JP4082107B2 - ガラス板の孔開け方法及びその装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車用窓等に用いるガラス板に貫通孔を形成し且つこの貫通孔の開口部を面取りするガラス板の孔開け方法及びその装置に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】
一般に、多数の自動車用窓等に用いられるガラス板に孔開けをする場合は、凹所形成ドリルによりガラス板の上面に凹所を形成し、当該凹所に連通する凹所をガラス板の下面に形成し、次に、面取りドリルによりガラス板の上面及び下面に形成した凹所の開口部の縁部に面取り、一般に糸面取りを施す。
【0003】
しかしながら、上記のようにしてガラス板に孔開けをする場合は、ガラス板の上面及び下面に凹所を夫々形成し、その後に、ガラス板の上面及び下面の凹所の開口部の縁部に面取りを施すため、ガラス板の孔開けに多くの時間を費やすこととなり、孔開きガラス板の生産量を向上させることが困難である。更に、ガラス板の孔開けに費やす時間は、ガラス板の孔開けすべき位置が増加するに従って、多くなる。
【0004】
また、例えば、面取り砥石を外挿した一対の面取り砥石付き凹所形成ドリルを用いてガラス板に孔開けをする場合は、一方の面取り砥石付き凹所形成ドリルによりガラス板の上面に凹所を形成し、続けて、当該凹所の開口部の縁部に面取りを施し、次に、他方の面取り砥石付き凹所形成ドリルによりガラス板の上面の凹所に連通する凹所を当該ガラス板の下面に形成し、続けて、ガラス板の下面の凹所の開口部の縁部に面取りを施す。
【0005】
しかしながら、上記のように、面取り砥石付き凹所形成ドリルを用いてガラス板に孔開けをする場合は、面取り砥石の位置をガラス板の厚み及び凹所形成ドリルの摩耗に応じてその都度変更しなければならない上、ガラス板に凹所形成と面取りとを行うのに凹所形成ドリルの進行、速度及び行程を変更しなければならないため、数値制御装置のプログラムが複雑となり、而して、ガラス板の孔開けに多くの時間を費やすこととなる。
【0006】
本発明は、前記諸点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、数値制御装置のプログラムを複雑にすることなく、ガラス板の孔開けに費やす時間を短縮することができ、而して、孔開きガラス板の生産量を向上させることのできるガラス板の孔開け方法及びその装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の第一の態様のガラス板の孔開け方法は、凹所形成部で、ガラス板の一方の面に凹所を形成し、この凹所に連通する凹所を当該ガラス板の他方の面に形成する凹所形成工程と、面取り部で、ガラス板の一方の面及び他方の面に形成された各凹所の開口部の縁部に面取りを施す面取り工程と、凹所を形成すべきガラス板を凹所形成部に搬送すると共に、凹所形成部で凹所が形成されたガラス板を面取り部に搬送する搬送工程とを有しており、凹所形成工程と面取り工程とを併行して行う。
【0008】
本発明の第一の態様のガラス板の孔開け方法によれば、凹所形成部で凹所を形成し、面取り部で面取りを施すため、本方法を実施する制御装置のプログラムを簡単にでき、しかも凹所形成工程と面取り工程とを併行して行うため、ガラス板の孔開けに費やす時間を短縮することができ、而して、孔開きガラス板の生産量を向上させることができる。
【0009】
本発明の第二の態様のガラス板の孔開け方法では、本発明の第一の態様のガラス板の孔開け方法において、凹所形成工程は、互いに連通する一対の凹所を形成する工程を複数有しており、これらの複数の工程は、ガラス板の予め設定された異なる部位に対する各対の凹所形成を互いに併行して行う。
【0010】
本発明の第二の態様のガラス板の孔開け方法によれば、各対の凹所形成を互いに併行して行うため、孔開けすべき部位の多いガラス板の凹所の形成に費やす時間を大幅に短縮することができる。
【0011】
本発明の第三の態様のガラス板の孔開け方法では、本発明の第一又は第二の態様のガラス板の孔開け方法において、面取り工程は、ガラス板の一方の面の凹所の開口部の縁部に面取りを施すのと同期して、当該ガラス板の他方の面の凹所の開口部の縁部に面取りを施す工程を有している。
【0012】
本発明の第三の態様のガラス板の孔開け方法によれば、ガラス板の一方の面の凹所の開口部の縁部に対する面取りと、当該ガラス板の他方の面の凹所の開口部の縁部に対する面取りとを同期して行うため、開口部の縁部に面取りを迅速に施すことができる。
【0013】
本発明の第四の態様のガラス板の孔開け方法では、本発明の第一又は第二の態様のガラス板の孔開け方法において、面取り工程は、ガラス板の一方の面の凹所の開口部の縁部に面取りを施し、当該面取りを施した後に、当該ガラス板の他方の面の凹所の開口部の縁部に面取りを施す工程を有している。
【0014】
本発明の第四の態様のガラス板の孔開け方法によれば、面取り工程でガラス板の両面における凹所の開口部の縁部の面取りを交番的に行うため、相互干渉を回避できる結果、ガラス板の各凹所の開口部の縁部に面取りを正確に施し得る。
【0015】
本発明の第一の態様のガラス板の孔開け装置は、凹所形成部で、ガラス板の一方の面に凹所を形成し、この凹所に連通する凹所を当該ガラス板の他方の面に形成する凹所形成手段と、面取り部で、凹所形成手段により一方の面及び他方の面に凹所が形成されたガラス板の各凹所の開口部の縁部に面取りを施す面取り手段と、凹所を形成すべきガラス板を凹所形成部に搬送すると共に、凹所形成手段により凹所が形成されたガラス板を面取り部に搬送する搬送手段とを具備しており、面取り手段は、凹所形成手段によるガラス板に対する凹所の形成と併行して、ガラス板の凹所の開口部の縁部に面取りを施すようになっている。
【0016】
本発明の第一の態様のガラス板の孔開け装置によれば、凹所形成手段で凹所を形成し、面取り手段で面取りを施すため、本装置を制御する制御装置のプログラムを簡単にでき、しかも凹所形成手段による凹所形成と面取り手段による面取りとを併行して行うようになっているため、ガラス板の孔開けに費やす時間を短縮することができ、而して、孔開きガラス板の生産量を向上させることができる。
【0017】
本発明の第二の態様のガラス板の孔開け装置では、本発明の第一の態様のガラス板の孔開け装置において、凹所形成手段は、ガラス板の一方の面及び他方の面に夫々互いに連通する一対の凹所を形成する一対の凹所形成ドリルを複数具備しており、複数の凹所形成ドリルは、ガラス板の予め設定された異なる部位に対する各対の凹所形成を互いに併行して行うようになっている。
【0018】
本発明の第二の態様のガラス板の孔開け装置によれば、複数の凹所形成ドリルでもって各対の凹所形成が互いに併行して行われるため、孔開けすべき部位の多いガラス板の凹所の形成に費やす時間を大幅に短縮することができる。
【0019】
本発明の第三の態様のガラス板の孔開け装置では、本発明の第二の態様のガラス板の孔開け装置において、凹所形成手段は、複数の一対の凹所形成ドリルをガラス板に対して上下動させる凹所形成ドリル上下動手段を具備しており、凹所形成ドリル上下動手段は、ガラス板の一方の面に凹所を形成する各凹所形成ドリルを互いに同期的に上昇及び下降させ、且つ、ガラス板の他方の面に凹所を形成する各凹所形成ドリルを互いに同期的に上昇及び下降させるようになっている。
【0020】
本発明の第四の態様のガラス板の孔開け装置では、本発明の第二又は第三の態様のガラス板の孔開け装置において、凹所形成手段は、各対の凹所形成ドリルをガラス板の面に対して夫々互いに独立して平行に移動させる凹所形成ドリル移動手段を具備している。
【0021】
本発明の第五の態様のガラス板の孔開け装置では、本発明の第一から第四の態様のいずれか一つのガラス板の孔開け装置において、面取り手段は、ガラス板の一方の面の凹所の開口部の縁部に面取りを施す一方の面取りドリルと、一方の面取りドリルに対向して配されており、ガラス板の他方の面の凹所の開口部の縁部に面取りを施す他方の面取りドリルとを具備しており、一方の面取りドリルによりガラス板の一方の面の凹所の開口部の縁部に面取りを施すのと同期して、他方の面取りドリルにより当該ガラス板の他方の面の凹所の開口部の縁部に面取りを施すようになっている。
【0022】
本発明の第五の態様のガラス板の孔開け装置によれば、面取り手段が、一方の面取りドリルによりガラス板の一方の面の凹所の開口部の縁部に面取りを施すのと同期して、他方の面取りドリルにより当該ガラス板の他方の面の凹所の開口部の縁部に面取りを施すようになっているため、開口部の縁部に面取りを迅速に施すことができる。
【0023】
本発明の第六の態様のガラス板の孔開け装置では、本発明の第一から第四の態様のガラス板の孔開け装置において、面取り手段は、ガラス板の一方の面の凹所の開口部の縁部に面取りを施す一方の面取りドリルと、一方の面取りドリルに対向して配されており、ガラス板の他方の面の凹所の開口部の縁部に面取りを施す他方の面取りドリルとを具備しており、一方の面取りドリルによりガラス板の一方の面の凹所の開口部の縁部に面取りを施し、当該面取りを施した後に、他方の面取りドリルにより当該ガラス板の他方の面の開口部の縁部に面取りを施すようになっている。
【0024】
本発明の第六の態様のガラス板の孔開け装置によれば、面取り手段が、一方の面取りドリルによりガラス板の一方の面の凹所の開口部の縁部に面取りを施し、当該面取りを施した後に、他方の面取りドリルにより当該ガラス板の他方の面の開口部の縁部に面取りを施すようになっているため、面取り作業の相互干渉を回避できて、ガラス板の各凹所の開口部の縁部に面取りを正確に施し得る。
【0025】
本発明の第七の態様のガラス板の孔開け装置では、本発明の第一から第六の態様のいずれか一つのガラス板の孔開け装置において、面取り手段は、一方の面取りドリル及び他方の面取りドリルをガラス板に対して夫々独立して上下動させる面取りドリル上下動手段を具備している。
【0026】
本発明の第八の態様のガラス板の孔開け装置では、本発明の第一から第七の態様のいずれか一つのガラス板の孔開け装置において、面取り手段は、一方の面取りドリル及び他方の面取りドリルをガラス板の面に対して平行に互いに同期的に移動させる面取りドリル移動手段を具備している。
【0027】
本発明においては、面取りは好ましくは糸面取りであるが、これに限定されない。
【0028】
次に本発明の実施の形態を、図に示す好ましい例に基づいて更に詳細に説明する。尚、本発明はこれら例に何等限定されないのである。
【0029】
【発明の実施の形態】
図1から図6において、本例のガラス板の孔開け装置1は、凹所形成部2で、ガラス板3の上面4に図7に示すような凹所5を形成し、且つ、凹所5に連通する凹所6をガラス板3の下面7に形成する凹所形成手段8と、凹所形成部2に隣接する面取り部9で、凹所形成手段8により凹所5及び6が形成されたガラス板3の各凹所5及び6の夫々の開口部の縁部12及び13に面取り、本例では糸面取りを施す面取り手段10と、凹所5及び6を形成すべきガラス板3を凹所形成部2に順次搬送すると共に、凹所形成手段8により凹所5及び6が形成されたガラス板3を面取り部9に順次搬送する搬送手段11と、上述及び後述の動作を制御する数値制御装置(図示せず)とを具備している。
【0030】
凹所形成手段8は、ガラス板3の予め設定された部位P1に凹所5及び6を形成する凹所形成装置20と、ガラス板3の予め設定された部位P2に凹所5及び6を形成する凹所形成装置21と、ガラス板3の予め設定された部位P3に凹所5及び6を形成する凹所形成装置22と、凹所形成ドリル25及び26、凹所形成ドリル25a及び26a並びに凹所形成ドリル25b及び26bをガラス板3の上面4及び下面7に対して夫々互いに独立して平行に、すなわちX方向及びX方向に直交するY方向に移動させる凹所形成ドリル移動手段23と、凹所形成ドリル25、26、25a、26a、25b及び26bをガラス板3に対して上下動、すなわちX方向及びY方向に直交するZ方向に移動させる凹所形成ドリル上下動手段24とを具備している。凹所形成装置20、21及び22は、夫々互いにX方向で並んで配されている。
【0031】
凹所形成装置20、21及び22は、夫々同様に形成されている。従って、以下、凹所形成装置20について詳細に説明し、凹所形成装置21及び22については、必要に応じて図面に符号a及びbを夫々付して、これらの詳細な説明を省略する。
【0032】
凹所形成装置20は、ガラス板3の上面4に凹所5を形成する凹所形成ドリル25と、凹所5に連通する凹所6をガラス板3の下面7に形成する凹所形成ドリル26と、凹所形成ドリル25及び26を夫々回転させる電動モータ27及び28とを具備している。凹所形成ドリル25及び26は、Z方向で互いに対向して配されている。電動モータ27及び28は、その出力回転軸の一端で凹所形成ドリル25及び26に夫々連結されている。
【0033】
凹所形成ドリル移動手段23は、凹所形成ドリル25及び26をガラス板3の上面4及び下面7に対してX方向及びY方向に移動させる凹所形成ドリル移動装置31と、凹所形成ドリル25a及び26aをガラス板3に対してX方向及びY方向に移動させる凹所形成ドリル移動装置32と、凹所形成ドリル25b及び26bをガラス板3に対してX方向及びY方向に移動させる凹所形成ドリル移動装置33とを具備している。
【0034】
凹所形成ドリル移動装置31、32及び33は、夫々同様に形成されている。従って、以下、凹所形成ドリル移動装置31について詳細に説明し、凹所形成ドリル移動装置32及び33については、必要に応じて図面に符号a及びbを夫々付して、これらの詳細な説明を省略する。
【0035】
凹所形成ドリル移動装置31は、凹所形成ドリル25及び26をガラス板3に対してX方向に移動させるX方向移動装置35と、凹所形成ドリル25及び26をガラス板3に対してY方向に移動させるY方向移動装置36とを具備している。
【0036】
X方向移動装置35は、X方向に伸びたフレーム45に取り付けられた電動モータ46と、互いに平行にX方向に伸びてフレーム45の下面47に設けられた一対の案内レール48と、案内レール48にX方向に移動自在に嵌合した可動フレーム49と、可動フレーム49の上面50に固着されたナット51と、ナット51に螺合され且つフレーム45に回転自在に支持されて電動モータ46の出力回転軸にプーリ52、ベルト53及びプーリ54を介して連結されるX方向に伸びたねじ軸55とを具備しており、電動モータ46の作動によりプーリ52、ベルト53及びプーリ54を介してねじ軸55を回転させ、この回転によりねじ軸55に螺合したナット51及びナット51が固着された可動フレーム49をX方向に移動させ、而して、可動フレーム49に装着された可動台79及び89並びに電動モータ27及び28を介して凹所形成ドリル25及び26をガラス板3に対して相対的にX方向に移動させるようになっている。
【0037】
Y方向移動装置36は、基台61に取り付けられた電動モータ62と、基台61に回転自在に支持されていると共に電動モータ62の出力回転軸の一端に連結されているY方向に伸びたねじ軸63と、ねじ軸63に螺合したナット64と、基台61に固定されていると共にねじ軸63を間にして配されたY方向に伸びた一対の案内レール65と、ナット64を固着し且つ案内レール65にY方向に移動自在に嵌合した可動台66と、可動台66に固定されていると共にガラス板3を保持する保持台68とを具備しており、電動モータ62の作動によりねじ軸63を回転させ、この回転によりねじ軸63に螺合したナット64、ナット64が固着された可動台66及び可動台66に固定された保持台68をY方向に移動させ、而して、保持台68に保持されたガラス板3を凹所形成ドリル25及び26に対して相対的にY方向に移動させるようになっている。
【0038】
保持台68は、可動台66に取り付けられた保持台本体69と、保持台本体69の上面に固着された吸着パッド70と、吸着パッド70に設けられた吸引口(図示せず)と、吸引口に連通した真空吸引装置(図示せず)とを具備しており、この真空吸引装置の作動により、真空吸引装置に連通した吸引口で、吸着パッド70上に直接に載置されたガラス板3の下面7を真空吸引することでガラス板3を吸着して保持するようになっている。
【0039】
凹所形成ドリル上下動手段24は、凹所形成ドリル25、25a及び25bを同期的に上昇及び下降させる凹所形成ドリル上下動装置71と、凹所形成ドリル上下動装置71にZ方向で対向して配されていると共に、凹所形成ドリル26、26a及び26bを同期的に上昇及び下降させる凹所形成ドリル上下動装置72とを具備している。
【0040】
凹所形成ドリル上下動装置71は、フレーム45に取り付けられた電動モータ75と、フレーム45に回転自在に支持されていると共に電動モータ75の出力回転軸の一端に連結されているX方向に伸びたスプライン軸76と、可動フレーム49に回転自在に支持されたZ方向に伸びたねじ軸77と、可動フレーム49aに回転自在に支持されたZ方向に伸びたねじ軸77aと、可動フレーム49bに回転自在に支持されたZ方向に伸びたねじ軸77bと、スプライン軸76に対してX方向に移動自在となるように且つスプライン軸76の回転をねじ軸77、77a及び77bに夫々伝達するように、スプライン軸76にねじ軸77、77a及び77bを夫々連結させる伝達機構78、78a及び78bと、可動フレーム49、49a及び49bに夫々固定されているZ方向に伸びた一対の案内レールと、ねじ軸77、77a及び77bに夫々螺合したナット(図示せず)と、ナットが夫々固着され且つ一対の案内レールに夫々嵌合していると共に電動モータ27、27a及び27bが夫々装着されているZ方向に移動自在な可動台79、79a及び79bとを具備しており、電動モータ75の作動によるその出力回転軸の回転がスプライン軸76を回転させ、この回転が伝達機構78、78a及び78bを介してねじ軸77、77a及び77bを回転させて、当該回転がナット、可動第79、79a及び79bを介して凹所形成ドリル25、25a及び25bを同期的に上昇及び下降させるようになっている。
【0041】
凹所形成ドリル上下動装置72は、基台61に取り付けられた電動モータ85と、基台61に回転自在に支持されていると共に電動モータ85の出力回転軸の一端に連結されているX方向に伸びたスプライン軸86と、可動フレーム49に回転自在に支持されたZ方向に伸びたねじ軸87と、可動フレーム49aに回転自在に支持されたZ方向に伸びたねじ軸87aと、可動フレーム49bに回転自在に支持されたZ方向に伸びたねじ軸87bと、スプライン軸86に対してX方向に移動自在となるように且つスプライン軸86の回転をねじ軸87、87a及び87bに伝達するように、スプライン軸86にねじ軸87、87a及び87bを夫々連結させる伝達機構88、88a及び88bと、可動フレーム49、49a及び49bに夫々固定されているZ方向に伸びた一対の案内レールと、ねじ軸87、87a及び87bに夫々螺合したナット(図示せず)と、ナットが夫々固着され且つ一対の案内レールに夫々嵌合していると共に電動モータ28、28a及び28bが夫々取り付けられているZ方向に移動自在な可動台89、89a及び89bとを具備しており、電動モータ85の作動によるその出力回転軸の回転がスプライン軸86を回転させ、この回転が伝達機構88、88a及び88bを介してねじ軸87、87a及び87bを回転させ、当該回転がナット、可動台89、89a及び89bを介して凹所形成ドリル26、26a及び26bを同期的に上昇及び下降させるようになっている。
【0042】
面取り手段10は、ガラス板3の上面4の凹所5の開口部の縁部12に面取りを施す面取りドリル95と、面取りドリル95にZ方向で対向して配されており、ガラス板3の下面7の凹所6の開口部の縁部13に面取りを施す面取りドリル96と、面取りドリル95及び96を夫々回転させる電動モータ97及び98と、面取りドリル95及び96をガラス板3の上面4及び下面7に対して同期的に平行に、すなわちX方向及びY方向に移動させる面取りドリル移動手段99と、面取りドリル95及び96をガラス板3に対して夫々独立して上下動させる面取りドリル上下動手段100とを具備している。電動モータ97及び98は、その出力回転軸の一端で面取りドリル95及び96に夫々連結されている。
【0043】
面取りドリル移動手段99は、面取りドリル95及び96をガラス板3に対してX方向に移動させるX方向移動装置101と、面取りドリル95及び96をガラス板3に対してY方向に移動させるY方向移動装置102とを具備している。
【0044】
X方向移動装置101は、一対の案内レール48を凹所形成手段8と共有しており、フレーム45に取り付けられた電動モータ106と、案内レール48にX方向に移動自在に嵌合した可動フレーム109と、可動フレーム109の上面110に固着したナット111と、ナット111に螺合され且つフレーム45に回転自在に支持されて電動モータ106の出力回転軸にプーリ112、ベルト113及びプーリ114を介して連結されるねじ軸115とを具備しており、電動モータ106の作動によりプーリ112、ベルト113及びプーリ114を介してねじ軸115を回転させ、この回転により、ねじ軸115に螺合したナット111、ナット111が固着された可動フレーム109をX方向に移動させ、而して、可動フレーム109に装着された可動台139及び149並びに電動モータ97及び98を介して面取りドリル95及び96をガラス板3に対して同期的にX方向に移動させるようになっている。
【0045】
Y方向移動装置102は、基台61に取り付けられた電動モータ122と、基台61に回転自在に支持されていると共に電動モータ122の出力回転軸の一端に連結されているY方向に伸びたねじ軸123と、ねじ軸123に螺合したナット124と、基台61に固定されていると共にねじ軸123を間にして配されたY方向に伸びた一対の案内レール125と、ナット124が固着され且つ案内レール125にY方向に移動自在に嵌合した可動台126と、可動台126に固定されていると共にガラス板3を保持する保持台128とを具備しており、電動モータ122の作動によりねじ軸123を回転させ、この回転によりねじ軸に螺合したナット124、ナット124が固着された可動台126及び可動台126に固着された保持台128をY方向に移動させ、而して、保持台128に保持されたガラス板3を面取りドリル95及び96に対して同期的にY方向に移動させるようになっている。
【0046】
保持台128は、可動台126に取り付けられた保持台本体129と、保持台本体129の上面に固着された吸着パッド130と、吸着パッド130に設けられた吸引口(図示せず)と、吸引口に連通した真空吸引装置(図示せず)とを具備しており、この真空吸引装置の作動により、真空吸引装置に連通した吸引口で、吸着パッド130上に直接に載置されたガラス板3の下面7を真空吸引して、ガラス板3を吸着して保持するようになっている。
【0047】
面取りドリル上下動手段100は、面取りドリル95を上昇及び下降させる面取りドリル上下動装置131と、面取りドリル上下動装置131にZ方向で対向して配されていると共に、面取りドリル96を上昇及び下降させる面取りドリル上下動装置132とを具備している。
【0048】
面取りドリル上下動装置131は、可動フレーム109に取り付けられた電動モータ135と、可動フレーム109に回転自在に支持されていると共に電動モータ135の出力回転軸の一端に連結されているZ方向に伸びたねじ軸137と、可動フレーム109に固定されているZ方向に伸びた一対の案内レールと、ねじ軸137に螺合したナット(図示せず)と、このナットが固着され且つ当該一対の案内レールに嵌合していると共に電動モータ97が取り付けられているZ方向に移動自在な可動台139とを具備しており、電動モータ135の作動によるその出力回転軸の回転がねじ軸137を回転させて、ねじ軸137に螺合したナット及びこのナットが固着された可動台139等を介して面取りドリル95をZ方向で上昇及び下降させるようになっている。
【0049】
面取りドリル上下動装置132は、可動フレーム109に取り付けられた電動モータ145と、可動フレーム109に回転自在に支持されていると共に電動モータ145の出力回転軸の一端に連結されているZ方向に伸びたねじ軸147と、可動フレーム109に固定されているZ方向に伸びた一対の案内レールと、ねじ軸147に螺合したナット(図示せず)と、このナットが固着され且つ当該一対の案内レールに嵌合していると共に電動モータ98が取り付けられているZ方向に移動自在な可動台149とを具備しており、電動モータ145の作動によるその出力回転軸の回転がねじ軸147を回転させて、ねじ軸147に螺合したナット及びこのナットが固着された可動台149等を介して面取りドリル96をZ方向で上昇及び下降させるようになっている。
【0050】
以上の面取り手段10は、本例では、保持台128に吸着保持されたガラス板3の部位P1における縁部12及び13に面取りドリル95及び96による面取りを同期的に施し、部位P2における縁部12及び13に面取りドリル95及び96による面取りを同期的に施し、且つ、部位P3における縁部12及び13に面取りドリル95及び96による面取りを同期的に施すようになっている。
【0051】
尚、面取り手段10は、面取りドリル95により縁部12に面取りを施し、その後、面取りドリル96により縁部13に面取りを施すようになっていてもよく、また、面取りドリル96により縁部13に面取りを施し、その後、面取りドリル95により縁部12に面取りを施すようになっていてもよい。
【0052】
凹所形成ドリル25、26、25a、26a、25b及び26b並びに面取りドリル95及び96の夫々には、ダイヤモンド砥粒を埋設してなる中空体又は中実体のコアードリル等を用いるのが好ましい。
【0053】
搬送手段11は、孔開けすべきガラス板3が載置される載置台159と、孔開けされたガラス板3が載置される載置台160と、載置台159並びに保持台68、68a、68b及び128上のガラス板3を夫々持上げる持上げ装置161、162、163、164及び165と、持上げ装置161、162、163、164及び165の夫々により持上げられているガラス板3をX方向に移動させるガラス板移動手段166とを具備している。持上げ装置161、162、163、164及び165は、夫々等しい間隔をもってX方向に並んで配されている。
【0054】
載置台159は、ガラス板の孔開け装置1のガラス板3の搬入端側に配されており、載置台160は、ガラス板の孔開け装置1のガラス板3の搬出端側に配されており、載置台159及び160並びに保持台68、68a、68b及び128は、X方向で夫々互いに等しい間隔をもって配されている。
【0055】
持上げ装置161、162、163、164及び165は、ガラス板3を吸着する吸盤ヘッド171と、吸盤ヘッド171を上昇又は下降させるシリンダ装置172とを夫々具備しており、吸盤ヘッド171によりガラス板3を吸着し、吸着したガラス板3をシリンダ装置172により上昇させることによって、ガラス板3を持上げるようになっている。
【0056】
吸盤ヘッド171の夫々は、ガラス板3を真空吸引する真空吸引装置(図示せず)と、この真空吸引装置に連通した吸引口と、この吸引口が設けられた吸着パッド173とを具備しており、真空吸引装置の作動により吸引口でガラス板3の上面4を真空吸引することによってガラス板3を吸着するようになっている。
【0057】
シリンダ装置172の夫々は、シリンダ及びピストンロッドから構成されており、ピストンロッドの先端には、吸盤ヘッド171が取り付けられており、シリンダ内にかかる空気圧又は油圧等の液体圧によってピストンロッドが伸縮して吸盤ヘッド171を上昇又は下降させるようになっている。
【0058】
ガラス板移動手段166は、フレーム45に並設されているX方向に伸びたフレーム175と、フレーム175に取り付けられた電動モータ176と、フレーム175に取り付けられているX方向に伸びた一対の案内レール177と、案内レール177にX方向に移動自在に嵌合した可動台178と、可動台178に固着されたナット179と、ナット179に螺合され且つフレーム175に回転自在に支持されて電動モータ176の出力回転軸にプーリ180、ベルト181及びプーリ182を介して連結されるX方向に伸びたねじ軸183と、一端で可動台178に固着され且つ他端で持上げ装置161、162、163、164及び165の夫々のシリンダに固着されたブラケット184とを具備しており、電動モータ176の作動によるその出力回転軸の回転がプーリ180、ベルト181及びプーリ182を介してねじ軸183に伝達されて、ねじ軸183が回転することにより、ねじ軸183に螺合したナット179、ナット179が固着された可動台178、可動台178に固着されたブラケット184及びブラケット184に固着された持上げ装置161、162、163、164及び165がX方向に同時に移動するようになっている。
【0059】
以上の搬送手段11は、持上げ装置161のシリンダ装置172により吸盤ヘッド171を下降させて吸着パッド173を載置台159上のガラス板3の上面4に当接させ、当接したガラス板3の上面4を吸盤ヘッド171の真空吸引装置の作動により吸引口で真空吸引して当該ガラス板3を吸着し、吸着したガラス板3をシリンダ装置172により上昇させ、上昇させたガラス板3をガラス板移動手段166により持上げ装置161を介してX方向に移動させて保持台68上に配し、保持台68上に配したガラス板3をシリンダ装置172により下降させて保持台68上に載置し、その後、吸盤ヘッド171によるガラス板3の吸着を解除することによって、ガラス板3を載置台159から保持台68まで搬送するようになっている。搬送手段11は、上記のようにしてガラス板3を搬送した後、他のガラス板3を載置台159から保持台68に搬送すべく、シリンダ装置172により吸盤ヘッド171を上昇させ、ガラス板移動手段166により持上げ装置161をX方向に移動させて載置台159上に配するようになっている。尚、搬送手段11は、斯かる搬送動作を繰り返し行うことで複数のガラス板3を載置台159から保持台68まで順次搬送するようになっている。
【0060】
搬送手段11は、ガラス板3を載置台159から保持台68まで搬送するのと伴せて、持上げ装置162、163、164及び165の夫々をも持上げ装置161と同様に作動させて、保持台68上のガラス板3を保持台68a上に、保持台68a上のガラス板3を保持台68b上に、保持台68b上のガラス板3を保持台128上に、及び保持台128上のガラス板3を載置台160上に、夫々順次搬送するようになっている。
【0061】
数値制御装置は、電動モータ46、46a、46b、62、62a、62b、75、85、106、122、135、145及び176と、上記真空吸引装置と、各シリンダ装置172とを予め記憶されたプログラムによる数値制御命令によって制御するようになっている。斯かる数値制御装置は、例えば、マイクロコンピュータ等を用いて具現化される。
【0062】
本例のガラス板の孔開け装置1によりガラス板3に孔開けを行う場合、まず、持上げ装置161により載置台159に載置されている凹所5及び6を形成すべきガラス板3を持上げ、持上げたガラス板3をガラス板移動手段166によりX方向に移動させて保持台68上に配し、保持台68上に配したガラス板3を持上げ装置161により下降させて保持台68上に載置する。次に、保持台68によりガラス板3を吸着保持し、X方向移動装置35及びY方向移動装置36により凹所形成ドリル25及び26をガラス板3に対してX方向及びY方向に移動させて、凹所形成ドリル25及び26をガラス板3の部位P1の上方及び下方に夫々配する。凹所形成ドリル25及び26を部位P1の上方及び下方に夫々配した後、電動モータ27の作動により凹所形成ドリル25を回転させ、凹所形成ドリル上下動装置71により凹所形成ドリル25を下降させて、ガラス板3の上面4における部位P1に、ガラス板3の下面7にひび割れ又は欠け等が生じない程度の深さで凹所5を形成し、部位P1に凹所5を形成した後、凹所形成ドリル上下動装置71により凹所形成ドリル25を上昇させる。その後、電動モータ28の作動により凹所形成ドリル26を回転させ、凹所形成ドリル上下動装置72により凹所形成ドリル26を上昇させて、ガラス板3の下面7における部位P1に、部位P1の凹所5に連通する凹所6を形成し、部位P1に凹所6を形成した後、凹所形成ドリル上下動装置72により凹所形成ドリル26を上昇させる。凹所形成ドリル25及び26によりガラス板3の部位P1に凹所5及び6を形成した後、保持台68によるガラス板3の吸着保持を解除する。
【0063】
ガラス板3の部位P1に凹所5及び6を形成した後、持上げ装置162により部位P3に凹所5及び6が形成された保持台68上のガラス板3を持上げ、持上げたガラス板3をガラス板移動手段166によりX方向に移動させて保持台68a上に配し、保持台68a上に配したガラス板3を持上げ装置162により下降させて保持台68a上に載置する。次に、保持台68aによりガラス板3を吸着保持し、X方向移動装置35a及びY方向移動装置36aにより凹所形成ドリル25a及び26aをガラス板3に対してX方向及びY方向に移動させて、凹所形成ドリル25a及び26aをガラス板3の部位P2の上方及び下方に夫々配する。凹所形成ドリル25a及び26aを部位P2の上方及び下方に夫々配した後、電動モータ27aの作動により凹所形成ドリル25aを回転させ、凹所形成ドリル上下動装置71により凹所形成ドリル25aを下降させて、ガラス板3の上面4における部位P2に、ガラス板3の下面7にひび割れ又は欠け等が生じない程度の深さで凹所5を形成し、部位P2に凹所5を形成した後、凹所形成ドリル上下動装置71により凹所形成ドリル25aを上昇させる。その後、電動モータ28aの作動により凹所形成ドリル26aを回転させ、凹所形成ドリル上下動装置72により凹所形成ドリル26aを上昇させて、ガラス板3の下面7における部位P2に、部位P2の凹所5に連通する凹所6を形成し、部位P2に凹所6を形成した後、凹所形成ドリル上下動装置72により凹所形成ドリル26aを上昇させる。凹所形成ドリル25a及び26aによりガラス板3の部位P2に凹所5及び6を形成した後、保持台68aによるガラス板3の吸着保持を解除する。
【0064】
ガラス板3の部位P2に凹所5及び6を形成した後、持上げ装置163により部位P2に凹所5及び6が形成された保持台68a上のガラス板3を持上げ、持上げたガラス板3をガラス板移動手段166によりX方向に移動させて保持台68b上に配し、保持台68b上に配したガラス板3を持上げ装置163により下降させて保持台68b上に載置する。次に、保持台68bによりガラス板3を吸着保持し、X方向移動装置35b及びY方向移動装置36bにより凹所形成ドリル25b及び26bをガラス板3に対してX方向及びY方向に移動させて、凹所形成ドリル25b及び26bをガラス板3の部位P3の上方及び下方に夫々配する。凹所形成ドリル25b及び26bを部位P3の上方及び下方に夫々配した後、電動モータ27bの作動により凹所形成ドリル25bを回転させ、凹所形成ドリル上下動装置71により凹所形成ドリル25bを下降させて、ガラス板3の上面4における部位P3に、ガラス板3の下面7にひび割れ又は欠け等が生じない程度の深さで凹所5を形成し、部位P3に凹所5を形成した後、凹所形成ドリル上下動装置71により凹所形成ドリル25bを上昇させる。その後、電動モータ28bの作動により凹所形成ドリル26bを回転させ、凹所形成ドリル上下動装置72により凹所形成ドリル26bを上昇させて、ガラス板3の下面7における部位P3に、部位P3の凹所5に連通する凹所6を形成し、部位P3に凹所6を形成した後、凹所形成ドリル上下動装置72により凹所形成ドリル26bを上昇させる。凹所形成ドリル25b及び26bによりガラス板3の部位P3に凹所5及び6を形成した後、保持台68bによるガラス板3の吸着保持を解除する。尚、凹所形成ドリル25、25a及び25bは、これらが凹所形成ドリル上下動装置71によって夫々互いに同期的に上昇及び下降されるため、保持台68、68a及び68bに夫々吸着保持された各ガラス板3に形成すべき各凹所5を同期的に形成し、また、凹所形成ドリル26、26a及び26bは、これらが凹所形成ドリル上下動装置72によって夫々互いに同期的に上昇及び下降されるため、保持台68、68a及び68bに夫々吸着保持された各ガラス板3に形成すべき各凹所6を同期的に形成する。
【0065】
ガラス板3の部位P1、P2及びP3の夫々に凹所5及び6を形成した後、持上げ装置164により形成すべき各凹所5及び6が形成された保持台68b上のガラス板3を持上げ、持上げたガラス板3をガラス板移動手段166によりX方向に移動させて保持台128上に配し、保持台128上に配したガラス板3を持上げ装置164により下降させて保持台128上に載置する。次に、保持台128によりガラス板3を吸着保持し、X方向移動装置101及びY方向移動装置102により面取りドリル95及び96をガラス板3に対してX方向及びY方向に移動させて、面取りドリル95及び96をガラス板3の部位P1の上方及び下方に夫々配する。面取りドリル95及び96を部位P1の上方及び下方に夫々配した後、電動モータ97及び98の作動により面取りドリル95及び96を夫々回転させ、面取りドリル上下動装置131及び132の同期的な作動により面取りドリル95を下降させ、且つ、当該下降と同期して面取りドリル96を上昇させて、ガラス板3の部位P1における凹所5及び6の開口部の縁部12及び13に面取りを同期的に施し、その後、面取りドリル上下動装置131及び132により、面取りドリル95及び96がガラス板3の上面4及び下面7に接触しないように、面取りドリル95を上昇させ、且つ、面取りドリル96を下降させる。
【0066】
ガラス板3の部位P1の凹所5及び6に面取りを施した後、X方向移動装置101及びY方向移動装置102により面取りドリル95及び96を移動させてガラス板の部位P2の上方及び下方に夫々配し、面取りドリル上下動装置131及び132により面取りドリル95及び96を同期的に下降及び上昇させて、ガラス板3の部位P2における凹所5及び6の開口部の縁部12及び13に面取りを同期的に施し、その後、面取りドリル上下動装置131及び132により、面取りドリル95及び96がガラス板3の上面4及び下面7に接触しないように、面取りドリル95を上昇させ、且つ、面取りドリル96を下降させる。
【0067】
ガラス板3の部位P2の凹所5及び6に面取りを施した後、X方向移動装置101及びY方向移動装置102により面取りドリル95及び96を移動させてガラス板の部位P1の上方及び下方に夫々配し、面取りドリル上下動装置131及び132により面取りドリル95及び96を同期的に下降及び上昇させて、ガラス板3の部位P3における凹所5及び6の開口部の縁部12及び13に面取りを同期的に施し、その後、面取りドリル上下動装置131及び132により面取りドリル95を上昇させ、且つ、面取りドリル96を下降させる。ガラス板3の部位P1、P2及びP3の各縁部12及び13に面取りを施した後、保持台128によるガラス板3の吸着保持を解除する。
【0068】
ガラス板3の部位P1、P2及びP3に夫々凹所5及び6を形成し且つ各凹所5及び6の各縁部12及び13に面取りを施した後、持上げ装置165により保持台128上の孔開けされたガラス板3を持上げ、持上げたガラス板3をガラス板移動手段166によりX方向に移動させて載置台160上に配し、載置台160上に配したガラス板3を持上げ装置161により下降させて載置台160上に載置する。
【0069】
以上のガラス板の孔開け装置1は、搬送手段11によりガラス板3を順次搬送し、順次搬送された保持台68、68a及び68b上の各ガラス板3に、凹所形成装置20、21及び22の夫々による凹所5及び6の形成を行い、当該凹所5及び6の形成と併行して、凹所形成手段8により部位P1、P2及びP3に凹所5及び6が夫々形成された保持台128上のガラス板3に、面取り手段10による各縁部12及び13の面取りを施すことによって、多数のガラス板3に孔開けを順次行うようになっている。また、ガラス板の孔開け装置1は、数値制御装置により凹所形成手段8による凹所形成の動作と面取り手段10による面取りの動作とを夫々互いに独立して制御するため、当該各動作を当該数値制御装置により簡略なプログラムによって制御することができる。
【0070】
尚、本例のガラス板の孔開け装置1は、凹所形成手段8に代えて、ガラス板3の孔開けすべき部位の数に応じて設けられた一又は複数の凹所形成装置を有し且つ当該凹所形成装置の各対の凹所形成ドリルをX及びY方向に移動並びにZ方向に上下動させるようになっている凹所形成手段を具備していてもよく、また、面取り手段10に代えて、ガラス板3の孔開けすべき部位の数に応じて設けられた複数対の面取りドリルを有し且つ当該各対の面取りドリルをX及びY方向に移動並びにZ方向に上下動させるようになっている面取り手段を具備していてもよい。
【0071】
【発明の効果】
本発明によれば、数値制御装置のプログラムを複雑にすることなく、ガラス板の孔開けに費やす時間を短縮することができ、而して、孔開きガラス板の生産量を向上させることのできるガラス板の孔開け方法及びその装置を提供し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の例の正面説明図である。
【図2】図1に示す例のII−II線断面説明図である。
【図3】図1に示す例のIII−III線断面説明図である。
【図4】図2に示す例のIV−IV線断面説明図である。
【図5】図2に示す例のV−V線断面説明図である。
【図6】図2に示す例のVI−VI線断面説明図である。
【図7】図1に示す例により孔開けされたガラス板の断面説明図である。
【符号の説明】
1 ガラス板の孔開け装置
2 凹所形成部
3 ガラス板
4 上面
5、6 凹所
7 下面
8 凹所形成手段
9 面取り部
10 面取り手段
11 搬送手段
12、13 縁部
Claims (4)
- 凹所形成部で、ガラス板の一方の面に凹所を形成し、この凹所に連通する凹所を当該ガラス板の他方の面に形成する凹所形成手段と、面取り部で、凹所形成手段により一方の面及び他方の面に形成されたガラス板の各凹所の開口部の縁部に面取りを施す面取り手段と、凹所を形成すべきガラス板を凹所形成部に搬送すると共に、凹所形成手段により凹所が形成されたガラス板を面取り部に搬送する搬送手段とを具備しており、面取り手段は、凹所形成手段によるガラス板に対する凹所の形成と併行して、ガラス板の凹所の開口部の縁部に面取りを施すようになっており、凹所形成手段は、ガラス板の一方の面及び他方の面に夫々互いに連通する一対の凹所を形成する複数の一対の凹所形成ドリルと、複数の一対の凹所形成ドリルをガラス板の面に対して平行に夫々互いに独立して移動させる凹所形成ドリル移動手段と、複数の一対の凹所形成ドリルをガラス板に対して上下動させる凹所形成ドリル上下動手段とを具備しており、凹所形成ドリル上下動手段は、ガラス板の一方の面に凹所を形成する各凹所形成ドリルを互いに同期的に上昇及び下降させ、且つ、ガラス板の他方の面に凹所を形成する各凹所形成ドリルを互いに同期的に上昇及び下降させるようになっており、複数の一対の凹所形成ドリルは、凹所形成ドリル上下動手段によって上昇及び下降されながら、ガラス板の予め設定された異なる部位に対する各対の凹所形成を併行して行うようになっており、面取り手段は、ガラス板の一方の面の凹所の開口部の縁部に面取りを施す一方の面取りドリルと、一方の面取りドリルに対向して配されており、ガラス板の他方の面の凹所の開口部の縁部に面取りを施す他方の面取りドリルと、一方の面取りドリル及び他方の面取りドリルをガラス板の面に対して平行に互いに同期的に移動させる面取りドリル移動手段と、一方の面取りドリル及び他方の面取りドリルをガラス板に対して夫々独立して上下動させる面取りドリル上下動手段とを具備しており、面取りドリル移動手段は、凹所形成ドリル移動手段による複数の一対の凹所形成ドリルの移動に対して独立して一対の面取りドリルを移動させるようになっており、面取りドリル上下動手段は、凹所形成ドリル上下動手段による複数の一対の凹所形成ドリルの上昇及び下降に対して独立して一対の面取りドリルを上昇及び下降させるようになっているガラス板の孔開け装置。
- 面取り手段は、一方の面取りドリルによりガラス板の一方の面の凹所の開口部の縁部に面取りを施すのと同期して、他方の面取りドリルにより当該ガラス板の他方の面の凹所の開口部の縁部に面取りを施すようになっている請求項1に記載のガラス板の孔開け装置。
- 面取り手段は、一方の面取りドリルによりガラス板の一方の面の凹所の開口部の縁部に面取りを施し、当該面取りを施した後に、他方の面取りドリルにより当該ガラス板の他方の面の開口部の縁部に面取りを施すようになっている請求項1に記載のガラス板の孔開け装置。
- 面取り手段は、開口部の縁部に糸面取りを施すようになっている請求項1から3のいずれか一項に記載のガラス板の孔開け装置。
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