JP4086343B2 - プリントヘッド - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子写真印刷方式のプリンタやファクシミリ等の印刷装置において感光体上に静電潜像を形成する感光々源として用いられるプリントヘッドに関し、また前記プリントヘッドを構成するマトリクス型の発光素子アレイチップ、および前記マトリクス型の発光素子アレイチップを駆動する発光素子アレイ駆動ICに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、電子写真印刷方式の印刷装置において感光体の露光々源として用いられるプリントヘッドとしては、半導体レーザ素子やLED素子等の発光素子を一列に多数配置した発光素子アレイを光源として用いたもの、あるいは光源に蛍光燈や冷陰極管等を用、液晶素子をシャッタとして用いたものがある。いずれのタイプのプリントヘッドも、帯電器によって一様に帯電された感光体を前記光源により選択的に露光し、前記感光体に静電潜像を形成するものである。
【0003】
LED素子を多数配置した発光素子アレイをLEDアレイと称し、またLEDアレイを用いたプリントヘッドをLEDプリントヘッドと称する。LEDプリントヘッドには、1つの半導体チップ上に多数のLED素子を配置したLEDアレイチップと、このLEDアレイチップの各LED素子の発光を制御する発光素子アレイ駆動ICとを、印刷幅に応じた個数ずつ、実装基板に実装したものがある。
【0004】
図8は従来のLEDアレイチップの構造を示す上面図である。図8に示すLEDアレイチップ51は、一列に配置されたLED素子52と、LED素子52のアノードに個別に接続する個別被駆動パッド電極53と、全てのLED素子52のカソードに接続する共通電極54とを有する。共通電極54は、LEDアレイチップ51の裏面に設けられている。また、図9は図8に示すLEDアレイチップを実装した従来のLEDプリントヘッドの部分拡大図である。図9に示すLEDプリントヘッドは、実装基板59に、LEDアレイチップ51と、このLEDアレイチップ51を駆動するLEDアレイ駆動IC55とを実装したものである。LEDアレイチップ51の個別被駆動パッド電極53とLEDアレイ駆動IC55の駆動パッド電極60とは、金属ワイヤ56により接続され、LEDアレイ駆動IC55のI/Oパッド電極61は、金属ワイヤ57により、実装基板59に形成された制御信号および電源の配線パターン62に接続されている。LEDアレイチップ51の裏面に形成された共通電極54は、実装基板59に形成されたカソード配線パターン58に接続されている。
【0005】
LEDアレイ駆動IC55には、LEDアレイチップ51のLED素子52の個別データ、LED素子の発光時間を制御するストローブ信号、等が入力される。LEDアレイ駆動IC55は、入力された個別データを格納するシフトレジスタと、この個別データに応じた駆動電流を個別に出力する駆動電流源回路と、入力されたストローブ信号に従って駆動電源回路の出力端子と駆動パッド電極60の間をON/OFFするスイッチング回路とを有する。シフトレジスタの段数、駆動電流源回路の個数、スイッチング回路の個数、および駆動パッド電極60の個数は、LEDアレイチップ51のLED素子52の個数に対応する。LEDアレイ駆動IC55は、例えば、発光を示す印刷データに対応する駆動電流源回路が、駆動電流を出力し、ストローブ信号が”H”レベルとなる期間、スイッチング回路がONすることにより、”H”レベルの印刷データに対応するLED素子52に、個別被駆動パッド電極53を介して駆動電流を供給し、選択的に発光させる。このように従来のLEDプリントヘッドにおいては、LEDアレイチップ51のLED素子52のアノードは、個別被駆動パッド電極53(駆動ΙC55の駆動パッド電極60)に1対1で接続されていた。
【0006】
しかし、LEDアレイチップにおけるLED素子の高密度化(例えばドット密度600[dot/inch]、LED素子ピッチ42.3[μm])が進むと、LED素子52に対して1対1で個別被駆動パッド電極53および駆動パッド電極60を設け、これらのパッド電極間を個別にワイヤボンディングすることが困難になってきた。その解決策として、例えば特開昭62−152873号公報に開示されたような、マトリクス型のLEDアレイチップがある。
【0007】
マトリクス型のLEDアレイチップは、M×N個の発光素子を、発光素子のカソードに接続するM個の被走査パッド電極と発光素子のアノードに接続するN個の被駆動パッド電極とにマトリクス接続することにより、LEDアレイチップのパッド電極の個数を削減したものである。マトリクス型のLEDアレイチップは、例えば、半導体チップをM個の半導体ブロックに分割し、それぞれの半導体ブロック上に被走査パッド電極およびN個の発光素子を形成するとともに、N個の被駆動パッド電極をM個の半導体ブロック上に形成し、ブロック内のN個のLED素子のカソードをブロック内の被走査パッド電極に接続し、またブロック内のN個のLED素子のアノードをそれぞれ異なる被駆動パッド電極に接続した構造である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のマトリクス型の発光素子アレイチップを用いたプリントヘッドにおいては、個別データに応じて被駆動パッド電極を制御するデータ制御回路(データ制御IC)と、被走査パッド電極を走査する走査制御回路(走査制御IC)との2種類の駆動回路(駆動IC)を実装基板に搭載し、被駆動パッド電極とデータ制御回路との間、および被走査パッド電極とデータ制御回路との間をそれぞれ金属ワイヤによりボンディングする必要があり、このことが、プリントヘッドのサイズを小さくすることの妨げとなっており、またプリントヘッドの製造工数および製造コストを低減することの妨げとなっていた。例えば、発光素子列の両側に被駆動パッド電極と被走査パッド電極を配置した発光素子アレイチップを用い、この発光素子アレイチップの両側にデータ制御回路と走査制御回路とをそれぞれ実装し、発光素子アレイチップの両側から金属ワイヤを引き出す構造であるため、プリントヘッドのサイズを小さくできず、またワイヤボンディング工数を低減することができなかった。
【0009】
本発明は上記従来の課題を解決するためになされたものであり、プリントヘッドのサイズ縮小化および製造コストの低減を図ることができる発光素子アレイチップおよび発光素子アレイ駆動ICを提供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために本発明のプリントヘッドは、発光素子アレイチップと発光素子アレイ駆動ICとをワイヤボンディングで接続するプリントヘッドであって、
前記発光素子アレイチップは、M=Nのもとに、
線状に並べて配列されたM×N個の発光素子と、前記M×N個の発光素子を連続するN個毎にM個のクループにグループ化して各グループ毎にN個の発光素子の各第1電極に共通に接続されたM個の被走査パッド電極と、各グループのN個の発光素子の各第2電極に個別に接続されたN個の被駆動パッド電極とがマトリクス接続し、前記被走査パッド電極と前記被駆動パッド電極とが前記発光素子アレイチップの長手側の片側端部に沿って各グループに対応する領域毎に1つずつ交互に配置されており、
前記発光素子アレイ駆動ICは、
外部から入力された走査信号に基づくタイミングで、前記M個の被走査パッド電極を択一的に順次有効にすることにより前記M個の被走査パッド電極を走査する走査制御部と、
前記走査制御部に接続された複数の走査パッド電極と、
有効となる被走査パッド電極と外部から入力された発光素子の個別データに基づいて、前記N個の被駆動パッド電極を選択的に駆動し、有効となる被走査パッド電極に接続するN個の発光素子を選択的に発光させるデータ制御部と、
前記データ制御部に接続された複数の駆動パッド電極と
を有し、
前記複数の走査パッド電極及び駆動パッド電極が前記発光素子アレイ駆動ICの長手側の片側端部に沿って配置され、且つ対応する前記走査パッド電極と前記被走査パッド電極、及び対応する前記駆動パッド電極と前記被駆動パッド電極が、それぞれワイヤボンディングで接続されている
ことを特徴とするものである。
【0011】
また、本発明の他のプリントヘッドは、前記プリントヘッドにおいて、M個の被走査パッド電極とN個の被駆動パッド電極にM×N個の発光素子をマトリクス接続した前記発光素子アレイチップを駆動する前記発光素子アレイ駆動ICが、外部から入力された走査信号に基づくタイミングで、前記M個の被走査パッド電極を択一的に順次有効にすることにより前記M個の被走査パッド電極を走査する走査制御部と、有効となる被走査パッド電極が切り替わるごとに、外部から入力された発光素子の個別データに基づいて、前記N個の被駆動パッド電極を選択的に駆動し、有効となった被走査パッド電極に接続するN個の発光素子を選択的に発光させるデータ制御部とを有することを特徴とするものである。
【0013】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の実施の形態のLEDプリントヘッドの構成を示す上面図である。図1に示すLEDプリントヘッドは、実装基板41に、マトリクス型のLEDアレイチップ1と、LEDアレイ駆動IC10とをそれぞれ複数個ずつ実装したものである。また、図2はLEDアレイチップ1の構成を示す上面図であり、図3はLEDアレイ駆動IC10のブロック構成図である。LEDアレイチップ1の被駆動パッド電極3とLEDアレイ駆動IC10の駆動パッド電極16とは金属ワイヤ42aにより接続されており、LEDアレイチップ1の被走査パッド電極4とLEDアレイ駆動IC10の走査パッド電極17とは金属ワイヤ42bにより接続されている。また実装基板41上に設けられた信号、電源等の配線パターン(図示せず)と、LEDアレイ駆動IC10のI/Oパッド電極18とは金属ワイヤ43により接続されている。
【0014】
図2に示すようにLEDアレイチップ1は、M行×N列(M、Nはそれぞれ正の整数)のマトリクス型LEDアレイチップであり、M×N個のLED素子(発光部)2と、N個の被駆動パッド電極3−1〜3−Nと、M個の被走査パッド電極4−1〜4−Mと、マトリクス配線部6と、(M−1)個の分離溝5−1〜5−(M−1)により電気的に分離されたM個のブロック7−1〜7−Mとを有する。ここでは、M=Nとする。またM×N個のLED素子2を、2−1〜2−(M×N)、あるいは2−[1,1]、2−[1,2]…2−[1,N]…2−[2,1]…2−[2,N]…2−[M,1]…2−[M,N]と表記することとする。図2では、M=N=16であり、LEDアレイチップ1は、256個のLED素子2−1〜2−256を有し、16行×16列のマトリクスにより構成されている。
【0015】
ブロック7−i(iは1〜Mまでのいずれかの整数)には、N個のLED素子2−[i,1]〜2−[i,N]と、被走査パッド電極4−iとが形成されている。被走査パッド電極4−iは、ブロック7−iに形成されたLED素子2−[i,1]〜2−[i,N]のカソード(第1電極)に接続されている。またLEDアレイチップ1には、N個の被駆動パッド電極3−1〜3−Nが形成されている。被駆動パッド電極3−j(jは1からNまでのいずれかの整数)は、マトリクス配線部6により、M個のLED素子2−[1,j]、2−[2,j]…2−(M,j)のアノード(第2電極)に接続されている。ここでは、ブロック7−iに被駆動パッド電極3−iを形成している。
【0016】
LEDアレイチップ1は、被駆動パッド電極3−1〜3−Nと被走査パッド電極4−1〜4−Mとが、LEDアレイチップ1のチップ長手側の片側に沿って一列に配置されていることを特徴とするものである。図2においては、被駆動パッド電極3と走査パッド電極4とは、交互に配置されている。なお、被駆動パッド電極3−1〜3−Nと被走査パッド電極4−1〜4−Mとをそれぞれ一列に配置しても良い。また、被駆動パッド電極3−1〜3−Nおよび被走査パッド電極4−1〜4−Mを2列に配置しても良い(それぞれの列が被駆動パッド電極3と被走査パッド電極4により構成される)。
【0017】
ブロック7は、例えば、半絶縁性の半導体基板上にn型半導体層を成長させ、このn型半導体層を分離溝5によりM個のn型半導体ブロックに分離したものである。LED素子2は、例えばカソードとなるn型半導体ブロックにアノードとなるp型半導体領域を形成したものである。なお、ブロック7をp型半導体ブロックとし、LED素子のアノードを被走査パッド電極に接続し、カソードを被駆動パッド電極に接続するようにしても良い。この場合は、LED素子のアノードが第1電極となり、カソードが第2電極となる。
【0018】
LEDアレイチップ1の動作を以下に説明する。LEDアレイチップ1の256個のLED素子2−[1,1]〜2ー[16,16」は、それぞれ個別に発光動作をする。例えば、被駆動パッド電極3−1〜3−16に、それぞれLED素子2−[i,1]〜2−[i,16]の個別データに対応する電流源を接続し、被走査パッド電極4−iをGNDに接続する(接地する)ことにより、ブロック7−iのLED素子2−[i,1]〜2−[i,16]が個別データに対応して選択的に発光動作をする。上記の手順をブロック7−1〜7−Mに対して順次実施することにより、256個のLED素子2を個別に発光動作させることができる。
【0019】
図3に示すようにLEDアレイ駆動IC10は、印刷データシフトレジスタ11(駆動データシフトレジスタ)と、光量補正データシフトレジスタ12と、駆動回路13(駆動手段)と、走査データシフトレジスタ14と、走査回路15(走査手段)と、駆動パッド電極16−1〜16−Nと、走査パッド電極17−1〜17−Mとを有する。印刷データシフトレジスタ11、光量補正データシフトレジスタ12、および駆動回路13は、データ制御部を構成している。また走査データシフトレジスタ14および走査回路15は、走査制御部を構成している。
【0020】
またLEDアレイ駆動IC10は、図1に示す実装基板41の配線パターンに接続するI/Oパッド電極18を有する。このI/Oパッド電極18は、LED素子の個別データ(印刷データおよび光量補正データ)が入力される4個のデータ入力端子DI1〜DI4と、シフトクロックが入力されるシフトクロック入力端子SFCと、走査クロックが入力される走査クロック入力端子SCCと、ストローブ信号が入力されるストローブ入力端子STBと、走査データが入力される走査データ入力端子SCDと、4個のデータ出力端子DO1〜DO4とを有する。走査データと走査クロックとは、走査信号を構成する。
【0021】
LEDアレイ駆動IC10は、データ制御部および走査制御部をともに内蔵し、マトリクス型のLEDアレイチップ1を単独で駆動することができることを特徴とするするものである。
【0022】
図4はLEDアレイ駆動IC10のデータ制御部の構成を示す図である。図4に示すように、印刷データシフトレジスタ11は、R×S(RはLEDアレイ駆動IC10のデータ入力端子DIの数に等しい整数、Sは正の整数、R×SはN以上の整数)個のD型フリップフロップを有する。以下、このR×S個のフリップフロップ21を、21−1〜21−(R×S)、あるいは21−[1,1]、21−[2,1]…21−[R,1]、21−[1,2]…21−[R,S]と表記する。図4では、R=S=4、R×S=N=16である。D型フリップフロップ21−[k,4]〜21−[k,1](kは1〜Rまでのいずれかの整数)は、直列接続されており、初段のD型フリップフロップ21−[k,4]のデータ入力端子は、データ入力端子DIkに接続されている。また16個のD型フリップフロップ21−1〜21−16のクロック入力端子は、シフトクロック入力端子SFCに共通接続されている。
【0023】
光量補正シフトレジスタ12は、R×N個のD型フリップフロップ22−[1,1]〜22−[R,N]を有する。D型フリップフロップ22−[k,16]〜22−[k,1]は直列接続されており、初段のD型フリップフロップ22−[k,16]のデータ入力端子は、印刷データシフトレジスタ11のD型フリップフロップ21−[k,1]のデータ出力端子に接続されており、最終段のD型フリップフロップ22−[k,1]のデータ出力端子は、データ出力端子DOkに接続されている。またD型フリップフロップ22−[1,1]〜22−[4,16]のクロック入力端子は、シフトクロック入力端子SFCに共通接続されている。従って、印刷データシフトレジスタ11と光量補正シフトレジスタ12とは直列接続されている。
【0024】
駆動回路13は、駆動電流源回路23−1〜23−N(駆動電源回路)と、ANDゲート24−1〜24−Nと、スイッチングトランジスタ25−1〜25−Nとを有する。駆動電流源回路23−iは、4個の光量補正データ入力端子と、駆動電流出力端子とを有し、4個の光量補正データ入力端子はそれぞれD型フリップフロップ22−[1,i]〜22−[4,i]のデータ出力端子に接続されている。駆動電流源回路23−iは、入力された光量補正データに応じた駆動電流値を設定し、この駆動電流を駆動電流出力端子から出力する。ANDゲート24−1〜24−Nの第1入力端子は、ストローブ入力端子STBに共通接続されている。またANDゲート24−iの第2入力端子は、D型フリップフロップ21−iのデータ出力端子に接続されている。スイッチングトランジスタ25−iのベース端子は、ANDゲート24−iの出力端子に接続され、コレクタ端子は駆動電流源回路23−iの出力端子に接続され、またエミッタ端子は定電流出力電極16−iに接続されている。ANDゲート24−iとスイッチングトランジスタ25−iとは、データ制御部のスイッチング回路を構成している。
【0025】
図5はLEDアレイ駆動IC10の走査制御部の構成を示す図である。図5に示すように、走査データシフトレジスタ14は、直列接続されたN個のD型フリップフロップ31−1〜31−Nと、N個の走査出力端子SQ−1〜SQ−Nとを有する。初段のD型フリップフロップ31−1のデータ入力端子Dは、走査データ入力端子SCDに接続されている。D型フリップフロップ31−iの出力端子は、走査出力端子SQ−iに接続されている。また、N個のD型フリップフロップ31のクロック入力端子は走査クロック入力端子SCCに共通接続されている。
【0026】
走査回路15は、N個のANDゲート32−1〜32−Nと、N個のスイッチングトランジスタ33−1〜33−Nとを有する。N個のANDゲート32の第1入力端子はストローブ入力端子STBに共通接続されている。またANDゲート32−iの第2入力端子は、走査データシフトレジスタ14の走査出力端子SQ−iに接続されている。N個のスイッチングトランジスタ33のエミッタ電極は、接地されている(GNDに共通接続されている)。スイッチングトランジスタ33−iのベース端子はANDゲート32−iの出力端子に接続され、コレクタ端子は走査パッド電極17−iに接続されている。ANDゲート32−iとスイッチングトランジスタ33−iとは、走査制御部のスイッチング回路を構成している。
【0027】
実装基板41に実装された複数のLEDアレイ駆動IC10のデータ入力端子DI1〜DI4には、それぞれ異なる印刷データおよび光量補正データ、すなわち対応するLEDアレイチップ1に応じた印刷データおよび光量補正データが入力される。この印刷データおよび光量補正データは、実装基板41の外部から実装基板41の配線パターン(図示せず)および金属ワイヤ43を介して入力される。また、全てのLEDアレイ駆動IC10のシフトクロック入力端子SFCには、同じシフトクロックが入力される。同様に、全てのLEDアレイ駆動IC10の走査クロック入力端子SCC、走査データ入力端子SCD、およびストローブ入力端子STBには、それぞれ同じ走査クロック、同じ走査データ、および同じストローブ信号が入力される。
【0028】
次に、LEDアレイ駆動IC10の動作を説明する。図6はLEDアレイ駆動IC10の動作タイムチャートである。図6において、(a)はシフトクロック入力端子SFCに入力されるシフトクロック、(b)〜(e)はデータ入力端子DI1〜DI4に入力される印刷データおよび光量補正データ、(f)は走査クロック入力端子SCCに入力される走査クロック、(g)は走査データ入力端子SCDに入力される走査データである。また(h)〜(j)は走査データシフトレジスタ14の走査出力端子SQ−1、SQ−2、SQ−16の波形であり、(k)はストローブ入力端子STBに入力されるストローブ信号である。(a)に示すシフトクロックは、印刷データシフトレジスタ11および光量補正データシフトレジスタ12の動作クロックであり、(f)に示す走査クロックは、走査データシフトレジスタ14の動作クロックである。(g)に示す走査データはLEDアレイ1のブロック7−1〜7−16(のLED素子2)を順次発光させるためのデータであり、(k)に示すストローブ信号はLED素子2の発光時間を制御するための信号である。
【0029】
LEDアレイ駆動IC10を動作させるには、光量補正データの設定が済んでいることが前提となる。LEDアレイチップ1のLED素子2−1〜2−256の発光特性には、ある範囲のバラツキがあるので、発光々量を個別に補正する必要がある。光量補正データの設定は、例えば以下に示す手順で実施する。LEDアレイチップ1のLED素子2を択一的に発光させ、駆動電流値を変化させ、発光々量が標準光量となるときの駆動電流値を計測する。この計測を256個の全てのLED素子2に対して実施する。そして標準光量となるときの駆動電流値(計測された電流値)と標準電流値との差分からLED素子2の光量補正データを設定する。この光量補正データは、ここでは4ビットデータであり、例えばROM等の記憶デバイスに書き込まれる。ところで、LEDアレイ駆動IC10の駆動電流源回路23は、標準電流値から光量補正データによる補正電流値を差し引いた定電流を出力するものであり、標準電流値は例えば3[mA]である。この駆動電流源回路23に上記設定した光量補正データを入力することにより、上記標準光量となる電流値の駆動電流が駆動電流源回路23から出力され、全てのLED素子2を標準光量で発光させることができる。
【0030】
LEDアレイ駆動IC10の動作の説明に戻り、図6に示す走査期間T1における動作を説明する。データ入力端子DI1〜DI4に、ブロック7−1のLED素子2−1〜2−16に対応する4ビットの光量補正データb0−1〜b0−16、b1−1〜b1−16、b2−1〜b2−16、b3−1、b3−16、および1ビットの印刷データQ−1〜Q−16が入力される。ここで、例えばb0−1、b1−1、b2−1、およびb3−16は、LED素子2−1の光量補正データを示し、Q−16はLED素子2−16の印刷データを示す。上記1ビットの印刷データは、対応するLED素子2を発光させるか否かを示すデータである。
【0031】
図7はLEDアレイ駆動IC10に対するデータ転送フォーマットを示す図である。図7に示すように、光量補正データが先に入力され、そのあと印刷データが入力される。期間T1においては、光量補正データのビットデータb0−1〜b0−16と、印刷データQ−1、Q−5、Q−9、Q−13とがデータ入力端子DI1に入力される。また、光量補正データのビットデータb1−1〜b1−16と、印刷データQ−2、Q−6、Q−10、Q−14とがデータ入力端子DI2に入力される。同様に、光量補正データのビットデータb2−1〜b2−16と、印刷データQ−3、Q−7、Q−11、Q−15とがデータ入力端子DI3に入力され、光量補正データのビットデータb3−1〜b3−16と、印刷データQ−4、Q−8、Q−12、Q−16とがデータ入力端子DI4に入力される。
【0032】
入力端子DI1〜DI4に入力されたデータは、端子SFCに入力されるシフトクロックにより印刷データシフトレジスタ11および光量補正シフトレジスタ12をシフトし、光量補正データは光量補正シフトレジスタ12に格納され、印刷データは印刷データシフトレジスタ11に格納される。光量補正レジスタ12のD型フリップフロップ22−[1,i]〜22−[4,i]にはLED素子2−iの光量補正データが格納される。また印刷データシフトレジスタ11のD型フリップフロップ21−iには、LED素子2−iの印刷データが格納される。
【0033】
光量補正シフトレジスタ12に格納された4ビットの光量補正データb0−i、b1−i、b2−i、b3−iは、駆動回路13の駆動電流源回路23−iに入力され、駆動電流源回路23−iは入力された光量補正データに応じて駆動電流値を設定する。また駆動回路13のANDゲート24−iの第2入力端子は、印刷データシフトレジスタ11に格納された印刷データQ−iに応じて”H”レベルまたは”L”レベルとなる。このとき、ANDゲート24−1〜24−16の第1入力端子は”L”レベルであり、スイッチングトランジスタ25−1〜25−16はOFFしている。
【0034】
また、走査期間T1において、端子SCDに図6(g)に示す”H”レベルの走査データが入力され、この走査データは、端子SCCに入力される走査クロックにより、走査データシフトレジスタ14のD型フリップフロップ31−1に格納される。これにより走査データシフトレジスタ14の走査出力端子SQ−1が”L”レベルから”H”レベルに変化し、走査出力端子SQ−2〜SQ−16は”L”のままである。走査回路15においては、ANDゲート32−1の第2入力端子が”L”レベルから”H”レベルに変化し、ANDゲート32−2〜32−16の第2入力端子は”L”レベルのままである。このとき、ANDゲート32−1〜32−16の第1入力端子は”L”レベルであり、スイッチングトランジスタ33−1〜33−16はOFFしている。
【0035】
ここで、図6(k)に示すように、端子STBに入力されるストローブ信号が”L”レベルから”H”レベルに変化すると、走査回路15において、ANDゲート32−1〜32−16の第1入力端子が”H”レベルに変化し、スイッチングトランジスタ33−1がONし、走査パッド電極17−1が有効となり、GNDに接続される。同時に駆動回路13において、ANDゲート24−1〜24−16の第1入力端子が”H”レベルに変化する。印刷データQ−iが”H”レベルであれば、スイッチングトランジスタ25−iがONし、駆動パッド電極16−i、被駆動パッド電極3−i、LED素子2−i、被走査パッド電極4−1、走査パッド電極17−1という経路で、駆動電流源回路23−iから駆動電流が流れ、LED素子2−iが発光する。LED素子2−iは、ストローブ信号が”H”レベルの期間発光を継続する。また、印刷データQ−iが”L”レベルであれば、LED素子2−iは発光しない。以上により期間T1においては、ブロック7−1のLED素子2−1〜2−16が印刷データQ−1〜Q−16に応じて選択的に発光動作をする。
【0036】
次に、走査期間T2においては、図7に示すデータ転送フォーマットにより、光量補正データシフトレジスタ12および印刷データシフトレジスタ11には、ブロック7−2のLED素子2−17〜2−32に対応する光量補正データおよび印刷データが格納される。すなわち、光量補正レジスタ12のD型フリップフロップ22−[1,i]〜22−[4,i]にはLED素子2−[2,i]([2,i]=16+i)の光量補正データが格納される。また印刷データシフトレジスタ11のD型フリップフロップ21−iには、LED素子2−[2,i]の印刷データが格納される。また期間T2において、端子SCCから走査クロックが入力されると、走査データシフトレジスタ14において、D型フリップフロップ31−1に格納されていた”H”の走査データは、D型フリップフロップ31−2にシフトし、走査出力端子SQ−1は”L”レベルに戻り、走査出力端子SQ−2が”H”レベルに変化する。
【0037】
ここで、端子STBに入力されるストローブ信号が”H”レベルになると、走査回路15においてスイッチングトランジスタ33−2がONし、走査パッド電極17−2が有効となり、GNDに接続される。同時に駆動回路13において、ANDゲート24−1〜24−16の第1入力端子が”H”レベルに変化する。印刷データQ−(16+i)が”H”レベルであれば、駆動パッド電極16−i、被駆動パッド電極3−i、LED素子2−[2,i]、被走査パッド電極4−2、走査パッド電極17−2という経路で、駆動電流源回路23−iから補正された駆動電流が流れ、LED素子2−[2,i]は標準光量で発光する。以上により期間T2においては、ブロック7−2のLED素子2−17〜2−32(2−[2,1]〜2−[2,16])が印刷データQ−17〜Q−32に応じて選択的に発光動作をする。
【0038】
走査期間T1、T2と同様の一連の動作を走査期間T16まで16回繰り返すことにより、LEDアレイチップ1の全てのLED素子2−1〜2−256を選択的に発光させることができる。
【0039】
このように本発明の実施の形態によれば、マトリクス型のLEDアレイチップ1の被駆動パッド電極3−1〜3−Nと被走査パッド電極4−1〜4−Mとを、チップ長手側の片側に沿って配置し、またLEDアレイチップ1のパッド電極が形成された側に、走査制御部およびデータ制御部を内蔵したLEDアレイ駆動IC10を実装することにより、LEDアレイチップ1をチップの片側からLEDアレイ駆動IC10に直接ボンディングすることができ、実装基板41の配線パターン数を削減できる。またマトリクス型のLEDアレイチップ1の駆動ICとして2種類の駆動IC(走査制御ICとデータ制御IC)を実装する必要がなく、LEDアレイ駆動IC10のみを実装すれば良く、駆動IC数を削減することができる。従って、LEDプリントヘッドの省スペース化すなわちサイズ縮小化を図ることができるとともに、製造工数および部品コストの低減により製造コストを低減できる。また、LEDアレイチップ1とLEDアレイ駆動IC10とを直接ボンディングすることにより、信頼性の向上を図ることができる。
【0040】
なお、実装基板41に実装された全てのLEDアレイ駆動IC10の印刷データシフトレジスタ11および光量補正シフトレジスタ12を、2つのLEDアレイ駆動IC10のデータ入力端子DIとデータ出力端子DOを相互に接続することにより、直列接続した構成としても良い。すなわち、2段目以降のLEDアレイ駆動IC10のデータ入力端子DIkに、前段のLEDアレイ駆動IC10のデータ出力端子DOkを接続し、初段のLEDアレイ駆動IC10のデータ入力端子DI1〜DI4に、実装基板41の外部から印刷データおよび光量補正データを入力するようにしても良い。この場合、上記実施の形態のように、印刷データおよび光量補正データを1回の発光動作ごとにLEDアレイ駆動IC10に転送するのではなく、1ライン分(16回の発光動作分)の印刷データおよび光量補正データを転送してから、LED素子アレイを連続的に発光動作させることができるので、1ラインの印刷速度を上げることができる。
【0041】
また、上記実施の形態においては、印刷データと光量補正データとをシリアルデータとして入力しているが、これらをパラレル入力とし、LEDアレイ駆動IC10の印刷データシフトレジスタ11と光量補正シフトレジスタ12とを直列接続しない構成としても良い、さらに実装基板41に実装された全てのLEDアレイ駆動IC10の印刷データシフトレジスタ11と光量補正シフトレジスタ12とを、別々に直列接続した構成としても良い。
【0042】
【発明の効果】
以上説明したように本発明のプリントヘッドによれば、被走査パッド電極と被駆動パッド電極とを、発光素子アレイチップの長手側の片側端部に沿って配置するとともに、これらの被走査パッド電極と被駆動パッド電極にワイヤボンディングでぞれぞれ接続される走査パッド電極と駆動パッド電極とを、発光素子アレイ駆動ICの長手側の片側端部に沿って配置することにより、プリントヘッドのサイズ縮小化および製造コストの低減に貢献することができるという効果がある。
【0043】
また、本発明の他のプリントヘッドによれば、発光素子アレイ駆動ICに走査制御部およびデータ制御部をともに内蔵し、マトリクス型の発光素子アレイチップを単独で駆動することができるようにしたことにより、プリントヘッドのサイズ縮小化および製造コストの低減に貢献することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のプリントヘッドの構造を示す上面図である。
【図2】本発明の実施の形態のプリントヘッドを構成するLEDアレイチップの構造を示す上面図である。
【図3】本発明の実施の形態のプリントヘッドを構成するLEDアレイ駆動ICの構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の実施の形態のプリントヘッドを構成するLEDアレイ駆動ICのデータ制御部の構成図である。
【図5】本発明の実施の形態のプリントヘッドを構成するLEDアレイ駆動ICの走査制御部の構成図である。
【図6】本発明の実施の形態のプリントヘッドを構成するLEDアレイ駆動ICの動作タイムチャートである。
【図7】本発明の実施の形態のプリントヘッドを構成するLEDアレイ駆動ICに対するデータ転送フォーマットを説明する図である。
【図8】従来のLEDアレイチップの構成図である。
【図9】従来のLEDアレイップを用いたプリントヘッドの構成図である。
【符号の説明】
1 LEDアレイチップ、 2 LED素子、 3 被駆動パッド電極、 4被走査パッド電極、 10 LEDアレイ駆動IC、 11 印刷データシフトレジスタ、 12 光量補正データシフトレジスタ、 13 駆動回路、 14 走査データシフトレジスタ 15 走査回路、 16 駆動パッド電極、 17 走査パッド電極。
Claims (11)
- 発光素子アレイチップと発光素子アレイ駆動ICとをワイヤボンディングで接続するプリントヘッドであって、
前記発光素子アレイチップは、M=Nのもとに、
線状に並べて配列されたM×N個の発光素子と、前記M×N個の発光素子を連続するN個毎にM個のグループにグループ化して各グループ毎にN個の発光素子の各第1電極に共通に接続されたM個の被走査パッド電極と、各グループのN個の発光素子の各第2電極に個別に接続されたN個の被駆動パッド電極とがマトリクス接続し、前記被走査パッド電極と前記被駆動パッド電極とが前記発光素子アレイチップの長手側の片側端部に沿って各グループに対応する領域毎に1つずつ交互に配置されており、
前記発光素子アレイ駆動ICは、
外部から入力された走査信号に基づくタイミングで、前記M個の被走査パッド電極を択一的に順次有効にすることにより前記M個の被走査パッド電極を走査する走査制御部と、
前記走査制御部に接続された複数の走査パッド電極と、
有効となる被走査パッド電極と外部から入力された発光素子の個別データに基づいて、前記N個の被駆動パッド電極を選択的に駆動し、有効となる被走査パッド電極に接続するN個の発光素子を選択的に発光させるデータ制御部と、
前記データ制御部に接続された複数の駆動パッド電極と
を有し、
前記複数の走査パッド電極及び駆動パッド電極が前記発光素子アレイ駆動ICの長手側の片側端部に沿って配置され、且つ対応する前記走査パッド電極と前記被走査パッド電極、及び対応する前記駆動パッド電極と前記被駆動パッド電極が、それぞれワイヤボンディングで接続されている
ことを特徴とするプリントヘッド。 - 前記M個の被走査パッド電極および前記N個の被駆動パッド電極が、1列または2列に配置されている
ことを特徴とする請求項1記載のプリントヘッド。 - 前記走査制御部が、
前記M個の被走査パッド電極にそれぞれ対応するM個の走査出力端子を備え、前記走査信号に基づいて、前記M個の走査出力端子を択一的に選択する選択手段と、
前記選択された走査出力端子に対応する被走査パッド電極を接地することにより有効にする走査手段とを有する
ことを特徴とする請求項1記載のプリントヘッド。 - 前記走査信号が、
走査開始時のみに入力される走査データと、
1個の被走査パッド電極の走査期間に対応する周波数の走査クロックとにより構成され、
前記選択手段が、
前記走査データを入力データとし、前記走査クロックにより動作し、各段のレジスタ出力を前記M個の走査出力端子にそれぞれ接続したM段の走査データシフトレジスタを有し、
前記走査手段が、
前記被走査パッド電極に個別に接続するための走査パッド電極と、
前記接地電源と前記走査パッド電極との間に個別に設けられ、対応する前記走査出力端子が選択されたときにONするスイッチング回路とを有する
ことを特徴とする請求項3記載のプリントヘッド。 - 前記個別データが、
発光素子を発光させるか否かを示す駆動データと、
発光素子の発光々量を補正するための光量補正データとにより構成され、
前記データ制御部が、
前記駆動データを格納する駆動データ記憶手段と、
前記光量補正データを格納する光量補正データ記憶手段と、
前記個別データに基づいて前記N個の発光素子の駆動電流値を個別に設定し、この駆動電流を前記N個の被駆動パッド電極に選択的に供給する駆動手段とを有する
ことを特徴とする請求項4記載のプリントヘッド。 - 前記駆動データと前記光量補正データとが、それぞれシリアルデータとして入力され、
前記駆動データ記憶手段は、駆動データシフトレジスタを有し、
前記光量補正データ記憶手段は、光量補正データシフトレジスタを有する
ことを特徴とする請求項5記載のプリントヘッド。 - 前記駆動データおよび前記光量補正データが、シリアルデータとして入力され、
前記駆動データシフトレジスタと前記光量補正データシフトレジスタとが、直列接続されている
ことを特徴とする請求項6記載のプリントヘッド - 前記駆動手段は、
前記光量補正データに従って出力電流値を可変できる駆動電源回路と、
前記被駆動パッド電極に個別に接続するための駆動パッド電極と、
前記駆動電源回路の出力端子と前記駆動パッド電極との間に個別に設けられ、前記駆動データに従ってON/OFFするスイッチング回路とを有する
ことを特徴とする請求項5記載のプリントヘッド。 - 前記発光素子アレイチップと、前記発光素子アレイチップを駆動する前記発光素子アレイ駆動ICと、前記発光素子アレイチップおよび前記発光素子アレイ駆動ICを搭載する実装基板とを有することを特徴とする請求項1記載のプリントヘッド。
- 複数の前記発光素子アレイチップと、前記発光素子アレイチップを駆動する複数の前記発光素子アレイ駆動ICと、前記発光素子アレイチップおよび前記発光素子アレイ駆動ICを搭載する実装基板とを有し、
前記複数の発光素子アレイ駆動ICの前記駆動データシフトレジスタと前記光量補正データシフトレジスタとをそれぞれ直列接続した
ことを特徴とする請求項6記載のプリントヘッド。 - 複数の前記発光素子アレイチップと、前記発光素子アレイチップを駆動する複数の前記発光素子アレイ駆動ICと、前記発光素子アレイチップおよび前記発光素子アレイ駆動ICを搭載する実装基板とを有し、
前記複数の発光素子アレイ駆動ICの前記直列接続された駆動データシフトレジスタおよび光量補正データシフトレジスタをさらに直列接続し、前段からの入力を受けて後段に出力する
ことを特徴とする請求項7記載のプリントヘッド。
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