JP4398733B2 - 弾性剥離可能側部を有する予め固定された吸収製品及びその製造方法 - Google Patents

弾性剥離可能側部を有する予め固定された吸収製品及びその製造方法 Download PDF

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Description

本発明はおむつ又はトイレトレーニング用パンツの如き人滲出物を吸収するための吸収製品に関する。特に、本発明は使い捨てタイプ(即ち、汚れたときに廃棄され、洗浄及び再使用することを意図しないタイプ)の吸収パンツ(例えばトイレトレーニング用パンツ)に関する。さらに特に、本発明は装着するために引っ張り上げる準備のできた閉鎖された状態、即ち予め固定された状態で製造される吸収パンツおむつに関し、それは例えば製品の除去又は検査のために開放することができる側部閉鎖手段を含み、それは機械的又は接着剤剥離可能な取り付け手段の如き剥離可能な取り付け手段の使用によって製品の側部を再閉鎖することができる手段をさらに含む。
使い捨てトイレトレーニング用パンツは良く知られており、幾つかの異なるデザインが利用可能である。例えば、前及び後部分が一緒に固定的に取り付けられた使い捨てトイレトレーニング用パンツはWO−A−95/29657及びWO−96/31178から知られている。これらのデザインは様々な弾性配置による使用者の幅広い範囲への腰バンドサイズの調整可能性を与えるが、それらは腰領域が実質的に連続的な腰バンドを伴って形成されるので通常のパンツのように除去されなければならない。
WO−A−00/35396はまた、弾性体であることができる側部パネルを有するトイレトレーニングパンツを開示する。側部パネルは形成され、重ねられ、剥離可能な固定手段によって予め固定された状態で一緒に取り付けられる。側部閉鎖手段は再閉鎖可能な固定手段へのアクセス性を制限するためにそれらの間に接着剤をさらに含む。接着剤は重ねられたフラップの外部フラップを内部フラップに、外部フラップの遠端位置でその上の剥離可能な固定手段の位置を越えて接続するように置かれる。これは子供のいたずらに対して安全な機能を与える。接着剤結合は次いで再閉鎖要素へのアクセスを得るために開放される。接着剤は接着剤結合の開放中、側部パネルの破壊なしで再閉鎖手段へのアクセスを可能としなければならない(そうでなければ製品はだいなしになるだろう)ので、接着剤のために低い結合力が使用されなければならない。好ましい例では接着剤は繰り返しの開放及び再閉鎖を可能とするために粘着性のままであるべきである。
GB−A−2267024は製品の除去又は検査のための側部継目の破壊の可能性、及び次いで再閉鎖のさらなる可能性を与える予め固定された吸収製品を開示する。吸収衣料は後部分、前部分及びそれらの間の股部分を有し、そこでは後部分及び前部分は継目によって一緒に一体にされる。継目は衣料の各側の前及び後部分の外縁を通過する取り付けの線によって構成される。引き裂きによって物品の開放を可能とするためには、前部分は継目から内側に離間された位置でいずれかの側に弱め線を与えられる。また、再閉鎖可能性(即ち、剥離可能な固定手段)は前部分上の二つの追加の側部によって与えられる。側部パネルの各々の第一縁は後及び前部分のために使用されたのと同じ継目で前部分の外側に固定的に取り付けられ、各側部パネルの第二縁は前部分に剥離可能に取り付けることができる剥離可能な取り付け手段を与えられる。
GB−A−2267024は幾つかの欠点を与える。第一に、おむつの前及び後部分が製品の内側から継目上に直接作用する装着者の動きによって生じる力によって意図せずに分離することを防止するために、継目は特に強く作られなければならない。従って、1000g/インチ(393.7g/cm)の力を使用する結合が要求される。同時に、前部分の各々における弱め線はおむつを開放するときに継目が引っ張られるのを避けるために側部継目における結合力レベルより低い破壊力を持たなければならず、しかも弱め線が意図せずに破壊されるのを防止するために十分に高い破壊力を持たなければならない。
これらの力のバランスは特に高スピード生産において高い信頼度で達成することは困難である。なぜならば継目は三つの層の材料を通って延びなければならない。製品の三つの全ての別個の層を通って延びる信頼性のある継目を製造することは必要な結合強度を生み出すときに考慮しなければならない困難性をさらに加える。
さらに、前部分側部フラップ上の剥離可能な取り付け手段は前部分側部フラップだけが製品を一緒に保持するために使用されるときに製品が意図せずにばらばらになるのを防止する強度で製品の前部分に剥離可能に取り付けられる。この配置によって、前部分が弱め線で後部分から引きちぎられるとき、剥離可能な取り付け手段は再閉鎖可能な手段が最初に開放されない限り、継目におけるそれらの取り付けの線に力を及ぼすだろう。この力は前及び後部分又は前部分及び前側部フラップのいずれかの間の継目を破壊しうる。
おむつの二つの側部の間の同一平面の溶接された接続を使用するさらなる公知の解決策はUS−A−5370634に開示されている。同一平面の封止は装着者の通常の動きから生じる剥離力を受ける。同様に封止された領域は最外縁で封止される外方に延びる縁部分を与え、それによって相対的に硬い組み合わされた縁部分を生成する。これは見苦しいだけでなく、硬い自由縁はその上及び/又は下縁で使用者の皮膚と容易に接触して不快感を与えうる。
GB−A−2267024で生成された継目はまた、二つだけでなく、三つのパネルが継目の外側にあるそれらの外側切断縁と組み合わされるというさらなる欠点を有する。US−A−5370634のように、これは剛い縁配置を生成する。なぜならば継目は三つのパネルの縁のちょうど内側にあるからである。これは再び装着者の衣服が例えば硬い継目縁に対して圧縮するときにその上及び下縁に不快感を生じると同様に快適性に影響を与えうる。それにもかかわらずUS−A−5370634及びGB−A−2267024の両方の同一平面の継目は平坦にされた状態の製造を可能にする。
WO−A−99/65438は前腰区域の外縁が後腰区域の二つの後側部パネルによって重ねられるさらなる衣料配置を開示する。前腰部分の外端は衣料の後部分において脚弾性体へ及び後腰部分の内部表面への受動的な結合によって固定的に取り付けられる。後側部パネルは前腰部分に剥離可能に固定されたフック及びループファスナーの形の再閉鎖手段の二つの異なるタイプをさらに含む。この方法では、受動的な結合は再閉鎖手段を助けるために加えられる剪断強度を与える。かかる配置は受動的な結合位置の結果として安定した側部閉鎖システムを与えることができる。しかしながら、かかる製品は適応性の不足及び劣った快適性を被り、ある限られた弾性を与えるために腰バンドをあてにしなければならない。
本発明は改良された側部閉鎖構成を吸収製品に与える目的を有し、その構成は信頼できる閉鎖配置を維持しながら剥離可能及び剥離不可能な(即ち、固定された)取り付け領域において低い取り付け力を使用することを可能にし、しかも側部閉鎖手段に高度の弾性を可能にし、同時に装着者上に良好な適合を与えるものである。
本発明はまた、同一平面の継目の問題を事前に除去し、しかも製造中、平坦な状態で容易に形成されることができる、上記タイプの吸収物品の製造方法を提供しようとするものである。
主要な目的は独立製品及び方法クレームのそれぞれに規定された特徴を有する吸収製品及び方法によって達成される。本発明の好ましい特徴は従属クレームに規定されている。
本発明のさらなる特徴はこの明細書の読者に明らかであるだろう。
本発明によれば、吸収製品は少なくとも二組の閉鎖手段、即ち溶接によって前及び後部分の弾性側部フラップの間で固定された取り付けを形成する第一閉鎖手段、及び剥離可能な固定手段の形である第二閉鎖手段を含む。
溶接による固定された取り付けは二つの部分間の永続的な取り付けのタイプに関し、それは意図せずに開放されることを意図しないものであり、いったん開放されたら再形成できないものである。溶接は超音波溶接によって又は熱溶接によって形成されることが好ましいが、他の形の溶接を使用してもよい。溶接は溶接の(典型的には幾らかの引き裂きで)剥離を生じる剥離力を適用することによって開放されうるようなものであってもよく、又は溶接に隣接する側部フラップの特定の部分が破壊されながら溶接が実質的に無傷のままであるような強度で作られていてもよい。
剥離可能な固定手段は他方では開放及び再閉鎖できる取り付けのタイプである。かかる剥離可能な固定手段は二つの部材を一緒に押しつける相対的に軽い圧力が適用されるときに剥離可能な取り付けを与えるように協働する二つの部材を含む。かかる剥離可能な取り付け手段は機械的なタイプであってもよい。かかる機械的な固定手段の一つの形態はフック及びループタイプであり、それは一つの部材がその上にフック又は他の突起(例えばキノコの頭状の突起)を有する材料を含み、他の部材が相補的なループ、受容開口又は受容空間を含むものである。不織材料は例えば単独でループ部材を形成することができ、相補的なフック部分のフックは不織材料に剥離可能に取り付けることができる。多くの他のタイプの剥離可能な機械的固定手段が知られている。さらなるタイプの剥離可能な固定手段は接着剤タイプの固定手段であることができ、その場合感圧接着剤が一つの構成要素上に被覆され、相補的な構成要素が感圧接着剤が接着しうる場所に与えられる。かかる剥離可能な取り付け手段は吸収製品の分野で良く知られている。
クレームでは、前及び後部分に言及している。物品の後部分は使用時に装着者の後に位置されることを意図される部分であり、一方前部分は使用時に装着者の前に位置されることを意図される部分である。しかしながら、前及び後部分は逆にしうること及び下記の前及び後側部フラップが本発明の根底にある性質を変更せずに前及び後部分のいずれかに適合されうることが当業者に明らかであるだろう。
図面の簡単な記述
本発明はその限定されない例を参照してかつ添付図面の助けでより詳細に説明されるだろう。
図1はおむつの側部フラップが固定的に一緒に取り付けられる前の開放された状態の本発明による吸収製品の平面図を示す。
図2は側部フラップが溶接によって固定的に一緒に取り付けられた、図1のものと同様の本発明による吸収製品の側面図を示す。
図3は側部取り付けの破壊前の様々な層の接続を示す、図2による吸収製品の上からの図を示す。
図4は前側部フラップが破壊された弱め線をさらに与えられている製品の図3のものと同様の図を示す。
図5は前及び/又は側部フラップに使用されてもよい積層材料の横断面図を示す。
図6は本発明の方法を例証する、図面の上から下までで一連の工程を示す。
図7は側部閉鎖配置のさらなる例の1/2の上からの図を示す。
図8は側部フラップの重なった部分を描く、図7のものと同様の上からの図でさらなる例を示す。
図9は上からの拡大された図で、図8の外側側部フラップの第二(横方向外側の)部分の例を示す。
図10は図8と同様の上からの図で本発明のさらなる例を示す。
図11は図10と同様の上からの図で本発明のさらなる例を示す。
図12は図11と同様の上からの図で本発明のさらなる例を示す。
図13は図12の例の側面図を示す。
図14は重なった側部フラップのさらなる例の側面図を示す。
図15は図14のものと同様の図でさらなる例を示す。
図16は図15に示されたものと同様の図で本発明のさらなる例を示す。
図17は個々の寸法を描く、図15に示されたものと同様の本発明の例を示す。
図18は剥離強度を測定するための試験方法の二つの工程(a)及び(b)を示す。
図19は追加の子供がいたずらできない閉鎖手段を与えられた、図17に示されたものと同様の図で本発明のさらなる例を示す。
図1では、吸収製品が吸収製品の内側を最も上にして平らな状態で示されている。吸収製品は三つの部分、即ち後部分1、前部分2及びこれらの部分の間に延びる股部分3を含む。これらの部分の長さは正確でないが、一般にこれらの部分の各々は平らな状態の製品の長さの約1/3を占める。後部分1はその外端に縁42を有し、前部分2はその外端に縁43を有する。描かれた状態では、縦軸Y−Y及び横軸X−Xが示され、これらの軸は一般に互いに垂直であり、縦軸は一般に製品の後部分1の中央と製品の前部分2の中央の間に延びる。
図1は製品がその最終(予め固定された)状態で一緒に固定される前の状態、即ち前側部フラップ6,7及び後側部フラップ8,12及び9,13が重ねられかつ固定的に及び再固定可能に一緒に取り付けられる前の状態で吸収製品を描くことが観察される(重ねられかつ取り付けられた配置は以下でさらに説明されるだろう)。
吸収製品は少なくとも下部シート4及び上部シート5を含む吸収製品シャシ部材を含む。下部シート4は液体不透過性であることが好ましい。上部シート5は液体透過性層である。これらの層のために好適な材料は良く知られ、典型的には下部シート層4はポリエチレン(PE)フィルムから全体を形成されるか又はそれを含んでもよい。かかる下部シートは例えばPEとスパンボンドされたポリプロピレン(PP)不織布材料の積層体から形成された織物状下部シートであってもよく、そこではPEは例えば12g/m〜20g/mの表面重量を有し、PPは10g/m〜20g/mの表面重量を有する。上部シート層5は例えば不織ポリプロピレン(PP)繊維ウェブ(例えばスパンボンドされたPPウェブ)から形成されてもよい。下部シート層4と上部シート層5の間にはさまれているのは吸収芯37であり、吸収芯は例えばセルロース繊維のバット、好ましくは均一な又は層状の分布で又は芯の主要平面において及び/又は深さ方向において変化する分布で超吸収材料と混合されるものを含む。吸収芯は多くの形状及び形態をとってもよく、吸収特性を改良するように異なる特性を有する幾つかの層からなってもよい。下部シート及び上部シート層4,5は等しいサイズからなることが好ましく、業界で公知の方法でそれらの周囲で互いに封止されることが好ましい。
弾性化された腰バンド手段38,39は好ましくは吸収製品シャシ部材の各端に与えられ、製品の改良された快適性、適合性及び包み込みの手段を与えるように作用する。かかる弾性化された腰バンド手段は業界で良く知られている。弾性腰バンド手段38,39は吸収芯37の外側にあるものとして示されているが、それらが吸収芯37によって画成される領域を部分的にカバーしてもよいことは理解されるだろう。同様に、腰バンド手段は縦方向側縁40,41まで及び/又は端縁42,43まで延びてもよい。
もちろん、さらなる要素を吸収製品に含めることもできるが、これらは図には示されていない。かかる要素は例えば装着者の上脚のまわりで良好な適合を与えるための脚弾性体、直立ギャザー、縁ガスケット並びに他の漏出を防止するバリヤー及び封止を含む。
二つの前側部フラップ6及び7が与えられる。各側部フラップは示された例では単一片として形成されるが、横方向に又は縦方向に連続する複数の片、又は複数の層又はパネル、例えば連続するか又は部分的に又は完全に重なっているものを、各側部フラップを形成するために使用してもよい。好ましい場合には一つが弾性体である複数の層を含む単一片を使用してもよい。側部フラップは各々、例えば弾性積層体によって与えられる弾性部分を伴って形成される。弾性部分はフラップ6及び7の全領域をカバーするように延びてもよいが、好ましくはフラップ6及び7の横方向外縁までシャシの縁40,41の外側にあるその領域を少なくともカバーすべきである。各前側部フラップ6,7は(溶接、接着剤、縫製又は他の公知の固定取り付け方法によって)取り付け位置35及び36でシャシ部材の各側に、好ましくは示されたように下部シート4の外部表面上に固定的に取り付けられる。しかしながら、側部フラップ6,7がもし望むなら上部シート5又は下部シート4の内部又は外部表面に、又は下部シート4及び上部シート5の両方に取り付けられてもよいことが理解されるべきである。さらなる可能性は下部シート4又は上部シート5のいずれか、又はその一部をそれ自体、側部フラップの一部として含め、従って側部フラップ6,7,8,12,9,13を構成する材料の層の一つを形成してもよいことである(この変形はまた、図5に示されたものと同様のさらなる例に関して以下に説明されるだろう)。
吸収シャシの後部分には、二つの後側部フラップ8,12,9,13がある。示された好ましい例では、後側部フラップは第一部分8,9及び第二部分12,13を含む別個のフラップである。第二部分12,13は(溶接、接着剤、縫製又は他の公知の固定取り付け方法によって)第一部分の外部表面20,20′上の各取り付け位置26及び24で各第一部分8,9に固定的に取り付けられる。各第二部分12,13は第二部分12,13が後側部フラップ第一部分8,9に対して横方向外側にあるように取り付け位置23及び27の横方向外側の位置で固定的に取り付けられる。
かかる構造中の第二部分12,13の各々は装着者の皮膚に対して直接横たわることを意図されず(以下の図3の説明参照)、従って第二部分12,13は例えば第二部分12,13のためにより剛い材料を使用することによって第一部分より剛く形成されてもよい。第二部分は各々、非弾性であるように形成されることが好ましい。非弾性であることによって第二部分12,13はより安定したパネル構造を与えることができ、例えばいかなる折り曲げ又は収縮効果を避けることができる。
しかしながら、二つの部分8,9及び12,13を有する配置はフラップの部分が弾性である限り、本発明に対して限定するものではない。従って、後側部フラップは各々、単一部分だけ、又はさらなる例では三つ以上の部分から構成されてもよい。後側部フラップの各々は(溶接、接着剤、縫製又は他の公知の固定取り付け方法によって)取り付け位置23及び27のシャシ部材の各側に、好ましくは示されたように下部シート4の外部表面上に固定的に取り付けられる。しかしながら、側部フラップ8,12及び9,13が望むなら上部シート5又は下部シート4の内部又は外部表面に、又は下部シート4及び上部シート5の両方に取り付けられてもよいことが理解されるべきである。
二つの部分を使用する示された好ましい例では、前部分8,9の領域の少なくとも実質的な部分は弾性材料から形成され、好ましくは前部分8,9の全領域は弾性積層材料の如き弾性材料から形成される。弾性を低下させずに弾性材料の浪費を避ける、より好ましい例では、弾性材料は取り付け領域24,26までの取り付け領域23,27の外側にある第一部分8,9の領域(即ち、弾性伸張のないフラップの部分)に置かれる。
後側部フラップの各々は剥離可能な固定手段10,11の一つの部材をその外端で担持する。示された例における剥離可能な固定手段の各部材10,11は後側部フラップの第二部分12及び13の上及び下縁の間に延びる好ましくはフック型材料のストリップの形のフック型部材によって構成されることが好ましい。単一ストリップが示されているが、幾つかのストリップを代わりに使用してもよく、それはそのとき垂直方向に互いに間欠的に離間されることができる。同様に、部材10,11の垂直範囲は製造許容差のためにフラップ部分の上及び下縁から好適な距離を残して側部フラップ部分12,13のほとんど全部の縦方向の長さを延びるものとして示されている。好ましくは後側部フラップの部材10,11の縦方向の長さは意図した取り付け位置で前側部フラップ6,7の縦方向の長さの25%〜75%、好ましくは25%〜60%である。これは部材10,11のいかなる体との接触も実質的に回避する。しかしながら、部材10,11はフラップ部分12,13の全長さを延びてもよい。
しかしながら、フック及びループ部材が使用される場合、剥離可能な取り付け手段のループ部材はフック部材より大きな表面積を有することが好ましい。
同様に、後側部フラップの外側部分12,13は不織ループ材料から全体的になってもよく、それはフック部材が重ねられた状態で内部(前)側部フラップの外部表面上に位置されることを要求する。
これらの部材10,11は前側部フラップ6及び7上の剥離可能な固定手段の対応する部材15,16と剥離可能に係合するように適応される。もし第二部分12,13が上で説明したように第一部分と比較すると相対的に剛く作られるなら、これはそれらがストリップ部材10及び11のためのより安定したベースを与えることを可能にし、従ってより信頼のある取り付けがなされる及びより容易に取り扱われる剥離可能な固定配置を形成するのを助けることができる。
示された例では、前側部フラップ自体は部材10,11が剥離可能に固定されうる外部カバー材料を含むが、もし望むなら別個の追加のストリップ材料、例えばループ材料片(図示せず)を加えてもよい。この目的のために好適な弾性積層体の例は図5に関して以下にさらに説明されるだろう。
図では前及び後側部フラップが互いに別個の片であることが示されているが、シャシ部材の各側上の前及び後側部フラップがシャシ部材の各側縁40,41全体に沿って取り付けられた単一連続部材として形成されてもよいことが当業者によって理解されるだろう。あるいは、後側部フラップ及び前側部フラップは図に示されたように別個の部材として残してもよいが、股領域3の領域において互いに単に重なるように縦方向に延びてもよい。
同様に後側部フラップ8,12及び9,13及び前側部フラップ6,7はシャシ部材後部分1及び前部分2の各縦方向側縁40,41で固定的に取り付けられた別個の部材として示されているが、後側部フラップは、後部分1を横切って横方向に延び、かつシャシ部材の縦方向側縁40,41を越えて側部フラップとして延びる単一の別個の片(図示せず)として代替的に組み合わせることもできる。同様に前側部フラップ6,7はシャシ部材の前部分2を横切って横方向に取り付けられた単一の別個の片(図示せず)によって形成されることができる。
本発明の吸収製品を形成するために、固定された溶接取り付けは予め固定された状態で前側部フラップ6,7と各後側部フラップ8,12及び9,13の間に与えられなければならない。これが行われるためには、シャシ部材は前及び後側部フラップが重なることができるようにある段階で実質的に横軸X−Xに沿って又はそれと平行に折りたたまなければならない。しかしながら、代替例では、前側部フラップ及び後側部フラップはまず重ねられ、次いで溶接されて、その後シャシ部材を折りたたみ、次いで後及び/又は前側部フラップをシャシに取り付けることができる。これはまた、以下でさらに記載される製造工程の様々な工程及び様々な工程順序に関して説明される。
重なりの形は良好な継目安全性、良好な快適性を与えるため及び高度の弾性を可能にするために重要である。必要な重なりは例えば図2では外側に、図3及び4ではさらに詳細に上から示されている。これらの図が示すように、前側部フラップ6,7の各々一つは前側部フラップ6,7の各々一つの外部表面18,18′が各後側部フラップ8,12及び9,13の内部表面19,19′に対して横たわるように、前記後側部フラップ8,12及び9,13の各々一つに固定的に取り付けられる。
図2及び3では、溶接21,22の領域が第一部分8,9の端部分及び対応する前側部フラップ6,7の端部分に形成され、これらの部分を一緒に固定的に(即ち、剥離できないように)接合していることが見られる。この点に関して“端部分”という用語は各後側部パネル第一部分8,9に重なる各前側部パネルの部分に関する。かかる重なりは0.5〜3.5cm、好ましくは0.5〜2cmのオーダであってもよい。
図2及び3に示されたような閉鎖された状態では、第二部分12,13上の剥離可能な固定手段10,11が前側部フラップ6,7の外部表面18,18′の対応する固定部材15,16と既に接触していることが見られる。従って、剥離可能な固定手段10,11,15,16及び溶接21,22の両方によって与えられた力からなる前及び後側部フラップの分離を防止する強い力が与えられる。
フラップ6,7は装着者の皮膚に対して横たわるので、これらの外縁は柔らかいように形成されることが好ましい。例えば前側部フラップ6及び7がスパンボンドPPの如き不織外部表面材料を有する弾性積層体から形成される場合、この縁はさらなる外端縁配置の追加なしで明らかに柔らかくすることができる。
さらに、一方の内部表面が他方の外部表面に対して横たわりかつそれに溶接される、前及び後側部フラップの重なる関係によって、溶接21,22で前及び後側部パネルを分離するための動いている(例えば座っている、立っているなど)間に装着者から作用する力は多くの従来技術のように剥離力ではなく、代わりに剪断力である。剪断力を適用することより剥離力によって継目の如き固定取り付けの領域を破断することがより容易であるので、体の動きによって取り付けの領域を破断することが極めて難しいことは明らかであるだろう。それゆえ信頼性のある封止が与えられる。
この重なり構造による信頼性のある封止の提供はGB−A−2267024に開示された方法によって測定すると1000g/インチ(394g/cm)未満の剥離に対する力の値を有する取り付け力を使用可能にする。従って、350g/cm未満、好ましくは300g/cm未満、より好ましくは200g/cmの剥離強度力を有する取り付け力を使用することができる。
同時に、示された好ましい例では二つのパネルだけが溶接21,22の領域に、即ち前側部フラップ6,7及び後側部フラップ第一部分8,9に含まれることが観察されるだろう。これは信頼できかつ容易に制御可能な継目が作られることを可能にする。さらに製品は吸収パンツの前及び後部分が同一平面の配置でそれらの縁で取り付けられる製品より取扱い及び装着が快適である。なぜならば外側にとがった相対的に剛い部分が全くないからである。もちろん、さらなるパネルを含めることができる。
一つの例では、後側部パネルの第二部分12,13は(溶接、接着剤、縫製又は他の公知の固定取り付け方法によって)取り付け位置26,24で第一部分8,9に固定的に取り付けられ、その位置26,24は横軸に対して及びシャシの後部分1に対して見られるように溶接21,22の領域の横方向外側である。しかしながら、取り付け位置24,26は二つのパネルだけが溶接21,22に使用されることをなお可能としながら、もし望むなら溶接21,22の領域の横方向内側にあってもよいことが理解されるだろう。これは例えば最初に溶接21,22を形成した後にパネル12及び13を固定的に取り付けることによって配置されることができる。しかしながら、部分12及び13の部分8及び9への取り付け領域は溶接21及び22と一致するように作られることもでき、溶接21,22は全ての三つのパネル(即ち、前側部フラップ6,7、後側部フラップ第一部分8,9及び第二部分12,13)を通って延びるように作られてもよい。これはたとえあまり望ましくなくても容易に可能である。なぜならば剥離力に抵抗するための溶接の強度は側部フラップの重ねられた内部及び外部表面の提供によってあまり大きくする必要がないからである。しかしながら、溶接された領域には四つ以下の材料層、好ましくは三つ以下、最も好ましくは二つだけの材料層を含めるべきである。溶接21,22が形成されるどのような方法においても、後側部フラップ8,12,9,13の各々における溶接21,22が各後側部フラップ上に位置された剥離可能な固定手段10,11に対して横方向内側にあるように、溶接が外端縁44,45の近くの後側部フラップの外端で剥離可能な固定手段10,11に対して横方向内側に位置されることが重要である。
換言すれば、後側部フラップ8,12,9,13が前側部フラップ6,7に重なる示された例では、後フラップは外側側部フラップを形成し、前側部フラップは側部閉鎖構造全体の内側側部フラップを形成する。剥離可能な固定手段10,11は溶接21,22より外側フラップの外縁44,45に近く位置される。
また、弾性部分に対する溶接の位置は側部閉鎖構造に最大の弾性度を与えるために重要である。この点に関して溶接21,22は前及び後側部フラップ6,7,8,12,9,13の少なくとも一つの弾性部分の横方向外縁の近くに位置されるべきである。この方法では、溶接21,22の外側で不活性なままである弾性材料がほとんどないか又は全くなく、従って弾性材料の最大量は側部閉鎖手段に必要な弾性を与えるために利用可能である。
示された例では、溶接21,22は前側部フラップ6,7の各々の横方向外縁48の近くに位置され、前側部フラップの各々は弾性である。溶接21,22はまた、後側部フラップの各々の弾性部分(第一部分8,9)の横方向外縁47の近くに位置される。この方法では、弾性的に不活性である弾性材料の領域は最小に維持され、それによって弾性材料の最大横方向の範囲は前及び後側部フラップの両方に十分に使用されることができる。この点に関して“近く”を意味する用語では、これは弾性部分の端縁から1.5cm未満を意味する。しかしながら、もしその距離が1cm未満であるなら好ましく、もしその距離が0.5cm未満であるならより好ましい。
図2に示されているように、溶接21は前側部フラップ6の上縁とその下縁の間に延びる。好ましくは溶接の領域はこれらの上及び下縁の間の全距離を伸び、溶接ツール適用の線は上及び下縁を越えて延びてもよい。しかしながら、取り付け領域はより短くてもよいが、上及び下縁の間を全て延ばす利点は製品が保管中折り返されたり見苦しくなるかもしれない緩い側部フラップコーナを持たないことである。同様に使用中のより安全で安定した適合は溶接を上及び下縁の間を全て延ばすように配置することによって得られる。これは弾性部分が溶接21,22と側縁40,41の各々の間に置かれるときに重要でありうる。
図2に示されたような使い捨てパンツの形の吸収製品がそれらが汚れているかどうか又はそれらを完全に除去すべきかどうかをチェックするために検査されるとき、もしパンツ全体が装着者の脚及び足を通って除去する必要がないなら好都合である。従って溶接21,22に与えられた取り付けの領域は剥離され開放することによって簡単に破断されなければならない。これは溶接された封止を破壊し、再閉鎖を可能としない。これはいずれかの好適な方法で、しかし好ましくは剥離可能な取り付け部材10,11の前にある側部フラップ第二部分12,13の自由縁を把持し後方に引っ張り、同時に他の手の指で前フラップ6,7をつかむことによってなされることができる。取り付け溶接21,22はそれに剥離力を適用することによって垂直に剥離されて開放されるだろう。
図4に示された代替例では、弱め線33,34は各前側部フラップ6,7において追加的に与えられることができ、弱め線33,34は各取り付け領域21,22の横方向外側の位置でかつ各前側部フラップ6,7の上及び下縁の間で少なくとも部分的に延びる。上記のものと同様にして、前側部パネル及び後側部パネルが分離されるが、今回は弱め線33,34に沿って前側部フラップ6,7を破断することによって分離される。この点に関して弱め線は例えば溶接の外縁が内側前側部フラップ6,7上に弱められた領域を与えるように作られることができる溶接プロセスの結果として溶接21,22の領域の外縁によって形成されてもよい。
様々な例においてどのような構造が用いられたとしても、吸収パンツは破断によって(封止の剥離及び/又は引裂によって及び/又は前側部フラップの引裂によって)側部において分離されるだろう。
いったん検査され、もし吸収製品が汚れていないならそれを再閉鎖することによってそれを使用者に再び取り付けることができる。この再閉鎖のため、剥離可能な固定手段10,11,15,16が使用され、それによって剥離可能な固定手段の各第一部材10,11は単に圧縮され、剥離可能な固定手段の第二部材15,16を与えられた外部表面18,18′と接触される。もし望むなら、これらの剥離可能な固定部材10,11及び15,16は互いに数回取り付けられ脱着されてもよい。
側部フラップは弾性部分を含むいかなる好適な構造から形成されてもよいが、好ましい構造はその内部及び外部表面の両方の上に不織材料30,32を持つものである。この方法では、側部フラップは装着者の皮膚に対して相対的に快適に感じ、同時に剥離可能な固定手段の一つの部材10,11が取り付けることができる外部表面を与える。さらなる例(図示せず)では不織材料の一以上の層が上部シート5及び/又は下部シート4構造の一部として一体的に含められる不織層によって構成されることができるだろう。
特に好ましい例では、前側部フラップ6,7及び/又は後側部フラップ(即ち、部分8,9だけ)は例えば図5に横断面で示されるような弾性積層体を含んでもよい。かかる積層体では、中央弾性層材料31が使用される。かかる弾性積層体は100%以上、好ましくは150%以上、より好ましくは200%〜350%の横方向の弾性伸張性を持ってもよい。最終積層体においてこの弾性を生成できる弾性材料は吸収製品の技術分野で良く知られている。これらは例えばポリウレタン、コポリエーテルエステル、ポリアミドポリエーテルブロックコポリマー、EVA(エチルビニルアセテート)、エラストマースチレン−ブタジエンコポリマー、テトラブロックコポリマー(スチレン−ポリ(エチレン−プロピレン)エラストマーブロックコポリマーを含む)、ポリアミド、又は天然及び合成ゴム材料などのブロックコポリマーから作られたエラストマーを含んでもよい。一つの好適なエラストマーは例えばTredegarフィルム製品から入手可能な54g/mの表面重量を有するExtraflexTM CEX 802WRである。
前及び後側部フラップの重なる性質(それは各側部閉鎖手段において0.5cm〜3.5cmの横方向の長さを占めてもよい)によって、重ねられた領域は相対的に非弾性であるだろう。少なくとも100%の弾性(実質的に永続的な緊張なしでその元の長さに比べて100%以上弾性的に伸張されることができる)を有しかつ側部フラップを構成する高い弾性材料がなければ、シャシの縁と重ねられたパネルの間にある各側部フラップの弾性材料は全ての意図した使用者に対して良好な適合性及び快適性のための条件に十分に合致できない。
不織材料の如き本発明に使用される非弾性材料は例えば連続又は不連続のシート、ウェブ、層又は布を含んでもよく、それらの部材は通常1〜15%、典型的には10%未満の小さな量だけ弾性的に延伸されることができる。かかる材料はスパンボンドされ、カードされた不織布又はメルトブローされた材料であってもよい。繊維は例えばポリプロピレン又はポリエチレンの如きポリオレフィンであることができる。繊維はまた、異なるポリマーの混合物からなることもできる。好適な不織材料はまた、スパンボンド−メルトブロー−スパンボンド(SMS)積層体の如き幾つかの異なる不織層からなることもできる。具体例はポリプロピレン繊維のスパンボンド材料であり、その場合その材料は12〜30g/mであるように配置されることができる表面重量を有し、かつ0.5〜5dtexの繊維厚さを有する。
延伸された状態で弾性層のいずれかの側上に取り付けられているのは相対的に非弾性の不織材料ウェブである。取り付け後、弾性積層体はその緩和された状態に戻されるとき、取り付けられた不織ウェブは収縮し、軽く波形の表面を形成し、波形の間にはエアーポケットを有し、従って快適な感覚を与える。
図5で描かれた例の変形(図示せず)では、側部フラップの不織材料層30又は32は上部シート5及び/又は下部シート4における材料の伸張によって構成されてもよい。例えば、下部シート4は不織材料層とポリマーフィルム材料層の積層構造から形成されてもよく、それによって下部シートの不織材料層の伸張はそのとき側部フラップの層30又は層32のいずれかを形成するために使用されることができるだろう。同様に、一つの外部層30又は32が例えば上部シートの不織材料によって形成される場合、他の外部層32は下部シートの不織材料又は別個の材料シートによって形成されてもよい。さらに、不織材料の使用が好ましいが、他の非弾性材料はもちろん上部シート及び/又は下部シートの両方に使用されることができ、次いで側部フラップにおいて非弾性材料の少なくとも一つを形成するように伸張されることができる。
本発明の製品は様々な方法で形成されてもよい。しかしながら、本発明の方法によれば、前及び後側部フラップの間の取り付けの領域21,22が平らな状態にある製品で容易に形成されることができる方法が考えられる。この方法では、特に取り付けの領域21が溶接によって形成される場合、取り付けの領域21,22の形成が容易になされる。
図6は吸収製品を製造するために実施されることが必要である一連の操作を示す。製品の一方の側だけが示されているが、反対側上の操作は同じである。しかしながら、図6の(a)〜(d)として示される操作の順序は以下から理解されるようにある程度変更されることができる。
理解を助けるために、同様の参照符号が本発明の製品に関して対応する部分を示すために使用されているが、“a”の文字が数字の後に追加されている。
製造フローは図では工程(a)から工程(d)であることを意図される。工程(a)では第一側部フラップ部材(例えば後側部フラップ)の第一部分9aはその内部表面19aを最上部にして示され、第二部分13aに固定的に取り付けられる。これらの二つの部分の取り付けはそれらが(例えば接着剤によって)一方を他方の上に置かれるときに行うことができ又はそれに続いて例えば溶接によって行うことができる。
工程(b)では、上部シート5aを最上部に示しかつ下部シート4aを下部に示して有する吸収製品シャシ部材は第一部分9a上に置かれ、シャシ部材の一つの端部分の領域23aにおいてそれに固定的に取り付けられ、かくしてそれはシャシ部材の側縁40aから横方向外側に延びる。代替例(図示せず)では第一部分9aを上部シート5aと下部シート4aの間に位置させるように配置し、上部シート5aと下部シート4aの間の接合部23aを隠すこともできる。これは例えばまず下部シート4aを下に置き、次いでフラップ部分9aを取り付け、次いで吸収芯を適用し、次いで上部シート5aを加えることによってなされることができる。
しかしながら、明らかなように、もし望むならシャシ部材をまず製造ライン上に置き、続いてフラップ部材9a,13aを置くことができる(即ち、工程(a)及び(b)の逆)。剥離可能な固定手段11aの第一部分は前述のようにストリップなどとして第一(後)側部フラップの端に加えられる。これは例えば工程(a)又は工程(b)のいずれであってもよい。
工程(c)では第二側部フラップ部材7aが加えられ(例えば前側部フラップ7)、その内部表面17aは上方に、その外部表面は下方に面し、それによって剥離可能な固定手段の第二部材15aはその下方に面する側上にある。この状態では、第一側部フラップ部材9a,13aの内部表面19aは平らな(即ち、折りたたまれていない)状態で第二側部フラップ部材(7a)の外部表面に対して重なる関係にある。固定された取り付け領域21aは次いで例えば21aによって示される矩形領域で溶接することによって形成され、それによって溶接が第一及び第二側部フラップの上及び下縁の間で延びることが注意される。
この段階で、シャシ部材の第一端部分1a(例えば後端部分1)及び第二端部分2a(例えば前端部分2)はなお平らな状態である。従って閉じられた製品を形成するために、部分2aは部分1a上に折りたためられることが必要であり、第二フラップ部材7aは第二端部分2aにしっかりと固定されることが必要である。
この折りたたみ操作は工程(c)で開始し、次いで工程(d)で部分2aを部分1a上に折りたたみ、次いで第二フラップ部材7aを第一フラップ部材9a,13a上に折りたたみ、従って端2aの外部(下部シート4a)表面と接触することによって行われることができる。あるいは、第二フラップ部材7aは第一フラップ部材9a,13a上に折りたたまれ、次いで端部分2aは第二フラップ部材7aの外部表面の上に折りたたまれ、従って端部分2aの内部(上部シート5a)表面と接触されることができる。
いずれかの状態において、第二フラップ部材7aの端は次いでシャシ部材の第二端部分2aに位置36aでしっかりと固定される。好ましくはかかる固定はシャシ部材の第二端部分2a及びフラップ部材7aの対応する表面上に接着剤を使用することによって実施されるが、他の固定された取り付け方法を使用してもよい。
さらなる例では取り付け領域21aでの第二フラップ部材7aへの第一フラップ部材9a,13aの取り付け(工程(c)の部分)はシャシ部材を存在させずに実施されることができる。シャシ部材はそのとき取り付け位置23a及び取り付け位置36aで固定的に取り付けられることができる。
さらなる例では、工程(d)を行う前に、フラップ7aはまずシャシ自体が折りたたまれる前に折りたたまれ、次いで領域36aで取り付けられることができる。この方法では、取り付け36aは製品の内側上に位置され、見ることができない。
図7は図3のものと同様の上からの図で本発明のさらなる例を示すが、一方の側だけが示され(他方の側は実質的に鏡像である)、おむつの後部分1は最下部である。この図では、第一側部フラップ部分8及び第一側部フラップ6はそれぞれ取り付け位置27と端縁47の間及び取り付け位置35と端縁48の間で弾性であり、側部フラップ6及び第一部分8は全体的に弾性積層体からなることが好ましい。第二部分12は全体的に非弾性である。前側部フラップ6はその外部表面上にストリップの形の剥離可能な取り付け手段の一つの部材46を有し、それに固定的に取り付けられ、ストリップは縦方向Y−Yで(即ち、例えば図2に示されているように部材10及び11が細長いのと同様に紙の平面に対して垂直な平面で)細長い。剥離可能な固定手段の協働する部材10は後側部フラップの非弾性部分12に固定的に取り付けられる。
溶接21は弾性部分の遠い(横方向外側の)端の近くで弾性部分を通過する。この方法では、二つの構成要素だけが一緒に取り付けられることが必要である。同様に、溶接21が端縁47及び48の間の小さな重ねられた領域において各弾性部分の端にあるので、溶接21と取り付け位置27の間の弾性フラップ材料は弾性伸張に対して活性なままである。第一側部フラップ6では、弾性伸張のために活性なままであるその部分はこの場合において、ストリップ部材46の横方向内端が側部フラップ6に取り付けられる位置49と取り付け位置35の間で延びる部分である。
弾性延伸のために利用可能な弾性材料の量をさらに改良するために、側部閉鎖手段の非弾性部分、即ち線49と溶接21の間の部分は最小に維持されなければならない。線49と溶接21の間の距離はこの距離が側部閉鎖手段の弾性部分(即ち、延伸されない状態で、線21と取り付け位置27の間の距離に加えられた取り付け位置35と線49の間の距離)の最大1/3を占めるようにすべきである。好ましくはこの距離は0.5〜3.5cmにすべきである。同様に、延伸されない状態では、側部閉鎖手段全体の弾性部分(取り付け位置35と溶接49の間及び取り付け位置27と溶接21の間の部分)の長さは側部閉鎖手段の長さ(即ち、予め固定された状態で取り付け位置27と35の間の距離)の75%より大きくすべきである。弾性及び非弾性部分を一緒に接合して含む位置27と35の間の側部閉鎖手段の弾性伸張性は側部閉鎖手段の延伸されない出発長さから出発して、80%より大きく、好ましくは100%より大きくすべきである。
もし部材46が存在しないなら、部材10は側部フラップ6の外部表面18に直接取り付けるべきであり、次いで非弾性部分は部材10が外部表面18に取り付ける位置と溶接21の間であるだろう。
部材10は例えばループ材料及びフック材料の協働する部材46であることができ又はその逆であることができる。しかしながら、内側に面するフックが好ましい。なぜならばこれは閉鎖された状態での廃棄を容易にするからである。非弾性第二部分12をループ材料から全体を構成し、次いで部材46をそれと係合するためのフック材料から構成することもできる。
図8及び図9は図7に関して記載されたものと同様の本発明のさらなる例を示し、後部側部フラップの非弾性部分(第二部分12)は例えば図1〜4の例のように第一部分の外側に取り付けられた別個の材料片によってではなく、代わりに端44の内側に横方向にある端50で終わる弾性積層体材料の弾性層31(図5も参照)によって形成される。従って距離“a”は非弾性であり、非弾性部分12に対応する。
図10に示された例では、これは先に述べた例に対して示しかつ記載されたものとは、非弾性第二部分12が第一部分8の内部表面19に位置されかつそれに固定的に取り付けられる点で異なる。
図11に示された例では、第二部材12はUループストリップとして形成され、“U”の開放端は例えば溶接又は接着剤によって第一部分8の横方向外端47に取り付け位置を貫通する線51で固定的に取り付けられる。この方法では第二部分12は第一部分8に対してより安全に取り付けられ、部分8及び12の分離の危険は柔らかい外縁を与えると同時に低下される。
図12の例では、非弾性第二部分12のさらなる可能な形が描かれ、手の指が製品を開放又は再固定するためにU形状ループ中に挿入されることができる把持ポケットの形で描かれている(U形状ループは固定された取り付け位置52及び53(例えば溶接)において例えば図13に示すように例えばその縦方向の上及び下縁に取り付けられる)。この方法では、使用者は取り付け領域の間に一つ又はそれより多くの指を挿入することができ、再閉鎖可能な固定手段10,46を開放するための把持手段として及び/又は溶接21において内部フラップ6から離れるように第一部分8を剥離又は引裂するための手段としてこれを使用する。使用者はもしループが十分に長く作られているなら同様にループの丸い端54と取り付け位置53又は52の間に指を挿入することができる。明らかなように、二つの固定された取り付け52又は53のいずれか一つは省略されることができ、それはなおポケットの一つのコーナ領域中に指を挿入可能とする。代替手段及び取り付けの位置によるかかる把持ポケットの多くのさらなる変形は当業者に明らかであるだろう。
重なっているパネル6及び8,12を示す側部閉鎖手段の部分側面図である図14の例では、非弾性部分12は横方向外側にテーパの付いた下縁を与えるように横方向外側に後側部フラップ8,12に沿って端縁44に移動して長さを徐々に低下させるように作られている。しかしながら、部材10は細長い矩形形状を維持してもよい。この方法では(例えば図1の例と比較すると)部分8及び12の下縁の間のより滑らかな移行が与えられ、それは装着者の脚に快適な改良を与え、同時に廃棄材料の量を減らす。
図15の例は図14のものと同様であるが、部材10も横方向外縁44の方へテーパを付けて作られている点で異なる。この方法では、第二部分12は上記の利点を維持することができ、部材10は取り付け表面を与えるために最大領域をなお使用しながら第二部分12の縁から離間することができる。取り付け表面は溶接21が破壊されるときにより安全な固定を可能とするため重要である。
図16の例では、溶接21の形の固定された取り付けは一連の溶接点、例えばスポット溶接55によって形成され、それによって溶接の強度は側部閉鎖手段の上縁から側部閉鎖手段の下縁まで増大するように作られる。この方法では、固定された取り付けを形成する溶接21は上縁で容易に開放されることができるが、予め固定した製品を装着者に保持するために全体的に必要な強度及び安全性を与える。さらに、このタイプの溶接はヘルパーが例えば子供から製品を除去するときに溶接を開放するために適用される間欠的に強く引っ張る力の使用の必要性を回避し、それは典型的にはそれらの長さの大部分に沿ってほぼ同じ強さを有する溶接と同じである。強度は図16において例えばより大きな溶接領域を使用することによって及び/又は上縁から下縁まで移動する方向で見られるように隣接溶接点の近接性を増大することによって増大するように作られる。
溶接21,22の様々な代替形を使用して側部フラップ間に固定された取り付けを形成してもよく、そこでは、溶接結合点のパターン(例えば図16のようにスポット溶接55の形の結合点)が使用される。“溶接領域”は溶接結合点の全ての個々の表面積を包囲する最小の矩形であるとして規定される。望むなら溶接の優れた開放特性を与えるため、溶接領域の全ての結合点の組み合わされた個々の表面積は矩形によって規定されるような溶接領域の50%未満であるように作られるべきである。これは図16に示された場合及びもちろん他の例に使用されてもよい。好ましい例では組み合わされた個々の表面積は矩形によって規定された溶接領域の40%未満、30%未満、20%未満又は10%未満であってもよい。
図17では重ねられた側部パネル8,12及び6が再び描かれ、距離“b”が示されている。距離“b”は後及び前側部パネルのそれぞれの二つの横方向の外端縁44及び48の全ての重なる幅である。この距離“b”は0.5cm〜4cm、好ましくは0.5cm〜3cm、より好ましくは0.5cm〜2cmにすべきである。同様に、第二部分12の幅“c”は重なる幅“b”の50%より大きくすべきである。かかる方法では、弾性的に活性でない弾性材料の量は最小化される。
図17はまた、縁44と第二部分12に取り付けられた要素10の横方向外縁の間の距離“d”を示す。この距離は把持距離“d”として規定されてもよい。把持距離は前及び後側部パネルの間で(例えば部材10及び18又は10及び46によって形成された)再閉鎖可能な固定を開放するために第二部分の端を把持するために使用されることができる距離である。距離“d”は幼い使用者が再閉鎖可能な固定を開放しようとするのを防ぐために7mm未満にすべきである。開放に対する追加の保護を与えるために5mm未満又は3mm未満の把持距離を使用することができる。しかしながら、大人のヘルパーによって信頼できる方法で、しかも装着者にとって快適な方法で開放を可能としながら子供のいたずらに安全特徴を与えるために様々なレベルの開放力を観察すべきである。
この件についての実験は7mmまでの把持距離が使用されるときに子供のいたずらに安全な閉鎖手段を製造できることを示し、そこでは再閉鎖可能な固定は4N以上、好ましくは6N以上、より好ましくは8N以上、さらにより好ましくは10N以上の剥離に対する開放力を有するべきである。3mm以下の把持距離であれば、10N以上の開放力を避けるべきである。しかしながら、同時に、再閉鎖可能な取り付け及び溶接21の両方の開放剥離力は20Nを越えないようにすべきであり、そうでなければ装着者は再閉鎖可能な固定及び/又は溶接21を開放するために適用される間欠的に強く引っ張る力を受け、それは明らかに不快である。20N以下では、かかる間欠的に強く引っ張る力はたとえ完全に避けなくても最小にされ、同時に安全な閉鎖手段のための力の必要なレベルを与えることが示された。より好ましいものは最大開放力が15N以下である配置である。
剥離で(即ち、剥離力を使用する)接合部を開放するために必要な力を測定するために、図18に示されたような試験方法の工程(a)及び(b)が使用される。閉鎖手段の二つの部分(例えば側部フラップ6及び第二部分12)は例えば再閉鎖可能な固定によって一緒に取り付けられ、例えばその部分をその幅にわたってクランプすることによってそれらの部分の一方に重りが取り付けられる。把持距離部分“d”は次いで把持され、再閉鎖可能な接合部を分離するような気まぐれな動きが全く生じないようにゆっくりと滑らかに持ち上げられる。もし重りが持ち上げられ、図18(b)で示された状態で接合部を30秒以上維持できるなら、接合部が重りを支持することができ、従って重りによって測定される特定の力のレベルに合致することが判断される。試験機はこの試験を実施するために使用されることができるが、試験は現実の状況にできる限り対応するべきであり、従って上で説明した試験は信頼性があり再現可能であるだけでなく、いずれの機械試験方法に対しても好ましいことを実現することが重要である。
図19は本発明のさらなる例を示し、そこでは増大した子供のいたずらに対する安全性が後側部フラップの外縁44で(即ち、この例ではその第二部分12の外縁で)一以上の追加溶接56を配置することによって与えられる。これらの溶接56は特に永続的に閉鎖される外観を与え、従って子供の使用者に対して心理学的かつ物理的な妨げを与える。
前述では、本発明の異なる側面を示すために多数の例が記載されている。しかしながら、一つの例の個々の特徴は別の例の特徴とともに又はその代わりに使用されてもよいことが理解されなければならない。特に、製品自体の例に主に示された特徴は本発明の方法における追加の特徴又は代替の特徴として含められるものとして理解されることは明らかである。
製品のさらなる例及び方法の変形例は前述の記載を読む当業者によって容易に理解され、添付の請求項によって規定されるような発明の範囲内に包含されることを意図される。
おむつの側部フラップが固定的に一緒に取り付けられる前の開放された状態の本発明による吸収製品の平面図を示す。 側部フラップが溶接によって固定的に一緒に取り付けられた、図1のものと同様の本発明による吸収製品の側面図を示す。 側部取り付けの破壊前の様々な層の接続を示す、図2による吸収製品の上からの図を示す。 前側部フラップが破壊された弱め線をさらに与えられている製品の図3のものと同様の図を示す。 前及び/又は側部フラップに使用されてもよい積層材料の横断面図を示す。 本発明の方法を例証する、図面の上から下までで一連の工程を示す。 側部閉鎖配置のさらなる例の1/2の上からの図を示す。 側部フラップの重なった部分を描く、図7のものと同様の上からの図でさらなる例を示す。 上からの拡大された図で、図8の外側側部フラップの第二(横方向外側の)部分の例を示す。 図8と同様の上からの図で本発明のさらなる例を示す。 図10と同様の上からの図で本発明のさらなる例を示す。 図11と同様の上からの図で本発明のさらなる例を示す。 図12の例の側面図を示す。 重なった側部フラップのさらなる例の側面図を示す 図14のものと同様の図でさらなる例を示す。 図15に示されたものと同様の図で本発明のさらなる例を示す。 個々の寸法を描く、図15に示されたものと同様の本発明の例を示す。 剥離強度を測定するための試験方法の二つの工程(a)及び(b)を示す。 追加の子供がいたずらできない閉鎖手段を与えられた、図17に示されたものと同様の図で本発明のさらなる例を示す。

Claims (19)

  1. 前側部フラップ及び後側部フラップが予め固定された再閉鎖可能な吸収製品の製造方法であって、
    第一側部フラップ部材(9a,13a)は吸収製品シャシ部材の第一端部分(1a)の外部表面(4a)に第一取り付け位置(23a)で剥離不能に取り付けられ、前記シャシ部材の側縁(40a)から横方向外側に延び、前記第一側部フラップ部材(9a,13a)は剥離可能な固定手段(11a,15a)の一つの部分(11a)を与えられ、第二側部フラップ部材(7a)は前記第一側部フラップ部材(9a,13a)の内部表面(19a)が前記第二側部フラップ部材(7a)の外部表面に対して折りたたまれずに重なる関係で取り付けられるように前記第一側部フラップ部材(9a,13a)への取り付けの領域(21a)を溶接することによって取り付けられ、前記第二側部フラップ部材(7a)は第二側部フラップ部材(7a)の内部表面が前記第一側部フラップ部材(9a,13a)の前記内部表面(19a)に面するように前記第一側部フラップ部材(9a,13a)上に折りたたまれ、前記第二側部フラップ部材(7a)は次いで前記シャシ部材の第二端部分(2a)に剥離不能に取り付けられる方法。
  2. 前記第二側部フラップ部材(7a)は前記第二端部分(2a)が前記第一端部分(1a)上に折りたたまれた後に前記第一側部フラップ部材(9a,13a)上に折りたたまれること、及び前記第二側部フラップ部材(7a)は次いで前記シャシ部材の外部表面上に折りたたまれ、そこに固定されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記第二側部フラップ部材(7a)は前記第二端部分(2a)が前記第一端部分(1a)上に折りたたまれる前に前記第一側部フラップ部材(9a,13a)上に折りたたまれること、及び前記第二側部フラップ部材(7a)は前記シャシ部材の内部表面に固定されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  4. 前記第一側部フラップ部材(9a,13a)は前記取り付けの領域(21a)が前記第一側部フラップ部材(9a,13a)と前記第二側部フラップ部材(7a)の間で形成された後に前記第一端部分(1a)の前記外部表面(4a)に取り付けられることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の方法。
  5. 前記第一側部フラップ部材(9a,13a)は後側部フラップ(9,13)であり、剥離可能な固定手段の第一部材(10,11)を与えられること、及び前記第二側部フラップ部材(7a)は前記剥離可能な固定手段の第二部材(15a)を与えられた前側部フラップ(7)であり、前記第二部材(15a)は前記第一部材(10,11)と協働して剥離可能な固定を可能にすることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の方法。
  6. 請求項1〜5に記載の方法で製造される、前側部フラップ及び後側部フラップが予め固定された吸収製品であって、前記吸収製品は後部分(1)、前部分(2)及びそれらの間の股部分(3)、前及び後部分(1,2)のほぼ中央を通過する縦軸(Y−Y)及び前記縦軸(Y−Y)に垂直な横軸(X−X)を含み、前記後部分(1)はそこに取り付けられた少なくとも二つの後側部フラップ(8,12,9,13)を含み、それらの各々は内部表面(19,19’)及び外部表面(20,20’)を与え、前記前部分(2)はそこに取り付けられた少なくとも二つの前側部フラップ(6,7)を含み、それらの各々は内部表面(17,17’)及び外部表面(18,18’)を与え、剥離可能な固定手段(10,11;15,16,46)の一つの部材は前記後側部フラップ(8,12,9,13)の各々及び前記前側部フラップ(6,7)の各々のそれぞれの上に存在し、前記前及び後側部フラップ(6,7;8,12,9,13)の上の前記剥離可能な固定手段の部材のそれぞれは接触して、それによってそれらの間で再閉鎖可能な接続を形成し、さらに前記前側部フラップ(6,7)の各々一つは前記前側部フラップ(6,7)の各々一つの外部表面(18,18’)が各後側部フラップ(8,12,9,13)の内部表面(19,19’)に対して位置するように重なる関係で前記後側部フラップ(8,12,9,13)の各々一つに溶接(21,22)によって剥離不能に取り付けられ、前記後側部フラップ(8,12,9,13)の各々における溶接(21,22)は前記各後側部フラップ上に位置された剥離可能な固定手段(10,11)に対して横方向内側に横たわり、前記前及び後側部フラップ(6,7;8,12,9,13)の各々は弾性部分を含み、前記溶接(21,22)は前記前及び後側部フラップ(6,7;8,12,9,13)の少なくとも一つの弾性部分の横方向外縁(47,48)の近くに位置されることを特徴とする前側部フラップ及び後側部フラップが予め固定された吸収製品。
  7. 前記溶接(21,22)は前記前及び後側部フラップ(6,7;8,12,9,13)の両方の弾性部分の横方向外縁の近くに位置されることを特徴とする請求項6に記載の前側部フラップ及び後側部フラップが予め固定された吸収製品。
  8. 前記前側部フラップ(6,7)及び前記後側部フラップ(8,12,9,13)は前記前側部フラップ(6,7)及び前記後側部フラップ(8,12,9,13)の上縁(29)及び下縁(28)の間で細長い溶接された領域として延びる取り付けの領域に沿って前記溶接(21,22)によって互いに剥離不能に取り付けられることを特徴とする請求項6又は請求項7に記載の前側部フラップ及び後側部フラップが予め固定された吸収製品。
  9. 前記取り付けの領域は前記前側部フラップ(6,7)又は前記後側部フラップ(8,12,9,13)の上縁(29)及び下縁(28)の間の実質的に全距離にわたって延びることを特徴とする請求項8に記載の前側部フラップ及び後側部フラップが予め固定された吸収製品。
  10. 前記取り付けの領域は縦軸(Y−Y)に対してほぼ平行に延びることを特徴とする請求項8又は請求項9に記載の前側部フラップ及び後側部フラップが予め固定された吸収製品。
  11. 前記前側部フラップ(6,7)及び/又は前記後側部フラップ(8,12,9,13)の前記弾性部分は各々、弾性積層構成から形成され、前記弾性積層構成はその内部及び外部表面上に不織材料(30,31)を伴って形成されることを特徴とする請求項6〜請求項10のいずれかに記載の前側部フラップ及び後側部フラップが予め固定された吸収製品。
  12. 前記後側部フラップ(8,12,9,13)は各々、第一取り付け位置(23,27)で吸収製品シャシ部材に剥離不能に取り付けられた第一部分(8,9)、及び第二取り付け位置(24,26)で前記第一部分(8,9)に剥離不能に取り付けられた第二部分(12,13)を含み、前記第二取り付け位置(24,26)は前記第一取り付け位置(23,27)の前記後部分(1)に対して横方向外側に位置されること、及び前記剥離可能な固定手段(10,11;15,16)の第一部材は前記第二部分(12,13)に剥離不能に取り付けられること、及び前記第一部分(8,9)は前記後側部フラップの弾性部分を含むことを特徴とする請求項6〜請求項11のいずれかに記載の前側部フラップ及び後側部フラップが予め固定された吸収製品。
  13. 前記第二部分(12,13)は非弾性であり、前記第一部分(8,9)より曲げ剛性が大きいことを特徴とする請求項12に記載の前側部フラップ及び後側部フラップが予め固定された吸収製品。
  14. 前記第二取り付け位置(24,26)は前記溶接(21,22)の前記後部分(1)に対して横方向外側に横たわることを特徴とする請求項12又は請求項13に記載の前側部フラップ及び後側部フラップが予め固定された吸収製品。
  15. 前記剥離可能な固定手段は前記後側部フラップ(8,12,9,13)上の第一部材(10,11)及び前記第一部材(10,11)と協働して剥離可能な取り付けを可能にする前記前側部フラップ上の第二部材(15,16)を含むこと、及び前記第二部材(15,16)は前記前側部フラップ(6,7)の一つの外部表面を含むことを特徴とする請求項6〜請求項14のいずれかに記載の前側部フラップ及び後側部フラップが予め固定された吸収製品。
  16. 後側部フラップの前記第二部分(12,13)の全体は前記後部分(1)に対して前記溶接(21,22)の横方向外側に位置されることを特徴とする請求項15に記載の前側部フラップ及び後側部フラップが予め固定された吸収製品。
  17. 前記溶接(21,22)は破断可能に構成され、それによって前側部フラップ(6,7)は前記溶接で後側部フラップ(8,12,9,13)から離れるように剥離されうることを特徴とする請求項7〜請求項16のいずれかに記載の前側部フラップ及び後側部フラップが予め固定された吸収製品。
  18. 弱め線(33,34)は前記溶接(21,22)の前記前部分(2)に対して横方向内側の位置で前記前側部フラップ(6,7)の各々に配置されることを特徴とする請求項7〜請求項17のいずれかに記載の前側部フラップ及び後側部フラップが予め固定された吸収製品。
  19. 吸収製品は使い捨ておむつパンツとして形成されることを特徴とする請求項6〜請求項18のいずれかに記載の前側部フラップ及び後側部フラップが予め固定された吸収製品。
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