JP2010128001A - 薄型表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】薄型化することができ、設置スペースの効率化を図ることが可能となる薄型表示装置を提供する。
【解決手段】背面側をパネル保持手段で保持された表示パネルと、表示パネルに接続された複数の駆動基板と、
パネル保持手段の背面側に配置され、接続される配線ケーブルの挿抜方向が表示パネルの表示面に略平行となるように実装された接続端子を含む回路基板と、を備え、これらを、前面側の外装筐体とリアカバーによって収容した薄型表示装置であって、
パネル保持手段は、駆動基板における接続端子と対向している位置側で、表示パネルの外周よりも外側に延設されたフランジ部を有し、
接続端子と対向している位置側の駆動基板が、フランジ部の外装筐体に面している側に配置されており、
接続端子と対向している位置側の駆動基板以外の他の駆動基板が、パネル保持手段の背面側で、且つ表示パネルの外周よりも内側となる位置に設置されている構成とする。
【選択図】 図6
【解決手段】背面側をパネル保持手段で保持された表示パネルと、表示パネルに接続された複数の駆動基板と、
パネル保持手段の背面側に配置され、接続される配線ケーブルの挿抜方向が表示パネルの表示面に略平行となるように実装された接続端子を含む回路基板と、を備え、これらを、前面側の外装筐体とリアカバーによって収容した薄型表示装置であって、
パネル保持手段は、駆動基板における接続端子と対向している位置側で、表示パネルの外周よりも外側に延設されたフランジ部を有し、
接続端子と対向している位置側の駆動基板が、フランジ部の外装筐体に面している側に配置されており、
接続端子と対向している位置側の駆動基板以外の他の駆動基板が、パネル保持手段の背面側で、且つ表示パネルの外周よりも内側となる位置に設置されている構成とする。
【選択図】 図6
Description
本発明は薄型表示装置に関し、特に、外部機器およびカード、メディア等と接続される接続端子等の外部インターフェィスを備えた薄型表示装置に関するものである。
液晶パネルやプラズマパネルに代表される薄型のパネルモジュールを用いた薄型表示装置は大画面化が進み、設置する際のスペース効率のよい装置が求められている。
設置する際のスペース効率を向上させるためには、装置の厚みを薄くすると共に装置を壁面に寄せて設置することが必要である。
また、薄型表示装置は各種用途に使用されるため、ハードディスクレコーダ、デジタルカメラ、等の様々な外部機器との接続可能な端子を有している。
特に、装置背面には多くの接続端子が設けられており、接続端子に接続される配線ケーブルの挿抜方向は装置背面方向もしくは接続端子が外周に向き、且つ装置の表示面に略平行とすることが一般的である。
設置する際のスペース効率を向上させるためには、装置の厚みを薄くすると共に装置を壁面に寄せて設置することが必要である。
また、薄型表示装置は各種用途に使用されるため、ハードディスクレコーダ、デジタルカメラ、等の様々な外部機器との接続可能な端子を有している。
特に、装置背面には多くの接続端子が設けられており、接続端子に接続される配線ケーブルの挿抜方向は装置背面方向もしくは接続端子が外周に向き、且つ装置の表示面に略平行とすることが一般的である。
薄型装置を壁に寄せて設置する際、薄型装置に接続された配線ケーブルは壁に沿って引き回し処理されるため、配線ケーブルの挿抜方向が装置の背面に対して垂直方向である場合には、接続端子と壁面の間で180°屈曲させる必要がる。一方、配線ケーブルの挿抜方向が装置の装置の表示面に対して略平行である場合には、壁面に平行なので、配線ケーブルは束線等の際のわずかな屈曲で引き回し処理することができる。
配線ケーブルは種類によりそれぞれ仕様が設けられており、最小の曲げ半径が規定されているものがある。
それらを規定値以下で無理に屈曲させて配線処理すると端子部に荷重が掛かるため、端子部の浮きによる接続不良など、仕様を満たすことができなくなってしまうこととなる。
また、配線ケーブルの挿抜方向が装置の背面に対して上記のように垂直方向である薄型表示装置では、装置の厚みを薄型化すると、配線ケーブルを接続し180°屈曲させた際に、装置背面から配線ケーブルが飛び出してしまうこととなる。そのため、装置を壁面に近づけることができない。
配線ケーブルは種類によりそれぞれ仕様が設けられており、最小の曲げ半径が規定されているものがある。
それらを規定値以下で無理に屈曲させて配線処理すると端子部に荷重が掛かるため、端子部の浮きによる接続不良など、仕様を満たすことができなくなってしまうこととなる。
また、配線ケーブルの挿抜方向が装置の背面に対して上記のように垂直方向である薄型表示装置では、装置の厚みを薄型化すると、配線ケーブルを接続し180°屈曲させた際に、装置背面から配線ケーブルが飛び出してしまうこととなる。そのため、装置を壁面に近づけることができない。
以上の理由により、設置スペースの効率がよい装置を実現するためには、接続端子を装置の外周に向け、接続される配線ケーブルの挿抜方向が装置の表示面に対して略平行となるように実装し、装置を薄型化することが必要である。
以下、図に基づいて従来技術に基づく接続端子を実装した薄型表示装置について説明する。
まず、図9、10を用いて従来技術の薄型表示装置の外観について説明する。
図9は、従来技術に係る薄型表示装置の前面側斜視図を示し、図10は背面側斜視図を示す。
薄型表示装置101は、画像を表示するパネルモジュール102を前面側からベゼル103、背面側からリアカバー104で収容した構造を備えている。
また、背面側にはリアカバー104に凹形状104aを有し、配線ケーブル150を装置底面方向に挿抜可能となるように接続端子105を設けている。
配線ケーブル150には、放送波を受信するためのアンテナケーブル、外部機器との映像、音声信号を入力するためのHDMIケーブル、インターネット等に接続するためのLANケーブル等が含まれている。
図示されていないが、薄型表示装置101はスタンドや壁掛け金具で等で保持される。
まず、図9、10を用いて従来技術の薄型表示装置の外観について説明する。
図9は、従来技術に係る薄型表示装置の前面側斜視図を示し、図10は背面側斜視図を示す。
薄型表示装置101は、画像を表示するパネルモジュール102を前面側からベゼル103、背面側からリアカバー104で収容した構造を備えている。
また、背面側にはリアカバー104に凹形状104aを有し、配線ケーブル150を装置底面方向に挿抜可能となるように接続端子105を設けている。
配線ケーブル150には、放送波を受信するためのアンテナケーブル、外部機器との映像、音声信号を入力するためのHDMIケーブル、インターネット等に接続するためのLANケーブル等が含まれている。
図示されていないが、薄型表示装置101はスタンドや壁掛け金具で等で保持される。
つぎに、図11を用いて薄型表示装置の構造を説明する。
図11は、従来技術に係る薄型表示装置の分解斜視図を示す。
パネルモジュール102は、ガラス基板で構成された表示パネル106を背面側でシャーシ107にて保持し、シャーシ107の背面側には表示パネル106を駆動制御するため複数の駆動基板108がフレキシブル配線基板109で接続され、設置されている。
シャーシ107の材質は導電性金属であるアルミニウムもしくは鉄の薄板で、外形は表示パネル106と略同形状であり、電気回路的にはシャーシグランドとして機能している。
駆動基板108は、フレキシブル配線基板109を180度湾曲させシャーシ107の外周部を通して、シャーシ107の装置背面側に、表示パネル106の外形より内側に設置されている。
また、パネルモジュール102の背面側には、シャーシ107に対して接続端子105を実装した回路基板110aおよび映像を表示するためのその他の回路基板群110が設置されている。
接続端子105は外周に向き、且つ配線ケーブル150挿抜方向が表示面に対して略並行になるように設置されている。
図11は、従来技術に係る薄型表示装置の分解斜視図を示す。
パネルモジュール102は、ガラス基板で構成された表示パネル106を背面側でシャーシ107にて保持し、シャーシ107の背面側には表示パネル106を駆動制御するため複数の駆動基板108がフレキシブル配線基板109で接続され、設置されている。
シャーシ107の材質は導電性金属であるアルミニウムもしくは鉄の薄板で、外形は表示パネル106と略同形状であり、電気回路的にはシャーシグランドとして機能している。
駆動基板108は、フレキシブル配線基板109を180度湾曲させシャーシ107の外周部を通して、シャーシ107の装置背面側に、表示パネル106の外形より内側に設置されている。
また、パネルモジュール102の背面側には、シャーシ107に対して接続端子105を実装した回路基板110aおよび映像を表示するためのその他の回路基板群110が設置されている。
接続端子105は外周に向き、且つ配線ケーブル150挿抜方向が表示面に対して略並行になるように設置されている。
外装筐体であるベゼル103は、パネルモジュール102の外周部にスピーカーユニット113を保持している。
また、パネルモジュール102の表示範囲と略同サイズの開口部103aとスピーカーユニット113の前面側にスピーカーユニット113を覆い、かつ音抜けを確保した細穴群103bを有している。
また、リアカバー104の背面側の凹形状104aには、接続端子105に応じた開口群104bが設けられており、配線ケーブル150が挿抜可能となっている。
また、凹形状104aは配線ケーブル150を接続した際に装置背面に飛び出ない深さとなっている。
また、パネルモジュール102の表示範囲と略同サイズの開口部103aとスピーカーユニット113の前面側にスピーカーユニット113を覆い、かつ音抜けを確保した細穴群103bを有している。
また、リアカバー104の背面側の凹形状104aには、接続端子105に応じた開口群104bが設けられており、配線ケーブル150が挿抜可能となっている。
また、凹形状104aは配線ケーブル150を接続した際に装置背面に飛び出ない深さとなっている。
ここで、薄型表示装置の厚みについて説明する。
図12に、従来技術に係る薄型表示装置の断面図を示す。
薄型表示装置101の厚みFは、ベゼル103、表示パネル106、シャーシ107、回路基板110(110a)、リアカバー104の厚みと、それら設置スペースからなる。
ベゼル103からシャーシ107背面までの寸法Gについては、それぞれの厚みのみで他に制約が存在しない。
一方、シャーシ107背面とリアカバー104とを含む寸法Hについては、凹形状104aの深さ寸法Iと、駆動基板108を収容のするための寸法Jとが必要となる。
具体的には、回路基板110(110a)の厚みをリアカバー104で収容するだけではなく、リアカバー104の凹形状104aの深さ寸法Iと、凹形状104aの底面側で、シャーシ107の背面側に駆動基板108を収容のするための寸法Jが必要となる。
つまり、薄型表示装置101の厚みはF=G+H、ただしH=I+Jとなる。
図12に、従来技術に係る薄型表示装置の断面図を示す。
薄型表示装置101の厚みFは、ベゼル103、表示パネル106、シャーシ107、回路基板110(110a)、リアカバー104の厚みと、それら設置スペースからなる。
ベゼル103からシャーシ107背面までの寸法Gについては、それぞれの厚みのみで他に制約が存在しない。
一方、シャーシ107背面とリアカバー104とを含む寸法Hについては、凹形状104aの深さ寸法Iと、駆動基板108を収容のするための寸法Jとが必要となる。
具体的には、回路基板110(110a)の厚みをリアカバー104で収容するだけではなく、リアカバー104の凹形状104aの深さ寸法Iと、凹形状104aの底面側で、シャーシ107の背面側に駆動基板108を収容のするための寸法Jが必要となる。
つまり、薄型表示装置101の厚みはF=G+H、ただしH=I+Jとなる。
また、特許文献1では、つぎのような薄型表示装置が提案されている。
この装置では、外部機器に接続される接続ケーブルのコネクタが接続可能な外部接続端子を表示部の背面側に設けた薄型表示装置において、この外部接続端子を表示部の画面垂直方向に対し、所定の鋭角を有した方向に接続ケーブルのコネクタと接続される。
つまり、回路基板から、接続端子の実装された接続端子基板を分割して、装置背面に対して斜めに設置し薄型化するように構成されている。
特開2006−350296号公報
この装置では、外部機器に接続される接続ケーブルのコネクタが接続可能な外部接続端子を表示部の背面側に設けた薄型表示装置において、この外部接続端子を表示部の画面垂直方向に対し、所定の鋭角を有した方向に接続ケーブルのコネクタと接続される。
つまり、回路基板から、接続端子の実装された接続端子基板を分割して、装置背面に対して斜めに設置し薄型化するように構成されている。
ところで、上記図9から図12で説明した従来技術では、薄型表示装置の厚みは、上記したように、ベゼル、表示パネル、シャーシ、回路基板、リアカバーの厚みと、それら設置スペースからなる。
しかしながら、上記従来技術においては、シャーシ背面からリアカバーまでの寸法に、つぎのような制約が生じる。
すなわち、ここでの制約は、シャーシに対して接続端子を実装した回路基板の設置を設置した際に生じる。
接続端子105に配線ケーブル150を接続した際に、配線ケーブルが装置の背面より飛び出ないように設けた凹形状104aが必要となる。
リアカバーに配線ケーブルが装置背面より飛び出ないように凹形状を設けることは、接続端子が外周に向き、且つ配線ケーブルの挿抜方向が装置の表示面に略並行である薄型表示装置において必要な制約である。
このような制約のもとで、上記したように凹形状104aの底面側で、シャーシ107の背面側に駆動基板108を収容するためのスペースである寸法Jが必要となることから、薄型表示装置の厚みは、この寸法Jの分だけ厚くなってしまうこととなる。
しかしながら、上記従来技術においては、シャーシ背面からリアカバーまでの寸法に、つぎのような制約が生じる。
すなわち、ここでの制約は、シャーシに対して接続端子を実装した回路基板の設置を設置した際に生じる。
接続端子105に配線ケーブル150を接続した際に、配線ケーブルが装置の背面より飛び出ないように設けた凹形状104aが必要となる。
リアカバーに配線ケーブルが装置背面より飛び出ないように凹形状を設けることは、接続端子が外周に向き、且つ配線ケーブルの挿抜方向が装置の表示面に略並行である薄型表示装置において必要な制約である。
このような制約のもとで、上記したように凹形状104aの底面側で、シャーシ107の背面側に駆動基板108を収容するためのスペースである寸法Jが必要となることから、薄型表示装置の厚みは、この寸法Jの分だけ厚くなってしまうこととなる。
また、特許文献1記載の構造では、回路基板から、接続端子を実装した接続端子基板を分割する必要があるため、コストがかかる。
また、薄型装置を壁に寄せて設置する際、薄型装置に接続された配線ケーブルは壁に沿って引き回し処理される。
その際、配線ケーブルの挿抜方向が装置の背面に対して斜め方向であるため、接続端子と壁面の間で配線ケーブルを規定の曲げ半径以上に屈曲させることが必要となる。そのため、装置の背面と壁面の間に隙間を設ける必要がある。
以上の理由により、上記したいずれの従来技術においても、装置の設置スペースの効率が悪くなってしまうという課題を有している。
また、薄型装置を壁に寄せて設置する際、薄型装置に接続された配線ケーブルは壁に沿って引き回し処理される。
その際、配線ケーブルの挿抜方向が装置の背面に対して斜め方向であるため、接続端子と壁面の間で配線ケーブルを規定の曲げ半径以上に屈曲させることが必要となる。そのため、装置の背面と壁面の間に隙間を設ける必要がある。
以上の理由により、上記したいずれの従来技術においても、装置の設置スペースの効率が悪くなってしまうという課題を有している。
本発明は、上記課題に鑑み、薄型化することができ、背面側の配線ケーブルの引き回しによる制約を抑制し、壁面に対して近づけて設置することができ、設置スペースの効率化を図ることが可能となる薄型表示装置を提供することを目的とするものである。
本発明は、次のように構成した薄型表示装置を提供するものである。
本発明の薄型表示装置は、背面側をパネル保持手段で保持された表示パネルと、
前記表示パネルの外周部に接続された複数の駆動基板と、
前記パネル保持手段の背面側に該パネル保持手段に対向して配置され、接続される配線ケーブルの挿抜方向が前記表示パネルの表示面に略平行となるように実装された接続端子を含む回路基板と、を備え、
これらを、前面側の外装筐体と背面側のリアカバーによって収容した薄型表示装置であって、
前記パネル保持手段は、前記駆動基板における前記接続端子と対向している位置側で、前記表示パネルの外周よりも外側に延設されたフランジ部を有し、
前記接続端子と対向している位置側の駆動基板が、前記フランジ部の前記外装筐体に面している側に配置されており、
前記接続端子と対向している位置側の駆動基板以外の他の駆動基板が、前記パネル保持手段の背面側で、且つ前記表示パネルの外周よりも内側となる位置に設置されていることを特徴とする。
また、本発明の薄型表示装置は、前記フランジ部が、前記パネル保持手段の一部を平面的に延設して構成されていることを特徴とする。
また、本発明の薄型表示装置は、前記フランジ部が、前記パネル保持手段の一部を略Z型に形成して構成されていることを特徴とする。
本発明の薄型表示装置は、背面側をパネル保持手段で保持された表示パネルと、
前記表示パネルの外周部に接続された複数の駆動基板と、
前記パネル保持手段の背面側に該パネル保持手段に対向して配置され、接続される配線ケーブルの挿抜方向が前記表示パネルの表示面に略平行となるように実装された接続端子を含む回路基板と、を備え、
これらを、前面側の外装筐体と背面側のリアカバーによって収容した薄型表示装置であって、
前記パネル保持手段は、前記駆動基板における前記接続端子と対向している位置側で、前記表示パネルの外周よりも外側に延設されたフランジ部を有し、
前記接続端子と対向している位置側の駆動基板が、前記フランジ部の前記外装筐体に面している側に配置されており、
前記接続端子と対向している位置側の駆動基板以外の他の駆動基板が、前記パネル保持手段の背面側で、且つ前記表示パネルの外周よりも内側となる位置に設置されていることを特徴とする。
また、本発明の薄型表示装置は、前記フランジ部が、前記パネル保持手段の一部を平面的に延設して構成されていることを特徴とする。
また、本発明の薄型表示装置は、前記フランジ部が、前記パネル保持手段の一部を略Z型に形成して構成されていることを特徴とする。
本発明によれば、薄型化することができ、背面側の配線ケーブルの引き回しによる制約を抑制し、壁面に対して近づけて設置することができ、設置スペースの効率化を図ることが可能となる薄型表示装置を実現することができる。
本発明を実施するための最良の形態を、以下の実施例により説明する。
以下に、本発明の実施例について説明する。
[実施例1]
実施例1として、本発明の構成を適用した薄型表示装置の構成例について説明する。
図1に、本実施例における薄型表示装置の構成を説明する前面側斜視図を示す。
図2に、本実施例における薄型表示装置の構成を説明する背面側斜視図を示す。図1、図2において、1は薄型表示装置、2はパネルモジュール、3はベゼル、4はリアカバー、4aは凹形状、5は接続端子、50:配線ケーブルである。
[実施例1]
実施例1として、本発明の構成を適用した薄型表示装置の構成例について説明する。
図1に、本実施例における薄型表示装置の構成を説明する前面側斜視図を示す。
図2に、本実施例における薄型表示装置の構成を説明する背面側斜視図を示す。図1、図2において、1は薄型表示装置、2はパネルモジュール、3はベゼル、4はリアカバー、4aは凹形状、5は接続端子、50:配線ケーブルである。
本実施例の薄型表示装置は、背面側をパネル保持手段で保持された表示パネルと、前記表示パネルの外周部に接続された複数の駆動基板とを備えている。
また、前記パネル保持手段の背面側に該パネル保持手段に対向して配置され、接続される配線ケーブルの挿抜方向が前記表示パネルの表示面に略平行となるように実装された接続端子を含む回路基板を備えている。
そして、これらが前面側の外装筐体と背面側のリアカバーによって収容されている。
具体的には、図1、図2に示されるように、薄型表示装置1は画像を表示するパネルモジュール2を前面側からベゼル3、背面側からリアカバー4で収容した構造となっている。
また、背面側にはリアカバー4に凹形状4aを有し、配線ケーブル50を装置底面方向に挿抜可能となるように接続端子5が設けられている。
配線ケーブル50は放送波を受信するためのアンテナケーブル、外部機器との映像、音声信号を入力するためのHDMIケーブル、インターネット等に接続するためのLANケーブル等がある。
図示しないが薄型表示装置1はスタンドや壁掛け金具で等で保持される。
また、前記パネル保持手段の背面側に該パネル保持手段に対向して配置され、接続される配線ケーブルの挿抜方向が前記表示パネルの表示面に略平行となるように実装された接続端子を含む回路基板を備えている。
そして、これらが前面側の外装筐体と背面側のリアカバーによって収容されている。
具体的には、図1、図2に示されるように、薄型表示装置1は画像を表示するパネルモジュール2を前面側からベゼル3、背面側からリアカバー4で収容した構造となっている。
また、背面側にはリアカバー4に凹形状4aを有し、配線ケーブル50を装置底面方向に挿抜可能となるように接続端子5が設けられている。
配線ケーブル50は放送波を受信するためのアンテナケーブル、外部機器との映像、音声信号を入力するためのHDMIケーブル、インターネット等に接続するためのLANケーブル等がある。
図示しないが薄型表示装置1はスタンドや壁掛け金具で等で保持される。
つぎに、本実施例の薄型表示装置におけるパネルモジュールの詳細構造を説明する。
図3に、本実施例の薄型表示装置におけるパネルモジュールの詳細構造を説明する表示パネルの前面側斜視図を示す。
図4、本実施例の薄型表示装置におけるパネルモジュールの詳細構造を説明する表示パネルの背面側斜視図を示す。
図3、図4において、6は表示パネル、7はシャーシ(パネル保持手段)、7aはフランジ部、8、8a、8bは駆動基板、9はフレキシブル配線基板である。
図3に、本実施例の薄型表示装置におけるパネルモジュールの詳細構造を説明する表示パネルの前面側斜視図を示す。
図4、本実施例の薄型表示装置におけるパネルモジュールの詳細構造を説明する表示パネルの背面側斜視図を示す。
図3、図4において、6は表示パネル、7はシャーシ(パネル保持手段)、7aはフランジ部、8、8a、8bは駆動基板、9はフレキシブル配線基板である。
本実施例のパネルモジュール2は、ガラス基板で構成された表示パネル6が背面側でパネル保持手段であるシャーシ7によって保持されるように構成されている。
また、表示パネルの外周近傍から外側に向かってフレキシブル配線基板で放射状に接続された複数の駆動基板を備えている。
また、シャーシ7は、前記駆動基板における前記接続端子と対向している位置側で、前記表示パネルの外周よりも外側に延設されたフランジ部を有し、
前記接続端子と対向している位置側の駆動基板が、前記フランジ部の前記外装筐体に面している側に配置されるように構成されている。
そして、この前記フランジ部は、シャーシ7の一部を平面的に延設して構成することができる。
例えば、このシャーシ7の材質は、導電性金属であるアルミニウムもしくは鉄の薄板で形成することができる。
また、外形は表示パネルと略同形状であるが、一部に表示パネル6の外周より外側にフランジ部7aを有する構成とし、電気回路的にはシャーシグランドとして機能させることができる。
複数の駆動基板8のなかでシャーシ7のフランジ部7aに対向する駆動基板8aは、シャーシ7のフランジ部7aに、装置前面側で、且つ表示パネル6の外周よりも外側に設置される。
また、前記接続端子と対向している位置側の駆動基板以外の他の駆動基板は、前記シャーシの背面側で、且つ前記表示パネルの外周よりも内側となる位置に設置するように構成する。
例えば、その他の駆動基板8bは、フレキシブル配線基板9を180度湾曲させシャーシ7の外周部を通して、シャーシ7に、装置背面側で、且つ表示パネル6の外周よりも内側に設置するようにする。
また、表示パネルの外周近傍から外側に向かってフレキシブル配線基板で放射状に接続された複数の駆動基板を備えている。
また、シャーシ7は、前記駆動基板における前記接続端子と対向している位置側で、前記表示パネルの外周よりも外側に延設されたフランジ部を有し、
前記接続端子と対向している位置側の駆動基板が、前記フランジ部の前記外装筐体に面している側に配置されるように構成されている。
そして、この前記フランジ部は、シャーシ7の一部を平面的に延設して構成することができる。
例えば、このシャーシ7の材質は、導電性金属であるアルミニウムもしくは鉄の薄板で形成することができる。
また、外形は表示パネルと略同形状であるが、一部に表示パネル6の外周より外側にフランジ部7aを有する構成とし、電気回路的にはシャーシグランドとして機能させることができる。
複数の駆動基板8のなかでシャーシ7のフランジ部7aに対向する駆動基板8aは、シャーシ7のフランジ部7aに、装置前面側で、且つ表示パネル6の外周よりも外側に設置される。
また、前記接続端子と対向している位置側の駆動基板以外の他の駆動基板は、前記シャーシの背面側で、且つ前記表示パネルの外周よりも内側となる位置に設置するように構成する。
例えば、その他の駆動基板8bは、フレキシブル配線基板9を180度湾曲させシャーシ7の外周部を通して、シャーシ7に、装置背面側で、且つ表示パネル6の外周よりも内側に設置するようにする。
つぎに、本実施例における薄型表示装置の構造を説明する。
図5に、本実施例における薄型表示装置の構造を説明する分解斜視図を示す。
図5において、10、10aは回路基板である。
本実施例における薄型表示装置1のパネルモジュール2の背面側には、シャーシ7に対して、接続端子5を実装した回路基板10aおよび映像を表示するためのその他の回路基板群10が設置されている。
接続端子5は外周に向き、且つ配線ケーブル50挿抜方向が表示面に対して略並行となる向きに実装されている。
また、接続端子5に対向する位置には、シャーシ7のフランジ部7aの前面側に駆動基板8aが配置されている。
前面側の外装筐体であるベゼル3は、パネルモジュール2の外周部にスピーカーユニット11を保持している。
そして、パネルモジュール2の表示範囲と略同サイズの開口部3aとスピーカーユニット11の前面側にスピーカーユニット11を覆い、且つ音抜けを確保した細穴群3bを有している。
また、スピーカーユニットの対向する位置にはシャーシ7の装置背面側に、駆動基板8bが設置されている。
リアカバー4の背面側の凹形状4aには接続端子5に応じた開口群4bが設けられており、配線ケーブル50が挿抜可能となっている。
また、凹形状4aは配線ケーブル50を接続した際に装置背面に飛び出ない深さとなっている。
図5に、本実施例における薄型表示装置の構造を説明する分解斜視図を示す。
図5において、10、10aは回路基板である。
本実施例における薄型表示装置1のパネルモジュール2の背面側には、シャーシ7に対して、接続端子5を実装した回路基板10aおよび映像を表示するためのその他の回路基板群10が設置されている。
接続端子5は外周に向き、且つ配線ケーブル50挿抜方向が表示面に対して略並行となる向きに実装されている。
また、接続端子5に対向する位置には、シャーシ7のフランジ部7aの前面側に駆動基板8aが配置されている。
前面側の外装筐体であるベゼル3は、パネルモジュール2の外周部にスピーカーユニット11を保持している。
そして、パネルモジュール2の表示範囲と略同サイズの開口部3aとスピーカーユニット11の前面側にスピーカーユニット11を覆い、且つ音抜けを確保した細穴群3bを有している。
また、スピーカーユニットの対向する位置にはシャーシ7の装置背面側に、駆動基板8bが設置されている。
リアカバー4の背面側の凹形状4aには接続端子5に応じた開口群4bが設けられており、配線ケーブル50が挿抜可能となっている。
また、凹形状4aは配線ケーブル50を接続した際に装置背面に飛び出ない深さとなっている。
ここで、本実施例における薄型表示装置の厚みについて説明する。
図6に、本実施例の薄型表示装置における接続端子および回路基板を含む断面図を示す。
図7に、本実施例の薄型表示装置におけるスピーカーユニットを含む断面図を示す。
図6、図7において、11はスピーカーユニットである。
Aは薄型表示装置1の厚み寸法、Bはベゼル3とシャーシ7背面を含む寸法、Cはシャーシ7背面とリアカバー4を含む寸法、Dはリアカバー4の凹形状4aの深さ寸法、Eは駆動基板8aを収容するための寸法である。
図6に、本実施例の薄型表示装置における接続端子および回路基板を含む断面図を示す。
図7に、本実施例の薄型表示装置におけるスピーカーユニットを含む断面図を示す。
図6、図7において、11はスピーカーユニットである。
Aは薄型表示装置1の厚み寸法、Bはベゼル3とシャーシ7背面を含む寸法、Cはシャーシ7背面とリアカバー4を含む寸法、Dはリアカバー4の凹形状4aの深さ寸法、Eは駆動基板8aを収容するための寸法である。
本実施例における薄型表示装置1の厚みAは、ベゼル3、表示パネル6、シャーシ7、回路基板10(10a)、リアカバー4の厚みとそれら設置スペースからなる。
ベゼル3からシャーシ7背面までの寸法Bについては、それぞれの厚みのみで他に制約が存在しない。
一方、シャーシ7背面よりリアカバー4までの寸法Cについては、駆動基板8aはフランジ部7aによってシャーシ7の背面より装置の前面側に収容されているため、駆動基板8aを収容するための寸法Eは関係しない。
しかし、回路基板10(10a)の厚みをリアカバー4で収容すると共に、リアカバー4の凹形状4aの深さ寸法Dが必要となる。
つまり、薄型表示装置1の厚みはA=B+C、ただしC=Dとなる。
この時、薄型表示装置1の厚みAにおけるスピーカーユニット11設置スペースは、外装筐体であるベセル3およびリアカバー4の厚みを引いた寸法となる。
ベゼル3からシャーシ7背面までの寸法Bについては、それぞれの厚みのみで他に制約が存在しない。
一方、シャーシ7背面よりリアカバー4までの寸法Cについては、駆動基板8aはフランジ部7aによってシャーシ7の背面より装置の前面側に収容されているため、駆動基板8aを収容するための寸法Eは関係しない。
しかし、回路基板10(10a)の厚みをリアカバー4で収容すると共に、リアカバー4の凹形状4aの深さ寸法Dが必要となる。
つまり、薄型表示装置1の厚みはA=B+C、ただしC=Dとなる。
この時、薄型表示装置1の厚みAにおけるスピーカーユニット11設置スペースは、外装筐体であるベセル3およびリアカバー4の厚みを引いた寸法となる。
以上の本実施例の構成によれば、薄型表示装置の厚みは、ベゼル、表示パネル、シャーシ、回路基板、リアカバーの厚みとそれら設置スペースからなる。
しかし、凹形状4aの底面側で、シャーシ7の背面側に駆動基板8aを収容のするためのスペースを必要としない。
前述したように、接続端子が外周に向き、且つ配線ケーブルの挿抜方向が装置の表示面に略並行である薄型表示装置においては、配線ケーブルが装置の背面より飛び出ないようにするため、凹形状4aを設けることが必要となる。
しかしながら、本実施例の構成によれば、前述した従来例のように、凹形状104aの底面側で、シャーシ107の背面側に駆動基板108を収容するためのスペースを必要としないことから、その分だけ薄型表示装置の厚みを薄くすることが可能となる。
また、薄型装置を壁に寄せて設置する際、薄型装置に接続された配線ケーブルは壁に沿って引き回し処理される。
その際、配線ケーブルの挿抜方向が装置表示面および壁面に略平行であるため、配線ケーブル束線等の際のわずかな屈曲で引き回し処理することができる。
そのため、装置背面に配線が飛び出さないので、装置を壁面に寄せることができ、装置の設置スペースの効率を向上させることが可能となる。
さらに、薄型表示装置の厚みにおけるスピーカーユニットの設置スペースは外装筐体であるベゼルおよびリアカバーの厚みを引いた寸法となるため、外装筐体内部にスピーカーユニットを実装した薄型表示装置としては、最小の構成となる。
以上により、本実施例の構成によれば、薄型表示装置の厚みにおける最大のスピーカーユニットを設置することが可能となる。
しかし、凹形状4aの底面側で、シャーシ7の背面側に駆動基板8aを収容のするためのスペースを必要としない。
前述したように、接続端子が外周に向き、且つ配線ケーブルの挿抜方向が装置の表示面に略並行である薄型表示装置においては、配線ケーブルが装置の背面より飛び出ないようにするため、凹形状4aを設けることが必要となる。
しかしながら、本実施例の構成によれば、前述した従来例のように、凹形状104aの底面側で、シャーシ107の背面側に駆動基板108を収容するためのスペースを必要としないことから、その分だけ薄型表示装置の厚みを薄くすることが可能となる。
また、薄型装置を壁に寄せて設置する際、薄型装置に接続された配線ケーブルは壁に沿って引き回し処理される。
その際、配線ケーブルの挿抜方向が装置表示面および壁面に略平行であるため、配線ケーブル束線等の際のわずかな屈曲で引き回し処理することができる。
そのため、装置背面に配線が飛び出さないので、装置を壁面に寄せることができ、装置の設置スペースの効率を向上させることが可能となる。
さらに、薄型表示装置の厚みにおけるスピーカーユニットの設置スペースは外装筐体であるベゼルおよびリアカバーの厚みを引いた寸法となるため、外装筐体内部にスピーカーユニットを実装した薄型表示装置としては、最小の構成となる。
以上により、本実施例の構成によれば、薄型表示装置の厚みにおける最大のスピーカーユニットを設置することが可能となる。
[実施例2]
実施例2として、前記フランジ部を、前記パネル保持手段の一部を略Z型に形成した薄型表示装置の構成例について説明する。
図8に、本実施例における薄型表示装置の接続端子および回路基板を含む断面図を示す。
図8において、実施例1で説明した構成には同じ構成に同一の符号が付されている。
実施例2として、前記フランジ部を、前記パネル保持手段の一部を略Z型に形成した薄型表示装置の構成例について説明する。
図8に、本実施例における薄型表示装置の接続端子および回路基板を含む断面図を示す。
図8において、実施例1で説明した構成には同じ構成に同一の符号が付されている。
本実施例の基本構成は実施例1と同様であるが、本実施例における薄型表示装置1では、パネルモジュール2がつぎのように構成されている。
すなわち、パネルモジュール2が、ガラス基板で構成された表示パネル6を、背面側でシャーシ7にて保持し、シャーシ7には表示パネル6を駆動制御するための複数の駆動基板8が、フレキシブル配線基板9で放射状に接続され、設置されている。
シャーシ7の材質は、導電性金属であるアルミニウムもしくは鉄の薄板で、外形は表示パネルと略同形状である。
このシャーシ7は、その一部に表示パネル6の外周よりも外側に、装置の前面側に向かって略Z型に曲げて形成されたフランジ部7bを有しており、電気回路的にはシャーシグランドとして機能している。
複数の駆動基板8のなかでシャーシ7のフランジ部7bに対向する駆動基板8cは、シャーシ7のフランジ部7bに、装置前面側で、且つ表示パネル6の外周よりも外側に設置されている。
その他の駆動基板8bは、フレキシブル配線基板9を180度湾曲させシャーシ7の外周部を通して、シャーシ7に、装置背面側で、且つ表示パネル6の外周よりも内側に設置されている。
また、略Z型フランジ部7bに設置した、駆動基板8cはシャーシ7の背面側より、装置背面側に飛び出ない位置となっている。
ここで、本実施例における薄型表示装置の厚みについて説明する。
薄型表示装置1の厚みAはベゼル3、表示パネル6、シャーシ7、回路基板10(10a)、リアカバー4の厚みとそれら設置スペースで構成されている。
ベゼル3からシャーシ7背面までの寸法Bについては、それぞれの厚みのみで他に制約が存在しない。
一方、シャーシ7背面よりリアカバー4までの寸法Cについては、駆動電源8cは略Z型フランジ部7bによってシャーシ7の背面より装置の前面側に収容されているため、駆動基板8cを収容するための寸法Eは関係しない。
しかし、回路基板10(10a)の厚みをリアカバー4で収容すると共に、リアカバー4の凹形状4aの深さ寸法Dが必要となる。つまり、薄型表示装置1の厚みはA=B+C、ただしC=Dとなる。
すなわち、パネルモジュール2が、ガラス基板で構成された表示パネル6を、背面側でシャーシ7にて保持し、シャーシ7には表示パネル6を駆動制御するための複数の駆動基板8が、フレキシブル配線基板9で放射状に接続され、設置されている。
シャーシ7の材質は、導電性金属であるアルミニウムもしくは鉄の薄板で、外形は表示パネルと略同形状である。
このシャーシ7は、その一部に表示パネル6の外周よりも外側に、装置の前面側に向かって略Z型に曲げて形成されたフランジ部7bを有しており、電気回路的にはシャーシグランドとして機能している。
複数の駆動基板8のなかでシャーシ7のフランジ部7bに対向する駆動基板8cは、シャーシ7のフランジ部7bに、装置前面側で、且つ表示パネル6の外周よりも外側に設置されている。
その他の駆動基板8bは、フレキシブル配線基板9を180度湾曲させシャーシ7の外周部を通して、シャーシ7に、装置背面側で、且つ表示パネル6の外周よりも内側に設置されている。
また、略Z型フランジ部7bに設置した、駆動基板8cはシャーシ7の背面側より、装置背面側に飛び出ない位置となっている。
ここで、本実施例における薄型表示装置の厚みについて説明する。
薄型表示装置1の厚みAはベゼル3、表示パネル6、シャーシ7、回路基板10(10a)、リアカバー4の厚みとそれら設置スペースで構成されている。
ベゼル3からシャーシ7背面までの寸法Bについては、それぞれの厚みのみで他に制約が存在しない。
一方、シャーシ7背面よりリアカバー4までの寸法Cについては、駆動電源8cは略Z型フランジ部7bによってシャーシ7の背面より装置の前面側に収容されているため、駆動基板8cを収容するための寸法Eは関係しない。
しかし、回路基板10(10a)の厚みをリアカバー4で収容すると共に、リアカバー4の凹形状4aの深さ寸法Dが必要となる。つまり、薄型表示装置1の厚みはA=B+C、ただしC=Dとなる。
以上の本実施例の構成によれば、実施例1と同様に、凹形状4aの底面側で、シャーシ7の背面側に駆動基板8cを収容するためのスペースを必要としない。
駆動基板を収容するためのスペースを必要としない分だけ薄型表示装置の厚みを薄くすることが可能となり、その他においても実施例1と同様の効果を得ることができる。
なお、本実施例では、シャーシを金属製の薄板で構成したが、複数の薄板を結合した、複層シャーシ等の結合加工部品でも実施可能である。
また、本実施例では、シャーシに駆動基板や回路基板を設置する構造としたが、別途シャーシに金属や樹脂等の取付け部材を用いて構成しても実施可能である。また、本実施例では、接続端子および配線ケーブルについて記載したが、抜き差し可能なSDカード等の各種メディア等にも実施可能である。
また、本実施例では、接続端子および配線ケーブルの挿抜方向を装置底面方向に設定したが、側面や上面側でも実施可能である。
駆動基板を収容するためのスペースを必要としない分だけ薄型表示装置の厚みを薄くすることが可能となり、その他においても実施例1と同様の効果を得ることができる。
なお、本実施例では、シャーシを金属製の薄板で構成したが、複数の薄板を結合した、複層シャーシ等の結合加工部品でも実施可能である。
また、本実施例では、シャーシに駆動基板や回路基板を設置する構造としたが、別途シャーシに金属や樹脂等の取付け部材を用いて構成しても実施可能である。また、本実施例では、接続端子および配線ケーブルについて記載したが、抜き差し可能なSDカード等の各種メディア等にも実施可能である。
また、本実施例では、接続端子および配線ケーブルの挿抜方向を装置底面方向に設定したが、側面や上面側でも実施可能である。
1:薄型表示装置
2:パネルモジュール
3:ベゼル
3a:開口部
3b:細口群
4:リアカバー
4a:凹形状
4b:開口群
5:接続端子
6:表示パネル
7:シャーシ
7a、7b:フランジ部
8、8a、8b:駆動基板
9:フレキシブル配線基板
10、10a:回路基板
11 スピーカーユニット
50:配線ケーブル
2:パネルモジュール
3:ベゼル
3a:開口部
3b:細口群
4:リアカバー
4a:凹形状
4b:開口群
5:接続端子
6:表示パネル
7:シャーシ
7a、7b:フランジ部
8、8a、8b:駆動基板
9:フレキシブル配線基板
10、10a:回路基板
11 スピーカーユニット
50:配線ケーブル
Claims (3)
- 背面側をパネル保持手段で保持された表示パネルと、
前記表示パネルの外周部に接続された複数の駆動基板と、
前記パネル保持手段の背面側に該パネル保持手段に対向して配置され、接続される配線ケーブルの挿抜方向が前記表示パネルの表示面に略平行となるように実装された接続端子を含む回路基板と、を備え、
これらを、前面側の外装筐体と背面側のリアカバーによって収容した薄型表示装置であって、
前記パネル保持手段は、前記駆動基板における前記接続端子と対向している位置側で、前記表示パネルの外周よりも外側に延設されたフランジ部を有し、
前記接続端子と対向している位置側の駆動基板が、前記フランジ部の前記外装筐体に面している側に配置されており、
前記接続端子と対向している位置側の駆動基板以外の他の駆動基板が、前記パネル保持手段の背面側で、且つ前記表示パネルの外周よりも内側となる位置に設置されていることを特徴とする薄型表示装置。 - 前記フランジ部は、前記パネル保持手段の一部を平面的に延設して構成されていることを特徴とする請求項1に記載の薄型表示装置。
- 前記フランジ部は、前記パネル保持手段の一部を略Z型に形成して構成されていることを特徴とする請求項1に記載の薄型表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008299845A JP2010128001A (ja) | 2008-11-25 | 2008-11-25 | 薄型表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2008299845A JP2010128001A (ja) | 2008-11-25 | 2008-11-25 | 薄型表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2010128001A true JP2010128001A (ja) | 2010-06-10 |
Family
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2008299845A Pending JP2010128001A (ja) | 2008-11-25 | 2008-11-25 | 薄型表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2010128001A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014034169A1 (en) * | 2012-08-30 | 2014-03-06 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Television receiver and electronic device |
WO2019146333A1 (ja) * | 2018-01-24 | 2019-08-01 | 京セラ株式会社 | ディスプレイデバイス |
CN110536570A (zh) * | 2019-08-26 | 2019-12-03 | 联想(北京)有限公司 | 电子设备 |
-
2008
- 2008-11-25 JP JP2008299845A patent/JP2010128001A/ja active Pending
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WO2014034169A1 (en) * | 2012-08-30 | 2014-03-06 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Television receiver and electronic device |
WO2019146333A1 (ja) * | 2018-01-24 | 2019-08-01 | 京セラ株式会社 | ディスプレイデバイス |
JPWO2019146333A1 (ja) * | 2018-01-24 | 2020-12-03 | 京セラ株式会社 | ディスプレイデバイス |
CN110536570A (zh) * | 2019-08-26 | 2019-12-03 | 联想(北京)有限公司 | 电子设备 |
US11330723B2 (en) | 2019-08-26 | 2022-05-10 | Lenovo (Beijing) Co., Ltd. | Electronic apparatus |
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