JP2006019865A - 液晶画像表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 液晶画像表示装置にDVD等の記録再生装置を設ける際、液晶画像表示装置の筐体に設けられる取付カバーなどの形状の一部を変更するのみで、容易に記録再生装置とこれに附随する記録再生装置用ボタンなどを設けることが可能な自由度が高く、且つコストの低減を図った液晶画像表示装置を提供する。
【解決手段】 液晶テレビジョン受像機1の筐体5内にLCD装置13を固定する取付カバー14を設け、この取付カバー14にLCD装置13を操作するLCD用操作ボタン10が設ける。筐体5内に光ディスクを記録再生する記録再生装置30を設ける際、取付カバー14に記録再生装置30を操作する記録再生装置用操作ボタン33の取付位置がLCD用操作ボタン10の取付位置と異なる以外、取付カバー14を共通化する。これにより、記録再生装置用操作ボタン33を、LCD装置13を固定する取付カバー14へ兼用して取り付けることができるのでコストの低減を図ることができる。
【選択図】 図9
【解決手段】 液晶テレビジョン受像機1の筐体5内にLCD装置13を固定する取付カバー14を設け、この取付カバー14にLCD装置13を操作するLCD用操作ボタン10が設ける。筐体5内に光ディスクを記録再生する記録再生装置30を設ける際、取付カバー14に記録再生装置30を操作する記録再生装置用操作ボタン33の取付位置がLCD用操作ボタン10の取付位置と異なる以外、取付カバー14を共通化する。これにより、記録再生装置用操作ボタン33を、LCD装置13を固定する取付カバー14へ兼用して取り付けることができるのでコストの低減を図ることができる。
【選択図】 図9
Description
本発明は、液晶テレビジョン受像機などの画像を表示する液晶画像表示装置に関し、詳しくは、記録媒体であるDVD(Digital Versatile Disk)
等の光ディスクを記録再生可能な記録再生装置を取り付け可能な液晶画像表示装置に関するものである。
等の光ディスクを記録再生可能な記録再生装置を取り付け可能な液晶画像表示装置に関するものである。
近年、DVD等の光ディスクの記録再生装置をテレビジョン受像機内に備え、単独のテレビジョン受像機により、光ディスクの再生などとテレビジョン放送との両方を視聴することができる液晶テレビジョン受像機が普及してきており、このような、従来技術が特許文献1及び特許文献2には開示されている。
上記背景技術においては、テレビの機能とDVD等の光ディスクの記録再生装置との機能を単独の電子機器に備え、DVDの再生とテレビジョン放送の両方の視聴を楽しむことができるものではあるが、このような電子機器を製造するにあたり、例えば、既存のテレビジョン受像機に光ディスクの記録再生装置を後付けすることは、電子機器の筐体内に記録再生装置を取り付けるための空間部がある際には取り付けることはできるが、実際には、記録再生装置の取り付けに付随して、記録再生装置を操作する操作ボタンや回路基板を設ける必要があり、そのレイアウトが難しくならざるを得なかった。
本発明は、上記課題を鑑みてなされたもので、液晶画像表示装置の筐体内にDVD等の記録再生装置を設ける際、液晶画像表示装置の筐体に設けられる取付カバーなどの形状の一部を変更するのみで、記録再生装置を操作する記録再生装置用ボタンなどを設けることが可能な低コストで安価な液晶画像表示装置を提供することを目的とする。
請求項1に係る液晶画像表示装置は、液晶画像表示装置の筐体内にLCD装置を固定する取付カバーを設け、該取付カバーに前記LCD装置を操作するLCD用操作ボタンが設けられた液晶画像表示装置において、前記筐体内に光ディスクを記録再生する記録再生装置を設ける際、前記記録再生装置を操作する記録再生装置用操作ボタンの取付位置が前記LCD用操作ボタンの取付位置と異なる以外、前記取付カバーを共通化したことを特徴とする。
請求項1の構成によれば、液晶画像表示装置に記録再生装置を設ける際、の取付位置が前記LCD用操作ボタンの取付位置と異なる以外、前記取付カバーを共通化できるので、コストの低減を図ることができる。
請求項2に係る液晶画像表示装置は、請求項1の液晶画像表示装置において、前記LCD用操作ボタンは、前記筐体の上面、且つ左右方向のほぼ中央に設けられていることを特徴とする。
請求項2の構成によれば、液晶画像表示装置の操作者は、LCD用操作ボタンが筐体の上面であると共にこの筐体の左右方向のほぼ中央に設けられているので、LCD用操作ボタンにより何れの方向からでも容易にLCD装置の操作を行うことができる。
請求項3に係る液晶画像表示装置は、請求項2の液晶画像表示装置において、前記筐体内に前記記録再生装置を設けた際、前記LCD用操作ボタンと前記記録再生装置用操作ボタンとは、前記筐体の上面、且つ左右方向のほぼ中央に設けられていることを特徴とする。
請求項3の構成によれば、記録再生装置が液晶画像表示装置に設けられた際、記録再生装置を操作する記録再生装置用操作ボタンと液晶画像表示装置を操作するLCD用操作ボタンが筐体の上面であると共にこの筐体の左右方向のほぼ中央に設けられているので、何れの方向からでも簡単にLCD装置と記録再生装置の操作を行うことができる。
以上のように、請求項1に係る液晶画像表示装置の発明によれば、液晶画像表示装置の筐体内にLCD装置を固定する取付カバーを設け、該取付カバーに前記LCD装置を操作するLCD用操作ボタンが設けられた液晶画像表示装置において、前記筐体内に光ディスクを記録再生する記録再生装置を設ける際、前記記録再生装置を操作する記録再生装置用操作ボタンの取付位置が前記LCD用操作ボタンの取付位置と異なる以外、前記取付カバーを共通化したものであり、液晶画像表示装置に記録再生装置を設けた際、記録再生装置用操作ボタンの取付位置が前記LCD用操作ボタンの取付位置と異なる以外、前記取付カバーを共通化することで、液晶画像表示装置の部品点数を少なくできるので、コストの低減を図った安価な液晶画像表示装置を提供することができる。
請求項2に係る液晶画像表示装置の発明によれば、請求項1において、前記LCD用操作ボタンは、前記筐体の上面、且つ左右方向のほぼ中央に設けられているから、液晶画像表示装置の操作者は、何れの方向からでも容易にLCD装置の操作を行うことができるので操作性に優れる。
請求項3に係る液晶画像表示装置の発明によれば、請求項2において、前記筐体内に前記記録再生装置を設けた際、前記LCD用操作ボタンと前記記録再生装置用操作ボタンとは、前記筐体の上面、且つ左右方向のほぼ中央に設けられているから、記録再生装置が液晶画像表示装置に設けられた際、記録再生装置の記録再生装置用操作ボタンと液晶画像表示装置のLCD用操作ボタンを、何れの方向からでも簡単に操作を行うことができるので、操作性がよい。
以下、本発明を実施するための最良の形態としての実施例を図1〜図9により以下に説明する。もちろん、本発明は、その発明の趣旨に反しない範囲で、実施例において説明した以外の構成のものに対しても容易に適用可能なことは説明を要するまでもない。
図1はテレビ放送などを受信し視聴することが可能な液晶画像表示装置の正面図であり、図2はその左側面図、図3はその平面図である。本実施例における液晶画像表示装置は、液晶テレビジョン受像機1である。
この液晶テレビジョン受像機1は、分割可能なフロントキャビネット2とバックキャビネット3及びバックカバー4とからなる筐体5により全体が形成され、フロントキャビネット2の前面中央には、画像を表示する表示部6が設けられている。
また、バックキャビネット3の上部には、液晶テレビジョン受像機1を移動する際に用いるハンドル7がネジ止めされ固定されていると共に、バックキャビネット3の下面且つ左右方向の中央には、液晶テレビジョン受像機1を載置するスタンド8がネジ止めされ固定されている。
また、バックキャビネット3の上部の左右方向の中央には、図3に示すようにLCD装置13の表示部6の各種操作を行うLCD(Liquid Crystal Display)用操作ボタン10が設けられている。なお、これらLCD用操作ボタン10は、バックキャビネット3の上部に形成された挿通孔11側の上方に突設されている。
次に、液晶テレビジョン受像機1の筐体5内に設けられている各種部品及び装置について図4及び5を参照しながら説明する。図4は、液晶テレビジョン受像機1の筐体5内を示すバックキャビネット3及びバックカバー4を取り外した状態の図であり、筐体5内には、フロントキャビネット2の内面に表示部6を備えたLCD装置13が取付カバー14によりネジなどによってフロントキャビネット2に固定されている。
また、取付カバー14の後側には、図4に示すようにLCD装置13などの制御をするテレビ基板20、デジタル用基板23、デジタル用基板23を覆うデジタル用基板シールド24、複数のジャックが取り付けられているジャック取付板25,25,25などが設けられおり、取付カバー14の上部には、前述した通りLCD用操作ボタン10の位置に対応してバックキャビネット3に挿通孔11が形成され、LCD用操作ボタン10に構成されるボタンカバー26が挿通孔11から外部に露出されている。なお、LCD用操作ボタン10は、図3〜図5に示すように、テレビ用操作基板27に一体的に取り付けられ、テレビ用操作基板27を介して取付カバー14に形成された取付孔28にネジによりネジ止めされている。
次に、上述した液晶テレビジョン受像機1の筐体5に光ディスクなどの記録媒体を記録再生可能な記録再生装置を設ける際のその構成について図6〜図9を参照しながら説明する。図9は、前述した液晶テレビジョン受像機1の筐体5に記録再生装置30を設けた状態を示す図である。同図に示すように、この場合には、上述した液晶テレビジョン受像機1の構成とほぼ同等であるので、同一の構成については同様の符号を付しその詳細な説明は省略する。液晶テレビジョン受像機1の筐体5に記録再生装置30を設ける際には、図9に示すように、筐体5内にさらに記録再生装置30、この記録再生装置30の制御などを行う記録再生装置用基板31、この記録再生装置用基板31を覆う基板用シールド32が少なくとも設けられる。そして、取付カバー14には、図9に示すように、取付孔28,28に代えて孔部28A,28A,28A,28Aを形成する。そして、これらの孔部28A,28A,28A,28Aは、図9に示すように、LCD用操作ボタン10と記録再生装置30の操作をする記録再生装置用ボタン33とが孔部28Aにネジ止めなどにより固定される。なお、この場合、前述した取付孔28へのLCD用操作ボタン10の取り付けと同様に、LCD用操作ボタン10と記録再生装置用ボタン32とは、テレビ用操作基板27と記録再生装置用操作基板34の各々に一体的に取り付けられ、これらテレビ用操作基板27と記録再生装置用操作基板34を介して取付カバー14に形成された取付孔28Aにネジによりネジ止めされ、また、LCD用操作ボタン10と記録再生装置用ボタン33は、LCD用操作ボタン10に構成されるボタンカバー26と記録再生装置用ボタン33に構成されるボタンカバー26Aにより覆われ、これらのボタンカバー26,26Aが開口孔35から外部に露出されている。このように、液晶テレビジョン受像機1の筐体5内に記録再生装置30を設けた際には、筐体5内にこれに対応する記録再生装置用基板31を設けると共に、取付孔28に代えて孔部28Aを形成した略同形状の取付カバー14を兼用して用いる。なお、この場合、図7に示すように、リアキャビネット3AにLCD用操作ボタン10と記録再生装置用ボタン32との位置に対応した、開口孔35の形成されたリアキャビネット3Aを用いる。なお、LCD用操作ボタンバック10のみに対応したバックキャビネット3をLCD用操作ボタンバック10及びバックキャビネット3に対応したリアキャビネット3Aに代える際には、バックキャビネット3を成形する図示しない金型に入れ子などを使用することで、簡単にリアキャビネット3Aを形成することができるので、コストを低減できる。なお、液晶テレビジョン受像機1の筐体5内に記録再生装置30を設ける際には、このリアキャビネット3Aには、図6に示すように、記録再生装置30に光ディスクを挿入する開口部12が形成される。
以上のように、本実施例における液晶画像表示装置たる液晶テレビジョン受像機1は、この液晶テレビジョン受像機1の筐体5内にLCD装置13を固定する取付カバー14を設け、この取付カバー14にLCD装置13を操作するLCD用操作ボタン10が取り付けられており、筐体5内に光ディスクを記録再生する記録再生装置30を設ける際、記録再生装置30を操作する記録再生装置用操作ボタン33を取付カバー14に設けるものであるが、液晶テレビジョン受像機1に記録再生装置30を設ける場合、記録再生装置30を操作する記録再生装置用操作ボタン33の取付位置が前記LCD用操作ボタン10の取付位置と異なる以外、取付カバー14を共通化したので、液晶テレビジョン受像機1の部品点数を少なくできるので、コストの低減を図った安価な液晶テレビジョン受像機1を提供することができる。さらに、LCD用操作ボタン10は、筐体5の上面、且つ左右方向のほぼ中央に設けられているから、液晶テレビジョン受像機1の操作者は、LCD用操作ボタン10が筐体14の上面であると共にこの筐体14の左右方向のほぼ中央に設けられているので、LCD用操作ボタン10により何れの方向からでも容易にLCD装置13の操作を行うことができ操作性に優れる。しかも、筐体14内に記録再生装置30を設けた際、LCD用操作ボタン10と記録再生装置用操作ボタン33とは、筐体14の上面、且つ左右方向のほぼ中央に設けられているから、LCD装置13に加え、記録再生装置30が液晶テレビジョン受像機1に設けられた際、記録再生装置30を操作する記録再生装置用操作ボタン33と液晶テレビジョン受像機1のテレビ放送などのテレビ機能の操作するLCD用操作ボタン10が筐体14の上面であると共にこの筐体14の左右方向のほぼ中央に設けられているので、何れの方向からでも簡単にLCD装置13と記録再生装置30の操作を行うことができるので操作性がよい。
なお、上述した記録再生とは、記録又は再生、若しくは記録及び再生の両者を意味するものである。また、実施例上の効果として、図3のLCD用操作ボタン10、又は図7のLCD用操作ボタン10及び記録再生装置用ボタン33は、床などに載置されるスタンドの載置面の範囲内の上方に配置され設けられているので、これらのLCD用操作ボタン10または記録再生装置用ボタン33をその上方から比較的強い力にて押して操作した際、スタンド8に取り付けられた液晶テレビジョン受像機1は、バランスを崩して倒れることがなく安定した状態で床に載置された状態を維持することができる。
1 液晶テレビジョン受像機(液晶画像表示装置)
5 筐体
10 LCD用操作ボタン
13 LCD装置
14 取付カバー
30 記録再生装置
33 記録再生装置用操作ボタン
5 筐体
10 LCD用操作ボタン
13 LCD装置
14 取付カバー
30 記録再生装置
33 記録再生装置用操作ボタン
Claims (3)
- 液晶画像表示装置の筐体内にLCD装置を固定する取付カバーを設け、該取付カバーに前記LCD装置を操作するLCD用操作ボタンが設けられた液晶画像表示装置において、前記筐体内に光ディスクを記録再生する記録再生装置を設ける際、前記記録再生装置を操作する記録再生装置用操作ボタンの取付位置が前記LCD用操作ボタンの取付位置と異なる以外、前記取付カバーを共通化したことを特徴とする液晶画像表示装置。
- 前記LCD用操作ボタンは、前記筐体の上面、且つ左右方向のほぼ中央に設けられていることを特徴とする請求項1記載の液晶画像表示装置。
- 前記筐体内に前記記録再生装置を設けた際、前記LCD用操作ボタンと前記記録再生装置用操作ボタンとは、前記筐体の上面、且つ左右方向のほぼ中央に設けられていることを特徴とする請求項2記載の液晶画像表示装置。
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