JP2006350296A - 薄型表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】表示部の奥行きを増やしたり、表示部内部の端子配置の制約を増やしたりすることなく、省スペースでマルチメディアに対応する外部接続端子へのコネクタの抜き挿しを可能にした薄型表示装置を提供する。
【解決手段】壁掛け式の設置が可能で、表示部2の背面側に外部接続端子4が設けられた薄型表示装置1において、表示部2は、外部接続端子4が設けられる基板ユニット6を固定するホルダ7と、外部接続端子4が背面側へ外向するようにホルダ7を固定するブラケット8とを備えたことを特徴とするものとする。
【選択図】図2
【解決手段】壁掛け式の設置が可能で、表示部2の背面側に外部接続端子4が設けられた薄型表示装置1において、表示部2は、外部接続端子4が設けられる基板ユニット6を固定するホルダ7と、外部接続端子4が背面側へ外向するようにホルダ7を固定するブラケット8とを備えたことを特徴とするものとする。
【選択図】図2
Description
本発明は、薄型表示装置に係り、特に、外部機器に接続される接続ケーブルのコネクタが接続可能な外部接続端子を備えた薄型表示装置に関する。
近年、AV機器や各種の機器と接続可能なマルチメディア対応の表示装置が広く普及している。表示装置において、最近では、ブラウン管に代わって、薄型で広い設置スペースを必要としない液晶ディスプレイやプラズマディスプレイなどを用いた薄型表示装置(例えば、いわゆる薄型テレビ)が普及している。
マルチメディア対応の表示装置においては、AV機器や各種の機器に応じて多くの接続端子が必要となり、その接続端子等の外部接続端子を設置するスペースが必要となる。また、それらの外部接続端子は、外観を損なわないようにするために表示装置の背面側に設けられることが一般的である。
特に、液晶ディスプレイやプラズマディスプレイが用いられる薄型表示装置では、薄型の利点を損なわないように様々な対策が講じられている。
例えば、スタンド式の薄型表示装置101では、図8に示すように、表示部102の背面の側端部102aに接続部104を設け、その接続部104に接続される配線114をスタンド105の背面に取りまとめるようにしたものが提案されている(特許文献1を参照)。
特開平11−249577号公報
例えば、スタンド式の薄型表示装置101では、図8に示すように、表示部102の背面の側端部102aに接続部104を設け、その接続部104に接続される配線114をスタンド105の背面に取りまとめるようにしたものが提案されている(特許文献1を参照)。
しかしながら、このような構成では、配線114をカバー115で覆うために後方にスペースが必要となり、その結果、表示部102の薄型化を実現しても薄型表示装置101の全体として奥行きが増加するという問題点がある。
一方、スタンドを使用しない壁掛け式の薄型表示装置201の場合は、表示部202の背面に接続部を設けることができないため、図9に示すように、表示部202の側面212に接続部204を設ける必要がある。
しかしながら、表示部202の左右両側面にスピーカユニット203を備えた薄型表示装置の場合は、図9の破線で示すように、表示部202の側面212にはスピーカユニット203が隣接配置されているので、外部装置に接続される配線ケーブルのコネクタ216の抜き挿し操作がし難いため、スピーカユニット203を避けた位置に外部接続端子214を設ける必要がある(2点鎖線部を参照)。
そのためには、表示部202の奥行きの高さH1をスピーカユニット203の奥行きの高さH2よりも高く(H3)構成するか(スピーカユニット203を優先)、スピーカユニット203の高さH2を表示部202の高さH1よりも低くすることが必要である(表示部202を優先)。
しかしながら、いずれの場合においても、薄型表示装置201は、表示部202の高さH1とスピーカユニット203の高さH2とにより制約されるため、その結果、表示部202又はスピーカユニット203のいずれかが背面側に突出することにより、薄型表示装置201全体として奥行きが増加してしまうという問題点が生じる。
すなわち、薄型表示装置の場合は、省スペースで設置できることに特徴があるため、後側に突出するとその分装置全体の奥行きが増加して、薄型表示装置であることの利点が損なわれて、薄型表示装置を設置するためのスペース効率が悪くなるという問題点がある。
また、上記問題を回避するために、薄型表示装置の背面側を突出させることなく、外部接続端子を表示部内部に配置することが考えられるが、このように構成すると、表示部内部の収容スペースが限られているため、他機能の端子等の配置に制約が増える等の不具合が生じるという問題点が生じる。
本発明は、上記従来の問題点を鑑みてなされたものであって、表示部の奥行きを増やしたり、表示部内部の端子配置の制約を増やしたりすることなく、省スペースでマルチメディアに対応する外部接続端子へのコネクタの抜き挿しを可能にした薄型表示装置を提供することを目的とするものである。
本発明に係る薄型表示装置は、外部機器に接続される接続ケーブルのコネクタが接続可能な外部接続端子が表示部の背面側に設けられた薄型表示装置において、前記外部接続端子は、前記表示部の画面垂直方向に対し所定の鋭角を有した方向に前記接続ケーブルのコネクタと接続されるように配置されたことを特徴とする。
本発明にあっては、外部接続端子を、表示部の画面垂直方向に対し所定の鋭角を有した方向に接続ケーブルのコネクタと接続されるように配置する。これにより、表示装置全体の厚みを極力抑えつつ、薄型表示装置の背面に設けられた外部接続端子に対するユーザのケーブル挿入作業を容易にする。
本発明に係る薄型表示装置は、外部機器に接続される接続ケーブルのコネクタが接続可能な外部接続端子が表示部の背面側に設けられた薄型表示装置において、前記表示部の背面には、前記外部接続端子が設けられた基板ユニットを固定する基板固定手段を有し、前記基板固定手段は、前記外部接続端子が前記表示部の画面垂直方向に対し所定の鋭角を成す状態で前記基板ユニットを固定したことを特徴とする。
本発明にあっては、基板固定手段として、外部接続端子が表示部の画面垂直方向に対し所定の鋭角を成す状態で基板ユニットを固定する。これにより、表示装置全体の厚みを極力抑えつつ、薄型表示装置の背面に設けられた外部接続端子に対するユーザのケーブル挿入作業を容易にする。
本発明に係る薄型表示装置は、前記基板固定手段が、前記外部接続端子が設けられる基板ユニットを固定するホルダと、前記ホルダを固定するブラケット金具とで構成され、前記ホルダは、前記基板ユニットと前記ブラケット金具との間を介して配置されたことを特徴とする。
本発明にあっては、基板固定手段を、外部接続端子が設けられる基板ユニットを固定するホルダと、ホルダを固定するブラケット金具とで構成する。そして、ホルダを、基板ユニットとブラケット金具との間を介して配置する。これにより、例えば、バックライトやプラズマ素子の放電現象を有する表示部からの不要輻射成分によって、外部接続端子を有した基板ユニットを通して伝送された映像信号が受けるノイズの影響を極力抑制する。
本発明に係る薄型表示装置は、前記表示部の外側部に沿って隣接してスピーカユニットが設けられ、前記外部接続端子は、前記スピーカユニットと対向する表示部の外側部の、該スピーカユニットの背面よりも表示部の前面寄りに配置され、前記コネクタの前記外部接続端子への抜き挿し方向を、前記スピーカユニットの背面より後方から該外部接続端子に向かい傾斜した方向とすることを特徴とする。
本発明にあっては、表示部の外側部に沿って隣接してスピーカユニットが設けられ、外部接続端子を、スピーカユニットと対向する表示部の外側部の、スピーカユニットの背面よりも表示部の前面寄りに配置する。そして、コネクタの外部接続端子への抜き挿し方向を、スピーカユニットの背面より後方から外部接続端子に向かい傾斜した方向とする。これにより、表示部の周囲に設けられたスピーカの厚さを考慮する必要がなく、且つケーブル挿入作業が難しくない薄型表示装置を提供する。
本発明に係る薄型表示装置は、前記基板ユニットがそれぞれに外部接続端子が設けられた複数の基板を含み、前記ホルダは、各基板を前記ブラケット金具へ個別に固定するための複数の固定部材から構成されていることを特徴とする。
本発明にあっては、基板ユニットを構成する複数の基板がそれぞれ外部接続端子を有し、各基板をブラケット金具へ個別に固定するための複数の部材からホルダを構成する。これにより、各基板が複数の部材からなるホルダによってブラケット金具へ組み込まれた後は、複数の基板が1つの基板ユニットとして一体化されるので、生産性向上(組立工数削減)及び部品点数削減によるコスト削減を図ることができる。
本発明に係る薄型表示装置は、前記基板ユニットがそれぞれに外部接続端子が設けられた複数の基板からなり、前記ホルダは、各基板を前記ブラケット金具へ一体的に固定するための1つの固定部材から構成されていることを特徴とする。
本発明にあっては、基板ユニットを構成する複数の基板がそれぞれ外部接続端子を有し、各基板をブラケット金具へ一体的に固定するための1つの部材からホルダを構成する。これにより、各基板が1つの部材からなるホルダによってブラケット金具へ組み込まれた後は、複数の基板が1つの基板ユニットとして一体化されるので、生産性向上(組立工数削減)及び部品点数削減によるコスト削減を図ることができる。
本発明に係る薄型表示装置は、前記ブラケット金具が、前記複数の基板を取り付ける複数の取付面を有し、前記コネクタの外部接続端子への抜き挿し方向が基板毎に異なるように、各取付面の法線方向が異なっていることを特徴とする。
本発明にあっては、ブラケット金具が複数の基板を取り付ける複数の取付面を有し、コネクタの外部接続端子への抜き挿し方向が基板毎に異なるようにする。これにより、シャーシの外形を気にすることなく、ケーブル挿入作業が容易になるように、適宜コネクタの外部接続端子への抜き挿し方向を設定することができる。
本発明によれば、外部機器に接続される接続ケーブルのコネクタが接続可能な外部接続端子が表示部の背面側に設けられた薄型表示装置において、外部接続端子を、表示部の画面垂直方向に対し所定の鋭角を有した方向に接続ケーブルのコネクタと接続されるように配置した構成としたので、表示装置全体の厚みを極力抑えつつ、薄型表示装置の背面に設けられた外部接続端子に対するユーザのケーブル挿入作業を容易にすることができるという格別な効果を有する。
本発明によれば、外部機器に接続される接続ケーブルのコネクタが接続可能な外部接続端子が表示部の背面側に設けられた薄型表示装置において、表示部の背面には、外部接続端子が設けられた基板ユニットを固定する基板固定手段を有し、基板固定手段として、外部接続端子が表示部の画面垂直方向に対し所定の鋭角を成す状態で基板ユニットを固定する構成としたので、表示装置全体の厚みを極力抑えつつ、薄型表示装置の背面に設けられた外部接続端子に対するユーザのケーブル挿入作業を容易にすることができる。
本発明によれば、基板固定手段を、外部接続端子が設けられる基板ユニットを固定するホルダと、ホルダを固定するブラケット金具とで構成し、ホルダを、基板ユニットとブラケット金具との間を介して配置する構成としたので、例えば、バックライトやプラズマ素子の放電現象を有する表示部からの不要輻射成分によって、外部接続端子を有した基板ユニットを通して伝送された映像信号が受けるノイズの影響を極力抑制することができる。
本発明によれば、表示部の外側部に沿って隣接してスピーカユニットが設けられ、外部接続端子を、スピーカユニットと対向する表示部の外側部の、スピーカユニットの背面よりも表示部の前面寄りに配置し、コネクタの外部接続端子への抜き挿し方向を、スピーカユニットの背面より後方から外部接続端子に向かい傾斜した方向とする構成としたので、表示部の周囲に設けられたスピーカの厚さを考慮する必要がなく、且つケーブル挿入作業が難しくない薄型表示装置を提供することができる。
本発明によれば、基板ユニットを構成する複数の基板がそれぞれ外部接続端子を有し、各基板をブラケット金具へ個別に固定するための複数の部材からホルダを構成することとしたので、各基板が複数の部材からなるホルダによってブラケット金具へ組み込まれた後は、複数の基板が1つの基板ユニットとして一体化されるので、生産性向上(組立工数削減)及び部品点数削減によるコスト削減を図ることができる。
本発明によれば、基板ユニットを構成する複数の基板がそれぞれ外部接続端子を有し、各基板をブラケット金具へ一体的に固定するための1つの部材からホルダを構成することとしたので、各基板が1つの部材からなるホルダによってブラケット金具へ組み込まれた後は、複数の基板が1つの基板ユニットとして一体化されるので、生産性向上(組立工数削減)及び部品点数削減によるコスト削減を図ることができる。
本発明によれば、ブラケット金具が複数の基板を固定する複数の取付面を有し、コネクタの外部接続端子への抜き挿し方向が基板毎に異なるように、各取付面の法線方向が異なる構成としたので、シャーシの外形を気にすることなく、ケーブル挿入作業が容易になるように、適宜コネクタの外部接続端子への抜き挿し方向を設定することができる等、優れた効果を奏する。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
(第1実施形態)
図1〜4は本発明を実施する形態の一例であって、図1は本発明の第1実施形態に係る薄型表示装置の構成を示す背面側斜視図、図2は薄型表示装置を構成する表示部とスピーカユニットと外部接続端子との位置関係を示す部分詳細図、図3は外部接続端子の構成を示す表示部の一部切欠断面詳細図、図4は外部接続端子の構成を示す側面断面詳細図である。
図1〜4は本発明を実施する形態の一例であって、図1は本発明の第1実施形態に係る薄型表示装置の構成を示す背面側斜視図、図2は薄型表示装置を構成する表示部とスピーカユニットと外部接続端子との位置関係を示す部分詳細図、図3は外部接続端子の構成を示す表示部の一部切欠断面詳細図、図4は外部接続端子の構成を示す側面断面詳細図である。
本実施形態は、図1に示すように、壁掛け式の設置が可能で、表示部2と、表示部2の左右両側面2a,2aに隣接して一体的にスピーカユニット3,3とを備え、表示部2と一方のスピーカユニット3との間の表示部2の側面2aに外部接続端子4を設けたことを特徴とする薄型表示装置1である。この薄型表示装置1は、図示しないスタンドによっても設置が可能となっている。
表示部2は、横長の平面矩形状を呈し、画像及び動画を表示するための手段として液晶パネルを採用し、ブラウン管方式の表示部と比較して薄型で構成されている。なお、表示部としてプラズマディスプレイを採用したものであっても良い。
表示部2のスピーカユニット3と対向する側面2aは、互いに表示部2の正面側より背面側が狭くなるように(背面側に外向するように)傾斜して形成されている。この表示部2の一方のスピーカユニット3と対向する側面2aには、外部接続端子4を取り付けるための開口部2bが開口形成されている。
スピーカユニット3は、縦長の略矩形柱状を呈し、連結部3aを介して表示部2の長手方向の左右両側端部に接続され、その縦寸法を表示部2の縦寸法と略同寸法で形成され、図2に示すように、スピーカユニット3の高さ(奥行き)H2を表示部2の高さ(奥行き)H1と略同寸法で形成されている。
表示部2及びスピーカユニット3は、図1,2に示すように、共に、正面側(図中下側)の下底が長い略台形状断面を有しているため、表示部2とスピーカユニット3との間には空間(デッドスペース)5が形成される。
その空間5において、表示部2の一方のスピーカユニット3と対向する側面2aには、外部接続端子4が背面側へ外向するように傾斜した状態で突設されている。
外部接続端子4は、図2,3に示すように、表示部2の側面2aより突出した状態で、表示部2内部に配置される基板ユニット6に一体的に設けられ、外部機器(図示省略)に接続される配線ケーブルのコネクタ16が表示部2の外側より接続可能となっている。
外部接続端子4に接続される配線ケーブルとしては、RCAケーブル、IEEE1394規格ケーブル、USBケーブル等があり、それぞれのケーブルに接続されるコネクタの形状に応じて、外部接続端子は異なったものが採用される。
基板ユニット6は、略L字状のホルダ7に取り付けられている。また、ホルダ7は、ブラケット8を介して表示部2内部に設置されている。
ホルダ7は、図4に示すように、側面部7aとその側面部7aに対して略直角に形成された底面部7bとにより構成されることにより、略L字状の形状を呈し、外部接続端子4が側面部7aから突出した状態で、基板ユニット6が底面部7b側に取り付けられている。
側面部7aの底面部7bからの立ち上がり基部付近には、側面2aに形成された開口部2bにホルダ7を位置決めする機能と、ホルダ7を補強する機能とを備えた取付部7cが突出形成されている。底面部7bの外側の略中央部には、ブラケット8に取り付けられるボス部7b1が突設されている。
ブラケット8は、図3,4に示すように、屈曲した略L字状に形成され、表示部2内部に取り付けられた状態で、図中で略水平な平面8aと、この平面8aの端部から上方に屈曲した折曲部8bと、平面8aから延設され所定の角度で上方に傾斜した傾斜面8cと、この傾斜面8cの端部から下方に屈曲した折曲部8dとにより構成されている。
平面8aには、ブラケット8をバックライトシャーシ10側に取り付けるための取付孔8a1が形成され、取付ビス9によりバックライトシャーシ10側に螺着される。
傾斜面8cは、外部機器に接続される接続ケーブルのコネクタ16の外部接続端子4への抜き挿し方向が、スピーカユニット3の背面3bより後方から外部接続端子4に向かい傾斜した方向となる傾斜角度で形成されている。
傾斜面8cには、ホルダ7が取り付けられる取付孔8c1が形成され、取付孔8c1にボス部7b1の端部が嵌着されて、ホルダ7がブラケット8に固定される。
なお、ホルダ7のブラケット8への固定は、上述した嵌着によることに限るものではなく、溶着によるものであったり、接着剤を用いて固着させたり、ネジによって螺着するものであってもよい。
なお、ホルダ7のブラケット8への固定は、上述した嵌着によることに限るものではなく、溶着によるものであったり、接着剤を用いて固着させたり、ネジによって螺着するものであってもよい。
また、ブラケット8は、平面8aの端部の折曲部8b及び傾斜面8cの端部の折曲部8dにより、ブラケット8全体の剛性を高めている。
次に、外部接続端子4の取り付け状態について、図面を参照して詳細に説明する。
図4に示すように、外部接続端子4は、基板ユニット6の一端側より突出した状態で一体的に取り付けられている。
図4に示すように、外部接続端子4は、基板ユニット6の一端側より突出した状態で一体的に取り付けられている。
この基板ユニット6は、ホルダ7の側面部7aから外部接続端子4が突出した状態でホルダ7の底面部7bに固定される。
ブラケット8は、平面8aがバックライトシャーシ10上でバックライトシャーシ10に沿って略平行に取り付けられる。すなわち、ブラケット8は、表示部2に対して略平行に取り付けられている。
基板ユニット6が取り付けられたホルダ7は、表示部2の側面2aに対して、側面2aに外部接続端子4が突出配置するように側面部7aが開口部2bに装着されるとともに、ブラケット8に対して、底面部7bがブラケットの傾斜面8cに沿って略平行に配置される。すなわち、ホルダ7の側面部7aは、背面側に向かい外向した状態で取り付けられる。
したがって、外部接続端子4は、スピーカユニット3の背面3bよりも表示部の前面寄りに配置され、側面2aから外部に突出して、背面側に向かい外向して傾斜した状態で取り付けられる。
また、ブラケット8の傾斜面8cの傾斜角度が、外部機器に接続される接続ケーブルのコネクタ16の外部接続端子4への抜き挿し方向を、スピーカユニット3の背面3bより後方から外部接続端子4に向かい傾斜した方向となるように形成されているので、外部接続端子4は、コネクタ16がスピーカユニット3と干渉することなくスピーカユニット3の背面3bより後方から斜めに抜き挿しできるように配置される。
以上のように構成したので、本実施形態の薄型表示装置1によれば、表示部2の側面2aに沿ってスピーカユニット3が配置されても、側面2aに外部接続端子4を背面側に外向するように傾斜して配置することで、表示部2の背面側の側方よりスピーカユニット3を跨いで、本来ならばデッドスペースとなる表示部2とスピーカユニット3の間の空間5を利用してコネクタ16を外部接続端子4に抜き挿しすることができる。
したがって、本実施形態によれば、表示部2の奥行きを増やしたり、表示部2内部の端子配置の制約を増やしたりすることなく、省スペースでマルチメディアに対応する外部接続端子4へのコネクタ16の抜き挿しを可能にできる。
また、本実施形態によれば、外部接続端子4が取り付けられるホルダ7を、表示部2の傾斜した側面2aに沿って形成したので、側面2aとホルダ7との一体感を持たせ、外観を良好にしている。
なお、本実施形態では、ブラケット8に傾斜面8cを形成し、外部接続端子4が保持されるホルダ7を傾斜させて取り付けるようにしているが、本発明の主旨は、これに限定されるものではなく、外部接続端子が取り付けられるホルダと、ホルダが取り付けられるブラケットにより、外部接続端子を表示部の背面側に外向させて斜めに配置するものであれば良い。
例えば、外部接続端子が取り付けられるホルダのブラケットへの取付部を、所定の角度だけ傾斜させて構成し、これをブラケットに取り付けるようにしたものであってもよい。このように、外部接続端子の取り付け位置や傾斜させる角度によって、ホルダとブラケットとの取り付けの態様は如何様にも展開が可能である。
また、本発明を発展させて、例えば、外部接続端子が保持されるホルダとホルダが取り付けられるブラケットとの取り付け角度の調整を可能にして、外部接続端子に接続されるコネクタ(大きさ、形状など)に応じて、外部接続端子の傾斜角度を変更できるようにしても良い。このように構成することは、容易に展開可能である。
(第2実施形態)
図5は本発明の第2実施形態に係る薄型表示装置の構成を示す背面側斜視図であり、図6は本発明の第2実施形態に係る薄型表示装置の要部構成を示す斜視図、図7は分解斜視図である。
図5は本発明の第2実施形態に係る薄型表示装置の構成を示す背面側斜視図であり、図6は本発明の第2実施形態に係る薄型表示装置の要部構成を示す斜視図、図7は分解斜視図である。
本実施形態の概略構成は第1実施形態と同様であるが、本発明の第2実施形態に係る薄型表示装置20は、図5に示すように、表示部2の一方のスピーカユニット3と対向する側面2aに、外部接続端子24aを取り付けるための開口部22aを開口形成するとともに、表示部2の下方側に、外部接続端子24bを取り付けるための開口部22bを開口形成する。
外部接続端子24a,24bは、図6に示すように、表示部2内部に配置される基板ユニット26に設けられ、図示しない外部機器に接続される配線ケーブルのコネクタ16が表示部2の外側より接続可能となっている。
基板ユニット26は、具体的には、外部接続端子24aが設けられた基板26aと、外部接続端子24bが設けられた基板26bとを含み、各基板26a,26bは、それぞれ略L字状のホルダ部材27a,27bに取り付けられている。ホルダ部材27a,27bは、1つのブラケット28を介して表示部2内部に設置されている。本例では、ブラケット28をボス29aを介してビス29によりバックライトシャーシ10に固定する。
ブラケット28は、各ホルダ部材27a,27bを固定する取付面28a,28bを有する。各取付面28a,28bは、その法線方向(矢符V1,V2)が異なるように加工成形されている。したがって、このブラケット28にホルダ部材27a,27bを介して取り付けられた各基板26a,26bの外部接続端子24a,24bの軸心方向が異なる。つまり、各基板に設けられた外部接続端子へのコネクタの抜き挿し方向が基板毎に異なるようになっている。このように、外部接続端子24a,24bの軸心方向を、取付面28a,28bによって規定することができる。
次に、外部接続端子24a,24bの取り付けについて、外部接続端子24aを一例として、図面を参照して詳細に説明する。
図7に示すように、外部接続端子24aは基板26aに設けられている。また、ホルダ部材27aの側面部には貫通孔27a1が設けられており、この貫通孔27a1に外部接続端子24aを嵌入した状態で、ネジ31を用いて基板26aをホルダ部材27aに固定する。
図7に示すように、外部接続端子24aは基板26aに設けられている。また、ホルダ部材27aの側面部には貫通孔27a1が設けられており、この貫通孔27a1に外部接続端子24aを嵌入した状態で、ネジ31を用いて基板26aをホルダ部材27aに固定する。
また、ブラケット28の取付面28aには貫通孔32が設けられており、ネジ31を用い、この貫通孔32を介してホルダ部材27aをブラケット28の取付面28aに固定する。外部接続端子24bも外部接続端子24aと同様である。
このように、取付面28a,28bの傾斜に応じて、外部接続端子24a,24bの軸心方向が決定される。したがって、本実施形態によれば、バックライトシャーシの外形を気にすることなく、ケーブル挿入作業が容易になるように、適宜コネクタの外部接続端子への抜き挿し方向を設定することができる。
本例では、ブラケット28のホルダ部材27a(基板26a)用の取付面28aの傾斜角度が、外部機器に接続される接続ケーブルのコネクタ16の外部接続端子24aへの抜き挿し方向を、スピーカユニット3の背面3bより後方から外部接続端子24aに向かい傾斜した方向となるように形成されている。これにより、外部接続端子24aは、コネクタ16がスピーカユニット3と干渉することなくスピーカユニット3の背面3bより後方から斜めに抜き挿しできるように配置される。
また、外部機器に接続される接続ケーブルのコネクタ16を表示部2の下方背面側から外部接続端子24bに抜き挿しできるように、ブラケット28のホルダ部材27b(基板26b)用の取付面28bの傾斜角度が決定されている。つまり、薄型表示装置の外形に応じて、コネクタの外部接続端子への抜き挿し方向を複数とすることができる。例えば、コネクタ数が多く、第1実施形態のように、抜き挿し方向が1方向では不可能な場合に有用である。
また、各基板をブラケットに組み込んだ後は、複数の基板が1つの基板ユニットとして一体化されるので、組立工数削減及び部品点数削減によるコスト削減を図ることができる。
なお、本実施形態では、ホルダが2つのホルダ部材からなり、それぞれのホルダに各基板が取り付けられる形態について説明したが、ホルダが各基板をブラケット金具へ一体的に固定するための1つの部材から構成された形態であっても良い。このような形態でも、各基板がブラケットへ組み込まれた後は、複数の基板が1つの基板ユニットとして一体化されるので、組立工数削減及び部品点数削減によるコスト削減を図ることができる。
1,20 薄型表示装置
2 表示部
2a 側面
2b,22a,22b 開口部
3 スピーカユニット
3a 連結部
3b 背面
4,24a,24b 外部接続端子
5 空間
6,26 基板ユニット
26a,26b 基板
7,27a,27b ホルダ
7a 側面部
7b 底面部
7c 取付部
8,28 ブラケット(ブラケット金具)
8a 平面
8b 折曲部
8c 傾斜面
8d 折曲部
28a,28b 取付面
16 コネクタ
2 表示部
2a 側面
2b,22a,22b 開口部
3 スピーカユニット
3a 連結部
3b 背面
4,24a,24b 外部接続端子
5 空間
6,26 基板ユニット
26a,26b 基板
7,27a,27b ホルダ
7a 側面部
7b 底面部
7c 取付部
8,28 ブラケット(ブラケット金具)
8a 平面
8b 折曲部
8c 傾斜面
8d 折曲部
28a,28b 取付面
16 コネクタ
Claims (7)
- 外部機器に接続される接続ケーブルのコネクタが接続可能な外部接続端子が表示部の背面側に設けられた薄型表示装置において、
前記外部接続端子は、前記表示部の画面垂直方向に対し所定の鋭角を有した方向に前記接続ケーブルのコネクタと接続されるように配置されたこと
を特徴とする薄型表示装置。 - 外部機器に接続される接続ケーブルのコネクタが接続可能な外部接続端子が表示部の背面側に設けられた薄型表示装置において、
前記表示部の背面には、前記外部接続端子が設けられた基板ユニットを固定する基板固定手段を有し、
前記基板固定手段は、前記外部接続端子が前記表示部の画面垂直方向に対し所定の鋭角を成す状態で前記基板ユニットを固定したこと
を特徴とする薄型表示装置。 - 前記基板固定手段は、
前記外部接続端子が設けられる基板ユニットを固定するホルダと、
前記ホルダを固定するブラケット金具とで構成され、
前記ホルダは、前記基板ユニットと前記ブラケット金具との間を介して配置されたこと
を特徴とする請求項2に記載の薄型表示装置。 - 前記表示部の外側部に沿って隣接してスピーカユニットが設けられ、
前記外部接続端子は、前記スピーカユニットと対向する表示部の外側部の、該スピーカユニットの背面よりも表示部の前面寄りに配置され、
前記コネクタの前記外部接続端子への抜き挿し方向を、前記スピーカユニットの背面より後方から該外部接続端子に向かい傾斜した方向とすること
を特徴とする請求項1乃至3のうちの何れか一項に記載の薄型表示装置。 - 前記基板ユニットはそれぞれに外部接続端子が設けられた複数の基板を含み、
前記ホルダは、
各基板を前記ブラケット金具へ個別に固定するための複数の固定部材から構成されていること
を特徴とする請求項3に記載の薄型表示装置。 - 前記基板ユニットはそれぞれに外部接続端子が設けられた複数の基板からなり、
前記ホルダは、
各基板を前記ブラケット金具へ一体的に固定するための1つの固定部材から構成されていること
を特徴とする請求項3に記載の薄型表示装置。 - 前記ブラケット金具は、
前記複数の基板を取り付ける複数の取付面を有し、
前記コネクタの外部接続端子への抜き挿し方向が基板毎に異なるように、各取付面の法線方向が異なっていること
を特徴とする請求項5又は6に記載の薄型表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006069869A JP2006350296A (ja) | 2005-05-17 | 2006-03-14 | 薄型表示装置 |
Applications Claiming Priority (2)
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JP2005144214 | 2005-05-17 | ||
JP2006069869A JP2006350296A (ja) | 2005-05-17 | 2006-03-14 | 薄型表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2006350296A true JP2006350296A (ja) | 2006-12-28 |
Family
ID=37646151
Family Applications (1)
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JP2006069869A Pending JP2006350296A (ja) | 2005-05-17 | 2006-03-14 | 薄型表示装置 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2006350296A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019023701A (ja) * | 2017-07-24 | 2019-02-14 | 日本精機株式会社 | 表示装置 |
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2006
- 2006-03-14 JP JP2006069869A patent/JP2006350296A/ja active Pending
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