JP3159766U - 表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】高さ寸法の小さい電子部品を用いることなく薄型化を図った表示装置を提供する。【解決手段】電源回路基板52は表示パネル4のスピーカを配置した側(下側)の外縁42から突出させて配置する。電源回路基板52は、表示パネル4の背面側に所定の間隔Aを空けて配置するだけでなく、表示パネル4の下側の外縁42より突出させて配置することで、電源回路基板52の表示パネル4側となる面の突出領域53に、所定間隔Aよりも大きい高さ寸法hの電子部品82を実装できる。【選択図】図3
Description
本考案は、液晶テレビジョン受像機などの表示装置に係るものであり、詳しくは、表示装置に設けられた表示パネルと回路基板の配置構成を配慮し、薄型化を図った表示装置に関するものである。
液晶テレビジョン受像機などの表示装置は、筐体となるフロントキャビネットとリアキャビネットの内部に、映像を表示する表示パネルと、音声を出力するスピーカと、テレビジョン放送信号を受信する回路、表示パネルに映像信号を出力する回路、スピーカに音声信号を出力する回路、装置の制御を行う回路などの電子部品を実装した信号処理回路基板と、装置内部に電源を供給する電源回路の電子部品を実装した電源回路基板を収容している。そして、スピーカは表示パネルの左右または下側に配置され、回路基板は表示パネルの背面に配置されている。
例えば、特許文献1の表示機器は、液晶パネルの背面を覆っているシャーシに複数の取付台部を形成し、取付台部に回路基板を固定している。
特許文献1のような、表示パネルの背面に回路基板を重ねて配置した表示装置において、表示装置の奥行き寸法は、表示パネルの奥行き寸法と回路基板の奥行き寸法によって影響され、表示装置の薄型化を図るためには、表示パネルの奥行き寸法または回路基板の奥行き寸法を小さくする必要がある。回路基板の奥行き寸法を小さくするためには、回路基板に実装する電子部品の高さ寸法を小さくしなければならないが、一般的に電気的性能が同じで高さ寸法の小さい電子部品はコストが高くなるという問題がある。また、一般的に電気的性能が同じで高さ寸法の小さい電子部品は回路基板への実装面積が大きくなり、回路基板のサイズが大きくなることによる回路基板のコストが高くなるという問題がある。
本考案の目的は、高さ寸法の小さい電子部品を用いることなく表示装置の薄型化を図ることにある。
請求項1の考案は、筐体の内部に、映像を表示する表示パネルと、前記表示パネルの背面側に電子部品を実装した回路基板を配置した表示装置であって、前記回路基板は前記表示パネルと所定の間隔を空けて、且つ前記表示パネルの外縁より突出した突出領域を有するように配置すると共に、前記突出領域の前記表示パネル側となる面には、前記所定間隔よりも大きい高さ寸法の電子部品を実装したことを特徴とする。
請求項2の考案は、筐体の内部に、映像を表示する表示パネルと、前記表示パネルの背面側に電子部品を実装した回路基板を配置し、前記表示パネルの左右または下側に音声を出力するスピーカを配置した表示装置であって、前記回路基板は前記表示パネルと所定の間隔を空けて、且つ前記スピーカを配置した側の前記表示パネルの外縁より突出した突出領域を有するように配置すると共に、前記突出領域の前記表示パネル側となる面には、前記所定間隔よりも大きい高さ寸法の電子部品を実装したことを特徴とする。
請求項3の考案は、前記筐体は、表示パネルの表示面を配置するフロントキャビネットと、表示装置の背面を覆うリアキャビネットとからなり、前記リアキャビネットには前記回路基板を取付けるための取付け部を形成したことを特徴とする。
請求項1の考案によれば、回路基板の突出領域の表示パネル側となる面に、所定間隔よりも大きい高さ寸法の電子部品を実装することで、高さ寸法の小さい電子部品を用いることなく表示装置の薄型化を図ることができる。
請求項2の考案によれば、表示パネルのスピーカを配置した側に回路基板の突出領域を有するようにし、突出領域の表示パネル側となる面に、所定間隔よりも大きい高さ寸法の電子部品を実装することで、高さ寸法の小さい電子部品を用いることなく表示装置の薄型化を図ることができると共に、表示パネルのスピーカを配置した側の空きスペースを利用することができるため表示装置が大型化することはない。
請求項3の考案によれば、リアキャビネットに回路基板を取付けることができる。
このように、高さ寸法の小さい電子部品を用いる必要がないため、電子部品や回路基板のコストが高くなることもなく表示装置の薄型化を図ることができる。
図1から図3を参照して本考案の実施形態を説明する。図1は表示装置の背面図、図2は表示装置の縦断面図、図3は図2の部分拡大図である。なお、本考案はその主旨に反しない範囲で、実施例において説明した構成以外のものに対しても適用可能である。
図1は、表示装置の背面図で、内部の配置がわかるようにリアキャビネットを省略している。同図に示すように、表示装置1は、筐体となるフロントキャビネット2とリアキャビネット(図示せず)の内部に、映像を表示する表示パネル4と、音声を出力するスピーカ61,62と、テレビジョン放送信号を受信する回路、表示パネルに映像信号を出力する回路、スピーカに音声信号を出力する回路、装置の制御を行う回路などの電子部品を実装した信号処理回路基板51と、装置内部に電源を供給する電源回路の電子部品を実装した電源回路基板52を収容している。そして、スピーカ61,62は表示パネル4の下側の左右に配置し、信号処理回路基板51と電源回路基板52は表示パネル4の背面に配置する。また、電源回路基板52は表示パネル4のスピーカ61,62を配置した側(下側)の外縁42から突出させて配置する。ここで電源回路基板52の表示パネル4から突出した部分を突出領域53とする。
図2は、表示装置の縦断面図である。同図に示すように、表示装置1の筐体は、表示パネル4の表示面41を配置するフロントキャビネット2と、表示装置1の背面を覆うリアキャビネット3とからなる。リアキャビネット3にはスタンド7を取付けている。表示パネル4は、液晶セルと液晶セルの背面から光を照射するバックライトを重ねた状態で金属ケースに収容したものである。信号処理回路基板51の表示パネル4側となる面にはチップ部品などの高さ寸法の小さい電子部品(図示せず)を実装し、表示パネル4側と反対面にはチューナ91や入出力端子92を実装することで、表示装置1の外側からケーブルを接続できるようにする。
図3は、図2の部分拡大図で、図2における電源回路基板52の部分を拡大している。同図で示すように、電源回路基板52は、表示パネル4の背面側に所定の間隔Aを空けて配置するだけでなく、表示パネル4の下側の外縁42より突出させて配置する。そして、電源回路基板52の表示パネル4と対向する面には、所定間隔Aよりも小さい高さ寸法の電子部品81を実装し、突出領域53の表示パネル4側となる面には、所定間隔Aよりも大きい高さ寸法hの電子部品82を実装する。ここで所定間隔Aとは、表示パネル4の背面側に回路基板を配置するために必要な間隔で、例えば回路基板の表示パネル4側となる面に実装する電子部品の寸法を考慮した間隔であり、あるいは電源の一次側との絶縁距離や沿面距離を考慮した間隔であり、あるいは高電圧部との絶縁距離や沿面距離を考慮した間隔である。また、所定間隔Aよりも大きい高さ寸法hの電子部品82として、例えば電解コンデンサ、放熱器、ラインフィルタ、トランスである。
また、リアキャビネット3の内側には電源回路基板52を取付けるための基板取付用ボス31を形成し、外側にはスタンドを取付けるためのスタンド取付用ボス32を形成する。電源回路基板52をリアキャビネット3の内側に取付けてからリアキャビネット3をフロントキャビネット2に取付けることで、電源回路基板52は表示パネル4の背面側に配置される。
このように、電源回路基板52は、表示パネル4の背面側に所定の間隔Aを空けて配置するだけでなく、表示パネル4の下側の外縁42より突出させて配置することで、電源回路基板52の表示パネル4側となる面の突出領域53に、所定間隔Aよりも大きい高さ寸法hの電子部品82を実装できるため、高さ寸法の小さい電子部品を用いることなく表示装置1の奥行き寸法Dを小さくでき、表示装置1の薄型化を図ることができる。
また、表示パネル4のスピーカ61,62を配置した側に電源回路基板52の突出領域53を設けたことで、表示パネル4のスピーカ61,62を配置した側の空きスペースを利用することができるため、表示装置1が大型化することはない。
なお、上記実施例においては、表示パネル4の下側に2個のスピーカ61,62を配置したが、表示パネル4の左右に各1個のスピーカを配置した場合には、表示パネル4のスピーカ61,62を配置した側(左側または右側)に回路基板の突出領域を設けることで良い。また、突出領域を設ける回路基板として、装置内部に電源を供給する電源回路の電子部品を実装した電源回路基板52としているが、テレビジョン放送信号を受信する回路、表示パネルに映像信号を出力する回路、スピーカに音声信号を出力する回路、装置の制御を行う回路などの電子部品を実装した信号処理回路基板51としても良く、また、ここに記載した回路や回路基板に限定するものでも回路基板の数についても限定するものでもない。
1 表示装置
2 フロントキャビネット
3 リアキャビネット
4 表示パネル
7 スタンド
31 基板取付用ボス
42 外縁
51 信号処理回路基板
52 電源回路基板
53 突出領域
61 スピーカ
62 スピーカ
81 電子部品
82 電子部品
2 フロントキャビネット
3 リアキャビネット
4 表示パネル
7 スタンド
31 基板取付用ボス
42 外縁
51 信号処理回路基板
52 電源回路基板
53 突出領域
61 スピーカ
62 スピーカ
81 電子部品
82 電子部品
Claims (3)
- 筐体の内部に、映像を表示する表示パネルと、前記表示パネルの背面側に電子部品を実装した回路基板を配置した表示装置であって、前記回路基板は前記表示パネルと所定の間隔を空けて、且つ前記表示パネルの外縁より突出した突出領域を有するように配置すると共に、前記突出領域の前記表示パネル側となる面には、前記所定間隔よりも大きい高さ寸法の電子部品を実装したことを特徴とする表示装置。
- 筐体の内部に、映像を表示する表示パネルと、前記表示パネルの背面側に電子部品を実装した回路基板を配置し、前記表示パネルの左右または下側に音声を出力するスピーカを配置した表示装置であって、前記回路基板は前記表示パネルと所定の間隔を空けて、且つ前記スピーカを配置した側の前記表示パネルの外縁より突出した突出領域を有するように配置すると共に、前記突出領域の前記表示パネル側となる面には、前記所定間隔よりも大きい高さ寸法の電子部品を実装したことを特徴とする表示装置。
- 前記筐体は、表示パネルの表示面を配置するフロントキャビネットと、表示装置の背面を覆うリアキャビネットとからなり、前記リアキャビネットには前記回路基板を取付けるための取付け部を形成したことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の表示装置。
Priority Applications (1)
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JP2010001594U JP3159766U (ja) | 2010-03-12 | 2010-03-12 | 表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2010001594U JP3159766U (ja) | 2010-03-12 | 2010-03-12 | 表示装置 |
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JP3159766U true JP3159766U (ja) | 2010-06-03 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016195352A (ja) * | 2015-04-01 | 2016-11-17 | シャープ株式会社 | 表示装置及びテレビジョン受信機 |
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2010
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