JP2003257701A - セラミック電子部品 - Google Patents
セラミック電子部品Info
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Abstract
え、このセラミック電子部品本体に取り付けられる端子
部材を備える、セラミック電子部品において、セラミッ
ク電子部品本体からの熱が基板に伝わりにくくし、基板
温度の上昇を抑制する。 【解決手段】 セラミック電子部品本体22および端子
部材24に熱結合されるように、Al2 O3 、AlN、
Si3 O4 またはSiCのような熱伝導性の良好な電気
絶縁性材料からなる放熱板材35を設ける。放熱板材3
5は、端子部材24間に位置しかつセラミック電子部品
本体22の1つの側面38に対向する平面39を有し、
セラミック電子部品本体22に対しては接着剤36によ
って接合され、端子部材24に対しては接着剤37によ
って接合される。
Description
部品に関するもので、特に、自己発熱するセラミック電
子部品本体を備え、かつ金属板からなる端子部材がセラ
ミック電子部品に取り付けられた、セラミック電子部品
に関するものである。
れる電子部品の小型化が進んでいる。電子部品の小型化
を図る有効な方法として、電子部品をチップ化し、かつ
表面実装可能な形態とする方法がある。しかしながら、
サーミスタや中高圧用途に向けられる積層セラミックコ
ンデンサのように、自己発熱の無視できないセラミック
電子部品では、チップ化かつ表面実装化されると、これ
を実装する基板の温度が問題となり、そのため、チップ
状のセラミック電子部品本体に別部材としての端子部材
を取り付けた、いわゆるリードタイプのものが未だに主
流となっている。リードタイプのセラミック電子部品で
は、セラミック電子部品本体に生じる熱が基板に伝達さ
れることが、端子部材によって緩和されることができ
る。
部品であっても、これを表面実装可能とするため、たと
えば特開平11−40454号公報では、図15に示す
ような構造が提案されている。
2つのチップ状のセラミック電子部品本体2を備え、各
セラミック電子部品本体2の両端部には、端子電極3が
形成されている。セラミック電子部品本体2は、同じ向
きに配向されながら上下に積み重ねられ、接着剤4によ
り接合されている。
端子電極3には、端子部材5が共通して取り付けられて
いる。端子部材5は、所定の折り返し部6において折り
返された形態を有する金属板をもって構成される。
外側に向く面を端子電極3に対向させながら、折り返し
部6を介して一方側部分7において、各端子電極3にた
とえば半田または導電性接着剤のような導電性接合8に
よって取り付けられている。端子部材5のこの一方側部
分7は、その端部において、セラミック電子部品本体2
の各端部を覆うように折り曲げられている。
側部分9は、1点鎖線で示した基板10への取付け側と
なるもので、その端部は、基板10に沿うように折り曲
げられて接続端子部11を構成している。
を取り付けた構造を有するものであるが、この端子部材
5の接続端子部11が基板10に沿うように延びている
ので、表面実装が可能である。特に、図15に示したよ
うに、接続端子部11が他方側部分9を内側に折り曲げ
て形成された場合、表面実装により適した形態となる。
1によれば、セラミック電子部品本体2での発熱は、端
子部材5を通して基板10に伝達される。このとき、端
子部材5は、折り返された形態を有しているので、セラ
ミック電子部品1全体としての寸法の増大をそれほど招
くことなく、熱の伝わる経路を長くとることができる。
そのため、端子部材5から十分に放熱させることがで
き、基板10の温度上昇を抑えるのに有効である。
の折り返し部6を介しての一方側部分7と他方側部分9
とが互いに接触しないようにされていると、上述した放
熱効果をより高めることができる。
に示したセラミック電子部品1では、端子部材5の寸
法、表面積および材質等によって、基板10の温度上昇
に対する抑制効果がほぼ決まる。そのため、基板10の
温度上昇に対して十分な抑制効果を得ようとする場合に
は、端子部材5の寸法および表面積を単純には小さくす
ることができず、その結果、セラミック電子部品1の小
型化を阻害するという問題に遭遇する。
問題を解決し得るセラミック電子部品を提供しようとす
ることである。
子電極が形成された、チップ状のセラミック電子部品本
体と、所定の折り返し部において折り返された形態を有
する金属板をもって構成され、折り返し状態において外
側に向く面を端子電極に対向させながら折り返し部を介
して一方側部分が各端子電極に取り付けられ、折り返し
部を介して他方側部分が基板への取付け側とされた、端
子部材とを備える、セラミック電子部品に向けられるも
のであって、上述した技術的課題を解決するため、セラ
ミック電子部品本体および/または端子部材に熱結合さ
れた、放熱体をさらに備えることを特徴としている。
料からなる放熱板材をもって構成される。この電気絶縁
材料としては、好ましくは、Al2 O3 、AlN、Si
3 O 4 およびSiCから選ばれた1種が用いられる。ま
た、放熱板材は、接着剤によってセラミック電子部品本
体および/または端子部材に接合されることが好まし
い。
を含むフィンアセンブリをもって構成されてもよい。上
述の金属としては、アルミニウムまたはチタンが好適に
用いられる。また、フィンアセンブリは、電気絶縁性接
着剤によってセラミック電子部品本体および/または端
子部材に接合されることが好ましい。
端子部材が形成された2つの端面および端面間を連結す
る4つの側面を有する直方体形状をなしている。この場
合、放熱体は、端子部材間に位置しかつセラミック電子
部品本体の1つの側面に対向する平面を有していること
が好ましい。また、放熱体の上述の平面は、これに対向
するセラミック電子部品本体の側面と実質的に同じ寸法
を有していることがより好ましい。
/または端子部材の一部を覆うように形成される電気絶
縁性樹脂からなる放熱厚膜をもって構成されてもよい。
この場合、電気絶縁性樹脂としては、シリコーンゴムが
好適に用いられる。また、放熱厚膜は、セラミック電子
部品本体および端子部材の各一部を端子部材の折り返し
部側から未硬化の電気絶縁性樹脂中にディップし、次い
で電気絶縁性樹脂を焼き付けることによって形成された
ものであることが好ましい。この場合、端子部材の折り
返し状態において内側に向く面には、未硬化の電気絶縁
性樹脂をはじく性質のある樹脂はじきコートが施されて
いることが好ましい。この樹脂はじきコートは、たとえ
ば、フッ素樹脂から構成される。
て、端子部材の材質は、鉄、ステンレス鋼およびリン青
銅から選ばれた1種であることが好ましい。
分と他方側部分とは、互いに接触しないようにされてい
ることが好ましい。
く面には、半田になじまない半田非親和面が形成され、
かつ端子部材の折り返し状態において外側に向く面に
は、半田になじむ半田親和面が形成されていることが好
ましい。
れていてもよい。
態によるセラミック電子部品21を示す正面図である。
図2は、図1の部分Aを拡大して断面で示す正面図であ
る。
性サーミスタを構成するチップ状のセラミック電子部品
本体22を備えている。セラミック電子部品本体22を
構成するセラミック材料としては、たとえば、Mn、N
i、Co、Fe、Al、Cu、CrおよびZrのうちの
少なくとも2種を含む化合物、またはLa系酸化物もし
くはCo系酸化物が用いられる。
は、端子電極23が形成されている。端子電極23は、
導電成分として、たとえばAgまたはAg−Pd合金な
どを含んでいる。端子電極23は、導電性ペーストを付
与し焼き付ける厚膜形成技術により形成されても、スパ
ッタリング、蒸着、めっき等の薄膜形成技術により形成
されても、さらには、厚膜形成技術により形成された厚
膜上にめっきを施すことによって形成されてもよい。
材24を備えている。端子部材24は、セラミック電子
部品本体22の端子電極23の各々に取り付けられるも
ので、所定の折り返し部25において折り返された形態
を有する金属板をもって構成されている。
側に向く面を各端子電極23に対向させながら、折り返
し部25を介して一方側部分26において、各端子電極
23にたとえば半田または導電性接着剤のような導電性
接合材27によって取り付けられている。端子部材24
の一方側部分26は、その端部において、セラミック電
子部品本体22の各端部を覆うように折り曲げられてい
る。
他方側部分28は、1点鎖線で示した基板29への取付
け側となるもので、その端部は、基板29に沿うように
さらに折り曲げられて接続端子部30を構成している。
なお、図1において、接続端子部30は、実線で示すよ
うに内側に折り曲げられて形成されることが好ましい
が、破線で示すように外側に折り曲げられて形成されて
もよい。
一方側部分26と他方側部分28とは、たとえば0.5
mm程度の間隔をもって互いに接触しないようにされて
いる。
鉄、ステンレス鋼またはリン青銅のように熱伝導性の低
いものを用いることが好ましい。
て内側に向く面には、半田になじまない半田非親和面3
1が形成され、同じく外側に向く面には、半田になじむ
半田親和面32が形成されている。
田非親和面31を与えるため、端子部材24の表面に、
たとえば、非導電性樹脂、ゴムまたは導電性樹脂のよう
な樹脂を含む材料からなる半田非親和層33が形成され
る。半田非親和面31を与えるため、このような樹脂を
含む半田非親和層33の形成に代えて、端子部材24を
構成する金属板の表面を酸化するといった化学的処理を
施して半田非親和層33を形成しても、あるいは、半田
非親和層33を特に形成することなく、端子部材24を
構成する金属板の材質として、半田になじまないものを
用いるようにしてもよい。
部材24の表面には、半田、Au、AgまたはPdなど
のめっき等による半田親和層34が形成される。なお、
半田親和面32を与えるため、このような半田親和層3
4を特に形成することなく、端子部材24を構成する金
属板の材質として、半田付け性の良好なものを用い、こ
の金属板の表面自身によって半田親和面32を与えるよ
うにしてもよい。
態において外側に向く面に半田親和面32が形成されて
いるので、導電性接合材27として半田が用いられる場
合、端子部材24と端子電極23とを良好に半田付けす
ることができ、また、このセラミック電子部品21を基
板29上に実装するときに付与される半田(図示せ
ず。)は、この半田親和面32と基板29とを良好に接
続するように回り込み、信頼性の高い電気的接続状態を
達成する。
て内側に向く面には、半田非親和面31が形成されてい
るので、上述の半田は、端子部材24の折り返し部25
を介して一方側部分26と他方側部分28との間の隙間
には回り込まず、それゆえ、この半田によるブリッジが
形成されることを確実に防止することができる。
うに、セラミック電子部品本体22および/または端子
部材24に熱結合された放熱体としての放熱板材35を
備えている。放熱板材35は、電気絶縁性材料からな
り、この電気絶縁性材料としては、好ましくは、Al2
O3 、AlN、Si3 O4 またはSiCのような熱伝導
性の良好なものが用いられる。
ミック電子部品本体22に対しては接着剤36によって
接合され、端子部材24に対しては、接着剤37によっ
て接着されている。その結果、放熱板材35は、接着剤
36を介して、セラミック電子部品本体22に熱結合さ
れ、接着剤37を介して、端子部材24に熱結合されて
いる。このような構造を得るため、放熱板材35の側面
に接着剤36を付与するとともに、放熱板材35の両端
面に接着剤37を付与した状態としながら、放熱板材3
5をセラミック電子部品本体22上であって端子部材2
4間に位置するように配置すればよい。接着剤36およ
び37としては、たとえばエポキシ系接着剤が好適に用
いられる。
に、セラミック電子部品本体22および端子部材24の
双方に熱結合されていることが好ましいが、セラミック
電子部品本体22のみに、あるいは端子部材24のみに
熱結合されていてもよい。
板材35との位置関係は、図1に示した位置関係とは上
下逆にされてもよい。
2に熱結合される場合、放熱板材35とセラミック電子
部品本体22とは、互いに面を介して対向していること
が好ましい。より具体的には、セラミック電子部品本体
22が、端子電極23を形成した2つの端面およびこれ
ら端面間を連結する4つの側面を有する直方体形状をな
しているとき、放熱板材35は、端子部材24間に位置
しかつセラミック電子部品本体22の1つの側面38に
対向する平面39を有していることが好ましい。さら
に、この場合において、放熱板材35の平面39は、こ
れに対向するセラミック電子部品本体22の側面38と
実質的に同じ寸法を有していることがより好ましい。
ック電子部品21によれば、放熱板材35がセラミック
電子部品本体22および端子部材24と熱結合されてい
るため、良好な熱放散性を得ることができ、したがっ
て、セラミック電子部品本体22における自己発熱によ
って端子部材24を介して基板29に伝わる熱を抑える
ことができる。
セラミック電子部品41を示す、図1に相当する図であ
る。図3において、図1に示した要素に相当する要素に
は同様の参照符号を付し、重複する説明は省略する。
は、放熱体として、金属からなる複数の放熱フィン42
を含むフィンアセンブリ43が用いられることを特徴と
している。放熱フィン42を構成する金属としては、た
とえばアルミニウムまたはチタンのような熱伝導性の良
好なものが用いられることが好ましい。
剤44によってセラミック電子部品本体22および端子
部材24に接合されている。これによって、フィンアセ
ンブリ43は、セラミック電子部品本体22および端子
部材24の双方に熱結合される。電気絶縁性接着剤44
としては、たとえばエポキシ系接着剤が好適に用いられ
る。
図1に示した放熱板材35の場合と同様、端子部材24
間に位置しかつセラミック電子部品本体22の1つの側
面38に対向する平面45を有していることが好まし
く、さらに好ましくは、この平面45は、側面38と実
質的に同じ寸法を有するようにされる。
ック電子部品41によれば、フィンアセンブリ43がセ
ラミック電子部品本体22および端子部材24と熱結合
されているため、良好な熱放散性を得ることができ、し
たがって、セラミック電子部品本体22における自己発
熱によって端子部材24を介して基板29に伝わる熱を
抑えることができる。
ク電子部品本体22および端子部材24のいずれか一方
にのみ熱結合されてもよい。また、フィンアセンブリ4
3とセラミック電子部品本体22との位置関係は、図3
に示した位置関係とは上下逆にされてもよい。
方向に延びる多数の放熱フィン42を備えるものであっ
たが、その形態は任意に変更することができる。フィン
アセンブリのいくつかの変形例について、以下に図4な
いし図6を参照して説明する。
横方向に延びる多数の放熱フィン42aを備えている。
縦方向に延びる多数の放熱フィン42bを形成するよう
に、ジグザグ状に屈曲された形状の部分を備えている。
貫通孔46を設けることによって形成された多数の放熱
フィン42cを備えている。
評価するために実施した実験結果を示すもので、電流値
に対する基板温度の変化を示す図である。
示した構成を有するセラミック電子部品1を採用し、実
施例1として、図1に示した構成を有するセラミック電
子部品21を採用し、実施例2として、図3に示した構
成を有するセラミック電子部品41を採用した。
おいて、セラミック電子部品本体2および22として、
平面寸法が3.2mm×1.6mmでありかつ厚みが
1.0mmの負特性サーミスタを用いた。ここで、比較
例では、25℃での抵抗値が16Ωの2つの負特性サー
ミスタを用い、図15に示すように並列接続されたと
き、全体としての抵抗値が8Ωとなるようにした。他
方、実施例1および2では、25℃での抵抗値が8Ωの
負特性サーミスタを1つずつ用いた。
て、Al2 O3 からなるものを用い、実施例2では、ア
ルミニウムからなる放熱フィン42を備えるフィンアセ
ンブリ43を用いた。
実施例1および2の各々について同一とした。
によれば、比較例に比べて、基板温度の上昇が抑えられ
ていて、良好な熱放散性が得られている。それゆえ、同
じ電流値の下で、基板温度を同じにするには、比較例に
比べて、実施例1および2の方が負特性サーミスタすな
わちセラミック電子部品本体の寸法を小さくできること
がわかる。
セラミック電子部品51を示す正面図である。図9は、
図8の部分Aを拡大して断面で示す正面図である。
ミスタを構成するチップ状のセラミック電子部品本体5
2を備えている。セラミック電子部品本体52を構成す
るセラミック材料としては、たとえば、Mn、Ni、C
o、Fe、Al、Cu、CrおよびZrのうちの少なく
とも2種を含む化合物、またはLa系酸化物もしくはC
o系酸化物が用いられる。
は、端子電極53が形成されている。端子電極53に含
まれる導電成分としては、たとえば、AgまたはAg−
Pd合金等が用いられる。端子電極53は、導電性ペー
ストを付与し焼き付ける厚膜形成技術により形成されて
も、スパッタリング、蒸着、めっき等の薄膜形成技術に
より形成されても、さらには、厚膜形成技術により形成
された厚膜上にめっきを施すことによって形成されても
よい。
子電極53の各々には、端子部材54が取り付けられて
いる。端子部材54は、所定の折り返し部55において
折り返された形態を有する金属板をもって構成される。
端子部材54は、折り返し状態において外側に向く面を
各端子電極53に対向させながら、折り返し部55を介
して一方側部分56において、各端子電極53にたとえ
ば半田または導電性接着剤のような導電性接合材57に
よって取り付けられている。端子部材54の一方側部分
56は、その端部において、セラミック電子部品本体5
2の各端部を覆うように折り曲げられている。
他方側部分58は、1点鎖線で示した基板59への取付
け側となるもので、その端部は、基板59に沿うように
さらに折り曲げられて接続端子部60を構成している。
なお、接続端子部60は、図8に示すように、内側に折
り曲げられて形成されることが好ましいが、外側に折り
曲げられて形成されてもよい。
一方側部分56と他方側部分58とは、たとえば0.5
mm程度の間隔をもって互いに接触しないようにされて
いる。
ステンレス鋼またはリン青銅のような熱伝導性の低いも
のが用いられることが好ましい。
し状態において内側に向く面には、半田になじまない半
田非親和面61が形成され、他方、同じく外側に向く面
には、半田になじむ半田親和面62が形成されている。
端子部材54を構成する金属板の表面に、たとえば、非
導電性樹脂、ゴムまたは導電性樹脂のような樹脂を含む
材料からなる半田非親和層63を形成することによって
与えられている。なお、半田非親和面61を与えるた
め、このような樹脂を含む半田非親和層63の形成に代
えて、端子部材54の表面を酸化するといった化学的処
理を施すことによって半田非親和層63を形成しても、
あるいは、端子部材54を構成する金属板として、半田
付け性の悪いものを用い、この金属板自身の表面によっ
て半田非親和面61を与えるようにしてもよい。
構成する金属板の表面に、たとえば、半田、Au、Ag
またはPdのような半田付け性の良好な金属をめっきす
ることによって形成された半田親和層64によって与え
られている。なお、半田親和面62を与えるため、端子
部材54を構成する金属板として、半田付け性の良好な
金属からなるものを用い、この金属板自身の表面によっ
て半田親和面62を与えるようにしてもよい。
態において内側に向く面には、半田非親和面61が形成
されているので、導電性接合材57として半田が用いら
れる場合、この半田は、端子部材54の折り返し部55
を介しての一方側部分56と他方側部分58との間の隙
間には回り込まず、それゆえ、この半田によるブリッジ
が形成されることを防止することができる。
て外側に向く面には、半田親和面62が形成されている
ので、導電性接合材57として半田が用いられる場合、
端子部材54と端子電極53との間で良好な半田付けを
達成することができる。また、このセラミック電子部品
51を基板59上に実装するときに付与される半田(図
示せず。)は、この半田親和面62と基板59とを良好
に接続するように回り込み、信頼性の高い電気的接続状
態を達成することができる。
て、セラミック電子部品本体52および/または端子部
材54の一部を覆うように形成される電気絶縁性樹脂か
らなる放熱厚膜65を備えている。この実施形態では、
放熱厚膜65は、セラミック電子部品本体52および端
子部材54の双方の各一部を覆うように形成されてい
る。放熱厚膜65を構成する電気絶縁性樹脂としては、
たとえばシリコーンゴムが有利に用いられる。
部品本体52および端子部材54の各一部を端子部材5
4の折り返し部55側から未硬化の電気絶縁性樹脂中に
ディップし、次いでこの電気絶縁性樹脂を焼き付けるこ
とによって形成されることができる。
おいて、端子部材54の折り返し状態において内側に向
く面に電気絶縁性樹脂が付与されることを防止するた
め、この内側に向く面には、図9に示すように、未硬化
の電気絶縁性樹脂をはじく性質のある樹脂はじきコート
66が施されていることが好ましい。この樹脂はじきコ
ート66は、たとえばフッ素樹脂によって与えられる。
ック電子部品51によれば、放熱厚膜65がセラミック
電子部品本体52および端子部材54と熱結合されてい
るため、良好な熱放散性を得ることができ、したがっ
て、セラミック電子部品本体52における自己発熱によ
って端子部材54を介して基板59に伝わる熱を抑える
ことができる。
わち、図10は、セラミック電子部品の熱放散性を評価
するために実施した実験結果を示すもので、電流値に対
する基板温度の変化を示す図である。
7に示した比較例と同様、図15に示した構成を有する
セラミック電子部品1を採用し、実施例としては、図8
に示した構成を有するセラミック電子部品51を採用し
た。
2としては、図7に示した実験例の場合と同様、平面寸
法が3.2mm×1.6mmでありかつ厚みが1.0m
mの負特性サーミスタを用いた。
て、25℃での抵抗値が16Ωのものを2つ用い、これ
ら並列接続されたものの抵抗値が8Ωとなるようにし
た。他方、実施例では、負特性サーミスタとして、25
℃での抵抗値が8Ωのものを用いた。
コーンゴムから構成した。
とで同一とした。
ば、比較例に比べて、基板温度の上昇が抑えられ、良好
な熱放散性を示している。それゆえ、同じ電流値の下で
基板温度を同じにするには、比較例に比べて、実施例の
方が負特性サーミスタすなわちセラミック電子部品本体
の寸法を小さくできることがわかる。
して説明したが、この発明の範囲内において、その他、
種々の変形例が可能である。
て、図11ないし図14にそれぞれ示すような変形例が
採用されてもよい。図11ないし図14は、それぞれ、
端子部材を、たとえば図1の左側から示した図に相当す
る。
穴72が設けられている。
穴74が設けられている。
に延びる複数のスリット76が設けられている。
に延びる複数のスリット78が設けられている。
7にそれぞれ設けられた穴72および74ならびにスリ
ット76および78は、熱が基板に伝わるのを抑制する
ためのものである。穴72および74ならびにスリット
76および78の大きさおよび分布状態については、端
子部材71、73、75および77の各々において必要
とされる機械的強度を考慮して決定される。
はスリットとしては、図11ないし図14に示した形態
以外の形態であってもよい。
ミック電子部品21、41および51の各々において、
それぞれ、1つのセラミック電子部品本体22および5
2を備えるものであったが、複数のセラミック電子部品
本体を備えるものであってもよい。
うに、サーミスタを構成するセラミック電子部品本体を
備えるセラミック電子部品に限らず、たとえば、中高圧
用途の積層セラミックコンデンサのように、自己発熱の
無視できないセラミック電子部品本体を備えるセラミッ
ク電子部品であれば、どのようなセラミック電子部品に
対しても適用することができる。
ミック電子部品本体および/またはそれに取り付けられ
る端子部材に熱結合された、放熱体を備えているので、
セラミック電子部品本体の自己発熱によって生じる熱が
基板へと伝わることを抑えることができ、基板の不所望
な温度上昇を抑えることができる。
放散性が高められるので、基板温度を同じにする場合に
は、セラミック電子部品本体からの自己発熱がより大き
くなっても許容され、したがって、セラミック電子部品
本体の寸法を小さくすることができ、ひいては、セラミ
ック電子部品全体としても、寸法を小さくすることがで
きる。
熱板材が用いられる場合、または金属からなる複数の放
熱フィンを含むフィンアセンブリが用いられる場合に
は、これら放熱板材またはフィンアセンブリは、チップ
状のセラミック電子部品本体と同様の方法で取り扱うこ
とができ、したがって、セラミック電子部品の組立工程
が複雑になることを避けることができる。
料が、Al2 O3 、AlN、Si3O4 およびSiCか
ら選ばれた1種が用いられると、これら電気絶縁性材料
の熱伝導性が比較的高いため、より高い熱放散性を実現
することができる。
ンを構成する金属として、アルミニウムまたはチタンが
用いられると、これら金属の熱伝導性が比較的高いた
め、より高い熱放散性を実現することができる。
ック電子部品本体の1つの側面に対向する平面を有して
いると、セラミック電子部品本体から放熱体へ効率的に
熱が伝達されるので、放熱体が有する熱放散性をより効
果的に機能させることができる。
が、これに対向するセラミック電子部品本体の側面と実
質的に同じ寸法を有していると、放熱体による放熱効果
を最大限に発揮させながら、放熱体の寸法のために、セ
ラミック電子部品の寸法が増大することを防止すること
ができる。
よび/または端子部材の一部を覆うように形成される電
気絶縁性樹脂からなる放熱厚膜が用いられると、これを
形成するため、たとえばディップ法などの簡易な方法を
適用することができる。たとえば、放熱厚膜がセラミッ
ク電子部品本体および端子部材の双方の各一部を覆うよ
うに形成される場合には、セラミック電子部品本体およ
び端子部材の各一部を端子部材の折り返し部側から未硬
化の電気絶縁性樹脂中にディップし、次いで電気絶縁性
樹脂を焼き付けることによって、放熱厚膜を容易に形成
することができる。
がシリコーンゴムから構成されるとき、放熱厚膜の形成
が容易であるとともに、比較的高い熱放散性を与えるこ
とができる。
される場合、端子部材の折り返し状態において内側に向
く面に、未硬化の電気絶縁性樹脂をはじく性質のある樹
脂はじきコートが施されていると、端子部材の折り返し
状態における内側に向く面に電気絶縁性樹脂が不所望に
も付与されることを確実に防止することができる。
およびリン青銅から選ばれた1種が用いられると、これ
ら金属の熱伝導性が比較的低いため、セラミック電子部
品本体から基板に伝えられる熱を抑制するのにより効果
的である。
方側部分と他方側部分とが互いに接触しないようにされ
ていると、セラミック電子部品本体から基板へと至る熱
の経路を長くとることができ、したがって、基板へと伝
わる熱をより低減することができる。
く面には、半田になじまない半田非親和面が形成され、
かつ端子部材の折り返し状態において外側に向く面に
は、半田になじむ半田親和面が形成されていると、端子
部材とセラミック電子部品本体上の端子電極との半田付
けおよび端子部材と基板との半田付けを高い信頼性をも
って達成することができるとともに、端子部材の折り返
し部を介しての一方側部分と他方側部分との隙間に半田
が入り込むことを確実に防止し、これらの間で半田ブリ
ッジが形成されることを防止することができる。したが
って、端子部材が折り返された形態を有していることに
よる熱伝達を抑制する効果が、半田ブリッジによって阻
害されることを防止することができる。
ていると、端子部材から基板に伝わる熱をより抑制する
ことができ、このことも、基板温度の上昇を抑制するの
に効果的に作用する。
子部品21の外観を示す正面図である。
る。
子部品41の外観を示す正面図である。
形例としてのフィンアセンブリ43aを示す正面図であ
る。
形例としてのフィンアセンブリ43bを示す正面図であ
る。
形例としてのフィンアセンブリ43cを示す正面図であ
る。
1)、図3に示したセラミック電子部品41(実施例
2)および図15に示したセラミック電子部品1(比較
例)の熱放散性を評価するために実施した実験結果を示
すもので、電流値に対する基板温度の変化を示す図であ
る。
子部品51の外観を示す正面図である。
る。
例)および図15に示したセラミック電子部品1(比較
例)の熱放散性を評価するために実施した実験結果を示
すもので、電流値に対する基板温度の変化を示す図であ
る。
端子部材の第1の変形例を示す、図1の左側から示した
図に相当する図である。
端子部材の第2の変形例を示す、図1の左側から示した
図に相当する図である。
端子部材の第3の変形例を示す、図1の左側から示した
図に相当する図である。
端子部材の第4の変形例を示す、図1の左側から示した
図に相当する図である。
電子部品1の外観を示す正面図である。
Claims (18)
- 【請求項1】 両端部に端子電極が形成された、チップ
状のセラミック電子部品本体と、 所定の折り返し部において折り返された形態を有する金
属板をもって構成され、折り返し状態において外側に向
く面を前記端子電極に対向させながら前記折り返し部を
介して一方側部分が各前記端子電極に取り付けられ、前
記折り返し部を介して他方側部分が基板への取付け側と
された、端子部材と、 前記セラミック電子部品本体および/または前記端子部
材に熱結合された、放熱体とを備える、セラミック電子
部品。 - 【請求項2】 前記放熱体は、電気絶縁性材料からなる
放熱板材を備える、請求項1に記載のセラミック電子部
品。 - 【請求項3】 前記電気絶縁性材料は、Al2 O3 、A
lN、Si3 O4 およびSiCから選ばれた1種であ
る、請求項2に記載のセラミック電子部品。 - 【請求項4】 前記放熱板材は、接着剤によって前記セ
ラミック電子部品本体および/または前記端子部材に接
合されている、請求項2または3に記載のセラミック電
子部品。 - 【請求項5】 前記放熱体は、金属からなる複数の放熱
フィンを含むフィンアセンブリを備える、請求項1に記
載のセラミック電子部品。 - 【請求項6】 前記金属は、アルミニウムまたはチタン
である、請求項5に記載のセラミック電子部品。 - 【請求項7】 前記フィンアセンブリは、電気絶縁性接
着剤によって前記セラミック電子部品本体および/また
は前記端子部材に接合されている、請求項5または6に
記載のセラミック電子部品。 - 【請求項8】 前記セラミック電子部品本体は、前記端
子電極が形成された2つの端面および前記端面間を連結
する4つの側面を有する直方体形状をなし、前記放熱体
は、前記端子部材間に位置しかつ前記セラミック電子部
品本体の1つの前記側面に対向する平面を有する、請求
項1ないし7のいずれかに記載のセラミック電子部品。 - 【請求項9】 前記放熱体の前記平面は、これに対向す
る前記セラミック電子部品本体の前記側面と実質的に同
じ寸法を有する、請求項8に記載のセラミック電子部
品。 - 【請求項10】 前記放熱体は、前記セラミック電子部
品本体および/または前記端子部材の一部を覆うように
形成される電気絶縁性樹脂からなる放熱厚膜を備える、
請求項1に記載のセラミック電子部品。 - 【請求項11】 前記電気絶縁性樹脂は、シリコーンゴ
ムである、請求項10に記載のセラミック電子部品。 - 【請求項12】 前記放熱厚膜は、前記セラミック電子
部品本体および前記端子部材の各一部を前記端子部材の
前記折り返し部側から未硬化の前記電気絶縁性樹脂中に
ディップし、次いで前記電気絶縁性樹脂を焼き付けるこ
とによって形成されたものである、請求項10または1
1に記載のセラミック電子部品。 - 【請求項13】 前記端子部材の折り返し状態において
内側に向く面には、未硬化の前記電気絶縁性樹脂をはじ
く性質のある樹脂はじきコートが施されている、請求項
12に記載のセラミック電子部品。 - 【請求項14】 前記樹脂はじきコートは、フッ素樹脂
からなる、請求項13に記載のセラミック電子部品。 - 【請求項15】 前記端子部材の材質は、鉄、ステンレ
ス鋼およびリン青銅から選ばれた1種である、請求項1
ないし14のいずれかに記載のセラミック電子部品。 - 【請求項16】 前記端子部材の前記折り返し部を介し
ての前記一方側部分と前記他方側部分とは、互いに接触
しないようにされている、請求項1ないし15のいずれ
かに記載のセラミック電子部品。 - 【請求項17】 前記端子部材の折り返し状態において
内側に向く面には、半田になじまない半田非親和面が形
成され、かつ、前記端子部材の折り返し状態において外
側に向く面には、半田になじむ半田親和面が形成されて
いる、請求項1ないし16のいずれかに記載のセラミッ
ク電子部品。 - 【請求項18】 前記端子部材には、穴またはスリット
が設けられている、請求項1ないし17のいずれかに記
載のセラミック電子部品。
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JP2002059971A JP4122801B2 (ja) | 2002-03-06 | 2002-03-06 | セラミック電子部品 |
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Publication Number | Publication Date |
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Country | Link |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012028560A (ja) * | 2010-07-23 | 2012-02-09 | Mitsubishi Electric Corp | コンデンサの冷却構造およびインバータ装置 |
JP2019165054A (ja) * | 2018-03-19 | 2019-09-26 | 株式会社Ihi | コンデンサ及びプリント回路板 |
-
2002
- 2002-03-06 JP JP2002059971A patent/JP4122801B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2019165054A (ja) * | 2018-03-19 | 2019-09-26 | 株式会社Ihi | コンデンサ及びプリント回路板 |
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