JP4106261B2 - 釣竿用リールシート - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、釣竿用リールを固定するために釣竿の中間部に配置される釣竿用リールシートに関する。
【0002】
【従来の技術】
釣竿は竿尻側に握り部を有しているが、釣竿用リールを装着した釣竿を用いて釣りを行うときは、釣竿を持つ手にかかる負担を軽減するために、握り部を把持せずに、釣竿の中間部に設けられた釣竿用リールシートを把持する場合が多い。
【0003】
しかしながら、釣竿用リールシートを把持して釣竿を持つ手にかかる負担を軽減しても、釣竿の竿先から釣竿用リールシートまでの長さはそれ程短くないので、長時間にわたって片手のみで釣竿を支えたり、片手のみで釣竿を操作して魚を引き上げるのは困難である場合が多い。したがって、釣竿用リールシートを握った手にかかる負担を緩和するために、例えば、魚の当たりを待っているような状態の場合には、釣竿用リールシートを握りつつも竿尻側を肘に当接させたり、また、針に掛かった魚を引き上げる場合には、釣竿用リールシートを握りつつも竿尻を腹に当てるといったことが行なわれている。
【0004】
ところで、ポイントに投擲した仕掛けを潮流に乗せて移動させ、魚を誘う場合のように、竿先を微妙に動かして操作する場合には、竿尻側を肘等に当接させていると、竿先の満足な操作が難しくなるため、釣竿用リールシートを把持した片手のみで釣竿を支え、竿尻側をフリーにした状態で操作を行うことが好ましい。しかしながら、釣竿用リールシートを把持した片手のみで釣竿を支えて竿先を操作すれば、釣竿用リールシートを把持している掌の前側又は中間位置を支点として釣竿に作用する大きな回転力により、操作中に掌内で釣竿用リールシートが滑って回転的に動いてしまうおそれがある。釣竿用リールシートが掌内で滑って回転的に動いてしまえば、釣竿の微妙な瞬間的操作に支障をきたすこととなる。
【0005】
そこで、釣竿用リールシートを把持した片手のみで釣竿を支持しても、竿先の操作に支障が生じないようなものとして、手の小指側側縁に当接する突出部を竿尻側に形成した釣竿用リールシートが知られている(例えば特許文献1参照)。この釣竿用リールシートを用いれば、例えば、釣竿用リールシートを把持した片手のみで釣竿を支え、竿先を操作する場合に、釣竿用リールシートに回転力が作用しても、突出部が手の小指側側縁に引っ掛かるため、釣竿用リールシートが掌内で滑って竿先の微妙な操作ができないといったことが防止される。また、釣竿用リールシートを把持した片手のみでオーバーハンドの投擲を行うときにも、釣竿を比較的安定して支持することができる。
【0006】
【特許文献1】
特開2002−262726号公報(第2頁、図1)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、この釣竿用リールシートでは、釣竿用リールシートに回転力が作用したときに、突出部が小指側側縁に当接し、そして、この小指側側縁の内側に入り込んでしまうおそれがあり、突出部が小指側側縁の内側に入り込んだ分だけ、掌内で釣竿用リールシートが微妙にずれる可能性がある。したがって、この釣竿用リールシートに構成された滑り止め構造は釣竿用リールシートの精緻な滑り止め機能を期待できるものではない。
【0008】
そこで本発明は、把持したときに、精緻な滑り止め機能を得ることのできる釣竿用リールシートの提供を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するための本発明の釣竿用リールシートは、筒状のシート本体の外周に、釣竿用リールのリール脚部を固定するためのリール取り付け部が設けられ、前記シート本体の所定個所を掌で把持できるように構成されている釣竿用リールシートであって、前記シート本体の外周面には、このシート本体を把持した掌の小指球部分(小指球又は小指球よりも多少小指寄り側の部分あるいは小指付け根よりも手首側の部分)に当接して食い込む張り出し部が形成され、前記張り出し部は、掌の小指球部分に、適当な軸方向長さにわたり当接して食い込むように設けられているものである。釣竿用リールシートのシート本体を把持すると、竿先側にかかる荷重は、掌の前側又は中間位置を支点として釣竿用リールシートに回転力を作用させる。通常は、リール取り付け部に指をまわし掛けるようにしてシート本体を把持するので、主に掌の小指球部分でこの回転力を受けることとなる。そこで、シート本体の、掌の小指球部分に対応する位置に、この小指球部分に当接して食い込む張り出し部を形成しておく。そして、張り出し部が、適当な軸方向長さにわたって小指球部分に当接して食い込むことにより高いグリップ効果が得られる。例えば、張り出し部が、小指球部分の全長(軸方向全長)又はほぼ全長、あるいは小指球部分の側縁側又は側縁部を除いた部分の全長又はほぼ全長にわたり当接して食い込むように構成する。本発明で達成される高いグリップ効果は、筒状のシート本体の外周に、釣竿用リールのリール脚部を固定するためのリール取り付け部が設けられ、前記シート本体の所定個所を掌で把持できるように構成されている釣竿用リールシートであって、前記シート本体の外周面には、前記リール取り付け部と径方向反対側に、前記シート本体を把持した掌に当接して食い込む張り出し部が形成され、前記張り出し部は、掌に、適当な軸方向長さにわたり、すなわち、十分な滑り止め機能が確保されるような軸方向長さにわたり当接して食い込むように設けられている釣竿用リールシートによっても達成される。
【0010】
グリップ効果を高めるためには、張り出し部を、竿尻側の掌個所に至るまで掌に食い込ませることが必要である。したがって、張り出し部は、掌の、内側個所(側縁よりも掌中心側個所)から側縁にわたり当接して食い込むように設けられていることが好ましい。そして、張り出し部を、竿先側端から、少なくとも掌の側縁部又は側縁に当接して食い込む個所まで、漸次張り出し量が増大するように形成し、大きなグリップ効果を期待できない掌の内側での食い込み量を少なくして把持したときの違和感を抑えるとともに、大きなグリップ効果を期待できる掌の側縁部又は側縁での食い込み量を多くして精緻な又はより精緻な滑り止めを確保できるようにすることが効果的である。
【0011】
張り出し部の、竿先側端から、掌の側縁に当接して食い込む個所までの軸方向長さは30mm以上であることが好ましい。張り出し部の、竿先側端から、掌の側縁に当接して食い込む個所までの軸方向長さが30mm未満では、張り出し部が掌の小指球部分ほぼ全長と係合しないので高い滑り止め効果を得ることができない。
【0012】
張り出し部を、シート本体の幅方向対称位置に一対形成しておけば、使用者の利き腕が右でも左でも、同一の釣竿用リールシートを用いて、優れた回り止め機能を得ることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
【0014】
図1は本発明に係る第1の釣竿用リールシートの正面図、図2は第1の釣竿用リールシートの平面図、図3は第1の釣竿用リールシートの底面図、図4は第1の釣竿用リールシートの側面図である。
【0015】
釣竿用リールシート1は、筒状の薄肉樹脂製又は筒状の樹脂製シート本体3と、このシート本体3の周方向所定位置(下面部)に設けられた、釣竿用リール5のリール脚部7を固定するためのリール取り付け部9と、から構成されていて、軸方向両側が、釣竿本体11、11の外周に嵌め付けられることにより、釣竿13の所定位置に配置されるものである。
【0016】
リール取り付け部9は、シート本体3の外周面の周方向所定位置(下面部)に形成された、軸方向に延びるほぼ平面状のリール取り付け面15と、このリール取り付け面15の竿先側端部位置で、シート本体3の外周に一体的に形成された固定フード17と、リール取り付け面15の竿尻側に設けられた可動フード機構19と、を備え、可動フード機構19は、リール取り付け面15から多少陥没する状態でこのリール取り付け面15の幅方向中間部に固定配置された、軸方向に延びる金属製の固定プレート部21と、リール取り付け面15の竿尻側端部位置から軸方向中央部位置まで延びるように、リール取り付け面15の側縁に沿ってシート本体3の幅方向両側に形成されたガイド溝23、23と、このガイド溝23、23に沿って軸方向への移動が可能な可動フード25と、から構成されている。固定プレート部21には、幅方向に延びる係合溝27が軸方向中央部から竿尻側端にわたって連続的に形成されている。可動フード25は、フード本体29と、このフード本体29に回動可能に取り付けられ、起立状態で、フード本体29の軸方向の移動を許容し、フード本体29に被さった倒れ込み状態で、固定プレート部21の係合溝27と係合してフード本体29を固定する固定部材31と、を有している。
【0017】
釣竿用リール5のリール脚部7をリール取り付け部9に固定するときは、リール脚部7の先端部に設けられている、前後方向(軸方向)に延びる固定取り付け部33の前端部を固定フード17内に挿入し、固定部材31を起立させた状態で、固定取り付け部33の後端部にきつく被さるようにフード本体29を竿先側に移動させ、そして固定部材31を倒れ込み状態に回転させてフード本体29をシート本体3に固定する。固定取り付け部33、したがって釣竿用リール5は、固定フード17及びフード本体29に挟まれて軸方向に位置決めされた状態でリール取り付け部9に固定される。
【0018】
シート本体3はほぼ円筒状に形成されているが、外周面の軸方向中央部には鍔部35が形成されている。鍔部35は、稜線37が、固定フード17の開口部の幅方向両側からそれぞれ、竿尻側に傾斜しながら上面部(リール取り付け部9と径方向反対側の外周面)まで延びるように形成されているが、稜線37はシート本体3の外周上面部又は上面部の幅方向中央個所では消滅している。
【0019】
シート本体3の外周面の竿尻側には、上面部と側面部(下面部と上面部との間の外周面)との境界位置にそれぞれ、すなわち、シート本体3の軸心を通過する仮想垂直線と外周上面部又は上面部との交点から、周方向にほぼ45度又は概略45度ずれた位置にそれぞれ、あるいは周方向にほぼ45度又は概略45度ずれた位置を中心としてそれぞれ、張り出し部39、39が軸方向に延びるように形成されていて、それぞれの張り出し部39は、リール取り付け部9の可動フード機構19の軸方向中央部に対応する位置から、あるいは釣竿用リール5のリール脚部7を固定しているフード本体29に対応する位置からシート本体3の竿尻側端部まで、30mmを超えてほぼ35mmの長さで延びている。それぞれの張り出し部39は、竿先側端からほぼ軸方向中央まで漸次張り出し量が増大し、ほぼ軸方向中央から竿尻側端まで漸次張り出し量が減少するように形成され、ほぼ軸方向中央に最大張り出し個所41を有している。それぞれの張り出し部39、39の最大張り出し個所41、41間の幅は、鍔部35のそれぞれの稜線37、37間の幅よりも大きく、それぞれの張り出し部39、39の最大張り出し個所41、41間はシート本体3の最大幅個所を構成している。また、張り出し部39、39と、この張り出し部39、39間のシート本体3の上面部とは、最大張り出し個所41位置で、曲率の小さい連続した円弧状曲面あるいはわずかに外側に膨らんで湾曲する連続した曲面を構成している。
【0020】
図5は第1の釣竿用リールシート1を掌で把持した状態を示す正面図、図6は第1の釣竿用リールシート1を掌で把持した状態を示す側面図、図7は第1の釣竿用リールシート1を別の態様で把持した状態を示す正面図である。
【0021】
第1の釣竿用リールシート1を握って釣竿13を操作するときには、図5に仮想線で示すように、リール取り付け部9に固定された釣竿用リール5のリール脚部7を中指Aと薬指Bとで挟み、親指Cをシート本体3の上面部に押し付けてシート本体3を把持する。そうすると、鍔部35の稜線37が人差し指Dと中指Aとの間に入り込み、あるいは概略的には人差し指Dと中指Aとの間に入り込み、人差し指Dに鍔部35の竿先側が当接するため、掌Eの人差し指側のグリップ力が確保される。また、張り出し部39が掌Eの小指球部分F(小指球又は小指球よりも多少小指側の部分あるいは小指付け根よりも下側部分)に30mmを越えた軸方向長さにわたって当接して食い込むので、掌Eの小指側のグリップ力が確保される。ここでは、張り出し部39の竿尻側端は、掌Eの小指球部分Fの小指側側縁にほぼ一致して位置し、張り出し部39の最大張り出し個所41は、掌Eの小指球部分Fの小指側側縁手前に位置している。また、図7に示すように、親指Cをシート本体3の側面部に沿わせた場合には、張り出し部39の小指球部分Fへの食い込み量が増大するので、より高いグリップ力を得ることができる。
【0022】
図8は本発明に係る第2の釣竿用リールシートの正面図、図9は第2の釣竿用リールシートの平面図、図10は第2の釣竿用リールシートの底面図、図11は第2の釣竿用リールシートの側面図である。
【0023】
第2の釣竿用リールシート43は、第1の釣竿用リールシート1の構成を変更したものであり、同一の構造及び機能を有する部分は概略的には同一の符号を付して説明を省略する。第2の釣竿用リールシート43は、第1の釣竿用リールシート1のシート本体3に形成された張り出し部39の構成を変更したものである。第2の釣竿用リールシート43のシート本体45外周面には、竿尻側で、上面部と側面部との境界位置にそれぞれ、すなわち、シート本体45の軸心を通過する仮想垂直線と外周上面部又は上面部との交点から周方向にほぼ45度又は概略45度ずれた位置にそれぞれ、あるいは周方向にほぼ45度又は概略45度ずれた位置を中心としてそれぞれ、張り出し部47が軸方向に延びるように形成されていて、それぞれの張り出し部47は、リール取り付け部9の可動フード機構19の軸方向中央部に対応する位置から、あるいは釣竿用リール5のリール脚部7を固定しているフード本体29に対応する位置からほぼシート本体45の竿尻側端まで、50mm程度の長さで延びている。それぞれの張り出し部47は、竿先側端から竿尻側端部(又は竿尻側端部手前)まであるいは軸方向中央よりも竿尻側まで漸次張り出し量が増大するように形成され、竿尻側端部(又は竿尻側端部手前)あるいは軸方向中央よりも竿尻側で最大張り出し個所49を有している。それぞれの張り出し部47、47の最大張り出し個所49、49間の幅は、鍔部35のそれぞれの稜線37、37間の幅よりも大きく、それぞれの張り出し部47、47の最大張り出し個所49、49間はシート本体45の最大幅個所を構成している。張り出し部47の竿先側端から最大張り出し個所49までの軸方向長さは、30mm乃至60mmに設定することができる。また、張り出し部47、47と、この張り出し部47、47間のシート本体45の上面部とは、最大張り出し個所49位置で、曲率の小さい連続した円弧状曲面あるいはわずかに外側に膨らんで湾曲する連続した曲面を構成している。
【0024】
図12は第2の釣竿用リールシート43を掌で把持した状態を示す正面図、図13は第2の釣竿用リールシート43を掌で把持した状態を示す側面図、図14は第2の釣竿用リールシート43を別の態様で把持した状態を示す正面図である。
【0025】
第2の釣竿用リールシート43を握って釣竿13を操作するときには、図12に仮想線で示すように、リール取り付け部9に固定された釣竿用リール5のリール脚部7を中指Aと薬指Bとで挟み、親指Cをシート本体45の上面部に押し付けてシート本体45を把持する。そうすると、鍔部35の稜線37が概略的には人差し指Dと中指Aとの間に入り込み、あるいは概略的には人差し指Dと中指Aとの間に入り込み、人差し指Dに鍔部35の竿先側が当接するため、掌Eの人差し指側のグリップ力が確保される。また、張り出し部47が掌Eの小指球部分F(小指球又は小指球よりも多少小指側の部分あるいは小指付け根よりも下側部分)に30mmを越えた軸方向長さにわたって当接して食い込むので、掌Eの小指側のグリップ力が確保される。ここでは、張り出し部47の最大張り出し個所49が、掌Eの小指側側縁に食い込んで位置している。また、図14に示すように、親指Cをシート本体45の側面部に沿わせた場合には、張り出し部47の小指球部分Fへの食い込み量が増大するので、より高いグリップ力を得ることができる。
【0026】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の釣竿用リールシートを用いれば、掌内でシート本体が滑って回転的にずれてしまうことが効果的に防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1の釣竿用リールシートの正面図である。
【図2】第1の釣竿用リールシートの平面図である。
【図3】第1の釣竿用リールシートの底面図である。
【図4】第1の釣竿用リールシートの側面図である。
【図5】第1の釣竿用リールシートを掌で把持した状態を示す正面図である。
【図6】第1の釣竿用リールシートを掌で把持した状態を示す側面図である。
【図7】第1の釣竿用リールシートを別の態様で把持した状態を示す正面図である。
【図8】本発明に係る第2の釣竿用リールシートの正面図である。
【図9】第2の釣竿用リールシートの平面図である。
【図10】第2の釣竿用リールシートの底面図である。
【図11】第2の釣竿用リールシートの側面図である。
【図12】第2の釣竿用リールシートを掌で把持した状態を示す正面図である。
【図13】第2の釣竿用リールシートを掌で把持した状態を示す側面図である。
【図14】第2の釣竿用リールシートを別の態様で把持した状態を示す正面図である。
【符号の説明】
1、43 釣竿用リールシート
3、45 シート本体
5 釣竿用リール
7 リール脚部
9 リール取り付け部
39、47 張り出し部
Claims (2)
- 筒状のシート本体の外周に、釣竿用リールのリール脚部を固定するためのリール取り付け部が設けられ、このリール取り付け部を下側にして前記シート本体の所定個所を掌で把持できるように構成されている釣竿用リールシートであって、
前記シート本体の外周面の竿尻側には、このシート本体を把持した掌の小指球部分に当接して食い込む張り出し部が一体的に一対設けられ、
前記張り出し部は、掌の小指球部分に、適当な軸方向長さにわたり当接して食い込むように、前記シート本体の上面部と側面部との境界位置でそれぞれ、軸方向に延びて形成され、かつ、最大張り出し個所が掌の小指球部分に当接して食い込むように、竿先側端から最大張り出し個所まで漸次張り出し量が増大するように形成されていて、
前記張り出し部の最大張り出し箇所間の幅は、前記最大張り出し箇所の軸方向位置で、前記シート本体の最大幅となっている、ことを特徴とする釣竿用リールシート。 - 前記張り出し部の最大張り出し箇所間の幅は、この釣竿用リールシートの最大幅となっている、ことを特徴とする請求項1記載の釣竿用リールシート。
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