JP2006263308A - 使い捨ておむつ - Google Patents

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浩一 見須
Shigemi Iijima
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Abstract

【課題】 良好なファスニングテープ機能を有すると共に着脱操作が容易である、機械的ファスナーのフック材を設けたファスニングテープを有する使い捨ておむつを提供する。
【解決手段】 前身頃と、後身頃と、これら前後身頃の間に位置する股下部とからなり、後身頃の両側縁部に基材シートに機械的ファスナーのフック材を設けたファスニングテープが配置され、前身頃に前記フック材と係合可能な部材からなるターゲットゾーンが配置された使い捨ておむつにおいて、
前記ファスニングテープは、前記基材シートが、熱可塑性樹脂を溶融紡糸して得られる多数の長繊維フィラメントを捕集してウェブを形成した後、該ウェブを特定の凹凸模様を有するエンボスロールと平滑な面を有するプレーンロールの間を通して加熱エンボス処理を行ない、次いで、一対のプレーンロールの間を通して加熱処理を行なって形成した不織布からなることを特徴とする使い捨ておむつ。
【選択図】 図2

Description

本発明は、ファスニングテープを有する使い捨ておむつに関するものであり、さらに詳しくは、本発明は、着脱が容易であり、良好なテープ機能を有する機械的ファスナーのフック材を設けたファスニングテープを有する使い捨ておむつに関するものである。
使い捨ておむつは、液透過性のトップシートと、液不透過性のバックシートと、これら両シートの間に配置された吸収体から基本的に形成されており、着用時に排泄された尿等の排泄物を液透過性のトップシートを介して吸収体に保持し、液不透過性のバックシートにより、排泄物がおむつの外に漏れ出すのを防ぐ構造になっており、その用途に応じて好適に使用できるように、展開型、パンツ型等、様々な形態のものが提案されており、乳幼児を始めとして成人失禁者まで広く使用されている。
展開型の使い捨ておむつは、一般に、後身頃の左右両側縁部にファスニングテープを配置し、前身頃のバックシート表面にファスニングテープを着脱可能に係合するためのフロントテープからなるターゲットゾーンを配置し、ファスニングテープをフロントテープに接合することにより、おむつを着用者に装着するようになっている。このような展開型の使い捨ておむつのファスニングテープは、通常左右に1個づつ、または複数個づつ取付けられており、前者は新生児用、乳幼児用の使い捨ておむつに多く、後者は大人用の使い捨ておむつに多く見られる。
また、ファスニングテープとしては、不織布からなる基材シート面に機械的ファスナーのフック材を設けたものが広く用いられており、さらに、不織布としては、特定パターンを有するエンボスロールと平らな面を有するプレーンロールを組合せて加熱エンボス処理を施して繊維同士を部分的に接着したものが用いられており、例えば、一方の面がエンボス面であり、もう一方の面が平らなプレーン面である不織布からなる基材シートのプレーン面にフック材を配置した使い捨ておむつが開示されている(特許文献1)。
特開2004−215694号公報
基材シートのプレーン面にフック材を配置したファスニングテープの場合、エンボス面にフック材を配置した場合よりフック材と基材シートの接合は良好であるが、エンボス面に比較してプレーン面は基材シートである不織布の繊維間の接着力が弱いため、ファスニングテープを着脱する際にフック材を配置した部分で基材シートが層間剥離を生じ、フック材が剥がれてしまう場合がある。
一方、基材シートのエンボス面にフック材を配置したファスニングテープの場合、フック材とエンボス面の接着強度が不十分であり、フック材が基材シート面から剥がれてしまう場合がある。
本発明は、上記従来の使い捨ておむつの有する問題点を克服し、良好なファスニングテープ機能を有すると共に着脱操作が容易である、機械的ファスナーのフック材を設けたファスニングテープを有する使い捨ておむつを提供するものである。
上記従来の使い捨ておむつの有する問題点を解決するための本発明は、以下の各発明を包含する。
(1)液透過性のトップシートと、液不透過性のバックシートと、これら両シートの間に配置された吸収体とを有し、前身頃と、後身頃と、これら前後身頃の間に位置する股下部とからなり、後身頃の両側縁部に基材シートに機械的ファスナーのフック材を設けたファスニングテープが配置され、前身頃に前記フック材と係合可能な部材からなるターゲットゾーンが配置された使い捨ておむつにおいて、
前記ファスニングテープは、前記基材シートが、熱可塑性樹脂を溶融紡糸して得られる多数の長繊維フィラメントを捕集してウェブを形成した後、該ウェブを特定の凹凸模様を有するエンボスロールと平滑な面を有するプレーンロールの間を通して加熱エンボス処理を行ない、次いで、一対のプレーンロールの間を通して加熱処理を行なって形成した不織布からなることを特徴とする使い捨ておむつ。
(2)前記基材シートは、坪量が50〜120g/m2、好ましくは60〜100g/m2の熱可塑性合成樹脂繊維より形成されている不織布より成ることを特徴とする(1)項記載の使い捨ておむつ。
(3)前記基材シート形成用の不織布は、温度140〜160℃、線圧200〜400N/cmの条件で一対のプレーンロールの間を通して加熱処理されていることを特徴とする(1)項又は(2)項に記載の使い捨ておむつ。
本発明の使い捨ておむつは、そのファスニングテープの基材シートが、熱可塑性樹脂からなる繊維ウェブをエンボスロールとプレーンロールの間を通して加熱エンボス処理を行ない、次いで、一対のプレーンロールの間を通して加熱処理を行なって得られた不織布から形成されている。
このような構成のファスニングテープを有する本発明の使い捨ておむつは、ファスニングテープの基材シートを形成する不織布が、2回の加熱処理により繊維間の接着力が大きくなり、さらに、一対のプレーンロールの間を通すことにより表面が平滑になるため、フック材を基材シートのプレーン面及びエンボス面のいずれの面に配置した場合でも良好な接着力が得られ、ファスニングテープを着脱する際にフック材が剥がれてしまうことのない、良好なファスニングテープ機能を有する使い捨ておむつを得ることができる。
また、本発明の場合、基材シートを形成する不織布を一対のプレーンロールで加熱処理する際に、温度140〜160℃、線圧200〜400N/cmの条件で行なうことが好ましく、これにより、上記の効果をより高めた使い捨ておむつを得ることができる。
以下、図面を参照して、本発明の使い捨ておむつを詳細に説明するが、勿論、本発明はこれらによって何等制限されるものではない。
図1は、本発明の使い捨ておむつをトップシート側から見た場合の一部切り欠き展開平面図である。
図1において、使い捨ておむつ1は、液透過性のトップシート2と、液不透過性のバックシート3と、これら両シートの間に配置された吸収体4とを有し、前身頃5と、後身頃6と、前後身頃の間に位置する股下部7とからなり、後身頃6のサイドフラップ8の両側縁部には、不織布からなる基材シート11の端部領域に機械的ファスナーのフック材12を設けたファスニングテープ9が配置されており、前身頃5のバックシート3表面には、フック材12と係合可能な部材からなるターゲットゾーン10が配置されている。
また、股下部7の長手方向両側縁部には脚周り弾性部材13が配置され、後身頃6の長手方向端部領域にはウエスト周り弾性部材14が配置され、さらに、吸収体3の長手方向両側縁部近傍には立体ギャザー15が配置されている。
なお、図1では、一方の側縁部にファスニングテープを1個づつ配置した例を示したが、おむつの大きさに応じて2個づつ配置しても良く、あるいは3個以上配置しても良く、特に限定されるものではない。
図2は、本発明の使い捨ておむつにおいて使用されるファスニングテープ部分を切断した状態を示す拡大断面図である。
図2において、ファスニングテープ9は、基材シート11が不織布から形成され、一方の面がエンボス加工が施されたエンボス面16からなり、もう一方の面が平らなプレーン面17からなっており、基材シート11の一方の端部領域のエンボス面16に機械的ファスナーのフック材12が取付けられており、もう一方の端部領域がおむつ本体のサイドフラップ8を構成するトップシート2とバックシート3の間に挟持され、接着固定されている。
なお、図2では、フック材を基材シートのエンボス面に取付けた例を示したが、フック材を取付ける面がプレーン面であってもよく、特に限定する必要はない。
また、図2では、ファスニングテープの基材シートをおむつ本体のトップシートとバックシートの間に挟持した状態で接着固定した例を示したが、トップシート表面に接着固定しても良く、あるいは、バックシート表面に接着固定しても良く、特に限定されるものではない。
また、フック材の基材シートへの接着固定の方法、及び基材シートのおむつ本体への接着固定の方法は、ホットメルト等の接着剤により行っても良く、ヒートシール処理、超音波処理等の熱融着処理により行っても良く、これらを組合せて行っても良い。
図3は、本発明の使い捨ておむつに使用するファスニングテープの基材シートを製造する工程を示す概略図である。
図3において、通常の不織布製造設備により形成された多数のポリプロピレン長繊維フィラメント(図示せず)が移動する無端ワイヤー18上に捕集されてウェブ19が形成され、次いで、ウェブ19は、矢印の方向に移動しながら、表面に特定の凹凸模様を有するエンボスロール20と平滑な表面を有するプレーンロール21の間を通過して加熱エンボス処理が施され、さらに、一対のプレーンロール21の間を通過して加熱処理が施され、ファスニングテープの基材シート用の不織布22が形成される。
また、本発明では、上記一対のプレーンロールによる加熱処理は、ロール温度140〜160℃、線圧200〜400N/cmで行なうことが好ましく、この条件で加熱処理を行なうことにより、良好な機能を有するファスニングテープを得ることができる。
ロール温度が140℃未満になると不織布の繊維間接着力が十分に得られなくなり、基材シートが層間剥離を生じるようになる。一方、ロール温度が160℃を超えて高くなると、不織布繊維が損傷を受け易くなり、基材シートの強度が低下する。
また、線圧が200N/cm未満になると基材シートである不織布の繊維間接着力が十分に得られなくなり、基材シートが層間剥離を生じるようになる。一方、線圧が400N/cmを超えて高くなると不織布繊維が損傷を受け易くなり、基材シートの強度が低下する。
なお、図3では、加熱エンボス処理をエンボスロール20の上にプレーンロール21を配置して行なう例を示したが、エンボスロール20とプレーンロール21の位置が逆であってもよい。
また、図3では、加熱エンボス処理と加熱処理を連続して行なう例を示したが、加熱エンボス処理を行なったウェブを一旦巻取った後、別工程で加熱処理を行なってもよい。
図4は、本発明の使い捨ておむつに使用するファスニングテープの基材シートを製造する工程を示す概略図であり、図3とは異なる例を示している。
図4において、ロール工程はエンボスロール20の上に2個のプレーンロール21が配置された3段構造になっており、通常の不織布製造設備により形成された多数のポリプロピレン長繊維フィラメント(図示せず)が移動する無端ワイヤー18上に捕集されてウェブ19が形成され、次いで、ウェブ19は、矢印の方向に移動しながら、エンボスロール20とプレーンロール21の間を通過して加熱エンボス処理が施され、さらに、一対のプレーンロール21の間を通過して加熱処理が施され、ファスニングテープの基材シート用の不織布22が形成される。
以下、本発明において使用される材料について説明するが、本発明は、これらによって何等制限されるものではない。
本発明において、ファスニングテープは、基材シートと、基材シートの一方の面の端部領域に機械的ファスナーのフック材を設けて形成されている。さらに、必要に応じて、フック材を設けた面とは反対側の面にフック材と係合可能な材料からなるターゲットゾーンを設けてもよい。
基材シートは、各種の不織布からなり、これらの不織布を単独で用いても良く、あるいは数種類のものを積層して用いても良い。基材シートには、一方の面にエンボス加工が施されてエンボス面形成され、もう一方の面に平らなプレーン面が形成されている。
基材シートの不織布としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル、その他の熱可塑性樹脂を原料とした合成繊維により形成されるが、中でもポリプロピレンが有利に用いられる。また、その坪量は、50〜120g/m2 であることが好ましく、60〜100g/m2 であることがより好ましい。坪量が50g/m2 未満では不織布の強度が低下してしまい、一方、120g/m2 を超えて多くなると加熱処理により十分な繊維間接着力が得られなくなる。
また、フック材としては、係合部が鉤状、きのこ状、錨状等の各種の形状を有する、通常の使い捨ておむつに使用されているものをそのまま使用することができる。
さらに、ターゲットゾーンとしては、フック材と係合可能なループ材、不織布、織布等を使用することができ、これらの材料をそのまま用いても良く、他の材料、例えばフィルムと張り合せた積層構造のものを用いても良い。
また、ファスニングテープには、フック材を備えた部分の外側に、摘持部を有していることが好ましい。
本発明において、液透過性のトップシートとしては、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル、その他の熱可塑性樹脂を原料とした合成繊維等からなる不織布に親水化処理を施したものが用いられる。
本発明において、液不透過性のバックシートとしては、微孔を形成したポリエチレンシート、あるいは熱可塑性樹脂にフィラーを加えて延伸したシートのような透湿性のある液体不透過性のシートが用いられる。このようなシートを用いると、ムレが改善されるため快適な着用感が得られる。さらに、このようなシートの外側に不織布からなるカバーシートを張合わせた積層構造のシートを用いることもできる。
本発明において、吸収体としては、通常の使い捨ておむつのような吸収性物品に使用されるものであればいずれも使用することができる。すなわち、綿状パルプと高吸収性ポリマー(SAP)を併用したもの、さらに熱融着性繊維を加えたもの等を使用することができ、全体をティッシュのような親水性シートで包まれているものが好ましい。その他、親水性シートの片面にSAPの層を設けたもの、2枚の親水性シートの間にSAPを挟持したもの等のシート状の吸収体も使用することができる。また、吸収体の形状は、砂時計型であっても良く、あるいは矩形であっても良い。
本発明において、サイドフラップは、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル、その他の熱可塑性樹脂を原料とした合成繊維からなる不織布により形成することができ、上記トップシート単独で、または、上記バックシートの両側縁から延出したカバーシート部分単独で形成しても良く、あるいは、上記トップシートとバックシートの吸収体の両側縁から外側へ延出する部分を積層して形成しても良い。さらに、バックシートの吸収体の両側縁から外側へ延出する部分に上記不織布を積層して形成することもできる。
本発明において、使い捨ておむつの前身頃に配置される、ファスニングテープを係合するためのターゲットゾーンとしては、フック材と係合可能なループ材、不織布、織布等を使用することができ、これらの材料をそのまま用いても良く、他の材料、例えばフィルムと張り合せた積層構造のものを用いても良い。
なお、バックシートとしてフィルムからなるシートの外側にフック材と係合可能な不織布からなるカバーシートを張合わせた積層構造のシートを用いた場合には、ターゲットゾーンを省略することもできる。
本発明の使い捨ておむつは、後身頃の両側縁部に機械的ファスナーのフック材を設けたファスニングテープを配置してなり、その基材シートが、熱可塑性樹脂からなる繊維ウェブをエンボスロールとプレーンロールの間を通して加熱エンボス処理を行ない、次いで、一対のプレーンロールの間を通して加熱処理を行なって得られた不織布から形成されている。このような構成のファスニングテープを有する本発明の使い捨ておむつは、ファスニングテープの基材シートを形成する不織布が、2回の加熱処理により繊維間の接着力が大きくなり、さらに、一対のプレーンロールの間を通すことにより表面が平滑になるため、フック材を基材シートのプレーン面及びエンボス面のいずれの面に配置した場合でも良好な接着力が得られ、ファスニングテープを着脱する際にフック材が剥がれてしまうことのない、良好なファスニングテープ機能を有するものであり、乳幼児を始めとして成人失禁者用の使い捨ておむつとして有用である。
本発明の使い捨ておむつをトップシート側から見た場合の一部切り欠き展開平面図である。 本発明の使い捨ておむつにおいて使用されるファスニングテープ部分を切断 した状態を示す拡大断面図である。 本発明の使い捨ておむつに使用するファスニングテープの基材シートを製造 する工程を示す概略図である。 本発明の使い捨ておむつに使用するファスニングテープの基材シートを製造 する工程の他の例を示す概略図である。
符号の説明
1:使い捨ておむつ
2:液透過性のトップシート
3:液不透過性のバックシート
4:吸収体
5:前身頃
6:後身頃
7:股下部
8:サイドフラップ
9:ファスニングテープ
10:ターゲットゾーン
11:基材シート
12:フック材
13:脚周り弾性部材
14:ウエスト周り弾性部材
15:立体ギャザー
16:エンボス面
17:プレーン面
18:無端ワイヤー
19:ウェブ
20:エンボスロール
21:プレーンロール
22:基材シート用不織布

Claims (3)

  1. 液透過性のトップシートと、液不透過性のバックシートと、これら両シートの間に配置された吸収体とを有し、前身頃と、後身頃と、これら前後身頃の間に位置する股下部とからなり、後身頃の両側縁部に基材シートに機械的ファスナーのフック材を設けたファスニングテープが配置され、前身頃に前記フック材と係合可能な部材からなるターゲットゾーンが配置された使い捨ておむつにおいて、
    前記ファスニングテープは、前記基材シートが、熱可塑性樹脂を溶融紡糸して得られる多数の長繊維フィラメントを捕集してウェブを形成した後、該ウェブを特定の凹凸模様を有するエンボスロールと平滑な面を有するプレーンロールの間を通して加熱エンボス処理を行ない、次いで、一対のプレーンロールの間を通して加熱処理を行なって形成した不織布からなることを特徴とする使い捨ておむつ。
  2. 前記基材シートは、坪量が50〜120g/m2の熱可塑性合成樹脂繊維より形成されている不織布よりなることを特徴とする請求項1記載の使い捨ておむつ。
  3. 前記基材シート形成用の不織布は、温度140〜160℃、線圧200〜400N/cmの条件で一対のプレーンロールの間を通して加熱処理されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の使い捨ておむつ。
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JP2012192244A (ja) * 2012-07-11 2012-10-11 Oji Nepia Co Ltd 止着テープ及びテープ型使い捨ておむつ

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