JP3007519U - 魚釣用両軸受型リール - Google Patents
魚釣用両軸受型リールInfo
- Publication number
- JP3007519U JP3007519U JP1994010665U JP1066594U JP3007519U JP 3007519 U JP3007519 U JP 3007519U JP 1994010665 U JP1994010665 U JP 1994010665U JP 1066594 U JP1066594 U JP 1066594U JP 3007519 U JP3007519 U JP 3007519U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reel
- width
- finger contact
- fishing
- dual
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 両軸受型リールを握持する手の指当て部材へ
の親指の載置とその指先によるサミング操作を親指の無
理のない動きで円滑容易にできるようにする。 【構成】 スプール4の後方におけるリール本体1の側
板2・3間に架設した指当て部材5の上面に形成した指
当て面6を一側の側板3から他側の側板2に向け漸次幅
aが広くなるように形成し、リール本体1を握持した手
の親指を指当て面6上の幅aの広い位置に保持してその
保持操作を安定すると共にその指先によるサミング操作
は親指の無理のない自然な動きで幅aの狭い位置でスム
ースに行う。
の親指の載置とその指先によるサミング操作を親指の無
理のない動きで円滑容易にできるようにする。 【構成】 スプール4の後方におけるリール本体1の側
板2・3間に架設した指当て部材5の上面に形成した指
当て面6を一側の側板3から他側の側板2に向け漸次幅
aが広くなるように形成し、リール本体1を握持した手
の親指を指当て面6上の幅aの広い位置に保持してその
保持操作を安定すると共にその指先によるサミング操作
は親指の無理のない自然な動きで幅aの狭い位置でスム
ースに行う。
Description
【0001】
本考案は魚釣用両軸受型リールに関するものである。
【0002】
魚釣用両軸受型リールにおいては、スプールの後方におけるリール本体の側板 間にリールの保持とスプールのサミングを容易にするために、リールを握持した 手の親指を載置する指当て部材を設けることが実開昭56ー160478号公報 や実開昭59ー68077号公報等知られている。
【0003】
しかしながら従来の方式は、指当て部材の指当て面の幅や高さが一定のため、 親指によるサミング動作への切換操作が円滑にできないと共に釣り人の個人差に よるリールを握持する手の大きさや釣り人のサミングぐせ等にも適確に対応する ことができない問題点がある。
【0004】 即ちリールを握持した手の親指は指当て部材上に載置しておき、サミング操作 時には親指を掌方向に移動(回動)してその指先をスプールの側に突出させて行 うものであるが、釣り人の手の大きさの大小や釣り人のリール握持ぐせ、サミン グの操作ぐせ等によって、従来の指当て面の幅が一定のものは親指を夫々の操作 位置に操作し易いように安定して支持することが困難であると共に指当て部材が サミング操作時の親指の動きの邪魔になってリールの握持及びサミング操作を円 滑確実に行うことができない欠陥があり、更にスプールに捲着される釣糸の捲着 径が変化するときは一層その操作性が低下するのが現状である。本考案はこのよ うな現状に鑑み、釣り人の個人差に左右されないでリールの握持性とサミング操 作性を向上できるようにした魚釣用両軸受型リールを提供することを目的とする ものである。
【0005】
本考案は前記目的を達成するために、リール本体の両側板間に支持されたスプ ール後方のリール本体に指当て部材を架設した魚釣用両軸受型リールにおいて、 前記指当て部材の指当て面の幅を一側から他側に向け漸次幅広状に形成したこと を特徴とするものであり、前記指当て面は、ハンドルを有しない側板からハンド ルを有する側板に向け漸次幅広状に形成する場合とハンドルを有する側板からハ ンドルを有しない側板に向け漸次幅広状に形成する場合とがあり、またこれらの 場合において更に指当て面の高さを幅広方向に向け漸次高くしたり又は低く形成 したりすると、スプールに捲着された釣糸の捲着径の大小に対応した指当て面の 高さにおいて無理なく適確にサミング操作を行うことができる。
【0006】
本考案はリールを握持する手の親指を外方に向けて指当て部材の幅の広い指当 て面上に載置してリールを安定よく保持し、サミング操作時には前記親指を指当 て面の幅の狭い方向に移動させてその指先を指当て面から突出せしめてスプール をサミングするものであり、この場合指当て面の高さを幅広方向に高く又は低く なるように形成したときは、スプールの釣糸捲着径に対応する高さの指当て面に おいて適確にサミング操作をすることができる。
【0007】
本考案の実施例を図面について説明すると、図1及び図2においてリール本体 1の両側板2・3間には公知のようにスプール4が支持されると共に該スプール 4の後方の両側板2・3間には指当て部材5が架設されている。しかして前記指 当て部材5の指当て面6はハンドルを有しない側板3からハンドルを有する側板 2に向け幅aが後側に漸次幅広状になるように形成されており、従ってリールを ハンドル7を有しない側板3側から握持し、その親指は幅aの広い指当て面6上 に載置し、サミング操作時には親指を幅aの狭い指当て面6上にその指先が突出 するように移動して指先でスプール4の釣糸捲着部をサミングするようにしたも のである。
【0008】 図3に示す第2実施例は、前記第1実施例における指当て面6の高さbが一定 であるものに代えて、その高さbを幅広方向に向け漸次高くなるように形成した ものであり、この場合は、前記特徴に加えて高さbが高い部分においてはスプー ル4の釣糸捲着径の大きい部分のサミング操作に適し、高さbが低くなるに従い スプール4の捲着径の小さい部分のサミング操作に適するようにしたものであり 、図4に示す第3実施例は前記第2実施例と逆に指当て面6の高さbを幅aの狭 い部分は高く幅aの広い部分は低くなるように形成すると共に特に指当て面6を 緩やかな凹状彎曲面に形成したものである。
【0009】 図5に及び図6に示す第4実施例は、指当て面6をハンドル7を有する側板2 からハンドル7を有しない側板3に向け幅aが漸次広くなるように形成して、リ ールをハンドル7を有する側板2側から握持する釣り人に適したリールであり、 図7に示す第5実施例は、第4実施例において指当て面6の高さbを幅aが広く なる方向に漸次高くなるような緩やかな凹状彎曲面に形成したものであり、更に 図8に示す第6実施例は、前記第4実施例において、指当て面6の高さbを側板 2側の幅aの狭い部分においては高く、側板3側の幅aの広い部分に向け漸次低 くなるように形成したものであり、何れもハンドル7を有するリール側板2側か らリールを握持するものである。
【0010】
本考案は、スプール後方の指当て部材の指当て面の幅を一側から他側に向け漸 次幅広状に形成し、指当て面の幅の狭い側板側からリールを握持することにより 、その手の親指を載置し易い幅の広い指当て面上に安定して保持できると共にそ の状態から幅の狭い部分側に移動して親指先をサミングできる突出状態に無理な く自然に移動してサミング操作をリールの握持を確実にしながら迅速かつ円滑に 行うことができると共に釣り人の個人差による手の大小や釣り方のくせ等も指当 て面の幅の大小によって充分に対応することができる。
【0011】 また本考案において指当て面の高さを漸次高くなるように形成するときは、更 にサミング操作をスプールに捲着した釣糸の捲着径の大小に適応する高さの指当 て面の位置において円滑容易にサミング操作を行うことができる。
【0012】 更に本考案において、指当て面の幅をハンドルを有しない側板からハンドルを 有する側板に向け漸次幅広状に形成するときは、ハンドルを有しない側板側から リールを握持しハンドルをリールを握持しない手で操作できることにより、リー ルの保持とハンドル操作とを同時に行いながら、釣糸の繰出し及び捲取り操作を 連続して円滑容易に行うことができる。
【図1】本考案の平面図。
【図2】同正面図。
【図3】本考案の第2実施例の正面図。
【図4】本考案の第3実施例の正面図。
【図5】本考案の第4実施例の平面図。
【図6】同正面図。
【図7】本考案の第5実施例の正面図。
【図8】本考案の第6実施例の正面図。
1 リール本体 2・3 側板 4 スプール 5 指当て部材 6 指当て面 7 ハンドル
Claims (5)
- 【請求項1】 リール本体の両側板間に支持されたスプ
ール後方のリール本体に指当て部材を架設した魚釣用両
軸受型リールにおいて、前記指当て部材の指当て面の幅
を一側から他側に向け漸次幅広状に形成したことを特徴
とする魚釣用両軸受型リール。 - 【請求項2】 リール本体の両側板間に支持されたスプ
ール後方のリール本体に指当て部材を架設した魚釣用両
軸受型リールにおいて、前記指当て面の幅を一側から他
側に向け漸次幅広状にかつその高さも漸次高くなるよう
に形成したことを特徴とする魚釣用両軸受型リール。 - 【請求項3】 リール本体の両側板間に支持されたスプ
ール後方のリール本体に指当て部材を架設した魚釣用両
軸受型リールにおいて、前記指当て面の幅を一側から他
側に向け漸次は幅広状に形成すると共に指当て面の高さ
を一側から他側に向け漸次低くなるように形成したこと
を特徴とする魚釣用両軸受型リール。 - 【請求項4】 指当て面の幅をハンドルを有しない側板
からハンドルを有する側板に向け漸次幅広状に形成した
請求項2又は3記載の魚釣用両軸受型リール。 - 【請求項5】 指当て面の幅をハンドルを有する側板か
らハンドルを有しない側板に向け漸次幅広状に形成した
請求項2又は3記載の魚釣用両軸受型リール。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994010665U JP3007519U (ja) | 1994-08-05 | 1994-08-05 | 魚釣用両軸受型リール |
US08/803,910 US5762280A (en) | 1994-08-05 | 1997-02-21 | Double-bearing fishing reel with finger placing element |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994010665U JP3007519U (ja) | 1994-08-05 | 1994-08-05 | 魚釣用両軸受型リール |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3007519U true JP3007519U (ja) | 1995-02-21 |
Family
ID=43143364
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1994010665U Expired - Lifetime JP3007519U (ja) | 1994-08-05 | 1994-08-05 | 魚釣用両軸受型リール |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3007519U (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09252692A (ja) * | 1996-03-19 | 1997-09-30 | Daiwa Seiko Inc | 魚釣用両軸受型リ−ル |
JP2019122326A (ja) * | 2018-01-18 | 2019-07-25 | グローブライド株式会社 | 両軸受型リール |
JP2019180375A (ja) * | 2018-04-17 | 2019-10-24 | 株式会社シマノ | 両軸受リール |
-
1994
- 1994-08-05 JP JP1994010665U patent/JP3007519U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09252692A (ja) * | 1996-03-19 | 1997-09-30 | Daiwa Seiko Inc | 魚釣用両軸受型リ−ル |
JP2019122326A (ja) * | 2018-01-18 | 2019-07-25 | グローブライド株式会社 | 両軸受型リール |
JP2019180375A (ja) * | 2018-04-17 | 2019-10-24 | 株式会社シマノ | 両軸受リール |
JP7039376B2 (ja) | 2018-04-17 | 2022-03-22 | 株式会社シマノ | 両軸受リール |
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