JP2852604B2 - プーリプーラ - Google Patents

プーリプーラ

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JP2852604B2 JP6119669A JP11966994A JP2852604B2 JP 2852604 B2 JP2852604 B2 JP 2852604B2 JP 6119669 A JP6119669 A JP 6119669A JP 11966994 A JP11966994 A JP 11966994A JP 2852604 B2 JP2852604 B2 JP 2852604B2
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【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プーリを軸から離脱す
るために用いられるプーリプーラに関する。
【0002】自動車の整備時、あるいは修理時におい
て、エンジン前部のクランクプーリを軸から取外す作業
が行われる。車種によって異なるものの、一般にこの種
のプーリ1は、エンジン本体2との間で隙間なく配設さ
れ(図8および図11参照)、軸3に支持される構造と
される。プーリ1を外装し、支持する軸3は、軸端部に
ロックボルト4の螺合孔5を備えてなり、該孔5に止め
ワッシャ6を介してロックボルト4を螺着することで、
プーリ1はその端面部を支持され、軸3から離脱しない
ようにしている。
【0003】整備時等においてプーリ1を軸3から取外
す作業は、先ずロックボルト4を螺合孔5から取外すこ
とより行う。ロックボルト4の離脱は、ロックボルト離
脱用のレンチ8を図9の矢印に示すようにボルト4の頭
部に装着し、この状態でレンチ8を固定状態とする。続
いてエンジンを起動させ、軸3およびこれに外装される
プーリ1を回転する(図9矢印A方向)。するとレンチ
8により固定されていたロックボルト4が、軸3の回転
によって螺合孔5から取外されることとなる。
【0004】こうしてロックボルト4および止めワッシ
ャ6の軸3に対する離脱が行われたら、次に図10ある
いは図11に示すプーリプーラ9を用いて、軸3からプ
ーリ1を離脱する作業が行われる。このプーリプーラ9
は基体10の中心部にスクリューシャフト11を螺合し
てなり、また基体10のスクリューシャフト11に対す
る外側2ヵ所には、長孔12が形成される。各長孔12
には長ボルト13の頭部が挿入され、これらの長ボルト
13の先端部は予めプーリ1の各端面部に備えられるプ
ーリ取外し用のボルト孔14に螺合される(図9参
照)。
【0005】プーリプーラ9による軸3からのプーリ1
の離脱は、図10で示すようにスパナ15で基体10を
固定するとともに、レンチ16でスクリューシャフト1
1に回転力を付与し、スクリューシャフト11の先端の
遊動部17から軸3に、軸線方向の押圧力を加えること
とする。すると、長ボルト13に螺着されるプーリ1が
軸線方向に引っ張られ、プーリ1を軸3から離脱するこ
とができる。
【0006】
【発明が解決しようとする問題点】しかしながら、上記
従来の作業において、図9に示すようにロックボルト4
の頭部にレンチ8を装着し、エンジンを起動させてボル
ト4を取外す作業は、エンジンの起動力により瞬時にし
てボルト4の取外しが行われるものの、軸3が勢いよく
回転するためにこれに軸装されるプーリ1も軸3に従動
され、場合によってはロックボルト4が螺合孔5から取
外されると同時にプーリ1も軸3から勢いよく外れる不
具合があった。こうした作業は作業者にとって大変危険
を伴うものとされ、特に作業は、一人の作業者がエンジ
ンを動かし、もう一人の作業者がボルト4にレンチ8を
装着し、ボルト4を固定して行うので、両作業者による
エンジン起動およびエンジン停止の合図のタイミングが
うまくいかないと、エンジンがいつまでも回転し続け、
プーリ1が軸端側へ飛出す危険があった。
【0007】こうした危険性から、一人の作業者がロッ
クボルト4の頭部にレンチ8を装着し、該レンチ8をボ
ルトの離脱方向に回転させる方法も考えられるが、こう
した方法によるとレンチ8の回転作業に伴って軸3およ
びこれに装着されるプーリ1も同方向に従動してしま
い、思うような作業ができないものとされた。
【0008】本発明は上記従来の不具合に着目してなさ
れたものであり、エンジンを起動させることなく、一人
の作業者により軸からプーリを離脱する作業を簡単かつ
安全に行うことを目的とするものである。
【0009】
【問題点を解決するための手段】上記目的を達成するた
めに、本発明は、軸に支持され、端部を軸端に螺着され
るロックボルトで固定されるプーリを、ロックボルトを
取外し、軸線方向に引っ張ることにより、軸から離脱す
るプーリプーラにおいて、プーリに対向配置され、プー
リの端面における所定の周部に配役される複数のボルト
孔に螺着可能な固定ボルトの挿通孔を備え、該挿通孔に
挿通される固定ボルトのボルト孔に対する螺着状態でプ
ーリに対向位置決めされ、該位置決め状態で軸端に配
されるロックボルトの対向位置にロックボルト離脱用の
レンチを挿通可能とする開口部を中心に備え、さらに開
口部に対する所定の周部に、固定ボルトによるプーリと
の結合状態において、プーリとの供廻りを防止するため
の固定具の結合部を備えてなる平板状の基体と、基体の
プーリに対する上記対向位置決め状態において、基体の
開口部にロックボルト離脱用のレンチを挿通し、さらに
固定具を結合部に結合させてプーリの供廻りを防止する
状態で挿通されたレンチによりロックボルトを取外した
後に、該開口部に内挿し、さらに回動することにより
合される嵌合体と、基体の中心の開口部に嵌合される嵌
合体に配役され、対向位置決めされる軸の軸線方向に沿
って螺動され、軸に対する押圧・螺動方向と、開口部に
対する嵌合体の回動・嵌合方向が同一のスクリューシャ
フトを備え、該スクリューシャフトの軸に対する押圧方
向の螺動により、固定ボルトに結合されるプーリを軸に
対する離脱方向に引っ張り力を作用する押圧体とを、備
えることとしたものである。
【0010】
【作用】本発明によれば、先ず全体平板状の基体をプー
リに対向配置した状態において基体の各挿通孔に固定ボ
ルトを挿通し、該固定ボルトをプーリの端面に配役され
るボルト孔に螺着し、基体をプーリに対向位置決めする
ことが可能となる。
【0011】基体の中心には、プーリを外装する軸端に
取着されたロックボルトを取外すためのロックボルト離
脱用のレンチを挿通可能とする開口部が備えられ、ロッ
クボルトの頭部に取着されたレンチをボルト離脱方向に
回転させることで該ボルトを取外すことが可能となる。
基体の開口部に対する所定の周部には、固定具の結合部
が備えられる。これにより作業者がこの結合部に固定具
を結合し、該固定具を保持することでレンチによるロッ
クボルトの離脱作業時に、軸およびプーリが供廻りする
のを防止することが可能となる。
【0012】こうして基体の開口部にロックボルト離脱
用のレンチを挿通し、ロックボルトを取外した後に、該
開口部に嵌合体を内挿し、さらに回動することにより
合し、該嵌合体によるプーリの軸からの離脱作業を行う
ことが可能となる。嵌合体には開口部に対する嵌合状態
において、軸に押圧力を作用する押圧体が備えられ、該
押圧体は対向位置決めされる軸の軸線方向に沿うスクリ
ューシャフトからなる。このスクリューシャフトは、軸
に対する押圧・螺動方向と、開口部に対する嵌合体の回
動・嵌合方向が同一とされ、このスクリューシャフト
先端を軸の端部に衝合し、軸に対する押圧方向に螺動す
る。すると基体の挿通孔に挿通された固定ボルトによ
り、結合されるプーリが軸に沿って離脱方向に引っ張ら
れることとなる。また、嵌合体の開口部に対する回動・
嵌合方向とスクリューシャフトの押圧・螺動方向が同一
であるため、嵌合体が開口部から嵌合解除、すなわち外
れることもない。またこうした作業において、スクリュ
ーシャフトにより軸に押圧力を作用するときに、軸が衝
合されるスクリューシャフトの回転に伴い供廻りしない
ように結合部に固定具を結合することが可能となる。
【0013】このように本発明に係るプーリプーラによ
れば、エンジンを起動させることなく、一人の作業者に
より軸からプーリを離脱する作業を簡単かつ安全に行う
ことが可能となる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1〜図6は、本発明の一実施例に係るプーリプ
ーラである。このプーリプーラ20は、全体平らな円板
状からなる基体21を備えてなり、該基体21は軸22
に支持されるプーリ23に対向配置する状態で使用され
る。プーリ23の端面における周部2ヶ所には、プーリ
取外し用のボルト孔24が予め配役されてなり(図2参
照)、該プーリ23に対向配置される基体21には、該
ボルト孔24に対応する位置に挿通孔25(長孔)を形
成してなる(図1参照)。各挿通孔25には図2に示す
ように固定ボルト26が挿通され、これら固定ボルト2
6は上記プーリ23の端面位置に配役されるボルト孔2
4に螺着可能とされ、螺着状態において基体21はプー
リ23に対向位置決めされることとなる。
【0015】プーリ23を支持する軸22には、軸端部
に螺合孔27を備えてなり(図2参照)、この螺合孔2
7には止めワッシャ28を介してロックボルト29が螺
着される。プーリ23に対向位置決めされる基体21
中心には、円形の開口部30が形成される(図1参
照)。開口部30におけるプーリ23との対向面には、
周方向2ヶ所に凹状の段部31が形成される(図1参
照)。また、各段部31には、切欠き32が形成され、
この切欠き32は基体21におけるプーリ23との非対
向面側へと開口されるようにしている。基体21におけ
る開口部30に対する周部2ヶ所には、固定レンチの結
合孔33が開口される(図1参照)。
【0016】図2に示すように各固定ボルト26のボル
ト孔24に対する螺着により、基体21がプーリ23に
対して位置決めされたら、図2に示すように開口部30
にロックボルト離脱用のレンチ34を挿通し、レンチ3
4をロックボルト29の頭部に装着する。この状態でレ
ンチ34をボルトの離脱方向に回転し、螺合孔27より
ロックボルト29を取外すことが可能となる。この際レ
ンチ34の回転により軸22並びにプーリ23が供廻り
しないように、結合孔33に固定レンチ35(角レン
チ)を結合し、保持することとすればよい(図1参
照)。こうして螺合孔27からロックボルト29および
止めワッシャ28が軸22から離脱されたら、次に軸2
2に対するプーリ23の離脱作業を行う。
【0017】プーリプーラ20には開口部30に内挿
し、図6の矢印B方向に回動することにより、嵌合可能
な嵌合体35が備えられる(図1参照)。嵌合体35
は、全体略円柱形の支持体36の中心に押圧体としての
スクリューシャフト37を螺着してなり、該スクリュー
シャフト37は支持体36に対する螺動によりX方向に
スライド可能とされる(図1参照)。嵌合体35はこの
スクリューシャフト37を軸22の軸線方向に対応され
る状態で配役され、開口部30に嵌合される。円柱形の
支持体36の外周部においては、それぞれ角度180度
離隔された位置に嵌合凸部38を備えてなる。嵌合体3
5の開口部30に対する嵌合は、図3および図4に示す
ように支持体36を開口部30に内挿し、各嵌合凸部3
8を段部31の切欠き32へ挿入させるようにする。続
いて支持体36を矢印B方向(図1、図6参照)に回動
し、各嵌合凸部38をそれぞれの段部31(嵌合凹部)
に嵌合させるようにする。この際、段部31には図1に
示す位置決め用の凸部39が備えられ、各嵌合凸部38
はこの凸部39を乗り越える回動端位置において段部3
1に位置決めされる。こうして、嵌合体35が開口部3
0に嵌合され、位置決めされたら、次にこのプーリプー
ラ20によりプーリ23の離脱作業を行うことができ
る。
【0018】プーリ23の離脱作業は図4および図5に
示すように、スクリューシャフト37の基端部にハンド
ル40を係着し、該スクリューシャフト37を図1の矢
印B方向に螺動して対向される軸22側に作動させるよ
うにする。すなわち、スクリューシャフト37は軸22
側へ螺動されることにより、先端の遊動部41が軸端の
螺合孔27に衝合することとなり、この結果スクリュー
シャフト37の先端部から軸22に対して矢印C方向の
押圧力(図4参照)が作用することとなる。ハンドル4
0をこのように回動させ、軸22に対して軸線方向の押
圧力を作用するに際しては、スクリューシャフト37の
螺動に供って軸22およびプーリ23も供廻りする恐れ
がある。このため、これらのプーリ離脱作業に際して
は、結合孔33に対して固定レンチ35(角レンチ)
を結合し、ハンドル40の回動によってプーリプーラ2
0自体が従動されるのを防止することができる。こうし
て、押圧体としてのスクリューシャフト37が軸22に
対して押圧力を作用することで基体21の挿通孔25に
挿通される固定ボルト26が、結合するプーリ23を軸
線方向たる離脱方向に引っ張ることとなり、軸22に対
してプーリ23が離脱されることとなる。また、この際
スクリューシャフト37の軸22に対する押圧・螺動方
向と、開口部30に対する嵌合体35の回動・嵌合方向
とが同じB方向であるため、嵌合体35が開口部30か
ら外れる(嵌合解除)することもない。
【0019】次に、上記実施例の作用を説明する。この
ように上記プーリプーラ20によれば、全体円板状の基
体21をプーリ23に対向配置した状態において、基体
21の各ボルト挿通孔25(長孔)に固定ボルト26を
挿通し、該固定ボルト26をプーリ23の端面部に配役
されるボルト孔24に螺着し、基体21をプーリ23に
対向位置決めすることが可能となる。
【0020】また基体21の中心には、これらプーリ2
3に対する対向位置決め状態において、ロックボルト離
脱用のレンチ34を挿通可能とする開口部30が形成さ
れ、このレンチ34を軸端部に螺着されたロックボルト
29の頭部に取着し、レンチ34をボルト離脱方向に回
転させることで該ボルト29を取外すことができる。こ
の際、結合孔33対してはレンチ35が結合され、ロッ
クボルト29の離脱作業時において、軸22およびプー
リ23の供廻りを防止することが可能となる。
【0021】こうして基体21の開口部30にロックボ
ルト離脱用のレンチ34を挿通し、ロックボルト29お
よび止めワッシャ28が取外されたら、該開口部30に
嵌合体35を嵌合し、嵌合体35によりプーリ23の軸
22からの離脱作業を行うことが可能となる。嵌合体3
5には開口部30に対する嵌合状態において、矢印B方
向に螺動することで軸22に軸線方向の押圧力を作用す
るスクリューシャフト37が備えられ、このスクリュー
シャフト37の先端部(実際には遊動部41)を軸22
の端部(螺動孔27)に衝合し、該スクリューシャフト
37を軸22に対する押圧方向に螺動させることで、プ
ーリ23を軸22から離脱することが可能となる。すな
わち基体21の挿通孔25(長孔)には、固定ボルト2
6が挿通され、この固定ボルト26が螺着するプーリ2
3を軸線方向に引っ張り、軸22から離脱させることを
可能としたものである。これらの作業において、スクリ
ューシャフト37の軸22に対する押圧・螺動方向と、
開口部30に対する回動・嵌合方向が同じB方向である
ため、嵌合体35が開口部30から外れる(嵌合解除)
することもない。また、スクリューシャフト37の回動
に従動されて、これに衝合される軸22およびプーリ2
3が供廻りしないよう結合孔33にレンチ35を結合す
ることが可能とされる。このように、本実施例によれ
ば、従来のプーリプーラのようにロックボルトを取外す
際にエンジンを起動させる必要もなく、一人の作業者に
よりロックボルト29の取外しからプーリ23の離脱ま
で一貫して行うことが可能となり、簡単かつ安全にプー
リ23の離脱作業を行うことができる。
【0022】図7は本発明の他の実施例に係り、上記実
施例に係るプーリプーラ20のうち、基体21の変形例
を示すものである。この基体21にはプーリ23に対す
る対向面において、周方向に沿う段部42(嵌合凹部)
が形成される。この段部42には、周方向における2ヶ
所に前記実施例に係る嵌合体35の嵌合凸部38を挿通
可能とする切欠き32が形成される。また各段部42に
おける切欠き32との隣接位置には突起43が配役さ
れ、切欠き32の部分から挿入され、矢印B方向に回動
される嵌合凸部38は、この段部42における突起43
との衝合位置で停止され、嵌合体35を嵌合することが
可能とされる。その他の構成および作用は前記実施例と
同様である。
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、エンジ
ンを起動させることなく、一人の作業者により軸からプ
ーリを離脱する作業を簡単かつ安全に行うことができる
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るプーリプーラを示す斜
視図である。
【図2】プーリプーラを用いてのロックボルトの離脱作
業を示す断面図である。
【図3】基体のプーリに対する位置決め状態を示す断面
図である。
【図4】スクリューシャフトにより軸に対し押圧力を作
用する状態を示す断面図である。
【図5】ハンドルによりスクリューシャフトを螺動する
状態を示す斜視図である。
【図6】基体に対し嵌合体を嵌合する状態を示す斜視図
である。
【図7】本発明の他の実施例に係るプーリプーラの基体
を示す斜視図である。
【図8】従来のプーリ軸装状態を示す断面図である。
【図9】従来のロックボルトの離脱作業を示す斜視図で
ある。
【図10】従来のプーリプーラによりプーリを離脱する
状態を示す斜視図である。
【図11】同断面図である。
【符号の説明】
1、23 プーリ 2 エンジン本体 3、22 軸 4、29 ロックボルト 5 螺合孔 6、28 止めワッシャ 8、34 レンチ(ロックボルト離脱用) 9、20 プーリプーラ 10、21 基体 11、37 スクリューシャフト 12、33 長孔 13 長ボルト 14、24 ボルト孔 15 スパナ 16、35 レンチ(供廻り防止用) 17、41 遊動部 25 ボルト挿通孔 26 固定ボルト 27 螺合孔 30 開口部 31、42 段部(嵌合凹部) 32 切欠き 35 嵌合体 36 支持体 38 嵌合凸部 39 凸部 40 ハンドル 43 突起

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸に支持され、端部を軸端に螺着される
    ロックボルトで固定されるプーリを、ロックボルトを取
    外し、軸線方向に引っ張ることにより、軸から離脱する
    プーリプーラにおいて、 プーリに対向配置され、プーリの端面における所定の周
    部に配役される複数のボルト孔に螺着可能な固定ボルト
    の挿通孔を備え、該挿通孔に挿通される固定ボルトのボ
    ルト孔に対する螺着状態でプーリに対向位置決めされ、
    該位置決め状態で軸端に配されるロックボルトの対向
    位置にロックボルト離脱用のレンチを挿通可能とする開
    口部を中心に備え、さらに開口部に対する所定の周部
    に、固定ボルトによるプーリとの結合状態において、プ
    ーリとの供廻りを防止するための固定具の結合部を備え
    てなる平板状の基体と、基体のプーリに対する上記対向位置決め状態において、
    基体の開口部にロックボルト離脱用のレンチを挿通し、
    さらに固定具を結合部に結合させてプーリの供廻りを防
    止する状態で挿通されたレンチによりロックボルトを取
    外した後に、該開口部に内挿し、さらに回動することに
    より嵌合される嵌合体と、 基体の中心の開口部に嵌合される嵌合体に配役され、対
    向位置決めされる軸の軸線方向に沿って螺動され、軸に
    対する押圧・螺動方向と、開口部に対する嵌合体の回動
    ・嵌合方向が同一のスクリューシャフトを備え、該スク
    リューシャフトの軸に対する押圧方向の螺動により、固
    定ボルトに結合されるプーリを軸に対する離脱方向に引
    っ張り力を作用する押圧体とを、備えてなるプーリプー
    ラ。
  2. 【請求項2】 基体の開口部に内挿し、さらに回動する
    ことにより嵌合される嵌合体は、スクリューシャフトを
    支持する中心に対する所定の周部に嵌合凸部を備えてな
    り、一方基体の開口部には嵌合体が開口部に内挿され、
    さらに回動された回動端で上記嵌合凸部と嵌合可能な嵌
    合凹部を備えてなる請求項1に記載のプーリプーラ。
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