JP4119673B2 - 撮像装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、撮像装置に係わり、特に、光軸方向に鏡筒が伸縮可能で、且つ鏡筒の収縮により本体内部に格納可能な沈胴式のレンズを備え、撮影のために、前記鏡筒を伸長しているときに、予め設定された所定時間操作されなかった場合は、自動的に前記鏡筒を収縮して前記沈胴式のレンズを前記本体内に収納する撮像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、ズームレンズ付きのコンパクトカメラなどの撮像装置では、筐体内に沈胴させた鏡筒の内部にズームレンズ群及びフォーカスレンズ群とを収納しており(所謂沈胴式)、電源オンになると、モータにより鏡筒を予め定めた基準位置まで伸張させてズームレンズ群をワイド寄りに設定すると共に、鏡筒の伸張により筐体内部に形成される空間内でズームレンズ群に対応した位置にフォーカスレンズ群を移動させて、撮影可能なスタンバイ状態となる。
【0003】
このような沈胴式のカメラは、カメラ本体にレンズが収納可能であるため、レンズを傷つきなどから保護し、携帯性に優れているが、その反面、鏡筒が伸長されているときに、落下するなどして外力が加わると、レンズのカム溝からカムフォロアピンが外れるなど、破損しやすいという問題もある。
【0004】
したがって、この種のカメラでは、一般に、撮影者の指示によりカメラ本体の電源をOFFする時や、所定時間撮影が行われなかった場合に、レンズ保護と省電力化のために、自動的に電源をOFFする所謂オートパワーオフ時には、自動的にカメラ本体にレンズを収納するようになっている。
【0005】
しかしながら、通常、撮影者はファインダを覗きながら構図を決定してからリレーズボタンを押圧して撮影を行うが、この構図決定に時間がかかると、これから撮影を行いたいにも係わらず、オートパワーオフ機能が働いてしまうことがあった。このため、撮影者が撮影のために使用中であるか否かを示す使用状況を検知することが求められている。
【0006】
撮影者の使用状況を検知する技術としては、従来より、タッチセンサを用いたものが提案されている。例えば、特開平10−319490号公報には、撮影者による把持を検知するためのタッチセンサ(人間の身体の一部が触れることにより信号を出力するセンサ)をカメラに設け、タッチセンサによる検知結果に応じて液晶モニタの電源供給を制御する技術が開示されている。詳しくは、タッチセンサにより把持が検知されなくなった時又は把持が検知されなくなってから一定時間後に液晶モニタの電源を自動的にOFFするようになっている。
【0007】
また、この他にもタッチセンサを用いる技術として、特開平11−160776号公報には、少なくとも2つのタッチセンサからなるリレーズボタンをカメラに設け、撮影者により両手でホールドされていることを検知し、両手でホールドされているときにのみ撮影を許可することで、手ぶれの防止及びカメラの持ち運び時などに誤って撮影が行われてしまうのを防止することが開示されている。
【0008】
このような技術をオートパワーオフ機能によりレンズを本体内に収納するために用いることが考えられる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特開平10−319490号公報に記載の技術では、カメラの持ち運び時などでもタッチセンサに触れていると、電源投入されつづけてしまうので、この技術をオートパワーオフ機能によりレンズを本体内に収納するために用いたとしても、撮影者に撮影する意思がなくてもオートパワーオフ機能が働かないことがあり、レンズの保護が充分ではなかった。
【0010】
また、特開平11−160776号公報に記載の技術では、タッチセンサがリレーズボタンと兼用であるため、撮影者がまさに撮影しようとしているとき、すなわち撮影意思が高い場合は検知できるが、撮影者はリレーズボタンに指をかけずに構図決定を行う場合もあり、このような構図決定をおこなっているとき、撮影者がカメラから手を離しており(把持していない)、撮影する気が無いときとを判別することができない。このため、この技術をオートパワーオフ機能によりレンズを本体内に収納するために用いたとしても、構図を決定しているのにオートパワーオフ機能が働いてしまったり、反対に、撮影者に撮影する意思がないのにオートパワーオフ機能が働かないことがあり、レンズの保護が充分ではなかった。
【0011】
本発明は上記問題点を解消するためになされたもので、沈胴型のレンズを用いた撮像装置において、レンズの保護効果を向上することができる撮像装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、光軸方向に鏡筒が伸縮可能で、且つ鏡筒の収縮により本体内部に格納可能な沈胴式のレンズを備え、撮影のために、前記鏡筒を伸長しているときに、予め設定された所定時間操作されなかった場合は、自動的に前記鏡筒を収縮して前記沈胴式のレンズを前記本体内に収納する撮像装置であって、撮影指示ボタンとは別体に設けられ、且つ少なくとも前記撮像装置筐体の左右を含む複数の位置に離間して各々設けられ、撮影者により把持されていることを検出する把持検出手段と、複数の前記把持検出手段による複数の検出結果に基づいて、撮像者の少なくとも3段階の撮影意思レベルに応じて前記所定時間の値を設定する設定手段と、を有することを特徴としている。
【0013】
請求項1に記載の発明によれば、撮影指示ボタンとは別に、撮影者により把持されていることを検出する把持検出手段が、撮像装置本体の両端部各々にあるグリップ近傍など、撮影者が撮像装置を把持したときに触れるであろう離間した複数の位置に設けたことにより、例えば、複数の把持検出手段で把持が検出された場合には、撮影者は両手で撮像装置を把持しており撮影意思が高い、何れかの把持検出手段でのみ把持が検出された場合には、撮影者は片手で撮像装置を把持しており撮影意思が低い、両方の把持検出手段で把持が検出されなかった場合には、撮影者は撮像装置を把持しておらず撮影意思が無いというように、撮影者の撮影意思の有無やレベルを判定できる。
【0014】
この撮像装置では、撮影の際には、鏡筒が伸長されて、沈胴式のレンズが撮像装置本体外部に突出された状態で撮影可能なスタンバイ状態とされ、当該撮像装置が撮影者により最後に操作されてから予め設定された所定時間(以下、「設定時間」)以上何ら操作されなかった場合には、撮影者が撮影を中止したとして、鏡筒を収縮し、自動的に沈胴式のレンズを撮像装置本体内に収納するが、この自動的に沈胴式レンズを収納するための設定時間は、設定手段により、把持検出手段による検出結果に基づいて、その値が設定される。
【0015】
これにより、あたかも撮影者の撮影意思の有無やレベルを察知して、設定時間を設定することができ、撮影者がじっくりと構図を決定している途中で、沈胴式のレンズが収納されて撮影できなくなるのを防止することができ、且つ撮影者に撮影意思が無い場合には、速やかに沈胴式のレンズを収納して、レンズを保護することができる。
【0016】
なお、この撮像装置においては、上記のように自動的に沈胴式のレンズを収納した後は、速やかに撮像装置の電源も自動的にOFFして、所謂オートパワーオフされるようにすれば、省電力化の効果もある。
【0017】
ところで、撮影者は把持だけでなく、三脚などの固定部材を用いて撮像装置の位置を固定することで構図を決定する場合もある。この場合を考慮して、上記の撮像装置においては、前記撮像装置が固定部材を用いて固定されていることを検出する固定検出手段を更に備え、前記設定手段は、前記固定検出手段による検出結果により前記撮像装置の位置が固定部材を用いて固定されている場合には、前記撮像装置が撮影者により把持されているとして前記所定時間の値を定めるようにするとよい。
【0018】
このように、三脚などの固定部材を用いて当該撮影装置が固定されていることを検出する固定検出手段を設けたことにより、撮影者が撮像装置を把持していなくても、固定検出手段で固定部材を用いた固定が検出された場合には、撮影者に撮影意思があると判断することができる。したがって、設定手段では、固定検出手段により固定部材を用いて当該撮像装置が固定されていることが検出された場合には、撮影者により把持されているとして、レンズ保護のために沈胴式のレンズを収納する時間を設定すれば、撮影者の把持以外によって撮像装置が固定される場合にも対応可能である。
【0019】
請求項3に記載の発明は、複数の前記把持検出手段による複数の前記検出結果に応じて、手振れ警告及びシャッタースピードを高めの設定値に変更することのうち少なくとも何れか一方により手振れ防止措置を行うことを特徴としている。
片手で把持した状態で被写体像を撮影すると、撮影時に撮影者の手が振れて被写体像全体がぶれて撮影される、所謂手ぶれが生じやすいことが一般に知られており、上記の撮像装置においては、手ぶれ防止のために、前記両端部各々の把持検出手段の何れか一方でのみ把持が検出された場合に、手ぶれ警告を報知したり、シャッタースピードを通常よりも高く設定するようにしてもよい。
【0020】
また、撮影者の撮影意思レベルが低い或いは無い場合には、撮影が行われる可能性が低いため、上記の撮像装置においては、より一層の省電力化のために、前記両端部各々の把持検出手段の何れか一方でのみ把持が検出された場合、或いは何れの把持検出手段でも把持が検出されなかった場合には、省電力モードなどに移行するようにしてもよい。
【0021】
【発明の実施の形態】
次に、図面を参照して本発明に係る実施形態の1例を詳細に説明する。なお、以下では、本発明をデジタルカメラに適用した場合を例に説明するが、銀塩カメラにも適用可能である。
【0022】
図1に示すように、本発明が適用されたデジタルカメラ10の正面には、露光に際して被写体が適正な露光光量が得られない低照度の場合に発光されるストロボ12と、撮影される被写体像と略同等の像を示す光が入射するファインダー窓14と、レンズを保護するための開閉可能なレンズバリヤ16と、が設けられている。
【0023】
また、デジタルカメラ10の正面には、その水平方向両端部(左右両端部)のグリップ近傍に、把持検出手段としてのタッチセンサ18A、18Bが設けられており、撮影者によるデジタルカメラ10の把持状態を検出可能となっている。なお、タッチセンサ18A、18Bは、身体の一部の接触を検出できれば特にその種類は限定されるものではなく、例えば、接触により生じる圧力変化を検出するセンサや、接触により生じる電流変化を検出するセンサなど従来公知のタッチセンサを用いることができる。また、本発明は、タッチセンサの設置位置をデジタルカメラ10正面の左右両端部のグリップ近傍に限定するものではなく、複数の位置に離間して設けられていればよい。ただし、撮影者が撮影時に不自然な姿勢を取らずに左右の手が接触する位置としては、本実施の形態のように、デジタルカメラ10正面の左右両端部のグリップ近傍に設けることが好ましい。
【0024】
また、デジタルカメラ10本体内には、被写体像を結像させるためのレンズ20が沈胴されており、撮影時には、図1(B)に示すように、レンズバリヤ16が開状態にされ、光軸方向に伸縮可能な鏡筒22が伸長されて、沈胴されていたレンズ20が外部に現れるようになっている。
【0025】
このレンズ20は、鏡筒22内に、図示しないズームレンズ群及びフォーカスレンズが取り付けられて構成されており、ズームレンズ群は、鏡筒22の伸縮と共に光軸方向に移動し、所望のズーム倍率になる位置にセットされる(焦点距離可変レンズ)。一方、フォーカスレンズは、ズームレンズ群の一部のレンズを保持するレンズ枠に取りつけられたフォーカスレンズ枠に取り付けられている。このフォーカスレンズ枠は、光軸方向に沿って移動可能とされており、フォーカスレンズは、フォーカスレンズ枠の移動により、レンズを通過した被写体像を示す入射光が後述する撮像素子の受光面上に結像する位置にセットされる(オートフォーカス(AF)機構)。
【0026】
なお、本実施の形態では、ズームレンズ群及びフォーカスレンズ(すなわちAF機構及び焦点距離可変レンズ)を備えたレンズ20を例に説明するが、ズームレンズ群に代えて、AF機構のみを備えた焦点距離固定レンズを用いた構成することもできる。
【0027】
また、このデジタルカメラ10の上面には、デジタルカメラ10の各部への電源電力の供給/供給停止の切り替えを行う電源スイッチ24と、撮影指示ボタンとして、撮影を実行する際に撮影者ーによって押圧操作されるシャッタースイッチ(所謂レリーズボタン)26が設けられている。
【0028】
さらに、デジタルカメラ10の側面には、撮影によって得られた画像データをデジタルデータとして記憶する可搬型の記録メディア(本実施の形態では、スマートメディア)をデジタルカメラ10に装着する際に当該記録メディアが装着される記録メディアインタフェース(以下、「記録メディアI/F」という)30が設けられており、デジタルカメラ10の背面には、撮影によって得られた被写体像、各種メニュー、画像処理に関するパラメータ、メッセージ等を表示するための液晶ディスプレイ32と、撮影モードとしてオート撮影、マニュアル撮影、連写撮影、動画撮影などから何れか1つを選択する際に操作されるモードスイッチ34と、液晶ディスプレイ32に表示されたメニュー画面から所望のメニュー項目又はパラメータを選択するためのカーソルボタン36と(以上図2参照、図1では図示省略)、ファインダー窓14から入射した光が図示しない光学部際を介して案内され、撮影する被写体の構図を決定する際に撮影者によって覗かれるファインダー接眼部(図示省略)と、が設けられている。
【0029】
次に、図2を参照して、本実施の形態に係るデジタルカメラ10の電気系の構成を説明する。
【0030】
同図に示すように、デジタルカメラ10は、レンズ20を通過した被写体像を示す入射光に基づき被写体を撮像して被写体像を示すアナログ画像信号を出力するCCD(Charge Coupled Device)40と、入力された信号に対して所定のアナログ信号処理を施すアナログ信号処理部42と、入力されたアナログ信号をデジタル信号に変換するアナログ/デジタル変換器(以下、「A/D変換器」という。)44と、入力されたデジタル信号に対して所定のデジタル信号処理を行うDSP(Digital Signal Processor)46と、主として被写体像を示すデジタル信号によって示される情報を記憶するSDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)48と、各種プログラムや所定データ等を記憶するためのフラッシュROM(Flash Read Only Memory)50と、レンズ20の鏡筒22を光軸方向に伸縮させる(ズームレンズを光軸方向に移動させる)図示しないモータや、レンズ20内部のフォーカスレンズを光軸方向に移動させたりする図示しないモータを駆動するためのモータドライブ52と、レンズバリヤ16を開閉させる図示しないモータを駆動するためのモータドライブ54と、CCD40を駆動させるCCD制御部56と、ストロボ12を発光させるストロボ制御部58を備えている。
【0031】
また、デジタルカメラ10は、デジタルカメラ10全体の動作を司るCPU(中央演算処理装置)60を更に備えている。このCPU60が、本発明の設定手段としての機能を担っている。
【0032】
CPU60は、SDRAM48及びフラッシュROM50は共にメインバスMBに接続されており、CPU60は、SDRAM48及びフラッシュROM50に任意にアクセスすることができる。また、CPU60は、電源スイッチ24、シャッタースイッチ26、モードスイッチ34、カーソルボタン36、及びタッチセンサ18A、18Bと接続されている。CPU60は、これらのスイッチ乃至ボタンの撮影者による操作状態、及びタッチセンサ18A、18Bにより撮影者による把持状態を常時把握できる。
【0033】
さらに、このCPU60は、CCD制御部56、モータドライブ52、モータドライブ54、ストロボ制御部58、DSP46、及び液晶ディスプレイ32と接続されており、撮影者によるスイッチ乃至ボタンの操作状態に応じて、これら各部の作動を制御する。
【0034】
詳しくは、CPU60は、撮影モード時には、レンズバリヤ16が開状態となるようにモータドライブ54にモータを駆動させ、次いでモータドライブ52に、フォーカスレンズを合焦させ、且つ予め設定された倍率にズームレンズ群を移動させるように、モータドライブ52にモータを駆動させる。
【0035】
また、CPU60は、撮影モード時には、CCD制御部56に所定のタイミングでCCD40に被写体像を撮影させる。これによりCCD40から被写体像を示すアナログ画像信号が出力される。
【0036】
このCCD40の出力端は、アナログ信号処理部42の入力端に、アナログ信号処理部42の出力端はA/D変換器44の入力端に、A/D変換器44の出力端はDSP46の入力端に、各々接続されている。また、DSP46及びSDRAM48は共にメインバスMBに接続されている。
【0037】
CCD40から出力された被写体像を示すアナログ画像信号は、アナログ信号処理部42により所定のアナログ信号処理が施され、次いでA/D変換器44によりデジタル画像信号に変換された後、DSP46により所定のデジタル信号処理が施されてデジタル画像データとしてSDRAM48に一旦記憶される。
【0038】
また、このDSP46は、記録メディアI/F30及び液晶ディスプレイ32とも接続されており、SDRAM48に格納されたデジタル画像データは、必要に応じて、圧縮伸長回路(図示省略)によって圧縮され、DSP46を介して記録メディアI/F30に装着されたスマートメディアに記憶される。また、DSP46は、画像再生時にはスマートメディアに記憶された再生対象とするデジタル画像データがDSP46によって読み出され、圧縮伸長回路(図示省略)によって伸長されて、液晶ディスプレイ32に表示される。さらに、DSP46は、CCD22による連続的な撮像によって得られた動画像(デジタル画像データ)を、所謂スルー画像として、液晶ディスプレイに表示することで、液晶ディスプレイ32をファインダとして使用可能としている。
【0039】
一方、非撮影モード(再生モードなど)への切替及び電源OFF時は、CPU60は、レンズ20がデジタルカメラ10の内部に格納されるようにモータドライブ52にモータを駆動させ、次いで、レンズバリヤ16が閉状態となるようにモータドライブ54にモータを駆動させる。
【0040】
なお、撮影モードから非撮影モードへの切替えは、撮影者による不図示の切替スイッチの操作に応じて行われる。また、電源OFFについては、撮影者による電源スイッチ24の操作、及び撮影者によって所定時間操作されずオートパワー機能が起動された場合に行われ、オートパワーオフの起動時間は、タッチセンサ18A、18Bの検知結果に応じて3段階(長/中/短)に切替えて設定されるようになっている。
【0041】
以下、本実施の形態の作用を説明する。
【0042】
本実施の形態のデジタルカメラ10は、電源スイッチ24の操作により起動される。撮影者ーは、被写体の撮影を行うときには不図示の切替スイッチを操作して撮影モードに切替えると共に、モードスイッチ34を操作して撮影モードの種類を選択する。これにより、デジタルカメラ10では、CPU60の制御により、レンズバリヤ16が開状態とされ、次いで、予め設定された倍率になるように鏡筒22が伸帳されてズームレンズ群が光軸方向に移動し、且つフォーカスレンズを移動させて合焦させる。
【0043】
その後、撮影者は、ファインダー接眼部(図示省略)からファインダを覗きながら或いは液晶ディスプレイ32の表示を確認しながら被写体の構図を決定し、シャッタースイッチ26を押圧操作する。これにより被写体像を示すデジタル画像データがDSP46で生成され、SDRAM48に一旦記憶される。その後、デジタル画像データは、DSP46によりSDRAM48から読み出されて、液晶ディスプレイ32に表示されると共に、図示しない圧縮・伸長手段により圧縮されてJPEGフォーマットなどの所定フォーマットの画像データとされた後、記録メディアI/F30を介して、スマートメディアに記憶される。
【0044】
また、既に撮影した画像を液晶ディスプレイ32に表示するときには、撮影者は、不図示の切り替えスイッチを操作して再生モードに切換えると共に、カーソルボタン36を操作するなどして再生したいデジタル画像データを指定すると、液晶ディスプレイ32に該デジタル画像データに基づく画像が表示される。
【0045】
ところで、撮影モード時に、撮影者によりシャッタースイッチ26、モードスイッチ34、カーソルボタン36などが最後に操作されてから、予め定められた所定時間(以下、「オートパワーオフ起動時間」と称す)以上、何ら操作されなかった場合には、デジタルカメラ10では、撮影者に撮影意思がないとして、オートパワーオフ機能が起動される。すなわち、CPU60の制御により、鏡筒22が収縮されてレンズ20がデジタルカメラ10の内部に格納されて、レンズバリヤ16が閉状態とされた後、デジタルカメラ10本体の電源がOFFされる。
【0046】
このときのオートパワーオフ起動時間は、デジタルカメラ10では、撮影者の撮影意思が反映されて設定されるようになっている。具体的には、CPU60において、図3に示す設定処理が行われる。
【0047】
すなわち、CPU60では、図3に示すように、ステップ100において、タッチセンサ18A、18Bにより撮影者によるデジタルカメラ10の把持状態を検出する。
【0048】
タッチセンサ18A、18Bは、前述したように、デジタルカメラ10の前面の左右両端部に設けられており、タッチセンサ18A、18Bの両者が接触を検出している場合には、撮影者がデジタルカメラ10を「両手で把持している」と判断することができる。「両手で把持している」と判断した場合は、撮影者が撮影のためにファインダを覗いているなど、撮影者の撮影する意思が高いとして、次のステップ102からステップ104に進み、オートパワーオフ起動時間を通常よりも長い時間に設定する。
【0049】
すなわち、両手で把持されている場合は、撮影者の撮影意思が高いとして、オートパワーオフ起動時間が通常よりも長めの時間がとられるので、撮影者がファインダを覗いて構図を決定している際に、オートパワーオフ機能が働くのを防止することができる。
【0050】
また、タッチセンサ18A、18Bの何れか一方でのみ接触を検出している場合は、撮影者がデジタルカメラ10を左右何れか一方の手、すなわち「片手で把持している」と判断することができる。「片手で把持している」と判断した場合は、片手でデジタルカメラ10を把持して構図を決めることが無いわけではないが、単に持ち歩いているなど、両手で把持しているときよりも撮影者の撮影意思が低いとして、次のステップ102からステップ106を介してステップ108に進み、オートパワーオフ起動時間を通常の時間(中くらいの時間)に設定する。
【0051】
すなわち、片手で把持されている場合には、撮影者の撮影意思は低いが、撮影する可能性もあるため、オートパワーオフ起動時間は通常の時間(中くらいの時間)とされる。
【0052】
また、タッチセンサ18A、18Bの何れも接触を検出していない場合は、例えば、テーブル上に放置されているなど、デジタルカメラ10は撮影者による把持状態になく、撮影者に撮影意思が無いとして、次のステップ102からステップ106を介してステップ110に進み、オートパワーオフ起動時間を通常よりも短い時間に設定する。
【0053】
すなわち、把持状態に無い場合は、撮影者に撮影意思が無いとして、オートパワーオフ起動時間が通常よりも短い時間とされ、通常よりも早めにオートパワーオフ機能が起動されるので、撮影意思がないのにズームレンズが延びており落下などによりレンズを破損してしまうのを防止することができる。また、撮影意思が無いのに長時間電源がON状態のままで、無駄な電力が消費されるのを防止することができる。
【0054】
なお、CPU60では、撮影モードに切り替えられた時は勿論のこと、撮影モード中、タッチセンサ18A、18Bにより検出される把持状態が変化した場合にも上記の設定処理を随時実行し、撮影モード時中の撮影者の撮影意思変化にも対応可能となっている。これにより、例えば、撮影者が何枚かの被写体像を撮影した後で撮影を止めた場合や、片手で把持して持ち歩いて撮影を行う立ち位置を決定した後で撮影のために両手で把持して構図決定に移行した場合などに、速やかにオートパワーオフ起動時間の設定を変更することができる。
【0055】
このように、本実施の形態では、デジタルカメラ10の前面の左右両端部各々にタッチセンサ18A、18Bを設けたことにより、該デジタルカメラ10が撮影者により両手で把持されているのか、片手で把持されているのか、或いは把持されていないのかといった撮影者の把持状態を検出することができ、この把持状態により、撮影者の撮影意思の有無やレベルを察知することができる。
【0056】
また、このように撮影意思の有無やレベルを察知可能としたことにより、当該察知した撮影者の撮影意思の有無やレベル(高/低/無)に応じて、撮影意思が高ければ長め、撮影意思が無ければ短め、撮影意思は有るけれど低ければその中間の長さの時間と、オートパワーオフ起動時間を設定することができる。
【0057】
これにより、撮影者がファインダを覗いて構図を決定している際にオートパワーオフ機能が働いてしまうのを防止でき、言いかえると、撮影者はオートパワーオフ機能を気にせずにじっくりと構図を決定することができる。また、撮影者に撮影の意思が無い場合には、早めにオートパワーオフ機能が働いてレンズ20が収納されて電源がOFFされるので、レンズの破損防止及び省電力化が可能となる。
【0058】
なお、本実施の形態では、タッチセンサ18A、18Bにより検出した把持状態をオートパワーオフ起動時間の設定にのみ用いる場合を例に説明したが、オートパワーオフ起動時間の設定と共に他の目的にも検出した把持状態を利用してもよい。
【0059】
例えば、一般に、撮影者がデジタルカメラを両手で把持して撮影を行なう場合には、手振れは発生し難いが、片手で把持している場合には、手振れが発生し易いことが知られている。この手振れ防止のためには、デジタルカメラ10が撮影者により片手で把持されている場合には、CPU60により、オートパワーオフ起動時間を通常の時間に設定すると共に、シャッタスピードを高めの設定値に変更し、撮影により得られた被写体像が手振れによる影響を受け難くしたり、手振れが発生し易いことを示す手振れ警告を撮影者に報知するとよい。この場合の手ぶれ警告を報知するための報知手段としては、例えば液晶ディスプレイ32や図示しないスピーカを用いることができ、液晶ディスプレイ32やスピーカから警告メッセージを出力させればよい(警告マーク表示や警告音出力でも可)。
【0060】
また、デジタルカメラ10が撮影者により片手で把持されている場合や把持状態に無かった場合には、撮影が実行される可能性が低いため、CPU60により、オートパワーオフ起動時間を通常の時間或いは通常よりも短い時間に設定すると共に、該オートパワーオフ起動時間を設定した時などのオートパワーオフ機能の起動前に、液晶ディスプレイ32への電力供給をストップするなど省電力モードに切り替え、省電力化を図るようにしてもよい。
【0061】
また、上記では、タッチセンサ18A、18Bによりデジタルカメラ10が撮影者による把持状態に無いことを検出した場合は、撮影意思が無いと判断する場合を例に説明したが、撮影者により把持されていなくても三脚を使用して撮影する場合もある。このことを考慮して、図2に点線で示すように、固定検出手段として、三脚使用を検出する三脚センサ70をデジタルカメラ10に更に設けてもよい。詳しくは、この三脚センサ70は、CPU60に接続し、CPU60において三脚の使用の有無を常時把握可能となっている。CPU60は、三脚センサ70により三脚使用が確認された場合には、撮影者により把持状態に有る場合と同様に、オートパワーオフ起動時間を例えば通常よりも長めの時間或いは通常の時間に設定する。これにより、撮影者による把持状態に無くても三脚センサ70により三脚使用が確認された場合には、撮影者に撮影意思が有るとして扱うことができ、三脚使用にも対応可能である。
【0062】
なお、三脚センサ70については、デジタルカメラ10に三脚が取り付けられたことを検出できれば、特にその種類や設置位置は限定されるものではない。例えば、デジタルカメラ10の底面に一般に設けられている三脚の雄ネジが螺合される三脚用ネジ穴の内部で、且つ螺合された雄ネジの先端部によって押圧される部位に圧力変化を検出する圧力センサを設けることによって、三脚使用を検出することができる。
【0063】
【発明の効果】
上記に示したように、本発明は、沈胴型のレンズを用いた撮像装置において、レンズの保護効果を向上することができるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施の形態に係わるデジタルカメラの、(A)はズームレンズが本体内に収納された状態、(B)はズームレンズが伸長されている状態の外観(前面)を示す斜視図である。
【図2】 本実施の形態に係わるデジタルカメラの電気系の構成を示すブロック図である。
【図3】 本実施の形態に係わるデジタルカメラで実行されるオートパワーオフ起動時間の設定処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 デジタルカメラ
16 レンズバリヤ
18A 、18B タッチセンサ
20 レンズ
22 鏡筒
24 電源スイッチ
26 シャッタースイッチ
32 液晶ディスプレイ
34 モードスイッチ
36 カーソルボタン
40 CCD
52 モータドライブ
54 モータドライブ
60 CPU
70 三脚センサ

Claims (3)

  1. 光軸方向に鏡筒が伸縮可能で、且つ鏡筒の収縮により本体内部に格納可能な沈胴式のレンズを備え、撮影のために、前記鏡筒を伸長しているときに、予め設定された所定時間操作されなかった場合は、自動的に前記鏡筒を収縮して前記沈胴式のレンズを前記本体内に収納する撮像装置であって、
    撮影指示ボタンとは別体に設けられ、且つ少なくとも前記撮像装置筐体の左右を含む複数の位置に離間して各々設けられ、撮影者により把持されていることを検出する把持検出手段と、
    複数の前記把持検出手段による複数の検出結果に基づいて、撮像者の少なくとも3段階の撮影意思レベルに応じて前記所定時間の値を設定する設定手段と、
    を有することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記撮像装置が固定部材を用いて固定されていることを検出する固定検出手段を更に備え、
    前記設定手段は、前記固定検出手段による検出結果により前記撮像装置の位置が固定部材を用いて固定されている場合には、前記撮像装置が撮影者により把持されているとして前記所定時間の値を定める、
    ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 複数の前記把持検出手段による複数の前記検出結果に応じて、手振れ警告及びシャッタースピードを高めの設定値に変更することのうち少なくとも何れか一方により手振れ防止措置を行うことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の撮像装置。
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