JP4116119B2 - 茎稈挟持搬送装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、コンバイン等の収穫機における茎稈挟持搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
コンバイン等の収穫機において、刈取茎稈、殊にその株元部を移送する搬送装置は、搬送突起を有する搬送チエンの搬送作用側に挟持用茎稈ガイドを対設して両者間に挟持搬送経路を形成し、その挟持搬送経路に沿って茎稈を挟持移送するように構成される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
そして、上記のような挟持搬送装置にあっては、挟持搬送経路に茎稈が挟持されると、挟持茎稈量に応じて挟持用茎稈ガイドが搬送チエンから離間する方向に退動移行し、挟持茎稈量が減じればそれに応じて挟持用茎稈ガイドが搬送チエンに近づく方向に復動するように作動するのであるが、挟持用茎稈ガイドが搬送チエンから遠ざかる方向に退動移行した場合に、その挟持用茎稈ガイドが偏荷重を受けて搬送チエンに対し上下方向に位置ズレするようなことがあると、挟持用茎稈ガイドが搬送チエンに近づく方向に復動する際に正常な位置に復帰できなくて以降は適正な挟持搬送が果たせなくなるような不具合事態が生起する。本発明は、かかる不具合事態の生起をなくすることを目的として成されたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
そして、目的を達成するため、本発明は、搬送突起を有する搬送チエンの搬送作用側に挟持用茎稈ガイドを対設して両者間に挟持搬送経路を形成し、挟持搬送経路に沿って茎稈を挟持移送する茎稈挟持搬送装置において、前記挟持用茎稈ガイドが茎稈挟持によって搬送チエンから離間する方向に退動移行した際に同チエンから上下方向に外れないように位置維持する茎稈ガイド保持手段を、挟持用茎稈ガイドを挟んで搬送チエンとは反対側に設け、該茎稈ガイド保持手段に、搬送チエンから離れる方向に移行するに際し上方又は下方に位置ズレしようとする挟持用茎稈ガイドを正常な上下位置に導く誘導部を設けた茎稈挟持搬送装置にしている。
【0005】
また、前記茎稈ガイド保持手段を、搬送チエンの搬送始端部に対向配設される茎稈掻込み輪体部の巻込み防止案内体に設け、その茎稈ガイド保持手段を、前記巻込み防止案内体に挟持用茎稈ガイドに沿う方向の長孔を開設して挟持用茎稈ガイドが搬送チエンから退動離間する方向に移行した際、その一部分が長孔に入り込んで挟持用茎稈ガイドの上下方向移動が阻止される構成にし、茎稈ガイド保持手段である長孔の上下の縁辺部から挟持搬送経路に向けて誘導部を張出させて設け、搬送チエンから離れる方向に移行するに際し上方に位置ズレした挟持用茎稈ガイド又は下方に位置ズレした挟持用茎稈ガイドを誘導部との当接により茎稈ガイド保持手段に対して正常な上下位置に導くようにした茎稈挟持搬送装置になし、また、茎稈ガイド保持手段が設けられる巻込み防止案内体を、搬送チエンに近づく方向の弾発力を備えた部材若しくは支持構造にして設けるものにしている。
【0006】
【発明の実施の形態】
次に、本発明を3条刈コンバインの株元掻込搬送装置に適用した実施例について図面を参照して説明する。図4にみられるように、3条刈のコンバインは、クロ−ラ型走行装置(17)を有する機台(18)の左側部に、フィ−ドチエン(19)が左側部に位置した脱穀部(20)を搭載すると共に、機台(18)の右側部に操縦部(21)とエンジン等を収容した機械室(22)、排出オ−ガ(23)を備えたグレンタンク(24)等を配設し、また、機台(18)の前面部に3条刈の刈取部(25)を昇降自在に装設して構成されている。
【0007】
そして、刈取部(25)に導入されて刈り取られる茎稈の株元部を前記フィ−ドチエン(19)に受継挟持させると共にその茎稈の穂部を脱穀部(20)の扱室に供給して脱穀処理し、脱穀処理されたもののうちの精穀粒をグレンタンク(24)に貯留し、排藁を脱穀部(20)の後方から機外に排出する一連のコンバイン作業を行うようになっている。
【0008】
刈取部(25)の機枠は、前記機台(18)に対して上下回動可能な基枠(26)から前方に延出する4本の分草フレ−ム(27)の先端にそれぞれ分草板(28)を設け、相隣接する分草板(28)の間から後方に形成される茎稈導入路に3条の植立茎稈を導入するように構成され、茎稈導入路に導入された3条の植立茎稈を梳き起し整姿するタイン出没型の茎稈引起し装置(29)が、前記分草板(28)の後背部分から後方斜め上方に向けて後高に傾斜立設されている。
【0009】
そして、茎稈引起し装置(29)の後背下部に、茎稈導入路に導入された3条の植立茎稈の株元部を切断するレシプロ型の刈刃装置(図示省略)が横設され、その刈刃装置の上方前部から後部にかけての部位に株元掻込搬送装置(30)が設けられ、株元掻込搬送装置(30)により搬送集結される刈取茎稈の株元部を縦搬送チエン(31)に受継ぎ挟持させフィ−ドチエン(19)に向けて搬送すると共に、その刈取茎稈の穂先寄り部位を穂部係引搬送装置(32)に保持させて脱穀部(20)の扱室供給口に向けて移送するように構成されている。
なお、図示を省略したが、株元掻込搬送装置(30)からフィ−ドチエン(19)に茎稈を搬送する過程には、従前のものと同様に、手動又は自動制御による扱深さ調節機構が組込み構成されている。
【0010】
刈取部(25)の株元掻込搬送装置(30)は、図1に示すように構成され、この株元掻込搬送装置部に本発明が適用されている。図1において、刈取部機枠に横設される刈刃装置の上方に、互いに噛合回転する左右一対の茎稈掻込み輪体(33)(14)と、その横側部にやや間隔をおいて並設される単一の茎稈掻込み輪体(34)の計3個が設けられ、左右一対の茎稈掻込み輪体(33)(14)の間に2条の茎稈(a)(b)を掻込み、また、他の茎稈掻込み輪体(34)によって残る1条の茎稈(c)を掻き込むように構成されている。
【0011】
なお、(35)および(36)は、圃場に植立する2条の茎稈(a)(b)の株元部を左右一対の茎稈掻込み輪体(33)(14)の間に向けて誘導する左右一対の株元掻込みベルト機構、(37)は、残る1条の植立茎稈(c)の株元部を茎稈掻込み輪体(34)の掻込み作用部に向けて誘導する株元掻込みベルト機構であり、各々の株元掻込みベルト機構におけるベルトは、移送方向後方に傾斜した弾性係引ラグを備えている。また、(38)(39)(40)は株元誘導バネ体である。
【0012】
上述した左右一対の茎稈掻込み輪体(33)(14)のうち、刈取部の右端部に位置する茎稈掻込み輪体(33)と同軸に設けられるスプロケット(41)と、該スプロケット(41)からみて左斜め後方の部位に配設されるスプロケット(42)とに搬送突起(10)を有する搬送チエン(11)が掛回されると共に、その搬送チエン(11)の搬送作用側に挟持用茎稈ガイド(12)が対設されて両者(11)(12)の間に挟持搬送経路(11a)が形成されている。
【0013】
また、他の茎稈掻込み輪体(34)と同軸に設けられるスプロケット(43)及び必要位置に配設されるアイドラ−(44)(45)にも、上述したと同様に搬送突起(10)を有する搬送チエン(11A)が掛回され、その搬送チエン(11A)の搬送作用側に挟持用茎稈ガイド(12A)が対設されて両者(11A)(12A)の間に挟持搬送経路(11b)が形成され、その挟持搬送経路(11b)の搬送終端部が、前記挟持搬送経路(11a)の搬送終端部寄り部位に搬送物を合流させ得るように位置されている。
【0014】
換言すると、搬送チエン(11)(11A)が、平面視で略Y字状を呈する斜め合流型の挟持搬送経路を形成し、搬送チエン(11)の搬送終端部で合流した3条の茎稈の株元部を、前記縦搬送チエン(31)に送給して受け継ぎさせるように構成されている。なお、前述した挟持用茎稈ガイド(12)及び(12A)は、それぞれがバネ体で形成され、各々のバネ体の前端部を分草フレ−ム(27)に取付けて後延させ、後方の遊端部寄り部分が搬送チエン(11)又は(11A)に沿って位置し上下のチエンプレ−トに形成される搬送突起(10)(10)の間に入り込み得るように設けられている。
【0015】
しかして、左右一対の株元掻込みベルト機構(35)(36)及び茎稈掻込み輪体(33)(14)によって掻込まれて刈刃装置で株元を切断される2条の茎稈は、搬送チエン(11)と挟持用茎稈ガイド(12)間に挟持されて挟持搬送経路(11a)を後送され、又、株元掻込みベルト機構(37)及び茎稈掻込み輪体(34)によって掻き込まれて刈刃装置で株元を切断される1条の茎稈も、搬送チエン(11A)と挟持用茎稈ガイド(12A)の間に挟持されて挟持搬送経路(11b)を後送されるのであるが、各々の挟持搬送経路(11a)(11b)に茎稈が挟持されると、挟持茎稈量に応じて挟持用茎稈ガイド(12)(12A)が搬送チエン(11)(11A)から遠ざかる方向に変形退動して搬送茎稈量に適応する挟持力を発揮する。
【0016】
ところで、上述のように挟持用茎稈ガイド(12)(12A)が搬送チエン(11)(11A)から遠ざかる方向に変形退動した際、挟持用茎稈ガイド(12)(12A)が偏荷重を受けて搬送チエン(11)(11A)に対して上下に位置ズレすると、搬送茎稈量が減じるか若しくは搬送茎稈が皆無となって、挟持用茎稈ガイド(12)(12A)が搬送チエン(11)(11A)に近づく方向に復動する場合に、搬送チエン(11)(11A)の上下の搬送突起(10)(10)間に正常に入り込まないような不具合事態が生起する。
【0017】
そこで、本発明においては、挟持用茎稈ガイド(12)(12A)が茎稈挟持によって搬送チエン(11)(11A)から離間する方向に退動移行した際に、前記搬送チエン(11)(11A)に対して上下方向に外れないように位置維持する茎稈ガイド保持手段(13)を設けることとしている。
そして、図示の実施例にあっては搬送チエン(11)の搬送始端部、つまり、茎稈掻込み輪体(33)に対応する茎稈掻込み輪体(14)部に設けられる巻込み防止案内体(15)に、挟持用茎稈ガイド(12)の長手方向に沿う長孔(16)を開設してこれを茎稈ガイド保持手段(13)とし、挟持用茎稈ガイド(12)が搬送チエン(11)から離間する方向に退動移行した際、その一部分が前記長孔(16)に入り込んで挟持用茎稈ガイド(12)の上下方向移動が阻止されるようにしている。
【0018】
また、他の搬送チエン(11A)に対設される挟持用茎稈ガイド(12A)に関しては、挟持用茎稈ガイド(12A)の退動移行方向上手側、すなわち、挟持用茎稈ガイド(12A)を挟んで搬送チエン(11A)とは反対側に板状体(46)を配設して、その板状体(46)に、退動移行する挟持用茎稈ガイド(12A)の一部が入り込み得るように待ち受ける長孔(16)を開設して茎稈ガイド保持手段(13)を構成している。
【0019】
なお、茎稈ガイド保持手段(13)を構成する巻込み防止案内体(15)或いは板状体(46)は、一端部を適宜の固定部に止着し他方の遊端部が搬送チエン(11)又は(11A)に近づく方向の弾発力を備えた弾性部材若しくは弾性支持構造にして設けるのが好ましいが、場合によっては、全体が固定的に取り付けられるものであってもよい。
【0020】
また、茎稈ガイド保持手段(13)を、巻込み防止案内体(15)等に開設する長孔(16)にして形成する場合に、その長孔(16)の上下の縁辺部から挟持搬送経路(11a)に向けて図5に示すように誘導部(16a)(16b)を張出させることによって、搬送チエン(11)から離れる方向に移行するに際し上方に位置ズレした挟持用茎稈ガイド(12u)又は下方に位置ズレした挟持用茎稈ガイド(12d)を、誘導部(16a)或いは(16b)との当接によって正常な上下位置(16c)に導くように構成するのが好ましい。
【0021】
そして、このように構成した場合には、挟持用茎稈ガイド(12)が搬送チエン(11)から離れる方向に移行する過程で上方又は下方に位置ズレしても、位置ズレした挟持用茎稈ガイド(12)が誘導部(16a)又は(16b)に接当することによってそれ等と搬送チエン(11)との間の挟持力が発揮されることとなって茎稈の挟持移送が支障なく行われる。
【0022】
さらに、茎稈ガイド保持手段(13)は、巻込み防止案内体(15)あるいは板状体(46)に長孔(16)を開設した構成に限られるものではなく、要は、退動移行した挟持用茎稈ガイド(12A)を上下方向に位置ズレしないように保持できるものであればよいのであって、この場合にも、搬送チエン(12)から退動する挟持用茎稈ガイド(12)を受入れる部分に、前述したような誘導部(16a)(16b)を設けるのがよい。また、本発明は、株元掻込搬送装置に限らず、搬送チエンと挟持用茎稈ガイドで構成される全ての茎稈挟持搬送装置に適用されるものである。
【0023】
【発明の効果】
本発明は、以上に説明したような形態で実施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0024】
請求項1の茎稈挟持搬送装置においては、搬送チエンの搬送作用側に挟持用茎稈ガイドを対設して両者間に挟持搬送経路を形成し、その挟持搬送経路に沿って茎稈を挟持移送する茎稈挟持搬送装置において、挟持用茎稈ガイドが茎稈挟持により搬送チエンから離間する方向に退動移行した際に同チエンから上下方向に外れないように位置維持する茎稈ガイド保持手段を、挟持用茎稈ガイドを挟んで搬送チエンとは反対側に設け、該茎稈ガイド保持手段に、搬送チエンから離れる方向に移行するに際し上方又は下方に位置ズレしようとする挟持用茎稈ガイドを正常な上下位置に導く誘導部を設けた茎稈挟持搬送装置にしてあるので、搬送チエンから離間する方向に退動移行した挟持用茎稈ガイドが上下に位置ズレすることがなく、搬送チエンに近づく方向への復動が正常に行われることとなって、常に適正な茎稈挟持作用が発揮される。
【0025】
請求項2の茎稈挟持搬送装置においては、前記茎稈ガイド保持手段を、搬送チエンの搬送始端部に対向配設される茎稈掻込み輪体部の巻込み防止案内体に設けたので、茎稈ガイド保持手段を有しながら、搬送装置全体としての構成はさして複雑化せず、また、前記巻込み防止案内体に挟持用茎稈ガイド(12)に沿う方向の長孔(16)を開設し、その長孔(16)の上下の縁辺部から挟持搬送経路(11a)に向けて誘導部(16a)(16b)を張出させて、搬送チエンから離れる方向に移行するに際し上方に位置ズレした挟持用茎稈ガイド又は下方に位置ズレした挟持用茎稈ガイドを誘導部との当接により茎稈ガイド保持手段に対して正常な上下位置に導くようにした茎稈ガイド保持手段(13)としているので益々構造が簡略されることとなった。
【0026】
また、請求項3の茎稈挟持搬送装置においては、茎稈ガイド保持手段が設けられる巻込み防止案内体を、搬送チエンに近づく方向の弾発力を備えた部材若しくは支持構造にして設けているので、挟持茎稈量の増大により挟持用茎稈ガイドが退動移行した状態ではその挟持用茎稈ガイドに対して巻込み防止案内体の弾発力が付加的に働きかけることとなって、搬送茎稈に対する挟持力が増し良好な挟持作用が発揮される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案が適用された茎稈挟持搬送装置の平面概略図である。
【図2】本考案装置の要部及びその作動態様を示す拡大部分図である。
【図3】本考案装置の茎稈ガイド保持手段を図2の矢印A方向からみた部分図である。
【図4】本考案装置が実施されたコンバインを右斜め前方からみた斜視図である。
【図5】本考案の変形実施例を示す要部の構造及び作動説明図である。
【符号の説明】
10 搬送突起
11 搬送チエン
11a 挟持搬送経路
12 挟持用茎稈ガイド
13 茎稈ガイド保持手段
14 茎稈掻込み輪体
15 巻込み防止案内体
16 長孔
Claims (3)
- 搬送突起(10)を有する搬送チエン(11)の搬送作用側に挟持用茎稈ガイド(12)を対設して両者(11)(12)間に挟持搬送経路(11a)を形成し、挟持搬送経路(11a)に沿って茎稈を挟持移送する茎稈挟持搬送装置において、前記挟持用茎稈ガイド(12)が茎稈挟持によって搬送チエン(11)から離間する方向に退動移行した際に同チエン(11)から上下方向に外れないように位置維持する茎稈ガイド保持手段(13)を、挟持用茎稈ガイド(12)を挟んで搬送チエン(11)とは反対側に設け、該茎稈ガイド保持手段(13)に、搬送チエン(11)から離れる方向に移行するに際し上方又は下方に位置ズレしようとする挟持用茎稈ガイド(12)を正常な上下位置に導く誘導部(16a)(16b) を設けてある茎稈挟持搬送装置。
- 搬送突起(10)を有する搬送チエン(11)の搬送作用側に挟持用茎稈ガイド(12)を対設して両者(11)(12)間に挟持搬送経路(11a)を形成し、挟持搬送経路(11a)に沿って茎稈を挟持移送する茎稈挟持搬送装置において、前記挟持用茎稈ガイド(12)が茎稈挟持によって搬送チエン(11)から離間する方向に退動移行した際に同チエン(11)から上下方向に外れないように位置維持する茎稈ガイド保持手段(13)を、挟持用茎稈ガイド(12)を挟んで搬送チエン(11)とは反対側に設けるに、該茎稈ガイド保持手段(13)を、搬送チエン(11)の搬送始端部に対向配設される茎稈掻込み輪体(14)部の巻込み防止案内体(15)に挟持用茎稈ガイド(12)に沿う方向の長孔(16)を開設して挟持用茎稈ガイド(12)が搬送チエン(11)から退動離間する方向に移行した際、その一部分が長孔(16)に入り込んで挟持用茎稈ガイド(12)の上下方向移動が阻止されるように構成し、茎稈ガイド保持手段 ( 13 ) である長孔(16)の上下の縁辺部から挟持搬送経路(11a)に向けて誘導部(16a)(16b)を張出させて設けて、搬送チエン ( 11 ) から離れる方向に移行するに際し上方に位置ズレした挟持用茎稈ガイド ( 12u ) 又は下方に位置ズレした挟持用茎稈ガイド ( 12d ) を、誘導部 ( 16a ) 或いは ( 16b ) との当接により茎稈ガイド保持手段 ( 13 ) に対して正常な上下位置 ( 16c ) に導くようにしてある茎稈挟持搬送装置。
- 茎稈ガイド保持手段(13)を備える茎稈掻込み輪体(14)部の巻込み防止案内体(15)が、搬送チエン(11)に近づく方向の弾発力を備えた部材若しくは支持構造で設けられている請求項2に記載の茎稈挟持搬送装置。
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JP30666597A JP4116119B2 (ja) | 1997-10-20 | 1997-10-20 | 茎稈挟持搬送装置 |
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JPH11113352A JPH11113352A (ja) | 1999-04-27 |
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- 1997-10-20 JP JP30666597A patent/JP4116119B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH11113352A (ja) | 1999-04-27 |
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