JP4069684B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、プリンタ、FAX、あるいは複写機等の画像形成装置に関し、特に、画像形成装置の動作状態に応じてLCD表示部への表示内容を変えてユーザに装置の情報を分かりやすく表示する動作表示する構成に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の画像形成装置は、LEDやLCDの表示手段を用い、装置の動作状態を表示している。例えば、ホストコンピュータからのデータを受信または処理中であることをLEDの点灯、消灯、および点滅等の制御によって表示したり、あるいは印字処理中にLEDに「データショリチュウデス(データ処理中です)」等のメッセージを表示することで、ユーザに画像形成装置の動作状態を提供している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、従来の表示方法では、画像形成装置が現在どのような動作状態にあるかの情報をユーザに提供することはできても、処理がどの程度に進み、残りがどのくらいの時間で終了するかまで等を表示することはできない。そのため、ユーザは処理が順調に進行しているのか、または処理の残り時間がどの程度かを判断することができないという問題があった。
【0004】
かかる問題を解決するために、特開平9−1899号公報に開示されているように、処理の進捗状況が分かるように印字データの受信から印字処理の経過情報を表示する構成とし、ユーザに装置の情報を提供する方法が提案されている(以下、第1の方法)。また、特開平5−227393号公報に開示されているように、コピー動作指示時にコピー動作開始までの待ち時間を表示手段に表示することが提案されている(以下、第2の方法)。
【0005】
ところが、従来の第1の方法では、処理の経過情報を表示するために表示出力部を備えなければならず、コストが高くなるという問題があった。また、従来の第2の方法では、表示手段に待ち時間を表示するための領域を確保しなければならず、表示手段が大きくなって、コストが高くなるという問題があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、装置の状態を表示するLCD表示部と、該LCD表示部を制御するLCD表示制御部と、を備えてなる画像形成装置において、前記LCD表示制御部は、装置の動作状態を前記LCD表示部のカーソル表示部分を用いて表示するように制御させたものである。
【0007】
画像形成装置のLCD表示部のサイズとして、例えば16文字×2行の場合1文字あたりの表示サイズは8×5ドット(縦×横)であるが、実際に表示するフォントは7×5ドットで構成し、1×5ドット分はカーソル表示用に確保されているのが一般的である。このカーソル表示部分は、通常では使用されることはなく、ユーザが画像形成装置の設定(例えば、コピー枚数の設定)を変更する時に判りやすいように表示するために使われていることが多い。
【0008】
本発明は、そのカーソル表示部分を用いて装置の動作状態(画像データの処理状況、トナーコンテナ内のトナー残量、あるいは給紙カセットに載置されている用紙の残量)を表示することで、表示しているメッセージに関係なしに装置の動作状態をきめ細かく表示できるようになる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例について図面を用いて説明する。
図1は、本発明の画像形成装置および画像形成装置に接続されるホストコンピュータを示す構成ブロック図であり、図中の構成を用いて画像形成装置の動作を説明する。
【0010】
ホストコンピュータ7からCPU1に送られた印字画像データは、画像処理部5でラスタデータに変換した後、印字処理部分であるエンジン6で印字処理される。CPU1は、画像形成装置の状態についてLCD表示制御部2を介して、例えば印字画像データの送信元、印字画像データの原稿サイズや、あるいはCPU1の動作状態について「データショリチュウデス(データ処理中です)」のようにLCD3に表示して、ユーザに画像形成装置の動作状態を知らせている。また、画像形成装置内の各所に配設されたセンサ4で得られる各部の状況(用紙残量、トナー残量など)をLCD3上に表示(例えば、「ヨウシガアリマセン(用紙がありません)」、「トナーガノコリスクナクナリマシタ」(トナーが残り少なくなりました)」)して、ユーザが必要な処置を講じられるようにしている。
【0011】
本発明は、通常の表示では使用されていないLCD3のカーソル(アンダーバー)表示部分を用いて画像形成装置の動作状態を表示、例えば棒グラフ表示をすることを特徴としたものである。このような表示により、安価なキャラクタタイプのLCD3であっても、カーソル表示部分を使うことで通常の「データショリチュウデス」といった状態表示を損なわずに処理の進捗状況が表示できる。
【0012】
以下、画像形成装置がホストコンピュータ7から印字画像データを受信し、用紙に印字して排出するまでのLCD3の表示例につき、LCD3の表示サイズが16文字×2行の場合について図2を用いて説明する。
図2(a)乃至(g)に示すように、LCD3の上段は「プリント デキマス(プリントできます)」や「データ ショリチュウデス(データ処理中です)」と装置の状態表示を行い、下段はホストコンピュータ7から送信されてきたインタフェースを示す「PAR」(PAR:パラレル、SER:シリアル、OPT:オプション)、指定された印字画像データの用紙サイズを示す「A4」、画像データの解像度(dpi)を示す「600」、印字枚数を示して印字処理の進行に応じてカウント値が変化する「001」の表示が行われている。なお、本実施例では、解像度を数字で表した場合について説明しているが、「FINE」や「FAST」のような表示であってもよい。
【0013】
図2(a)のLCD3の上段のカーソル表示部分31に示すように、画像形成装置が印字画像データ待ち状態であるときは、棒グラフは表示していない。そして、図2(b)乃至(d)に示すように、ホストコンピュータ7から印字画像データが送られてくると、上段のメッセージが「データ ショリチュウデス」に変わるとともに、上段のカーソル表示部分31に印字画像データの処理状況に応じて棒グラフを表示、すなわち図面上左側のカーソル表示部分31から順に黒く表示していく。
【0014】
印字画像データの処理が完了し、エンジン6にて印字動作(用紙搬送動作)が開始されると、図2(e)乃至(g)に示すように、上段のカーソル表示部分31の黒く表示されている棒グラフを、用紙の搬送状況に応じて減じて表示、すなわち図面上左側のカーソル表示部分31から順に黒い表示を消去していく。そして、印字処理が完了した用紙の排出動作が完了すると、図2(a)の状態に戻って上段のカーソル表示部分31の棒グラフは表示されなくなり、またメッセージが「プリント デキマス」になってホストコンピュータ7からの印字画像データ受信待ちの状態に戻る。
【0015】
本実施例のように、動作状態を棒グラフ状に表示することにより、容易に画像形成装置の動作状態を把握することができるようになる。また、本実施例のように、印字画像データの処理状態を棒グラフ状に表示した後、用紙の搬送動作状態を棒グラフ状の表示を減じて表示することにより、1行のカーソル表示部分31で両方が把握できるようにすることができる。
【0016】
また、用紙の搬送動作状態を表示する際、カーソル表示部分31を使用することで用紙が画像形成装置内のどのあたりを搬送しているかを大まかに表すことができる。この際、1番目のカーソル表示部分31の表示が消去された場合は給紙ローラ部分に用紙先端がある、2番目のカーソル表示部分31の表示が消去された場合はレジストローラ部分に用紙先端がある、というように何番目のカーソル表示部分が31消去された場合に画像形成装置内のどの位置に相当するかをあらかじめ決めておけば、画像形成装置内の紙の挙動をきめ細かく表示することができる。
【0017】
また、図2(a)に示すように、LCD3の下段側のカーソル表示部分32に複数の給紙カセットの用紙残量(本実施例では3つの給紙カセットの用紙残量)や画像装置に装着されるトナーコンテナ内のトナー残量などを棒グラフ状で表示するようにしてもよい。このとき、画像形成装置の状態を16個のカーソルで表示しても良いし、いくつかのブロックにカーソルを分割(本実施例では4つに分割)して画像形成装置内の各部位(カセット、トナー)の状況を表示するようにしてもよい。
【0018】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、装置の動作状態をLCD表示部のカーソル表示部分を用いて表示することにより、LCD表示部で表示される通常のメッセージを損なうことなく、装置の動作状態をよりきめ細かく表示する画像形成装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置およびそれに接続されるホストコンピュータを示す構成ブロック図である。
【図2】本発明の画像形成装置のLCD表示部を示す図である。
【符号の説明】
1:CPU
2:LCD表示制御部
3:LCD
4:センサ
5:画像処理部
6:エンジン
7:ホストコンピュータ
31、32:カーソル表示部分
Claims (4)
- 装置の状態を表示するLCD表示部と、該LCD表示部を制御するLCD表示制御部と、を備えてなる画像形成装置において、
前記LCD表示部は、規定した一文字あたりの表示サイズを複数個連ねて配列するとともに、それぞれにカーソルを表示するためのカーソル表示部分を具備して構成し、
前記LCD表示制御部は、前記画像データの処理状況に応じて連なる前記カーソル表示部分を順に点灯することで、前記処理状況を棒グラフ状に表示するように制御することを特徴とする画像形成装置。 - 前記LCD表示制御部は、画像データを受け付けて印字処理を完了するまでの間、前記カーソル表示部分の表示を制御することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
- 前記LCD表示制御部は、前記画像データの処理状況に応じて前記カーソル表示部分を表示した後、用紙の搬送動作状況に応じて前記カーソル表示部分を表示するように制御することを特徴とする請求項1または2記載の画像形成装置。
- 前記LCD表示制御部は、前記画像データの処理状況に応じて前記カーソル表示部分を順に点灯して棒グラフ状に表示した後、前記用紙の搬送動作状況に応じて前記カーソル表示部分を順に消灯することで、前記搬送動作状況を前記棒グラフ状の減じた表示とするように制御することを特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
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JP2002164208A JP4069684B2 (ja) | 2002-06-05 | 2002-06-05 | 画像形成装置 |
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