JP2010233138A - 表示装置 - Google Patents

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Kazukuni Nakajima
一州 中島
Takumi Matsuda
匠 松田
Kaai Amamiya
可愛 雨宮
So Nozue
壮 野末
Takashi Yamamoto
俊 山本
Fumihito Kato
文仁 加藤
Tatsuo Murai
龍生 村井
Masayuki Oki
雅之 大木
Makoto Fukatsu
誠 深津
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Abstract

【課題】取付ネジが目立たないカバーの取付構造を備え、カバーの着脱を容易に行うことができる表示装置を提供する。
【解決手段】本体筐体を一対の広い面と4つの周側面とで構成し、本体筐体は、フロントカバー110とバックカバー120と支持手段とを含んで構成され、支持手段は、第1支持部と第2支持部123と固定部とを含んで構成され、2つの支持部の一方は、広い面に沿って2つの支持部の他方を移動させる支持レールを備え、フロントカバー110は、支持レールと直交する方向に配置された一対の周側面を備え、バックカバー120は、支持レールと平行な方向に配置された一対の周側面を備え、固定部は、支持レールの終端部で2つのカバー110、120を固定し、かつ支持レールと直交する方向に配置された一対の周側面の一方に設けられるようにする。
【選択図】図2

Description

本発明は、液晶ディスプレイや有機ELなどの低消費タイプの表示装置に係り、特に、設置場所に合わせて、多様なニーズに対応することができる外観構造を備えた薄型の表示装置に関するものである。
近年、液晶ディスプレイやプラズマディスプレイなどの薄型表示装置が脚光を浴びている。特に、テレビジョン受像機では、40インチ前後の大型画面を有する薄型テレビの需要が高まっている。これら大型の薄型テレビは、その画面が大きいことから、部屋内に占める面積も大きく、また高額商品であることから、高級感の演出やインテリアにマッチするように様々な工夫が施されている。
このような薄型表示装置においては、薄型化に伴い、例えば、図15(a)で示すように、テレビジョン受像機1000が従来のように部屋の四隅に配置されるだけでなく、例えば、専用のスタンドを使用して部屋の中央に配置したり、スタンドを取り外して壁面に取り付けられたりするようになっている。特に、部屋の中央に配置されるような場合には、正面のデザインだけでなく、背面のデザインにも注目されるので、正面及び背面を含め、表示装置が室内のインテリアに合わせて多様なデザインに対応できる外観構造であることが望ましい。
一方、多様なデザインに対応できる外観構造を備えた機器として、例えば、折り畳み式携帯電話機等の小型情報端末や、PC用ディスプレイ等の小型表示装置が知られている。このような小型情報端末や小型表示装置においては、本体筐体の外表面に着脱可能なパネルを設け、この着脱可能なパネルと筐体との間にシート材を挿入したり、あるいは図柄を施したパネルと交換することにより、多様なデザインに対応できることが知られている。
特開2001−100650号公報 特開2004−80391号公報
上記従来例においては、通常の使用時においてユーザーが最も注目する部分、即ち、正面のみ多様なデザインに対応できるようになっている。例えば、折り畳み式携帯電話機においては、折り畳んだ状態で正面となるサブ表示部の配置面にパネル部材がガイド部(溝部)を介して着脱可能に設けられ、サブ表示部の配置面とパネル部材との間にシート部材を挿入したり、図柄が施されたパネル部材に交換することにより、サブ表示部の配置面のデザインを変更できるようになっている。
また、PC用ディスプレイにおいては、筐体前面に光透過性枠体を爪部を介して着脱可能に設け、筐体前面と光透過性枠体との間にデザインシートを挿入することで、正面のデザインを変更できるようになっている。
このように、上記従来例においては、正面に配置されるパネル部材や枠体を着脱可能な構成とすることで、正面のデザインを多様に変更させることができるようになっている。
一方、近年の薄型テレビジョン受像機においては、多様なレイアウト(レイアウトフリー)に対応できるようにするため、本体正面だけでなく本体背面もデザインされるようになってきている。例えば、図15(a)で示すように、テレビジョン受像機を部屋の中央に配置するような場合には、上述したように、本体正面だけでなく本体背面にも注目されるので、本体背面のデザインが重要になってくる。
従来のテレビジョン受像機においては、本体正面(本体前面)を構成するフロントカバーと本体背面を構成するバックカバーとを、背面から取付ネジで取り付ける構成が主流となっており、取付ネジが本体背面に露出するようになっている。このような従来のテレビジョン受像機は、例えば、図15(a)で示すように、部屋の四隅に配置されることが多く、壁面により本体背面が隠されるので、本体背面に取付ネジが露出していても特に問題は生じていなかった。
しかしながら、例えば、図15(a)で示すように、専用のスタンドを使用してテレビジョン受像機を部屋の中央に配置するような場合には、本体背面の取付ネジが見えてしまい、意匠上、好ましくはない。取付ネジを目立たないようにするには、フロントカバーとバックカバーとの取り付けを、例えば、本体背面に取付ネジが露出しない取付構造や本体底面などの目立たない位置でネジ止めする構造、取付ネジを極力使用しない構造や取付ネジを隠す構造などが考えられる。
一方、従来のテレビジョン受像機においては、構造上、フロントカバーとバックカバーとを本体背面で多数の取付ネジによりネジ止めせざるを得ず、本体背面に取付ネジが露出しないようなバックカバーの取付構造や、取付ネジを減らしたり隠したりする取付構造を実現するのは困難となっている。
また、上述したように、テレビジョン受像機においても、レイアウトの多様化に伴い、多様なニーズに対応できる外観構造を有することが望ましい。多様なニーズに対応できる外観構造としては、上述した小型情報端末や小型表示装置のように、パネルの交換が可能な外観構造、例えば、バックカバーの交換が可能な外観構造とすることが考えられる。
しかしながら、従来のテレビジョン受像機においては、上述したように、フロントカバーとバックカバーの取り付けに多くのネジを使用することが主流となっており、例えば、バックカバーを取り外して交換するような場合には、フロントカバーとバックカバーとを固定する多数の取付ネジを一本ずつ取り外さなければならず、バックカバーの取り外しおよび取り付けに手間がかかってしまう。このため、従来のテレビジョン受像機においては、バックカバーの交換により多様なデザインに対応させることは困難となっている。
そこで、この発明の目的とするところは、取付ネジが目立たないフロントカバーとバックカバーとの取付構造を実現すると共に、バックカバーの着脱を容易に行うことができる表示装置を提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明に係る表示装置は、一対の広い面と、この一対の広い面の間に配置される4つの周側面とから構成される本体筐体と、この本体筐体の内部に配置される表示ユニットとを備えた表示装置において、前記本体筐体は、前記広い面の一方を備えたフロントカバーと、前記広い面の他方を備えたバックカバーと、前記フロントカバーと前記バックカバーを固定する支持手段とを含んで構成され、前記支持手段は、前記フロントカバーに設けられる第1支持部と、前記バックカバーに設けられる第2支持部と、前記周側面の1つに設けられる固定部とを含んで構成され、前記2つの支持部の一方は、前記広い面に沿って前記2つの支持部の他方を移動させる支持レールを備え、前記フロントカバーは、前記支持レールと直交する方向に配置された一対の前記周側面を備え、前記バックカバーは、前記支持レールと平行な方向に配置された一対の前記周側面を備え、前記固定部は、前記支持レールの終端部で前記フロントカバーと前記バックカバーとを固定し、かつ前記支持レールと直交する方向に配置された一対の前記周側面の一方に設けられるようにする。
また、前記目的を達成するために、本発明に係る表示装置は、一対の広い面と、この一対の広い面の間に配置される4つの周側面とから構成される本体筐体と、この本体筐体の内部に配置される表示ユニットとを備えた表示装置において、前記本体筐体は、高さ方向より幅方向が大きい長方形の外観形状を備えるとともに、前記広い面の一方を備えたフロントカバーと、前記広い面の他方を備えたバックカバーと、前記フロントカバーと前記バックカバーを固定する支持手段とを含んで構成され、前記フロントカバーは、前記本体筐体の幅方向に対して平行に設けられ、前記本体筐体の上面と下面を構成する一対の前記周側面を備え、前記バックカバーは、前記本体筐体の幅方向に対して垂直に設けられ、前記本体筐体の左右側面を構成する一対の前記周側面を備え、前記支持手段は、前記フロントカバーに設けられる第1支持部と、前記バックカバーに設けられる第2支持部と、前記周側面の1つに設けられる固定部とを含んで構成され、かつ前記本体筐体の高さ方向に沿って前記バックカバーを移動させる支持レールを備え、前記支持レールは、前記バックカバーを支持する終端部を備え、前記固定部は、前記本体筐体の上面と下面を構成する一対の前記周側面の一方に設けられ、前記バックカバーが前記終端部で支持された状態で前記フロントカバーと前記バックカバーを固定するようにする。
本発明によれば、取付ネジが目立たないフロントカバーとバックカバーとの取付構造を実現すると共に、バックカバーの着脱を容易に行うことができる表示装置を実現することができる。
第1実施例に係るテレビジョン受像機の概略構成を示す図である。 テレビジョン受像機の部品展開図である。 本体筐体を構成する2つのカバーの部分拡大図である。 第1実施例に係るフロントカバーとバックカバーの取付構造を示す概略図である。 バックカバーの取付構造の一例を示す図である。 バックカバーの取付構造の一例を示す断面図である。 テレビジョン受像機の外観図である。 第1実施例に係るテレビジョン受像機の配線構造を示す図である。 制御装置を縦置きしたときの外観図である。 制御装置を横置きしたときの外観図である。 リモコンの外観図である。 第2実施例に係るフロントカバーとバックカバーの取付構造を示す概略図である。 第3実施例に係るテレビジョン受像機の外観図である。 第3実施例に係るテレビジョン受像機の配線構造を示す図である。 テレビジョン受像機の設置状態を示す図である。
以下、図1から図15を参照し、この発明に係る表示装置について、テレビジョン受像機を事例として具体的に説明する。ここで、図1から図11が第1実施例に係るテレビジョン受像機、図12は第2実施例に係るテレビジョン受像機、図13および図14が第3実施例に係るテレビジョン受像機、図15がテレビジョン受像機の設置状態を示している。また、説明に当たっては、同一部位や同一矢印、同一機能部材などについては、同一符号を持って示し、重複した説明を省略する。
図1から図11を参照して、本発明に係るテレビジョン受像機の第1実施例を説明する。まず、図1を参照して、本発明に係るテレビジョン受像機の概略構成を説明する。図1は、テレビジョン受像機の概略構成を示す図である。
図1において、符号1で総括的に示すテレビジョン受像機は、モニタ装置10とこのモニタ装置10とケーブル30を介して接続された制御装置20と、モニタ装置10と制御装置20を操作するリモートコントローラ40(以下、リモコン40)とから構成される。
モニタ装置10は、内部に表示ユニットを備えた本体筐体100と、この本体筐体100を下方より支持する卓上型スタンド200とから構成される。
卓上型スタンド200は、本体筐体100に対して着脱可能に取り付けられており、例えば、図15(b)で示すように、本体筐体100に卓上型スタンド200を取り付けた状態では、テレビ台を使用して壁面に寄せて設置することができ、卓上型スタンド200を取り外した状態では、取付金具等を介して本体筐体100を壁面等に取り付けることができる。
本体筐体100は、正面に配置された表示画面150と、表示画面150の下方に配置されたスピーカ部160とを備えている。また、本体筐体100は、底面等の目立たない部分に図示しない電源ボタンが設けられており、この電源ボタンを操作することにより、本体筐体100の電源のオンオフを行うことができる。
制御装置20は、制御装置本体21とこの制御装置本体21を保持するスタンド22とから構成される。制御装置本体21は、内部にチューナーを備えるとともに、DVDレコーダーやVTR等の外部機器、HDDやUSBメモリ等の外部記録媒体が接続できるようになっている。そして、リモコン40からの操作指示に基づいて、チューナーにより受信した映像情報や音声情報、外部機器で再生された映像情報や音声情報、外部記録媒体に記録された映像情報や音声情報などを、ケーブル30を介してモニタ装置10に伝送することで、表示画面150に映像を表示するとともに、スピーカ部160から音声を出力するようになっている。また、スタンド22は、制御装置本体21に対して着脱可能に取り付けられている。
リモコン40は、リモートコントローラ本体41(以下、リモコン本体41)とこのリモコン本体41を支持するスタンド42とから構成される。スタンド42は、リモコン本体41に対して着脱可能に設けられており、例えば、スタンド42を取り付けた状態では、卓上等に設置した状態で操作することができ、スタンド42を取り外した状態では、リモコン本体41を手で保持して操作することができるようになっている。
このように、この実施例では、テレビジョン受像機を、映像表示と音声出力をメイン機能とするモニタ装置10と、映像情報や音声情報の受信、再生をメイン機能とする制御装置20とに分離した構成とすることにより、モニタ装置10を薄くすることができる。しかも、通常ではモニタ装置10に接続される外部機器を、制御装置20に集中配置することができるので、モニタ装置10に接続されるケーブルの本数を少なくすることができ、テレビジョン受像機の外観を配線の少ないすっきりしたデザインとすることができる。
なお、この実施例では、ケーブル30を介してモニタ装置10と制御装置20とを接続しているが、これに限定されるものではない。例えば、無線や赤外線を利用した別設の無線通信装置により、モニタ装置10と制御装置20とを接続しても良い。この無線通信装置を使用することにより、モニタ装置10と制御装置20とを接続するケーブル30が不要となるので、モニタ装置10の背面を更にすっきりしたデザインとすることができる。
次に、図2から図4を参照して、テレビジョン受像機の詳細構成について説明する。図2は、テレビジョン受像機の部品展開図である。図3は、本体筐体を構成する2つのカバーの部分拡大図であり、図3(a)は上面から見た部分拡大図、図3(b)は下方から見た部分拡大図、図3(c)は2つのカバーを組み合わせた状態の部分拡大図である。図4は、第1実施例に係るフロントカバーとバックカバーの取付構造を示す概略図であり、図4(a)がカバー組み合わせ前の部分縦断面図、図4(b)がカバー組み合わせ前の部分横断面図、図4(c)がカバー組み合わせ後の部分縦断面図、図4(d)がカバー組み立て後の部分横断面図である。
図2において、上述したように、モニタ装置10は、内部に表示ユニット130を備えた本体筐体100と、この本体筐体100を下方より支持する卓上型スタンド200とから構成される。
本体筐体100は、本体筐体100の前面と背面を構成する一対の広い面と、この一対の広い面の間に配置される4つの周側面とから構成されている。この実施例では、一対の広い面の一方が本体筐体100の前面を構成するフロントパネル111、一対の広い面の他方が本体筐体100の背面を構成するバックパネル121としている。また、4つの周側面は、表示ユニット130の上方に位置する上面パネル112と、下方に位置する下面パネル113と、表示ユニット130の左右側方に位置する一対の側面パネル122とから構成されている。
フロントパネル111と上面パネル112と下面パネル113は、本体筐体100の前面と上面と下面を構成するフロントカバー110を形成し、バックパネル121と一対の側面パネル122は、本体筐体100の背面と左右側面を構成するバックカバー120を形成している。
この実施例では、一例として、フロントカバー110およびバックカバー120を、樹脂成型により一体形成している。具体的には、フロントパネル110と上面パネル111と下面パネル112とを、側面から見て「コ字状」の外観形状となるように樹脂成型により一体形成し、バックパネル121と一対の側面パネル122とを、上面から見て「コ字状」の外観形状となるように樹脂形成により一体形成している。
そして、この実施例に係るテレビジョン受像機は、側面から見て「コ字状」の外観形状を備えたフロントカバー110と、上面から見て「コ字状」の外観形状を備えたバックカバー120とを組み合わせることにより、本体筐体100を構成した形態に大きな特徴を有している。
具体的には、図3(a)および図3(b)で示すように、「コ字状」の外観形状を備えたフロントカバー110が、その左右両端部に形成された第1嵌合部115を備え、「コ字状」の外観形状を備えたバックカバー120が、その上端部に形成された第2嵌合部125と下端部に形成された第3嵌合部126とを備え、一対の側面パネル122と第1嵌合部115、第2嵌合部125と上面パネル112、第3嵌合部126と下面パネル113がそれぞれ嵌合するように、フロントカバー110とバックカバー120を組み合わせて固定することで、図3(c)で示すように、本体筐体100が構成されている。
このような構成とすることにより、「コ字状」のフロントカバー110が本体筐体100の縦方向(上面、前面、底面)を覆い、「コ字状」のバックカバー120が本体筐体100の横方向(背面と左右側面)を覆うので、本体筐体の前方を構成するフロントカバーの背面と本体筐体の後方を構成するバックカバーの前面とをつき合わせるようにして表示ユニットを覆う構成からなる従来の薄型表示装置と比べ、本体筐体100の厚さを薄くすることができる。
次に、図4を参照して、フロントカバーとバックカバーの取付構造の概略構成について説明する。図4において、フロントカバー110は、裏面に設けられた第1支持部135を備え、バックカバー120は、裏面に設けられた第2支持部123を備えている。第1支持部135は、第2支持部123が嵌合する嵌合穴138を備えており、この嵌合穴138に第2支持部123を嵌合させることで、バックカバー120がフロントカバー110に取り付けられるようになっている。
具体的には、図4(a)および図4(b)で示すように、バックカバー120を矢印A1方向に移動させた後に、バックカバー120を矢印A2方向へスライドさせることで、図4(c)および図4(d)で示すように、第1支持部135と第2支持部123が嵌合穴138を介して嵌合し、バックカバー120がフロントカバー110に取り付けられるようになっている。
ここで、バックカバー120は、第1支持部135と第2支持部123との接触面、即ち、第1支持部135に設けられた嵌合穴138の背面と第2支持部123の背面が接触することにより、第2支持部123の背面がバックカバー120を摺動(スライド)させる支持レール123aを構成する。この支持レール123aに沿ってバックカバー120を矢印A2方向へスライドさせることにより、第1支持部135と第2支持部123とが嵌合し、支持レール123aの終端部123bでフロントカバー110とバックカバー120が取り付けられるようになっている。
そして、バックカバー120がフロントカバー110に取り付けられた状態で、例えば、本体筐体100の底面に設けられた固定部、例えば、取付ネジ170により、フロントカバー110とバックカバー120が本体筐体100の下面(底面)で固定されるようになっている。
一方、バックカバー120を取り外す場合は、取付ネジ170を取り外し、バックカバー120を支持レール123aを介して矢印A3方向へスライドさせることにより、第1支持部135と第2支持部123との嵌合を外し、バックカバー120を矢印A4方向へ移動させることで、フロントカバー110から取り外すことができるようになっている。
なお、上記実施例においては、バックカバー120をフロントカバー110に取り付けるようにしているが、フロントカバー110をバックカバー120に取り付けるようにしても良い。この場合、第1支持部135に設けられた嵌合穴138の背面が支持レール138aを構成する。そして、フロントカバー110を図4(a)で示した状態から矢印A4方向に移動させ、フロントカバー110を支持レール138aを介して矢印A3方向へスライドさせることで、支持レール138aの終端部138bでフロントカバー110とバックカバー120が取り付けられ、取付ネジ170により固定されるようになっている。
つまり、この実施例に係るテレビジョン受像機は、一対の広い面と、この一対の広い面の間に配置される4つの周側面とから構成される本体筐体と、この本体筐体の内部に配置される表示ユニットとを備え、本体筐体が、一対の広い面の一方を備えたフロントカバーと、一対の広い面の他方を備えたバックカバーと、フロントカバーとバックカバーを固定する支持手段とを含んで構成され、支持手段が、フロントカバーに設けられる第1支持部と、バックカバーに設けられる第2支持部と、4つの周側面の1つに設けられる固定部とを含んで構成され、2つの支持部の一方が、広い面に沿って2つの支持部の他方を移動させる支持レールを備え、フロントカバーが、支持レールと直交する方向に配置された一対の周側面を備え、バックカバーが、支持レールと平行な方向に配置された一対の周側面を備え、固定部が、支持レールの終端部でフロントカバーとバックカバーとを固定し、かつ支持レールと直交する方向に配置された一対の周側面の一方に設けられていることを特徴としている。
このような構成とすることにより、2つのカバーの着脱を容易に行うことができ、しかも2つのカバーを本体筐体の底面で固定しているので、本体筐体の背面に固定部を露出させることなく2つのカバーを固定することができる。
このため、例えば、図15(b)で示すように、専用のスタンド(床置型スタンド300)を使用してテレビジョン受像機を部屋の中央に配置するような場合でも、背面に取付ネジが露出しないので、背面の意匠性を向上させることができる。
図2に戻り、表示ユニット130は、枠状のフレーム131と、このフレーム131の前面に取り付けられる液晶パネル132と、フレーム131に取り付けられる基板133と、フレーム131の背面に設けられたフレーム部材134とを含んで構成される。フレーム部材134は、フレーム131の縦方向(上下方向)に沿って配置された縦長の2本の棒状部材で形成され、このフレーム部材134とフレーム131でメインフレーム136を構成している。
この実施例に係るテレビジョン受像機は、表示ユニット130に対して、「コ字状」のバックカバー120を、支持手段と固定手段とを介して着脱可能に設けた構成に大きな特徴を有している。このバックカバー120の具体的な着脱構造を、図5および図6を参照して説明する。
図5は、バックカバーの取付構造の一例を示す図であり、図5(a)がバックカバーを外した状態の背面斜視図およびバックカバーの斜視図、図5(b)および図5(c)が支持手段の構造を示す部分拡大断面図である。図6は、バックカバーの取付構造の一例を示す断面図であり、図6(a)がバックカバー取り付け前の部分断面図、図6(b)が支持手段の構造を示す部分拡大断面図、図6(c)がバックカバー取り付け後の部分断面図である。
図5および図6において、支持手段は、メインフレーム136に形成された第1支持部135と、「コ字状」のバックカバー120の裏面に形成された第2支持部123とで構成される第1支持手段と、メインフレーム136に形成された第3支持部139と、「コ字状」のバックカバー120の裏面の両側面に形成された第4支持部129とで構成される第2支持手段とを備えている。
第1支持部135は、メインフレーム136の背面に配置された一対のフレーム部材134に形成された複数個の嵌合穴で構成され、この複数個の嵌合穴は、縦長に形成された一対のフレーム部材に134に沿って縦方向に一列に並んで配置されている。
第2支持部123は、先端部が本体筐体100の底面方向に向けて折れ曲がったL字型の外観形状を備えた複数個の引掛部で構成され、この複数個の引掛部は、バックカバー120の上下方向(縦方向)に沿って一列に並んで配置されている。
第3支持部139は、メインフレーム136の背面左端部から左側面および背面右端部から右側面にかけて形成された複数個の嵌合溝で構成され、この複数の嵌合溝は、メインフレーム136の左右両端部に沿って縦方向に一列に並んで配置されている。
第4支持部129は、バックケース120の裏面側に突出して形成された円柱状の複数個の突起部で構成され、この複数個の突起部は、バックカバー120の上下方向(縦方向)に沿って一列に並んで配置されている。
次に、バックカバー120の着脱について説明する。バックカバー120の取り付けは、まず、バックカバー120を矢印A1の方向へ移動させることにより、図6(a)および図6(b)で示すように、引掛部(第2支持部123)が嵌合穴(第1支持部135)に挿入される。同時に、図6(d)および図6(e)で示すように、突起部(第4支持部129)が嵌合溝(第3支持部139)により支持される。
この状態で、バックカバー120を本体筐体100の底面方向へスライドさせることで、引掛部と嵌合穴が接触し、引掛部の背面(第2支持部123の背面)を支持レール123aとするスライド面137を構成する。そして、支持レール123aとスライド面137を介してバックカバー120を本体筐体100の底面方向へ更にスライドさせることで、図6(c)で示すように、「コ字状」のバックカバー120の自重を利用して第1支持部135と第2支持部123が嵌合し、支持レールの終端部123bで「コ字状」のバックカバー120が保持された状態となる。
また、バックカバー120を本体筐体100の底面方向へスライドさせることにより、突起部が嵌合溝に沿って本体筐体100の底面方向へ移動する。即ち、突起部が嵌合溝の内面をスライド面139aとして本体筐体100の底面方向へスライドすることにより、図6(f)で示すように、突起部と嵌合溝の底面139bが接触し、「コ字状」のバックカバー120が保持された状態となる。
つまり、この実施例では、図6(b)および図6(e)で示すように、バックカバー120を、第1支持部135と第2支持部123から構成される第1支持手段と、第3支持部139と第4支持部129から構成される第2支持手段を介して矢印A5方向(斜め下方向)へ移動させることにより、バックカバー120がフロントカバー110により保持されるようになっている。
さらに、第1支持手段および第2支持手段により「コ字状」のバックカバー120が保持されるのと同時に、第1固定部116のネジ穴と第2固定部126のネジ穴が、本体筐体100の底面の両端部で重なった状態となる。
この状態で、第1固定部116と第2固定部126とを、取付ネジ170を用いて本体筐体100の下方からネジ止めすることにより、「コ字状」のフロントカバー110と「コ字状」のバックカバー120が固定され、本体筐体100を構成するようになっている。
このように、バックカバー120をフロントカバー110に対して斜め下方向へスライドさせ、フロントカバー110とバックカバー120を、本体筐体100の下方で取付ネジ170で締めつけることによって、フロントカバー110とバックカバー120を上下方向にかしめると同時に、前後方向へかしめることができるので、フロントカバー110とバックカバー120をしっかりと固定することが可能となる。
一方、「コ字状」のバックカバー120の取り外しは、取付ネジ170を緩めて第1固定部116と第2固定部126による固定を解除するとともに、「コ字状」のバックカバー120を手で保持し、第1支持手段および第2支持手段とを介して矢印A6方向(斜め上方向)へスライドさせることにより、嵌合穴(第1支持部135)と引掛部(第2支持部123)との嵌合および嵌合溝(第3支持部139)と突起部(第4支持部129)との嵌合を解除し、「コ字状」のバックカバー120を手前側(矢印A4方向)へ移動させることで、バックカバー120がフロントカバー110から取り外される。
このような構成とすることにより、フロントカバー110とバックカバー120との固定を2本の取付ネジ170により行うので、フロントカバー110とバックカバー120の固定および固定解除を容易に行うことができる。しかも、取付ネジ170によるバックカバー120の固定および固定解除を、本体筐体100の底面で行うので、本体筐体100の背面に取付ネジが露出しない取付構造を実現することができる。さらに、バックカバー120の形状を、上面および下面を開放した「コ字状」としているので、着脱時にバックカバー120を本体筐体100の上下方向に摺動(スライド)させても、左右両側が開放されたフロントカバー110や表示ユニット130と干渉することがないので、バックカバー120の着脱作業を容易に行うことができる。
図2に戻り、フロントカバー110の下面パネル113は、その中央に形成された凹部117を備え、この凹部117の両側に第1固定部116が形成されている。下面パネル113に形成された凹部117は、「コ字状」のフロントカバー110と「コ字状」のバックカバー120とを組み合わせた状態で、本体筐体100の底面に空間を形成するようになっている。この空間は、卓上型スタンド200に形成されたモニタ取付部220を本体筐体100に挿入するための空間であり、この空間を介して挿入されたモニタ取付部220が、表示ユニット130の底面、即ち、メインフレーム136の底面に形成された図示しない取付穴に挿入されることで、本体筐体100が卓上型スタンド200に取り付けられるようになっている。
卓上型スタンド200は、台座部210とモニタ取付部220と台座部210の上面をカバーする台座カバー230とを含んで構成される。台座部210は、本体筐体の正面および背面に対して平行となるように前後に分割され、前方に配置された第1台座部211と後方に配置された第2台座部212とを含んで構成される。
第1台座部211と第2台座部212との間には、本体筐体100の長手方向(幅方向)に沿って第1溝部213が形成されており、この第1溝部213は、一対のモニタ取付部220を備えている。そして、第1溝部213とモニタ取付部220とを介して本体筐体100が卓上型スタンド200に着脱可能に取り付けられている。
このような構成とすることにより、本体筐体100が卓上型スタンド200に取り付けられた状態では、一対の取付部220と第1溝部213とで本体筐体100を支持しているので、使用時にモニタ装置が転倒するのを防ぐことができる。
第2台座部212は、左右に2分割された一対の台座部、即ち、左台座部212aと右台座部212bとから構成されている。そして、左台座部212aと右台座部212bとの間には、本体筐体100の奥行方向に沿って第2溝部214が形成されており、この第2溝部214は、本体筐体100と卓上型スタンド200が接続された状態において、本体筐体100と制御装置20とを接続するケーブル30や電源ケーブル等の配線を保持する配線保持部となる。
台座カバー230は、台座部210に対して着脱可能に設けられており、第1台座部211の上面をカバーする第1台座カバー231と、第2台座部212の上面をカバーする第2台座カバー232とを含んで構成されている。
このように、台座カバー230を着脱可能な構成とすることにより、本体筐体100の外観デザインに合わせて台座カバー230を交換することができるので、多様な外観デザインに対応できるスタンドを実現することができる。しかも、台座カバー230を着脱可能としているので、第2溝部214にケーブル類を配設する際には第2台座カバー212を取り外し、ケーブル類の配設が終了したら第2台座カバー212を取り付けるので、ケーブル類の配設作業を容易に行うことができ、かつ第2溝部214に配設されたケーブル類を第2台座カバー212で隠すことができる。
次に、図7および図8を参照して、この実施例に係るテレビジョン受像機の外観構造を説明する。図7は、テレビジョン受像機の外観図であり、図7(a)が正面図、図7(b)が右側面図、図7(c)が背面図、図7(d)が底面図である。図8は、第1実施例に係るテレビジョン受像機の配線構造を示す図であり、図8(a)が背面斜視図、図8(b)が台座カバーを取り外した状態の背面斜視図である。
図7において、この実施例に係るテレビジョン受像機は、幅Wが1021mm、高さHが650mm、奥行Dが25mmで構成された薄型の外観形状を有する本体筐体100と、この本体筐体100を着脱可能に支持する卓上型スタンド200(図1参照)とを備えている。本体筐体100は、正面に表示画面150とスピーカ部160を備えると共に、背面に設けられた配線部180と通気穴190とを備えている。
通気穴190は、本体筐体100の長手方向(幅方向)に沿って帯状に形成された外観を備え、この帯状の通気穴190が本体筐体100の背面の上下に配置された形態、即ち、本体筐体100の背面に配置された一対の帯状の通気穴190が配置された構成となっている。
本体筐体100の底面には、配線部180を挟むように形成された一対のスタンド取付穴181が設けられている。この一対のスタンド取付穴181に、卓上型スタンド200に設けられた一対のモニタ取付部220を挿入することにより、本体筐体100に卓上型スタンド200が取り付けられるようになっている。
図8において、配線部180は、本体筐体100の背面下方に配置された帯状の通気穴190よりも下方に形成されるとともに、ケーブル類が接続される接続端子部を備えている。この実施例では、配線部180に設けられた接続端子部に、ケーブル30と電源ケーブル185が接続されている。そして、本体筐体100と卓上型スタンド200が取り付けられた状態では、配線部180に接続されたケーブル30と電源ケーブル185が第2溝部214(配線保持部)に配線されるとともに、第2台座カバー232で第2溝部214を覆うようになっている。
次に、図9および図10を参照して、制御装置の外観構造を説明する。図9は、制御装置を縦置きしたときの外観図であり、図9(a)が右前方斜視図、図9(b)が左前方斜視図である。図10は、制御装置を横置きしたときの外観図であり、図10(a)が斜視図、図10(b)が開閉扉を開けた状態の斜視図である。
図9において、上述したように、制御装置20は、制御装置本体21とこの制御装置本体21を保持するスタンド22とから構成される。制御装置本体21は、「コ字状」に形成された2つのカバーを組み合わせることにより構成された外観形状を備え、2つのカバーの一方が他方に対して着脱可能に設けられている。
この実施例では、制御装置本体21が、その前面と背面と左側面を形成する「コ字状」の第1カバー23と、制御装置本体21の上面と底面と右側面を形成する「コ字状」の第2カバー24とを組み合わせて構成された外観形状を備え、第2カバー24が第1カバー23に対して着脱可能に設けられている。
また、制御装置本体21は、幅W1が35mm、高さH1が297mm、奥行D1が210mmで構成された薄型の外観形状を備え、背面には、DVDレコーダーやVTR等の外部機器、USBメモリ等の外部記録媒体を接続することができる外部機器接続部(図示省略)と、第2カバー24の固定/解除を行う取付ネジ(図示省略)が設けられている。
スタンド22は、制御装置本体21に対して着脱可能に取り付けられており、スタンド22を取り外した状態では、図10で示すように、制御装置本体21が横置きで設置されるようになっている。
このような構成とすることにより、制御装置本体21の外観形状をモニタ装置10の本体筐体100の外観形状と合わせることができるので、統一感のあるテレビジョン受像機を構成とすることができる。しかも、第2カバー24を着脱可能としているので、モニタ装置10と同様、制御装置20を多様なデザインに対応させることができる。
なお、第2カバー24の着脱構造は、取付ネジによる固定/解除を制御装置本体21の背面で行うこと以外、モニタ装置10の本体筐体100のフロントカバー110とバックカバー120の着脱構造と共通しているため、詳細な説明は省略する。
図10に戻り、制御装置本体21は、正面に配置された開閉扉28を備えており、この開閉扉28を開くことにより、電源ボタン35や媒体挿入口36、イジェクトボタン37が露出するようになっている。また、制御装置本体21は、録画再生機能を備えており、媒体挿入口36からハードディスク等の外部記録媒体を挿入し、リモコン40を操作することにより、外部記憶媒体に映像情報や音声情報を記録したり、記録された映像情報や音声情報の再生を行うことができる。なお、媒体挿入口36から挿入された外部記録媒体の取り出しは、イジェクトボタン37の操作により行われる。
制御装置本体21の正面下方中央には、動作状態を示すランプ部26が設けられ、制御装置本体21の両側面には、制御装置本体21の冷却するための風を吸排気する通気穴27が設けられている。この通気穴27は、制御装置本体21を縦置きした状態では、制御装置本体27の上下面に位置するようになる。
次に、図11を参照して、リモコンの外観構造を説明する。図11は、リモコンの外観図であり、図11(a)が正面図、図11(b)が斜視図である。
図11において、リモコン本体41は、上面に配置された電源ボタン43と、正面に配置された画像表示部44と、画像表示部の下方に配置されたスピーカ部45と、画像表示部45の左右両側に配置された一対の操作エリア46とを備えるとともに、内部に電源供給用の電池が設けられている。また、一対の操作エリア46には、テレビジョン受像機1を操作するための複数の操作ボタンが設けられている。
この実施例では、一対の操作エリア46を、正面から見て、画像表示部45の左側に設けられた第1操作エリア46aと、画像表示部45の右側に設けられた第2操作エリア46bとで構成ししている。第1操作エリア46aには、視聴チャンネルの選択や音量調整など、テレビジョン受像機として機能させるための複数の操作ボタン47が集中配置されるとともに、操作ボタン47の上方にテレビジョン受像機1の電源のオンオフを行う電源ボタン49が設けられている。第2操作エリア46bには、画面切り替えやメニュー選択など、テレビジョン受像機が有する各種機能を実行するための操作ボタン48が集中配置されている。なお、複数の操作ボタン47および48は、押下式のボタンで構成されている。
また、リモコン本体41は、「コ字状」に形成された2つのカバーを組み合わせることにより構成された外観形状を備え、2つのカバーの一方が他方に対して着脱可能に設けられている。
この実施例では、リモコン本体41が、その前面と上面と下面(底面)を形成する「コ字状」のフロントカバー410と、リモコン本体41の背面と左右側面を構成する「コ字状」のバックカバー420とを組み合わせた外観形状を備え、バックカバー420がフロントカバー410に対して着脱可能に設けられている。なお、リモコン本体41の内部に設けられた電源供給用の電池は、バックカバー420を取り外すことにより交換できるようになっている。
リモコン本体41は、幅W2が198mm、高さH2が145mm、奥行D2が20mmで構成された薄型の外観形状を備え、底面にバックカバー420の固定/解除を行う取付ネジ(図示省略)が設けられている。
このような構成とすることにより、リモコン本体41の外観形状を、モニタ装置10や制御装置20の外観形状と合わせることができるので、全体として統一感のあるテレビジョン受像機を構成とすることができる。しかも、バックカバー420を着脱可能としているので、モニタ装置10や制御装置20と同様、多様なデザインに対応させることができる。
なお、バックカバー420の着脱構造は、本体筐体100のバックカバー120の着脱構造と共通しているため、詳細な説明は省略する。
次に、リモコンによるテレビジョン受像機の操作について説明する。まず、電源ボタン43を操作すると、リモコン本体41の電源がオンの状態となる。この状態で電源ボタン49を操作すると、待機状態にあるモニタ装置10の電源がオンとなり、モニタ装置10の画像表示部150に、例えば、モニタ装置10の電源をオフしたときに視聴していたチャンネルの番組などが表示された状態となる。なお、モニタ装置10が待機状態にない場合、即ち、モニタ装置10に設けられた主電源ボタンを操作して、モニタ装置10の電源をオンの状態とする。
この状態において、リモコン本体41の第1操作エリア46aに設けられた複数の操作ボタン47あるいは第2操作エリア46bに設けられた複数の操作ボタン48から任意の操作ボタンを選択して操作することにより、制御装置20に信号が送信される。制御装置20は、受信した信号に基づき、操作された操作ボタンに対応する機能を実行するとともに、映像情報および音声情報をモニタ装置10で再生するようになっている。同時に、リモコン本体41の画像表示部44にもモニタ装置10で再生されている画像情報と音声情報と同じものが表示されるようになっている。また、モニタ装置10で映像情報や音声情報が再生されている状態で電源ボタン49を操作すると、モニタ装置10の電源がオフとなり、待機状態となる。
このような構成とすることにより、リモコン40を見ながら視聴チャンネルの選択や音量調整、機能選択をユーザーの手元で実行することができるので、操作性を良好にすることができる。
なお、この実施例では、複数の操作ボタン47および48を押下式のボタンで構成しているがこれに限定されるものではない。例えば、第1操作エリア46aおよび第2操作エリア46bにタッチパネルを配置し、このタッチパネルに複数の操作ボタン47および48を表示するようにしてもよい。
次に、図12を参照して、本発明に係るテレビジョン受像機の第2実施例を説明する。ここで、図12は、第2実施例に係るフロントカバーとバックカバーの取付構造を示す概略図であり、図12(a)がカバー組み合わせ前の部分縦断面図、図12(b)がカバー組み合わせ前の部分横断面図、図12(c)がカバー組み合わせ後の部分縦断面図、図12(d)がカバー組み立て後の部分横断面図である。
この第2実施例に係るテレビジョン受像機は、前記第1実施例で説明したフロントカバー110とバックカバー120とを固定する支持手段の構成を変更したこと以外は、前記第1実施例と略同一であるため、詳細な説明は省略する。
図12において、フロントカバー110は、裏面に設けられた第1支持部135を備え、バックカバー120は、裏面に設けられた第2支持部123を備えている。第1支持部135は、先端部が本体筐体100の上面方向に向けて折れ曲がったL字型の外観形状を備えている。第2支持部123は、第1支持部135が嵌合する嵌合穴124を備えており、この嵌合穴124に第1支持部135を嵌合させることで、バックカバー120がフロントカバー110に取り付けられるようになっている。
具体的には、図12(a)および図12(b)で示すように、バックカバー120を矢印A1方向に移動させた後、バックカバー120を矢印A2方向へスライドさせることで、図12(c)および図12(d)で示すように、第1支持部135と第2支持部123が嵌合穴124を介して嵌合し、バックカバー120がフロントカバー110に取り付けられるようになっている。
ここで、バックカバー120は、第1支持部135と第2支持部123との接触面、即ち、第1支持部135の背面135aと、第2支持部123に設けられた嵌合穴124の前面が接触することにより、嵌合穴124の前面がバックカバー120を摺動(スライド)させる支持レール124aを構成する。この支持レール124aに沿ってバックカバー120を矢印A2方向へスライドさせることにより、第1支持部135と第2支持部123とが嵌合し、支持レール124aの終端部124bでフロントカバー110とバックカバー120が取り付けられるようになっている。
そして、バックカバー120がフロントカバー110に取り付けられた状態で、例えば、本体筐体100の底面に設けられた固定部、例えば、取付ネジ170により、フロントカバー110とバックカバー120が本体筐体100の下面(底面)で固定されるようになっている。
一方、バックカバー120を取り外す場合は、取付ネジ170を取り外し、バックカバー120を支持レール124aを介して矢印A3方向へスライドさせることにより、第1支持部135と第2支持部123との嵌合を外し、バックカバー120を矢印A4方向へ移動させることで、フロントカバー110から取り外すことができるようになっている。
なお、上記実施例においては、バックカバー120をフロントカバー110に取り付けるようにしているが、フロントカバー110をバックカバー120に取り付けるようにしても良い。この場合、第1支持部135の背面135aが支持レールを構成する。そして、フロントカバー110を図12(a)で示した状態から矢印A4方向に移動させた後、フロントカバー110を支持レールを介して矢印A3方向へスライドさせることで、支持レールの終端部135bでフロントカバー110とバックカバー120が取り付けられ、取付ネジ170により固定されるようになっている。
このような構成とすることにより、前記第1実施例と同様、2つのカバーの着脱を容易に行うことができ、しかも2つのカバーを本体筐体の底面で固定しているので、本体筐体の背面に固定部を露出させることなく2つのカバーを固定することができる。
次に、図13および図14を参照して、本発明に係るテレビジョン受像機の第3実施例を説明する。ここで、図13は、第3実施例に係るテレビジョン受像機の外観図であり、図13(a)が斜視図、図13(b)がスタンドの斜視図である。図14は、第3実施例に係るテレビジョン受像機の配線構造を示す図であり、図14(a)が背面斜視図、図14(b)がカバーを取り外した状態の背面斜視図である。なお、前記第1実施例と同一部位や矢印などは同一符号をもって示し、重複した説明を省略する。
図13において、この実施例では、前記第1実施例で説明した卓上型スタンド200を、床置型スタンド300に変えたほかは、前記第1実施例と略同一である。床置型スタンド300は、図13(b)で示すように、支柱部310とこの支柱部310を支持する台座部320とから構成されている。支柱部310は、上端部に形成された凹部311と、この凹部311に配置された一対のモニタ取付部220とを備えている。
この実施例では、一対のモニタ取付部220を本体筐体100の底面から内部に挿入し、表示ユニット130の底面、即ち、メインフレーム136の底面に形成された図示しない取付穴にモニタ取付部220を挿入することにより、図13(a)で示すように、本体筐体100が床置型スタンド300に取り付けられるとともに、本体筐体100の下方が凹部311で保持されるようになっている。
このような構成とすることで、設置面から離れた高い位置でも本体筐体をしっかりと支持することができる。
図14において、本体筐体100は、背面下方に配置された帯状の通気穴190よりも下方に配置された配線部180(図7(b)参照)を備えており、この配線部180にケーブル30と電源ケーブル185が接続されている。
床置型スタンド300は、支柱部310の背面に形成された縦長帯状の第1配線保持部315と、第1配線保持部315と連続するように、台座323に形成された第2配線保持部321とを備えており、本体筐体100の背面下方で接続されたケーブル類は、第1配線保持部315および第2配線保持部321を介して配線されるようになっている。
支柱部310は、第1配線保持部315をカバーするように設けられた着脱可能な支柱カバー316を備えており、第1配線保持部315を介して配線されたケーブル類を支柱カバー316で覆うようになっている。
台座部320は、台座323に形成された第2配線保持部321をカバーするように設けられた着脱可能な台座カバー322を備えており、第2配線保持部321を介して配線されたケーブル類を台座カバー322で覆うようになっている。
次に、配線方法の一例について説明する。図14において、まず、台座カバー322の開口部322aにケーブル類を通す。開口部322aを通されたケーブル類は、第2配線保持部321に取り付けられ、同時に台座カバー322が台座323に取り付けられることで、台座部320が構成される。この台座部320に支柱部310の下端を取り付けるとともに、支柱部310の上端にモニタ装置10を取り付けられ、モニタ装置10にケーブル類を接続する。モニタ装置10に接続されたケーブル類を第1配線保持部315に取り付け、配線の取り付け完了後に支柱カバー316を取り付けることで、配線が完了する。
即ち、この実施例では、ケーブル等の配線時には支柱カバー316および台座カバー322を取り外した状態で配線を行い、配線終了後に支柱カバー316および台座カバー322でケーブル類を覆うように構成することで、配線されたケーブル類が目立たないすっきりとした背面形状とすることができる。しかも、バックカバー120の固定を本体筐体100の底面で行っているので、本体筐体100の背面には、上下に配置された一対の帯状の通気穴190のみ露出しているので、意匠性を向上させることができる。
このように、第3実施例に係るテレビジョン受像機によれば、前記第1実施例と同様な作用効果を得ることができる。
1…テレビジョン受像機、10…モニタ装置、20…制御装置、21…制御装置本体、22…スタンド、23…第1カバー、24…第2カバー、26…ランプ部、27…通気穴、28…開閉扉、30…ケーブル、35…電源ボタン、36…媒体挿入口、37…イジェクトボタン、40…リモートコントローラ、41…リモートコントローラ本体、42…スタンド、43…電源ボタン、44…画像表示部、45…スピーカ部、46…操作エリア、46a…第1操作エリア、46b…第2操作エリア、47…操作ボタン、48…操作ボタン、49…電源ボタン、100…本体筐体、110…フロントカバー、111…フロントパネル、112…上面パネル、113…下面パネル、115…第1嵌合部、116…第1固定部、117…凹部、120…バックカバー、121…バックパネル、122…一対の側面パネル、123…第2支持部、123a…支持レール、123b…終端部、124…嵌合穴、124a…支持レール、124b…終端部、125…第2嵌合部、126…第3固定部、129…第4支持部、130…表示ユニット、131…フレーム、132…液晶パネル、133…基板、134…フレーム部材、135…第1支持部、136…メインフレーム、137…スライド面、138…嵌合穴、138a…支持レール、138b…終端部、139…第3支持部、150…画像表示部、160…スピーカ部、170…取付ネジ、180…配線部、181…取付穴、185…電源ケーブル、190…通気穴、200…卓上型スタンド、210…台座部、211…第1台座部、212…第2台座部、212a…左台座部、212b…右台座部、213…第1溝部、214…第2溝部、220…モニタ取付部、230…台座カバー、231…第1台座カバー、232…第2台座カバー、300…床置型スタンド、310…支柱部、311…凹部、315…第1配線保持部、316…支柱カバー、320…台座部、321…第2配線保持部、322…台座カバー、323…台座、410…フロントカバー、420…バックカバー。

Claims (6)

  1. 一対の広い面と、この一対の広い面の間に配置される4つの周側面とから構成される本体筐体と、この本体筐体の内部に配置される表示ユニットとを備えた表示装置において、
    前記本体筐体は、前記広い面の一方を備えたフロントカバーと、前記広い面の他方を備えたバックカバーと、前記フロントカバーと前記バックカバーを固定する支持手段とを含んで構成され、
    前記支持手段は、前記フロントカバーに設けられる第1支持部と、前記バックカバーに設けられる第2支持部と、前記周側面の1つに設けられる固定部とを含んで構成され、
    前記2つの支持部の一方は、前記フロントカバーの広い面に沿って前記2つの支持部の他方を移動させる支持レールを備え、
    前記フロントカバーは、前記支持レールと直交する方向に配置された一対の前記周側面を備え、
    前記バックカバーは、前記支持レールと平行な方向に配置された一対の前記周側面を備え、
    前記固定部は、前記支持レールの終端部で前記フロントカバーと前記バックカバーとを固定し、かつ前記支持レールと直交する方向に配置された一対の前記周側面の一方に設けられる
    ことを特徴とする表示装置。
  2. 一対の広い面と、この一対の広い面の間に配置される4つの周側面とから構成される本体筐体と、この本体筐体の内部に配置される表示ユニットとを備えた表示装置において、
    前記本体筐体は、高さ方向より幅方向が大きい長方形の外観形状を備えるとともに、前記広い面の一方を備えたフロントカバーと、前記広い面の他方を備えたバックカバーと、前記フロントカバーと前記バックカバーを固定する支持手段とを含んで構成され、
    前記フロントカバーは、前記本体筐体の幅方向に対して平行に設けられ、前記本体筐体の上面と下面を構成する一対の前記周側面を備え、
    前記バックカバーは、前記本体筐体の幅方向に対して垂直に設けられ、前記本体筐体の左右側面を構成する一対の前記周側面を備え、
    前記支持手段は、前記フロントカバーに設けられる第1支持部と、前記バックカバーに設けられる第2支持部と、前記周側面の1つに設けられる固定部とを含んで構成され、かつ前記本体筐体の高さ方向に沿って前記バックカバーを移動させる支持レールを備え、
    前記支持レールは、前記バックカバーを支持する終端部を備え、
    前記固定部は、前記本体筐体の上面と下面を構成する一対の前記周側面の一方に設けられ、前記バックカバーが前記終端部で支持された状態で前記フロントカバーと前記バックカバーを固定する
    ことを特徴とする表示装置。
  3. 請求項1または2に記載の表示装置において、
    前記支持レールは、前記第2支持部の背面に形成され、前記第1支持部との接触面を介して前記バックカバーを移動させる
    ことを特徴とする表示装置。
  4. 請求項1または2に記載の表示装置において、
    前記フロントカバーは、前記支持レールと平行な方向に形成された一対の第1嵌合部を備え、
    前記バックカバーは、前記支持レールと直交する方向に形成された一対の第2嵌合部を備え、
    前記フロントカバーと前記バックカバーは、前記支持レールと平行な方向に配置された一対の前記周側面と一対の前記第1嵌合部、前記支持レールと垂直な方向に配置された一対の前記周側面と一対の前記第2嵌合部がそれぞれ嵌合するように前記支持手段を介して固定される
    ことを特徴とする表示装置。
  5. 請求項1から3の何れかに記載の表示装置において、
    前記表示ユニットは、表示パネルと、この表示パネルを前面で支持するメインフレームとを備え、
    前記メインフレームは、前面と上面と下面が覆われるように前記フロントカバーに取り付けられるとともに、前記第2支持部を介して前記バックカバーを支持する前記第1支持部を背面に備える
    ことを特徴とする表示装置。
  6. 請求項4に記載の表示装置において、
    前記第1支持部は、複数の嵌合溝で構成され、
    前記第2支持部は、前記バックカバーの裏面から突出して設けられた複数の引掛部で構成され、
    前記固定部は、取付ネジで構成され、
    前記バックカバーは、前記複数の嵌合溝に前記複数の引掛部を挿入し、前記支持レールを介して前記本体筐体の下面の方向へスライドさせることにより前記終端部で支持され、かつ前記取付ネジで固定される
    ことを特徴とする表示装置。
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