JP4119714B2 - 薄型表示装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、薄型表示装置に関し、特に、薄型表示装置に適したケーブル配線処理に関する。
【0002】
【従来の技術】
表示装置の大画面化に伴い、大型の表示装置構造体に関する技術が重要になってきている。表示装置は、例えば液晶の表示ユニットを備えた本体と、該本体をチルト可能に支持するスタンドとから構成される。従来の表示装置では、他の機器との接続を本体の背面に設けた接続端子部とで接続しなければならない。
【0003】
図9は、従来の液晶表示装置の断面図である。図9に示すように、薄形の表示部101を備えた本体100と、前記本体100をチルト可能に支持するスタンド200とから薄形表示装置を構成し、この表示装置の裏面に接続端子部300を備えた接続配線のための第1の通路350を備え、前記スタンド200には前記第1の通路350に連続する第2の通路351を備え、前記チルド機構部250の動作範囲において前記連続が維持されるように構成したものがある(例えば、特許文献1参照)。
また、表示装置本体の背面から出ているケーブルが乱雑にならない薄形表示装置として、例えば以下のものがある。
【0004】
図10は、従来の他の薄型表示装置の斜視図である。図10に示すように、スタンド412は固定スタンド403と上下動可能な可動スタンド414とからなる。表示装置本体405は可動スタンド411に、画面の縦横切り替えのために回転可能に取り付けられている。表示装置本体405から出ているケーブル407を可動スタンド414の背面の上端部から下方に導くとともに、ケーブル407の可動スタンド414の背面部分を覆うカバ421を設け、かつ、ケーブル407を円滑にスライドさせるための案内手段420を設けるものである(例えば、特許文献2参照)。
【0005】
【特許文献1】
特開平11−259011号公報(図1)
【特許文献2】
特開平11−249577号公報(図1)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記特許文献1に記載された構造にあっては、薄形表示装置の裏面に接続配線のための第1の通路350と、第1の通路350に連続する第2の通路351とを備え、チルド機構部250の動作範囲において連続が維持される構成としているので、配線を変更する場合には、配線を通路350,351に連通させながら視覚的に見えずらい基板103のコネクタに接続する作業を行わなければならない。液晶表示装置が小型であれば、表示装置及び本体を倒立させて接続作業を行うことも可能であるが、表示装置が大画面化している現状では困難である。また、パソコン等の液晶表示装置では、接続端子数は限られると共に、配線変更の必要性は少ないものの、AV機器や各種の機器と接続可能なマルチメディア対応の表示装置の場合には、多くの結線が必要となってきており、前記課題は大きいものがある。
特許文献2に記載の装置も、パソコン等の液晶表示装置を想定しており、多くの配線や結線が必要なマルチメディア対応の表示装置の場合には、対応しにくい。
【0007】
いずれにしても、従来の表示装置は、大画面化に伴う装置の大型化、薄型化に伴う配線部の領域確保及び薄型化の美観を損なわない配慮、さらにはマルチメディア対応による配線数の増大と接続容易性に課題を持っている。
【0008】
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであって、多くの配線や結線が必要なマルチメディア対応の表示装置に適用でき、かつ配線の変更が容易で配線処理が良好な薄型表示装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明の薄型表示装置は、表示画面を有する表示部と、前記表示部とともに平面を形成するように配置されるコンソール部とを備える薄型表示装置において、前記コンソール部は、背面にキャビネットを有し、前記キャビネットは、回路等を収容する本体部と、該本体部の側面及び底面により画成された配線通路と、前記本体部側面に配置された端子接続用基板と、前記配線通路部分を覆うカバーとを備え、前記端子接続用基板にケーブルを接続し、該ケーブルを前記配線通路に収容するとともに、前記カバーに形成した開口部を通して外部に導く構成とすることを特徴としている。
【0010】
また、前記配線通路は、前記本体部の左下側に形成された第1の配線通路と、前記本体部の右下側に形成された第2の配線通路とを有することがより好ましい。
また、前記第1の配線通路を臨む前記本体部側面に配置された第1の端子接続用基板と、前記第2の配線通路を臨む前記本体部側面に配置された第2の端子接続用基板とを有することがより好ましい。
【0011】
また、より好ましい具体的な態様として、前記第1の端子接続用基板と前記第2の端子接続用基板とのうち、一方がAV端子接続用基板、他方がオーディオ端子又はスピーカ端子接続用基板である。
また、前記カバーは、前記キャビネットの背面の形状に合わせた形状に形成することがより好ましい。
【0012】
【発明の実施の形態】
本明細書において、薄型表示装置とは、例えば液晶テレビや画面一体型パーソナルコンピュータなどを含み、さらにプラズマディスプレイなどの種々の表示装置を含む広い概念であり、表示機構により限定されるものではない。また、本明細書において、表示部は、主として表示機能を有し、一方、コンソール部は、主として表示装置を制御する制御機能や音響機能などを収容する。
【0013】
発明者は、大画面表示装置の薄型化のためには、表示パネルを備えた表示部と、制御機能や音響機能などを収容するコンソール部と、を分離させるとともに、それぞれを薄型化し、かつ、表示部とコンソール部とを平面状に配置する構成が有利であると考えた。平板状の表示部とコンソール部とを、それぞれの端面が向かい合うように配置すれば、大画面表示装置全体を薄型化することができると考えた。このように配置した場合には、表示部とコンソール部とをいかにして接合するかが重要になる。すなわち、薄型平板の端面は表示面に比べて面積が非常に小さくなるため、例えば振動などに対してその影響を低減するように考慮する必要が生じる。また、大画面表示装置では、コンソール部と表示部との接合部におけるわずかな取り付け誤差や製造上の公差があるだけで、ユーザにとっては表示部の傾きが目立ってしまう。そこで、表示部とコンソール部との端面を当接させずに、隙間を有した状態で配置した状態で両者を固定すれば、水平度の調整が容易になる。
【0014】
以下、本発明の一実施の形態による薄型表示装置について、液晶テレビジョン(以下、「液晶テレビ」と称する。)を例にして説明する。図1は本発明の実施の形態による液晶テレビの構成を示す正面図であり、図2は背面カバー有の背面図、図3は背面カバー無の背面図、図4は背面側から見た斜視図、図5は左側断面図、図6は右側断面図、図7は図5の要部側面図、図8は図6の要部側面図である。
【0015】
図1から図8までに示すように、本実施の形態による液晶テレビAは、表示部1と、例えば表示部1の下に設けられたコンソール部11と、回転機構22と、スタンド23と、を備えている。表示部1とコンソール部11とを合わせて本体部Bと称する。コンソール部11は回転機構22を介してスタンド23により支持されている。この液晶テレビAでは、コンソール部11の上端面と表示部1の下端面とが接続されている。表示部1は、液晶パネル3と、液晶パネル3の裏面側で液晶パネルを支持するとともに、バックライトを保持するために設けられた例えばアルミニウム製のバックフレーム(図示略)と、ほぼ裏面全体を囲む上キャビネット4を有している。上キャビネット4は、このバックフレームの周縁部に取り付けられている。また、表示部1の表面側の外周縁部にも、例えば図1に示すように縁取り部1aが形成されている。
【0016】
スタンド23は、大型の表示部に対応できるように左右に広がる略ハの字型の形状を有しており、液晶テレビAをバランス良く設置できる。回転機構22を設けることにより、スタンド23を基準とし鉛直方向を回転軸として本体部Bを回転させることができる。本体部Bを回転させることにより、視聴者が動かなくても視聴者の好みの角度で液晶テレビを見ることができるとともに、液晶の視向性を低減することができる。本体部Bに回転方向の遊びを持たせ、本体部Bに対して意図しない力が加わった際に薄型の液晶テレビが破損するのを防止できる。
【0017】
コンソール部11は、下キャビネット5を有しており、下キャビネット5内に、例えばアンプ部15とコントロール部17とが配置されている。コンソール部11の表面側の外周縁部にも、例えば図1に示すように縁取り部11aが形成されている。アンプ部15は、例えば、基幹デバイスとして高精度1チップΔΣ変調LSIを搭載している。1チップΔΣ変調LSIは、アナログ信号を1ビットデジタル信号に変換し、高速サンプリングにより音の透明感・スピード感を向上させている。
【0018】
コントロール部17は、例えば、液晶表示装置を含む液晶テレビAの全体の制御を行う。液晶表示装置に関する制御を行うコントロール部17を表示部1からコンソール部11に移すことにより、表示部1の薄型化、大画面化が可能となる。なお、コンソール部11中には、例えば、1ビット5.1chデジタルアンプを搭載しても良い。併せて、DVDビデオプレーヤを設置すると、臨場感に溢れるムービーを楽しむことができる。
【0019】
液晶テレビAの表示部1とコンソール部11との接合構造について簡単に説明する。本実施の形態による液晶テレビAにおいては、表示部1とコンソール部11との両者を接続するための接合部30を有している。接合部30には表示部1とコンソール部11を接合するためのフランジと、イルミネーションランプを収容するランプ収容部とが形成されている。
【0020】
表示部1の裏面側は、上キャビネット4に囲まれており、コンソール部11の裏面側は、下キャビネット5に囲まれている(図2及び図3参照)。上キャビネット4裏面には、上下2箇所に放熱のための吸気口4a,排気口4bが設けられている。
【0021】
下キャビネット5の構造について説明する。
下キャビネット5は、アンプ部15及びコントロール部17を収容するT字型の本体部5aと、本体部5aの左下側に形成された第1の配線通路5bと、本体部5aの右下側に形成された第2の配線通路5cと、第1の配線通路5bに臨む本体部5a左側面に設置されたAV端子接続用基板5d(図5及び図7参照)と、第2の配線通路5cに臨む本体部5a右側面に設置されたオーディオ端子及びスピーカ端子接続用基板5e(図6及び図8参照)と、第1及び第2の配線通路5b,5cをカバーする背面カバー5f〜5i(図2参照)とを備えて構成される。これら背面カバー5f〜5iは、本体部5aに設けられた爪部に、該当する凹部が係止される構造となっており、配線を変更する場合などには簡便に着脱可能である。
【0022】
また、本体部5a裏面には、上下2箇所に放熱のための吸気口5j,排気口5kが設けられている。本体部5a上部の左側面には、AV操作用スイッチ6のための窓5lが開口され、本体部5a上部の右側面には、オーディオ操作用スイッチ7のための窓5mが開口される。下キャビネット5の底面中央部は、回転機構22を収容するために本体部5aが円弧面形状5nに形成されている。また、背面カバー5h,5iは、図2に示すように、前記円弧面形状5nに合わせて中央部分が後部に突出した円弧面形状に形成され、さらにその中心部はケーブル8を本体外部に導くための円弧状の切り欠き5o,5pを設けている。
【0023】
本体部5aの左側面に設置されたAV端子接続用基板5dは、図7に示すように、AV端子接続用の各種接続端子群とスイッチが配置されている。例えば、アンテナ入力端子51、RGB入力端子であるビデオ1入力端子52、RGB入力端子であるビデオ2入力端子53、音声入力R端子,音声入力L端子,映像入力端子,音声出力R端子,音声出力L端子,映像出力端子からなるビデオ3入力端子54、前記と同様の端子群からなるモニタ出力端子55、BS/CS出力端子56、これら端子52〜56と同様の機能を持つS映像入力端子57〜61、コントロール端子62、DC出力端子63、アナログRGB映像端子64、音声出力端子65、デジタル音声入力(光)端子66,67、B−CASカードスロット68、ロックスイッチ69、テレビリセット70、及びBS/CSリセット71が設けられている。
【0024】
一方、本体部5aの右側面に設置されたオーディオ端子及びスピーカ端子接続用基板5eは、図8に示すように、オーディオ端子及びスピーカ端子接続用の接続端子が配置されている。例えば、オーディオ端子及びスピーカ端子接続用基板5eには、外部スピーカー接続端子として「フロント」と「サラウンド」に分けられ、「フロント」はさらに左、右、センターに色分けした接続端子部81が、「サラウンド」はさらに左、右、サブウーハーに色分けした接続端子部82がそれぞれ設けられる。接続端子部81,82は、スピーカ接続ケーブルの導体部を挟み込んで電気的に接続する。また、図6に示すように、電源供給端子83が設けられている。
【0025】
このように、AV端子接続用基板5dには、多数のAV端子が配置され、各端子には多種多様の配線ケーブル8Aが接続される。また、オーディオ端子及びスピーカ端子接続用基板5eには、オーディオ端子及びスピーカ端子が配置され、各端子部には多数の外部スピーカー接続端子81,82及び電源供給端子83からなる配線ケーブル8Bが接続される。AV端子接続用基板5dに接続される配線ケーブルをケーブル8A、オーディオ端子及びスピーカ端子接続用基板5eに接続される配線ケーブルをケーブル8Bと呼びこれらを合わせてケーブル8と呼ぶ。
【0026】
以下、上述のように構成された薄型表示装置の配線処理について説明する。
コンソール部11の下キャビネット5を背面下部から見た図4から明らかなように、下キャビネット5の本体部5aの左右両側面には、広い空間領域を有する第1の配線通路5bと第2の配線通路5cとが形成されている。また、この第1の配線通路5bに臨む本体部5a左側面には、AV端子接続用基板5dが設置され、第2の配線通路5cに臨む本体部5a右側面にはオーディオ端子及びスピーカ端子接続用基板5eが設置されている。すなわち、配線接続種別の異なるAV端子接続用基板5dとオーディオ端子用基板5eとが本体部5aの両サイドに分かれて別々に設置され、しかも第1の配線通路5bと第2の配線通路5cとはそれぞれ十分な広さの空間領域を有する構造となっている。また、第1の配線通路5bと第2の配線通路5cとは、本体部5aの底面で連通している。
【0027】
ケーブル8を配線する場合には、図3及び図4に示すように、下キャビネット5から背面カバー5f〜5iを外し、ビデオやDVD等のAV入出力関連のケーブルの配線であれば、本体部5a左側面のAV端子接続用基板5dの該当端子に該当ケーブル8Aを接続し、これらのケーブル8Aを第1の配線通路5b上で纏めて下キャビネット5の底面中央部まで導く(図4参照)。また、スピーカ端子等のオーディオ関連のケーブルの配線であれば、本体部5a右側面のオーディオ端子及びスピーカ端子接続用基板5eの該当端子に該当ケーブル8Bを接続し、これらのケーブル8Bを第2の配線通路5c上で纏めて下キャビネット5の底面中央部まで導く。
【0028】
上記配線処理において、本実施の形態では、AV端子接続用基板5d又はオーディオ端子接続用基板5eへのケーブル8の接続作業は、広い作業空間が確保された第1の配線通路5b及び第2の配線通路5c上で行えるため、作業性を向上させることができる。また、AV端子接続用基板5dとオーディオ端子用基板5eとが本体部5aの両サイドに機能分けされて設置されているため、ケーブル選択や接続位置などの確認も機能毎に分けて行え、この点からも接続作業が容易となる。さらに、配線を変更する場合もケーブルの変更が必要な側(例えば、AV端子側)だけ背面カバー5f〜5iを外して、配線接続の変更を行えばよい。また、本体部5aの両サイドにAV端子接続用基板5d及びオーディオ端子用基板5eが設置されていることで、基板のスペースに余裕が生まれ将来の接続端子数やメモリカード等のスロットの増加にも適切に対応することができる。本薄型表示装置では、上記スペースの余裕を活かして接続仕方の詳細メッセージ(図示は省略)を付加しておりユーザの接続作業の際の情報を提供して便宜を図っている。
【0029】
図3及び図4の説明に戻って、AV端子接続用基板5d及びオーディオ端子接続用基板5eに該当ケーブル8を接続し、接続を確認すると、これらのケーブル8を第1及び第2の配線通路5b,5c上で纏めて下キャビネット5の底面中央部まで導き、該ケーブル8を背面カバー5h,5iの円弧状の切り欠き5o,5pを通して外部に出すようにして背面カバー5h,5iを本体部5a底面に取り付ける。なお、下キャビネット5の底面中央部は、ケーブル8を滑らかに外部まで案内する形状となっているため、ケーブル8が過度に切り欠き5o,5pに当接して背面カバー5h,5iを押し外してしまうことが防止される。その後、背面カバー5f,5gを本体部5a左右側面に取り付けて配線処理を終了する。下キャビネット5に背面カバー5f〜5iが取り付けられると、接続用基板5d,5eに接続されたケーブル8部分が背面カバー5f〜5i内に隠れ、ケーブル8が雑然と這うなどの見苦しい状態にならずすっきりとしたケーブル処理が可能となる。
配線変更やカードの挿脱などの場合には、変更が必要な側だけ背面カバー5f〜5iを外して、上記と同様にして配線接続等の変更を行えばよい。
【0030】
以上のように、本実施の形態の液晶テレビは、コンソール部11の下キャビネット5が、アンプ部15及びコントロール部17を収容するT字型の本体部5aと、本体部5aの左下側に形成された第1の配線通路5bと、本体部5aの右下側に形成された第2の配線通路5cと、第1の配線通路5bに臨む本体部5a左側面に設置されたAV端子接続用基板5dと、第2の配線通路5cに臨む本体部5a右側面に設置されたオーディオ端子及びスピーカ端子接続用基板5eと、第1及び第2の配線通路5b,5cをカバーする背面カバー5f〜5iとを備え、例えば、ケーブル8Aを配線する場合には、下キャビネット5から背面カバー5f〜5iを外し、本体部5a左側面のAV端子接続用基板5dにケーブル8Aを接続し、これらのケーブル8Aを第1の配線通路5b上で纏めて下キャビネット5の底面中央部まで導く構成としたので、8の接続作業は、広い作業空間が確保された第1の配線通路5b及び第2の配線通路5c上で行えるため、作業性を向上させることができる。
【0031】
また、本体部5aの両サイドに接続用基板5d,5eが分けて設置されているため、ケーブル接続やその変更、メンテナンスの向上を図ることができる。さらに、基板のスペースに余裕があるので、将来の接続端子数やメモリカード等のスロットの増加にも適切に対応することができる。
【0032】
以上、本実施の形態に沿って説明したが、本発明はこれらの例に限定されるものではなく、種々の変形が可能であるのは言うまでもない。
例えば、本発明は液晶テレビに限らず、種々の薄型表示装置に適用可能である。また、本体部の側面及び底面に配線通路が形成されている構成であれば、その形状や接続用基板の取り付け位置等の構成自体は種々設計変更可能である。
【0033】
【発明の効果】
本発明の薄型表示装置によれば、多くの配線や結線が必要なマルチメディア対応の表示装置に適用でき、かつ配線の変更が容易で配線処理を実現することができる。したがって、大画面化に伴う装置の大型化、薄型化に伴う配線部の領域確保及び薄型化の美観を損なわない配慮、さらにはマルチメディア対応による配線数の増大と接続容易性を向上させることができ、液晶テレビ等の薄型表示装置に適用して好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態による液晶テレビの平面図である。
【図2】本発明の一実施の形態による液晶テレビの背面カバー有の背面図である。
【図3】本発明の一実施の形態による液晶テレビの背面カバー無の背面図である。
【図4】本発明の一実施の形態による液晶テレビの背面側から見た斜視図である。
【図5】本発明の一実施の形態による液晶テレビの構造を示す左側面図である。
【図6】本発明の一実施の形態による液晶テレビの構造を示す右側面図である。
【図7】本発明の一実施の形態による液晶テレビの構造を示す要部側面図である。
【図8】本発明の一実施の形態による液晶テレビの構造を示す要部側面図である。
【図9】従来の液晶表示装置の断面図である。
【図10】従来の他の薄型表示装置の斜視図である。
【符号の説明】
A…液晶テレビ、B…本体部、1…表示部、3…液晶パネル、4…上キャビネット、5…下キャビネット、5a…本体部、5b…第1の配線通路、5c…第2の配線通路、5d…AV端子接続用基板、5e…オーディオ端子及びスピーカ端子接続用基板、5f〜5i…背面カバー、5n…円弧面形状、5o,5p…切り欠き、6…AV操作用スイッチ、7…オーディオ操作用スイッチ、8,8A,8B…ケーブル、11…コンソール部、15…アンプ部、17…コントロール部、22…回転機構、23…スタンド、30…接合部、51…アンテナ入力端子、52…ビデオ1入力端子、53…ビデオ2入力端子、54…ビデオ3入力端子、55…モニタ出力端子、56…BS/CS出力端子、57〜61…S映像入力端子、62…コントロール端子、63…DC出力端子、64…アナログRGB映像端子、65…音声出力端子、66,67…デジタル音声入力(光)端子、68…B−CASカードスロット、69…ロックスイッチ、70…テレビリセット、71…BS/CSリセット、81,82…接続端子部、83…電源供給端子
Claims (4)
- 表示画面を有する表示部と、前記表示部とともに平面を形成するように配置されるコンソール部とを備える薄型表示装置において、
前記コンソール部は、背面にキャビネットを有し、
前記キャビネットは、本体部と、該本体部の側面及び底面により画成された配線通路と、前記本体部側面に配置された端子接続用基板と、前記配線通路部分を覆うカバーとを備え、
前記端子接続用基板にケーブルを接続し、該ケーブルを前記配線通路に収容するとともに、前記カバーに形成した開口部を通して外部に導く構成とし、前記配線通路は、前記本体部の左下側に形成された第1の配線通路と、前記本体部の右下側に形成された第2の配線通路とを有することを特徴とする薄型表示装置。 - 前記第1の配線通路を臨む前記本体部側面に配置された第1の端子接続用基板と、前記第2の配線通路を臨む前記本体部側面に配置された第2の端子接続用基板とを有することを特徴とする請求項1記載の薄型表示装置。
- 前記第1の端子接続用基板と前記第2の端子接続用基板とのうち、一方がAV端子接続用基板、他方がオーディオ端子又はスピーカ端子接続用基板であることを特徴とする請求項2記載の薄型表示装置。
- 前記カバーは、前記キャビネットの背面の形状に合わせた形状に形成することを特徴とする請求項1記載の薄型表示装置。
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