JP2002024261A - 情報検索システム - Google Patents

情報検索システム

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JP2002024261A
JP2002024261A JP2000206606A JP2000206606A JP2002024261A JP 2002024261 A JP2002024261 A JP 2002024261A JP 2000206606 A JP2000206606 A JP 2000206606A JP 2000206606 A JP2000206606 A JP 2000206606A JP 2002024261 A JP2002024261 A JP 2002024261A
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Japan
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keyword
search
information
retrieval system
input
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Application number
JP2000206606A
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English (en)
Inventor
Hirotoshi Iwasaki
弘利 岩崎
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Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 利用者の入力した検索用キーワードに基づき
適切に情報を検索できるようにし、検索のための操作回
数を抑え、利用者の負担を軽減する。 【解決手段】 検索用キーワードに該当する施設が1件
という所定数に満たない場合、すなわち該当する施設が
見つからなければ(S110:NO)、キーワード検索
テーブルから関連キーワード・上位キーワードを読み出
して送信する(S120,S130,S160,S17
0)。これによって、検索用キーワードに代わる関連キ
ーワード・上位キーワードでの再検索が自動的に行われ
る。例えば、検索用キーワード「和食」に対する関連キ
ーワードを「洋食」としておけば、検索用キーワード
「和食」に該当する施設がない場合に、関連キーワード
「洋食」に該当する施設が自動的に検索される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報検索を行う技
術に関し、特に、入力されたキーワードに基づいて施設
などの情報を検索する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、各種施設・行楽地といった情報を
データベース化することによって、例えばネットワーク
上で情報の検索が行なえるシステムが実現されている。
このようなシステムに要求されるのは、目的に合った情
報を利用者が如何に簡単に検索できるかである。
【0003】そのため従来より、データベースには、情
報検索のためのキーワードが記憶されているものがあっ
た。例えば施設検索の例を挙げると、キーワードによっ
て、施設種類・施設系列・施設位置などから検索ができ
る。例えば飲食店であれば、「和食」・「洋食」・「喫
茶」・「軽食」などのキーワードが店名等に対応させて
記憶され、ある地域を対象として「和食」といったキー
ワードを入力すると、「和食」というキーワードに該当
する情報(施設)が検索されるという具合である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
システムでは、所望する情報を検索するためにこのよう
なキーワードを利用者が常に適切に入力できるとは言い
難い。これは、上述した例で言えば「洋食」というキー
ワードの代わりに「レストラン」というキーワードを利
用者が入力する可能性もあるためである。つまり、キー
ワードが選択肢として予め提示されればよいが、各利用
者が任意のキーワードを入力するシステムでは、入力さ
れるキーワードが利用者毎にまちまちであり、データベ
ースに記憶されたキーワードと合致しないという事態が
起こり得る。
【0005】一方、データベースを構築する上でのキー
ワードの取り決めがデータベース毎に異なっていること
も、適切なキーワードの入力が困難になる一因である。
例えば、上述したように各種飲食店を「和食」・「洋
食」・「喫茶」・「軽食」という4つのキーワードで分
類することを考えても、データベース毎に種々のパター
ンができることが考えられる。喫茶目的にも食事目的に
も利用できる飲食店が存在するからであり、そのような
飲食店にどのようなキーワードを付けるかが一意に決ま
らないためである。
【0006】すなわち、従来のシステムでは、どのよう
な取り決めでキーワードが付されているかを知らない状
態において利用者が任意のキーワードを入力するため、
適切なキーワード入力ができないことが多かった。これ
によって、次に示すような問題を招くことになる。
【0007】それは、適切なキーワードが入力されない
ために、キーワードに該当する情報がない、又はキーワ
ードに該当する情報はあってもユーザの必要とするもの
でない、という検索結果になってしまうことである。こ
の場合、利用者は別のキーワードを再び入力する必要が
あり、検索のための操作回数が増える。
【0008】また、新たに入力したキーワードで検索し
た結果再び、該当情報がないとされたり、該当情報が望
むものとならない可能性もある。また逆に、該当情報が
多すぎる結果となってしまう可能性もある。そのため、
ある程度考えてキーワードを選択する必要が生じるが、
適当なキーワードを直ぐに思いつくとは限らないこと
も、利用者にとっての負担となっている。
【0009】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、利用者の入力した検索用キーワ
ードに基づき適切に情報を検索できるようにし、検索の
ための操作回数を抑え、利用者の負担を軽減することを
目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】本発明
は、利用者が検索用キーワードを入力した結果、その検
索用キーワードに該当する情報がない場合又は極端に少
ない場合、あるいは、該当する情報があってもユーザの
望む情報でない場合、別のキーワードを入力する可能性
が極めて高いという点に着目してなされたものである。
【0011】例えば「和食」というキーワードが入力さ
れた場合、もちろん「和食をとる」ことを目的としてい
るのであるが、和食だけにこだわらず「食事」や「休
憩」を目的としている場合も多いと考えられる。したが
って、検索システムとしては、「和食」というキーワー
ドに該当する施設がない旨を報知するより、たとえキー
ワードに直接的に対応する施設でなくとも、洋食店やレ
ストランを自動的に検索して案内する方が妥当な場合が
多い。「食事」目的であれば軽食がとれる店でよいかも
しれない、また、「休憩」目的であれば喫茶店でよいか
もしれないからである。
【0012】そこで、本発明では、検索用キーワードに
代えて検索することが有効であると想定されるキーワー
ドを関連情報記憶手段に記憶しておき、検索用キーワー
ドに該当する情報としてユーザの必要とする情報が見つ
からない場合、検索用キーワードに代わるキーワードを
読み出して再検索を行う。これによって、利用者の入力
した検索用キーワードに基づき適切に情報を検索できる
可能性が高くなる。そして、検索のための操作回数が抑
えられ、利用者の負担が軽減される。
【0013】ところで、本発明の情報検索システムは、
請求項2に示すように、検索用端末と、検索用端末との
間でデータ通信可能な情報センタとで構成することが考
えられる。このとき、検索用端末は、少なくとも入力手
段及び報知手段を備えていればよい。逆に言えば、この
場合、記憶手段、検索手段、関連情報記憶手段及びキー
ワード読出手段はそれぞれ、検索用端末が備えていて
も、あるいは、情報センタが備えていてもよい。
【0014】なお、検索用キーワードに代わるキーワー
ドで再検索した結果、必ずしも該当する情報があるとは
限らない。そこで、請求項3に示すように、検索用キー
ワードに対応させて、複数のキーワードを記憶しておく
とよい。このとき、キーワード読出手段は、検索手段に
よる再検索結果に基づき、当該キーワードに代わるキー
ワードを関連情報記憶手段から読み出す。例えば再検索
の結果、該当情報が所定数に満たない場合や逆に該当情
報が多すぎる場合、あるいは該当情報がユーザの望むも
のでない場合に、新たなキーワードを読み出すという具
合である。これによって、検索手段は、読み出されたキ
ーワードを用いて、該当情報を再び検索することにな
る。このようにすれば、請求項1に示した効果がより際
だつことになる。
【0015】ところで、関連情報記憶手段に記憶してお
くキーワードは、「検索用キーワードに代えて検索する
ことが有効であると想定される」ものである。これにつ
いて説明する。例えば請求項4に示すように、このよう
なキーワードとして、関連キーワードや上位キーワード
を記憶しておくことが考えられる。ここで関連キーワー
ドというのは、検索用キーワードと同レベルの検索が可
能であると想定されるものである。一方、上位キーワー
ドというのは、検索用キーワードの上位概念に相当する
ものである。例えばデータベースにある施設が「スポー
ツ施設」・「飲食店」・「遊園地」というようなキーワ
ードで分類され、さらに「飲食店」に該当する施設が
「和食」・「洋食」・「喫茶」・「軽食」というような
キーワードで分類されている場合を考える。このとき、
検索用キーワードとしての「和食」に対応させ、関連キ
ーワードを「洋食」・「喫茶」・「軽食」などとするこ
とが考えられる。また、上位キーワードを「飲食店」と
することが考えられる。
【0016】このように関連キーワードは、同レベルの
検索が可能であればよく、その意味で検索用キーワード
と関連するものであればよい。したがって例えば、検索
用キーワードが施設種類に関するものであれば、上述し
たように関連キーワードは、同一カテゴリーに属するも
のとすることが考えられる。また、検索用キーワードが
検索地域を指定するものである場合、関連キーワードは
最初の検索地域に隣接する地域とすることが考えられ
る。さらに、検索用キーワードが施設系列に関するもの
であれば、関連キーワードは利用者の嗜好を反映して決
めることが考えられる。
【0017】施設系列で検索するのは、例えば「○○系
列のスーパーで買い物をすると特典がある」、「××系
列のガソリンスタンドでガソリンを購入すると値引きが
ある」という状況が考えられるためである。これは利用
者毎に異なる情報であるため、利用者の嗜好を反映した
ものを関連キーワードとする。例えば利用者が「××系
列」のガソリンスタンドを主に利用している場合に、検
索用キーワード「××系列」に対して、その利用者が次
によく利用している「△△系列」を関連キーワードとし
て記憶しておくという具合である。
【0018】このように関連キーワードに利用者の嗜好
を反映しようとすれば、関連情報記憶手段に記憶される
情報を更新できる構成にするとよい。例えば請求項5に
示すように、関連情報記憶手段に記憶された情報を、少
なくとも入力手段を介して入力される検索用キーワード
に基づき、利用者の嗜好に合わせるよう更新できる構成
にすることが考えられる。このようにすれば、検索用キ
ーワードに対応して記憶される関連キーワードが、より
利用者の嗜好に合ったものとなり、利用者の入力した検
索用キーワードに基づき適切に情報を検索できる可能性
をさらに向上させることができる。
【0019】また、上述のようにキーワードに複数のキ
ーワードを対応させて記憶させる場合、当然ながら同じ
キーワードをいくつも記憶する必要が生じる。例えば
「和食」というキーワードに対応させて「洋食」・「喫
茶」・「軽食」というキーワードを記憶することを述べ
たが、一方では、「洋食」に対応させて「和食」・「喫
茶」・「軽食」を記憶することが必要になるからであ
る。同様に、「喫茶」に対応させて「和食」・「洋食」
・「軽食」を、また、「軽食」に対応させて「和食」・
「洋食」・「喫茶」を記憶することも必要になる。
【0020】そこで請求項6に示すように、関連情報記
憶手段に記憶されるキーワードを、実質的なキーワード
に対応する識別番号とするとよい。ここで実質的なキー
ワードとは「和食」・「洋食」といった文字列情報を意
味する。このとき、このような実質的なキーワードは、
別の記憶領域にまとめて記憶しておき、キーワード読出
手段が、識別番号に基づき、対応するキーワードを読み
出すようにしてもよい。このようにすれば、関連情報記
憶手段の記憶容量を相対的に小さくできる。また、記憶
手段に記憶された情報検索のための絞り込み用のキーワ
ードも識別番号としておき、検索手段がこの識別番号で
検索を行うようにしてもよい。このとき、識別番号とし
て固定長のものを用いれば、記憶容量の削減という効果
に加え、検索に要する時間を短縮することもできる。
【0021】なお、従来のシステムでは、最初に入力し
た検索用キーワードを覚えておく必要がある。「和食」
というキーワードを入力した結果、該当情報がない場合
に「和食」以外のキーワードを入力する必要が生じるた
めである。ところが、従来のシステムにおいては、音声
でキーワードを入力する場合は特に、入力した検索用キ
ーワードが何であったかを忘れてしまう可能性も高い。
【0022】これに対して本システムでは、「和食」と
いうキーワードに該当する情報としてユーザの必要とす
る情報が見つからなければ、例えば「洋食」というキー
ワードでの検索が行われるために、入力した検索用キー
ワードを覚えておく必要がない。したがって、請求項7
に示すような、入力手段を介して音声による検索用キー
ワードの入力が可能な構成において特に、効果を発揮す
る。
【0023】また、本システムでは検索用キーワードに
代わるキーワードで検索を行うため、請求項8に示すよ
うに、報知手段が、キーワード読出手段にて読み出され
たキーワードに該当する情報を検索する旨又は検索した
旨の少なくともいずれか一方を報知するようにするとよ
い。この場合、検索する旨を報知するようにし、さら
に、その時点で利用者に了承を得るようにしてもよい。
また、検索した旨を報知するのは、別のキーワードで検
索したことを結果的に知らせる意図である。このように
すれば、利用者にとって便利である。
【0024】以上のような情報検索システム又はシステ
ムを構成する検索用端末は、固定的に設置される装置と
して実現することも考えられるが、モバイル装置として
実現してもよい。モバイル装置としては、ラップトップ
型やハンドトップ型のコンピュータとして、また、携帯
電話機として実現することが考えられる。また、このよ
うなモバイル装置としての本システム又は検索用端末
は、請求項9に示すように、車両に搭載して用いること
が考えられる。
【0025】このように車両に搭載される車載用装置と
して実現することを前提とすれば、請求項10に示すよ
うに、ルート案内機能を有した車載用ナビゲーション装
置として実現することが考えられる。そして、この場
合、請求項11に示すように、検索手段による検索結果
に基づき、目的地又は経由地を設定可能にすることが好
ましい。
【0026】なお、ナビゲーション装置として実現する
場合、請求項12に示すように、車両の現在地、目的地
あるいは経由地の少なくともいずれか一つに基づき、関
連情報記憶手段に記憶されるキーワードを、利用者の嗜
好に合わせるよう更新できる構成とすることが考えられ
る。例えば現在地に基づき利用者がよく利用する施設を
判断する場合、車両のエンジン停止や一定時間の停車な
どがあった地点に存在する施設を利用したと判断でき
る。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
例を図面を参照して説明する。図1は、「情報検索シス
テム」としての施設検索システムの概略構成を示すブロ
ック図である。
【0028】施設検索システムは、「検索用端末」とし
てのナビゲーション装置2と、「情報センタ」としての
情報センタ4とを備えている。情報センタ4は、データ
処理部40、このデータ処理部40に接続された施設情
報記憶部41及び通信部42を有している。
【0029】データ処理部40は、CPU、ROM、R
AM、I/Oなどを有したいわゆるコンピュータシステ
ムであり、情報センタ4全体の制御を司る。施設情報記
憶部41は、いわゆるハードディスクである。施設情報
記憶部41には、各種施設の情報が検索可能なデータベ
ースとして記憶されている。具体的に本実施例では、P
OI(Point of Interest )検索のためのテーブルが記
憶されているものとする。このテーブルは、図2(a)
に示すようなレコードの集合である。すなわち、各レコ
ードは、POI名称フィールド、絞り込み用キーワード
フィールド、座標フィールド、及び属性フィールドから
なっている。POI名称フィールドは、施設(POI)
の名称などが記憶される。この施設に対する情報とし
て、絞り込み用キーワードフィールドが複数設けられて
おり、ここには施設を検索するためのキーワードが記憶
される。また、座標フィールドが設けられており、ここ
には位置情報が記憶されている。さらに、営業時間や駐
車場の有無などを記憶する属性フィールドが設けられて
いる。
【0030】通信部42は、ナビゲーション装置2との
間でデータ通信を行うためのものである。ナビゲーショ
ン装置2とのデータ通信は、電話回線を介して行われ
る。一方、ナビゲーション装置2は、制御部10を中心
に構成されており、この制御部10に接続される位置検
出器20、地図データ入力器31、操作スイッチ群3
2、通信装置33、外部メモリ34、表示装置35、音
声入出力装置36及びリモコンセンサ37を備えてい
る。なお、制御部10は通常のコンピュータとして構成
されており、内部には、CPU、ROM、RAM、I/
Oおよびこれらの構成を接続するバスラインなどが備え
られている。
【0031】位置検出器20は、いずれも周知の地磁気
センサ21、ジャイロスコープ22、距離センサ23、
及び衛星からの電波に基づいて車両の位置を検出するG
PS(Global Positioning System )のためのGPS受
信機24を有している。これらのセンサ等21〜24は
各々が性質の異なる誤差を持っているため、複数のセン
サにより、各々補間しながら使用するように構成されて
いる。なお、精度によっては上述した内の一部で構成し
てもよく、さらに、ステアリングの回転センサ、各転動
輪の車輪センサ等を用いてもよい。
【0032】地図データ入力器31は、位置検出の精度
向上のためのいわゆるマップマッチング用データ、地図
データを入力するための装置である。これらのデータは
地図データ入力器31の備える記録媒体としてのDVD
から入力される。本実施例では、DVDを用いたが、C
D−ROMやメモリカード等の他の媒体を用いても差し
支えない。
【0033】操作スイッチ群32は、表示装置35と一
体になったタッチスイッチもしくはメカニカルなスイッ
チ等で構成され、各種入力に使用される。通信装置33
はいわゆる携帯電話機が接続されて機能し、この通信装
置33を介して上述した情報センタ4とのデータ通信が
行われる。
【0034】外部メモリ34は、ハードディスクであ
り、後述するキーワード検索テーブルが記憶されてい
る。また、各種処理を実行するにあたり、必要な情報の
記憶を行う。ただし、情報の記憶ができればよいため、
ハードディスク以外の例えば半導体メモリ装置を用いて
もよい。
【0035】表示装置35は、液晶やCRT等を用いた
カラーディスプレイである。この表示装置35を介し
て、ナビゲーション装置2から情報利用者への情報表示
が行われる。この情報表示の一例が、検索結果の表示で
ある。音声入出力装置36は、経路案内や入力要求のた
めの装置側の発話及び利用者の音声を入力する装置であ
る。したがって、音声入出力装置36には図示しないス
ピーカ及びマイクが接続されている。
【0036】リモコンセンサ37は、リモートコントロ
ール端末(以下「リモコン」という。)37aを介した
利用者の操作情報を取得する。このような構成により、
いわゆるナビゲーション機能が実現される。表示装置3
5の画面には、位置検出器20から入力された車両現在
地マークと、地図データ入力器31より入力された地図
データと、更に地図上に表示する案内経路、名称、目印
等の付加データとを重ねて表示することができる。そし
て、本ナビゲーション装置2では、リモコン37aを介
してリモコンセンサ37、操作スイッチ群32あるいは
音声入出力装置36から、目的地の位置及び、必要に応
じて高速道路等の特定の経路の指定(すなわち経由地の
指定)をすると、現在地からその目的地までの最適な経
路が自動的に選択され、いわゆる案内経路が形成されて
表示される。自動的に最適な経路を設定する手法として
は、ダイクストラ法等が知られている。そして、この案
内経路が形成され表示された後、車両の走行状況に応じ
て制御部10により音声入出力装置36を介して、ルー
ト案内が行われる。
【0037】さらに、本実施例のナビゲーション装置2
は、上述した情報センタ4とデータ通信を行い、目的と
する施設を検索させ、その検索結果としての施設情報を
表示したり、上述のナビゲーション機能に利用したりす
ることができる。本施設検索システムの特徴はこの施設
検索にあるため、以下これについて説明する。
【0038】上述したように、情報センタ4の施設情報
記憶部41には、POI(Point ofInterest )検索の
ためのテーブルが記憶されている。これによって、ナビ
ゲーション装置2を用いたPOI検索が可能となってい
る。つまり、ナビゲーション装置2でPOI検索が開始
されると、まず最初に文字列の入力要求を行う。これに
対して、利用者は、上述した操作スイッチ群32、音声
入出力装置36、あるいはリモコンセンサ37を介し
て、文字列を入力する。すると、ナビゲーション装置2
は、通信装置33を介して情報センタ4を発呼する。こ
れによって情報センタ4とのデータ通信可能状態が確立
されると、入力された文字列を情報センタ4へ送信す
る。
【0039】情報センタ4では、この入力された文字列
を少なくとも一部に有するPOI名称を検索し、その検
索結果をナビゲーション装置2へ送信する。通常、この
検索によるヒット件数は膨大な数になるため、さらに、
ナビゲーション装置2からは、施設を絞り込むための検
索用キーワードを入力できるようになっている。
【0040】本実施例では、音声入出力装置36を介し
て音声で検索用キーワードを入力する。もちろん、操作
スイッチ群32やリモコンセンサ37を介して検索用キ
ーワードを入力できるようにしてもよい。これによっ
て、検索用キーワードに基づく検索要求処理がナビゲー
ション装置2において実行され、情報センタ4では検索
処理が実行される。そして、この検索処理による検索結
果がナビゲーション装置2に送信される。該当する施設
があれば、ナビゲーション装置2の表示装置35にその
施設の位置や属性が表示される。また、ナビゲーション
装置2では、この施設をルート案内における目的地、経
由地として設定することができる。
【0041】そこで次にナビゲーション装置2で実行さ
れる検索要求処理を図3のフローチャートに基づいて説
明する。この検索要求処理は、検索用キーワードが入力
されると、ナビゲーション装置2の制御部10によって
実行される処理である。まず最初のステップ(以下、ス
テップを単に記号Sで示す。)100において、入力さ
れた検索用キーワードを情報センタ4へ送信する。これ
によって、情報センタ4では検索用キーワードによる検
索が行われ、その検索結果が送信されてくる。
【0042】そこで続くS110では、送信される検索
結果に基づき、検索用キーワードに該当する施設がある
か否かを判断する。ここで検索用キーワードに該当する
施設がある場合(S110:YES)、本検索要求処理
を終了する。このときは、その後、該当施設の情報を表
示装置35に表示する。一方、検索用キーワードに該当
する施設がない場合(S110:NO)、S120へ移
行する。
【0043】S120では、外部メモリ34に記憶され
たキーワード検索テーブルから関連キーワードを読み出
す。ここでキーワード検索テーブルについて説明する。
キーワード検索テーブルは、図2(b)に示すようなレ
コードの集合である。1レコードは、検索用キーワード
フィールドと、この検索用キーワードに対応する上位キ
ーワードフィールド及び関連キーワードフィールドで構
成されている。上位キーワードフィールド及び関連キー
ワードフィールドはそれぞれ複数フィールド用意されて
おり、上位キーワードフィールドに上位キーワードが記
憶され、関連キーワードフィールドに関連キーワードが
記憶される。
【0044】上位キーワードは、検索用キーワードの上
位概念に相当するワードである。一方、関連キーワード
は、検索用キーワードによる検索と同レベルの検索が可
能になると想定されるワードである。例えば図2(a)
に示したPOI(Point of Interest )検索のためのテ
ーブルにおいて、絞り込み用キーワードフィールドに、
飲食店に対しては「レストラン」・「飲食店」といった
絞り込み用キーワードが記憶されており、さらに、飲食
店の種類に応じて「和食」・「洋食」・「喫茶」・「軽
食」という絞り込み用キーワードが記憶されているもの
とする。
【0045】このとき、図2(c)に示すように、キー
ワード検索用テーブルを構成しておく。検索用キーワー
ド「和食」に対し、上位キーワードを「レストラン」・
「飲食店」とし、関連キーワードを「洋食」・「軽食」
にするという具合である。また、検索用キーワード「軽
食」に対し、上位キーワードを「レストラン」・「飲食
店」とし、関連キーワードを「喫茶」・「洋食」にする
という具合である。このように施設種類を示す検索用キ
ーワードに対しての関連キーワードは、同一カテゴリー
に属するキーワードとすることが考えられる。
【0046】また、図2(a)に示したPOI検索のた
めのテーブルにおける絞り込み用キーワードフィールド
には、一般的に、都道府県・市区町村などの地域名称も
記憶される。そこで図2(c)に示すように、検索用キ
ーワード「名古屋市中区」に対し、上位キーワードを
「名古屋市」とし、関連キーワードを「名古屋市中村
区」・「名古屋市東区」としておく。このように検索地
域を示す検索用キーワードに対しての関連キーワード
は、その検索地域に隣接する地域とすることが考えられ
る。
【0047】さらにまた、施設の系列での検索を行うよ
うな場合には、検索用キーワード「××系列のガソリン
スタンド」に対し、上位キーワードを「全てのガソリン
スタンド」とし、関連キーワードは、利用者が次によく
利用する「△△系列のガソリンスタンド」とすることが
考えられる。これはスーパーなどでも同様である。この
ように、施設系列を示す検索用キーワードに対して関連
キーワードは、利用者の嗜好を反映したものとすること
が考えられる。
【0048】なお、図2(c)では、上位キーワード・
関連キーワードが1つ又は2つ記憶されているテーブル
を示したが、いずれも3つ以上記憶することができる。
ここで図3に示すフローチャートの説明に戻る。上述し
たS120において、例えば検索用キーワードが「和
食」であれば、関連キーワード「洋食」が読み出され
る。続くS130では、読み出した関連キーワードを情
報センタ4へ送信する。これによって、情報センタ4で
は関連キーワードによる検索が行われ、その検索結果が
送信されてくる。
【0049】そこで続くS140では、送信される検索
結果に基づき、関連キーワードに該当する施設があるか
否かを判断する。ここで関連キーワードに該当する施設
がある場合(S140:YES)、本検索要求処理を終
了する。このときは、その後、該当施設の情報を表示装
置35に表示すると共に、関連キーワードを用いて検索
した旨を報知する。この報知は、表示装置35及び音声
入出力装置36を介して行う。また、検索結果として表
示装置35に表示された施設は、上述したように、ルー
ト案内における目的地・経由地として設定できる。一
方、関連キーワードに該当する施設がない場合(S14
0:NO)、S150へ移行する。
【0050】S150では、全ての関連キーワードに対
しての処理が終了したか否かを判断する。つまり、図2
(c)に示すように複数の関連キーワードがあれば、そ
の全てについて検索要求を行ったか否かを判断するので
ある。ここで全ての関連キーワードに対しての処理が終
了したと判断された場合(S150:YES)、S16
0へ移行する。一方、処理が終了していない関連キーワ
ードがある場合には(S150:NO)、S120から
の処理を繰り返す。
【0051】S160では、外部メモリ34に記憶され
たキーワード検索テーブルから上位キーワードを読み出
す。例えば検索用キーワードが「和食」であれば、上位
キーワード「レストラン」が読み出される。続くS17
0では、読み出した上位キーワードを情報センタ4へ送
信する。これによって、情報センタ4では上位キーワー
ドによる検索が行われ、その検索結果が送信されてく
る。
【0052】そこで続くS180では、送信される検索
結果に基づき、上位キーワードに該当する施設があるか
否かを判断する。ここで上位キーワードに該当する施設
がある場合(S180:YES)、本検索要求処理を終
了する。このときは、その後、該当施設の情報を表示装
置35に表示すると共に、上位キーワードを用いて検索
した旨を報知する。この報知は、関連キーワードの場合
と同様に、表示装置35及び音声入出力装置36を介し
て行う。また、検索結果として表示装置35に表示され
た施設はルート案内における目的地・経由地として設定
できることも同様である。一方、上位キーワードに該当
する施設がない場合(S180:NO)、S190へ移
行する。
【0053】S190では、全ての上位キーワードに対
しての処理が終了したか否かを判断する。つまり、図2
(c)に示すように複数の上位キーワードがあれば、そ
の全てについて検索要求を行ったか否かを判断するので
ある。ここで全ての上位キーワードに対しての処理が終
了したと判断された場合(S190:YES)、本検索
要求処理を終了する。一方、処理が終了していない上位
キーワードがある場合には(S150:NO)、S16
0からの処理を繰り返す。
【0054】続いて情報センタ4で実行される検索処理
を図4のフローチャートに基づいて説明する。この検索
処理は、上述した検索要求処理に対応する処理であり、
情報センタ4のデータ処理部40によって繰り返し実行
される処理である。まず最初のS200において、キー
ワードが送信されたか否かを判断する。この処理は、図
3中のS100,S130,S170に対応するもので
ある。ここでキーワードが送信されたと判断された場合
(S200:YES)、S210へ移行する。一方、キ
ーワードが送信されなければ(S200:NO)、本検
索処理を終了する。
【0055】S210では、送信されたキーワードによ
る検索を行う。この処理は、送信されたキーワードとP
OI検索のためのテーブルの絞り込み用キーワードとを
比較し、検索結果を絞り込むものである。そして次のS
220では、ナビゲーション装置2へ検索結果を送信
し、その後、本検索処理を終了する。
【0056】つまり、本施設検索システムでは、検索用
キーワードに該当する施設が1件という所定数に満たな
い場合、すなわち該当する施設が見つからなければ(図
3中のS110:NO)、キーワード検索テーブルから
関連キーワード・上位キーワードを読み出し(S12
0,S160)、検索用キーワードに代え、それら関連
キーワード・上位キーワードでの検索を行うのである
(図4中のS210)。例えば検索用キーワード「和
食」に該当する施設がなければ、関連キーワード「洋
食」に該当する施設が自動的に検索されるという具合で
ある。さらに、複数の関連キーワード及び上位キーワー
ドをキーワード検索テーブルに記憶しておくことによっ
て、それら複数の関連キーワード及び上位キーワードに
よる検索が順次行われる。これによって、利用者の入力
した検索用キーワードに基づき、適切に施設を検索でき
る可能性が高くなる。そして、検索のための操作回数が
抑えられ、利用者の負担が軽減される。
【0057】また、従来のシステムでは、最初に入力し
た検索用キーワードを覚えておく必要があった。「和
食」というキーワードを入力した結果、該当する施設が
ない場合に「和食」以外のキーワードを入力する必要が
生じるためである。ところが、従来のシステムにおいて
は、音声でキーワードを入力する場合は特に、入力した
検索用キーワードが何であったかを忘れてしまう可能性
も高い。
【0058】これに対して本実施例の施設検索システム
では、「和食」というキーワードに該当する施設がない
と、例えば「洋食」というキーワードでの検索が行われ
るために、入力した検索用キーワードを覚えておく必要
がない。したがって、上述したような音声入出力装置3
6を介して検索用キーワードを入力する構成において特
に、効果を発揮する。
【0059】さらにまた、検索用キーワードに代わる関
連キーワード・上位キーワードに該当する施設がある
と、その後、該当施設の情報を表示装置35に表示する
と共に、関連キーワード又は上位キーワードを用いて検
索した旨を報知する。また、検索結果として表示装置3
5に表示された施設は、ルート案内における目的地・経
由地として設定できる。したがって、利用者にとって便
利である。
【0060】なお、本実施例におけるナビゲーション装
置2の音声入出力装置36が「入力手段」及び「報知手
段」に相当し、表示装置35が「報知手段」に相当す
る。また、外部メモリ34が「関連情報記憶手段」に相
当し、制御部10が「キーワード読出手段」に相当す
る。そして、図3中のS110,S120,S140,
S150,S160,S180,S190の処理がキー
ワード読出手段としての処理に相当する。
【0061】また、情報センタ4の施設情報記憶部41
が「記憶手段」に相当し、データ処理部40が「検索手
段」に相当する。そして、図4中のS210の処理が検
索手段としての処理に相当する。以上、本発明はこのよ
うな実施例に何等限定されるものではなく、本発明の主
旨を逸脱しない範囲において種々なる形態で実施し得
る。
【0062】(イ)上記実施例では、POI検索におけ
るキーワードを用いた絞り込みを例に挙げて説明した
が、利用者が指定した地域周辺の施設をキーワードによ
って検索するいわゆる「最寄り施設検索」にも同様に適
用できる。 (ロ)上記実施例では、例えば施設系列を示す検索用キ
ーワードに対し、関連キーワードをユーザの利用頻度が
高い施設系列とした。このような利用者の嗜好を反映し
た関連キーワードは、例えば利用者自身がキーワード検
索テーブルを書き換える構成によって実現することが考
えられるが、このようなキーワード検索テーブルの書き
換えを自動化することも考えられる。
【0063】例えば入力された検索用キーワードを外部
メモリ34に記憶しておき、各検索用キーワードの入力
頻度を算出することによって、利用者の嗜好に合わせる
よう関連キーワードを更新することが考えられる。ま
た、スーパーやガソリンスタンドの利用頻度を知るため
には、ナビゲーション機能を用い、エンジン停止時や5
分以上といった一定時間を越える停車時に地図データと
のマッチングを行い、施設の利用を判断することが考え
られる。
【0064】なお、このように利用者の嗜好を反映する
ようにキーワード検索テーブルを書き換える場合、「よ
く利用する系列のガソリンスタンド」や「よく利用する
系列のスーパー」というようなキーワードを入力できる
ようにし、施設利用状況に基づき、対応する「××系列
のガソリンスタンド」や「○○系列のスーパー」という
検索用キーワードが得られる構成にすることもできる。
そして、「××系列のガソリンスタンド」に該当する施
設がなければ、次によく利用するものとして記憶された
「△△系列のガソリンスタンド」という関連キーワード
を読み出して再検索を行うという具合である。
【0065】(ハ)また上記実施例では、キーワード検
索テーブルには「和食」・「洋食」といったキーワード
を直接的に記憶していたが、このような文字列情報(実
質的なキーワード)に対応する識別番号を記憶するよう
にしてもよい。この場合、このような文字列情報は、別
の記憶領域にまとめて記憶しておき、キーワード検索テ
ーブルから識別番号を読み出し、その識別番号を「和
食」・「洋食」といった文字列情報に変換して情報セン
タ4へ送信するようにすることが考えられる。このよう
にすれば、キーワード検索テーブルの容量を相対的に小
さくできる。同一文字列情報が重複して記憶されること
がなくなるためである。
【0066】また、情報センタ4の施設情報記憶部41
に記憶されたテーブルの絞り込み用キーワードも識別番
号で記憶し、この識別番号で検索を行うようにしてもよ
い。このとき、識別番号として固定長のものを用いれ
ば、記憶容量の削減という効果に加え、検索に要する時
間を短縮することもできる。
【0067】(ニ)上記実施例では、検索用キーワード
に該当する施設がない場合、最初に関連キーワードによ
る検索を行い、次に上位キーワードによる検索を行う構
成であった。上位キーワードで検索すれば通常は該当す
る施設が多くなると考えられるため、まず関連キーワー
ドで検索するのが妥当だからである。ただし、検索用キ
ーワードに該当する施設がない場合に、最初に上位キー
ワードによる検索を行い、次に関連キーワードによる検
索を行う構成としてもよい。また、このとき、上位キー
ワードによる検索を最初に行った結果、該当する施設が
一定数以上になったことを判断し、一定数以上となった
場合には、次に関連キーワードによって施設を自動的に
絞り込むようにすることも考えられる。
【0068】また、上記実施例は、検索用キーワードに
該当する施設がない場合に自動的に再検索を行う構成で
あったが、該当する施設があっても、その施設がユーザ
の望むものでない可能性もあり得る。したがって、該当
する施設があった場合にも、操作スイッチ群32を介し
た再検索要求があったか否かを判断して関連キーワード
や上位キーワードによる再検索を行うようにしてもよ
い。具体的には、図3中のS110,S140,S18
0にてユーザ入力を判断するようにすればよい。
【0069】(ホ)上記実施例では、関連キーワード・
上位キーワードに該当する施設が見つかると、関連キー
ワード・上位キーワードで検索した旨を報知するように
していた。これに対して、関連キーワード・上位キーワ
ードで検索する前に、その旨を報知するようにしてもよ
い。さらに、この時、利用者に了承を得るようにし、了
承が得られた場合に限り、関連キーワード・上位キーワ
ードによる検索を行うようにしてもよい。このようにす
れば、利用者の操作回数が幾分増えるものの、利用者の
意図しない検索処理が実行されることを防止できる。
【0070】(ヘ)上記実施例では、キーワード検索テ
ーブルを外部メモリ34に記憶していたが、地図データ
入力器31の有するDVDにキーワード検索テーブルを
記憶することもできる。この場合は、このDVDが「関
連情報記憶手段」に相当することになる。ただし、DV
D等の読み出し専用の媒体に記憶すると、利用者の嗜好
に合わせてキーワード検索テーブルを書き換えることは
できない。
【0071】(ト)上記実施例では、ナビゲーション装
置2の外部メモリ34が「関連情報記憶手段」に相当
し、制御部10が「キーワード読出手段」に相当してい
る。すなわち、「検索用端末」としてのナビゲーション
装置2が、両手段に相当する構成を備えていた。これに
対して、情報センタがこれら手段を備える構成とするこ
とも考えられる。例えばキーワード検索テーブルを施設
情報記憶部41に記憶しておき、データ処理部40が検
索結果に基づき、このキーワード検索テーブルから関連
キーワード・上位キーワードを読み出し、関連キーワー
ド・上位キーワードによる検索を行うようにしてもよ
い。このときは、ナビゲーション装置2の検索要求処理
では、検索用キーワードの送信のみ(図3中のS100
のみ)を行う。そして、情報センタ4の検索処理では、
図4中のS200にて検索用キーワードの送信を判断し
た後、S210に代え、図3に示したS110〜S19
0と同様の処理を行い、S220において検索結果を送
信することになる。今後、益々インフラ装置の発達が見
込まれる現状を考えると、このように情報センタ4側で
大部分の処理を行う構成が妥当なものとなると思われ
る。この場合、情報センタ4の施設情報記憶部41が
「記憶手段」及び「関連情報記憶手段」に相当し、デー
タ処理部40が「キーワード読出手段」及び「検索手
段」に相当することになる。
【0072】(チ)上記実施例では、「検索用端末」と
してのナビゲーション装置2と「情報センタ」としての
情報センタ4とを備える構成としたが、ナビゲーション
装置2の外部メモリ34に施設情報を記憶するようにし
て、ナビゲーション装置2のみでシステムを構成するこ
ともできる。
【0073】(リ)上記実施例では、検索の対象となる
情報は施設情報であったが、本発明の適用範囲は、施設
検索に限定されるものではない。例えば、行楽地、地
名、人名、・・・といったあらゆる情報検索に適用でき
ることは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の施設検索システムの構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】(a)はPOI検索のためのテーブルのデータ
構造を示す説明図であり、(b)はキーワード検索テー
ブルのデータ構造を示す説明図であり、(c)はキーワ
ード検索テーブルの具体例を示す説明図である。
【図3】ナビゲーション装置における検索要求処理を示
す説明図である。
【図4】情報センタにおける検索処理を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
2…ナビゲーション装置 10…制御部 20…位置検出器 21…地磁気センサ 22…ジャイロスコープ 23…距離センサ 24…GPS受信機 31…地図データ入力器 32…操作スイッチ群 33…通信装置 34…外部メモリ 35…表示装置 36…音声入出力装置 37…リモコンセンサ 37a…リモコン 4…情報センタ 40…データ処理部 41…施設情報記憶部 42…通信部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G08G 1/0969 G08G 1/0969 Fターム(参考) 2F029 AA02 AB01 AB07 AB13 AC02 AC08 AC09 AC13 AC16 AC18 AC20 5B075 ND20 NK02 NK43 PP07 PP12 PP22 PP26 PQ02 5H180 BB05 BB13 CC12 FF04 FF05 FF13 FF22 FF25 FF32 FF38

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】検索の対象となる検索対象情報を記憶する
    記憶手段と、 情報検索に用いられる検索用キーワードを入力するため
    の入力手段と、 該入力手段を介して入力された前記検索用キーワードに
    該当する情報を、前記記憶手段に記憶された検索対象情
    報に基づき検索する検索手段と該検索手段による検索結
    果を報知する報知手段とを備えた情報検索システムにお
    いて、 さらに、 前記検索用キーワードに代えて検索することが有効であ
    ると想定されるキーワードを、前記検索用キーワードに
    対応させて記憶した関連情報記憶手段と、 前記検索手段による検索結果に基づき、前記検索用キー
    ワードに該当する情報としてユーザの必要とする情報が
    見つからない場合、当該キーワードに代わるキーワード
    を前記関連情報記憶手段から読み出すキーワード読出手
    段とを備え、 前記検索手段は、前記キーワード読出手段にて読み出さ
    れたキーワードに該当する情報を再検索することを特徴
    とする情報検索システム。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の情報検索システムにおい
    て、 少なくとも前記入力手段及び前記報知手段を備える検索
    用端末と、 該検索用端末との間でデータ通信を行う情報センタとで
    構成されていることを特徴とする情報検索システム。
  3. 【請求項3】請求項1又は2に記載の情報検索システム
    において、 前記関連情報記憶手段には、前記検索用キーワードに対
    応させて、複数のキーワードが記憶されており、 前記キーワード読出手段は、前記検索手段による再検索
    結果に基づき、当該キーワードに代わるキーワードを前
    記関連情報記憶手段から読み出すことを特徴とする情報
    検索システム。
  4. 【請求項4】請求項1〜3のいずれかに記載の情報検索
    システムにおいて、 前記関連情報記憶手段には、前記検索用キーワードと同
    レベルの検索が可能であると想定される関連キーワード
    又は前記検索用キーワードの上位概念である上位キーワ
    ードの少なくともいずれか一方が記憶されていることを
    特徴とする情報検索システム。
  5. 【請求項5】請求項1〜4のいずれかに記載の情報検索
    システムにおいて、 さらに、前記関連情報記憶手段に記憶されたキーワード
    を、少なくとも前記入力手段を介して入力される前記検
    索用キーワードに基づき、利用者の嗜好に合わせるよう
    更新できることを特徴とする情報検索システム。
  6. 【請求項6】請求項1〜5のいずれかに記載の情報検索
    システムにおいて、 前記関連情報記憶手段に記憶される前記キーワードを、
    実質的なキーワードに対応する識別番号としたことを特
    徴とする情報検索システム。
  7. 【請求項7】請求項1〜6のいずれかに記載の情報検索
    システムにおいて、 前記入力手段を介して、音声による検索用キーワードの
    入力が可能であることを特徴とする情報検索システム。
  8. 【請求項8】請求項1〜7のいずれかに記載の情報検索
    システムにおいて、 前記報知手段は、前記キーワード読出手段にて読み出さ
    れたキーワードに該当する情報を検索する旨又は検索し
    た旨の少なくともいずれか一方を報知することを特徴と
    する情報検索システム。
  9. 【請求項9】請求項1〜8のいずれかに記載の情報検索
    システムにおいて、 本システム、又は本システムが検索用端末及び情報セン
    タで構成されている場合の当該検索用端末が、車両内に
    搭載された車載用装置として実現されていることを特徴
    とする情報検索システム。
  10. 【請求項10】請求項9に記載の情報検索システムにお
    いて、 前記車載用装置は、ルート案内機能を有した車載用ナビ
    ゲーション装置として実現されていることを特徴とする
    情報検索システム。
  11. 【請求項11】請求項10に記載の情報検索システムに
    おいて、 前記車載用装置は、前記検索手段による検索結果に基づ
    き、前記ルート案内における目的地又は経由地を設定可
    能であることを特徴とする情報検索システム。
  12. 【請求項12】請求項10又は11に記載の情報検索シ
    ステムにおいて、 さらに、前記関連情報記憶手段に記憶されたキーワード
    を、車両の現在地、目的地又は経由地の少なくともいず
    れか一つに基づき、利用者の嗜好に合わせるよう更新で
    きることを特徴とする情報検索システム。
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