JP4069648B2 - 半導体装置および表示駆動装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、薄膜トランジスタによる半導体装置およびそれを用いた表示駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
アモルファスシリコンTFT(薄膜トランジスタ:Thin Film Transistor)(以下「a−SiTFT」と言う。)は、例えば、液晶表示パネルの各画素を構成する液晶素子として用いられる。また、液晶表示パネルはゲートドライバおよびソースドライバによって制御され、所望の画像を表示する。具体的には、ゲートドライバは液晶素子を構成するa−SiTFTを順次選択駆動する。そしてソースドライバが同じく液晶素子を構成する液晶容量に対して表示データに応じた電圧を印加することにより、表示動作が行われ、液晶表示パネルに画像が表示される。
【0003】
また、近年、a−SiTFTを用いて種々の回路を構成することが検討されており、例えば表示駆動装置のゲートドライバまたはソースドライバあるいは両者をa−SiTFTによって構成することにより、該表示駆動装置と液晶表示パネルとを一体化して、モジュールサイズの縮小化、コストの低下等を図る技術が開発・研究されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、例えばa−SiTFTは、ゲート端子に0[V]を印加しても完全なオフ状態とならず、ソース・ドレイン電極間にリーク電流が流れる特性を持つ。従って、a−SiTFTを用いて表示駆動装置を構成した場合、リーク電流によって回路の消費電流が増加する問題があった。また、リーク電流によって回路動作が不安定となり、その結果、液晶表示パネルの各液晶画素の制御が不正確となって、表示品位の低下を招く問題があった。
【0005】
本発明の課題は、a−SiTFTによりシフトレジスタ等の回路を構成する場合において、消費電流を抑制するとともに動作を安定させ、表示駆動装置を構成した場合に表示品位を向上させることができる半導体装置および表示駆動装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
以上の課題を解決するため、請求項1記載の発明は、入力信号が印加される第1のトランジスタと該第1のトランジスタと直列に接続されて反転入力信号が印加される第2のトランジスタとからなり、所定の出力信号を出力する第1のインバータ回路と、該第1のインバータ回路の前段に設けられ、前記入力信号が印加される第3のトランジスタと該第3のトランジスタと直列に接続されて所定の電源電圧が印加される第4のトランジスタとからなり、前記反転入力信号を出力して、前記第1のインバータ回路の前記第2のトランジスタに印加する第2のインバータ回路と、を含む半導体装置において、前記第1のトランジスタ、前記第2のトランジスタ、前記第3のトランジスタおよび前記第のトランジスタは薄膜トランジスタからなり、前記第1のインバータ回路における前記第2のトランジスタと前記第2のインバータ回路における前記第4のトランジスタとは単一のゲート電極を有する薄膜トランジスタであり、前記第1のインバータ回路における前記第1のトランジスタと前記第2のインバータ回路における前記第3のトランジスタとは、対向して配置される第1ゲート電極及び第2ゲート電極を備えるダブルゲート構造のトランジスタであり、該第1ゲート電極を信号入力端とし、前記第2ゲート電極に、前記第1のトランジスタ及び前記第3のトランジスタがオフ状態の時のリーク電流を低減する所定の電圧を印加する印加手段を備えることを特徴としている。
【0007】
この請求項1記載の発明によれば、薄膜トランジスタを用いて構成される、入力信号と反転入力信号が印加されて出力信号を出力する第1のインバータ回路と、入力信号が印加されて反転入力信号を出力する第2のインバータ回路と、を含む半導体装置において、入力信号が印加される第1のインバータ回路の第1のトランジスタと第2のインバータ回路の第3のトランジスタのみをダブルゲート構造とし、第2ゲート電極に所定の電圧を印加することによって、第1のトランジスタ及び前記第3のトランジスタがオフ状態の時のリーク電流を抑制して半導体装置の消費電流を削減することができるとともに、回路動作を安定させることができる。
【0010】
また、請求項記載の発明は、請求項1記載の半導体装置において、前記ダブルゲート構造のトランジスタにおいて、前記第2ゲート電極に印加する前記所定の電圧は、前記第1のゲート電極にロウレベルが印加された際に、当該トランジスタのソース、ドレイン間に流れる電流が最小となる電圧であることを特徴としている。
【0011】
この請求項記載の発明によれば、第1、第3のトランジスタにおけるダブルゲート構造のトランジスタのオフ状態でのソース、ドレイン間のリーク電流を最小に抑制することができて、半導体装置の消費電流を一層低減させることができ、また、半導体装置の回路動作を一層安定させることができる。また、請求項記載の発明は、請求項1または2に記載の半導体装置において、前記半導体装置はシフトレジスタ回路であって、前記第1のインバータ回路の前記第1のトランジスタの一側端子がクロック信号入力端子に接続され、該クロック信号に応じて前記入力信号に基づく前記出力信号を出力することを特徴としている。
【0012】
この請求項記載の発明によれば、薄膜トランジスタを用いてシフトレジスタ回路を構成する場合において、シフトレジスタ回路の消費電流を低減するとともに安定した回路動作を得ることができる。
【0013】
更に、請求項記載の発明は、請求項1からの何れかに記載の半導体装置を有して各段が構成された複数段のシフトレジスタを備え、前記クロック信号に応じて各段から出力される前記出力信号を、対応する表示パネルの走査線に印加することにより、該表示パネルを駆動することを特徴としている。
【0014】
この請求項記載の発明によれば、薄膜トランジスタを用いて構成した複数段のシフトレジスタを用いて表示駆動装置を構成した場合に、表示駆動装置の動作を安定にすることができて、表示パネルの表示品位を向上させることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係わる半導体装置について詳細に説明する。なお、図1〜図13に示す実施の形態では、一例として半導体装置によってシフトレジスタ回路を構成し、これにより表示駆動装置を構成して液晶表示装置に適用した場合について説明する。まず、図1は、液晶表示装置の構成を示したブロック図である。液晶表示装置は、液晶表示パネル11、ゲートドライバ12およびソースドライバ13を備える。
【0016】
液晶表示パネル11には、行方向に延伸されたゲート線GL1、GL2、・・・(以下、包括的に「ゲート線GL」と言う。)と列方向に延伸されたデータ線DL1、DL2、・・・(以下、包括的に「データ線DL」と言う。)の交点に液晶表示素子111が設けられている。液晶表示素子111は、TFT112と画素容量113によって構成される。各TFT112のゲート端子はゲート線GLに接続され、ソース端子はデータ線DLに接続される。画素容量113は、TFT112のドレイン端子に接続された画素電極と、この画素電極に対向する対向電極に挟時された液晶からなる。この液晶表示素子111が複数マトリクス状に配列されて液晶表示パネル11が構成される。
【0017】
表示駆動装置であるゲートドライバ12は、シフトレジスタ121を備え、スタート信号Vstが入力され、クロック信号CK1およびCK2の入力信号に応じてスタート信号Vstを順次シフト動作して、走査信号をゲート線GLへ順次出力する。これにより、各ゲート線GLに接続されたTFT112が順次オン状態となる。
【0018】
ソースドライバ13は、図示していないが、入力される表示データを階調電圧に変換し、表示データ信号としてデータ線DLへ出力する。そしてゲートドライバ12から出力された走査信号によってTFT112がオン状態になったとき、表示データ信号がTFT112を介して画素容量113に供給されて画像表示動作が行われる。
【0019】
図2は、ゲートドライバ12を構成するシフトレジスタ121の回路構成図の一例である。シフトレジスタ121は、ゲート線GLの本数をn(nは正の整数)本とすると、シフト回路からなるn個の段RS(1)〜RS(n)によって構成されている。
【0020】
各段RS(k)(kは1〜nの整数)は、入力信号端子IN、出力信号端子OUT、クロック信号端子CKおよびリセット信号端子RSTを有する。段RS(1)の入力信号端子INには、図示していないがコントローラ回路等の外部回路からスタート信号Vstが入力される。段RS(2)〜段RS(n)の入力信号端子INには、前の段RS(k−1)(kは2〜nの整数)の出力信号端子OUTが接続され、出力信号out(k−1)がそれぞれ入力される。
【0021】
出力信号端子OUTは出力信号out(k)をゲート線GLにそれぞれ出力する。
【0022】
クロック信号端子CKには、奇数の段RS(k)にはクロック信号CK1、偶数の段RS(k)にはクロック信号CK2が外部回路から入力される。クロック信号CK1およびCK2は同期パルス信号であり、交互に段RS(k)の駆動レベルとなる。最終段RS(n)以外の段RS(k)のリセット信号端子RSTには、次の段RS(k+1)(kは1〜n−1の整数)の出力信号端子OUTが接続され、出力信号out(k+1)(kは1〜n−1の整数)がそれぞれ入力される。段RS(n)のリセット信号端子RSTには、外部回路から信号が入力される。
【0023】
図3は、シフトレジスタ121の各段RS(k)の具体的な回路構成の一例である。段RS(k)は、クロック信号端子CKに入力されたクロック信号CK1に応じて、入力信号端子INに入力された信号を出力信号端子OUTに出力する機能、および、リセット信号端子RSTに入力された信号によって出力をリセットする機能を有するとともに、出力信号端子OUTをインバータ回路によって構成している。また、図3におけるQ1〜Q6はN型a−SiTFT(以下、包括的には「TFTQ」と言う。)によって構成される。
【0024】
図3において、Q1のドレイン端子Dおよびゲート端子Gは、入力信号端子INに接続される。Q2のドレイン端子Dは、Q1のソース端子Sに接続され、ゲート端子Gはリセット信号端子RSTに接続される。そしてソース端子Sには、電圧Vss(低電位)が印加される。Q3(第3のトランジスタ)のドレイン端子Dおよびゲート端子Gには電圧Vdd(高電位)が印加される。Q4のドレイン端子DはQ3のソース端子Sに接続され、ゲート端子GはQ1のソース端子Sに接続される。そしてソース端子Sには、電圧Vssが印加される。Q5のドレイン端子Dは、クロック信号端子CKに接続され、ゲート端子GはQ1のソース端子Sに接続される。そしてソース端子Sは出力信号端子OUTに接続される。Q6(第2のトランジスタ)のドレイン端子Dは、出力信号端子OUTに接続され、ゲート端子GはQ3のソース端子Sに接続される。そしてソース端子Sには、電圧Vssが印加される。
【0025】
容量Aは、Q1のソース端子SとQ4、Q5のゲート端子Gとの間の配線およびQ1、Q4、Q5の寄生容量によって形成される容量であり、容量BはQ3のソース端子SとQ4のドレイン端子、Q6のゲート端子Gとの間の配線およびQ3、Q4、Q6の寄生容量によって形成される容量である。まずTFTQの構造および特性を説明してから、段RS(k)の回路動作を説明する。
【0026】
図4は、各段RS(k)を構成するTFTQの構造を示す断面図である。TFTQはガラス基板41、ゲート電極42、ゲート絶縁膜43、半導体膜44、チャネル保護膜45、不純物半導体膜46、ソース電極47およびドレイン電極48とを具備し、これらが積層された構造となっている。ガラス基板41上にゲート電極42が形成され、ゲート電極42を覆うようにゲート絶縁膜43が形成される。ゲート絶縁膜43上に半導体膜44が形成され、半導体膜44上にチャネル保護膜45が形成される。そして、チャネル保護膜45の両端から半導体膜44上を覆うように不純物半導体膜46が形成される。一方の不純物半導体膜46の上にはソース電極47が形成され、他方の不純物半導体膜46の上にはドレイン電極48が形成される。
【0027】
図5は、TFTQのVG−ID特性を測定するための回路図である。TFT51は、図4で示したTFTQと同じ構造および特性を持つN型a−SiTFTである。TFT51のゲート端子Gには可変型の電源52(VG)の+極が接続され、電源52の−極は接地される。TFT51のドレイン端子Dには電流計53の一端が接続され、電流計53の他端には電源54の+極が接続される。電源54の−極およびTFT51のソース端子Sは接地される。そして、電源52の供給電圧を負の電圧から徐々に上昇させたときにTFT51に流れるドレイン電流IDを電流計53にて測定する。
【0028】
図6は、図5にて示した回路図を用いて測定したTFT51のVG−ID特性を示した図である。横軸はゲート端子に印加する電圧VG、縦軸はドレイン電流IDの対数を表示している。
【0029】
例えば単結晶シリコンによるN型MOS−FETの場合、周知のように、VGが0[V]以下のとき、ドレイン電流IDは微小となり、実質的には流れない。そして、VGを0[V]より増加していくと、ドレイン電流IDが発生し、その電流値は増加していき、VGがある値以上になるとドレイン電流IDは飽和してほぼ一定の電流となる。
【0030】
これに対し、a−SiTFTであるTFT51は、VGを0[V]より増加していった場合は、同様に、ドレイン電流IDは増加していき、VGがある値以上で飽和してほぼ一定の電流となる特性を有するが、VGが0[V]のときのドレイン電流IDが最小とはならず、VGが0[V]以下の時もドレイン電流IDがある程度流れる。そして、VGが0[V]以下の電圧VG’[V]の時にドレイン電流IDが最小値ID1となり、更にVGが低下するとドレイン電流は逆に増加していく特性を有する。ここで、VG=0[V]の時のドレイン電流IDをID2とする。
【0031】
このように、VGを0[V]としても、TFT51にはドレイン電流ID=ID2が流れるため、TFT51は十分なオフ状態とならない。つまり段RS(k)を構成するTFTQは、ゲート端子Gに0[V]が印加されても十分にオフ状態とならないため、ドレイン端子Dに供給されている信号をソース端子S側へある程度出力してしまう。その結果、シフトレジスタ121の動作が不安定となって、液晶表示パネル11の液晶表示素子111の制御が不正確となり、表示品位の低下を招く原因となっていた。更にTFTのゲート端子Gに0[V]を印加した状態であってもリーク貫通電流としてTFTにドレイン電流ID=ID2が流れるため、シフトレジスタ121の消費電流が増大するという問題もあった。
【0032】
次に、図3に示した各段RS(k)によって構成されたシフトレジスタ121の動作タイミング図を図7に示す。説明では段RS(1)〜段RS(4)を例に挙げて説明し、同時に図3に示した段RS(k)の回路動作について説明する。
【0033】
まず、サイクル1において、奇数の段RS(k)には信号CK1として“Hi”レベル、偶数の段RS(k)には信号CK2として“Low”レベルの信号が入力される。この時、信号Vstは“Low”レベルなのでQ1はオフ状態であり、従ってQ4もオフ状態である。そして出力信号out(k)が全て“Low”レベルであるため、Q2もオフ状態である。
【0034】
Q3はゲート端子Gに電圧Vddが印加されているため、常にオン状態である。Q3がオン状態且つQ4がオフ状態であるため容量Bが充電状態となり、Q6はオン状態である。
【0035】
ここで、Q1がオフ状態であるために容量Aは充電されないから、Q5はオフ状態であることが理想的である。しかし、図6で示した特性のように、TFTQはゲート端子Gに0[V]が印加されても完全なオフ状態とならず、リーク電流が発生する。このため奇数の段RS(k)では、例えば段RS(1)の出力信号である信号out(1)の信号P1aのように、Q5を介して微弱な信号レベルが出力信号out(k)(kは1〜nの奇数)として出力されてしまう。
【0036】
次に、信号Vstが“Hi”レベル、信号CK1が“Low”レベル、信号CK2が“Hi”レベルとなると、Q1がオン状態となり、容量Aが充電される。これにより、Q4およびQ5がオン状態となる。Q4がオン状態となると容量Bが放電され、Q6はオフ状態となる。また、Q2のゲート端子Gには、次段から出力信号out(2)として微弱な信号レベルP1bが入力されるが、Q2をオン状態にするまでに至らず、Q2はオフ状態のままである。Q5はオン状態であるが、信号CK1が“Low”レベルであるため、出力信号outは“Low”レベルとなる。
【0037】
そして、前述したように、Q5のリーク電流のために全ての偶数の段RS(k)において、信号CK2の“Hi”レベルを受けて、例えば信号P1bのような微弱な信号レベルが信号out(k)(kは1〜nの偶数)として出力される。
【0038】
続いてサイクル2において、信号CK1は“Hi”レベルとなり、信号CK2および信号Vstは“Low”レベルとなる。この時、Q1はオフ状態となるが、容量A(1)は充電の状態を保つ。従って、Q5もオン状態であるため、信号CK1の“Hi”レベルがQ5を介して出力信号out1として出力される。同時に、信号CK1の“Hi”レベルを受けて、段RS(1)を除く奇数の段RS(k)から微弱な信号レベルP2aが信号out(k)(kは1〜nの奇数)として出力される。
【0039】
そして、信号out(1)は、次段RS(2)の入力信号端子INに入力される。このため、次段RS(2)において、Q1がオン状態となり、容量Aが充電される。そして、Q4およびQ5はオン状態となる。
【0040】
次に、信号CK1が“Low”レベル、信号CK2が“Hi”レベルとなったとき、容量Aが充電状態であるためQ5はオン状態であり、信号CK2の“Hi”レベルが信号out(2)として出力される。同時に、信号CK2の“Hi”レベルを受けて、段RS(2)を除く偶数の段RS(k)から微弱な信号レベルP2bが信号out(k)(kは1〜nの偶数)として出力される。
【0041】
そして、信号out(2)は次の段RS(3)の入力信号端子INと前の段RS(1)のリセット端子RSTに入力される。即ち、段RS(1)のQ2はオン状態となり、容量Aは放電される。また、段RS(3)のQ1はオン状態となって、容量Aは充電される。これにより、段RS(1)のQ4およびQ5はオフ状態となる。そして、段RS(3)のQ4およびQ5がオン状態となり、サイクル3において信号CK1が“Hi”レベルになると、出力信号out(3)も“Hi”レベルとなる。同時に、段RS(3)を除く奇数の段RS(k)からは、微弱な信号レベルP3aが出力信号out(k)(kは1〜nの奇数)として出力される。
【0042】
以上のように、各段RS(k)は信号Vstとして“Hi”レベルになるパルスが印加された後、信号CK1およびCK2に同期して各段RS(k)から順次パルスを出力する。しかし、各段RS(k)の出力が本来“Lo”レベルとなるべき状態のとき、即ち容量Aが放電状態でQ5のゲート端子Gに0[V]が印加される状態であっても、Q5は完全なオフ状態とならないため、信号CK1およびCK2に同期して、例えば信号P1aおよび信号P1bのような微弱なレベルの信号が出力されてしまう。
【0043】
また、各段RS(k)の出力信号out(k)は、液晶表示パネル11のゲート線GLを介してTFT112のゲート端子Gへ入力される。そこで、本来の走査信号とは異なるタイミングで、上記の信号P1aのような信号がTFT112のゲート端子Gに入力されることにより、本来液晶表示動作を行うべきではないタイミングで液晶表示素子111が若干駆動され、それにより、表示される画像が乱れ、表示品位が低下するという問題が発生する。
【0044】
そこで、本発明においてはダブルゲート構造とし、リーク電流を最小限に抑えるようにした薄膜トランジスタを各段RS(k)のTFTQに用いることを特徴とする。
【0045】
以下、ダブルゲート構造と特性について説明し、その後この構造を適用したTFTを用いた時のシフトレジスタ121の動作を説明する。
【0046】
図8は、ダブルゲート構造を持つTFTの断面図である。ダブルゲート構造とは、半導体膜44およびチャネル保護膜45を挟んで第1ゲートであるトップゲート電極82と、第2ゲートであるボトムゲート電極42とが対向して配置される構成を備える。図8に示す断面図は、図4に示した断面図に加え、層間絶縁膜81およびトップゲート電極82を付加したものであり、ボトムゲート電極42は図4におけるゲート電極42と実質的に同じものである。ここで、図4と同一の構成部分については、同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
【0047】
層間絶縁膜81は、チャネル保護膜45、ソース電極47およびドレイン電極48を覆うように形成される。そしてトップゲート電極82は、層間絶縁膜81を介したチャネル保護膜45の上部に形成される。
【0048】
図9は、TFT91のVG−ID特性を測定するための回路図である。TFT91は、図8で示したダブルゲート構造を持つN型a−SiTFTである。図9に示す回路図は、図5に示した回路図に加え、トップゲート端子TGを付加したものである。このため、図5と同一の構成部分については、同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
【0049】
TFT91のトップボトムゲート端子BGには、可変型の電源52(VG)の+極が接続され、電源52の−極は接地される。そしてトップゲート端子TGには負電圧92(Vc)が印加される。そして、電源52の供給電圧を負の電圧から徐々に上昇したときに流れるドレイン電流IDを電流計53にて測定する。
【0050】
図10は、図9にて示した回路図を用いて測定したTFT91のVG−ID特性を示した図である。横軸はボトムゲート端子BGに印加する電圧VG、縦軸はドレイン電流IDの対数を表示している。また、トップゲート端子TGに印加する負電圧Vcの値に応じてトップゲート端子TGの電圧VTGを変えた場合の特性を示している。
【0051】
図10に示すVG−ID特性において、VTGを0[V]とした場合は図6に示したTFT51のVG−ID特性と実質的に同じとなる。次いで、VTGの値を負電圧側に大きくしていった場合(0→Vc’→Vc)ドレイン電流IDが最小値ID1となるときのゲート電圧VGの値が正の方向へシフトしていく。これは、ボトムゲート電極42に印加されるとトップゲート電極82に印加される電圧Vcとが、半導体膜44に作用し、ここで電圧Vcは負電圧であるため、ほぼ電圧VGから電圧Vcを引いた電圧が半導体膜44に作用することになるためである。従って、トップゲート端子TGに印加される電圧Vcに応じて、TFT91の特性はシフトする。
【0052】
そこで、トップゲート端子TGに印加する電圧Vcを、TFT91のボトムゲート端子BGに0[V]を印加したときに流れるドレイン電流IDが最小値ID1となる電圧値に設定する。これにより、TFT91のボトムゲート端子BGに0[V]を印加したときのリーク電流を最小限に抑えることができる。
【0053】
次いで、図3に示した段RS(k)の回路において、Q5をTFT91と同じ特性を持つQ50(第1のトランジスタ)に置き換えたときの回路図を図11に示す。図11において、図3に示した回路の構成要素と同一の部分に関しては同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
【0054】
ここで、ダブルゲート構造のQ50のトップゲート端子TGには、ボトムゲート端子BGに“Low”レベルが入力したときに流れるドレイン電流IDが最小になるような電圧Vcが常に印加される。Q50のボトムゲート端子BGには、入力信号ラインであるQ1のソース端子Sが接続される。電圧Vcは、図示していないが、ゲートドライバ121内の電源回路や、液晶表示装置の外部の電源回路から供給され、常に一定の電圧としてQ50のトップゲート端子TGに印加される。
【0055】
図12は、図11で示した段RS(k)を用いたシフトレジスタ121の動作タイミング図である。ここでは、図7で示した動作タイミング図との相違点のみを説明する。
【0056】
図12で示すように、図7において、Q5のゲート端子Gに“Low”レベルが入力され、且つドレイン端子Dに信号CK1あるいはCK2のパルスが入力された時に出力信号out(k)に発生していた微弱な信号レベルP1a等が、Q50をダブルゲート構造とすることにより消滅する。これは、Q50のトップゲート端子TGに所定の電圧Vcを印加することによって、ゲート端子Gに“Low”レベルが入力されたときに流れるリーク電流が最小限に抑えられたためである。これにより、リーク電流が原因で発生していた微弱な信号レベルP1a等の発生を防ぐことができる。
【0057】
また、図11に示す段RS(k)の回路において、出力信号端子OUTはQ50とQ6とが直列に接続されて構成されたインバータとなっている。ここで、Q50がオフ、Q6がオンとなったとき出力信号outは“Low”レベルとなるが、この“Low”レベルが十分に電圧Vssの電位まで下がるためには、Q6が十分なオン状態となっている必要がある。
【0058】
そこで、図13に示すように、図11の回路におけるQ4を、第2トランジスタであるダブルゲート構造を持つQ40に置き換えることにより、Q6を十分なオン状態にできるようにする。
【0059】
即ち、図11において、Q4のゲート端子Gに“Low”レベルが入力された時、Q4が十分なオフ状態でなく、リーク電流が流れる状態であった場合、容量Bに充電された電荷がリーク電流によって次第に放電される。すると、Q6のゲート端子Gの電圧“Hi”レベルから低下するため、十分なオン状態とならなくなる。これによって出力信号outの“Low”レベルが電圧Vssの電位まで下がらなくなり、ゲート線GLに入力される信号が不安定となる。これは液晶表示パネル11の表示品位を損なう原因となる。
【0060】
そこで、図13に示すように、Q4をダブルゲート構造を持つQ40(第4のトランジスタ)に置き換え、Q50と同様に、Q40のボトムゲート端子BGに“Low”レベルが入力したときに流れるドレイン電流IDが最小になる所定の電圧Vcをトップゲート端子TGに印加する。これにより、Q40のボトムゲート端子に“Low”レベルが入力された時のQ40の状態が十分なオフ状態となり、容量Bの充電状態を保つことができる。そのため、Q6が十分なオン状態となり、安定した出力信号outの“Low”レベルを電圧Vssの電位まで下げることができて、安定した信号をゲート線GLに供給することができる。
【0061】
また、Q40のトップゲート電極には、Q50と同じく、ゲート端子Gに“Low”レベルが入力したときに流れるドレイン電流IDが最小になるような電圧Vcが常に一定に印加される。
【0062】
このように、Q40およびQ50をダブルゲート構造として、トップゲート端子TGに所定の電圧を印加することにより、各ボトムゲート端子BGに0[V]が印加されたときのリーク電流を最小限に抑えることができる。これにより、シフトレジスタ121の消費電流を低減させることができる。
【0063】
更に、シフトレジスタ121からゲート線GLへ正確で安定した信号を供給することができるため、液晶表示パネル11の誤表示を防ぎ、表示品位のよい液晶表示装置を実現できる。
【0064】
なお、上記実施の形態では、Q40およびQ50をダブルゲート構造のトランジスタとすることとしたが、本発明はこれに限るものではなく、更に他のトランジスタ、あるいは全てのトランジスタもダブルゲート構造のトランジスタとし、各トランジスタのトップゲート端子TGに所定の電圧を印加して、オフ時のリーク電流を抑制するようにしてもよい。これにより、シフトレジスタ121の消費電流をより一層低減させることができるとともに、表示品位をより一層向上させることができる。
【0065】
なお、本発明における半導体装置は上記のように表示駆動装置に好適に適用できるものであるが、本発明はこれに限定されるものでないことはいうまでもなく、種々のデジタル回路、例えばAND回路、OR回路等の論理回路やカウンタ回路、デコーダ回路等にも好適に適用できるものである。
【0066】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、薄膜トランジスタを用いて構成される、入力信号と反転入力信号が印加されて出力信号を出力する第1のインバータ回路と、入力信号が印加されて反転入力信号を出力する第2のインバータ回路と、を含む半導体装置において、入力信号が印加される第1のインバータ回路の第1のトランジスタと第2のインバータ回路の第3のトランジスタのみをダブルゲート構造とし、第2ゲート電極に所定の電圧を印加することによって、第1のトランジスタ及び前記第3のトランジスタがオフ状態の時のリーク電流を抑制して半導体装置の消費電流を削減することができるとともに、回路動作を安定させることができる。
【0068】
請求項記載の発明によれば、第1、第3のトランジスタにおけるダブルゲート構造のトランジスタのオフ状態でのソース、ドレイン間のリーク電流を最小に抑制することができて、半導体装置の消費電流を一層低減させることができ、また、半導体装置の回路動作を一層安定させることができる。
【0069】
請求項記載の発明によれば、薄膜トランジスタを用いてシフトレジスタ回路を構成する場合において、シフトレジスタ回路の消費電流を低減するとともに安定した回路動作を得ることができる。
【0070】
請求項記載の発明によれば、薄膜トランジスタを用いて構成した複数段のシフトレジスタを用いて表示駆動装置を構成した場合に、表示駆動装置の動作を安定にすることができて、表示パネルの表示品位を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】液晶表示装置の構成を示した回路ブロック図。
【図2】シフトレジスタの回路構成図。
【図3】シフトレジスタの段RS(k)の回路図。
【図4】段RSを構成するN型a−SiTFTの断面図。
【図5】N型a−SiTFTのVG−ID特性を測定するための回路図。
【図6】N型a−SiTFTのVG−ID特性を示した図。
【図7】図3に示すシフトレジスタの動作タイミング図。
【図8】ダブルゲート構造を持つN型a−SiTFTの断面図。
【図9】図8に示すN型a−SiTFTのVG−ID特性を測定するための回路図。
【図10】図8に示すN型a−SiTFTのVG−ID特性を示した図。
【図11】本実施の形態である段RS(k)の回路図。
【図12】本実施の形態であるシフトレジスタの動作タイミング図。
【図13】本実施の形態であるシフトレジスタの動作タイミング図。
【符号の説明】
11 液晶表示パネル
111 液晶表示素子
112 TFT
113 画素容量
12 ゲートドライバ
121 シフトレジスタ
13 ソースドライバ
41 ガラス基板
42 ゲート電極
43 ゲート絶縁膜
44 半導体膜
45 チャネル保護膜
46 不純物半導体膜
47 ソース電極
48 ドレイン電極
81 層間絶縁膜
82 トップゲート電極

Claims (4)

  1. 入力信号が印加される第1のトランジスタと該第1のトランジスタと直列に接続されて反転入力信号が印加される第2のトランジスタとからなり、所定の出力信号を出力する第1のインバータ回路と、該第1のインバータ回路の前段に設けられ、前記入力信号が印加される第3のトランジスタと該第3のトランジスタと直列に接続されて所定の電源電圧が印加される第4のトランジスタとからなり、前記反転入力信号を出力して、前記第1のインバータ回路の前記第2のトランジスタに印加する第2のインバータ回路と、を含む半導体装置において、
    前記第1のトランジスタ、前記第2のトランジスタ、前記第3のトランジスタおよび前記第のトランジスタは薄膜トランジスタからなり、
    前記第1のインバータ回路における前記第2のトランジスタと前記第2のインバータ回路における前記第4のトランジスタとは単一のゲート電極を有する薄膜トランジスタであり、前記第1のインバータ回路における前記第1のトランジスタと前記第2のインバータ回路における前記第3のトランジスタとは、対向して配置される第1ゲート電極及び第2ゲート電極を備えるダブルゲート構造のトランジスタであり、該第1ゲート電極を信号入力端とし、前記第2ゲート電極に、前記第1のトランジスタ及び前記第3のトランジスタがオフ状態の時のリーク電流を低減する所定の電圧を印加する印加手段を備えることを特徴とする半導体装置。
  2. 前記ダブルゲート構造のトランジスタにおいて、前記第2ゲート電極に印加する前記所定の電圧は、前記第1のゲート電極にロウレベルが印加された際に、当該トランジスタのソース、ドレイン間に流れる電流が最小となる電圧であることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記半導体装置はシフトレジスタ回路であって、前記第1のインバータ回路の前記第1のトランジスタの一側端子がクロック信号入力端子に接続され、該クロック信号に応じて前記入力信号に基づく前記出力信号を出力することを特徴とする、請求項1または2に記載の半導体装置。
  4. 請求項1からの何れかに記載の半導体装置を有して各段が構成された複数段のシフトレジスタを備え、前記クロック信号に応じて各段から出力される前記出力信号を、対応する表示パネルの走査線に印加することにより、該表示パネルを駆動することを特徴とする表示駆動装置。
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