JP4084043B2 - メカニカルファスナテープタブ積層体および使い捨て吸収性物品 - Google Patents

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    • A61F13/56Supporting or fastening means
    • A61F13/62Mechanical fastening means, ; Fabric strip fastener elements, e.g. hook and loop

Description

【0001】
発明の背景と分野
本発明は、使い捨て物品に使用できるメカニカルファスナテープタブ積層体に関する。本発明はまた、メカニカルファスナテープタブ積層体を備えた使い捨て吸収性物品に関する。
【0002】
テープタブ支持体に一般的に配置されるメカニカルファスナを利用するクロージャテープ積層体が、関連技術において公知である。メカニカルファスナは一般的に接着剤を使用して取り付けられる。タブの反対側端部は、使い捨て物品の片面に一般的に永久取り付けされ、メカニカルファスナは、使用時に、使い捨て物品の反対側端部に設けられた噛合取付け部とのクロージャを形成するために、吸収性物品の側縁を越えて外側に延在する。一般的に、使用する前におむつ等を包装する場合、タブをおむつの本体の中に折り返すことが好ましい。さもなければ、タブはおむつの縁部外側に延在し、っかりして基材に付着したり簡易包装製品に適切な形態に物品を折り畳むこと困難になったりするような問題を生じる。したがって、メカニカルファスナの「自由端部」が、使用する前におむつの反対面の上に折り返されることが好ましい。おむつの縁部を越えて外側に延在する取着されないタブの問題は、端末はがれ(flagging)として一般的に知られている。この端末はがれの問題を解決するための従来の方法は、テープタブの自由端部がおむつの適切な表面に着脱自在に接着することを可能にする感圧接着剤をテープタブ積層体上のどこかに付与することであった。この場合、エンドユーザはタブ上のフィンガリフトを把持し、この接着接合を破壊し、タブを伸ばして使用する。このような端末はがれ防止用(antiflagging)接着剤の構成は、例えば欧州特許第321,232号に開示され、この文献では、接着剤はタブ上のメカニカルファスナに隣接している。欧州特許出願第894,448号は、端末はがれを起こさないためメカニカルファスナフックヘッドの頂部に感圧接着剤を付与する方法を開示している。日本国特願平8−2365号タブの延在部分に接着剤を付与し、その接着剤は、使用時に露出接着剤がタブの自由端部に存在しないように、おむつに転移する。端末はがれを起こさないための露出接着剤の使用は、PCT公報WO97/28774にも教示されている。有効であるが、露出感圧接着剤の使用は、多くの場合メカニカルファスナシステムには望ましくない。例えば、メカニカルファスナを有する吸収性物品上には多くの露出した繊維状表面があり、この繊維状表面は接着剤による繊維汚染を引き起こすことがある。同様に、このタイプのメカニカルファスナシステムに露出接着剤を使用する際、ある顧客に対して望ましくない作用がある。上記および他の理由のために、端末はがれの問題に対する非接着の解決方法に関する研究が相当行われてきた。
【0003】
端末はがれの問題に対し非接着の方法を用いることは、例えば、欧州特許出願第818,188号に提案されている。この特許文献は、タブの自由端部をおむつの内面に着脱自在に溶接する方法を提案している。有効であるが、この方法は、おむつ製造工程時にオンライン溶接を必要とし、これによっておむつの生産が遅くなる可能性があるという点で問題である。日本国特開平10−137008号および米国特許第5,926,926号は、フックと係合できる別個の小さなパッチのループ材料の使用を開示している。これらのループパッチは、一般的に、端末はがれを起こさない接着剤が付与されるところに配置される。これらの特許に提案されている小さなループパッチは、信頼性の高い接続を提供する点において完全に有効であるとは思われない。また、これらのループはタブに相当の大きさを加え、包装されたおむつ内に硬いバンドの可能性を生じ、また事前層されたメカニカルファスナテープタブの長尺ロールの提供を困難にする。欧州特許出願第832,631号は、分割可能な不織布材料を含む複雑な構造体を提案している。これは、ループパッチの使用と同様の問題を有し、また製造が難しい。欧州特許出願第853,935号は、2つの接着剤コーティング部分とそれらを分離する接着剤のない領域を有するテープタブ支持体とフック用の別個のキャリアとを具備する複雑な積層タブ構造体を開示している。フックキャリアは、独立した接着剤付着ゾーンを有し、接着剤のないゾーンに穿孔される。キャリア穿孔は分離可能であり、このキャリア穿孔によって、使用前のタブの折畳み状態の維持、およびタブの延在を可能にするためタブの破断または引き裂きが可能になる。折畳み状態にタブを維持することは有効であるが、この構造は、従来のY接合によっておむつ側縁の両面に対する確実な取付けを提供することを可能にせず、またテープタブ支持体とキャリアの2つの複雑なゾーン接着剤被覆を必要とする。
【0004】
使用前におむつの縁部の周囲でファスナタブ積層体を折畳み状態に維持するために、関連技術で教示されている多くの様々な技術があるが、容易な構造の組合せと、ユーザが容易に解放できる信頼性が高くかつ確実な取付けとを提供し、露出感圧接着剤に頼ら、また好ましくはおむつの縁部に安全なY接合を提供する可能性を許容する構造で、メカニカルファスナテープタブ積層体を提供する有効な方法に対する要求がなお存在する。
【0005】
好ましい実施形態の詳細な説明
図1を参照すると、液体透過性トップシート2と液体不透過性バックシート3とを具備する従来のおむつ本体1が示されている。トップシート2とバックシート3との間には、吸収パッド構造体がある(図示せず)。一般的に、液体透過性トップシート2は、吸収パッドへの液体の通過を可能にする不織布ウェブまたは同様の透過性構造体である。従来、液体不透過性バックシート3は、フィルム、または不織布を有するフィルムの積層体である。一般的に、バックシートフィルムは、通気性を設けることができるポリオレフィン熱可塑性フィルムである。このようなフィルムに積層体される不織布は、柔らかい繊維および布のような感触を提供するためにおむつの外面にある。不織布はまた、閉鎖具の取付け使用後のおむつの廃棄の容易性を提供するために、ある状況では、フック材料の係合を可能にし得る表面を提供できる。おむつ本体1の第1の端部7の少なくとも第1の隅部6は、おむつ本体1の第2の端部8に設けた係合相手のメカニカルファスナ要素4かあるいは繊維状バックシート3着するように設計されたメカニカルファスナタブ積層体0を有する。おむつが着用されるとき、すなわち、本発明のメカニカルファスナタ積層体が使用されるときには、使い捨ておむつの第1の端部7および第2の端部8の隅部位置が重なり合うように、第1の端部7の第1の隅部6が、反対側の第2の端部8の対応する隅部6と重わされる。一般的に、メカニカルファスナフックはループ構造体か場合によってはバックシートと係合して、着用者の胴部に対する継続的な係合をもたらしつつ着用者の胴を取り囲む。
【0006】
液体透過性トップシートは、上記用途のために公知の従来の材料を含む。これらの材料は、スパンボンドウェブ、メルトブローンウェブ、カードウェブ等を含む。従来、これらのウェブは、ポリオレフィンまたはポリエステル繊維のような熱可塑性および疎水性ポリマ繊維から形成される。
【0007】
バックシート3は、一般的に液体不透過性のウェブであって、選択的に空気透過性ウェブまたはフィルムであり、従来、厚さが一般的に1〜2ミル未満の薄いポリオレフィンポリマフィルムを使用する。メカニカルファスナクロージャシステムに使用するために、バックシート3は、織布、不織布、ニットまたはステッチボンドまたは同様の繊維ウェブを有する実質的に液体不透過性のフィルムの積層体であることが好ましく、この繊維ウェブはメカニカルファスナテープタブ積層体10上のメカニカルファスナフック要素11と適切に係合可能である。ウェブと液体不透過性フィルムとの接着剤積層化、パターン熱接着または押出積層化によって、この積層体を形成できる。
【0008】
ループ材料は、例えば、その記載内容が参考として本出願に組み込まれる米国特許第5,176,670号または第5,256,231号に開示されているような任意の従来のループ織物であり得る。ループ織物は、連続または不連続あるいは接合された天然または合成繊維から形成される不織布、ニット材料、ステッチボンド材料等の従来の繊維状構造体であり得る。一般的に、ループ材料は、メカニカルファスナフック要素11のループ構造体への貫入を可能にするために利用可能な十分な繊維およびロフトを有する必要があるが、個々のフックと係合する程度に利用可能な十分な繊維有する。
【0009】
一般的に、本発明のメカニカルファスナは、フック要素11を有するテープタブ支持体13を具備し、テープタブ支持体13には末端のフィンガリフト部分12が設けられる。テープタブ支持体13は、の内側タブ部分14を覆うことが好ましい剥離タブ15をさらに含み、の剥離タブ15はまた、おむつの第1の端部7の隅部6においてトップシート2に接合されることが好ましい。本発明のメカニカルファスナテープタブ積層体10は、図2に略示したようなロール形態で提供できる。一般的に、このロールには、フィンガリフト22、メカニカルファスナ材料21および剥離タブ25を有するメカニカルファスナテープタブ積層体が用意される。個別のタブ要素23は、以下のさらなる特定の実施形態の説明から明らかになるような方法で、ロールから切断して、おむつに取り付けることができる。
【0010】
本発明の第1の実施形態によるメカニカルファスナテープタブ積層体は、図3に分解図で示されている。テープタブ支持体33には感圧接着剤層36が設けられ、この接着剤層によってメカニカルファスナ材料31および剥離タブ35の取付けが可能になる。選択的に、別の接着剤層38をメカニカルファスナ材料31に設けることができる。テープタブ支持体33は3つの別個の部分(すなわち第1末端部分37、内側タブ部分34および第2末端部分39)機能的に分離される。第1末端部分37には接着剤層36の露出部分が設けられ、この接着剤層36の露出部分は、メカニカルファスナテープタブ積層体をおむつ本体1の片面に永久取り付けするために使用される。内側タブ部分34は、接着剤層36と接着剤層44とを用いて剥離タブ35取り付けられる。テープタブ支持体33の第2末端部分39には、剥離自在に締結可能なメカニカルファスナ材料31が設けられ、また選択的にフィンガリフト部分32が設けられる。メカニカルファスナ材料31は、接着剤層36(メカニカルファスナ材料31の接着剤層38が有る場合は両接着剤層36、38)を用いて、第2末端部分39に取り付けられる。一般的に、テープタブ支持体33には、製造容易性を考慮して連続的な感圧接着剤層36が設けられる。しかし、テープタブ支持体33に取り付けるための適切な接着剤または他の従来の取付け手段がメカニカルファスナ材料31剥離タブ35に設けられる場合は、感圧接着剤層36を内側タブ部分34および第2末端部分39に付与する必要はない。一般的に、メカニカルファスナ材料31および剥離タブ35を取り付けるためには感圧接着剤が好ましいが、適切ならば、熱点接着または熱活性化可能な接着剤のような他の従来の方法を利用できる。好ましい実施形態では、メカニカルファスナ材料31は、おむつの外側に設けられる合ループ面一般的にループファスナ要素4と係合するための多数の直立フック要素が設けられるフックファスナ要素11である。済的見地からは実用的とは言えないが、適切なフック材料がおむつ1の前部に設けられるならば、フックファスナ要素11に代えてループファスナ要素をメカニカルファスナ材料31として使用し得る。自己係合ファスナのような他の公知のメカニカルファスナ構造体も、発明の積層体に適切であり得る。
【0011】
離タブ35は、本発明のメカニカルファスナテープタブ積層体における折畳みテープ部分を構成し、外面に感圧接着剤層44が設けられる支持体47を備える。支持体47の内面46には、適切な剥離層または剥離処理を任意で設けることができる。図3の実施形態の剥離タブ35は円形に折り畳まれて、内側折り目41および外側折り目42が提供される。内側折り目41は、テープタブ支持体33の第1末端部37がおむつ(例えばバックシート3)に取り付けられるときに、おむつ1の縁部に隣接する。離タブ35は、端部45を有する平坦なフィルムまたは同様のウェブを、円形に折り畳んで形成される。これらの端部45は、折畳みテープ部分の、テープタブ支持体33に直接取り付けられる側で互いに対面して、円形の折畳み形状を形成する。このようにして、両端45はテープタブ支持体33に取り付けられる。これにより、剥離タブ35をテープタブ支持体33に取り付けたときに、剥離タブ35の支持体47は実質的に中断なく連続する円形構造体となる。特に、剥離タブ35図4に示ようにテープタブ支持体33に取り付けたときに、剥離タブ35は、内側折り目41外側折り目42との間で実質的に連続的な(すなわち剥離タブ35の展開を可能にするような切れ目を有さない)構造体である。円形の剥離タブ35は、テープタブ支持体33に取り付けときに、外側脚部472と内側脚471とを有する。外側折り目42には弱め線43が設けられ、この箇所における剥離タブ35の容易な破断を可能にする。一般的に、この弱め線43は、剥離タブ35の支持体47の幅方向へ延びるラインに沿って支持体47を適切に断続的に切断することによって設けられる。支持体47は弱め線43に沿って連続した形態を維持し、剥離タブ35むこと、および使用前に剥離タブ35を折り畳まれ連続形態に維持することを可能にする。弱め線43は、支持体47切れ目を入れて部分的に切断するか、あるいは、支持体47の実質的に全幅にわたラインに沿って支持体47を弱化することによって形成できる。
【0012】
図4は、図3のメカニカルファスナテープタブ積層体を組立てた状態で示しており、同様の数字は同一の要素を示している。テープタブ支持体33の第2末端部分39は、フィンガリフト部分32を設けるために末端部分自体に折り返されており、またメカニカルファスナ材料31剥離タブ35は実質的に隣接関係にある。これによって、メカニカルファスナ材料31および剥離タブ35が第2末端部分39および内側タブ部分34上の接着剤層36全体を覆うことが可能になる。あるいは結果として形成される隙間に露出接着剤が実質的に存在しない場合すなわち例えばテープタブ支持体33の第2末端部分39および内側タブ部分34のいずれかまたは双方に接着剤層36が存在しない場合は、メカニカルファスナ材料31剥離タブ35とを互いに離間させてもよい
【0013】
図5は、上記した第1の実施形態によるメカニカルファスナテープタブ積層体40を、おむつ本体1に不完全に取り付けた状態で示す。テープタブ支持体33の第1末端部分37は感圧接着剤層36によっておむつ隅部6に取り付けられる。おむつ隅部6の縁部5は、図示したように剥離タブ35の内側折り目41に実質的に当接するが、これは必ではない。第1末端部分37は、確実な係合を提供するようにおむつ隅部6と接触する十分な接着表面領域を有していればよい端部37の接着剤層36の利用可能な表面領域は、おむつ縁部5が剥離タブ35の内側折り目41に近接または当接した状態で、おむつに取り付けられる。
【0014】
図5は、メカニカルファスナテープタブ積層体40をおむつ本体1に取り付ける際の中間ステップを示している。他方、メカニカルファスナテープタブ積層体40おむつに完全に付けた状態が図6に示されている。この完全取付状態では、テープタブ支持体33は、おむつ隅部6の反対側テープタブ支持体自の上に折り返されて、剥離タブ35の外側脚部472上の感圧接着剤層44がおむつ隅部6の反対側の面に取り付けられ、それによりメカニカルファスナテープタブ積層体40が折畳み状態で固定される。メカニカルファスナテープタブ積層体40は、おむつが使用されるときまでこの折畳み状態に置かれる。おむつ使用るときには、第2末端部分39と内側タブ部分34とを含むメカニカルファスナテープタブ積層体40の折返し部分、弱め線43に沿って剥離タブ35を破断することによって、おむつ隅部6における折畳み状態から広げられる。そして、メカニカルファスナ材料31着剤36を露出させることなく、図7に示よう使用のために露出される。一般的に、メカニカルファスナテープタブ積層体をその使用前に上記折畳み状態に確実に維持するために、弱め線は、メカニカルファスナテープタブ積層体方への折返し部49から少なくとも10mm、好ましくは少なくとも15mmだけ離れた位置に配置される。
【0015】
図3〜図7の実施形態では、テープタブ支持体33の第2末端部分39は、テープタブ支持体33の第1末端部分37と剥離タブ35の外側脚部47とをおむつ隅部6の両面に取り付けることによって、おむつ隅部6におけるおむつ1の両面に有効に連結される。メカニカルファスナ材料31をおむつ本体上のループまたは対向するメカニカルファスナ材料に取り付けることによって発生る剪断力は、剥離タブ35およびテープタブ支持体33の両方をおむつに取り付けていることで、おむつの両面に伝達される。この剪断力は、連続する内側折り目41を介してテープタブ支持体33から剥離タブ35伝達され、これによって、一般に「Y接合」と称する構造が提供される。Y接合部(折返し部)49の使用およびその利点は、例えば、その記載内容が参考として本出願に実質的に組み込まれる米国特許第3,848,594号、同第4,726,971号、およびPCT出願PCT/US96/12464号に記述されている。Y接合部(折返し部)49は、おむつ本体1へのメカニカルファスナテープタブ積層体40の非常に確実な永久取付けを提供し、離脱の危険性を最小にするかまたは除去し、また取付け力の均一な分布をおむつ1の隅部6の両面に提供する。
【0016】
本発明の第2の実施形態によるメカニカルファスナテープタブ積層体50が、図8〜図12に示されている。図8は、メカニカルファスナテープタブ積層体50を分解図で示す。テープタブ支持体53には、カニカルファスナ材料31(別の接着剤層38を選択的に含むことができる)および剥離タブ55の取付けを可能にする感圧接着剤層56が設けられる。テープタブ支持体53は4つの部分に機能的に分離される。第1の部分は、おむつ本体1に永久取り付けするための接着剤層56の露出部分が設けられる第1末端部分57である。第2の部分は、剥離タブ55取り付けられる内側タブ部分54である。第3の部分は、剥離自在に締結可能なメカニカルファスナ材料31が付与される第2末端部分59である。第4の部分は、接着剤層56の露出部分有するフィンガリフト部分52である。
【0017】
一般的に、テープタブ支持体53には、製造容易性を考慮して連続的な感圧接着剤層56が設けられる。しかし、テープタブ支持体53に取り付けるため適切な接着剤または他の従来の手段がメカニカルファスナ材料31剥離タブ55に設けられる場合は、感圧接着剤層56を内側タブ部分54および第2末端部分59に付与する必要はない。接着剤層56は、テープタブ支持体53上の必要とされる領域にのみ断続的に提供し得る。メカニカルファスナ材料31には、おむつの外側に設けられる合面一般的にループファスナ要素4と係合するための多数の直立フック要素が設けられる。
【0018】
剥離タブ55は、外面76に感圧接着剤層58が設けられる支持体75を備える。支持体75の内面77には、適切な剥離層または剥離処理を任意で設けることができる。剥離タブ55はC字形に折り畳まれて、内側折り目60および開口端部61が提供される。内側折り目60は、第1末端部分57がおむつ隅部6に取り付けられるときにおむつの縁部5に隣接する。離タブ55の支持体75は、メカニカルファスナ材料31に隣接して終端できる端部62を有する平坦なフィルムまたは同様のウェブを備える。下側に感圧接着剤層56が存在する場合には、C字形まれた剥離タブ55の底脚部72のみが、内側タブ部分54のメカニカルファスナ材料31に隣接して終端すればよい。感圧接着剤層56が内側タブ部分54に設けられない場合は、剥離タブ55の端部62の位置は、接着剤を覆う必要がないので重要ではなく、また場合によっては、剥離タブ55省略するか、あるいは内側タブ部分54を単に覆うだけの平坦な展開フィルムとして形成できる。
フィンガリフト部分52は、本発明のメカニカルファスナテープタブ積層体における折畳みテープ部分を構成し、その部分でのテープタブ支持体53Z字形にテープタブ支持体自体に折り返すことで形成されて、接着剤層56の露出部分を有する上側の側脚部74と、内側脚部73とが与えられている。Z字構造における底脚部は、テープタブ支持体53の折り畳まれていない一部分である。内側脚部73は、テープタブ支持体53の第1の折り目64によって形成される。側脚部74は内側脚部73の第2の折り目65によって形成される。外側脚部74は、図11に示ように、接着剤層56の露出部分によっておむつの表面に取り付けられる。第2のり目65には弱め線66が設けられ、この箇所におけるZ字形のフィンガリフト部分(折畳みテープ部分)52の容易な破断を可能にする。め線66は、ライン66に沿ってテープタブ支持体を適切に断続的に切断するあるいは第1の実施形態に関して説明したようにして形成される。図9は、図8のメカニカルファスナテープタブ積層体を組立てた状態で示しており、同様の数字は同一の要素を示している。
【0019】
図10は、上記した第2の実施形態によるメカニカルファスナテープタブ積層体50を、おむつ本体1に不完全に取り付けた状態で示す。テープタブ支持体53の第1末端部分57は感圧接着剤層56によっておむつ隅部6に取り付けられる。おむつ隅部6の縁部5は剥離タブ55のり目60に実質的に当接する。しかし、第1末端部分57は、確実な係合を提供するようにおむつ隅部6と接触する十分な接着表面領域を有していればよい
【0020】
図10は、テープタブ積層体50をおむつ本体1に取り付けるプロセスの中間ステップである。他方、メカニカルファスナテープタブ積層体50をおむつに完全に付けた状態が図11に示されている。この完全取付状態では、テープタブ支持体53は、おむつ隅部6の反対側テープタブ支持体自の上に折り返されて、フィンガリフト部分52上の感圧接着剤67がおむつ隅部6の反対側の面に取り付けられ、それによりメカニカルファスナテープタブ積層体50が折畳み状態で固定される。メカニカルファスナテープタブ積層体50は、おむつが使用されるときまでこの折畳み状態で提供される。おむつ使用るときには、内側タブ部分542末端部分59フィンガリフト部分52と含むメカニカルファスナテープタブ積層体50の折返し部分、弱め線66に沿ってフィンガリフト部分52を破断することによっておむつ隅部6から分離される。そして、メカニカルファスナ材料31、図12に示よう使用のために露出される。フィンガリフト部分52の外側脚部74はおむつに取り付けられたままであるが、その接着剤67はメカニカルファスナテープタブ積層体50の使用中に露出されない。
【0021】
8〜図12の実施形態では、テープタブ支持体53の第2末端部分59は、テープタブ支持体53の第1末端部分57剥離タブ55の外側脚部71との両方をおむつ隅部6に取り付けることによって、Y接合部(折返し部)68を介しておむつ1の両面に有効に連結される。メカニカルファスナ材料31をおむつ本体上のループまたは対向するメカニカルファスナに取り付けることによって発生る剪断力は、剥離タブ55が内側折り目60を経てテープタブ支持体53おむつの両方に取り付けられてY接合部68を提供するので、おむつの両面に伝達される。テープタブ支持体53からの力は、テープタブ支持体53に取り付けられた内側脚部72からおむつに取り付けられた外側脚部71に伝達される。
【0022】
本発明の第3の実施形態によるメカニカルファスナテープタブ積層体80が、図13に示されている。テープタブ支持体83には、カニカルファスナ材料31(別の接着剤層38を選択的に含むことができる)および剥離タブ95の取付けを可能にする感圧接着剤層86が設けられる。テープタブ支持体83は3つの部分に機能的に分離される。第1の部分は、おむつ本体1の片面に永久取り付けするための接着剤層86の露出部分が設けられる第1末端部分87である。第2の部分は、剥離タブ95取り付けられる内側タブ部分84である。第3の部分は、剥離自在に取付け可能なメカニカルファスナ材料31が設けられる第2末端部分89である。テープタブ支持体83の接着剤層86に取り付けられる別体のウェブ層99は、選択的なフィンガリフト部分82を提供する。
図13の実施形態の剥離タブ95は、本発明のメカニカルファスナテープタブ積層体における折畳みテープ部分を構成するが、その支持体97がC字形に折り畳まれて、C字形の折り目94の両側に内側脚部91と外側脚部92とを有する点で、図3〜図7に示した本発明の第1の実施形態とは異なる。C字形まれた剥離タブ95の内側脚部91は、テープタブ支持体83に取り付けられる。側脚部92はテープタブ支持体83に取り付けられない。離タブ9は、別体の統合ウェブ96を用いて内側折り目98形成され、それにより積層体の形態が付与される。統合ウェブ96は、その第1剥離タブ95の外側脚部92の端部分に取り付けられ、の反対側の第2テープタブ支持体83に取り付けられる。これら2つの取付け箇所の間、統合ウェブ96はC字形に折れて内側折り目98を提供する。この内側折り目98は、その記載内容全体が参考として組み込まれる米国特許第4,726,971号の第1の実施形態に記述されているようなY接合を形成する。図13の実施形態では、統合ウェブ96層した剥離タブ95は、統合ウェブ96が形成する内側折り目98から、剥離タブ95が形成するC字形の外側折り目94まで実質的に連続する構造体である。C字形の外側折り目94には弱め線93が設けられ、図1に示したおむつ図7の第1の実施形態のように組み付けた後にこの箇所における剥離タブ95の容易な破断を可能にする。
【0023】
本発明の第4の実施形態によるメカニカルファスナテープタブ積層体100が、図14に示されている。テープタブ支持体103には、カニカルファスナ材料31(別の接着剤層38を選択的に含むことができる)および剥離タブ105の取付けを可能にする感圧接着剤層106が設けられる。テープタブ支持体10には4つの部分が設けられる。第1の部分は、おむつ本体1の片面に永久取り付けするための接着剤層106の露出部分が設けられる第1末端部分107である。第2の部分は、剥離タブ105取り付けられる内側タブ部分104である。第3の部分は、剥離自在に締結可能なメカニカルファスナ材料31が付与される第2末端部分109である。第4の部分は、断可能な弱め線113が設けられるフィンガリフト部分112である。フィンガリフト部分112は、メカニカルファスナテープタブ積層体100の端末はがれを防止する特徴を提供する。
【0024】
フィンガリフト部分112には、本発明のメカニカルファスナテープタブ積層体における折畳みテープ部分を構成するC字形の折畳みテープ要素118が設けられる。C字形の折畳みテープ要素118は、折り目115によって分離される内側脚部111と外側脚部117とを有する支持体116を備える。側脚部117は露出接着剤114を有する。また折り目115には弱め線113が設けられ、この箇所におけるC字形の折畳みテープ要素118の容易な破断を可能にする。C字形の折畳みテープ要素118上の露出接着剤層114によって、本発明の第2の実施形態に示したような折畳み状態で、メカニカルファスナテープタブ積層体100をおむつ隅部6反対側の面付けることが可能になる。接着剤のないフィンガリフトは、図13の実施形態のようなウェブ99によって設けられる。メカニカルファスナテープタブ積層体100は、おむつが使用されるときまでこの折畳み状態で提供される。おむつ使用るときには、内側タブ部分1042末端部分109フィンガリフト部分112とを含むメカニカルファスナテープタブ積層体100の折返し部分、弱め線113に沿ってC字形の折畳みテープ要素118を破断することによっておむつ隅部6から分離される。そして、メカニカルファスナ材料31が使用のために露出される。本実施形態では、剥離タブ105がテープタブ支持体103にのみ取り付けられるので、Y接合は形成されない。C字形の折畳みテープ要素118はまた、C字形の折り目115の開口端がフィンガリフト部分112に向かって外側に位置するように、反対方向に配し得る。同様に、ープタブ支持体103の一部分によって内側脚部111を形成し得る。
【0025】
図15は、本発明の第2の実施形態の変形例を示す。この変形例では第2の実施形態のテープタブ支持体の内側タブ部分の露出接着剤を覆うためにのみ剥離タブ105が設けられるので、Y接合は形成されない。8〜図12の第2の実施形態と同じ参照番号は同一の特徴を規定する。
【0026】
本発明の第6の実施形態が図16に示されている。本実施形態では、剥離タブ125はC字形の折畳み形態を有し、本発明のメカニカルファスナテープタブ積層体における折畳みテープ部分を構成する。内側脚部122はテープタブ支持体33に取り付けられ、また折り目126に沿って外側脚部121の上に折り畳まれる。外側脚部121には、おむつ隅部6の反対側の面に取り付けるための露出接着剤127が付与される。り目126には弱め線123が設けられる。本実施形態では、弱め線123破断すると、剥離タブ125の外側脚部121がおむつの内面に取り付けられる一方でテープタブ支持体33には取り付けられないので、Y接合部は形成されない。
【0027】
本発明の第7の実施形態が図17に示されている。本実施形態では、剥離タブ135は第1の実施形態に示した剥離タブ35と同様の構成を有するが、テープタブ支持体140に、内側タブ部分の弾性部分147を設けた点が異なる。好ましくは、テープタブ支持体140の2つの末端部分、すなわち、メカニカルファスナ材料31が付与される第2末端部148メカニカルファスナテープタブ積層体をおむつ本体1に永久取り付けするための接着剤層146が設けられる反対側の第1末端部149非弾性である。接着剤層146は、第1末端部149にのみ設けられ、かつ任意で第2末端部148に設けられることが好ましいが、中央の内側タブ部分の弾性部分147には設けられないことが好ましい。
【0028】
剥離タブ135は、本発明のメカニカルファスナテープタブ積層体における折畳みテープ部分を構成し、内側折り目136と外側折り目137とを有して円形に折り畳まれる。剥離タブ135は、テープタブ支持体140に取り付けときには、第1の実施形態のように実質的に連続する構造体である。外側脚部131は、2つの折り目136137によって、それぞれに終端部139を有する2つの内側脚部133に接続される。外側折り目137には弱め線138が設けられ、この箇所における剥離タブ135の容易な破断を可能にする。テープタブ支持体140は、図示したように、第2末端部148および中央の内側タブ部分(弾性部分147)に接着剤層146を有さず、したがって、メカニカルファスナ材料31および剥離タブ35は、着剤の露出の懸念なく互いに離間する位置に配置できる。
【0029】
第1の実施形態のように、おむつ使用るときには、第2末端部分148と内側タブ部分(弾性部分147)とを含むメカニカルファスナテープタブ積層体の折返し部分、弱め線138に沿って剥離タブ135を破断することによって、おむつ隅部における折畳み状態から広げられる。そして、メカニカルファスナ材料31、図7に示よう使用のために露出される。さらに、中央の内側タブ部分の弾性部分147は剥離タブ135の2つの内側脚部133の終端部139の間に露出される。2つの終端部139は、メカニカルファスナテープタブ積層体に十分な弾性機能を提供するために、一般的に約1〜4cm、好ましくは2〜3cmの所定距離だけ互いに分離されることが好ましい。メカニカルファスナテープタブ積層体はその使用時に、テープタブ支持体140の弾性部分147によって弾性を発揮する。テープタブ支持体140、当該技術分野で公知の種々の方法によって弾性部分147を備えることができ、また内側脚部133の終端部139の間でのみ弾性を有する一方、内側脚部133に取り付けられる部分においては弾性を有さないことが好ましい。弾性部分147をテープタブ支持体140に設けるための関連する方法には、その記載内容が参考として組み込まれる米国特許第3,800,796号、第4,074,716号、第4,778,701号、第4,787,897号、第4,795,456号、第5,057,097号、第5,182,156号、第5,344,691号、および第5,620,780号が含まれる。中央の弾性部分両端の非弾性部分とを有する支持体の並行同時押出のさらなる例は、1996年7月23日に公開された特開平8−187113号に記述されている。一般的に、弾性部分を有するテープタブ支持体は、好ましい弾性特性を有するまたはそれを有するように修正された)部分の同時押出によって形成でき、あるいは弾性材料1つ以上の非弾性材料に積層して形成できる。積層体構造の弾性中央部分を提供する好ましい方法は、図17に示したテープタブ支持体140に関するWO99/48455(その記載内容が参考として組み込まれる米国特許出願第09/049,727号に対応)に記述されている。テープタブ支持体140は、弾性層142と、弾性層142の外面の1つ以上の外側非弾性層145144から形成される同時押出弾性フィルムからなる。同時押出弾性フィルムは不織布層141に積層体され、この不織布層141は、テープタブ支持体140の弾性部分147を形成するために少なくとも部分で伸長可能であり、また比較的非弾性の末端部分148149を形成する領域において比較的伸長不能である。不織布層141の相対的な伸長性によって、メカニカルファスナテープタブ積層体の弾性および非弾性部分の位置が決定される。不織布141は、機械的手段例えば図17に示ように波形を形成することによって、あるいは公知の他の方法によって伸長可能にすることができる。同時押出弾性フィルムからなるテープタブ支持体140不織布層141は、熱接着、押出接着、接着剤接着等によって互いに取り付けることができる。あるいは、弾性を有するテープタブ支持体140は単一層弾性フィルムであってもよい
【0030】
本発明の上述の説明は、従来の使い捨ておむつ本体上使用されるものとしての、本発明のメカニカルファスナテープタブ積層体の好ましい実施形態について為されている。しかし、本発明のメカニカルファスナテープタブ積層体の好ましい実施形態は、例えば病院のガウン、キャップ、失禁用衣類および他のおむつデザイン等の他の物品に等しく適用可能であることが当業者には明白であろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるメカニカルファスナテープタブ積層体を用いたおむつの斜視図である。
【図2】 本発明の事前層されたメカニカルファスナテープタブ積層体のロールの斜視図である。
【図3】 本発明のメカニカルファスナテープタブ積層体の第1の実施形態の分解図である。
【図4】 第1の実施形態のメカニカルファスナテープタブ積層体の組立図である。
【図5】 物品に不完全に取り付けられたときの第1の実施形態のメカニカルファスナテープタブ積層体の組立図である。
【図6】 物品に完全に取り付けられたときの第1の実施形態のメカニカルファスナテープタブ積層体の組立図である。
【図7】 使用形態の第1の実施形態のメカニカルファスナテープタブ積層体の組立図である。
【図8】 本発明のメカニカルファスナテープタブ積層体の第2の実施形態の分解図である。
【図9】 本発明のメカニカルファスナテープタブ積層体の第2の実施形態の組立図である。
【図10】 物品に不完全に取り付けられたときの本発明のメカニカルファスナテープタブ積層体の第2の実施形態の組立図である。
【図11】 物品に完全に取り付けられたときの本発明のメカニカルファスナテープタブ積層体の第2の実施形態の組立図である。
【図12】 使用形態の本発明のメカニカルファスナテープタブ積層体の第2の実施形態の組立図である。
【図13】 本発明のメカニカルファスナテープタブ積層体の第3の実施形態の組立図である。
【図14】 本発明のメカニカルファスナテープタブ積層体の第4の実施形態の組立図である。
【図15】 本発明のメカニカルファスナテープタブ積層体の第5の実施形態の組立図である。
【図16】 本発明のメカニカルファスナテープタブ積層体の第6の実施形態の組立図である。
【図17】 本発明のメカニカルファスナテープタブ積層体の第7の実施形態の組立図である。

Claims (12)

  1. 第1末端部分と内側タブ部分と第2末端部分とを少なくとも有するテープタブ支持体と、該第2末端部分に設置されるメカニカルファスナ材料と、外面に第1の接着剤層を有すると共に少なくとも内側脚部と外側脚部とを有する支持体を含む折畳みテープ部分とを具備し、前記第1末端部分に、使い捨て吸収性物品への取付用の第2の接着剤層が設けられるとともに、前記第1末端部分を除く前記テープタブ支持体の一部分に前記折畳みテープ部分が設置され、前記折畳みテープ部分における前記第1の接着剤層が、前記外側脚部にて使い捨て吸収性物品への取付用に露出され、前記折畳みテープ部分の前記内側脚部と前記外側脚部との間に少なくとも1つの折り目が形成される、メカニカルファスナテープタブ積層体において、
    前記折畳みテープ部分に含まれる前記支持体に、前記少なくとも1つの折り目に沿って弱め線(43;66;93;113;123;138)が設けられ、該弱め線が、前記テープタブ支持体の前記第1末端部分から離間した位置であって、前記折畳みテープ部分の前記外側脚部と前記テープタブ支持体の前記第1末端部分とをそれぞれ前記第1の接着剤層と前記第2の接着剤層とにより使い捨て吸収性物品に取り付けたときにメカニカルファスナテープタブ積層体に形成される折返し部から離間した位置に配置されること、を特徴とするメカニカルファスナテープタブ積層体。
  2. 前記折畳みテープ部分の前記内側脚部が、前記テープタブ支持体に取り付けられる、請求項1に記載のメカニカルファスナテープタブ積層体。
  3. 前記弱め線が、前記折畳みテープ部分に含まれる前記支持体の全幅にわたって延在するとともに、前記使い捨て吸収性物品に取り付けられる前記第1末端部分から10mm以上離間した位置に配置される、請求項1または2に記載のメカニカルファスナテープタブ積層体。
  4. 前記メカニカルファスナ材料は、前記第2末端部分に設置されるフックファスナ要素(31)からなり、前記折畳みテープ部分は、前記内側タブ部分に設置される剥離タブ(35;95 125;135)からなり、該剥離タブの前記内側脚部が該内側タブ部分に取り付けられる、請求項1〜3のいずれか1項に記載のメカニカルファスナテープタブ積層体。
  5. 前記剥離タブの前記少なくとも1つの折り目が、前記テープタブ支持体の前記第2末端部分に隣接して配置され、該剥離タブは、該テープタブ支持体に取り付けられていない前記外側脚部の第1端部と、前記内側脚部の第2端部とを備えるC字形折畳み形態を有し、前記弱め線が、前記剥離タブに含まれる前記支持体断続的に切断して形成される、請求項4に記載のメカニカルファスナテープタブ積層体。
  6. 前記剥離タブは、前記テープタブ支持体の前記第1末端部分に隣接する側の内側折り目と、該テープタブ支持体の前記第2末端部分に隣接する側の外側折り目との、2つの折り目を有する円形要素であり、該外側折り目に前記弱め線が設けられる、請求項4に記載のメカニカルファスナテープタブ積層体。
  7. 前記剥離タブに含まれる前記支持体が2つの終端部を有し、それら終端部の両方が、前記テープタブ支持体に取り付けられて、少なくとも部分的に前記内側脚部を形成する、請求項6に記載のメカニカルファスナテープタブ積層体。
  8. 前記剥離タブが積層体の形態を有し、該積層体は、前記外側脚部と前記内側脚部とを有するC字形折畳みの形態の前記支持体(97)と、第1面その反対側の第2面とを有するC字形折畳みの形態の統合ウェブ(96)とを含み、該統合ウェブの該第1面が該剥離タブの該外側脚部に取り付けられ、該統合ウェブの該第2面が前記テープタブ支持体に取り付けられ、前記C字形折畳みの形態の前記支持体が、前記弱め線(93)を有する前記外側折り目(94)を形成し、前記統合ウェブが前記内側折り目(98)を形成する、請求項6に記載のメカニカルファスナテープタブ積層体。
  9. 前記折畳みテープ部分の前記内側脚部(73)および前記外側脚部(74)が、前記テープタブ支持体(53)のフィンガリフト部分(52)に設けられる、請求項1〜3のいずれか1項に記載のメカニカルファスナテープタブ積層体。
  10. 前記剥離タブ(135)が、前記外側脚部(131)と、任意の距離だけ分離される終端部をそれぞれに有する2つの前記内側脚部(133)とを有し、前記テープタブ支持体(140)が、該2つの内側脚部の該終端部の間で該距離の少なくとも一部分にわたって配置される部分(147)に弾性を有する、請求項に記載のメカニカルファスナテープタブ積層体。
  11. 前記折畳みテープ部分の前記2つの内側脚部の前記終端部の間の距離が1〜4cmである、請求項10に記載のメカニカルファスナテープタブ積層体。
  12. 外面と内面とを有するとともに、少なくとも1つの縁部の1つの部にメカニカルファスナテープタブ積層体が設置される使い捨て吸収性物品において、
    前記メカニカルファスナテープタブ積層体は、請求項1〜11のいずれか1項に記載のメカニカルファスナテープタブ積層体であること、を特徴とする使い捨て吸収性物品。
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