JP4234052B2 - ファスニングテープを有する使い捨ておむつの製造方法 - Google Patents

ファスニングテープを有する使い捨ておむつの製造方法 Download PDF

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本発明は、機械的ファスナーのフック材を有するファスニングテープの製造方法及びこのファスニングテープを用いた展開型の使い捨ておむつの製造方法に関するものである。
使い捨ておむつは、液透過性のトップシートと、液不透過性のバックシートと、これら両シートの間に配置された吸収体から基本的に形成されており、着用時に排泄された尿等の排泄物を液透過性のトップシートを介して吸収体に保持し、液不透過性のバックシートにより、排泄物がおむつの外に漏れ出すのを防ぐ構造になっており、その用途に応じて好適に使用できるように展開型、パンツ型等、様々な形態のものが提案されており、乳幼児を始めとして成人失禁者まで広く使用されている。
展開型の使い捨ておむつは、一般に、後身頃の左右両側縁部にファスニングテープを配置し、前身頃のバックシート表面にファスニングテープを着脱可能に係合するためのフロントテープからなるターゲットゾーンを配置し、ファスニングテープをフロントテープに接合することにより、おむつを着用者に装着するようになっている。このような展開型の使い捨ておむつのファスニングテープは、通常、左右に1個ずつ、又は複数個ずつ取り付けられており、前者は新生児用、乳幼児用の使い捨ておむつに多く、後者は大人用の使い捨ておむつに多く見られる。
また、この様なファスニングテープとフロントテープの組合せとしては、粘着剤層を有するファスニングテープと各種フィルムからなるフロントテープを組合せたもの、及び、機械的ファスナーのフック材を有するファスニングテープとフック材を係合可能なループ材からなるフロントテープを組合せたものが知られている。しかしながら、粘着剤を用いたファスニングテープは、おむつ装着時に、誤ってファスニングテープをフロントテープ以外の場所に接着させた場合や、粘着剤層の面に汚れが付着した場合には、テープの接着力が低下し、再使用できなくなるという問題点を有している。そのため、最近では、フック材を有するファスニングテープが主流になっている。
フック材を有するファスニングテープの製造方法としては、長尺の基材シートの一面の長手方向中央部に長尺のフック材を配置し、これを規則的に蛇行する1本の曲線に沿って切断してファスニングテープシートを形成し、さらにファスニングテープシートを幅方向に切断して個々のファスニングテープを製造する方法(特許文献1、特許文献2)、あるいは、このようにして形成したファスニングテープシートを任意の間隔で切断して、複数のフック材を有する広幅のファスニングテープを製造する方法(特許文献3)等が開示されている。
しかしながら、これらの方法で製造されたファスニングテープは、続く使い捨ておむつの製造工程において、製造したファスニングテープをそのままの状態で、あるいは、フック材を基材シート上に仮止めした状態で使い捨ておむつの側縁部に取付けられており、ファスニングテープがおむつの側縁部から延出しているため、そのままにしておくと、その後の製造工程でファスニングテープが製造設備にひっかかり、円滑な製造ができなくなるという問題を有している。
上記のような問題点を改善するために、使い捨ておむつを製造する際に、フック材を使い捨ておむつのトップシートに係合してファスニングテープをおむつ本体上に仮止めする使い捨ておむつの製造方法(特許文献4)が開示されている。
しかしながら、このような仮止め方法は、ファスニングテープのフック材を直接おむつ本体の不織布からなるトップシートに係合して仮止めしているため、フック材を外す際にトップシートを傷付けたり破いたりして製品品質を低下させる場合があった。
また、大人用の使い捨ておむつのように大型のおむつの場合には、おむつの装着性を良好にするために大型のファスニングテープを取付ける必要があるが、上記のような仮止め方法では、フック材の部分がおむつの中心部付近に位置するようになり、おむつ装着時にフック材の部分が着用者の臀部に隠れてしまい、ファスニングテープが引き出し難くなり、おむつの装着に時間がかかるため、特に着用者が身体の不自由な大人の場合には、介護者にとっておむつの装着は大きな負担になっていた。
さらに、製品おむつを包装袋に包装する場合、おむつを折り畳んで包装されるが、上記のような仮止め方法では、おむつを折り畳む際にフック材の部分で折り畳まれてしまい、おむつを装着する際にファスニングテープがうまく機能しない場合があった。
特開平11−181371号公報 特開平11−181372号公報 特開2002−45214号公報 特開2003−153949号公報
本発明は、上記従来のフック材を有するファスニングテープを取付けた使い捨ておむつの製造方法の有する問題点を克服し、製品品質を低下させることなく、短時間で容易に装着することが可能であり、ファスニングテープの機能を低下させることのないファスニングテープの製造方法、及び使い捨ておむつの製造方法を提供するものである。
上記従来の使い捨ておむつの有する問題点を解決するための本発明は、以下の各発明を基礎として構成されているファスニングテープを有する使い捨ておむつの製造方法の発明である。
(1)長尺の基材シートの一方の面の長手方向中央領域に沿って所定幅の長尺の面ファスナーのフック部材を張合わせて積層シート連続体を形成する工程、
前記積層シート連続体を、波状曲線の湾曲部が前記長尺のフック部材の両側縁外側の前記基材シート上に位置するように規則的に蛇行する、1本の連続する波状曲線に沿って切断し、波状の凸部と凹部を有するファスニングテープ連続体を形成する工程、
前記ファスニングテープ連続体の前記凸部を、前記フック部材を内側にして基材シート上に折り曲げる工程、
前記ファスニングテープ連続体の、前記凸部を折り曲げた面と同じ面の長手方向側縁部に沿って第1粘着剤を連続塗布し、前記折り曲げた凸部と前記第1粘着剤との間に第2粘着剤を連続塗布する粘着剤塗布工程、
前記ファスニングテープ連続体の前記凹部と長手方向側縁部との間において、前記ファスニングテープ連続体を幅方向に切断して個々のファスニングテープを形成する工程、を含むことを特徴とするファスニングテープの製造方法。
(2)前記積層シート連続体を形成する工程において、前記長尺のフック部材を前記長尺の基材シートに張合わせた後に、前記フック部材の両側縁をヒートシール処理して前記基材シートに張合わせる工程を含むことを特徴とする(1)項記載のファスニングテープの製造方法。
(3)前記ファスニングテープ連続体を形成する工程の前に、前記長尺の基材シートの前記フック部材を張合わせた面とは反対側の面に、前記フック部材と係合可能な長尺のターゲットシートを張合わせる工程を含むことを特徴とする(1)項又は(2)項に記載のファスニングテープの製造方法。
(4)前記凸部を折り曲げる工程の前に、前記凸部を折り曲げた際に前記フック部材が対面する前記基材シート上の部分に、長手方向に沿って第3粘着剤を連続塗布する工程を含むことを特徴とする(1)項〜(3)項のいずれか1項に記載のファスニングテープの製造方法。
(5)前記凸部を折り曲げる工程の後に、折り曲げた前記凸部の前記フック部材の背面部をエンボス加工処理及び/又はヒートシール処理する工程を含むことを特徴とする(1)項〜(3)項のいずれか1項に記載のファスニングテープの製造方法。
(6)前記粘着剤塗布工程において、折り曲げた前記凸部の前記フック部材の背面部に第4粘着剤を塗布する工程を含むことを特徴とする(1)項〜(5)項のいずれか1項に記載のファスニングテープの製造方法。
(7)前記(1)項〜(6)項のいずれかに記載の方法によって製造したファスニングテープを、液透過性のトップシートと、液不透過性のバックシートと、これら両シートの間に配置した吸収体とを有するおむつ本体に取付ける使い捨ておむつの製造方法において、
前記ファスニングテープの前記折り曲げた凸部がおむつ本体側に面すると共におむつ本体の内側に位置し、さらに、前記第1粘着剤を塗布した部分がおむつ本体から延出した状態で、前記ファスニングテープをおむつ本体の後身頃の側縁部において前記トップシート上に配置する工程、
前記ファスニングテープを、少なくとも前記第2粘着剤により、前記トップシート上に仮止めする工程、
前記ファスニングテープの前記おむつ本体から延出した前記第1粘着剤を塗布した部分を、前記第1粘着剤を内側にしておむつ本体のバックシート上に折り曲げ、前記第1粘着剤により前記ファスニングテープをおむつ本体に接着固定する工程、を含むことを特徴とする使い捨ておむつの製造方法。
(8)前記ファスニングテープを前記トップシート上に配置する工程において、前記ファスニングテープは、前記折り曲げた凸部のフック部材が、前記第3粘着剤により前記基材シート上に仮止めされた状態で配置されることを特徴とする(7)項記載の使い捨ておむつの製造方法。
(9)前記ファスニングテープを前記トップシート上に仮止めする工程において、前記ファスニングテープは、さらに、前記折り曲げた凸部の両側縁から延出する前記第3粘着剤により前記トップシート上に仮止めされていることを特徴とする(7)項又は(8)項に記載の使い捨ておむつの製造方法。
(10)前記ファスニングテープを前記トップシート上に配置する工程において、前記ファスニングテープは、前記折り曲げた凸部のフック部材が、前記エンボス加工処理及び/又はヒートシール処理により前記基材シート上に仮止めされた状態で配置されることを特徴とする(7)項記載の使い捨ておむつの製造方法。
(11)前記ファスニングテープを前記トップシート上に仮止めする工程において、前記ファスニングテープは、さらに、前記折り曲げた凸部の前記フック部材の背面部に塗布された前記第4粘着剤により前記トップシート上に仮止めされていることを特徴とする(7)項〜(10)項のいずれか1項に記載の使い捨ておむつの製造方法。
(12)前記ファスニングテープを前記おむつ本体に接着固定する工程において、前記ファスニングテープは、前記トップシートと前記バックシートの間において、少なくとも前記トップシートに接着固定されていることを特徴とする(7)項〜(11)項のいずれか1項に記載の使い捨ておむつの製造方法。
(13)前記ファスニングテープは、前記トップシートと前記バックシートの間において、前記トップシートに接着固定されると共に前記バックシートにも接着されていることを特徴とする(12)項記載の使い捨ておむつの製造方法。
本発明のファスニングテープの製造方法は、長尺の基材シートの一面の長手方向中央部に長尺のフック材を配置し、これを規則的に蛇行する1本の曲線に沿って切断して波状の凸部と凹部を有するファスニングテープ連続体を形成し、該連続体の凸部をフック材を内側にして基材シート上に折返し、連続体の長手方向側縁部に沿ってファスニングテープをおむつ本体に接着固定するための第1粘着剤を塗布すると共に、折返した凸部と第1粘着剤の間にファスニングテープをおむつ本体に仮止めするための第2粘着剤を塗布し、ファスニングテープ連続体を幅方向に切断して個々のファスニングテープを製造するものである。
このような構成を有する本発明のファスニングテープの製造方法により、次の使い捨ておむつの製造工程において使用される、凸部をフック材を内側にして基材シート上に折り曲げ、次いで、折り曲げた凸部を内側にしてさらにおむつ本体上に折り曲げた構成のファスニングテープを効率良く製造することができる。
また、本発明の使い捨ておむつの製造方法は、上記の方法で製造したファスニングテープを折り曲げた凸部がおむつ本体側に面すると共におむつ本体の内側に位置し、第1粘着剤を塗布した部分がおむつ本体から延出した状態で、おむつ本体の後身頃の側縁部においてトップシート上に配置し、少なくとも前記第2粘着剤によりファスニングテープをトップシート上に仮止めし、第1粘着剤を塗布した部分を内側にして折り曲げ、第1粘着剤によりファスニングテープをオムツ本体に接着固定して製造するものである。
このような構成を有する本発明の使い捨ておむつの製造方法により、ファスニングテープの凸部がフック材を内側にして基材シート上に折り曲げられ、次いで、折り曲げられた凸部を内側にしてさらにおむつ本体上に折り曲げられた状態で、ファスニングテープがおむつ本体上に仮止めされた使い捨ておむつが製造される。
このような構成を有する本発明の使い捨ておむつは、ファスニングテープを仮止めした場合にフック材がおむつ本体のトップシートに接触することがないため、ファスニングテープを引き出す際にトップシートを傷付けたり破いたりすることがなく、製品品質を低下させることがない。また、ファスニングテープは、おむつ本体の両側縁部近傍に仮止めされており、着用者の身体に隠れることがなく、簡単に引き出すことができるため、おむつを短時間で容易に装着させることが可能である。さらに、おむつを折り畳んで包装する場合にも、フック材の部分が折り畳まれてしまうことがないため、おむつの装着時にファスニングテープの機能が低下することがない。また、おむつを製造する場合にも、製造工程でファスニングテープが外れることがないため、生産性を向上させることが可能である。
本発明の場合、おむつ本体上に折返された前記ファスニングテープは、前記基材シートの前記フック材が折返された部分を除いた部分とおむつ本体の間、又は折返された前記フック材の背面部とおむつ本体の間、あるいは、両方を接合手段により仮止めすることが好ましく、このようにファスニングテープを仮止めすることにより、上記の効果を有する本発明の使い捨ておむつをより安定的に得ることができる。
さらに、前記ファスニングテープは、折返された前記フック材と前記基材シートとの間が、接合手段により仮止めされていることが好ましく、このようにファスニングテープを仮止めすることにより、上記の効果を有する本発明の使い捨ておむつをさらに安定的に得ることができる。
以下、図面を参照して、本発明のファスニングテープ及び使い捨ておむつの製造方法をを詳細に説明するが、勿論、本発明はこれらによって何等制限されるものではない。
図1は、本発明のファスニングテープの製造方法の1例を示す平面図である。図1において、先ず、長尺の基材シート1の一方の面の長手方向中央領域に沿って長尺の面ファスナーのフック部材2を張合わせて積層シート連続体3を形成し、次いで、前記積層シート連続体3を、湾曲部が長尺のフック部材2の両側縁外側の基材シート1上に位置するように規則的に蛇行する1本の連続する波状曲線4に沿って切断し、波状の凸部5と凹部6を有するファスニングテープ連続体7を形成する〔図1(a)、図1(b)〕。
次に、ファスニングテープ連続体7において、その凸部5を、フック部材2を内側にして基材シート1上に折り曲げ、さらに、折り曲げた凸部5と同じ面の長手方向側縁部に沿って第1粘着剤8を連続塗布すると共に、折り曲げた凸部5と第1粘着剤8との間に第2粘着剤9を連続塗布し、次いで、凹部6と側縁部の間を切断線10に沿って切断する〔図1(c)〕。
斯くして、フック材2を内側にして、凸部5が基材シート1上に折り曲げられ、おむつ本体への接着固定用の第1粘着剤8と、おむつ本体への仮止め用の第2粘着剤9とが塗布された構成のファスニングテープ11が形成される〔図1(d)〕。
なお、積層シート連続体3を形成する際に、粘着剤によりフック部材2を基材シート1に張合わせるだけでも良いが、フック部材2を張合わせた後に、さらにフック部材2の両側縁をヒートシール処理して基材シート1に張合わせることにより、フック部材2を基材シート1に強固に接着することができるため好ましい。
また、凸部5を折り曲げた際に、折り曲げた凸部5のフック部材2の背面部をエンボス加工処理、又はヒートシール処理、あるいは両処理の組み合せにより、フック部材2を基材シート1上に仮止めしても良く、このようにフック部材2を仮止めすることにより、おむつの製造工程においてフック部材2が基材シート1面から剥がれてトラブルが発生することが防止されるため好ましい。
さらに、積層シート連続体3を波状曲線4に沿って切断する前に、基材シート1のフック部材2を張合わせた面とは反対側の面に、フック部材2と係合可能なターゲットシートを張り合せても良く、このように、ターゲットシートを張合わせることにより、得られるファスニングテープ11は、ファスニングテープ同士の着脱が可能なものとなる。
図2は、図1で得られたファスニングテープをおむつ本体に取付けて、使い捨ておむつを製造する方法を示す平面図である。図2において、ファスニングテープ11は、その折り曲げた凸部5がおむつ本体21側に面すると共におむつ本体21の内側に位置し、さらに、第1粘着剤8を塗布した部分がおむつ本体21から延出した状態で、おむつ本体21の側縁部においてトップシート22上に配置され、第2粘着剤9によりトップシート22上に仮止めされる〔図2(a)〕。
次いで、ファスニングテープ11は、おむつ本体21から延出した第1粘着剤8を塗布した部分を、第1粘着剤8を内側にしておむつ本体21側に折り曲げられ、第1粘着剤8によりオムツ本体21に接着固定される〔図2(b)〕。
なお、ファスニングテープ11をトップシート22上に配置する際に、上述のように、折り曲げた凸部5をエンボス加工処理、又はヒートシール処理、あるいは両処理の組み合せにより、フック部材2を基材シート1上に仮止めしておくことが好ましく、このようにフック部材2を仮止めすることにより、おむつの製造工程においてフック部材2が基材シート1面から剥がれてトラブルが発生することが防止される。
また、ファスニングテープは、おむつ本体のバックシート面に接着固定しても良く、あるいは、トップシートとバックシートの間において、トップシート面に接着固定しても良く、さらに、トップシート面に接着固定すると共にバックシート面にも接着しても良く、特に制限されるものではない。
図3は、図1とは異なる例を示す、本発明のファスニングテープの製造方法の1例を示す平面図である。図3において、長尺の基材シート1の一方の面の長手方向中央領域に沿って長尺の面ファスナーのフック部材2を張合わせて積層シート連続体3を形成すると共に、長尺のフック部材2の長手方向両側縁の外側に、フック部材2沿って第3粘着剤12を連続塗布し、次いで、前記積層シート連続体3を、湾曲部が長尺のフック部材2の両側縁と第3粘着剤12の間の基材シート1上に位置するように規則的に蛇行する1本の連続する波状曲線4に沿って切断し、波状の凸部5と凹部6を有するファスニングテープ連続体7を形成する〔図3(a)、図3(b)〕。
次に、ファスニングテープ連続体7において、その凸部5を、フック部材2を内側にして基材シート1の第3粘着剤12上に折り曲げ、第3粘着剤12を介してフック部材2を基材シート1上に仮止めし、折り曲げた凸部5と同じ面の長手方向側縁部に沿って第1粘着剤8を連続塗布すると共に、折り曲げた凸部5と第1粘着剤8との間に第2粘着剤9を連続塗布し、さらに、折り曲げた凸部5のフック部材2の背面に第4粘着剤を塗布し(図示せず)、次いで、凹部6と側縁部の間を切断線10に沿って切断する〔図3(c)〕。
斯くして、フック材2を内側にして、凸部5が基材シート1上に折り曲げられ、第3粘着剤12を介してフック部材2が基材シート1上に仮止めされると共に、フック部材2の背面の凸部5におむつ本体への仮止め用の第4粘着剤13が塗布され、さらに、おむつ本体への接着固定用の第1粘着剤8と、おむつ本体への仮止め用の第2粘着剤9とが塗布された構成のファスニングテープ11が形成される〔図3(d)〕。
なお、本実施例では、第3粘着剤12を積層シート連続体3に塗布した例を示したが、凸部5を折り曲げる前のファスニングテープ連続体7に塗布しても良く、特に制限されるものではない。
また、第4粘着剤13は、必要に応じて塗布すれば良く、ファスニングテープのおむつ本体への仮止め状態が良好であれば省略することも可能である。
また、本実施例においても、積層シート連続体3を形成する際に、粘着剤によりフック部材2を基材シート1に張合わせるだけでも良いが、フック部材2を張合わせた後に、さらにフック部材2の両側縁をヒートシール処理して基材シート1に張合わせることにより、フック部材2を基材シート1に強固に接着することができるため好ましい。
さらに、積層シート連続体3を波状曲線4に沿って切断する前に、基材シート1のフック部材2を張合わせた面とは反対側の面に、フック部材2と係合可能なターゲットシートを張り合せても良く、このように、ターゲットシートを張合わせることにより、得られるファスニングテープ11は、ファスニングテープ同士の着脱が可能なものとなる。
図4は、図3で得られたファスニングテープをおむつ本体に取付けて、使い捨ておむつを製造する方法を示す平面図である。図4において、ファスニングテープ11は、その折り曲げた凸部5がおむつ本体21側に面すると共におむつ本体21の内側に位置し、さらに、第1粘着剤8を塗布した部分がおむつ本体21から延出した状態で、おむつ本体21の側縁部においてトップシート22上に配置され、第2粘着剤9、折り曲げた凸部5の両側縁外側の凸部5が存在しない部分に塗布された第3粘着剤12、及びフック部材の背面の凸部5塗布された第4粘着剤13によりトップシート22上に仮止めされる〔図4(a)〕。
次いで、ファスニングテープ11は、おむつ本体21から延出した第1粘着剤8を塗布した部分を、第1粘着剤8を内側にしておむつ本体21に折り曲げられ、第1粘着剤8によりオムツ本体21に接着固定される〔図4(b)〕。
なお、ファスニングテープ11をトップシート22上に配置する際に、上述のように、折り曲げた凸部5のフック部材2を第3粘着剤12により、基材シート1上に仮止めしておくことが好ましく、このようにフック部材2を仮止めすることにより、おむつの製造工程においてフック部材2が基材シート1面から剥がれてトラブルが発生することが防止される。
また、ファスニングテープは、おむつ本体のバックシート面に接着固定しても良く、あるいは、トップシートとバックシートの間において、トップシート面に接着固定しても良く、さらに、トップシート面に接着固定すると共にバックシート面にも接着しても良く、特に制限されるものではない。
図5は、本発明のファスニングテープを取付けた使い捨ておむつを展開した状態を示す一部切り欠き平面図である。図5において、使い捨ておむつ21は、液透過性のトップシート22と、液不透過性のバックシート23と、これら両シートの間に配置された吸収体24とから基本的に構成されており、前身頃25と後身頃26とを有し、後身頃26の両側縁にファスニングテープ11が2つずつ配置され、前身頃25にはファスニングテープ11を係合するためのターゲットゾーン27が配置されている。
また、図5において、ファスニングテープ11の一方は、おむつ未使用時におけるテープ11が折返されておむつ本体21のトップシート22上に仮止めされた状態を示しており、もう一方は、おむつ使用時におけるテープ11が伸ばされた状態を示している。
さらに、ファスニングテープ11は、基材シート1と、基材シート1の一方の面の端部領域に設けられた面ファスナーのフック部材2と、基材シート1のフック部材2を設けた面とは反対側の面に設けられたフック部材と係合可能なターゲットシート28とから形成されており、基材シート1のもう一方の端部領域がおむつ21のサイドフラップ29に接着固定されている。
図6は、図5に示した本発明の使いすておむつの使用状態の1例を示す斜視図である。図6において、使い捨ておむつ21は、後身頃26の両側縁に2個づつ配置されたファスニングテープ7が前身頃25に配置されたターゲットゾーン27に固定されて、パンツ型に組み立てられている。この場合、おむつの股下部側のファスニングテープ11は前身頃25のターゲットゾーン27に直接固定されているが、おむつ端縁部側のファスニングテープ11はターゲットゾーン27に固定されると同時にその一部がおむつ内側のファスニングテープ11に設けられたターゲットシート28に固定されている。
このように、本発明の使い捨ておむつは、一方のファスニングテープの上にもう一方のファスニングテープを重ねて固定することができるため、いかなる体形の着用者に対しても、装着性、フィット性に優れ、特に脚周りからの漏れ防止効果に優れている。
なお、図6では、後身頃の両側縁において、同じ側の側縁部に配置されたファスニングテープ同士を固定した例を示したが、着用者の体形によっては、両側縁の相対する位置に配置したファスニングテープ同士が繋がる場合があり、その場合には、一方のファスニングテープのフック部材をもう一方のファスニングテープのターゲットシートに固定することも可能である。
以下、本発明において使用される材料について説明するが、本発明は、これらによって何等制限されるものではない。
本発明において、ファスニングテープは、帯状の基材シートと、基材シートの一方の端部領域に面ファスナーのフック部材を設け、さらに、必要に応じて、基材シートのフック部材を設けた面とは反対側の面にフック部材と係合可能な材料からなるターゲットシートを設けて形成されている。
基材シートとしては、各種の不織布シートあるいはフィルムを用いることができ、これらの材料を単独で、あるいは数種類の材料を積層して形成される。
また、フック部材としては、係合部が鉤状、きのこ状、錨状等の各種の形状を有する、通常の使い捨ておむつに使用されているものをそのまま使用することができる。
さらに、ターゲットシートとしては、フック部材と係合可能なループ材、不織布、織布等を使用することができ、これらの材料をそのまま用いても良く、他の材料、例えばフィルムと張り合せた積層構造のものを用いても良い。
また、ファスニングテープには、フック部材を備えた部分の外側に、摘持部を有していることが好ましい。
本発明において、液透過性のトップシートとしては、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル、その他の熱可塑性樹脂を原料とした合成繊維等からなる不織布に親水化処理を施したものが用いられる。
本発明において、液不透過性のバックシートとしては、微孔を形成したポリエチレンシート、あるいは熱可塑性樹脂にフィラーを加えて延伸したシートのような透湿性のある液体不透過性のシートが用いられる。このようなシートを用いると、ムレが改善されるため快適な着用感が得られる。さらに、このようなシートの外側に不織布からなるカバーシートを張合わせた積層構造のシートを用いることもできる。
本発明において、吸収体としては、通常の使い捨ておむつのような吸収性物品に使用されるものであればいずれも使用することができる。すなわち、綿状パルプと高吸収性ポリマー(SAP)を併用したもの、さらに熱融着性繊維を加えたもの等を使用することができ、全体をティッシュのような親水性シートで包まれているものが好ましい。その他、親水性シートの片面にSAPの層を設けたもの、2枚の親水性シートの間にSAPを挟持したもの等のシート状の吸収体も使用することができる。また、吸収体の形状は、砂時計型であっても良く、あるいは矩形であっても良い。
本発明において、サイドフラップは、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル、その他の熱可塑性樹脂を原料とした合成繊維からなる不織布により形成することができ、上記トップシート単独で、又は、上記バックシートの両側縁から延出したカバーシート部分単独で形成しても良く、あるいは、上記トップシートとバックシートの吸収体の両側縁から外側へ延出する部分を積層して形成しても良い。さらに、バックシートの吸収体の両側縁から外側へ延出する部分に上記不織布を積層して形成することもできる。
本発明において、おむつ本体の前身頃に配置される、ファスニングテープを係合するためのターゲットゾーンとしては、フック部材と係合可能なループ材、不織布、織布等を使用することができ、これらの材料をそのまま用いても良く、他の材料、例えばフィルムと張り合せた積層構造のものを用いても良い。
なお、バックシートとしてフィルムからなるシートの外側にフック部材と係合可能な不織布からなるカバーシートを張合わせた積層構造のシートを用いた場合には、ターゲットゾーンを省略することもできる。
本発明の製造方法により、ファスニングテープは、その凸部がフック部材を内側にして基材シート上に折り曲げられた状態のものを効率良く製造することが可能であり、また、このようなファスニングテープをおむつ本体に取付けることにより、ファスニングテープの凸部がフック部材を内側にして基材シート上に折り曲げられ、次いで、折り曲げられた凸部を内側にしてさらにおむつ本体上に折り曲げられた状態で、ファスニングテープがおむつ本体上に仮止めされた使い捨ておむつが製造される。
このような構成を有する本発明の使い捨ておむつは、おむつを製造する際に、製造工程でファスニングテープが外れることがないため、生産性を向上させることが可能である。
また、ファスニングテープを仮止めした場合にフック部材がおむつ本体のトップシートに接触することがないため、ファスニングテープを引き出す際にトップシートを傷付けたり破いたりすることがなく、製品品質を低下させることがない。また、ファスニングテープは、おむつ本体の両側縁部近傍に仮止めされており、着用者の身体に隠れることがなく、簡単に引き出すことができるため、おむつを短時間で容易に装着させることが可能である。さらに、おむつを折り畳んで包装する場合にも、フック部材の部分が折り畳まれてしまうことがないため、おむつの装着時にファスニングテープの機能が低下することがないものであり、乳幼児用を始めとして成人失禁者用の使い捨ておむつとして有用である。
本発明のファスニングテープの製造方法の1例を示す平面図である。 図1で得られたファスニングテープをおむつ本体に取付ける方法を示す平面 図である。 図1とは異なる例を示しており、本発明のファスニングテープの製造方法の 1例を示す平面図である。 図3で得られたファスニングテープをおむつ本体に取付ける方法を示す平面 図である。 本発明のファスニングテープを取付けた使い捨ておむつを展開した状態を示 す一部切り欠き平面図である。 図5に示した本発明の使い捨ておむつの使用状態を示す斜視図である。
符号の説明
1:基材シート
2:フック部材
3:積層シート連続体
4:波状曲線
5:凸部
6:凹部
7:ファスニングテープ連続体
8:第1粘着剤
9:第2粘着剤
10:切断線
11:ファスニングテープ
12:第3粘着剤
13:第4粘着剤
21:使い捨ておむつ
22:トップシート
23:バックシート
24:吸収体
25:前身頃
26:後身頃
27:ターゲットゾーン
28:ターゲットシート
29:サイドフラップ

Claims (9)

  1. ファスニングテープを、液透過性のトップシートと、液不透過性のバックシートと、これら両シートの間に配置した吸収体とを有するおむつ本体に取付ける使い捨ておむつの製造方法であって、
    長尺の基材シートの一方の面の長手方向中央領域に沿って所定幅の長尺の面ファスナーのフック部材を張合わせて積層シート連続体を形成する工程、
    前記積層シート連続体を、波状曲線の湾曲部が前記長尺のフック部材の両側縁外側の前記基材シート上に位置するように規則的に蛇行する、1本の連続する波状曲線に沿って切断し、波状の凸部と凹部を有するファスニングテープ連続体を形成する工程、
    前記ファスニングテープ連続体の前記凸部を、前記フック部材を内側にして基材シート上に折り曲げる工程、
    前記ファスニングテープ連続体の、前記凸部を折り曲げた面と同じ面の長手方向側縁部に沿って前記ファスニングテープを前記おむつ本体に接着固定するための第1粘着剤を連続塗布し、前記折り曲げた凸部と前記第1粘着剤との間に前記ファスニングテープを前記おむつ本体に仮止めするための第2粘着剤を連続塗布する粘着剤塗布工程、
    前記ファスニングテープ連続体の前記凹部と長手方向側縁部との間において、前記ファスニングテープ連続体を幅方向に切断してファスニングテープを形成する工程、
    を含むファスニングテープ形成工程にしたがって形成されているファスニングテープを、
    該ファスニングテープの前記折り曲げた凸部及び前記第2粘着剤を塗布した部分がおむつ本体側に面すると共におむつ本体の内側に位置し、さらに、前記第1粘着剤を塗布した部分がおむつ本体から延出した状態で、前記ファスニングテープをおむつ本体の後身頃の側縁部において前記トップシート上に配置する工程、
    前記ファスニングテープを、少なくとも前記第2粘着剤により、前記トップシート上に仮止めする工程、
    前記トップシート上に仮止めされた前記ファスニングテープの前記おむつ本体から延出した前記第1粘着剤を塗布した部分を、前記第1粘着剤を内側にしておむつ本体のバックシート側に折り曲げ、前記第1粘着剤により前記ファスニングテープをおむつ本体に接着固定する工程、
    を含むことを特徴とするファスニングテープを有する使い捨ておむつの製造方法。
  2. 前記ファスニングテープは、前記積層シート連続体を形成する工程において、前記長尺のフック部材を前記長尺の基材シートに張合わせた後に、前記フック部材の両側縁をヒートシール処理して前記基材シートに張合わせる工程を含んで形成されているファスニングテープであることを特徴とする請求項1記載のファスニングテープを有する使い捨ておむつの製造方法。
  3. 前記ファスニングテープは、前記ファスニングテープ連続体を形成する工程の前に、前記長尺の基材シートの前記フック部材を張合わせた面とは反対側の面に、前記フック部材と係合可能な長尺のターゲットシートを張合わせる工程を含んで形成されているファスニングテープであることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のファスニングテープを有する使い捨ておむつの製造方法。
  4. 前記ファスニングテープは、前記凸部を折り曲げる工程の前に、前記凸部を折り曲げた際に前記フック部材が対面する前記基材シート上の部分に、長手方向に沿って前記フック部材を前記基材シート上に仮止めするための第3粘着剤を連続塗布する工程を含んで形成されているファスニングテープであり、前記ファスニングテープを前記トップシート上に配置する工程において、前記第3粘着剤により前記フック部材を前記基材シート上に仮止めされた状態で配置されることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載のファスニングテープを有する使い捨ておむつの製造方法。
  5. 前記ファスニングテープは、前記凸部を折り曲げる工程の前に、前記凸部を折り曲げた際に前記フック部材が対面する前記基材シート上の部分に、長手方向に沿って前記フック部材を前記基材シート上に仮止めするとともに前記ファスニングテープを前記トップシート上に仮止めするための第3粘着剤を連続塗布する工程を含んで形成されているファスニングテープであり、前記ファスニングテープを前記トップシート上に仮止めする工程において、前記ファスニングテープは、前記第3粘着剤により前記フック部材を前記基材シート上に仮止めされた状態で配置されるとともに、さらに、前記折り曲げた凸部の両側縁から延出する前記第3粘着剤により前記トップシート上に仮止めされることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載のファスニングテープを有する使い捨ておむつの製造方法。
  6. 前記ファスニングテープは、前記凸部を折り曲げる工程の後に、折り曲げた前記凸部の前記フック部材の背面部をエンボス加工処理及び/又はヒートシール処理により前記基材シート上に仮止めされた状態で配置される工程を含んで形成されているファスニングテープであることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載のファスニングテープを有する使い捨ておむつの製造方法。
  7. 前記ファスニングテープは、前記粘着剤塗布工程において、折り曲げた前記凸部の前記フック部材の背面部に前記ファスニングテープを前記おむつ本体に仮止めするための第4粘着剤を塗布する工程を含んで形成されているファスニングテープであり、前記ファスニングテープを前記トップシート上に仮止めする工程において、前記ファスニングテープは、さらに、前記折り曲げた凸部の前記フック部材の背面部に塗布された前記第4粘着剤により前記トップシート上に仮止めされることを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載の使い捨ておむつの製造方法。
  8. 前記ファスニングテープを前記おむつ本体に接着固定する工程において、前記ファスニングテープは、前記トップシートと前記バックシートの間において、少なくとも前記トップシート側に接着固定されることを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれか1項に記載のファスニングテープを有する使い捨ておむつの製造方法。
  9. 前記ファスニングテープは、前記トップシートと前記バックシートの間において、前記トップシートに接着固定されると共に前記バックシートにも接着されることを特徴とする請求項1〜請求項8のいずれか1項に記載のファスニングテープを有する使い捨ておむつの製造方法。
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