JP4115594B2 - タイヤ装着用補助治具 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はタイヤの着脱装置に取り付けし、タイヤ装着を簡単に行うことが出来るタイヤ装着用補助具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
タイヤの着脱装置にも色々な型式があるが、図6は最も代表的なタイヤ着脱装置を表している。タイヤ(イ) を垂直に起立させた状態でタイヤの着脱作業を行い得るものであり、該装置はホイール(ロ) を支持する為のアーム(ハ) を有し、該アーム(ハ) 端にはホイール(ロ) を掴むチャック(ニ)を持っていて、所定の位置まで転がして運ばれて来たタイヤ(イ) は上記チャック(ニ)によってホイールがクランプされ、その状態で持ち上げられる。チャック(ニ)は複数のツメを備えており、各ツメが拡張することによりホイール(ロ) をクランプする。そしてタイヤ(イ) の持ち上げはアーム(ハ) の揺動によってなされ、持ち上げられた状態でタイヤ(イ) は回転させられ、側面からビードローラ(ホ) が押し当てられる。
【0003】
同図はビードローラ(ホ) がチャック(ニ)側に位置し、ホイール(ロ) からタイヤ(イ) を取り外す場合であるが、該ホイールを回転させながらビードローラ(ホ) を押圧することでタイヤ(イ) はホイール(ロ) から外れる。逆にタイヤ(イ) をホイール(ロ) に装着する場合には、ビードローラ(ホ) を反対側(チャックと逆側)に位置させてタイヤ(イ) の側面を押圧しなければならない。
【0004】
この場合、一方側のタイヤビード部はビードローラにて押圧しながら回転するだけで比較的簡単に嵌ることが出来るが、反対側のタイヤビード部は該ビードローラ(ホ) により押圧しながら回転するだけではホイールに嵌りにくい。すなわち、タイヤ内径はホイール(ロ) の耳外径より小さくなっていることもあり、一方側のタイヤビード部がホイールのビード部に嵌って拘束されていることもあって、ビードローラ(ホ) に押圧されて一旦嵌っても、タイヤが回転してビードローラ(ホ) から離れるならば、再び外れてしまう。
【0005】
そこで、従来ではビードローラ(ホ) に押圧されて一旦嵌ったタイヤビード部が、タイヤ回転と共に該ビードローラ(ホ) から離れてもホイール(ロ) から再び外れないように、作業者が手で押さえながらタイヤ(イ) を回している。実際に、このような作業は大変な重労働になると共に、熟練を要する作業となる。
【0006】
【本発明が解決しようとする課題】
このように、タイヤの着脱装置には上記のごとき問題がある。本発明が解決しようとする課題はこの問題点であり、ビードローラによって押圧されて嵌ったタイヤビード部が外れないようにしたタイヤ装着用補助具を提供する。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明のタイヤ装着用補助具はビードローラにより押圧されてホイールに嵌ったタイヤビード部が再び外れないように押えるものである。タイヤを装着する際、一方側のタイヤビード部はこの補助具を用いなくてもビードローラにてタイヤを回転しながら押圧するだけでホイールに嵌ることが出来るが、他方側のタイヤビード部はビードローラで押圧して嵌めても、ビードローラから離れることで再び外れてしまう為にこの補助具が使用される。
【0008】
該補助具は概略L型を成し、一端はチャック等のホイール固定部の中心軸部に取り付けられ、他端部はホイールの耳部に当接した状態となる。従ってタイヤビード部の一部をビードローラにて押圧した状態でホイールに嵌め、この部分に補助具の他端を当てて取り付けする。そしてこの部分がホイールから外れないように補助具によって押えながらタイヤを約1回転するならば、タイヤビード部の全周がホイールに嵌ることになる。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明の補助具は概略L型を成し、その一端はチャック中心軸部に取り付けされると共に、他端部はホイールの耳部に当接又は近接し、ホイールの回転と共に旋回することが出来るようになっている。従って、補助具はチャック等の固定部及びホイールと同調して旋回することが出来るようにトルク伝達手段を備えており、その方法として補助具の一端を多角形断面等の回り止め機能を有す断面とし、チャック等の中心軸部には同じ断面形状の嵌合穴を設けている。円形断面とした場合には、チャック等に係止するアームを設け、該アームを介してトルクを伝達するようにすることも出来る。
【0010】
一方、ホイールの耳部に当たる他端部にはゴムや樹脂を備えて、ホイールにキズを付けないようになっている。さらに、補助具の旋回手段としてはチャック等の固定部が回転する際のトルクを伝達する場合に限定せず、独自のモータを備えることでホイールと同調して旋回するように構成することも可能である。以下、本発明に係る実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
【0011】
【実施例】
図1は本発明のタイヤ装着用補助具を示す実施例である。この補助具は同図に示すようにL型を成し、一端は取付け部1と成り、他端は当たり部2と成っている。取付け部1は円形断面で先端から所定の位置にアーム3を取着し、該アーム3は軸4を介して揺動出来る。そして他端の当たり部2にはゴム板5を設けている。
【0012】
図2はこの補助具をチャックAに取り付けした状態であり、取付け部1はチャック基部7の中心から水平に延びるパイプ6の穴に嵌合して取着されている。そしてチャック基部7の周囲には複数のツメ8、8…が開閉出来るように取り付けされているが、補助具に備わっているアーム3の先端はツメ8に係止することが出来る。従ってチャックAが回転することでホイール9は回転し、同時に補助具も同速で旋回することが出来る。
【0013】
チャック基部7に取着された補助具はその他端に形成している当たり部2のゴム板5はホイール9の耳部10に当接又は近接している。タイヤ11をホイール9に装着する場合、ビードローラ12にてタイヤビード部13が押圧されて耳部10に嵌ることになるが、一旦嵌ったタイヤビード部13が再び耳部10から外れないように補助具の当たり部2にて押えられる。
【0014】
ここで、当たり部2にはタイヤビード部13がホイールから外れようとして力が働くことになるが、補助具はパイプ6から抜け出すことはない。取付け部1は穴に嵌っているだけであるが、タイヤビード部13が外れようとして押圧する力は補助具に作用して取付け部1には曲げモーメントが発生して穴から抜け出さないようになる。
【0015】
該補助具はその当たり部2をビードローラ12によって押圧されてタイヤビード部13が嵌っている付近に配置し、この状態でホイール9が約1回転する。当たり部2により押えられている為に、ビードローラ12から離れてもホイールの耳部10から外れることはなく、約1回転することでタイヤ11はホイールに完全装着される。
【0016】
ところで、本発明の補助具はビードローラ12により押圧されてホイールに嵌った部分は再び外れないように押えるものであり、該補助具の取付け形態は色々あり、図2に示す場合に限定しない。図3はパイプ6の丸穴に嵌って取り付けし、回転トルクを伝達する手段としてアーム3をツメ8に係止しているが、パイプ6の穴を図4(a)のごとく角型断面とするならば該アーム3は必要としない。同じく、(b)に示すようにキー溝14を穴の内周に形成してもよい。
【0017】
一方、図2では基部7に補助具が取着されている場合であるが、該チャックにこのような補助具の取着が出来ないこともあり得る。このようなタイヤ着脱装置では、補助具を別の部材に取り付けすることも出来る。図5は補助具を別のアーム15先端部に設けているモータ16の主軸に取着している実施例である。このアーム15は前記図6に示しているアーム(ハ) と同じように揺動することが出来、揺動軸からモータまでの距離はチャックAまでの距離と同じであり、該アーム15の傾斜角度を一致させることで補助具の旋回軸とチャック中心軸が一致する。
【0018】
モータ16の主軸にはソケット17が取着され、ソケット17には前記図4に示すように角穴又はキー溝を有す穴が形成されていて、補助具の取付け部を嵌合することでホイールの回転速度と同調して回ることが出来る。又、該取付け部1は穴に嵌合する場合に限らず、先端にツバを設けてネジ止めすることも出来る。以上述べたように、本発明の補助具は概略L型をなし、一端は取付け部、他端は当たり部としたものであり、次のような効果を得ることが出来る。
【0019】
【発明の効果】
本発明の補助具は概略L型を成し、その一端の取付け部は回転部に取り付けされ、他端の当たり部はホイールの耳部に当接することが出来る。従ってビードローラにてタイヤビード部を押圧してホイールに一部嵌めた状態で本発明の補助具を取り付けして当たり部にてタイヤビード部を押え、この状態でホイール及びタイヤを約一回転することにより一旦嵌ったタイヤビード部はホイールから外れることなくタイヤ装着がなされ得る。そして、本発明の補助具は概略L型を成し、チャック基部に設けたパイプに嵌めるだけで、その取着方法並びに取り外し方法はいたって簡単となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のタイヤ装着用補助具を示す実施例。
【図2】補助具をチャックに取り付けした使用状態。
【図3】補助具がチャック基部のパイプに嵌っている断面図。
【図4】補助具の取付け部が嵌るパイプ穴の具体例。
【図5】補助具を取り付けした別の形態。
【図6】タイヤ着脱装置。
【符号の説明】
1 取付け部
2 当たり部
3 アーム
4 軸
5 ゴム板
6 パイプ
7 基部
8 ツメ
9 ホイール
10 耳部
11 タイヤ
12 ビードローラ
13 タイヤビード部
14 キー溝
15 アーム
16 モータ
17 ソケット

Claims (3)

  1. 上下に揺動するタイヤ着脱装置のアームの先端に設けたチャックにてホイールを固定し、タイヤ側面又はタイヤビード部にビードローラを押し当てて該タイヤの着脱を行う装置に使用するタイヤ装着用補助具において、該補助具は概略L型を成して一端は取付け部、他端は当たり部とし、取付け部はホイールの回転に同調して回転する回転部に取着され、当たり部はアーム先端のチャックに固定したホイールの耳部に当接又は近接し、ビードローラによって押圧されて嵌ったタイヤビード部が耳部から外れないようにしたことを特徴とするタイヤ装着用補助具。
  2. 上下に揺動するタイヤ着脱装置のアームの先端に設けたチャックにてホイールを固定し、タイヤ側面又はタイヤビード部にビードローラを押し当てて該タイヤの着脱を行う装置に使用するタイヤ装着用補助具において、該補助具は概略L型を成して一端は取付け部、他端は当たり部とし、取付け部付近にはアームを揺動可能に取着することで、ホイールを固定した基部に設けたパイプ穴に取付け部を嵌合すると共にアームはホイールと共に旋回するようにツメ等に係止し、当たり部はアーム先端のチャックに固定したホイールの耳部に当接又は近接し、ビードローラによって押圧されて嵌ったタイヤビード部が耳部から外れないようにしたことを特徴とするタイヤ装着用補助具。
  3. 当たり部にはホイールの耳部にキズを付けないようにゴム板又は樹脂板等を設けた請求項1、又は請求項2記載のタイヤ装着用補助具。
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