JP4077943B2 - 箱型容器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、種々の物品を収納し、運搬、保管するための長側壁に切り欠き凹部が形成された箱型容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図2及び図3を用いて、一例としての従来の箱型容器について説明する。
【0003】
平面形状が長方形状の箱型容器Cは、相対する長側壁1と相対する短側壁2と底部3とから構成されており、長側壁1には、長側壁1のほぼ全幅に亘たって、切り欠き凹部1aが形成されており、長側壁1の高さは、短側壁2の高さの略半分に形成されている。底部3には、その周縁に沿って底部3を囲むように、垂直枠3aが形成されている。また、短側壁2の外壁面の下端からは、水平方向に延びる水平部2aが形成されており、該水平部2aの先端からは、下方に垂直に、底部3の垂直枠3aの下端と同じ位置まで延びる垂直部2bが形成されている。そして、上記水平部2aと垂直部2bと底部3の垂直枠3aとにより、短側壁2に沿って、下方が開口した嵌合凹部4が形成されている。
【0004】
短側壁2の上端から少し下がった短側壁2の外壁面には、水平方向に延びる上部水平リブ2cが形成されており、短側壁2の上部水平リブ2cより上の部分の高さhは、嵌合凹部4の深さdと同じか、若干、小さくなるように構成されている。なお、5及び6は、上部水平リブ2cと短側壁2の外壁面の下端から水平方向に延びる水平部2aとの間の短側壁2の外壁面に形成された適当数の中間水平リブ及び垂直リブである。なお、長側壁1の外壁面にも、適宜、水平リブ1bや垂直リブ1cが、適宜、形成されている。
【0005】
上述した箱型容器Cは、図3に示されているように、下の箱型容器Cbの短側壁2の上端部が、上の箱型容器Cuの嵌合凹部4に挿入されるようにして、多数、段積みされるように構成されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上述した箱型容器Cにおいては、図3に示されているように、下の箱型容器Cbの短側壁2の上端部に、上の箱型容器Cuの嵌合凹部4を挿入する段積み作業の作業性を向上するために、両方の嵌合凹部4の溝幅wを、共に、短側壁2の厚さtより、相当広くしている。通常は、嵌合凹部4の溝幅wは、短側壁2の厚さtの2.5〜5.0倍程度に形成されている。従って、上の箱型容器Cuが、下の箱型容器Cbに対して、大きく水平方向に大きく移動することになり、多数の箱型容器Cを段積みした際には、段積みされた上方の箱型容器Cが傾斜し、崩れるという問題があった。
【0007】
本発明の目的は、上述した従来の箱型容器が有する課題を解決した箱型容器を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上述した目的を達成するために、切り欠き凹部が形成されている相対する長側壁と相対する短側壁と底部とを有するとともに、相対する短側壁の下部に、それぞれ、短側壁の上端部が挿入可能な嵌合凹部を形成し、且つ、何方か一方の嵌合凹部の溝幅を、もう一方の嵌合凹部の溝幅に比べて狭くしたものである。
【0009】
【実施例】
以下に、本発明の実施例について説明するが、本発明の趣旨を越えない限り何ら、本実施例に限定されるものではない。なお、以下に説明する嵌合凹部4の構成以外の構成については、上述した従来の箱型容器Cと同じであるので、その詳細な説明は省略するとともに、同じ符号を使用した。
【0010】
本実施例においては、短側壁2の外壁面の下端から水平方向に延びる水平部2aと、該水平部2aの先端から下方に垂直に、底部3の垂直枠3aの下端と同じ位置まで延びる垂直部2bと、底部3の垂直枠3aとにより構成される、相対する短側壁2の下部に形成された一対の嵌合凹部4の何方か一方の溝幅wを、狭くしたものである。
【0011】
図1においては、左側に位置する嵌合凹部4aの溝幅w’が狭く形成されており、短側壁2の厚さtの1.5〜2.0倍程度に形成されることが好ましい。図1において、左側に位置する嵌合凹部4の溝幅wは、上述した従来の箱型容器Cと同様に、短側壁2の厚さtの2.5〜5.0倍程度に形成されている。
【0012】
図1に示されているように、下の箱型容器Cbの短側壁2の上端部を、上の箱型容器Cuの嵌合凹部4、4aに挿入して段積みした際には、下の箱型容器Cbの右側に位置する短側壁2は、上の箱型容器Cuの右側に位置する溝幅w’の狭い嵌合凹部4aに挿入されるので、下の箱型容器Cbに対して、上の箱型容器Cuの水平方向の移動量が、上述した従来の段積みに比べて、小さいので、多数の箱型容器Cを段積みした際に、段積みされた上方の箱型容器Cの傾斜が少なく、従って、従来の段積みに比べて、より多くの箱型容器Cを、安定した状態に段積みすることができる。
【0013】
また、段積み作業の際にも、先ず最初に、上の箱型容器Cuの左側に位置する溝幅wの広い嵌合凹部4に、下の箱型容器Cbの左側に位置する短側壁2を挿入し、次いで、上の箱型容器Cuの右側に位置する溝幅w’の狭い嵌合凹部4aに、下の箱型容器Cbの右側に位置する短側壁2を挿入するようにすれば、上の箱型容器Cuの右側に位置する溝幅w’の狭い嵌合凹部4aに、下の箱型容器Cbの右側に位置する短側壁2を挿入する際には、既に、上の箱型容器Cuの左側に位置する溝幅wの広い嵌合凹部4に、下の箱型容器Cbの左側に位置する短側壁2が挿入されているために、上の箱型容器Cuの右側に位置する溝幅w’の狭い嵌合凹部4aの位置と、下の箱型容器Cbの右側に位置する短側壁2の位置とが、ほぼ一致しているので、容易に、上の箱型容器Cuの右側に位置する溝幅w’の狭い嵌合凹部4aに、下の箱型容器Cbの右側に位置する短側壁2を挿入することができ、従って、段積み作業の作業性が向上することになる。
【0014】
【発明の効果】
本発明は、以上説明したように構成されているので、以下に記載の効果を奏するものである。
【0015】
箱型容器を段積みした際に、下の箱型容器に対して、上の箱型容器の水平方向の移動量が、従来の箱型容器の段積みに比べて小さいので、段積みされた上方の箱型容器の傾斜が少なく、従って、従来の段積みに比べて、より多くの箱型容器を、安定した状態で段積みすることができる。
【0016】
段積み作業の際に、予め、上の箱型容器の溝幅の広い嵌合凹部に、下の箱型容器の短側壁を挿入しておけば、上の箱型容器の溝幅の狭い嵌合凹部の位置と、下の箱型容器の短側壁の位置とが、ほぼ一致しているので、容易に、上の箱型容器の溝幅の狭い嵌合凹部に、下の箱型容器の短側壁を挿入することができ、従って、段積み作業の作業性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の2つの箱型容器が段積みされた状態の長側壁に沿った垂直断面図である。
【図2】図2は従来の箱型容器の斜視図である。
【図3】図3は従来の2つの箱型容器が段積みされた状態の長側壁に沿った垂直断面図である。
【符号の説明】
C・・・・・・・・・・・・箱型容器
1・・・・・・・・・・・・長側壁
1a・・・・・・・・・・・切り欠き凹部
2・・・・・・・・・・・・短側壁
3・・・・・・・・・・・・底部
4・・・・・・・・・・・・嵌合凹部

Claims (1)

  1. 切り欠き凹部が形成されている相対する長側壁と相対する短側壁と底部とを有するとともに、相対する短側壁の下部に、それぞれ、短側壁の上端部が挿入可能な嵌合凹部を形成し、且つ、何方か一方の嵌合凹部の溝幅を、もう一方の嵌合凹部の溝幅に比べて狭くしたことを特徴とする箱型容器。
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