JP4091813B2 - 薄型表示装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は薄型表示装置に関し、特に薄型表示装置に適したフレーム構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
表示装置の大画面化に伴い、大型の表示装置構造体に関する技術が重要になってきている。図10は、従来の表示装置の薄型構造体の断面図である。図10に示すように、表示装置は、横配置の第1の筺体210と、その上面前部に配置される縦配置の第2の筺体220と、第1の筺体210の上面後部の上方で、かつ、第2の筺体220の後方に配置される縦配置の第3の筺体230とから構成し、第2の筺体220の広い面221の前部周囲に縁部222を設けることにより、前方に開放して形成される第2の装置収容部230aを設け、この第2の装置収容部230aに薄型表示部100を縦配置で収容するようにしているものもある(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
また、液晶リアプロジェクションテレビにおいて、上部キャビネットと下部キャビネットとを分割して形成し、上部キャビネットにはスクリーン及びミラーを装備し、下部キャビネットには映像機器、駆動及び制御回路、投射レンズを含む光学ユニットと、テレビとしての主要構成部分と、を装備し、下部キャビネットを共通とし、画面のインチサイズが異なる上部キャビネットを組み付けた投射型テレビジョン受信機が開示されている。この受信機によれば、他種類に渡るインチサイズの液晶リアプロジェクションテレビが、簡単に製造できる(例えば、特許文献2参照)。
【特許文献1】
特開平11−338372号公報(第1図、第6頁から第7頁)
【特許文献2】
特開平09−098357号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記特許文献1に記載された構造においては、第2の筺体220と、その後方に配置される第3の筺体230とが、第2の筺体220の広い面221において接触するように配置されている。これら第2の筺体220と第3の筺体230と、それらの下部に配置されている横配置の第1の筺体210との3つの筺体を組み合わせている。すなわち、上記構造は3つの筺体を組み合わせて立体的に強度を保持する機構である。従って、上記構造による表示装置の薄型化には限界がある。特許文献2に記載の装置も、上キャビネットと下キャビネットに分離可能な表示装置であるが、立体的構造であり、薄型化には対応しにくい。
本発明の目的は、大型の薄型表示装置に適した構造体を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の一観点によれば、表示画面を有する表示部と、コンソール部であって、該コンソール部の第1端面と前記表示部の第2端面とが近接して対向配置され前記表示部とともに平面を形成するように配置されるコンソール部と、前記表示部と前記コンソール部との両方に固定され、前記第1及び第2端面の法線方向である縦方向に延びる少なくとも1本の縦フレームとを有する薄型表示装置が提供される。上記薄型表示装置によれば、表示部とコンソール部とを分離し、表示部とコンソール部とが平面状になるように配置するとともに縦方向に延びて両者を固定する縦フレームを設けることにより、分離した平板構造を強固に固定することができる。
【0006】
前記第1端面と前記第2端面との間に隙間が形成されているのが好ましい。表示部とコンソール部との間に隙間を設けることにより、製造上の公差など起因する表示部の水平度のずれを隙間の調整により補正することができる。
【0007】
さらに、前記表示部と前記コンソール部とのうち前記薄型表示装置を設置した状態において前記縦方向の下方に配置された方に取り付けられた設置用スタンドと、該設置用スタンドと前記表示部又は前記コンソール部との間に設けられた回転機構と、を備え、前記縦フレームと前記回転機構とが固定されているのが好ましい。この薄型表示装置によれば、縦フレームを回転機構に取り付けることにより、回転の際の表示部とコンソール部との動きが安定する。
【0008】
前記第1縦フレームと前記第2縦フレームとが、ある間隔を有して近接して配置され、前記第1縦フレームと前記第2縦フレームとの間に画定される空間であって縦方向に延びる空間内に電気配線束が配置されているのが好ましい。縦フレーム間に配線を収容することにより、配線を保護し、スペースを有効利用することができる。
前記縦フレームは、押し出し成型により形成されたフレームであるのが好ましい。このようにすると、フレームを簡単かつ安価に製造することができる。
【0009】
前記縦フレームは、前記コンソール部中に収容され、前記表示画面の厚み方向に関して第1の長さを有する第1縦フレーム部と、該第1縦フレーム部に続き前記ダイキャストフレームの裏面に取り付けられるとともに、前記表示画面の厚み方向に関して前記第1の長さよりも短い第2の長さを有する第2縦フレーム部とを有するのが好ましい。第1の長さよりも短い第2の長さを有する第2縦フレーム部の表面側に例えばダイキャストフレームやバックライトユニットなどを収容することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
本明細書において、薄型表示装置とは、例えば液晶テレビや画面一体型パーソナルコンピュータなどを含み、さらにプラズマディスプレイなどの種々の表示装置を含む広い概念であり、表示機構により限定されるものではない。また、本明細書において、表示部は、主として表示機能を有し、一方、コンソール部は、主として表示装置を制御する制御機能や音響機能などを収容する。
【0011】
発明者は、大画面表示装置の薄型化のためには、表示パネルを備えた表示部と、制御機能や音響機能などを収容するコンソール部と、を分離させるとともに、それぞれを薄型化し、かつ、表示部とコンソール部とを平面状に配置する構成が有利であると考えた。平板状の表示部とコンソール部とを、それぞれの端面が向かい合うように配置すれば、大画面表示装置全体を薄型化することができると考えた。このように配置した場合には、表示部とコンソール部とをいかにして接合するかが重要になる。すなわち、薄型平板の端面は表示面に比べて面積が非常に小さくなるため、例えば振動などに対してその影響を低減するように考慮する必要が生じる。また、大画面表示装置では、コンソール部と表示部との接合部におけるわずかな取り付け誤差や製造上の公差があるだけで、ユーザにとっては表示部の傾きが目立ってしまう。そこで、表示部とコンソール部との端面を当接させずに、隙間を有した状態で配置した状態で両者を固定すれば、水平度の調整が容易になる。
【0012】
以下、本発明の一実施の形態による薄型表示装置について、液晶テレビジョン(以下、「液晶テレビ」と称する。)を例にして説明する。図1は本発明の第1の実施の形態による液晶テレビの構成を示す正面図であり、図2は背面図、図3(A)は側断面面であり、図3(B)及び図3(C)は、図3(A)の要部断面図である。図4は、図3(A)の部分断面図である。図5は、図2の背面図におけるフレーム部の全体構成を示す図である。
【0013】
図1から図5までに示すように、本実施の形態による液晶テレビAは、表示部1と、例えば表示部1の下に設けられたコンソール部11と、回転機構23と、スタンド21と、を備えている。表示部1とコンソール部11とを合わせて本体部Bと称する。コンソール部11は回転機構23を介してスタンド21により支持されている。この液晶テレビAでは、コンソール部11の上端面と表示部1の下端面とが接続されている。接続構造については後述する。表示部1は、液晶パネル3と、液晶パネル3の裏面側で液晶パネルを支持するとともに、バックライトを保持するために設けられた例えばアルミニウム製のバックフレーム5と、ほぼ裏面全体を囲む上キャビネット7を有している。
【0014】
スタンド21は、大型の表示部に対応できるように左右に広がる略ハの字型の形状を有しており、液晶テレビAをバランス良く設置できる。回転機構23を設けることにより、スタンド21を基準とし鉛直方向を回転軸として本体部Bを回転させることができる。本体部Bを回転させることにより、視聴者が動かなくても視聴者の好みの角度で液晶テレビを見ることができるとともに、液晶の視向性を低減することができる。本体部Bに回転方向の遊びを持たせ、本体部Bに対して意図しない力が加わった際に薄型の液晶テレビが破損するのを防止できる。
【0015】
上キャビネット7は、バックフレーム5の周縁部においてバックフレーム5に取り付けられている。さらに、バックフレーム5の表面側であって、液晶パネル3の周縁部に額縁部7aが形成されている。本体部Bを支えるフレームとして、図3(A)及び(B)に示すフレーム構造を用いる。接合部30を跨り、表示部1とコンソール部11とに、図3(B)に示す2本の縦フレーム41が設けられている。この縦フレーム41を、例えばアルミニウムを用いて押し出し加工で形成することにより、製造コストを下げることが出来る。
【0016】
コンソール部11は、下キャビネット12を有しており、下キャビネット12内に、例えばアンプ部15とコントロール部17とが配置されている。コンソール部11の表面側の外周縁部にも、例えば図1に示すように縁取り部12cが形成されている。アンプ部15は、例えば、基幹デバイスとして高精度1チップΔΣ変調LSIを搭載している。1チップΔΣ変調LSIは、アナログ信号を1ビットデジタル信号に変換し、高速サンプリングにより音の透明感・スピード感を向上させている。
【0017】
コントロール部17は、例えば、液晶表示装置を含む液晶テレビAの全体の制御を行う。液晶表示装置に関する制御を行うコントロール部17を表示部1からコンソール部11に移すことにより、表示部1の薄型化、大画面化が可能となる。尚、コンソール部11中には、例えば、1ビット5.1chデジタルアンプを搭載しても良い。併せて、DVDビデオプレーヤを設置すると、臨場感に溢れるムービーを楽しむことができる。
【0018】
液晶テレビAの表示部1とコンソール部11との接合構造について簡単に説明する。本実施の形態による液晶テレビAにおいては、表示部1とコンソール部11との両者を接続するための接合部30を有している。接合部30には表示部1とコンソール部11を接合するためのフランジと、イルミネーションランプを収容するランプ収容部とが形成されている。
【0019】
表示部1の裏面側は上キャビネット7に囲まれており、コンソール部11は、下キャビネット12に囲まれている(図1および図2参照)。これら、上キャビネット7と下キャビネット12とを取り外した状態を図5に示す。図3及び図5に示すように、液晶パネル3とバックフレーム5とを取り付けた状態において、表示部1とコンソール部11とを縦フレーム41により支持する。図3(B)、図3(C)(図3(B)のb−b‘線に沿う断面図)に示すように、縦フレーム41は、例えば押し出し加工により形成された断面H型のアルミニウム製のフレームである。
【0020】
縦フレーム41は、コンソール部11内においては、表面側から裏面側まで距離が長く、表示部1においては表面側から裏面側まで距離が短くなっている。より詳細には、コンソール部11内においては、表面側の端部は符号42aで示される位置で規定されているのに対して、表示部1内においては、表面側の端部は符号42cで示される位置で規定されており、表示部1とコンソール部11との接合部30付近のコンソール部11側において、切り口が湾曲した形状(湾曲部41c)に加工されている。
【0021】
これにより、縦フレーム41の押し出し長さと、湾曲部41cの位置(切り出し位置)とにより、表示部1とコンソール部11との鉛直方向の差を有する場合、それぞれの比率を任意に調整することができ、種々の液晶テレビに対応できる。
【0022】
図3(A)に示すように、表示部1において縦フレーム41の表面側から裏面側までの距離が短くなっている部分の表面側にバックフレーム5が配置されている。縦フレーム41は、上キャビネット7内において、上記バックフレーム5にネジ止めされており、下キャビネット12内においてその前面に固定されている。接合部30の近傍においては、表面側から裏面側まで距離が短くなることにより形成されている空間内に、接合構造が設けられている。接合部30に、例えばイルミネーションランプを取り付ける場合には、イルミネーションランプ及び関連する部品を収容するランプユニットをこの空間内に設けても良い。
【0023】
図4は、表示部の内部構造をより詳細に示す図である。図4に示すように、上キャビネット7は、前部上キャビネット7aと後部上キャビネット7bとを有する。前部上キャビネット7aの一部が表示部1の額縁部を構成する。液晶パネル3はその表面側を上記前部上キャビネット7aにより、裏面側を液晶パネル取り付けアングル3aにより支持される。液晶パネル3の裏面に、複数本のバックライト6a、6aを収容するバックライトユニット6が設けられている。バックライトユニット6の表面側に開口部が形成され、この開口部に光学部材例えば拡散板6bが配置されている。バックライトユニット6の裏面側に、上記ダイキャストのバックフレーム5が配置されている。さらに、上キャビネット7に、回路基板8が形成されている。回路基板8には、例えば液晶パネルの制御回路などの種々の集積回路チップ8b、8c、8dが取り付けられており、ダイキャストのバックフレーム5と回路基板8とが、ネジ類などにより固定されている。
【0024】
図5は、液晶テレビのフレームの全体構成を示す図である。図5に示すように、液晶テレビAのフレーム構造は、例えば回転機構23の両側にそれぞれ例えばネジ止めにより取り付けられ、接合部30の延在する方向に対して垂直な方向に延びる2本の縦フレーム41、41と、縦フレーム41、41とそれぞれ接続され、コンソール部11内において縦フレーム41と垂直に延びる上から順に第1の横フレーム43と、第2の横フレーム45と、第3の横フレーム57とを有している。第1の横フレーム43は、接合部30近傍を横方向(接合部30の延在方向と同じ方向)に延在し、第2の横フレーム45は、コンソール部11の縦方向中央付近において横方向に延在し、第3の横フレーム57は、コンソール部11の下部において横方向に延在する。第1及び第2の縦フレーム41と、第1から第3までの横フレーム43、45、57とは、その交差部近傍において固定(例えばネジ止め)されている。
【0025】
図5において符号Xで示される第1及び第2の縦フレーム41と、第1の横フレーム43との交差部領域の近傍の構造を図6(A)、(B)に示す。図6(A),(B)に示すように、第1の横フレーム43は、縦フレーム41と交差する箇所において裏面側に持ち上がり、立体的に交差している。この交差部において、2本の縦フレーム41のそれぞれと横フレーム43とがネジ止めされている。上述のように湾曲部41cの表示部1側に接続構造が設けられている。第2の横フレーム45は、下キャビネット12の鉛直方向の中央部付近において縦フレーム41と下キャビネット12の表面側で交差している。交差部において、2本の縦フレーム41のそれぞれと第2の横フレーム45とがネジ止めされている。
【0026】
第3の横フレーム57は、下キャビネット12の鉛直方向の下部において、縦フレーム41と下キャビネット12の表面側で交差している。交差部において、2本の縦フレーム41のそれぞれと第3の横フレーム57とがネジ止めされている。例えば、表示部1の水平度を調整する場合に、予め隙間を設けておくことにより、この隙間により水平度の調整が簡単にできる。例えば、表示部1とコンソール部11との端面同士をそのまま当接して縦フレーム41により固定すると、製造上の公差などにより水平度を合わせにくい。これに対して、隙間の調整により水平度を合わせた後に、縦フレーム41により表示部1とコンソール部11とを固定すると、水平度の良い薄型表示装置を製造することができる。
【0027】
図7は、2本の縦フレーム41、41と、第3の横フレーム57と、回転機構23との取り付け構造を示す図である。図8は回転機構の構成を示す簡単な図である。まず、図8を参照して、回転機構23について簡単に説明する。回転機構23は、固定部50と、可動部51とを有している。固定部50は、スタンド21(図1)に取り付けられている。固定部50の上方に可動部51が配置されている。固定部50に設けられているモータMにより、可動部51に形成された軸受け部73内に取り付けられる回転軸54であって本体部Bと固定された回転軸54を回転させる。符号71はリブを示す。
【0028】
図7に示すように、取り付け具51により回転機構23を本体部に取り付ける。取り付け具51は、本体部の裏面側に本体部Bと略平行に形成された板状部材52と、この板状部材52の上端中央部において裏面側に立ち上がる立ち上がり部59と、板状部材52の下端の両側から本体部Bの裏側に立ち上がる取り付けアングル52aおよび52bと、を備えている。立ち上がり部59は、回転機構23の回転軸54を支持している。取り付けアングル52aおよび52bは、固定部50(図8)と固定されている。
【0029】
立ち上がり部59の両側の表面と第3の横フレーム57の裏面側との間に、上面視H型の取り付け部材55、55が取り付けられている。この取り付け部材55、55により、本体部(フレーム)と回転機構23とが固定されている。取り付け部材55、55と板状部材52とに囲まれた領域であって、第3の横フレーム57と取り付け部材55、55とにより形成される隅の領域に縦フレーム41、41が配置され、第3の横フレーム57に固定されている。尚、符号42で表されるピンは、回転機構23を本体部に取り付ける際の位置決めするための位置決めピンである。
【0030】
例えばリモートコントロール装置などにより液晶テレビAを回転させるための操作を行うと、回転機構23内のモータMが駆動し、液晶テレビAの表示画面を回転させることができる。この際、縦フレーム41と第3横フレーム57とが取り付け具51を介して回転機構23の近くで取り付けられているため、回転動作が安定する。尚、縦フレーム41は、取り外しが可能である。また、2本の縦フレーム41、41の間に、電気配線を通すことができる。
【0031】
以上、本実施の形態による液晶テレビによれば、表示部とコンソール部とを平面的に接合するタイプの液晶テレビにおけるフレーム強度を向上させることができる。さらに、フレーム構造の一部を押し出し加工により製造することで、製造コストを低減することができる。さらに、表示部1とコンソール部11との間に隙間を設け、この隙間により水平度の調整を容易に行うことができるとともに、製造上の交差を吸収することもできる。
【0032】
次に、本発明の一実施の形態の変形例による液晶テレビについて図9を参照して説明する。図9は、図5に対応する図であり、液晶テレビのフレーム構造を示す図である。図9に示すように、本発明の一実施の形態の変形例による液晶テレビは、図5に示す縦フレーム41、41に加えて、その両側にさらに1本づつの縦フレーム41a、41aが設けられている。このように縦フレームを追加することで、液晶テレビのフレーム構造をより強固にすることができ、大型表示部に対応することができる。尚、縦フレームは1本でも良く、また、適宜幅を変更するいことで強度を高めることも可能である。さらに、任意の断面形状に押し出し加工することができ、また、押し出し加工と切り出し加工とを組み合わせることで、さらに様々な形状に加工することが可能である。
以上、本実施の形態に沿って説明したが、本発明はこれらの例に限定されるものではなく、種々の変形が可能であるのは言うまでもない。
【0033】
【発明の効果】
本発明の薄型表示装置によれば、表示部とコンソール部とを平面的に接合するタイプの薄型表示装置におけるフレーム強度を向上させることができる。さらに、表示部1とコンソール部11との間に隙間を設け、この隙間により水平度の調整を容易に行うことができるとともに、製造上の公差を吸収することもできる。加えて、フレーム構造の一部を押し出し加工により製造することで、製造コストを低減することができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態による液晶テレビの平面図である。
【図2】本発明の一実施の形態による液晶テレビの背面図である。
【図3】図3(A)は、本発明の一実施の形態による液晶テレビの側断面図であり、図3(B)は、図3(A)における縦フレームの側面図であり、図3(C)は、縦フレームの上面図である。
【図4】図3(A)のうち表示部の構成を詳細に示す図である。
【図5】本発明の一実施の形態による液晶テレビのフレーム構造を示す背面図である。
【図6】図6(A)、(B)は、図5のXで示す部分の構造を示す斜視図である。
【図7】本発明の一実施の形態による液晶テレビのフレーム構造を示す上面図である。
【図8】本発明の一実施の形態による液晶テレビの回転機構の概略構造を示す側面図である。
【図9】本発明の一実施の形態の変形例による液晶テレビのフレーム構造を示す背面図である。
【図10】従来の液晶テレビの構造を示す側断面図である。
【符号の説明】
A…液晶テレビ、B…本体部、1…表示部、3…液晶パネル、5…バックフレーム、6…バックライトユニット、7…箱体(上キャビネット)、7a…前部上キャビネット、7b…後部上キャビネット、11…コンソール部、12…下キャビネット、15…アンプ部、17…コントロール部、21…スタンド、23…回転機構、30…接合部、41…縦フレーム、41c…湾曲部。

Claims (12)

  1. 表示画面を有する表示部と、コンソール部であって、該コンソール部の第1端面と前記表示部の第2端面とが近接して対向配置され前記表示部とともに平面を形成するように配置されるコンソール部と、前記表示部と前記コンソール部との両方に固定され、前記第1及び第2端面の法線方向である縦方向に延びる少なくとも1本の縦フレームと、を有する薄型表示装置用のフレーム構造において、
    前記表示部の表面側に表示パネルが設けられ、該表示パネルが取り付けられる前記表示パネルの裏面側に配置されたフレームからなる前記縦フレームは、
    前記コンソール部中に収容され、前記表示画面の厚み方向に関して第1の長さを有する第1縦フレーム部と、
    該第1縦フレーム部に続き、前記表示画面の厚み方向に関して前記第1の長さよりも短い第2の長さを有する第2縦フレーム部と
    を有することを特徴とする薄型表示装置用のフレーム構造
  2. 前記縦フレームは、ダイキャストフレームであることを特徴とする請求項1に記載のフレーム構造。
  3. 前記第1端面と前記第2端面との間に隙間が形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のフレーム構造
  4. さらに、前記表示部と前記コンソール部とのうち前記薄型表示装置を設置した状態において前記縦方向の下方に配置された方に取り付けられた設置用スタンドであって、前記縦フレームを固定する設置用スタンドを有することを特徴とする請求項1から3までのいずれか1項に記載のフレーム構造
  5. さらに、前記表示部と前記コンソール部とのうち前記薄型表示装置を設置した状態において前記縦方向の下方に配置された方に取り付けられた設置用スタンドと、
    該設置用スタンドと前記表示部又は前記コンソール部との間に設けられた回転機構と、を備え、
    前記縦フレームと前記回転機構とが固定されていることを特徴とする請求項1から3までのいずれか1項に記載のフレーム構造
  6. 前記縦フレームは、前記設置用スタンド又は前記回転機構の両側に1本ずつ取り付けられた第1及び第2縦フレームを含むことを特徴とする請求項に記載のフレーム構造
  7. 前記第1縦フレームと前記第2縦フレームとがある間隔を有して近接して配置され、前記第1縦フレームと前記第2縦フレームとの間に画定される空間であって縦方向に延びる空間内に電気配線束が配置されていることを特徴とする請求項に記載のフレーム構造
  8. 前記縦フレームは、押し出し成型により形成されたフレームであることを特徴とする請求項1からまでのいずれか1項に記載のフレーム構造。
  9. 前記第2縦フレーム部は、押し出し成型された前記縦フレームを第1の長さから第2の長さまで短くする加工により形成したことを特徴とする請求項8に記載のフレーム構造
  10. 前記第1縦フレーム部は前記表示画面の法線方向に切った断面がH型の形状を有しており、前記第2縦フレーム部は断面がT型の形状を有していることを特徴とする請求項1から9までのいずれか1項に記載のフレーム構造
  11. さらに、前記表示部と前記コンソール部との接合部に沿って設けられ、前記縦フレームと交差するとともに、接合方向に延びる第1横フレームを有しており、
    前記縦フレームと前記第1横フレームとが、前記交差部において固定されていることを特徴とする請求項1から10までのいずれか1項に記載のフレーム構造
  12. 請求項1から11までのいずれか1項に記載のフレーム構造に表示パネルを取り付けた薄型表示装置。
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