JP4122801B2 - セラミック電子部品 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、セラミック電子部品に関するもので、特に、自己発熱するセラミック電子部品本体を備え、かつ金属板からなる端子部材がセラミック電子部品に取り付けられた、セラミック電子部品に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
電子機器の小型化に伴い、そこで用いられる電子部品の小型化が進んでいる。電子部品の小型化を図る有効な方法として、電子部品をチップ化し、かつ表面実装可能な形態とする方法がある。しかしながら、サーミスタや中高圧用途に向けられる積層セラミックコンデンサのように、自己発熱の無視できないセラミック電子部品では、チップ化かつ表面実装化されると、これを実装する基板の温度が問題となり、そのため、チップ状のセラミック電子部品本体に別部材としての端子部材を取り付けた、いわゆるリードタイプのものが未だに主流となっている。リードタイプのセラミック電子部品では、セラミック電子部品本体に生じる熱が基板に伝達されることが、端子部材によって緩和されることができる。
【0003】
端子部材が取り付けられたセラミック電子部品であっても、これを表面実装可能とするため、たとえば特開平11−40454号公報では、図15に示すような構造が提案されている。
【0004】
図15に示したセラミック電子部品1は、2つのチップ状のセラミック電子部品本体2を備え、各セラミック電子部品本体2の両端部には、端子電極3が形成されている。セラミック電子部品本体2は、同じ向きに配向されながら上下に積み重ねられ、接着剤4により接合されている。
【0005】
2つのセラミック電子部品本体2の各々の端子電極3には、端子部材5が共通して取り付けられている。端子部材5は、所定の折り返し部6において折り返された形態を有する金属板をもって構成される。
【0006】
端子部材5は、その折り返し状態において外側に向く面を端子電極3に対向させながら、折り返し部6を介して一方側部分7において、各端子電極3にたとえば半田または導電性接着剤のような導電性接合8によって取り付けられている。端子部材5のこの一方側部分7は、その端部において、セラミック電子部品本体2の各端部を覆うように折り曲げられている。
【0007】
端子部材5の、折り返し部6を介して他方側部分9は、1点鎖線で示した基板10への取付け側となるもので、その端部は、基板10に沿うように折り曲げられて接続端子部11を構成している。
【0008】
このセラミック電子部品1は、端子部材5を取り付けた構造を有するものであるが、この端子部材5の接続端子部11が基板10に沿うように延びているので、表面実装が可能である。特に、図15に示したように、接続端子部11が他方側部分9を内側に折り曲げて形成された場合、表面実装により適した形態となる。
【0009】
また、図15に示したセラミック電子部品1によれば、セラミック電子部品本体2での発熱は、端子部材5を通して基板10に伝達される。このとき、端子部材5は、折り返された形態を有しているので、セラミック電子部品1全体としての寸法の増大をそれほど招くことなく、熱の伝わる経路を長くとることができる。そのため、端子部材5から十分に放熱させることができ、基板10の温度上昇を抑えるのに有効である。
【0010】
特に、図15に示したように、端子部材5の折り返し部6を介しての一方側部分7と他方側部分9とが互いに接触しないようにされていると、上述した放熱効果をより高めることができる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、図15に示したセラミック電子部品1では、端子部材5の寸法、表面積および材質等によって、基板10の温度上昇に対する抑制効果がほぼ決まる。そのため、基板10の温度上昇に対して十分な抑制効果を得ようとする場合には、端子部材5の寸法および表面積を単純には小さくすることができず、その結果、セラミック電子部品1の小型化を阻害するという問題に遭遇する。
【0012】
そこで、この発明の目的は、上述のような問題を解決し得るセラミック電子部品を提供しようとすることである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
この発明は、両端部に端子電極が形成され、端子電極が形成された2つの端面および端面間を連結する4つの側面を有する直方体形状をなす、チップ状のセラミック電子部品本体と、所定の折り返し部において折り返された形態を有する金属板をもって構成され、折り返し状態において外側に向く面を端子電極に対向させながら折り返し部を介して一方側部分が各端子電極に取り付けられ、折り返し部を介して他方側部分が基板への取付け側とされた、端子部材とを備える、セラミック電子部品に向けられるものであって、上述した技術的課題を解決するため、端子部材間であってセラミック電子部品本体より折り返し部により近い側に位置し、セラミック電子部品本体の1つの側面に対向する平面を有し、かつセラミック電子部品本体および前記端子部材に熱結合された、放熱体をさらに備えることを特徴としている。
【0014】
上述の放熱体は、たとえば、電気絶縁性材料からなる放熱板材をもって構成される。この電気絶縁材料としては、好ましくは、Al2 3 、AlN、Si3 4 およびSiCから選ばれた1種が用いられる。また、放熱板材は、接着剤によってセラミック電子部品本体および端子部材に接合されることが好ましい。
【0015】
放熱体は、金属からなる複数の放熱フィンを含むフィンアセンブリをもって構成されてもよい。上述の金属としては、アルミニウムまたはチタンが好適に用いられる。また、フィンアセンブリは、電気絶縁性接着剤によってセラミック電子部品本体および端子部材に接合されることが好ましい。
【0016】
熱体の上述したセラミック電子部品本体の1つの側面に対向する平面は、これに対向するセラミック電子部品本体の側面と実質的に同じ寸法を有していることが好ましい。
【0018】
この発明に係るセラミック電子部品において、端子部材の材質は、鉄、ステンレス鋼およびリン青銅から選ばれた1種であることが好ましい。
【0019】
端子部材の折り返し部を介しての一方側部分と他方側部分とは、互いに接触しないようにされていることが好ましい。
【0020】
端子部材の折り返し状態において内側に向く面には、半田になじまない半田非親和面が形成され、かつ端子部材の折り返し状態において外側に向く面には、半田になじむ半田親和面が形成されていることが好ましい。
【0021】
端子部材には、穴またはスリットが設けられていてもよい。
【0022】
【発明の実施の形態】
図1は、この発明の第1の実施形態によるセラミック電子部品21を示す正面図である。図2は、図1の部分Aを拡大して断面で示す正面図である。
【0023】
セラミック電子部品21は、たとえば負特性サーミスタを構成するチップ状のセラミック電子部品本体22を備えている。セラミック電子部品本体22を構成するセラミック材料としては、たとえば、Mn、Ni、Co、Fe、Al、Cu、CrおよびZrのうちの少なくとも2種を含む化合物、またはLa系酸化物もしくはCo系酸化物が用いられる。
【0024】
セラミック電子部品本体22の両端部には、端子電極23が形成されている。端子電極23は、導電成分として、たとえばAgまたはAg−Pd合金などを含んでいる。端子電極23は、導電性ペーストを付与し焼き付ける厚膜形成技術により形成されても、スパッタリング、蒸着、めっき等の薄膜形成技術により形成されても、さらには、厚膜形成技術により形成された厚膜上にめっきを施すことによって形成されてもよい。
【0025】
セラミック電子部品21は、また、端子部材24を備えている。端子部材24は、セラミック電子部品本体22の端子電極23の各々に取り付けられるもので、所定の折り返し部25において折り返された形態を有する金属板をもって構成されている。
【0026】
端子部材24は、折り返し状態において外側に向く面を各端子電極23に対向させながら、折り返し部25を介して一方側部分26において、各端子電極23にたとえば半田または導電性接着剤のような導電性接合材27によって取り付けられている。端子部材24の一方側部分26は、その端部において、セラミック電子部品本体22の各端部を覆うように折り曲げられている。
【0027】
端子部材24の、折り返し部25を介して他方側部分28は、1点鎖線で示した基板29への取付け側となるもので、その端部は、基板29に沿うようにさらに折り曲げられて接続端子部30を構成している。なお、図1において、接続端子部30は、実線で示すように内側に折り曲げられて形成されることが好ましいが、破線で示すように外側に折り曲げられて形成されてもよい。
【0028】
端子部材24の折り返し部25を介しての一方側部分26と他方側部分28とは、たとえば0.5mm程度の間隔をもって互いに接触しないようにされている。
【0029】
端子部材24の材質としては、たとえば、鉄、ステンレス鋼またはリン青銅のように熱伝導性の低いものを用いることが好ましい。
【0030】
また、端子部材24の折り返し状態において内側に向く面には、半田になじまない半田非親和面31が形成され、同じく外側に向く面には、半田になじむ半田親和面32が形成されている。
【0031】
この実施形態では、図2に示すように、半田非親和面31を与えるため、端子部材24の表面に、たとえば、非導電性樹脂、ゴムまたは導電性樹脂のような樹脂を含む材料からなる半田非親和層33が形成される。半田非親和面31を与えるため、このような樹脂を含む半田非親和層33の形成に代えて、端子部材24を構成する金属板の表面を酸化するといった化学的処理を施して半田非親和層33を形成しても、あるいは、半田非親和層33を特に形成することなく、端子部材24を構成する金属板の材質として、半田になじまないものを用いるようにしてもよい。
【0032】
他方、半田親和面32を与えるため、端子部材24の表面には、半田、Au、AgまたはPdなどのめっき等による半田親和層34が形成される。なお、半田親和面32を与えるため、このような半田親和層34を特に形成することなく、端子部材24を構成する金属板の材質として、半田付け性の良好なものを用い、この金属板の表面自身によって半田親和面32を与えるようにしてもよい。
【0033】
上述のように、端子部材24の折り返し状態において外側に向く面に半田親和面32が形成されているので、導電性接合材27として半田が用いられる場合、端子部材24と端子電極23とを良好に半田付けすることができ、また、このセラミック電子部品21を基板29上に実装するときに付与される半田(図示せず。)は、この半田親和面32と基板29とを良好に接続するように回り込み、信頼性の高い電気的接続状態を達成する。
【0034】
他方、端子部材24の折り曲げ状態において内側に向く面には、半田非親和面31が形成されているので、上述の半田は、端子部材24の折り返し部25を介して一方側部分26と他方側部分28との間の隙間には回り込まず、それゆえ、この半田によるブリッジが形成されることを確実に防止することができる。
【0035】
セラミック電子部品21は、図1に示すように、セラミック電子部品本体22および端子部材24に熱結合された放熱体としての放熱板材35を備えている。放熱板材35は、電気絶縁性材料からなり、この電気絶縁性材料としては、好ましくは、Al2 3 、AlN、Si3 4 またはSiCのような熱伝導性の良好なものが用いられる。
【0036】
放熱板材35は、この実施形態では、セラミック電子部品本体22に対しては接着剤36によって接合され、端子部材24に対しては、接着剤37によって接着されている。その結果、放熱板材35は、接着剤36を介して、セラミック電子部品本体22に熱結合され、接着剤37を介して、端子部材24に熱結合されている。このような構造を得るため、放熱板材35の側面に接着剤36を付与するとともに、放熱板材35の両端面に接着剤37を付与した状態としながら、放熱板材35をセラミック電子部品本体22上であって端子部材24間に位置するように配置すればよい。接着剤36および37としては、たとえばエポキシ系接着剤が好適に用いられる。
【0038】
また、セラミック電子部品本体22と放熱板材35との位置関係は、図1に示すように、放熱板材35が、セラミック電子部品本体22より折り返し部25により近い側に位置するようにされる
【0039】
放熱板材35がセラミック電子部品本体22に熱結合される場合、放熱板材35とセラミック電子部品本体22とは、互いに面を介して対向していることが好ましい。より具体的には、セラミック電子部品本体22が、端子電極23を形成した2つの端面およびこれら端面間を連結する4つの側面を有する直方体形状をなしているとき、放熱板材35は、端子部材24間に位置しかつセラミック電子部品本体22の1つの側面38に対向する平面39を有していることが好ましい。さらに、この場合において、放熱板材35の平面39は、これに対向するセラミック電子部品本体22の側面38と実質的に同じ寸法を有していることがより好ましい。
【0040】
以上説明した第1の実施形態によるセラミック電子部品21によれば、放熱板材35がセラミック電子部品本体22および端子部材24と熱結合されているため、良好な熱放散性を得ることができ、したがって、セラミック電子部品本体22における自己発熱によって端子部材24を介して基板29に伝わる熱を抑えることができる。
【0041】
図3は、この発明の第2の実施形態によるセラミック電子部品41を示す、図1に相当する図である。図3において、図1に示した要素に相当する要素には同様の参照符号を付し、重複する説明は省略する。
【0042】
図3に示したセラミック電子部品41では、放熱体として、金属からなる複数の放熱フィン42を含むフィンアセンブリ43が用いられることを特徴としている。放熱フィン42を構成する金属としては、たとえばアルミニウムまたはチタンのような熱伝導性の良好なものが用いられることが好ましい。
【0043】
フィンアセンブリ43は、電気絶縁性接着剤44によってセラミック電子部品本体22および端子部材24に接合されている。これによって、フィンアセンブリ43は、セラミック電子部品本体22および端子部材24の双方に熱結合される。電気絶縁性接着剤44としては、たとえばエポキシ系接着剤が好適に用いられる。
【0044】
フィンアセンブリ43の場合においても、図1に示した放熱板材35の場合と同様、端子部材24間に位置しかつセラミック電子部品本体22の1つの側面38に対向する平面45を有していることが好ましく、さらに好ましくは、この平面45は、側面38と実質的に同じ寸法を有するようにされる。
【0045】
以上説明した第2の実施形態によるセラミック電子部品41によれば、フィンアセンブリ43がセラミック電子部品本体22および端子部材24と熱結合されているため、良好な熱放散性を得ることができ、したがって、セラミック電子部品本体22における自己発熱によって端子部材24を介して基板29に伝わる熱を抑えることができる。
【0047】
図3に示したフィンアセンブリ43は、縦方向に延びる多数の放熱フィン42を備えるものであったが、その形態は任意に変更することができる。フィンアセンブリのいくつかの変形例について、以下に図4ないし図6を参照して説明する。
【0048】
図4に示したフィンアセンブリ43aは、横方向に延びる多数の放熱フィン42aを備えている。
【0049】
図5に示したフィンアセンブリ43bは、縦方向に延びる多数の放熱フィン42bを形成するように、ジグザグ状に屈曲された形状の部分を備えている。
【0050】
図6に示したフィンアセンブリ43cは、貫通孔46を設けることによって形成された多数の放熱フィン42cを備えている。
【0051】
図7は、セラミック電子部品の熱放散性を評価するために実施した実験結果を示すもので、電流値に対する基板温度の変化を示す図である。
【0052】
この実験例では、比較例として、図15に示した構成を有するセラミック電子部品1を採用し、実施例1として、図1に示した構成を有するセラミック電子部品21を採用し、実施例2として、図3に示した構成を有するセラミック電子部品41を採用した。
【0053】
これら比較例ならびに実施例1および2において、セラミック電子部品本体2および22として、平面寸法が3.2mm×1.6mmでありかつ厚みが1.0mmの負特性サーミスタを用いた。ここで、比較例では、25℃での抵抗値が16Ωの2つの負特性サーミスタを用い、図15に示すように並列接続されたとき、全体としての抵抗値が8Ωとなるようにした。他方、実施例1および2では、25℃での抵抗値が8Ωの負特性サーミスタを1つずつ用いた。
【0054】
また、実施例1では、放熱板材35として、Al2 3 からなるものを用い、実施例2では、アルミニウムからなる放熱フィン42を備えるフィンアセンブリ43を用いた。
【0055】
その他の条件については、比較例ならびに実施例1および2の各々について同一とした。
【0056】
図7からわかるように、実施例1および2によれば、比較例に比べて、基板温度の上昇が抑えられていて、良好な熱放散性が得られている。それゆえ、同じ電流値の下で、基板温度を同じにするには、比較例に比べて、実施例1および2の方が負特性サーミスタすなわちセラミック電子部品本体の寸法を小さくできることがわかる。
【0057】
図8は、この発明の参考例としてのセラミック電子部品51を示す正面図である。図9は、図8の部分Aを拡大して断面で示す正面図である。
【0058】
セラミック電子部品51は、たとえばサーミスタを構成するチップ状のセラミック電子部品本体52を備えている。セラミック電子部品本体52を構成するセラミック材料としては、たとえば、Mn、Ni、Co、Fe、Al、Cu、CrおよびZrのうちの少なくとも2種を含む化合物、またはLa系酸化物もしくはCo系酸化物が用いられる。
【0059】
セラミック電子部品本体52の両端部には、端子電極53が形成されている。端子電極53に含まれる導電成分としては、たとえば、AgまたはAg−Pd合金等が用いられる。端子電極53は、導電性ペーストを付与し焼き付ける厚膜形成技術により形成されても、スパッタリング、蒸着、めっき等の薄膜形成技術により形成されても、さらには、厚膜形成技術により形成された厚膜上にめっきを施すことによって形成されてもよい。
【0060】
上述したセラミック電子部品本体52の端子電極53の各々には、端子部材54が取り付けられている。端子部材54は、所定の折り返し部55において折り返された形態を有する金属板をもって構成される。端子部材54は、折り返し状態において外側に向く面を各端子電極53に対向させながら、折り返し部55を介して一方側部分56において、各端子電極53にたとえば半田または導電性接着剤のような導電性接合材57によって取り付けられている。端子部材54の一方側部分56は、その端部において、セラミック電子部品本体52の各端部を覆うように折り曲げられている。
【0061】
端子部材54の、折り返し部55を介して他方側部分58は、1点鎖線で示した基板59への取付け側となるもので、その端部は、基板59に沿うようにさらに折り曲げられて接続端子部60を構成している。なお、接続端子部60は、図8に示すように、内側に折り曲げられて形成されることが好ましいが、外側に折り曲げられて形成されてもよい。
【0062】
端子部材54の折り返し部55を介しての一方側部分56と他方側部分58とは、たとえば0.5mm程度の間隔をもって互いに接触しないようにされている。
【0063】
また、端子部材54の材質としては、鉄、ステンレス鋼またはリン青銅のような熱伝導性の低いものが用いられることが好ましい。
【0064】
図9に示すように、端子部材54の折り返し状態において内側に向く面には、半田になじまない半田非親和面61が形成され、他方、同じく外側に向く面には、半田になじむ半田親和面62が形成されている。
【0065】
この参考例では、半田非親和面61は、端子部材54を構成する金属板の表面に、たとえば、非導電性樹脂、ゴムまたは導電性樹脂のような樹脂を含む材料からなる半田非親和層63を形成することによって与えられている。なお、半田非親和面61を与えるため、このような樹脂を含む半田非親和層63の形成に代えて、端子部材54の表面を酸化するといった化学的処理を施すことによって半田非親和層63を形成しても、あるいは、端子部材54を構成する金属板として、半田付け性の悪いものを用い、この金属板自身の表面によって半田非親和面61を与えるようにしてもよい。
【0066】
他方、半田親和面62は、端子部材54を構成する金属板の表面に、たとえば、半田、Au、AgまたはPdのような半田付け性の良好な金属をめっきすることによって形成された半田親和層64によって与えられている。なお、半田親和面62を与えるため、端子部材54を構成する金属板として、半田付け性の良好な金属からなるものを用い、この金属板自身の表面によって半田親和面62を与えるようにしてもよい。
【0067】
上述のように、端子部材54の折り返し状態において内側に向く面には、半田非親和面61が形成されているので、導電性接合材57として半田が用いられる場合、この半田は、端子部材54の折り返し部55を介しての一方側部分56と他方側部分58との間の隙間には回り込まず、それゆえ、この半田によるブリッジが形成されることを防止することができる。
【0068】
他方、端子部材54の折り返し状態において外側に向く面には、半田親和面62が形成されているので、導電性接合材57として半田が用いられる場合、端子部材54と端子電極53との間で良好な半田付けを達成することができる。また、このセラミック電子部品51を基板59上に実装するときに付与される半田 (図示せず。)は、この半田親和面62と基板59とを良好に接続するように回り込み、信頼性の高い電気的接続状態を達成することができる。
【0069】
セラミック電子部品51は、放熱体として、セラミック電子部品本体52および/または端子部材54の一部を覆うように形成される電気絶縁性樹脂からなる放熱厚膜65を備えている。この参考例では、放熱厚膜65は、セラミック電子部品本体52および端子部材54の双方の各一部を覆うように形成されている。放熱厚膜65を構成する電気絶縁性樹脂としては、たとえばシリコーンゴムが有利に用いられる。
【0070】
上述した放熱厚膜65は、セラミック電子部品本体52および端子部材54の各一部を端子部材54の折り返し部55側から未硬化の電気絶縁性樹脂中にディップし、次いでこの電気絶縁性樹脂を焼き付けることによって形成されることができる。
【0071】
上述した電気絶縁性樹脂中へのディップにおいて、端子部材54の折り返し状態において内側に向く面に電気絶縁性樹脂が付与されることを防止するため、この内側に向く面には、図9に示すように、未硬化の電気絶縁性樹脂をはじく性質のある樹脂はじきコート66が施されていることが好ましい。この樹脂はじきコート66は、たとえばフッ素樹脂によって与えられる。
【0072】
以上説明した参考例としてのセラミック電子部品51によれば、放熱厚膜65がセラミック電子部品本体52および端子部材54と熱結合されているため、良好な熱放散性を得ることができ、したがって、セラミック電子部品本体52における自己発熱によって端子部材54を介して基板59に伝わる熱を抑えることができる。
【0073】
図10は、図7に相当する図である。すなわち、図10は、セラミック電子部品の熱放散性を評価するために実施した実験結果を示すもので、電流値に対する基板温度の変化を示す図である。
【0074】
この実験例において、比較例としては、図7に示した比較例と同様、図15に示した構成を有するセラミック電子部品1を採用し、実施例としては、図8に示した構成を有するセラミック電子部品51を採用した。
【0075】
また、セラミック電子部品本体2および52としては、図7に示した実験例の場合と同様、平面寸法が3.2mm×1.6mmでありかつ厚みが1.0mmの負特性サーミスタを用いた。
【0076】
また、比較例では、負特性サーミスタとして、25℃での抵抗値が16Ωのものを2つ用い、これら並列接続されたものの抵抗値が8Ωとなるようにした。他方、実施例では、負特性サーミスタとして、25℃での抵抗値が8Ωのものを用いた。
【0077】
さらに、実施例では、放熱厚膜65をシリコーンゴムから構成した。
【0078】
その他の条件については、比較例と実施例とで同一とした。
【0079】
図10からわかるように、実施例によれば、比較例に比べて、基板温度の上昇が抑えられ、良好な熱放散性を示している。それゆえ、同じ電流値の下で基板温度を同じにするには、比較例に比べて、実施例の方が負特性サーミスタすなわちセラミック電子部品本体の寸法を小さくできることがわかる。
【0080】
以上、この発明を図示した実施形態に関連して説明したが、この発明の範囲内において、その他、種々の変形例が可能である。
【0081】
たとえば、端子部材24および54に関して、図11ないし図14にそれぞれ示すような変形例が採用されてもよい。図11ないし図14は、それぞれ、端子部材を、たとえば図1の左側から示した図に相当する。
【0082】
図11に示した端子部材71では、円形の穴72が設けられている。
【0083】
図12に示した端子部材73では、矩形の穴74が設けられている。
【0084】
図13に示した端子部材75では、縦方向に延びる複数のスリット76が設けられている。
【0085】
図14に示した端子部材77では、横方向に延びる複数のスリット78が設けられている。
【0086】
これら端子部材71、73、75および77にそれぞれ設けられた穴72および74ならびにスリット76および78は、熱が基板に伝わるのを抑制するためのものである。穴72および74ならびにスリット76および78の大きさおよび分布状態については、端子部材71、73、75および77の各々において必要とされる機械的強度を考慮して決定される。
【0087】
このように、端子部材に設けられる穴またはスリットとしては、図11ないし図14に示した形態以外の形態であってもよい。
【0088】
また、図示した実施形態では、1つのセラミック電子部品21、41および51の各々において、それぞれ、1つのセラミック電子部品本体22および52を備えるものであったが、複数のセラミック電子部品本体を備えるものであってもよい。
【0089】
また、この発明は、図示した実施形態のように、サーミスタを構成するセラミック電子部品本体を備えるセラミック電子部品に限らず、たとえば、中高圧用途の積層セラミックコンデンサのように、自己発熱の無視できないセラミック電子部品本体を備えるセラミック電子部品であれば、どのようなセラミック電子部品に対しても適用することができる。
【0090】
【発明の効果】
以上のように、この発明によれば、セラミック電子部品本体およびそれに取り付けられる端子部材に熱結合された、放熱体を備えているので、セラミック電子部品本体の自己発熱によって生じる熱が基板へと伝わることを抑えることができ、基板の不所望な温度上昇を抑えることができる。
【0091】
また、上述のように、放熱体によって、熱放散性が高められるので、基板温度を同じにする場合には、セラミック電子部品本体からの自己発熱がより大きくなっても許容され、したがって、セラミック電子部品本体の寸法を小さくすることができ、ひいては、セラミック電子部品全体としても、寸法を小さくすることができる。
【0092】
放熱体として、電気絶縁性材料からなる放熱板材が用いられる場合、または金属からなる複数の放熱フィンを含むフィンアセンブリが用いられる場合には、これら放熱板材またはフィンアセンブリは、チップ状のセラミック電子部品本体と同様の方法で取り扱うことができ、したがって、セラミック電子部品の組立工程が複雑になることを避けることができる。
【0093】
上述した放熱板材を構成する電気絶縁性材料が、Al2 3 、AlN、Si3 4 およびSiCから選ばれた1種が用いられると、これら電気絶縁性材料の熱伝導性が比較的高いため、より高い熱放散性を実現することができる。
【0094】
また、フィンアセンブリに備える放熱フィンを構成する金属として、アルミニウムまたはチタンが用いられると、これら金属の熱伝導性が比較的高いため、より高い熱放散性を実現することができる。
【0095】
また、この発明によれば、放熱体が、端子部材間に位置しかつセラミック電子部品本体の1つの側面に対向する平面を有してい、セラミック電子部品本体から放熱体へ効率的に熱が伝達されるので、放熱体が有する熱放散性をより効果的に機能させることができる。
【0096】
上述の場合において、放熱体の前記平面が、これに対向するセラミック電子部品本体の側面と実質的に同じ寸法を有していると、放熱体による放熱効果を最大限に発揮させながら、放熱体の寸法のために、セラミック電子部品の寸法が増大することを防止することができる。
【0100】
端子部材の材質として、鉄、ステンレス鋼およびリン青銅から選ばれた1種が用いられると、これら金属の熱伝導性が比較的低いため、セラミック電子部品本体から基板に伝えられる熱を抑制するのにより効果的である。
【0101】
また、端子部材の折り返し部を介しての一方側部分と他方側部分とが互いに接触しないようにされていると、セラミック電子部品本体から基板へと至る熱の経路を長くとることができ、したがって、基板へと伝わる熱をより低減することができる。
【0102】
端子部材の折り返し状態において内側に向く面には、半田になじまない半田非親和面が形成され、かつ端子部材の折り返し状態において外側に向く面には、半田になじむ半田親和面が形成されていると、端子部材とセラミック電子部品本体上の端子電極との半田付けおよび端子部材と基板との半田付けを高い信頼性をもって達成することができるとともに、端子部材の折り返し部を介しての一方側部分と他方側部分との隙間に半田が入り込むことを確実に防止し、これらの間で半田ブリッジが形成されることを防止することができる。したがって、端子部材が折り返された形態を有していることによる熱伝達を抑制する効果が、半田ブリッジによって阻害されることを防止することができる。
【0103】
端子部材に、穴またはスリットが設けられていると、端子部材から基板に伝わる熱をより抑制することができ、このことも、基板温度の上昇を抑制するのに効果的に作用する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施形態によるセラミック電子部品21の外観を示す正面図である。
【図2】図1の部分Aを拡大して断面で示す正面図である。
【図3】この発明の第2の実施形態によるセラミック電子部品41の外観を示す正面図である。
【図4】図3に示したフィンアセンブリ43の第1の変形例としてのフィンアセンブリ43aを示す正面図である。
【図5】図3に示したフィンアセンブリ43の第2の変形例としてのフィンアセンブリ43bを示す正面図である。
【図6】図3に示したフィンアセンブリ43の第3の変形例としてのフィンアセンブリ43cを示す正面図である。
【図7】図1に示したセラミック電子部品21(実施例1)、図3に示したセラミック電子部品41(実施例2)および図15に示したセラミック電子部品1(比較例)の熱放散性を評価するために実施した実験結果を示すもので、電流値に対する基板温度の変化を示す図である。
【図8】 この発明の参考例としてのセラミック電子部品51の外観を示す正面図である。
【図9】図8の部分Aを拡大して断面で示す正面図である。
【図10】図8に示したセラミック電子部品51(実施例)および図15に示したセラミック電子部品1(比較例)の熱放散性を評価するために実施した実験結果を示すもので、電流値に対する基板温度の変化を示す図である。
【図11】この発明に係るセラミック電子部品に備える端子部材の第1の変形例を示す、図1の左側から示した図に相当する図である。
【図12】この発明に係るセラミック電子部品に備える端子部材の第2の変形例を示す、図1の左側から示した図に相当する図である。
【図13】この発明に係るセラミック電子部品に備える端子部材の第3の変形例を示す、図1の左側から示した図に相当する図である。
【図14】この発明に係るセラミック電子部品に備える端子部材の第4の変形例を示す、図1の左側から示した図に相当する図である。
【図15】この発明にとって興味ある従来のセラミック電子部品1の外観を示す正面図である。
【符号の説明】
21,41,51 セラミック電子部品
22,52 セラミック電子部品本体
23,53 端子電極
24,54,71,73,75,77 端子部材
25,55 折り返し部
26,56 一方側部分
27,57 導電性接合材
28,58 他方側部分
29,59 基板
30,60 接続端子部
31,61 半田非親和面
32,62 半田親和面
35 放熱板材
36,37 接着剤
38 側面
39,45 平面
42,42a,42b,42c 放熱フィン
43,43a,43b,43c フィンアセンブリ
44 電気絶縁性接着剤
65 放熱厚膜
66 樹脂はじきコート
72,74 穴
76,78 スリット

Claims (12)

  1. 両端部に端子電極が形成され、前記端子電極が形成された2つの端面および前記端面間を連結する4つの側面を有する直方体形状をなす、チップ状のセラミック電子部品本体と、
    所定の折り返し部において折り返された形態を有する金属板をもって構成され、折り返し状態において外側に向く面を前記端子電極に対向させながら前記折り返し部を介して一方側部分が各前記端子電極に取り付けられ、前記折り返し部を介して他方側部分が基板への取付け側とされた、端子部材と、
    前記端子部材間であって前記セラミック電子部品本体より前記折り返し部により近い側に位置し、前記セラミック電子部品本体の1つの前記側面に対向する平面を有し、かつ前記セラミック電子部品本体および前記端子部材に熱結合された、放熱体と
    を備える、セラミック電子部品。
  2. 前記放熱体は、電気絶縁性材料からなる放熱板材を備える、請求項1に記載のセラミック電子部品。
  3. 前記電気絶縁性材料は、Al2 3 、AlN、Si3 4 およびSiCから選ばれた1種である、請求項2に記載のセラミック電子部品。
  4. 前記放熱板材は、接着剤によって前記セラミック電子部品本体および前記端子部材に接合されている、請求項2または3に記載のセラミック電子部品。
  5. 前記放熱体は、金属からなる複数の放熱フィンを含むフィンアセンブリを備える、請求項1に記載のセラミック電子部品。
  6. 前記金属は、アルミニウムまたはチタンである、請求項5に記載のセラミック電子部品。
  7. 前記フィンアセンブリは、電気絶縁性接着剤によって前記セラミック電子部品本体および前記端子部材に接合されている、請求項5または6に記載のセラミック電子部品。
  8. 前記放熱体の前記平面は、これに対向する前記セラミック電子部品本体の前記側面と実質的に同じ寸法を有する、請求項1ないし7のいずれかに記載のセラミック電子部品。
  9. 前記端子部材の材質は、鉄、ステンレス鋼およびリン青銅から選ばれた1種である、請求項1ないしのいずれかに記載のセラミック電子部品。
  10. 前記端子部材の前記折り返し部を介しての前記一方側部分と前記他方側部分とは、互いに接触しないようにされている、請求項1ないしのいずれかに記載のセラミック電子部品。
  11. 前記端子部材の折り返し状態において内側に向く面には、半田になじまない半田非親和面が形成され、かつ、前記端子部材の折り返し状態において外側に向く面には、半田になじむ半田親和面が形成されている、請求項1ないし10のいずれかに記載のセラミック電子部品。
  12. 前記端子部材には、穴またはスリットが設けられている、請求項1ないし11のいずれかに記載のセラミック電子部品。
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