JP4118464B2 - 取付基体への装着物の取付構造 - Google Patents

取付基体への装着物の取付構造 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、浴水の外部循環用の取出口若しくは戻し口或いは取出口及び戻し口を形成する循環口装置を浴槽の側壁に取り付けるための構造等として好適な、取付基体への装着物の取付構造に関する。
【0002】
【発明の背景】
従来、浴水の追炊きのために浴水の外部循環用の取出口若しくは戻し口或いは取出口及び戻し口を形成する循環口装置を浴槽の側壁に取り付けることが行われている。
この循環口装置を浴槽の側壁に取り付けるに際して、これを浴槽の内側から取付施工できることが望ましい。
【0003】
そのための取付構造として図6に示すような取付構造が考えられる。
同図において200は浴槽の側壁、202はその側壁200に形成された貫通の取付孔であり、204は循環口装置である。
循環口装置204からは導管206が延び出しており、その先端の接続部208において外部配管が接続されるようになっている。
【0004】
この循環口装置204からは締結ボルト210が延び出しており、その締結ボルト210によって、側壁200の外側に位置するホルダ212と循環口装置204とが側壁200を内外両側から(表裏両側から)挟み付ける状態に締結され、以って循環口装置204が側壁200内面に取付固定されている。
尚ホルダ212には雌ねじ孔214が形成されており、締結ボルト210はその雌ねじ孔214にねじ込まれている。
【0005】
図6(B)はこの取付構造の施工方法を示している。
図示のようにこの取付構造では、予め締結ボルト210にホルダ212を螺合しておき、その状態で全体を傾けて締結ボルト210及びホルダ212を導管206とともに取付孔202に、側壁200の内側から外側へと挿通し、その後全体の姿勢を元に戻した上で、締結ボルト210を側壁200の内側から回転操作してホルダ212の雌ねじ孔214に深くねじ込み、それらホルダ212及び循環口装置204が側壁200を挟み付ける状態に循環口装置204とホルダ212とを強く締結する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
この取付構造では側壁200の外側に作業者が回り込んで取付作業しなくても、側壁200の内側から循環口装置204を側壁200に取付作業でき、従って1人の作業者で循環口装置204の取付作業ができる利点がある。
しかしながらこの取付構造の場合、ホルダ212を締結ボルト210に対し略直角姿勢に予め螺合した状態でホルダ212を締結ボルト210とともに取付孔202に挿通しなければならないことから、ホルダ212を取付孔202に対し内側から外側に通過させることが簡単ではなく、作業に困難を伴うといった問題がある。
【0007】
そこで締結ボルト210をホルダ212に直接螺合せず、ホルダ212を締結ボルト210に対し自由に傾動させるようにしておいて、そのホルダ212の裏側で締結ボルト210にナットを螺合し、ホルダ212を取付孔202に対し通過させる際にはホルダ212を傾動させることによって取付孔202を通過させ、そしてホルダ212が側壁200の外側に位置したところでこれを締結ボルト210に対し直角となる向きに戻し、締結ボルト210とナットとの締付力でホルダ212と循環口装置204とにより側壁200を挟持させるようにするといったことが考えられる。
【0008】
しかしながらホルダ212を締結ボルト210に対し自由に傾動できるようにしておくと、取付孔202を通過させることは容易となるものの、その後側壁200の外側においてホルダ212を締結ボルト210に対し略直角姿勢に再び戻した上で締結ボルト210による締付操作を行わなければならず、その際の作業が面倒となって取付施工性の点で必ずしも十分とは言えない。
【0009】
以上循環口装置204を浴槽の側壁200に取り付ける場合を例として説明したが、側壁200以外の壁その他の取付基体への装着物の取付けに際しても同様の問題が生じ得る。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明はこのような課題を解決するためになされたものである。
而して請求項1の取付構造は、壁等取付基体に装着される装着物から締結ボルトを延び出させて、該締結ボルトにナットを介してホルダを予め螺合しておき、その状態で該締結ボルト及び該ホルダを該取付基体の表側から取付孔を通して裏側へ挿通し、該取付基体の裏側に位置させた前記ホルダと該取付基体の表側に位置させた該装着物とで、それらが該取付基体を表裏両側から挟み付ける状態に締結するようになした取付構造であって、前記ホルダには、前記締結ボルトの挿通孔と、該締結ボルトに螺合した前記ナットの締付力を受ける受面とを設けるとともに、該挿通孔と該締結ボルトとの間には該ホルダの該締結ボルトに対する傾動を可能とする隙間を形成し、且つ該ホルダに、常時は該ホルダを該締結ボルトに対し略直角姿勢に保持する一方、該ホルダに対して強制的な傾動力が加わったときに弾性変形して該ホルダの傾動を許容し、該傾動力が無くなると弾性復元力によって該ホルダを該締結ボルトに対して略直角姿勢に戻すばね部材を装着したことを特徴とする。
【0011】
請求項2の取付構造は、請求項1に記載の取付構造において、前記ばね部材を前記ナットとホルダとにまたがって設けてあることを特徴とする。
【0012】
請求項3の取付構造は、請求項1,2の何れかに記載の取付構造において、前記ホルダは前記取付孔よりも寸法の大きなものであることを特徴とする。
【0013】
請求項4の取付構造は、請求項1〜3の何れかに記載の取付構造において、前記挿通孔には前記ばね部材用の収容室が形成してあり、該収容室に該ばね部材を収容してあることを特徴とする。
【0014】
請求項5の取付構造は、請求項1〜4の何れかに記載の取付構造において、前記ばね部材がゴム弾性体であることを特徴とする。
【0015】
請求項6の取付構造は、請求項5に記載の取付構造において、前記ゴム弾性体から成るばね部材に前記ナットがインサートしてあり、それらが一体に固着してあることを特徴とする。
【0016】
請求項7の取付構造は、請求項1〜6の何れかに記載の取付構造において、前記取付基体が縦向きの壁であって、前記取付孔が横向きの孔であることを特徴とする。
【0017】
請求項8の取付構造は、請求項1〜7の何れかに記載の取付構造において、前記取付基体が浴槽の側壁であって、前記装着物が該側壁の内面に取り付けられる、浴水の外部循環用の循環口装置若しくはその構成部材であることを特徴とする。
【0018】
【作用及び発明の効果】
上記のように本発明は、ホルダにナットの締付力を受ける受面を設けるとともに、ホルダを締結ボルトに対し傾動可能となし、且つ常時はホルダを締結ボルトに対し略直角姿勢に保持し、ホルダに対し強制的な傾動力が加わったときに弾性変形してホルダの傾動を許容するばね部材を設けたもので、この取付構造においては、ばね部材の弾性変形によるホルダの傾動によって容易にこれを取付孔を通過させることができる。
【0019】
而して取付孔を通過した後において、ホルダはばね部材の復元力によって当初の姿勢、即ち締結ボルトに対し略直角姿勢に戻り、従ってその後において単に締結ボルトをナットに深くねじ込むだけで、簡単にホルダと装着物とで取付基体を挟み付ける状態となすことができる。
【0020】
即ち本発明においては、ホルダを取付孔を通過させた後においてこれを再び締結ボルトに対し略直角となる姿勢に戻すための操作を行わなくても良く、従って本発明によれば装着物の取付作業性が大幅に向上する。
【0021】
ここで上記ばね部材はホルダとナットとにまたがって設けておくことができる(請求項2)。
このようにすれば、ホルダをナットを介し締結ボルトに螺合した状態を保ちつつ、ばね部材の弾性変形により傾動させることができ、またその弾性復元力によってホルダを再び締結ボルトに対し略直角となる姿勢に戻すことができる。
【0022】
本発明においては、ホルダを複数用い、それらが協働して装着物とともに取付基体を挟み付けるようになすこともできるが、かかるホルダとして取付孔よりも寸法の大きいものを用いることができる(請求項3)。
このようにすれば単一のホルダを用いるだけで装着物の取付けができ、従って締結ボルトのねじ込みも1つのボルトについてだけ行うだけで良い利点が得られる。
【0023】
本発明においては、上記ホルダの挿通孔にばね部材用の収容室を形成しておいて、そこにばね部材を収容しておくことができる(請求項4)。またかかるばね部材としてゴム弾性体を用いることができる(請求項5)。
この場合において、そのゴム弾性体から成るばね部材に上記ナットをインサートしておき、それらを一体に固着しておくことができる(請求項6)。
このようにすればばね部材の取付けが容易になり、またホルダにばね部材を容易に保持させておくことができる。
【0024】
本発明は水平な取付基体に対し装着物を取り付けるに際して適用可能であるが、特に縦向きの壁に対し、横向きの取付孔において装着物を取り付ける際の取付構造として好適である(請求項7)。
また本発明は、浴水の外部循環用の循環口装置若しくはその構成部材を浴槽の縦向きの側壁に取り付けるための取付構造として特に好適である(請求項8)。
【0025】
【実施例】
次に本発明の実施例を図面に基づいて詳しく説明する。
図1及び図2において10は浴槽の側壁、12は側壁10に形成された取付孔であり、14は側壁10に浴水を外部循環させるための取出口及び戻し口を形成するための循環口装置である。
【0026】
循環口装置14はベース16と本体18とを有しており、それらがボルト20にて組み付けられている。
ベース16は嵌合突部21を有しており、その嵌合突部21が取付孔12内に嵌合されている。またベース16には環状のシール部材22が取り付けられており、このシール部材22によってベース16と側壁10との間が水密にシールされている。
【0027】
この循環口装置14は、図1(B)に示しているように浴水の取出通路23と戻し通路24とを有しており、それらに連通する状態で一対の導管26が延び出している。
各導管26の先端部には接続部27が設けてあり、その接続部27において外部配管と接続されるようになっている。
上記取出通路23及び戻し通路24は、それぞれ本体18の外周面で浴槽内に開口しており、その開口を通じて浴水を外部に取り出し、又は外部循環した浴水を浴槽内へと戻すようになっている。
【0028】
上記ベース16にはボルトの挿通孔28が形成されており、そこに締結ボルト29が挿通されている。
尚締結ボルト29と挿通孔28とは、Oリング30にて水密にシールされている。
32は側壁10の外側(裏側)に位置し、循環口装置14とともに側壁10を挟み付けて循環口装置14を取付位置に保持するホルダであって、両端の幅広の当接部34と、幅の狭い棒状の中間部36とを有しており、それら当接部34が側壁10の外面に当接し、また中間部36が図1(B)に示しているように一対の導管26の間に位置している。
【0029】
このホルダ32には、図1(A)の拡大図に示しているように挿通孔38と、後述のナット44の締付力を受ける受面40とが形成されており、その挿通孔38に上記締結ボルト29が挿通されている。
ここで挿通孔38と締結ボルト29との間には、ホルダ32の締結ボルト29に対する傾動を可能とする隙間が形成されている。
【0030】
挿通孔38は、小径部41と大径部42とを有している。大径部42は内側に収容室を形成していて、そこに締結ボルト29に螺合されたナット44とゴム弾性体(ばね部材)46とを収容している。
ここでナット44は、ゴム弾性体46の成形時にインサートにより一体に固着されている。更にまた本例では、ゴム弾性体46がホルダ32の挿通孔38の大径部42内面に接着により固定されている。
【0031】
挿通孔38の上記大径部42は、図1(A)の拡大図に示しているようにテーパ形状をなしており、これによってホルダ32がゴム弾性体46の弾性変形を伴ってナット44に対し傾動可能とされている。即ちホルダ32がナット44を介し締結ボルト29に螺合した状態の下で、締結ボルト29に対し傾動可能とされている。
但しホルダ32は通常時はゴム弾性体46により締結ボルト29に対し略直角となる姿勢に保持されている。
【0032】
図3及び図4は本例の取付構造における循環口装置14の取付手順を示している。
図3(I)に示しているように、本例の取付構造にあっては締結ボルト29にホルダ32をナット44を介して予め螺合しておき、その状態で締結ボルト29及びホルダ32を導管26とともに側壁10の取付孔12に挿通する。
尚このとき、ホルダ32はゴム弾性体46によって締結ボルト29に対し略直角となる姿勢に保持されている。
【0033】
そして図3(II)に示しているようにホルダ32が取付孔12を通過する際、ホルダ32に対して側壁10により傾動力が加わると、その時点でホルダ32はゴム弾性体46の弾性変形を伴って締結ボルト29に対し傾いた状態となる。
これによりホルダ32は取付孔12を容易に通過することができる。
【0034】
取付孔12を通過すると、同図(III)に示しているようにホルダ32はゴム弾性体46の復元力によって再び締結ボルト29に対し略直角となる姿勢に自動的に復帰する。
その後締結ボルト29を回転操作すると、図4(IV)に示しているように締結ボルト29がナット44に対し深くねじ込まれ、ここにおいてホルダ32と循環口装置14とが側壁10を内外両側から強く挟み付ける状態に側壁10に固定される。
【0035】
以上のような本例の取付構造においては、ゴム弾性体46の弾性変形によるホルダ32の傾動によって容易にこれを取付孔12を通過させることができる。
而して取付孔12を通過した後においては、ホルダ32はゴム弾性体46の復元力によって当初の姿勢、即ち締結ボルト29に対し略直角姿勢に戻るため、その後単に締結ボルト29をナット44に深くねじ込むだけで簡単に循環口装置14を側壁10に取付固定できる。
【0036】
従って本例によれば、ホルダ32を取付孔12を通過させた後に締結ボルト29に対して略直角となる姿勢に戻すための操作が不要であり、循環口装置14の取付作業性が大幅に向上する。
【0037】
また本例ではゴム弾性体46をホルダ32とナット44とにまたがって設けていることから、ホルダ32をナット44を介し締結ボルト29に螺合した状態を保ちつつゴム弾性体46の弾性変形により傾動させ得、またその弾性復元力によってホルダ32を再び締結ボルト29に対し略直角となる姿勢に戻すことができる。
【0038】
その他本例では、かかるホルダ32として取付孔12よりも寸法の大きいものを用いているため、単一のホルダ32を用いるだけで循環口装置14の取付けができ、従って締結ボルト29のねじ込みも1つのボルトについてだけ行うだけで良い。
この例においては、ナット44をインサートによりゴム弾性体46に一体に固着しているため、ゴム弾性体46の取付けが容易であり、またホルダ32によるゴム弾性体46の保持が容易である。
【0039】
図5は本発明の他の実施例を示している。
この例において循環口装置14は、上記第一の実施例におけるベースと本体とが一体に構成されている。そしてその循環口装置14から締結ボルト29が延び出しており、そこにホルダ32がナット44を介して螺合されている。
【0040】
この例においても、図5(D)に示しているようにホルダ32の挿通孔38は小径部41と大径部42とを有している。
大径部42は内側に収容室を形成していて、そこに締結ボルト29に螺合されたナット44と金属製の圧縮コイルスプリング(ばね部材)48とを収容している。
スプリング48はその一端をナット44に当接させ、また他端をホルダ32の環状溝に弾性的に嵌められたEリング等の止め輪50に当接させており、ナット44とホルダ32とに対し互いに逆向きの弾発力を及ぼしている。
【0041】
本例の取付構造においても、ホルダ32はスプリング48の弾発力によって締結ボルト29に対し略直角となる姿勢に保持されており、そして取付孔12を通過する過程で側壁10から傾動力が加わると、その時点でスプリング48の弾性変形により締結ボルト29に対し傾動する。そしてその傾動姿勢で取付孔12を通過したところで、再びスプリング48の復元力により当初の姿勢、即ち締結ボルト29に対し略直角となる姿勢に復帰する。
尚他の点については上記実施例と同様である。
【0042】
以上本発明の実施例を詳述したがこれはあくまで一例示である。
例えば本発明は浴槽の側壁に上記とは異なる形態の循環口装置又はその他の装置を取り付けるに際して適用可能であるし、或いは部屋の壁に手摺り等の装着物を取り付けるに際し適用することも可能である。
【0043】
更にはカウンター等の水平な取付基体に対し水栓器具その他の物品を取り付けるに際して適用することも可能であるなど、本発明はその主旨を逸脱しない範囲において種々変更を加えた形態で構成可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例である循環口装置の取付構造を示す図である。
【図2】 図1の取付構造を各部材に分解して示す図である。
【図3】 図1の取付構造における循環口装置の取付手順を示す図である。
【図4】 図3に続く取付手順を示す図である。
【図5】 本発明の他の実施例の取付構造を示す図である。
【図6】 本発明の背景説明のための説明図である。
【符号の説明】
10 側壁
12 取付孔
14 循環口装置
28,38 挿通孔
29 締結ボルト
32 ホルダ
40 受面
44 ナット
46 ゴム弾性体(ばね部材)
48 スプリング(ばね部材)

Claims (8)

  1. 壁等取付基体に装着される装着物から締結ボルトを延び出させて、該締結ボルトにナットを介してホルダを予め螺合しておき、その状態で該締結ボルト及び該ホルダを該取付基体の表側から取付孔を通して裏側へ挿通し、該取付基体の裏側に位置させた前記ホルダと該取付基体の表側に位置させた該装着物とで、それらが該取付基体を表裏両側から挟み付ける状態に締結するようになした取付構造であって、
    前記ホルダには、前記締結ボルトの挿通孔と、該締結ボルトに螺合した前記ナットの締付力を受ける受面とを設けるとともに、該挿通孔と該締結ボルトとの間には該ホルダの該締結ボルトに対する傾動を可能とする隙間を形成し、且つ該ホルダに、常時は該ホルダを該締結ボルトに対し略直角姿勢に保持する一方、該ホルダに対して強制的な傾動力が加わったときに弾性変形して該ホルダの傾動を許容し、該傾動力が無くなると弾性復元力によって該ホルダを該締結ボルトに対して略直角姿勢に戻すばね部材を装着したことを特徴とする取付基体への装着物の取付構造。
  2. 請求項1に記載の取付構造において、前記ばね部材を前記ナットとホルダとにまたがって設けてあることを特徴とする取付基体への装着物の取付構造。
  3. 請求項1,2の何れかに記載の取付構造において、前記ホルダは前記取付孔よりも寸法の大きなものであることを特徴とする取付基体への装着物の取付構造。
  4. 請求項1〜3の何れかに記載の取付構造において、前記挿通孔には前記ばね部材用の収容室が形成してあり、該収容室に該ばね部材を収容してあることを特徴とする取付基体への装着物の取付構造。
  5. 請求項1〜4の何れかに記載の取付構造において、前記ばね部材がゴム弾性体であることを特徴とする取付基体への装着物の取付構造。
  6. 請求項5に記載の取付構造において、前記ゴム弾性体から成るばね部材に前記ナットがインサートしてあり、それらが一体に固着してあることを特徴とする取付基体への装着物の取付構造。
  7. 請求項1〜6の何れかに記載の取付構造において、前記取付基体が縦向きの壁であって、前記取付孔が横向きの孔であることを特徴とする取付基体への装着物の取付構造。
  8. 請求項1〜7の何れかに記載の取付構造において、前記取付基体が浴槽の側壁であって、前記装着物が該側壁の内面に取り付けられる、浴水の外部循環用の循環口装置若しくはその構成部材であることを特徴とする取付基体への装着物の取付構造。
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