側から他方の待機側への切り替えは、スタックポール32の入れ替えではなく、供給部2aの供給ハンドラ12による吸着位置の切り替えにより行われる。ディスクCDの排出側においても、ディスクの動きが逆になるだけで同様の作用が行われる。
【0044】
【発明の効果】
本発明によれば、ディスク給排装置において、ディスク搬入部とディスク搬出部のそれぞれに、供給ハンドラと排出ハンドラのそれぞれの隣接する2本の旋回アームの先端に対応するようにして2組ずつのスタックポール交換装置を、それぞれがコンベヤに対向するようにして設け、ディスク搬入部とディスク搬出部において、それぞれの2組のスタックポール交換装置のいずれか一方を作業側に、他方を待機側にできると共に、この作業側と待機側の切り替えを、供給ハンドラ及び排出ハンドラによる取り出し位置の変更だけで行うことができることにより、ディスク搬出部及びディスク排出部のそれぞれにおける作業側と待機側の切り替えの際にこの作業側と待機側の切り替えに伴うスタックポールの移動がなくなり、この作業側と待機側の切り替え時に、スタックポールの移動に起因するタイムラグをなくすことができる。
【0045】
また、各2組のスタックポール交換装置に対するスタックポールの入れ替えは各ハンドラによるディスクの供給及び排出している間に行うことができることにより、各スタックポール交換装置の作業側と待機側との切り替え時におけるスタックポール移動停止がなくなり、従ってこれに伴う振動を軽減するために各ハンドラを減速する必要がなくなり、高速域で高品質のディスクの印刷等の処理を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ディスク用の連続多色印刷装置の全体を示す概略的な構成説明図である。
【図2】スタックポールを示す正面図である。
【図3】搬入側のスタックポール交換装置を示す平面図である。
【図4】搬入側のスタックポール交換装置を示す正面図である。
【図5】搬入側のスタックポール交換装置を示す左側面図である。
【図6】搬入側のスタックポール交換装置を示す右側面図である。
【図7】搬出側のスタックポール交換装置を示す平面図である。
【図8】搬出側のスタックポール交換装置を示す正面図である。
【図9】搬出側のスタックポール交換装置を示す左側面図である。
【図10】搬出側のスタックポール交換装置を示す右側面図である。
【符号の説明】
1…印刷部、2…ディスク給排装置、2a…供給部、2b…排出部、3…ディスク搬入搬出装置、4a,4b…スプロケット、5…エンドレスチェン、6…搬送台、7…走行案内レール、8a,8b,8c,8d,8e…輪転印刷機、9a,9b…スクリーン印刷機、10a…ディスク搬入部、10b…ディスク搬出部、11,14…サブテーブル、12…供給ハンドラ、13…供給装置、15…排出装置、17…排出ハンドラ、18…吸着パッド、19…旋回アーム、20…旋回昇降台、21…スライド台、22…支持レール、23…スライドハンド、24…ロッドレスシリンダ、32…スタックポール、32a…基部、32b…フランジ、32c…ポール、33…コンベヤ、34a,34b,35a,35b…スタックポール交換装置、36a,36b,37a,37b…スタックポール押し込み装置、38…ディスク受け、41…昇降台、42…基台、43…シリンダ、44…支持台、45…ストッパ、46,48…ロッドレスシリンダ、47a,47b…挟持爪、49…ヨーク、50…ねじ、51…ナット部材、52…モータ、54…センサ。

Claims (1)

  1. 先端に吸着パッドを有する複数本の旋回アームを放射状に設け、旋回アームの本数分の1ずつ間欠的に回転すると共に、回転停止時に昇降するようにした供給ハンドラと排出ハンドラとを有し、ディスク搬入部に位置するスタックポールのポールにストックされたディスクを上記供給ハンドラにて1枚ずつ吸着して取り出してディスク処理装置側へ供給し、ディスク処理装置側からのディスクを吸着して取り出してディスク搬出部に位置するスタックポールのポールへ1枚ずつ排出してストックするようにしたディスク給排装置において、
    ディスク搬入部とディスク搬出部のそれぞれに、供給ハンドラと排出ハンドラのそれぞれの隣接する2本の旋回アームの先端に対応するようにして2組ずつのスタックポール交換装置を、それぞれがコンベヤに対向するようにして設け、
    各スタックポール交換装置に、コンベヤ側から押し込められたスタックポールを所定の位置に固定する位置決め固定手段と、スタックポールをコンベヤ上へ押し出す押し出し手段とを設け、
    またコンベヤ側に、コンベヤ上にあるスタックポールを上記スタックポール交換装置内へ押し込む押し込み手段を設け、
    ディスク搬入部側の両スタックポール交換装置に、スタックポールにストックしたディスクを上昇させるディスク上昇手段を設けた
    ことを特徴とするディスク搬入搬出装置。
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