JPH0839862A - 発光素子アレイ駆動回路 - Google Patents

発光素子アレイ駆動回路

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JPH0839862A
JPH0839862A JP17883294A JP17883294A JPH0839862A JP H0839862 A JPH0839862 A JP H0839862A JP 17883294 A JP17883294 A JP 17883294A JP 17883294 A JP17883294 A JP 17883294A JP H0839862 A JPH0839862 A JP H0839862A
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JP
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circuit
data
data signal
density
signal
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JP17883294A
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English (en)
Inventor
Mio Chiba
巳生 千葉
Mitsuhiko Ogiwara
光彦 荻原
Kazuo Tokura
和男 戸倉
Masumi Yanaka
真澄 谷中
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 発光素子の光量のばらつきを補正する駆動回
路を提供する。 【構成】 レジスタRG1〜RGn及びラッチ回路LT
1〜LTnは、印字データ出力部10からの濃度データ
信号を画素単位で保持し、カウンタCT1〜CTnは、
ストローブ信号のタイミングに同期して濃度データ信号
に対応するパルス幅の信号を順次出力する。一方、補正
メモリ回路50は、各LED毎の光量のばらつきに対応
した補正データを出力し、レジスタHR1〜HRnは、
補正データを入力して保持する。電流設定回路群CS1
〜CSnは、レジスタHR1〜HRnに保持された補正
データに対応した駆動電流を前記パルス幅に対応した時
間だけLEDに供給する。その結果、各LEDの動作特
性が異なっても、各階調レベルにおける印刷濃度にばら
つきが発生しない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、発光素子アレイの駆動
回路に関し、特に光プリンタ等の画像記録装置の光源と
して好適な発光素子アレイの光量補正型駆動回路に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、このような分野の技術としては、
例えば、次のような文献に記載されるものがあった。 文献1;特開昭63−319167号公報 文献2;実開平4−130853号公報 電子写真方式の画像形成装置として、レーザプリンタ、
発光ダイオード(以下、LEDという)プリンタ、液晶
プリンタ等の光プリンタがある。これらのうちのLED
プリンタは、多数の発光素子としてのLEDを直線状に
配列して形成された発光素子アレイとしてのLEDアレ
イ及び集束性ロッドレンズアレイからなり、小型で構造
を簡素化することができ、しかも、光学系の位置合わせ
が容易である。図2は、前記文献1及び2に記載された
従来のLEDプリンタの一構成例を示す概略の構成図で
ある。図2において、印字データ出力部1は、例えば、
図示しないイメージセンサを走査させて原稿などの被写
体における文字や図形等の画像を読み取ることによっ
て、アナログ濃度情報を得ると共に、アナログ濃度情報
を画素単位のシリアルな印字データに変換し、印字デー
タをビデオ信号の形態でLED駆動部2へ順次出力す
る。そして、LED駆動部2が印字データのシリアル・
パラレル変換を行い、パラレルの印字データをLEDア
レイ光源部3へ出力すると、LEDアレイ光源部3は図
示しないLEDを印字データに対応させて選択的に発光
または消光させる。LEDアレイ光源部3は、LEDア
レイ及び集束性ロッドレンズアレイ4からなり、LED
アレイは、動作特性が同一のLEDを64〜128個程
度モノリシックに集積して1チップとし、更に、複数の
チップを直線状に配列することにより形成される。そし
て、各LEDを印字データに対応させて発光させると、
各光は集束性ロッドレンズアレイ4を経て感光体ドラム
6の表面を照射し、感光体ドラム6を露光する。感光体
ドラム6は、矢印A方向に回転させられ、帯電気5によ
って一様にかつ均一に帯電させられる。更に、LEDの
光が感光体ドラム6の表面を照射すると、印字データに
対応した静電潜像が感光体ドラム6に形成される。
【0003】この静電潜像は、感光体ドラム6の回転に
伴って現像器7に送られ、現像器7で現像されて白と黒
との2値のトナー像になる。続いて、トナー像は感光体
ドラム6の回転に伴って転写器8に送られ、転写器8に
よって用紙9に転写される。一般に、原稿などの被写体
における文字や図形等の画像を読み取り、画像を白と黒
との2値のみで印刷する場合、LED駆動部2に定電圧
が印加されるようになっている。そして、発光状態にあ
る各LEDにおいては、LED駆動部2に印加される定
電圧に対応した同じ値の駆動電流が流れ、各LEDは同
じ発光出力で発光する。ところで、最近、写真データ、
グラフィックデータ等のイメージ画像やカラー画像に対
応した印刷機能を有する光プリンタが提供されている。
この場合、画像を多値で印刷するために階調機能を有す
るプリンタヘッドが使用される。次に、階調機能を有す
るプリンタヘッドが使用されたLEDアレイの駆動回路
について説明する。図3は、従来の図2中のLED駆動
部2の構成ブロック図である。このLED駆動部は、印
刷出力部10と、n個の駆動回路30−1〜30−nと
を備えている。駆動回路30−1〜30−nの出力側に
n個のLEDアレイ40−1〜40−nがそれぞれ接続
されている。印刷出力部10は、写真原稿等の画像情報
を読み取るための走査型或いは固定型のイメージセンサ
11と、アナログ信号を複数ビットのデジタルの濃度デ
ータ信号に変換する画素データ用のA/D変換回路12
と、このA/D変換回路12の出力信号を格納する画素
濃度用のデータメモリ13とで構成されている。各駆動
回路30−1〜30−nは、印刷出力部10に接続され
たレジスタ部34−1〜34−nと、各レジスタ部34
−1〜34−nからのデジタル信号をアナログ信号に変
換する複数のD/A変換回路からなるD/A変換部35
−1〜35−nと、各D/A変換部35−1〜35−n
に接続された複数の増幅回路からなる増幅部36−1〜
36−nと、各増幅部36−1〜36−nの出力信号を
安定化してLEDアレイ40−1〜40−nへそれぞれ
出力する抵抗アレイ37−1〜37−nとで、それぞれ
構成されている。
【0004】次に、図3を参照しつつLEDアレイ40
−1〜40−nの発光動作を説明する。イメージセンサ
11が読み取った原稿のアナログ濃度情報を、A/D変
換回路12が、1ドットに対応する画素毎に、複数ビッ
トのデジタル信号の濃度値に変換する。デジタル信号化
された濃度値が、データメモリ13に順次格納され、デ
ータメモリ13に格納されたデータは、各LED41に
対応する複数のシリアルな印刷濃度データDATAとし
て駆動回路30−1〜30−nへ順次読み出される。デ
ータDATAは、駆動回路30−1〜30−nのレジス
タ部34−1〜34−nに蓄積され、全ドット蓄積され
た後、そのデータDATAは、一斉にD/A変換部35
−1〜35−nに出力される。例えば、1ドットあたり
6ビット(即ち、64階調)の濃度階調を行う場合、A
/D変換回路12が、画素毎にアナログ情報を6ビット
のデジタル信号に変換し、データDATAは、6ビット
のシリアルなデータとして駆動回路30−1〜30−n
へそれぞれ読み出される。この場合、画素即ちLED
(ドット)当たり6ビットの濃度値のデータを出力する
ことになるので、mドットの場合には6×mドットの出
力数となる.D/A変換部35−1〜35−nは、デー
タDATAをその濃度値に対応する大きさのアナログ電
圧値に変換し、増幅部36−1〜36−nがそのアナロ
グ電圧値をそれぞれ増幅する。各濃度値に対応したそれ
らのアナログ電圧値は、抵抗アレイ37−1〜37−n
を介してそれぞれLEDアレイ40−1〜40−nに供
給される。LEDアレイ40−1〜40−nでは、各L
ED41のアノード・カソード間に増幅部36−1〜3
6−nからのアナログ電圧値が印加され、各LED41
には抵抗アレイ37−1〜37−nの抵抗値(全て同一
値)によって決まる電流が流され、LED41が、それ
ぞれ発光する。この様に、D/A変換部35−1〜35
−nの各出力電圧に応じてLED41への電流が決まる
ことにより、該LED41の発光出力に強弱がつき、感
光ドラム51への印刷濃度を64段階の階調とすること
ができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
LEDアレイの駆動回路では、次のような課題があっ
た。即ち、製造上、LEDアレイ40−1〜40−nの
各動作特性が異なり、通常1チップのLEDアレイ40
−1〜40−nの各LEDの光量に±15〜20%のば
らつきがあるので、各階調レベルにおける印刷濃度にも
ばらつきが発生し、画像の品位が低下してしまう。特
に、階調数が多くなるほど、同じ階調レベルにおける印
刷濃度にばらつきが発生しやすくなり、画像の品位が低
下してしまう。そのため、LEDの製造技術を改良した
り、動作特性が同じLEDを選別するようにしている
が、その分歩留まりが悪くなって生産性が低下したり、
コストが高くなるという問題がある。本発明は、従来の
LEDアレイの駆動回路の問題点を解決し、生産性が低
下したり、コストが高くなったりすることがなく、発光
素子アレイにおける各発光素子の光量を等しくすること
ができる発光素子アレイ駆動回路を提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するために、被写体の画像を読み取ることによって得
られたアナログ濃度情報を画素単位でデジタル化して濃
度データ信号とし、該濃度データ信号に基づいて複数の
発光素子からなる発光素子アレイを駆動する発光素子ア
レイ駆動回路において、次のような手段を設けている。
即ち、前記各発光素子毎の光量のばらつきに対応した補
正データを格納すると共に補正データ信号として出力す
る補正メモリ回路と、前記濃度データ信号を画素単位で
保持するデータ保持回路と、前記濃度データ信号の各ビ
ットに対応したパルス幅のストローブ信号を出力する制
御手段と、前記ストローブ信号のタイミングに同期して
前記データ保持回路に保持された濃度データ信号の各ビ
ットに対応したパルス幅の信号を順次出力するカウンタ
回路と、前記補正データ信号を入力して前記補正データ
を保持する補正データ信号保持回路と、前記補正データ
信号保持回路に保持された前記補正データに対応した駆
動電流を前記カウンタ回路から出力されるパルス幅に対
応した時間だけ前記各発光素子に供給する電流設定回路
群とを、設けている。
【0007】
【作用】本発明によれば、以上のように発光素子アレイ
駆動回路を構成したので、データ保持回路は濃度データ
信号を画素単位で保持し、制御手段は濃度データ信号の
各ビットに対応したパルス幅のストローブ信号を出力す
る。カウンタ回路は、ストローブ信号のタイミングに同
期してデータ保持回路に保持された濃度データ信号に対
応するパルス幅の信号を順次出力する。一方、補正メモ
リ回路は各発光素子毎の光量のばらつきに対応した補正
データを出力し、補正データ信号保持回路は補正データ
を入力して保持する。電流設定回路群は、補正データ信
号保持回路に保持された補正データに対応した駆動電流
を前記パルス幅に対応した時間だけ前記各発光素子に供
給する。その結果、各発光素子の動作特性が異なって
も、各階調レベルにおける印刷濃度にばらつきが発生し
ないので、画像の品位が向上する。従って、前記課題を
解決できるのである。
【0008】
【実施例】図1は、本発明の実施例を示す発光素子アレ
イ駆動回路の概略の構成ブロック図である。この発光素
子アレイ駆動回路は、印字データ出力部10と、各LE
Dアレイ毎にn個のLED駆動回路DR1〜DRnから
なるLED駆動部40と、n個のLEDアレイA1〜A
nとを備えている。印字データ出力部10は、写真原稿
等の画像情報を読み取るための走査型或いは固定型のイ
メージセンサ11、イメージセンサ11で得られたアナ
ログ濃度情報を画素単位で複数ビット(例えば、少なく
とも6ビット)のデジタルの濃度データ信号に変換する
A/D変換回路(以下、ADCという)12、このAD
C12の出力信号を格納する画素濃度データメモリ1
3、及び中央処理装置(以下、CPUという)とで構成
されている。尚、CPUは濃度データ信号の各ビットに
対応したパルス幅のストローブ信号を出力する手段であ
る。画素濃度データメモリ13に格納された濃度データ
信号DATAは、LED駆動部40に対して適宜出力さ
れるようになっている。LED駆動部40は、図2中の
LEDアレイ光源部3における発光素子アレイとしての
LEDアレイA1〜Anの数と等しいn個の駆動回路D
R1〜DRnからなる。LEDアレイA1〜Anは1チ
ップで構成され、それぞれm個の発光素子としてのLE
Dを有する。又、各駆動回路DR1〜DRnの回路構成
は同一である。そして、n個の駆動回路DR1〜DRn
はそれぞれカスケード接続され、画素単位で画素濃度デ
ータメモリ13から出力された濃度データ信号DATA
を格納するレジスタRG1〜RGnを備えている。又、
駆動回路DR1〜DRnは、各レジスタRG1〜RGn
に格納された濃度データ信号DATAをロード信号LO
ADに同期させて画素単位で保持するデータ保持回路と
してのラッチ回路LT1〜LTnを備えている。更に、
駆動回路DR1〜DRnは、ラッチ回路LT1〜LTn
に保持された濃度データ信号DATAを、印字データ出
力部10から出力されるストローブ信号STROBEに
同期させて上位ビットから順次読み出すためのカウンタ
回路CT1〜CTn、LEDアレイA1〜Anの発光出
力のばらつきを補正するための補正データ信号保持回路
である補正レジスタHR1〜HRn、補正レジスタHR
1〜HRnに格納された補正データPIXに対応する駆
動電流をLEDに供給する電流設定回路CS1〜CS
n、及び補正レジスタHR1〜HRnに発光出力補正デ
ータPIXを書き込むための補正メモリ50を備え、モ
ノリシックに集積化されている。
【0009】次に、図1の動作を説明する。印字データ
出力部10において、イメージセンサ11が原稿などの
被写体における文字や図形等の画像を読み取り、アナロ
グ濃度情報をADC12に対して出力する。ADC12
は、アナログ濃度情報を画素単位で複数ビットのデジタ
ル化された濃度データ信号DATAに変換し、濃度デー
タ信号DATAを画像濃度データメモリ13に書き込
む。尚、本実施例では、濃度データ信号DATAはビッ
トデータD0〜D5からなり、64(=26 )段階の階
調レベルを形成する。続いて、印字データ出力部10中
の図示しないCPUは、主走査方向における1ライン目
の濃度データ信号DATAを画素濃度データメモリ13
から読み出し、クロックCLKに同期させて濃度データ
信号DATAの各ビットデータD0〜D5に対応するレ
ジスタRG1〜RGn中の各レジスタR0〜R5にパラ
レルに書き込む。レジスタRG1〜RGnは、LEDア
レイA1〜AnのLEDの数及び濃度データ信号DAT
Aを量子化するときのビット数に基づいて構成される。
本実施例では、各LEDアレイA1〜AnのLEDの数
がmであり、濃度データ信号DATAは6個のビットデ
ータD0〜D5からなるので、各レジスタRG1〜RG
nはm×6のマトリクスに構成されている。この場合、
レジスタRG1〜RGnはカスケード接続されているの
で、濃度データ信号DATAは次段のレジスタRG1〜
RGnに順次シフトされる。そして全てのレジスタRG
1〜RGnに1ライン目の濃度データ信号DATAが書
き込まれると、CPUからロード信号LOADが出力さ
れ、濃度データ信号DATAは各ラッチ回路LT1〜L
Tnに保持される。ラッチ回路LT1〜LTnは、レジ
スタRG1〜RGnと同様にm×6のマトリクスに構成
され、レジスタRG1〜RGnの各レジスタR0〜R5
とラッチ回路LT1〜LTnの各ラッチ回路L0〜L5
はそれぞれ対応している。従って、例えばレジスタR0
の出力信号はラッチ回路L0にのみ入力される。
【0010】図4は、LED1ドット当たりのレジスタ
R0〜R5、ラッチ回路L0〜L5、及びカウンタ回路
CT1の構成を示す図である。図5は、濃度データ信号
DATAに対応するように重み付けされたパルス幅をシ
リアルに変換してシリアル信号としてカウンタ回路CT
1に入力するストローブ信号STROBEのタイムチャ
ートである。この図5では、パルス幅は、t5〜t0の
6種類ある。これらの図を用いてラッチ回路群LT1〜
LTnの各ラッチ回路L0〜L5の出力信号とカウンタ
回路CT1〜CTnとの関係を説明する。先ず、図4に
おいて、重み付けされた濃度データDATA(D5〜D
0)が所定のレジスタR5〜R0に書き込まれると、C
PUから出力されるロード信号LOADによって各所定
のラッチ回路L5〜L0に濃度データDATA(D5〜
D0)が保持される。次に、ラッチ回路L5〜L0に保
持された濃度データDATA(D5〜D0)を電流設定
回路CS1に出力するために、図5に示す6種のパルス
幅t5〜t0を有するCPUから出力されるシリアルな
ストローブ信号STROBEをカウンタ回路CT1に入
力される。カウンタ回路CT1は、ストローブ信号ST
ROBEをクロック信号として動作する。即ち、カウン
タ回路CT1は、ストローブ信号STROBEの立上が
りによって動作を開始すると共に、立ち下がりによって
カウンタ出力Y5〜Y0を切り替える。更に、各出力段
からの出力は、ストローブ信号STROBEで指示され
るパルス幅t5〜t0で各ラッチ回路L5〜L0のイネ
ーブル端子E5〜E0にそれぞれ入力される。従って、
出力タイミングとしては、はじめにt5のパルス幅を有
するパルスY5をイネーブル端子E5へ出力し、以下、
順次t4〜t0のパルス幅を有するパルスY4〜Y0を
ラッチ回路L4〜L0のイネーブル端子E4〜E0に出
力する。一方、ラッチ回路L5〜L0の出力LQ5〜L
Q0は、各イネーブル端子E5〜E0によって出力制御
されるようになっている。即ち、3ステート出力回路に
なっているので、各出力LQ5〜LQ0はワイヤドオア
が可能となり、電流設定回路CS1内のLED電流出力
部に一本化されて順次(出力LQ5〜LQ0)入力され
る。
【0011】以上の説明のように、ストローブ信号ST
ROBEがカウンタ回路CT1に入力されると、ラッチ
回路L5〜L0に保持された濃度データDATAが上位
のビットデータから順次出力される。このようにラッチ
回路LT1〜LTnによる一連の動作によって、各LE
Dに出力される発光時間を画素単位で異なるようにする
ことができる。その結果、図2中の感光体ドラム6や任
意好適な記録媒体に駆動する駆動回路DR1〜DRnに
よって64段階の階調レベルの画像濃度の静電潜像を形
成することができる。ところで、LEDアレイA1〜A
nの各LEDの光量には、ばらつきが存在する。即ち、
前記ストローブ信号STROBEに基づいて発生した濃
度データ信号DATAをそのままLEDの発光出力時間
とすると、同じ階調レベルにおける印刷濃度にばらつき
が発生し、画像の品位が低下する。そこで、各LEDの
光量のばらつきを補正するために各LEDに供給する駆
動電流を可変することによりLEDの光量を補正すると
共に各階調レベルにおいて均一な印刷濃度になるように
している。そのために、LED駆動部40に補正メモリ
50を接続し、予め補正メモリ50からLED駆動部4
0の補正レジスタHR1〜HRnに補正データ、例え
ば、4ビットのデータPIX0〜PIX3を書き込んで
おく。補正レジスタHR1〜HRnに書き込まれた補正
データPIX0〜PIX3は、各LEDの駆動電流を補
正するために、各補正データPIX0〜PIX3に対応
した電流変換を行う電流設定回路群CS1〜CSnに出
力される。次に、各LEDの駆動電流を補正(LEDの
光量補正)するための電流設定回路群CS1〜CSnの
動作について説明する。図6は、補正レジスタHR1〜
HRnの出力である補正データPIX0〜PIX3と電
流設定回路群CS1〜CSn内のLED1ドット相当の
電流設定回路の概略の回路図である。図6において、Q
Tは図2中の感光体6を露光するために必要な最小駆動
電流を発生するD/A変換器(以下、DACという)、
Q0〜Q3はLEDの駆動電流を補正するためのDAC
であり、DACQ0〜Q3の出力電流の比は1:2:
4:8に設定されている。
【0012】図7は、LEDアレイA1〜Anにおける
各LEDの発光出力と感光体ドラム6における露光エネ
ルギーとの関係を示す図であり、横軸にはLEDに供給
される駆動電流Iout、縦軸には感光体ドラム6にお
ける露光エネルギーEがとられている。図7に示すよう
に、駆動電流Ioutと露光エネルギーEとは比例関係
にあり、例えば、駆動電流Ioutを基準値Itypに
したときの発光出力PをPtypとすると、露光エネル
ギーEの基準値はEtypになる。又、1チップのLE
DアレイA1〜Anにおいて各LEDの光量にばらつき
が存在し、これらのばらつきは各発光出力Pのばらつき
による。従って、1チップ内において各LEDの発光出
力Pの最大値及び最小値をそれぞれPmax,Pmin
とすると、基準値ItypをLEDに供給したときの露
光エネルギーEはLED毎に異なり、露光エネルギーE
の最大値及び最小値は、それぞれEmax,Eminと
なってしまう。そのため、少なくとも同じ発光時間によ
る同じ階調レベルで印刷を行う場合には、発光出力Pの
最大値Pmaxと最小値Pminとの広がりを小さくし
て、図7中の矢印A1,A2で示すように、駆動電流I
outを変化させると、露光エネルギーEを基準値Et
ypにすることができる。即ち、例えば、発光出力Pが
最大値PmaxであるLEDには、駆動電流Ioutの
最小値Iminを供給し、発光出力Pが最小値Pmin
であるLEDには、駆動電流Ioutの最大値Imax
を供給すると、露光エネルギーEを基準値Etypにで
きる。本実施例では、各LEDの発光出力Pに対応させ
て補正データPIX0〜PIX3を補正メモリ50から
読み出し、駆動電流Ioutを変化させることによりL
EDの光量を補正するようにしている。尚、印刷濃度の
ばらつきを目立たなくするためには、露光エネルギーE
の最大値Emaxと最小値Eminの広がりを5%以下
にすればよいことが一般に知られている。従って、この
分だけ補正の範囲を広く設定することができる。
【0013】図6の電流設定回路では、このような発光
出力Pのばらつきを補正するために、露光に必要な最小
電流値を発生するDACQTに対して、補正データPI
X0〜PIX3それぞれに接続されたDACQ0〜Q3
を選択することにより、LEDに供給する電流比を変化
させ、かつラッチ回路L0〜L5からの出力期間(スト
ローブ動作期間)のみ出力し、LEDの駆動電流Iou
tをDACの出力の総和として変化させることができ
る。結果的に、各LEDの露光エネルギーEを基準値E
typにできる。従って、同じ階調レベルにおける印刷
濃度のばらつきが発生しないので、画像の品位を向上さ
せることができる。以上のように、本実施例では、補正
データ信号PIX0〜PIX3に対応した駆動電流を各
LEDに供給することができる。そのため、各LEDの
動作特性が異なっても、各階調レベルにおける印刷濃度
にばらつきが発生しないので、画像の品位を向上させる
ことができる。更に、発光素子の製造技術を改良した
り、動作特性が同じ発光素子を選別する必要がないの
で、歩留まりが良くなって生産性を向上させることがで
き、コストを低くできる。尚、本発明は、上記実施例に
限定されず、種々の変形が可能である。その変形例とし
ては、例えば次のようなものがある。 (a) 実施例では、アナログ濃度情報を画素単位で6
ビットの濃度データ信号DATAに変換しているが、6
ビット以外のビット数の濃度データ信号に変換すること
もできる。又図6に示す電流設定回路(LED1ドット
分の回路)のDACのビット数についても同様である。 (b) 補正データ信号を保持するためにレジスタを用
いたが、例えば、メモリ機能を有する電気的に書き換え
可能なEEPROM、RAM等のメモリを用いてもよ
い。
【0014】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、補正メモリ回路は各発光素子毎の光量のばらつき
に対応した補正データを出力し、補正データ信号保持回
路は補正データを入力して保持する。電流設定回路群
は、補正データ信号保持回路に保持された補正データ信
号に対応した駆動電流を各発光素子に供給することがで
きる。その結果、各発光素子の動作特性が異なっても、
各階調レベルにおける印刷濃度にばらつきが発生しない
ので、画像の品位を向上させることができる。更に、発
光素子の製造技術を改良したり、動作特性が同じ発光素
子を選別する必要がないので、歩留まりが良くなって生
産性を向上させることができ、コストを低くできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す発光素子アレイ駆動回路
の回路図である。
【図2】従来のLEDプリンタの概略の構成図である。
【図3】図2中のLED駆動部の構成ブロック図であ
る。
【図4】ラッチ出力回路の説明図である。
【図5】図4のタイムチャートである。
【図6】図1中の電流設定回路の概略の構成図である。
【図7】LEDの駆動電流と露光エネルギーの関係を示
す図である。
【符号の説明】
40 LED駆動部 50 補正メモリ A1〜An LEDアレイ CS1〜CSn 電流設定回路 CT1〜CTn カウンタ回路 DR1〜DRn 駆動回路 HR1〜HRn 補正レジスタ LT1〜LTn ラッチ回路 PIX 補正データ RG1〜RGn レジスタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B41J 2/52 H01L 33/00 J H04N 1/036 A (72)発明者 谷中 真澄 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電気 工業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体の画像を読み取ることによって得
    られたアナログ濃度情報を画素単位でデジタル化して濃
    度データ信号とし、該濃度データ信号に基づいて複数の
    発光素子からなる発光素子アレイを駆動する発光素子ア
    レイ駆動回路において、 前記各発光素子毎の光量のばらつきに対応した補正デー
    タを格納すると共に、補正データ信号として出力する補
    正メモリ回路と、 前記濃度データ信号を画素単位で保持するデータ保持回
    路と、 前記濃度データ信号の各ビットに対応したパルス幅のス
    トローブ信号を出力する制御手段と、 前記ストローブ信号のタイミングに同期して前記データ
    保持回路に保持された濃度データ信号の各ビットに対応
    したパルス幅の信号を順次出力するカウンタ回路と、 前記補正データ信号を入力して前記補正データを保持す
    る補正データ信号保持回路と、 前記補正データ信号保持回路に保持された前記補正デー
    タに対応した駆動電流を前記カウンタ回路から出力され
    るパルス幅に対応した時間だけ前記各発光素子に供給す
    る電流設定回路群とを、 設けたことを特徴とする発光素子アレイ駆動回路。
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