JPH1037259A - 水栓用ジョイントエルボの取付構造 - Google Patents

水栓用ジョイントエルボの取付構造

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JPH1037259A
JPH1037259A JP19101696A JP19101696A JPH1037259A JP H1037259 A JPH1037259 A JP H1037259A JP 19101696 A JP19101696 A JP 19101696A JP 19101696 A JP19101696 A JP 19101696A JP H1037259 A JPH1037259 A JP H1037259A
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    • E03C1/02Plumbing installations for fresh water
    • E03C1/021Devices for positioning or connecting of water supply lines
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ジョイントエルボを取付けるL型の取付板に
サイズの異なる鞘管を固定できるようにする。 【解決手段】 取付板15に送水管1に接続するジョイン
トエルボ3を固定する。この後、送水管1に外装する鞘
管2をU字型のクランプ24によって取付板15に固定す
る。この取付板15へのクランプ24の固定は、クランプ24
の両端に形成する係止片25の基部側を取付板15の切欠部
21から挿入させ、クランプ24の弾性復元力により係止片
25を切欠凹部26,27のいずれかに嵌め入れる。この切欠
凹部26,27は鞘管2のサイズに応じて間隔が異なるか
ら、サイズの異なる複数種のクランプ24を取付板15に固
定でき、取付板15を共通化できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建物内の浴室、ト
イレ、洗面室などの壁面に水栓を固定する水栓用ジョイ
ントエルボの取付構造。
【0002】
【発明の解決しよとする技術的課題】近年、マンション
などの集合住宅や、高層建造物における給水、給湯用の
配管工法として鞘管ヘッダー工法と称する工法が広く知
られている。この鞘管ヘッダ工法は、給水装置に繋がる
ヘッダーから合成樹脂性の送水管を分岐させ、この送水
管をフレキシブルな鞘管で外装して床下や天井裏などに
這わせ、さらにこの鞘管を水栓の取付位置まで引き回す
ために壁板の裏側に配設して送水管に接続したジョイン
トエルボを壁板に形成する開口孔に臨ませるように固定
し、この後、ジョイントエルボに水栓を接続するように
している。
【0003】そして、このような鞘管ヘッダー工法にお
ける送水管と水栓との接続構造として、例えば、特開平
4−20618号、特開平5−79072号公報には、
送水管と接続するL型のジョイントエルボをボックスの
内部に収納し、このボックスの底部側に送水管に外装し
た鞘管の端部を固定した状態で該ボックスを壁板の裏面
側に固定するように構成したボックス型の継手が開示さ
れている。
【0004】このようなボックス型の継手は構造が複雑
でコストが嵩むうえ、ボックス内の狭い空間でジョイン
トエルボと送水管とを連結する必要があるため、送水管
の更新時などにおいて、送水管の着脱作業に手間がかか
るため、作業性に劣るものであった。
【0005】このため、ジョイントエルボを収納するボ
ックスを廃止し、ジョイントエルボを単にL型に折曲し
た支持具に固定するように構成したジョイントエルボの
支持具が実開平5−71574号公報などで開示されて
いる。しかし、この支持具は、ジョイントエルボのみを
固定するもので、送水管を保護する鞘管の固定手段がな
いから、前述した鞘管ヘッダー工法に用いる場合、鞘管
の固定手段を別途設ける必要があり構造が複雑化する。
しかも、高層建造物などにおける給水、給湯用の送水管
は、流水量に応じてサイズの異なる複数種の送水管が用
いられ、その送水管に外装する鞘管も必然的に送水管の
サイズに応じて複数種のものが用いられているから、そ
のサイズに応じた支持具を何種類も容易する必要があ
り、製造工程も煩雑となり、部品管理も複雑化するとい
う問題があった。
【0006】本発明は、このような問題点を解決しよう
とするもので、構造が簡単なL型の取付板にジョイント
エルボと鞘管とを簡単に固定できるとともに、サイズの
異なる鞘管を単一の取付板に固定することが可能な水栓
用ジョイントエルボの取付構造を提供することをその目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、前記
目的を達成するために、両端部に送水管と水栓の接続口
を有するジョイントエルボを設け、このジョイントエル
ボと前記送水管に外装する鞘管とを固定する断面L型の
取付板を設け、この取付板を壁板の裏面側に固定して前
記水栓の接続口を前記壁板の開口孔に臨ませるように前
記ジョイントエルボを固定する水栓用ジョイントエルボ
の取付構造において、前記鞘管を固定するための可撓性
を有するU字型のクランプを設け、このクランプの両端
部に外側に屈曲する係止片を形成し、前記取付板の下端
縁には、前記クランプの両端部を挿通する一対の切欠部
を形成するとともに、その切欠部に前記係止片を係止す
る切欠凹部を形成して構成される。
【0008】上記構成によれば、L型に折曲した取付板
にジョイントエルボを固定するようにしたから、施工が
容易であり、また、ジョイントエルボと送水管との接続
作業も簡単に行える。しかも、クランプの両端部を取付
板の切欠部に挿通し、クランプの弾性復元力によりクラ
ンプの係止片を取付板の切欠凹部に嵌め入れるだけで取
付板に鞘管を簡単に固定することができる。
【0009】請求項2の発明は、前記請求項1記載の水
栓用ジョイントエルボの取付構造において、ジョイント
エルボの水栓側接続口の外周に取付座を側方に向かって
突設するとともに、前記取付板の前面側に前記取付座と
嵌合する位置決め凹部を設けて構成される。
【0010】上記構成によれば、取付板とジョイントと
を固定するとき、エルボジョイントエルボの取付座が取
付板の前面側に形成する位置決め凹部に嵌まりジョイン
トエルボと取付板との位置合わせを正確に固定できる。
【0011】請求項3の発明は、前記請求項1記載の水
栓用ジョイントエルボの取付構造において、クランプを
係止する切欠凹部を段差状に連続させて複数形成して構
成される。
【0012】上記構成によれば、サイズの異なる複数種
の鞘管を固定する場合であっても、そのサイズに応じて
複数種の取付板を用意する必要がなく、取付板を共通化
できる。
【0013】
【発明の実施形態】本発明における水栓用ジョイントエ
ルボの取付構造の一実施例について、図1〜図5を参照
しながら説明する。同図において、1はボリブデンなど
から成る送水管、2はこの送水管1に外装する蛇腹状の
鞘管、3は砲金などの金属製材料から成形されるジョイ
ントエルボである。
【0014】ジョイントエルボ3は両端に接続口4,5
を有して全体としてL型に形成され、その一端側の接続
口4の外周に前記送水管1の固定リング6が一体的に固
着されている。また、他端側の接続口5の内周面には水
栓7を接続するねじ部8が形成され、さらに、その接続
口5の外周面に鍔状の取付座9を横方向に向かって突設
し、この取付座9にねじ10を挿通する一対の透孔11を形
成する。
【0015】15は前記ジョイントエルボ3を固定する取
付板であり、垂直壁15Aと水平壁15Bとを有して断面L
型に折曲形成している。この取付板15の垂直壁15Aに
は、前記固定リング6より径大であり、かつ前記取付座
9が挿通可能な縦長の長孔16と前記取付座9の透孔11と
対応するねじ孔17とが形成され、一方、取付板15の水平
壁15Bには釘やビスなどを通す透孔18が形成されてい
る。また、垂直壁15Aの下端縁には前記鞘管2の突当片
20を切り起し形するための左右一対の切欠部21が間隔を
おいて形成されている。なお、前記突当片21は前記鞘管
2の外周面に接するように外端縁を湾曲状に切り欠いて
前記鞘管2と概ね同じ曲率を有する縁部21Aを形成して
いる。
【0016】24は前記鞘管2を固定するクランプであ
り、ばね鋼材を素材とする帯板を鞘管2の径サイズに応
じて概ねU字状に形成してある。なお、クランプ24の両
端には外側に折曲した係止片25が形成され、この係止片
25を前記取付板15の切欠部21から通して前記鞘管2を前
記取付板15に固定する。この場合、前記取付板15の切欠
部21にはクランプ24の係止片25を嵌め入れる複数の切欠
凹部26,27が段差状に切り欠いて連続的に形成されてい
る。つまり、前記送水管1及びこの送水管1を外装する
鞘管2は、流水量に応じて各種のサイズのものが使用さ
れ、当然、鞘管2を固定するクランプ24も鞘管2のサイ
ズに応じて複数種用意され、そのクランプ24を固定する
切欠凹部26,27を順次間隔が広がるように段差状に切り
欠いて形成することにより、サイズが異なる複数種のク
ランプ24を同じ取付板15に固定することができる。
【0017】30は前記取付板15の垂直壁15Aにスポット
溶接などの適宜手段で固着される筒体であり、壁板31に
形成する開口孔32に嵌め入れる環状周壁部30Aと前記取
付板15に突き当てる底面部30Bとを有する有底筒型に形
成してある。そして、筒体30の底面部30Bに前記長孔16
と同一の長孔33が穿設され、この長孔33の内周面に前記
ジョイントエルボ3の取付座9と嵌合するようにほぼU
字型に切り欠いた位置決め凹部34を形成している。
【0018】40は前記壁板31に形成する開口孔32の前面
周縁部を覆う円板状の化粧キャップであり、前記ジョイ
ントエルボ3と前記水栓7との間に介在している。この
化粧キャップ40は、その中心に前記接続口5の貫通孔41
が形成され、その貫通孔41の前面周縁に防水用のOリン
グ41を装着している。
【0019】次に以上のように構成される本実施例の取
付手順について説明する。まず、ジョイントエルボ3の
接続口4に送水管1を嵌め入れ、固定リング6によって
ジョイントエルボ3に送水管1を接続する。このように
して予めジョイントエルボ3と送水管1を組み付けた状
態でジョイントエルボ3を取付板15に固定する場合、ジ
ョイントエルボ3の取付座9を取付板15の長孔16,33に
通して取付板15の前面側に取付座9を位置させる。そし
て、取付板15を90度回転させて取付座9の透孔11に挿
通したねじ10をねじ孔17に螺着してジョイントエルボ3
と取付板15とを固定する。なお、予めジョイントエルボ
3と送水管1とをセットした後、ジョイントエルボ3を
取付板15に固定した場合を例に説明したが、これ以外で
もジョイントエルボ3を取付板15を固定してからジョイ
ントエルボ3に送水管1を固定する方法もある。この場
合、取付板15の前面側からジョイントエルボ3の固定リ
ング6を取付板15の長孔16,33に通して取付板15とジョ
イントエルボ3とを固定し、この後、ジョイントエルボ
3に送水管1を接続すればよい。つまり、予めジョイン
トエルボ3と送水管1を組み付けた状態でジョイントエ
ルボ3を取付板15に固定するか、もしくは、ジョイント
エルボ3を取付板15を固定してからジョイントエルボ3
に送水管1を固定するかは現場で施工しやすい方法を選
択的に採用すればよい。また、取付板15とジョイントエ
ルボ3との固定に際して、ジョイントエルボ3の取付面
となる取付板15の前面側には、取付座9と嵌合する位置
決め凹部34が取付板15の前面側に固着する筒体30の底面
部30Bに切欠形成してあるから、ジョイントエルボ3の
取付座9と位置決め凹部34とを嵌合させてジョイントエ
ルボ3と取付板15との位置合わせを簡単に行うことがで
きるとともに、筒体30の中心にジョイントエルボ3の接
続口5を同芯的に組み付けることができる。このように
して送水管1、ジョイントエルボ3、取付板15を組み付
けた後、送水管1に外装する鞘管2をクランプ24によっ
て取付板15に固定するが、この取付板15へのクランプ24
の固定は、クランプ24をやや撓ませた状態で、その両端
部を取付板15の切欠部21から挿入してクランプ24を上方
側にスライドさせることにより、クランプ24の弾性復元
力によって係止片25が切欠部21に形成する切欠凹部26,
27のいずれかに弾発的に嵌入する。すなわち、図5に示
すように、鞘管2の径が太い場合、当然、その鞘管2を
固定するクランプ24の径も大型なものを使用するから、
外側の切欠凹部27にクランプ24の係止片25を係止し、細
い鞘管2を使用する場合、内側の切欠凹部26にクランプ
24の係止片25を係止する。つまり、サイズの異なる複数
種のクランプ24を取付板15に固定できる。こうしてクラ
ンプ24によって鞘管2を取付板15に固定した後、取付板
15の前面に固着した筒部30の環状周壁部30Aを壁板31の
開口孔32に嵌め入れた状態で取付板15の水平壁15Bに形
成する透孔18にくぎ45などの止着具を通し、これを桟木
46に固定する。そして、ジョイントエルボ3の接続口5
に化粧キャップ40の貫通孔41を貫通させ、接続口5のね
じ部8に水栓7をねじ込んで水栓7の施工作業が終了す
る。
【0020】以上のように本実施例においては、L型に
折曲した極めて簡単な構造の取付板15にジョイントエル
ボ3を固定でき、従来のようなジョイントエルボ3を内
蔵するボックスを廃止できるからコストダウンが可能で
ある。また、狭いボックスの内側でジョイントエルボ3
の組み付ける必要もないから、作業的にもジョイントエ
ルボ3を簡単に組み付けることができる。しかも、本実
施例では、L型に折曲した取付板15に鞘管2をクランプ
24により簡単に固定することができる。
【0021】また、予め工場などにおいてジョイントエ
ルボ3と送水管1及び鞘管2を取付板15に組み付けた状
態でセットしてユニット化することも可能であり、この
ように予めユニット化すれば施工現場での作業は単に取
付板15を桟木46に固定し、ジョイントエルボ3に水栓7
を組み付けるだけで済むため、現場での施工作業を簡略
化することができ、また、工期も短縮化できる。また、
このような方法以外でも取付板15にジョイントエルボ3
のみを組み付け、施工現場でジョイントエルボ3と送水
管1を接続し、クランプ24によって取付板15に鞘管2を
固定することも可能である。すなわち、予め各構成部品
をユニット化するかあるいは施工現場で各構成部品を固
定するかは、施工現場の状況に応じて任意に選択すれば
よい。
【0022】また、取付板15にジョイントエルボ3を組
み付ける際、ジョイントエルボ3の取付座9が取付板15
の前面側に固着する筒体30の底部に切り欠いた位置決め
凹部34に嵌まりジョイントエルボ3と取付板15との位置
合わせが簡単であり、また、筒体30の中心にジョイント
エルボ3の接続口5が同芯的に組み付けられる。しか
も、本実施例では取付板15の前面に壁板31の開口孔32に
嵌め入れる筒部30を固着しているから、壁板31の開口孔
32の中心にジョイントエルボ3の接続口5を正確に位置
合わせした状態でジョイントエルボ3を固定でき、施工
に伴う各構成部品の位置決め作業が簡単で、効率的であ
る。さらに、クランプ24による鞘管2の固定に際して、
クランプ24を切欠部21から挿通し、この後、クランプ24
を上方側にスライドさせてクランプ24自体の弾性復元力
によって取付板15に鞘管2を簡単に固定できる。しか
も、サイズの異なる複数種のクランプ24を固定できるよ
う、取付板15の切欠部21に幅の異なる二種類の切欠凹部
26,27を形成してあるから、サイズの異なる複数種の鞘
管2を固定する場合であっても、そのサイズに応じて複
数種の取付板15を用意する必要がなく、取付板15を共通
化できる。
【0023】また、取付板15の前面側にジョイントエル
ボ3を固定したことにより、ジョイントエルボ3を固定
するねじ10を緩めてジョイントエルボ3を取り外すこと
により、ジョイントエルボ3に接続する送水管1が長孔
16,33から引き出すことでき、送水管1の更新時にジョ
イントエルボ3と送水管1との着脱作業を迅速かつ容易
に行うことができる。
【0024】以上、本発明の一実施例を詳述したが本発
明は前記実施例に限定されるものではなく、本発明の要
旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。例えば、取
付板の形状などは適宜選定すればよいものであり、ま
た、取付板に固着した筒体の底面部にジョイントエルボ
の取付座と嵌合する位置決め凹部を、U字型に切り欠い
て形成した例を示したが、プレスなどにより、凹状に陥
没させて位置決め凹部を形成してもよい。
【0025】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、両端部に送水
管と水栓の接続口を有するジョイントエルボを設け、こ
のジョイントエルボと前記送水管に外装する鞘管とを固
定する断面L型の取付板を設け、この取付板を壁板の裏
面側に固定して前記水栓の接続口を前記壁板の開口孔に
臨ませるように前記ジョイントエルボを固定する水栓用
ジョイントエルボの取付構造において、前記鞘管を固定
するための可撓性を有するU字型のクランプを設け、こ
のクランプの両端部に外側に屈曲する係止片を形成し、
前記取付板の下端縁には、前記クランプの両端部を挿通
する一対の切欠部を形成するとともに、その切欠部に前
記係止片を係止する切欠凹部を形成して構成されるか
ら、ジョイントエルボを内蔵するボックスを廃止してコ
ストダウンが可能であり、また、狭いボックスの内側で
ジョイントエルボの組み付ける必要もないから、作業的
にもジョイントエルボを簡単に組み付けることができる
とともに、ジョイントエルボを組み付ける取付板に鞘管
を簡単に固定することができる。
【0026】請求項2の発明によれば、前記請求項1記
載の水栓用ジョイントエルボの取付構造において、ジョ
イントエルボの水栓側接続口の外周に取付座を側方に向
かって突設するとともに、前記取付板の前面側に前記取
付座と嵌合する位置決め凹部を設けて構成されるから、
ジョイントエルボと取付板との位置を正確に位置合せで
きる。
【0027】請求項3の発明によれば、前記請求項1記
載の水栓用ジョイントエルボの取付構造において、クラ
ンプを係止する切欠凹部を段差状に連続させて複数形成
して構成されるから、サイズの異なる複数種の鞘管を固
定する場合であても、そのサイズに応じて複数種の取付
板を用意する必要がなく、取付板を共通化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す分解斜視図である。
【図2】同上、水栓を取り付けた状態を示す全体断面図
である。
【図3】同上、組み付け後の状態を示す取付板の正面図
である。
【図4】同上、取付板の正面図である。
【図5】図3のA−A線断面図である。
【符号の説明】
1 送水管 2 鞘管 3 ジョイントエルボ 4,5 接続口 9 取付座 15 取付板 24 クランプ 25 係止片 26,27 切欠凹部 31 壁板 34 位置決め凹部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両端部に送水管と水栓の接続口を有する
    ジョイントエルボを設け、このジョイントエルボと前記
    送水管に外装する鞘管とを固定する断面L型の取付板を
    設け、この取付板を壁板の裏面側に固定して前記水栓の
    接続口を前記壁板の開口孔に臨ませるように前記ジョイ
    ントエルボを固定する水栓用ジョイントエルボの取付構
    造において、前記鞘管を固定するための可撓性を有する
    U字型のクランプを設け、このクランプの両端部に外側
    に屈曲する係止片を形成し、前記取付板の下端縁には、
    前記クランプの両端部を挿通する一対の切欠部を形成す
    るとともに、その切欠部に前記係止片を係止する切欠凹
    部を形成したことを特徴とする水栓用ジョイントエルボ
    の取付構造。
  2. 【請求項2】 前記ジョイントエルボの水栓側接続口の
    外周に取付座を側方に向かって突設するとともに、前記
    取付板の前面側に前記取付座と嵌合する位置決め凹部を
    設けたことを特徴とする請求項1記載の水栓用ジョイン
    トエルボの取付構造。
  3. 【請求項3】 前記クランプを係止する切欠凹部を段差
    状に連続させて複数形成したことを特徴とする請求項1
    記載の水栓用ジョイントエルボの取付構造。
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