JP4085738B2 - 車両用ナビゲーション装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、指定された施設を検索条件に基づいて検索する施設検索手段と、道路地図データおよび位置検出手段により検出された車両の現在位置に基づいて経由地もしくは経由地を介した目的地までの経路を探索する経路探索手段とを備えた車両用ナビゲーション装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、車両用ナビゲーション装置には数々の機能が搭載されており、例えば主要な機能として経路探索機能がある。この経路探索機能は、ユーザが経由地や目的地を設定することにより、道路地図データおよび位置検出手段により検出された車両の現在位置に基づいて経由地,目的地までに至る経路を探索する機能である。
また車両の走行中に、突然ユーザがコンビニエンスストアやガソリンスタンド等に不意に立ち寄る必要を感じる場合もあるため、このような場合に有効な機能として、車両の走行中であっても複雑な操作なしで指定された施設を検索可能な施設検索機能を設けている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、施設検索機能は、車両用ナビゲーション装置を使用するユーザに対して平等にサービスを提供する機能として搭載されているため、個々のユーザは、このような施設の中から自身が本来望む施設を探さなければならないという問題がある。
例えば、あるユーザがA社ガソリンスタンドの提携カードを所持しており、このA社ガソリンスタンドで給油することにより他社ガソリンスタンドで給油するに比較して安くなる場合には、ユーザは当然A社ガソリンスタンドで給油したいと感じる。この場合、例えば、A社,他社のガソリンスタンドの記号等が全て表示装置に表示されたとしても、ユーザは逆に邪魔に感じることがある。
【0004】
この他、例えばホテルを検索する場合、あるユーザは1万円以下のホテルを希望したり、他のあるユーザは大きな浴室のあるホテルを希望したり、それぞれユーザの希望する条件は様々であり、全ての選択要素を例えば表示装置の選択画面内に表示させるなどしてユーザに報知することは極めて困難である。
【0005】
一方で、車両用ナビゲーション装置に対するユーザによる煩雑な操作は安全上好ましくないため、車両走行中の操作は一般的に規制されている。このような場合、ユーザが車両の走行中以外の状態で自身の希望条件を満たす経由地もしくは経由地を介した目的地を設定することが望ましいと考えられる。しかし、例えば交通量の多い幹線道路においては、信号停止時に設定が行われたとしても信号停止時間が短い場合もあるため、詳細設定を終了する前に発進しなければならなくなることもある。特に、例えば高速道路上などでは停車が禁止されているため、詳細設定を行うことは不可能である。
【0006】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、全ての選択要素をユーザに報知する必要をなくしながら、ユーザが車両走行中に経由地もしくは目的地を詳細設定する必要をなくすると共に、さらに、個々のユーザの詳細な希望条件を満たす経由地や目的地を車両走行中であっても容易な操作で設定することができる車両用ナビゲーション装置を提供することにある。
【0007】
請求項1記載の発明によれば、ユーザが例えば車両の走行中に指定手段によりユーザの希望条件に対応して指定すると、施設検索手段が、登録されている希望条件を満たす現在位置における周辺の施設を検索し、経路探索手段が、検索された施設の一つを目的地として経路を探索するため、個々のユーザの詳細な希望条件を満たした目的地を設定することができる。
【0008】
しかも、ユーザが選択した登録ボタンに希望条件を予め登録手段により車両停車中に登録することができるので、ユーザが登録ボタンを車両の走行中に押下することによって検索条件を指定することができ、ユーザが車両走行中に詳細設定する必要はなく、全ての選択要素を全て報知する必要もない。しかも登録手段に登録された登録ボタンを専用画面に表示させている。さらに、ユーザは指定手段により検索条件を指定するだけで現在位置における周辺の施設を検索できるので、車両が走行中であったとしてもユーザは容易な操作で設定することができる。経路探索手段が、検索された施設の一つを目的地として経路を探索するため、ユーザは不意に施設に立ち寄る必要を生じた場合であっても素早く施設に到達することができる。
請求項2記載の発明によれば、施設検索手段は、現在位置における周辺の施設を検索し、経路探索手段は、目的地までの経路が探索されている場合には施設検索手段により検索された施設の一つを経由地として再探索するため、車両の現在位置から近い施設を検索することができる。しかも、ユーザが選択した登録ボタンに希望条件を予め登録手段により車両停車中に登録することができるので、ユーザが登録ボタンを車両の走行中に押下することによって検索条件を指定することができ、ユーザが車両走行中に詳細設定する必要はなく、全ての選択要素を全て報知する必要もない。しかも登録手段に登録された登録ボタンを専用画面に表示させている。
請求項3記載の発明によれば、表示装置にはユーザの希望条件に対応して登録情報が示されるため、ユーザは示された登録情報から容易に指定することができる。
【0009】
請求項4記載の発明によれば、施設検索手段は、車両が施設に到着すると予想される時刻が当該施設の営業時間内であることを条件として加えて検索するため、施設の営業時間外に到着することを極力防ぐことができる。
請求項5記載の発明によれば、再検索手段は、施設検索手段が検索した結果、条件を満たす施設が存在しない場合、例えばユーザにより指定された条件を除外し再検索するため、ユーザは条件を柔軟に設定することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明をカーナビゲーション装置に適用した一実施形態について図1ないし図5を参照しながら説明する。
図1は、カーナビゲーション装置の電気的構成を示している。
カーナビゲーション装置1は、制御回路2と、位置検出手段としての位置検出器3,地図データ入力器4,表示装置5,登録手段および指定手段としての操作スイッチ群6,外部メモリ7,リモコンセンサ8およびVICS送受信器9が夫々制御回路2に接続され構成されている。制御回路2は、CPU,ROM,RAM,I/Oおよびこれらの構成を接続するバスライン(何れも図示せず)を備えたコンピュータとして構成されており、経路探索手段,施設検索手段,再検索手段に相当するものである。
【0011】
位置検出器3は、絶対方位を検出するための地磁気センサ10、ヨー角速度を検出するためのジャイロスコープ11、車両の走行距離検出などに使用される距離センサ12および複数のGPS人工衛星(図示せず)からの信号を受信するGPS受信機13から構成されており、車両の現在位置を検出し、特定するための部分である。これらの地磁気センサ10,ジャイロスコープ11,距離センサ12,GPS受信機13は、各々が性質の異なる誤差を有しているため、夫々が誤差を補間しながら位置を検出するようになっている。尚、位置検出器3としては、精度等によりこれらのセンサ10〜13のうちの一部で構成しても良く、さらにステアリングの回転センサ等を用いても良い。
【0012】
地図データ入力器4は、例えばCD−ROMもしくはDVD−ROMなどのようなメディアからデータを読取るためのものである。このメディアには、道路地図データが記憶されている。この場合、道路地図データとしては、地図を表示するための地図描画用データ、マップマッチングや経路探索、経路誘導などの種々の処理に必要な道路データ、交差点の詳細データからなる交差点データ等の地理的情報が記憶されている。
【0013】
さらにこのメディアには、例えば、レジャー施設(ファミリーレストラン,動物園,植物園,博物館,美術館,映画館等)や宿泊施設,温泉施設、公共施設(警察,消防署,区役所,市役所,公民館,市民会館,学校,男性女性用公衆トイレ等)、病院、車両関係施設(駐車場,ガソリンスタンド,カー用品店,車販売営業所,レンタカー)や、交通機関施設(高速道路インターチェンジ,料金所,有料道路,交差点,駅,空港,フェリーのりば,道の駅,タクシー乗り場)等多種多用な施設の詳細データがそれらの位置と対応して記憶されている。具体的には、レジャー施設等のように営業時間が決められている施設には、営業時間のデータが対応して記憶されている。宿泊施設等の場合、駐車場の有無や宿泊値段や宿泊施設タイプ(ビジネスホテル,リゾートホテル,ペンション,カプセルホテル等)等詳細なデータが宿泊施設毎に対応して記憶されている。これらの施設は、通常時においてユーザの操作スイッチ群6の操作により場所など詳細設定が行われることにより制御回路2が検索するように構成されている。
【0014】
尚、メディアはメモリカード等により構成されていても良い。また、地図データ入力器4に代えて無線通信機を備え、上述したデータ(道路地図データも含む)が車両の外部との無線通信によりダウンロードされるように構成されていても良い。
【0015】
表示装置5は、地図画面などを表示するためのカラー液晶ディスプレイを備えており、この表示画面には、通常時において縮尺を複数段階に変更可能な道路地図が表示されると共に、この表示に重ね合わせられるように車両の現在位置および進行方向を示すポインタP(図4(a)参照)が表示されるようになっている。また、表示装置5には、その他にも、誘導経路や各種メッセージやなども表示されるようになっており、車両の現在位置の周辺の施設も記号(ランドマーク)により表示されるようになっている。
【0016】
操作スイッチ群6は、表示装置5のカラー液晶ディスプレイ上に形成されたタッチスイッチもしくは表示装置5の周囲に配置されたメカニカルスイッチなどからなり、各種のデータや設定事項など操作入力を制御回路2に与えるために設けられている。また、この操作スイッチ群6と同等の機能を有するリモコン14も設けられている。このリモコン14からの操作信号は、リモコンセンサ8を通じて制御回路2に与えられるようになっている。外部メモリ7は、例えば他の規格の地図情報に対応するためのプログラムソフトを記憶したり、特定のデータ(デジタルカメラによる写真データ、地点登録データなど)の保存や呼出などをするために設けられている。
【0017】
制御回路2は、リモコン14や操作スイッチ群6により経由地もしくは目的地の位置が様々な条件(住所、電話番号、施設名称、郵便番号、緯度経度など)で入力されると、位置検出器3により検出された車両の現在位置および地図データ入力器4の道路地図データから最適な経路を探索するようになっている。尚、このような経路探索する手法としてダイクストラ法等の手法が知られている。制御回路2は、リモコン14や操作スイッチ群6により施設が指定されると検索条件に基づいて当該施設を検索するようになっている。
【0018】
上記構成の動作のうち本発明に関連した動作について、図2ないし図5をも参照しながら説明する。
<登録設定時の動作について>
まず、ユーザは、車両の走行中に入力が禁止されているユーザの希望条件を登録する。車両の停車中に、ユーザの希望に応じて、ユーザの希望条件登録設定が行われる。図2は、登録時の制御回路2の動作をフローチャートにより示している。制御回路2は、ユーザによるカーナビゲーション装置1のメニュー操作により施設検索条件登録を開始し、施設検索条件登録終了操作されるまで実行する(S1:NO)。この施設検索条件登録は、制御回路2が検索可能な検索条件のうち、車両の走行中に入力が禁止されているユーザの詳細な希望条件を予め登録するために行われ、時間(時刻)や場所以外の詳細な希望条件がユーザにより設定入力されることにより登録される(S2)。
【0019】
図3は、この登録時に制御回路2が表示装置5に表示させる希望条件の表示例を示している。例えば、宿泊施設の希望条件の登録例として図3(a)に示すように、宿泊数や人数、予約部屋数や宿泊施設のタイプや1泊1部屋あたりの希望値段等が選択入力されるようになっている。また、ガソリンスタンドの希望条件の登録例として図3(b)に示すように、A社,B社,C社,…の中からユーザが提携カードを所持するA社ガソリンスタンドが選択入力されたり、銀行検索条件の登録例として図3(c)に示すように、X社,Y社,Z社,…の中から例えばユーザが提携カードを所持するX社の銀行が選択入力される。尚、これらの選択は、ラジオボタン形式やチェックボックス形式で選択可能としても良いし、「A社ガソリンスタンド」、「X社銀行」、「駐車場のある1万円以下の宿泊施設」、「無料の女性用公衆トイレがある施設」等のようにフリーキーワードによる直接入力形式としても良い。
【0020】
図2に戻って、制御回路2は、ユーザにより新たに登録された希望条件を受付けRAMに希望条件情報として記憶する。希望条件の登録が完了すると、制御回路2は、登録ボタンの選択処理を行う。この登録ボタンの選択処理は、複数の登録ボタンの中から、新たに登録された希望条件を登録するボタンをユーザに選択させる処理を示している。RAMには、これらのボタンに対応した記憶領域が設けられており、制御回路2は上述した希望条件情報をボタンに対応した記憶領域に記憶する。制御回路2は、複数の登録ボタンの全ての名称を表示装置5に表示させ、ユーザに登録ボタンの選択を促す(S3)。
【0021】
ユーザが操作スイッチ群6のタッチスイッチ操作により何れかの登録ボタンを選択すると、制御回路2は、選択された登録ボタンに対応した記憶領域に既に希望条件情報が登録されているか否かを判定し(S4)、登録されていなければ登録ボタンの名称入力を促すように表示装置5に表示させる(S5)。一方、ステップS4において、選択された登録ボタンに対応した記憶領域に既に希望条件情報が登録されていれば、登録ボタンに新たに登録(設定入力)された希望条件情報を上書きするか否かをユーザに確認し、許可されれば(S6:YES)、希望条件情報を選択された登録ボタンに対応した記憶領域に記憶させることで登録し、ステップS5において、名称入力を促すように表示装置5に表示させる。
【0022】
制御回路2は、ステップS6において、上書き許可が得られなければ(S6:NO)、ステップS3に戻り再度別の登録ボタンの選択を促す。制御回路2は、ステップS5において、登録ボタンの名称入力がなされれば登録ボタンの名称を表示装置5に確認表示させる(S7)。このようにして、車両の停車中に、ユーザの希望条件となる施設検索条件が予め登録される。
【0023】
<目的地設定動作について>
例えば車両の走行中には、カーナビゲーション装置1の通常動作として、制御回路2は、図4(a)に示すような画面を表示装置5に表示させる。すなわち、制御回路2は、車両の現在位置周辺の道路地図と共に、位置検出器3により検出された車両の現在位置を表わすポインタPを表示装置5に表示させる。尚、目的地が予め設定されているときには、車両の現在位置から目的地までに至る最適な経路を道路上に例えば太線により表示させる。さらに、制御回路2は、表示装置5の表示画面の下端部に「詳細」「周辺施設表示」「簡単目的地設定」「広域」の文言をボタンとして表示させる。これらのボタンは、操作スイッチ群6のタッチスイッチにより選択可能になっている。
【0024】
「詳細」ボタンは、車両の現在位置の周辺の道路地図をより詳細に示すためのボタンであり、「広域」ボタンは逆に道路地図をより広域に示すためのボタンである。制御回路2は、これらのボタンが押下されたことを検出すると、縮尺を変更して表示装置5に表示させる。「周辺施設表示」ボタンは、車両の現在位置周辺の施設を表示するためのボタンであり、制御回路2は、このボタンが押下され指示されたことを検出すると、表示装置5に車両の現在位置の周辺施設を表示させる。
【0025】
「簡単目的地設定」ボタンは、予め登録されたユーザ希望条件の施設をユーザが目的地あるいは経由地として指定するためのボタンである。このボタンが押下されることにより指定されたことを検出すると制御回路2は、図4(b)に示すような画面を表示装置5に表示させる。この表示画面中、「女性用トイレ」「MY銀行」「1万円以下ホテル」「MYカードGS」「24時間レストラン」「仮眠所付き道の駅」とは、図2のステップS5において入力された登録ボタンの名称、すなわち、ユーザの希望条件に対応した登録情報を示しており、各ボタンには、ユーザの希望条件が対応して記憶されており、登録ボタンの名称(登録情報)が表示装置5に表示されている。ユーザはこれらの登録ボタンを押下することにより検索条件を指定することができ、これにより、ユーザは表示された登録情報から容易に指定することができる。
【0026】
「女性用トイレ」ボタンには、例えば女性用の無料公衆トイレ施設が対応して登録されている。「MY銀行」ボタンには、ユーザが提携カードを所持するX社銀行が対応して登録されており、その他にもホテルやガソリンスタンドや24時間レストランや道の駅の詳細設定(希望条件情報)が対応して登録されている。また、ユーザが「戻る」ボタンを押下することにより、制御回路2は、この設定動作をキャンセルし図4(a)に示す表示画面を表示装置5に表示させる。
【0027】
図5は、目的地もしくは経由地の検索設定動作をフローチャートにより示している。
例えば車両の走行中に、ユーザが「MY銀行」の登録ボタンを押下することで指定すると、制御回路2は、この指定信号を検出し、登録ボタンの希望条件情報をRAMから取得し条件に加える(T1)。すなわち、制御回路2は、登録ボタンに設定されている「X社」の銀行であることを条件として加える。そして制御回路2は、位置検出器3により車両の現在位置を検出し、この現在位置近傍(周辺)である施設であることを条件として加える(T2)。具体的には、制御回路2は、車両の現在位置から施設に向けて道に沿う距離で換算して例えば数km以内に位置する施設であるか否かを判定する。これにより、車両の現在位置から近い施設を検索することができる。なお、車両の現在位置周辺の施設であることを判定する方法として、制御回路2が、位置検出器3により検出された車両の現在位置からの「直線距離」が例えば数km以内に位置する施設であることを判定することにより行うようにしても良い。この場合、道に沿う距離を算出するのに比較して、処理を簡単化し軽くすることができ処理速度を向上することができる。
【0028】
さらに、制御回路2は、例えば内蔵された現在時刻取得手段により現在時刻を取得し、施設に到達できるまでの想定時間を加算し、この予想される時刻が当該施設の営業時間内であることを条件として加える(T3)。具体的には、制御回路2は、車両の現在位置と施設との間の距離および想定される車両の走行速度により想定時間を算出し、この想定時間を現在時刻に加算し、この時刻と地図データ入力器4により読取られる施設の営業時間との比較により施設が営業しているか否かを判定する。これにより、施設の営業時間外に到着することを極力防ぐことができる。尚、想定される車両の走行速度として、制御回路2が過去に走行した車両の累積距離と累積時間に基づいて平均速度を算出して設定しても良いし、予めユーザにより想定される走行速度が設定されるように構成しても良い。尚、この走行速度を算出するのに際して、上述したように、車両の現在位置と施設との間の距離として、「道に沿った距離(道なり距離)」もしくは「直線距離」を使用すると良い。
【0029】
制御回路2は、ステップT1〜T3で決められた条件を満たす施設を検索し(T4)、条件を満たす施設があるか否かを判定する(T5)。この場合、条件を満たす施設を検索できなければ(T5:NO)、除外する条件を選択して再度検索するかもしくは検索終了するか否かの選択画面を表示装置5に表示させ(T6)ユーザに選択を促す。
【0030】
制御回路2は、ユーザに検索終了と選択されれば(T7:YES)終了するが、条件を除外して再度検索する旨が選択されると(T7:NO)、除外する条件を指定する指定画面を表示し除外する条件の指定をユーザに促す。この場合、例えば、ユーザが「X銀行」の営業時間外でもATM(自動現金預け払い機)が稼働していると判断した場合には、営業時間内であることを除外する指定がなされる。このとき制御回路2は、施設に到達できる時刻が営業時間内であることを条件から除外して条件変更し(T8)、再度ステップT4に戻り制御回路2は、施設を再検索する。これにより条件を柔軟に設定することができる。
【0031】
ステップT5において、制御回路2が条件を満たす施設を検索できれば、目的地もしくは経由地が既に設定されているか否かを判定する(T9)。既に目的地もしくは経由地が設定されていることが制御回路2により判定されれば、制御回路2は、検索された条件を満たす施設を一番手前の最初の経由地として設定し、従来と同様にして経路を探索する(T10)。
【0032】
ステップT9において、制御回路2は、条件を満たす施設が設定されていないと判定すれば、検索された施設を新たな目的地として設定し、経路を探索する(T11)。ステップT10もしくはT11で経路の探索を終了すれば、図4(c)に示すように、「X社銀行」までの経路を例えば太線により表示装置5に表示させ、制御回路2は従来と同様に案内を開始する(T12)。これにより、ユーザは不意に施設に立ち寄る必要を生じた場合であっても、検索された施設が新たな目的地もしくは最初の経由地として経路が探索されるのでユーザは素早く施設に到着することができる。
【0033】
このような実施形態によれば、ユーザが例えば車両の走行中にユーザ希望条件に対応して登録情報を指定すると、制御回路2が、登録されている希望条件を満たす施設を検索し、検索された施設と新たな目的地もしくは最初の経由地として経路を探索するため、個々のユーザの詳細な希望条件を満たす経由地もしくは目的地を設定することができる。
【0034】
しかも、ユーザが登録手段により希望条件を車両停車中に予め登録することができるので、ユーザが車両走行中に詳細設定する必要は無く、表示装置5に全ての選択要素を配設して表示する必要もない。さらに、ユーザが「簡単目的地設定」および「MY銀行」の登録ボタンを押下して指定するだけで、制御回路2は、ユーザが提携カードを所持するX銀行施設を検索できる。これにより、車両がたとえ走行中であったとしてもユーザは容易な操作で設定することができる。すなわち、従来より詳細な希望条件を入力しなければ個々のユーザの希望する条件を満たす施設を検索することができなかったが、車両走行中であっても、ユーザはワンタッチもしくは数回の操作を行うだけで容易に検索することができる。
【0035】
この場合、ユーザは不意に施設に立ち寄る必要を生じた場合であっても素早く施設に到達することができる。経由地や目的地が予め設定されていなくとも目的地を設定することができる。
【0036】
制御回路2は、ユーザの希望条件に対応して登録情報を表示装置5に表示させるため、ユーザは表示された登録情報から容易に指定することができる。
制御回路2は、車両の現在位置周辺であることを条件として加えて検索するため、車両の現在位置から近い施設を検索することができる。制御回路2は、車両が施設に到着すると予想される時刻が施設の営業時間内であることを条件として加えて検索するため、施設の営業時間外に到着することを極力防ぐことができる。制御回路2は、検索した結果、条件を満たす施設が存在しない場合ユーザにより指定された条件を除外し再検索するため、条件を柔軟に設定することができる。
【0037】
例えば女性用公衆トイレのように従来より通常時において検索可能な施設として登録されてはいるものの、カーナビゲーション装置1を製造するメーカ側が当該施設を不意に立ち寄る必要性がないと判断し、当該施設が複雑な操作なしで検索できる施設検索機能に組み込まれていなかったとしても、個々のユーザが希望条件を満たす施設を予め車両停車中に設定し必要と感じたときに施設を容易に検索できるため、より至便なものとなる。
【0038】
(他の実施形態)
なお、本発明は上記し且つ図面に示す実施形態に限定されるものではなく、以下のような拡張或いは変更が可能である。
携帯電話機が制御回路2に接続されるように構成しても良い。この場合、制御回路2は、外部との通信により検索する施設の営業時間等のデータを、例えば外部に位置するナビゲーション専用の管理サーバに対して問合せし、自己の検索データとして利用するように構成しても良い。さらには、制御回路2が、施設検索条件(ユーザの希望条件)を管理サーバに対して通知し、管理サーバ側で施設検索条件を満たす施設を検索するように構成しても良い。
【0039】
制御回路2が、ステップT5において経由地もしくは目的地を検索した時点でユーザに設定して良いか否かの確認を促すように表示装置5や例えば接続されたスピーカで音声により報知し、ユーザにより確認指示がなされた後に経由地もしくは目的地を設定するように構成しても良い。
【0040】
ステップS5において、登録ボタンの名称、すなわち、登録情報を入力するようにしたが、制御回路2がユーザの希望条件の入力情報に基づいて登録情報を希望条件と同一文言に自動設定するようにしても良い。
【0041】
登録情報の指定は、音声による入力であっても良い。具体的には、音声認識装置が制御回路2に接続されたカーナビゲーション装置1において、図4に示す「簡単目的地設定」押下、「MY銀行」押下のユーザによる指定が音声によりなされて制御回路2がこの音声による指定を受付けるように構成しても良い。制御回路2は、音声認識装置により音声を認識し上述した処理を実行する。この場合も、本発明における指定手段による指定に相当する。このことによっても、ユーザによる詳細設定が車両走行中に行われることがなくなり、ユーザは容易な操作で検索することができる。
【0042】
詳細設定を必要とする経由地や目的地を車両の走行中に設定する実施形態を示したが、車両の走行中に煩雑,複雑な操作を必要とする各種他の操作についても適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示すカーナビゲーション装置の電気的構成図
【図2】登録時の動作を示すフローチャート
【図3】(a)〜(c)希望条件の設定表示例を示す図
【図4】(a)〜(c)目的地設定時の表示例を示す図
【図5】検索時の動作を示すフローチャート
【符号の説明】
1はカーナビゲーション装置(車両用ナビゲーション装置)、2は制御回路(経路探索手段,施設検索手段,再検索手段)、3は位置検出器(位置検出手段)、4は地図データ入力器、5は表示装置、6は操作スイッチ群(登録手段,指定手段)である。
Claims (5)
- 指定された検索条件を満たす複数施設を検索する施設検索手段と、道路地図データおよび位置検出手段により検出された車両の現在位置に基づいて目的地までの経路を探索する経路探索手段とを備えた車両用ナビゲーション装置であって、
前記施設検索手段が検索可能な検索条件のうち車両の走行中に入力が禁止されているユーザの希望条件を車両の停車中にユーザにより選択された登録ボタンに予め登録するための登録手段と、
前記登録手段により登録された登録ボタンを専用画面に表示させる手段と、
前記専用画面に表示された登録ボタンが車両の走行中にユーザにより押下されることによって前記登録手段により登録されたユーザの希望条件に対応して検索条件を指定するための指定手段とを設け、
前記施設検索手段は、前記指定手段により指定されたときは、前記指定手段に対応して登録されている希望条件を満たす前記現在位置における周辺の施設を検索し、
前記経路探索手段は、前記施設検索手段により検索された施設の一つを目的地として経路を探索することを特徴とする車両用ナビゲーション装置。 - 指定された検索条件を満たす複数施設を検索する施設検索手段と、道路地図データおよび位置検出手段により検出された車両の現在位置に基づいて目的地までの経路を探索する経路探索手段とを備えた車両用ナビゲーション装置であって、
前記施設検索手段が検索可能な検索条件のうち車両の走行中に入力が禁止されているユーザの希望条件を車両の停車中にユーザにより選択された登録ボタンに予め登録するための登録手段と、
前記登録手段により登録された登録ボタンを専用画面に表示させる手段と、
前記専用画面に表示された登録ボタンが車両の走行中にユーザにより押下されることによって前記登録手段により登録されたユーザの希望条件に対応して検索条件を指定するための指定手段とを設け、
前記施設検索手段は、前記指定手段により指定されたときは、前記指定手段に対応して登録されている希望条件を満たす前記現在位置における周辺の施設を検索し、
前記経路探索手段は、前記目的地までの経路が探索されている場合には、前記施設検索手段により検索された施設の一つを経由地として前記目的地までの経路を再探索することを特徴とする車両用ナビゲーション装置。 - 前記登録手段により登録されたユーザの希望条件に対応して登録情報が示されるための表示装置を具備して構成されていることを特徴とする請求項1または2記載の車両用ナビゲーション装置。
- 前記施設検索手段は、前記施設に車両が到着すると予想される時刻が当該施設の営業する営業時間内であることを条件として加えて検索することを特徴とする請求項1ないし3の何れかに記載の車両用ナビゲーション装置。
- 前記施設検索手段が検索した結果、条件を満たす施設が存在しない場合、指定された条件を除外し再検索する再検索手段を備えたことを特徴とする請求項1ないし4の何れかに記載の車両用ナビゲーション装置。
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