JP4069394B2 - ファクシミリ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ファクシミリ装置の誤発呼防止に関する。
ファクシミリ装置で原稿を送信する際に、何らかの要因で、ユーザの意図していない相手先に原稿が送られてしまう場合があり、かかる誤発呼を防止するための技術が各種提案されている。
たとえば、電話番号の人為的な入力ミスを防止するために、発呼時に入力された電話番号をダイアルバッファに一時記憶し、この電話番号と、予め電話番号記憶部に登録されている電話番号とを比較して、一致する番号と近似する番号の存在を確認する。そして、一致する電話番号が見付かったときは、ダイアルバッファに一時記憶してある電話番号が正しいと判断して発呼し、一致する電話番号が見付からなかったときは、近似する電話番号を表示してユーザに警告を与えるファクシミリ装置がある(たとえば、特許文献1参照。)。
また、互いに承認された装置間以外の誤送信を防止するために、送信側のファクシミリ装置で相手端末を表わす特殊コードを画像データ内の所定箇所に埋め込んで送信し、受信側のファクシミリ装置で受信した画像データ内の特殊コードが自端末を表わすものか否かを確認し、自端末を表わすものでない場合に通信を切断するようにしたファクシミリ装置がある(たとえば、特許文献2参照。)。
特開平5−7237号公報 特開平6−334826号公報
ユーザが意図していない相手先に原稿が送信される原因には、大別して、[1]ユーザの操作ミス(電話番号の誤入力、ワンタッチキーや短縮ダイアルの押し間違いなど)、[2]短縮ダイアルなどの登録ミス(ワンタッチキーや短縮ダイアル登録時の登録番号間違いなど)、[3]装置の誤動作(ハード的な要因やソフト的な要因による誤動作)がある。また、[4]当該ファクシミリ装置の外部電話端子に接続された別のファクシミリ装置による送信が当該ファクシミリ装置による誤発呼(誤送信)と混同される場合、もある。
特許文献1に開示された技術は、入力された電話番号と短縮ダイアルなどに登録されている電話番号とを比較することで、たとえば、1桁の入力ミスなどを発見してユーザに警告を出すものであり、上記“[1]ユーザの操作ミス”のうち、電話番号の誤入力に対しては有効であるが、ワンタッチキーの押し間違いや短縮ダイアル番号の入力ミスなどは検出できなかった。また、[2]〜[4]については対応できなかった。
特許文献2に開示された技術では、送信側のファクシミリ装置と受信側のファクシミリ装置とが共に、標準のプロトコルにはない、特殊コードに係わる機能を備えている必要があるので、他社のファクシミリ装置との通信では誤送信を防止できなかった。さらに、誤送信を防止するだけで、その原因を究明するための情報は提供されなかった。
実際、市場において誤発呼と思われる事象が発生した場合には、以下のような対応で原因究明が行なわれる。上記“[1]ユーザの操作ミス”が原因か否かについては、ファクシミリ装置内部の発信履歴データを参照して判断していた。上記“[2]登録ミス”が原因か否かについては、ファクシミリ装置内部の登録データを確認することで判断していた。
上記“[3]装置の誤動作”が原因か否かについては、電話会社などのキャリアから通信履歴を入手し、これとファクシミリ装置内部の発信履歴データとを比較することで判断していた。上記[4]の場合は、当該ファクシミリ装置内部にその誤発呼に係わる発信履歴データはないが、実際には相手先に原稿が送信されている場合があるため、上記[3]の場合と同様に電話会社から通信履歴を入手し、これと当該ファクシミリ装置や外付けされたファクシミリ装置の発信履歴データとを比較して原因を判断していた。
上記[3]・[4]については、電話会社などから通信履歴を入手しなければならないが、電話会社に対する通信履歴の入手要求は、個人情報の保護などからユーザ先からしかできない。このため、通信履歴の入力をお願いするユーザに迷惑をかけてしまうと共に、ユーザが通信履歴の入手や引渡しを拒否した場合には、製造者や販売者では、誤発呼の原因を究明できないという問題があった。
本発明は、上記の問題を解決しようとするものであり、意図しない相手先への誤発呼を防止することのできるファクシミリ装置を提供することを目的としている。
また、誤発呼と思われる事象が発生した場合に、その原因を究明するための効率的な情報を提供できるファクシミリ装置を提供することを目的としている。
上記の目的は、以下に示す各項の発明により達成される。
(1)ユーザから送信先の指定を受ける送信先指定手段と、
前記送信先指定手段で指定された送信先の電話番号情報に対して、同一電話番号の重複指定を1つにまとめたり、所定の規則で電話番号情報を整列させたりする処理を施す処理部と、
前記処理部で処理された電話番号情報に基づいて発呼する発呼手段と、
電話回線上に送出されるダイアル信号を検出するダイアル信号検出手段と、
前記検出されたダイアル信号が示す第1の電話番号と、前記送信先指定手段で送信先に指定されかつ前記処理部で処理の施されていない電話番号情報が示す第2の電話番号とが一致するか否かを比較する比較手段と、
前記比較手段による比較の結果、前記第1の電話番号と前記第2の電話番号とが一致しない場合は、回線を切断する制御手段と
を有する
ことを特徴とするファクシミリ装置。
上記発明では、ファクシミリ装置が実際に電話回線に送出するダイアル信号をモニタして検出した第1の電話番号と、ユーザの指定する第2の電話番号とを比較し、これらが不一致の場合に回線を切断する。ユーザの指定した第2の電話番号と実際に電話回線に送出された第1の電話番号とが相違するケースには、たとえば、(a)電話番号入力手段から入力された電話番号情報を発呼回路に引き渡すまでのソフトウェア処理の誤り、(b)発呼回路自体の誤動作、(c)構内交換機など誘導成分によりダイアル信号に反射や歪みが生じる場合、などがある。
第2の電話番号は、ユーザが送信先を指定する際の、いわば入口での電話番号であり、ダイアル信号検出手段が検知するダイアル信号はファクシミリ装置から電話回線へ送出する出口での電話番号である。したがって、これらを比較することで入口から出口までの途中のどの段階に原因があっても誤発呼を確実に検知して防止することができる。
(2)ユーザから送信先の指定を受ける送信先指定手段と、
前記送信先指定手段で指定された送信先の電話番号情報に対して、所定の規則で電話番号情報を整列させる処理を施す処理部と、
前記処理部で処理された電話番号情報に基づいて発呼する発呼手段と、
電話回線上に送出されたダイアル信号を検出するダイアル信号検出手段と、
前記検出されたダイアル信号が示す第1の電話番号と、前記送信先指定手段で送信先に指定されかつ前記処理部で処理の施されていない電話番号情報が示す第2の電話番号とが一致するか否かを比較する比較手段と、
前記比較手段による比較の結果、前記第1の電話番号と前記第2の電話番号とが一致しない場合は、回線を切断する制御手段と
を有する
ことを特徴とするファクシミリ装置。
(3)前記ダイアル信号検出手段は前記電話回線上のダイアル信号を常時検出し、
前記比較手段は、前記ダイアル信号検出手段がダイアル信号を検出した場合に前記比較を行う
ことを特徴とする(1)または(2)に記載のファクシミリ装置。
(4)回線が切断されたことをユーザに通知する通知手段を有する
ことを特徴とする(1)または(2)に記載のファクシミリ装置。
上記発明では、電話回線に送出された第1の電話番号とユーザが指定した第2の電話番号との不一致に起因して回線を強制的に切断したことがユーザに通知される。
(5)前記通知手段は、操作表示手段に回線が切断された旨を表示する
ことを特徴とする(4)に記載のファクシミリ装置。
上記発明では、電話回線に送出された第1の電話番号とユーザが指定した第2の電話番号との不一致により回線を強制的に切断したことが、ファクシミリ装置の操作表示手段に表示される。
(6)前記通知手段は、前記ユーザへ電子メールを送信する
ことを特徴とする(4)に記載のファクシミリ装置。
上記発明では、電話回線に送出された第1の電話番号とユーザが指定した第2の電話番号との不一致により回線を強制的に切断したことが、外部端末などへの電子メールの送信で通知される。パーソナルコンピュータなど外部端末からのジョブ依頼でファクシミリ送信を実行した際に、その依頼元に回線の強制切断を通知する場合に適する。
(7)前記制御手段は、画像情報が送信先に送信される前に、回線を切断する
ことを特徴とする(1)または(2)に記載のファクシミリ装置。
上記発明では、ダイアル信号が電話回線に送出されて発呼した後、画像情報が送信先に送信される前に回線を切断する。誤った相手へ画像情報が送信される前に回線を切断することで、秘密情報の漏洩などが防止される。
(8)前記制御手段は、前記第1の電話番号と前記第2の電話番号とを記憶手段に記憶させる
ことを特徴とする(1)または(2)に記載のファクシミリ装置。
上記発明では、電話回線に送出された第1の電話番号とユーザが送信先に指定した第2の電話番号とが記憶手段に記憶される。後から誤発呼の原因を究明するための情報として利用可能になる。
(9)前記ダイアル信号検出手段は前記電話回線上のダイアル信号を常時検出し、
前記制御手段は、前記ダイアル信号検出手段がダイアル信号を検出した場合に前記記憶させる処理を行う
ことを特徴とする(8)に記載のファクシミリ装置。
10)前記制御手段は、前記第2の電話番号、もしくは前記第1の電話番号と前記第2の電話番号とを、通信毎に履歴として保存させる
ことを特徴とする(8)または(9)に記載のファクシミリ装置。
上記発明では、電話回線に送出された第1の電話番号とユーザが送信先に指定した第2の電話番号とが、通信毎の履歴として記憶手段に保存される。たとえば、通信履歴として、送信の依頼者情報や通信時刻情報など各通信の関連情報と共に保存するとよい。
11)前記制御手段は、前記比較手段による前記第1の電話番号と前記第2の電話番号との比較結果を、少なくとも前記第2の電話番号と関連付けて記憶手段に記憶させる
ことを特徴とする(8)乃至(10)のいずれか1つに記載のファクシミリ装置。
上記発明では、電話回線に送出された第1の電話番号とユーザが送信先に指定した第2の電話番号との比較結果が、第2の電話番号と関連付けて記憶される。記憶された通信情報の中から誤発呼に係わるものの判別が容易になる。第2の電話番号はユーザが意図した番号なので、該番号と比較結果とを関連付けて記憶することで、原因究明時のユーザによる検索が容易になる。
(12)ユーザから送信先の指定を受ける送信先指定手段と、
前記送信先指定手段で指定された送信先の電話番号情報に対して、同一電話番号の重複指定を1つにまとめる処理を施す処理部と、
前記処理部で処理された電話番号情報に基づいて発呼する発呼手段と、
電話回線上に送出されるダイアル信号を検出するダイアル信号検出手段と、
前記検出されたダイアル信号が示す第1の電話番号と、前記送信先指定手段で送信先に指定されかつ前記処理部で処理の施されていない電話番号情報が示す第2の電話番号とを記憶手段に記憶させる制御手段と
を有する
ことを特徴とするファクシミリ装置。
上記発明では、ファクシミリ装置が実際に電話回線に送出するダイアル信号をモニタして検出した第1の電話番号と、ユーザの指定する第2の電話番号とを記憶手段に記憶させる。後から誤発呼の原因を究明するための情報として利用可能になる。
(13)ユーザから送信先の指定を受ける送信先指定手段と、
前記送信先指定手段で指定された送信先の電話番号情報に対して、所定の規則で電話番号情報を整列させる処理を施す処理部と、
前記処理部で処理された電話番号情報に基づいて発呼する発呼手段と、
電話回線上に送出されるダイアル信号を検出するダイアル信号検出手段と、
前記検出されたダイアル信号が示す第1の電話番号と、前記送信先指定手段で送信先に指定されかつ前記処理部で処理の施されていない電話番号情報が示す第2の電話番号とを記憶手段に記憶させる制御手段と
を有する
ことを特徴とするファクシミリ装置。
(14)前記ダイアル信号検出手段は前記電話回線上のダイアル信号を常時検出し、
前記制御手段は、前記ダイアル信号検出手段がダイアル信号を検出した場合に前記記憶させる処理を行う
ことを特徴とする(12)または(13)に記載のファクシミリ装置。
15)前記制御手段は、前記第2の電話番号、もしくは前記第2の電話番号と前記第1の電話番号とを、通信毎に履歴として保存させる
ことを特徴とする(12)または(13)に記載のファクシミリ装置。
本発明に係わるファクシミリ装置であって、実際に電話回線に送出するダイアル信号を検出し、該検出したダイアル信号が示す第1の電話番号と、ユーザの指定した電話番号情報が示す第2の電話番号とを比較し、これらが不一致の場合に回線を強制的に切断するようにしたものでは、誤った相手先への画像情報の送信を防止することができる。
また、検出したダイアル信号が示す第1の電話番号と、ユーザの指定した電話番号情報が示す第2の電話番号とを記憶するものでは、誤発呼と思われる事象の原因究明に役立つ情報を提供することができる。
以下、図面に基づき本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係わるファクシミリ装置10の概略構成を示している。ファクシミリ装置10は、当該装置の動作を統括制御する制御手段としてのCPU(中央処理装置)11を備えている。CPU11には、バス12を通じてROM(Read Only Memory)13と、RAM(Random Access Memory)14と、読取部15と、記録部16と、画像処理部17と、表示部18と、操作部19と、不揮発記憶部21と、ネットワークI/F(Interface)部22と、ファクシミリ制御部23とが接続されている。ファクシミリ制御部23の配下にはNCU(Network
Control Unit)24と誤発呼監視部30が接続されている。
ROM13は、CPU11が実行するプログラムや各種固定データを記憶している。RAM14は、CPU11がプログラムを実行する際に各種データを一時的に格納するワークメモリや、画像データを一時的に記憶する画像メモリとして使用される。
読取部15は、原稿を読み取って対応する画像データを取り込む機能を果たす。読取部15は、原稿を照射する光源と、原稿をその幅方向に1ライン分読み取るラインイメージセンサと、ライン単位の読取位置を原稿の長さ方向に移動させる移動手段と、原稿からの反射光をラインイメージセンサに導いて結像させるレンズやミラーからなる光学経路とを備えている。ラインイメージセンサはCCD(Charge Coupled Device)で構成される。ラインイメージセンサが出力するアナログ画像信号はA/D変換され、デジタルの画像データとして出力される。
記録部16は、画像データに対応する画像を記録紙上に形成する機能を果たす。ここでは、用紙の搬送装置と、感光体ドラムと、帯電装置と、レーザーユニットと、現像装置と、転写分離装置と、クリーニング装置と、定着装置とを有し、電子写真プロセスによって画像形成する、いわゆるレーザープリンタとして構成されている。
画像処理部17は、画像を拡大・縮小したり、回転させたり、2値データで多階調を擬似表現するための誤差拡散処理などを施す機能を果たす。
表示部18は、ユーザに各種の案内情報や状態情報、警告などを表示する機能を果たす。表示部18には液晶ディスプレイなどが使用される。操作部19は、ユーザから各種の操作や指示の入力を受け付ける機能を果たす。ここでは、液晶ディスプレイの表面に形成したタッチパネルと各種の操作スイッチとから構成される。不揮発記憶部21は、電源をオフにしても記憶内容が保持される記憶手段である。不揮発記憶部21には、各種の設定登録情報や通信履歴などが保存される。
なお、操作部19は、送信先の電話番号情報が入力される電話番号入力手段として機能する。また、不揮発記憶部21は、宛先と電話番号情報とを関連付けて記憶する電話番号記憶手段として機能し、操作部19は、電話番号記憶手段に記憶されているものの中から電話番号情報を選択する選択手段としての機能を果たす。具体的には、短縮ダイアル番号やワンタッチキー毎に、宛先と電話番号情報とを関連付けて不揮発記憶部21に登録することができ、操作部19から短縮ダイアル番号を入力したりワンタッチキーを操作したりすることで、保存済の送信先の電話番号情報を選択できるようになっている。
ネットワークI/F部22は、LAN(Local Area Network)を介してパーソナルコンピュータなどの外部端末とファクシミリ装置10とを接続するための通信機能を果たす。ファクシミリ装置10は、ファクシミリ送信ジョブの指令や該ジョブで送信対象とする画像データをネットワークI/F部22を介して外部端末から受信し、ファクシミリ装置10から送信することができる。このようにしてファクシミリ送信ジョブを受ける場合には、ファクシミリ送信ジョブの指令の中に送信先を指定するための電話番号情報や短縮ダイアル番号、ワンタッチキーの番号が含まれる。したがって、電話番号入力手段や選択手段としての機能をネットワークI/F部22が果たすことになる。同様に外部のファクシミリ装置から、画像データと共に転送指示を受信する場合が考えられる。この場合は、NCU24が電話番号入力手段としての機能を果たすこととなる。
ファクシミリ制御部23は、ファクシミリのプロトコルに従って相手機とファクシミリ通信を実行するための各種制御を行なう。ファクシミリ制御部23は、内部に図示省略のCPUを備えており、該CPUにより通信手順を制御している。NCU24は、電話回線2と接続され、電話回線2上にダイアル信号を送出したり、着信を検知したり、信号を変調/復調したりする機能を果たす。誤発呼監視部30は、ダイアル信号検出手段として機能し、NCU24が電話回線2に送出するダイアル信号を検出して、ユーザの意図しない相手方への誤発呼を監視およびまたは防止する機能を果たす。
図2は、ファクシミリ装置10のうち、発呼動作に関連する部分の概略構成と処理の流れを示している。ファクシミリ装置10は、発呼動作に関連する部分として、第1ソフト制御ブロック40と、第2ソフト制御ブロック50と、ダイアル送出回路24aと、誤発呼監視部30とを備えている。
第1ソフト制御ブロック40は、ファクシミリ送信を行なう際に送信先の電話番号情報を管理したり、ジョブの実行を統括的に制御したりする機能を果たす。第1ソフト制御ブロック40は、ジョブ制御部41と、パネル制御部42と、FAXドライバ43とを有する。ジョブ制御部41は、ジョブの実行に係わる全体制御を行なう。パネル制御部42は、表示部18および操作部19の動作を制御する。FAXドライバ43は、第2ソフト制御ブロック50とのインターフェースを行なう。第1ソフト制御ブロック40の機能は主としてCPU11で実行される。
第2ソフト制御ブロック50は、ダイアル送出回路24aに対する制御を行ない、FAX制御部51と、回線制御部52とを有する。FAX制御部51は、ファクシミリのプロトコルに従った通信制御を行なう。回線制御部52は、ダイアル送出回路24aを制御して発呼動作を実行させる機能を果たす。第2ソフト制御ブロック50に係わる動作は主としてファクシミリ制御部23で実行される。
ダイアル送出回路24aは、ダイアル信号を電話回線2に送出して発呼動作を実行する回路であり、図1に示すNCU24の一部に含まれる。ダイアル送出回路24aは、パルスダイアル式とプッシュボタン式のいずれでも発呼可能に構成されている。
誤発呼監視部30は、回線切断回路31と、ダイアル信号モニタ部32とを備えている。回線切断回路31は、電話回線2を強制的に切断するための回路であり、たとえば、電話回線2に直列に介挿されたリレー回路で構成される。ダイアル信号モニタ部32は、ダイアル送出回路24aが電話回線2に送出したダイアル信号を検出するダイアル信号検出手段としての機能と、検出したダイアル信号が示す第1の電話番号と、電話番号入力手段で入力された電話番号情報もしくは選択手段で選択された電話番号情報が示す第2の電話番号(ユーザが送信先として指定した電話番号)とが一致するか否かを比較する比較手段と、比較手段による比較の結果、第1の電話番号と第2の電話番号とが一致しない場合は回線切断回路31に回線を切断させる制御手段としての機能を果たす。なお、上述の電話番号が一致するか否かを比較する機能およびまたは回線を切断させる機能は、CPUが有していても構わない。
誤発呼監視部30は、パルスダイアル式とプッシュボタン式のいずれのダイアル信号も検出可能に構成されている。
次に、図2に基づいてファクシミリ装置10における発呼動作の流れを説明する。
第1ソフト制御ブロック40は、ファクシミリ送信ジョブの依頼を受ける際に、送信先の電話番号情報の指定を受ける。その指定方法には、(a)操作部19を通じてユーザが直接入力する方法、(b)予め登録してあるものの中からワンタッチキーの操作や短縮ダイアル番号の入力によって選択する方法、(c)ネットワークI/F部22を通じて外部装置から入力を受ける方法、がある。1回のファクシミリ送信ジョブで複数の送信先を指定すること(同報送信機能)ができ、上記した3つの方法を任意に組み合わせて送信先の指定を受けることができる。
図2の例では、第1ソフト制御ブロック40はワンタッチキーの操作や短縮ダイアル番号の入力により第1電話番号情報群61の指定を受け付ける(S1)と共に、操作部19からの直接入力により第2電話番号情報群62を受け付ける(S2)。そして、これらの電話番号情報群61、62を整理してひとまとめにした電話番号情報群63を作成し、これをFAXドライバ43から第2ソフト制御ブロック50へ引き渡す(S3)。電話番号情報群63の作成においては、同一の電話番号が重複して指定されている場合にそれらを1つにまとめたり、所定の規則で電話番号情報を整列させたりする処理などが施される。
また、第1ソフト制御ブロック40は、このような処理を施すことなく第1電話番号情報群61と第2電話番号情報群62とを誤発呼監視部30のダイアル信号モニタ部32に通知する(S4)。この通知経路は、電話番号情報群63の作成や通知とは独立の経路(ソフトウェア上は独立したタスク)で行なわれる。ダイアル信号モニタ部32は、これらの電話番号情報群61、62を1つの番号テーブル66に登録して記憶する。
第2ソフト制御ブロック50のFAX制御部51は第1ソフト制御ブロック40から受け取った電話番号情報群63に基づいて、1箇所ずつ順に発呼してファクシミリ送信を実行する。すなわち、電話番号情報群63の中から選択した1つの電話番号情報64を回線制御部52に渡す(S5)。回線制御部52はFAX制御部51から入力された電話番号情報が示す電話番号の発呼動作を、ダイアル送出回路24aを制御して実行する(S6)。
誤発呼監視部30は、ダイアル送出回路24aが電話回線2上に送出したダイアル信号を検出し(S7)、該ダイアル信号が示す電話番号(第1の電話番号)を認識する。そして、第1ソフト制御ブロック40から通知された第1電話番号情報群61および第2電話番号情報群62が示す電話番号(第2の電話番号)とダイアル信号が示す第1の電話番号とを比較する。詳細には、ダイアル信号が示す第1の電話番号が、登録テーブル66に登録してあるいずれかの電話番号と一致するか否かを判定する。一致するものが無ければ、回線切断回路31を制御して回線を切断する(S8)。
回線の切断は、画像情報が送信先に送信される前に行なわれる。すなわち、ファクシミリ送信手順の内のT.30に規定されるフェーズCに入る前に回線を切断する。ここでは、ダイアル信号を検出して直ぐに電話番号の比較動作を行ない必要な場合に回線の切断を行なうので、回線の切断はフェーズBに入る前に行なわれる。
このように、ユーザが指定した電話番号情報と実際に回線に送出されたダイアル信号が示す電話番号とが異なる誤発呼が検出された場合に、画像情報の送出前に回線を切断するので、誤った相手先に画像情報が誤送信されてしまうことがなくなり、秘密の漏洩などが防止される。
誤発呼は、たとえば、第1ソフト制御ブロック40や第2ソフト制御ブロック50でのソフトウェア処理の誤り、ダイアル送出回路24aの誤動作、構内交換機などの誘導成分によるダイアル信号の反射や歪みなどの様々な原因で生じる。本実施の形態では、ユーザが送信先を指定する入口での電話番号情報61、62と、電話回線2へ実際に送出されたダイアル信号が示す出口での電話番号とを比較するので、入口から出口までの途中のどの段階に原因が存在するかにかかわらず、誤発呼を確実に検知して防止することができる。
ダイアル信号モニタ部32は、検出したダイアル信号から認識した第1の電話番号をダイアルモニタ情報65として第2ソフト制御ブロック50に通知し(S9)、第2ソフト制御ブロック50はこれを第1ソフト制御ブロック40に伝達する(S10)。また、回線を切断したときは、回線切断の通知を、第2ソフト制御ブロック50を経由して第1ソフト制御ブロック40に伝達する(S9、S10)。
第1ソフト制御ブロック40は、回線切断の通知を受けると、その旨をユーザに通知する通知手段として機能する。ここでは、回線が切断されたことを表示部18に表示する。また、所定の場合には、回線が切断されたことを電子メールを外部端末に送信して通知する。たとえば、回線切断に係わるファクシミリ送信ジョブがネットワークI/F部22を通じて外部端末から依頼されたものの場合に、その外部端末に関連付けて予め登録されている電子メールアドレスに対して、回線の強制切断を通知するための電子メールを送信する。また、保守管理者などの電子メールアドレスを登録しておき、宛先へ、回線が切断されたことを示す電子メールを自動送信するように構成してもよい。このほか、ファクシミリ装置10において警告音を発したり、回線の切断を示す通信レポートを出力したりすることで回線の切断を通知してもよく、通知方法は適宜でよい。
さらに、第1ソフト制御ブロック40は、誤発呼監視部30から通知されたダイアルモニタ情報65(第1の電話番号に関する)と、第1電話番号情報群61、第2電話番号情報群62もしくは電話番号情報群63(第2の電話番号に関する)とを関連付けて不揮発記憶部21に記憶する。ここでは、通信毎の履歴として保存される。すなわち、通信毎に、通信開始時刻、通信結果(誤発呼による回線切断の有無など)、ダイアル信号から検出した第1の電話番号、ユーザの指定した第2の電話番号などを関連付けしたものを通信履歴情報として記憶することができる。
不揮発記憶部21に記憶された通信履歴情報は、通信ジャーナルの形式で印刷出力できるほか、外部端末へ送信でき、誤発呼の疑いがある場合には、その原因究明に通信履歴情報を役立てることができる。特に、第1の電話番号と第2の電話番号との比較結果、すなわち、回線切断の有無を通信履歴情報に含めて記憶しているので、誤発呼の生じた通信を通信履歴情報から容易に検索し特定することができる。たとえば、回線の強制切断を示すマークを通信ジャーナルの該当箇所に印刷するとよい。
図3は、NCU24と誤発呼監視部30とを合わせたNCUブロック70の回路構成例を示している。NCUブロック70は、電話回線2を接続するための回線接続端子71と、外部電話機を接続するための外部電話接続端子72と、回線接続端子71と外部電話接続端子72との間に介挿され、回線接続端子71に接続された電話回線2をモデム(MODEM)73などの内部回路側に接続するか外部電話接続端子72側に接続するかを切り換えるCML(Connect MODEM to Line)リレー74とを備えている。
CMLリレー74は、通常状態では電話回線2を外部電話接続端子72側に接続し、ファクシミリ装置10がファクシミリ通信を実行する期間だけ電話回線2をモデム73などの内部回路側に接続するように、第2ソフト制御ブロック50からのCMLD(CMLリレー駆動)信号85によって切り換え制御される。
回線接続端子71とCMLリレー74との間には、電話回線2を強制的に切断する回線切断リレー91と、直流ループの検出やパルスダイアル式のダイアル信号を検出するための回線電流検知部92とを設けてある。直流ループの検知結果は、DCLP信号86として第2ソフト制御ブロック50に入力される。
CMLリレー74と外部電話接続端子72との間には、リング検知回路75と、トランス76とがそれぞれ回線に並列接続されており、トランス76の2次側にはDTMF(Dial Tone Multi Frequency)検知回路93が接続されている。DTMF検知回路93は、プッシュ式のダイアル信号であるプッシュ音あるいはトーン信号と呼ばれる信号音を検知する機能を果たす。リング検知回路75は、着信を検知したとき所定のRING信号87を第2ソフト制御ブロック50に出力する。
CMLリレー74とモデム73との間には、ブリッジ回路78、トランス79、2線/4線変換回路81などが介挿されている。また、パルスダイアル信号を送出するために開閉されるPDリレー82がCMLリレー74とブリッジ回路78との間の回線に直列に介挿されている。PDリレー82の接点は、第2ソフト制御ブロック50から入力されるPD制御信号88に従って開閉制御される。
モデム73は、デジタルデータを電話回線2へ送出可能な音声信号に変換(変調)したり、電話回線2を通じて受信した音声信号をデジタルデータに変換(復調)したりする機能を果たす。プッシュボタン式で発呼するときは、モデム73でダイアル信号(プッシュ音)を生成して電話回線2へ送出するようになっている。したがって、図2におけるダイアル送出回路24aの機能は、パルスダイアル式ではPDリレー82が果たし、プッシュ式ではモデム73が果たす。
NCUブロック70は、さらに、CPU94と、回線切断駆動回路95と、ダイアル信号検知回路96とを備えている。回線切断駆動回路95はCPU94からの指示に従って回線切断リレー91の駆動信号91aを出力する。ダイアル信号検知回路96には、回線電流検知部92の検知したパルスダイアル信号92aと、DTMF検知回路93の検知したPBダイアル信号93aとが入力されており、ダイアル信号検知回路96はこれらのダイアル信号92a、93aが示す電話番号を認識する。
図2に示した回線切断回路31の機能は回線切断リレー91が果たし、ダイアル信号モニタ部32の機能は回線電流検知部92とDTMF検知回路93とCPU94と回線切断駆動回路95とダイアル信号検知回路96とで実現される。詳細には、ダイアル信号検知回路96は、電話回線2上に送出されるダイアル信号を検出するダイアル信号検出手段としての機能を果たす。CPU94は、ダイアル信号検知回路96によって検出されたダイアル信号が示す第1の電話番号と、電話番号入力手段で入力された電話番号情報もしくは選択手段で選択された電話番号情報が示す第2の電話番号とが一致するか否かを比較する比較手段と、この比較手段による比較の結果、第1の電話番号と第2の電話番号とが一致しない場合に回線を切断する制御手段としての機能を果たす。実際の回線切断は、CPU94からの指示を受けた回線切断駆動回路95が回線切断リレー91を開放することで行なわれる。
CPU94には、ファクシミリ送信の開始に先立って、第1ソフト制御ブロック40から電話番号情報61、62が第2ソフト制御ブロック50を通じて入力される。また、CPU94は、ダイアル信号92a、93aから認識した電話番号を表わしたダイアルモニタ情報65や回線切断の通知を第2ソフト制御ブロック50に送信する。
検出したダイアル信号92a、93aが示す第1の電話番号と第1ソフト制御ブロック40から受け取った第2の電話番号61、62との比較判断を、第1ソフト制御ブロック40および第2ソフト制御ブロック50と独立したCPU94で行なうことにより、比較判断自体が他のソフトウェア処理との相互関連で誤動作することを防止して、誤発呼検知の信頼性を高めている。CPU94に代えて、その機能を論理回路などの独立した回路で構成してもよい。
なお、電話回線2上のダイアル信号を常時検知しておき、何らかのダイアル信号を検知した場合に、そのダイアル信号が示す第1の電話番号とのユーザ指定の第2の電話番号との比較動作を実行すると共に、第1、第2の電話番号の履歴を残すようにするとよい。このようにすれば、ファクシミリ装置10の外部電話接続端子72に接続された他のファクシミリ装置が送信した場合には、ダイアル信号が検出されて第1の電話番号が認識されるが、第1ソフト制御ブロック40から電話番号情報(第2の電話番号)が通知されていないので、第1の電話番号と第2の電話番号(空白)とが不一致となって回線が切断される。また、第1の電話番号が存在しかつ第2の電話番号が存在しない(空白)という通信履歴が残るので、該通信履歴に係わる発呼が、外部電話接続端子72に接続された他のファクシミリ装置によるもので当該ファクシミリ装置10による誤発呼でないことを確認することが可能になる。
図4は、誤発呼監視装置100を示している。誤発呼監視装置100は、ファクシミリ装置110と電話回線2との間に介挿するように接続される。誤発呼監視装置100は、図2の誤発呼監視部30に相当する機能を外付け装置として構成したものである。
誤発呼監視装置100は、ファクシミリ装置110から送信先の電話番号情報を入手する電話番号入手手段101と、ファクシミリ装置110が電話回線2に送出するダイアル信号を検出するダイアル信号検出手段102と、検出されたダイアル信号が示す第1の電話番号と、電話番号入手手段101で入手した電話番号情報が示す第2の電話番号とが一致するか否かを比較する比較手段103と、比較手段103による比較の結果、第1の電話番号と第2の電話番号とが一致しない場合に、ファクシミリ装置110と電話回線2とを切断する回線切断手段104と、回線を切断した場合にその旨を通知する通知手段105と、監視履歴を記憶する記憶手段106とを備えている。
このうち、電話番号入手手段101とダイアル信号検出手段102と比較手段103とが図2のダイアル信号モニタ部32に相当し、回線切断手段104が図2の回線切断回路31に相当する。回線切断手段104は、通常状態では電話回線2とファクシミリ装置110とを接続している。
誤発呼監視装置100とファクシミリ装置110とは、電話番号情報などを伝達するための専用I/Fで接続されている。たとえば、USB(Universal Serial Bus)I/Fを使用する。また、誤発呼監視装置100とファクシミリ装置110との間を接続する電話回線2aを利用して電話番号情報などの情報を伝達するように構成してもよい。すなわち、ファクシミリ装置110から誤発呼監視装置100へ通知する電話番号情報をファクシミリ装置110のモデムで変調して電話回線2a上に送出し、これを誤発呼監視装置100で復調することで電話番号情報を伝達することができる。
ダイアル信号検出手段102は、図3における回線電流検知部92とDTMF検知回路93とダイアル信号検知回路96との各回路と同等の回路で構成される。比較手段103は、CPUあるいは専用の論理回路で構成される。通知手段105は、図示省略の表示部に回線が切断された旨の警告を表示する。このほか、ファクシミリ装置110に所定のI/Fを通じて回線の切断を通知し、ファクシミリ装置110の表示部に回線が切断されたことを表示したり、外部端末に対して電子メールを送信することで回線の切断を通知したりする構成でもよい。
記憶手段106は不揮発メモリで構成され、ダイアル信号検出手段102で検出したダイアル信号が示す第1の電話番号と、電話番号入手手段101で入手した電話番号情報が示す第2の電話番号とを関連付けて記憶する。ここでは、通信日時などと関連付けて、通信毎の履歴として記憶するようになっている。記憶手段106に記憶された情報は通知手段105の表示部で表示できるほか、ファクシミリ装置110に所定のI/Fを通じて伝送して表示や印刷をさせたり、外部端末に対して送信したりする構成でもよい。
ファクシミリ装置110はファクシミリ送信の開始に先立って電話番号情報を誤発呼監視装置100に向けて送出する。誤発呼監視装置100の電話番号入手手段101はファクシミリ装置110から電話番号情報を受信する。その後、ダイアル信号検出手段102はファクシミリ装置110が電話回線2a上に送出したダイアル信号を検知し、比較手段103は、該検知したダイアル信号が示す第1の電話番号と、電話番号入手手段101がファクシミリ装置110から入手した電話番号情報が示す第2の電話番号とを比較し、これらが不一致の場合に回線切断手段104の接点を開放してファクシミリ装置110を電話回線2から切り離す。また、回線を切断した場合は、その旨の通知を通知手段105で行なう。記憶手段106には、第1の電話番号と第2の電話番号とが通信毎に履歴として記憶されると共に、回線を切断したときは、その旨の情報が第1の電話番号や第2の電話番号と関連付けて記憶される。
このように動作する誤発呼監視装置100をファクシミリ装置110に外付けして使用すれば、すでに設置されたファクシミリ装置110の誤発呼を監視することができる。なお、電話回線2上のダイアル信号を常時検知しておき、何らかのダイアル信号を検知した場合に、そのダイアル信号が示す第1の電話番号とファクシミリ装置110から通知された第2の電話番号との比較動作を実行すると共に、第1、第2の電話番号の履歴を残すようにするとよい。このようにすれば、ファクシミリ装置110の外部電話接続端子に接続された他のファクシミリ装置が送信したときは、第1の電話番号は認識されるが、ファクシミリ装置110から通知された第2の電話番号は存在しない(空白)ので、第1の電話番号と第2の電話番号(空白)とが不一致となって回線が切断される。また、第1の電話番号が存在しかつ第2の電話番号が存在しない(空白)という通信履歴が残るので、該通信履歴に係わる発呼が、ファクシミリ装置110の外部電話接続端子に接続された他のファクシミリ装置によるものでファクシミリ装置110による誤発呼でないことを確認することが可能になる。
以上、本発明の実施の形態を図面によって説明してきたが、具体的な構成は実施の形態に示したものに限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
たとえば、実施の形態では、パルスダイアル式とプッシュダイアル式の双方に対応可能に構成したが、いずれか一方でもかまわない。
また、実施の形態では、第1電話番号情報群61と第2電話番号情報群62とをダイアル信号モニタ部32に通知し、この電話番号情報が示す第2の電話番号とダイアル信号が示す第1の電話番号とをダイアル信号モニタ部32で比較するように構成したが、比較動作や比較の結果による回線切断の制御は、他の部分、たとえば、第1ソフト制御ブロック40で行なってもよい。すなわち、第1ソフト制御ブロック40は、ダイアル信号モニタ部32から第2ソフト制御ブロック50を介して通知されたダイアルモニタ情報65が示す電話番号と、ユーザが指定した第1電話番号情報群61や第2電話番号情報群62が示す電話番号とを比較し、一致しない場合に、第1ソフト制御ブロック40から回線切断回路31に所定の制御コマンドを出力して回線を切断するように構成してもよい。
また、実施の形態では、ダイアル信号が示す第1の電話番号が番号テーブル66に登録された複数の電話番号の中のいずれかと一致するか否かを比較したが、今回の発呼動作に係わる第2の電話番号を一意に特定できる場合は、その第2の電話番号との一致・不一致のみを比較するように構成してもよい。
なお、実施の形態では、第1の電話番号と第2の電話番号とが一致しない場合に回線を切断する機能と、その履歴を残す機能の双方を具備させたが、いずれか一方のみを備える構成でもかまわない。また、本実施の形態においては、ファクシミリ装置およびファクシミリ装置に用いることができる誤発呼監視装置として述べてきたが、本発明において、ファクシミリ装置とは、ファクシミリの機能を有している装置であれば、コピー機能やプリンタ機能等の機能を併せ持つ装置であっても構わない。
本発明の実施の形態に係わるファクシミリ装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係わるファクシミリ装置のうち、発呼動作に関連する部分の概略構成とデータの流れとを示す説明図である。 NCUと誤発呼監視部とを合わせたNCUブロックの構成例を示す回路図である。 発呼監視装置の構成を示すブロック図である。
符号の説明
2…電話回線
2a…ファクシミリ装置と外付けの誤発呼監視装置とを接続する電話回線
10…ファクシミリ装置
11…CPU
12…バス
13…ROM
14…RAM
15…読取部
16…記録部
17…画像処理部
18…表示部
19…操作部
21…不揮発記憶部
22…ネットワークI/F部
23…ファクシミリ制御部
24…NCU
24a…ダイアル送出回路
30…誤発呼監視部
31…回線切断回路
32…ダイアル信号モニタ部
40…第1ソフト制御ブロック
41…ジョブ制御部
42…パネル制御部
43…FAXドライバ
50…第2ソフト制御ブロック
51…FAX制御部
52…回線制御部
61…第1電話番号情報群
62…第2電話番号情報群
63…電話番号情報群
64…電話番号情報
65…ダイアルモニタ情報
66…番号テーブル
70…NCUブロック
71…回線接続端子
72…外部電話接続端子
73…モデム
74…CMLリレー
75…リング検知回路
76…トランス
78…ブリッジ回路
79…トランス
81…2線/4線変換回路
82…PDリレー
85…CMLD信号
86…DCLP信号
87…RING信号
88…PD制御信号
91…回線切断リレー
91a…駆動信号
92…回線電流検知部
92a…パルスダイアル信号
93…DTMF検知回路
93a…PBダイアル信号
94…CPU
95…回線切断駆動回路
96…ダイアル信号検知回路
100…誤発呼監視装置
101…電話番号入手手段
102…ダイアル信号検出手段
103…比較手段
104…回線切断手段
105…通知手段
106…記憶手段
110…ファクシミリ装置

Claims (15)

  1. ユーザから送信先の指定を受ける送信先指定手段と、
    前記送信先指定手段で指定された送信先の電話番号情報に対して、同一電話番号の重複指定を1つにまとめる処理を施す処理部と、
    前記処理部で処理された電話番号情報に基づいて発呼する発呼手段と、
    電話回線上に送出されたダイアル信号を検出するダイアル信号検出手段と、
    前記検出されたダイアル信号が示す第1の電話番号と、前記送信先指定手段で送信先に指定されかつ前記処理部で処理の施されていない電話番号情報が示す第2の電話番号とが一致するか否かを比較する比較手段と、
    前記比較手段による比較の結果、前記第1の電話番号と前記第2の電話番号とが一致しない場合は、回線を切断する制御手段と
    を有する
    ことを特徴とするファクシミリ装置。
  2. ユーザから送信先の指定を受ける送信先指定手段と、
    前記送信先指定手段で指定された送信先の電話番号情報に対して、所定の規則で電話番号情報を整列させる処理を施す処理部と、
    前記処理部で処理された電話番号情報に基づいて発呼する発呼手段と、
    電話回線上に送出されたダイアル信号を検出するダイアル信号検出手段と、
    前記検出されたダイアル信号が示す第1の電話番号と、前記送信先指定手段で送信先に指定されかつ前記処理部で処理の施されていない電話番号情報が示す第2の電話番号とが一致するか否かを比較する比較手段と、
    前記比較手段による比較の結果、前記第1の電話番号と前記第2の電話番号とが一致しない場合は、回線を切断する制御手段と
    を有する
    ことを特徴とするファクシミリ装置。
  3. 前記ダイアル信号検出手段は前記電話回線上のダイアル信号を常時検出し、
    前記比較手段は、前記ダイアル信号検出手段がダイアル信号を検出した場合に前記比較を行う
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のファクシミリ装置。
  4. 回線が切断されたことをユーザに通知する通知手段を有する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のファクシミリ装置。
  5. 前記通知手段は、操作表示手段に回線が切断された旨を表示する
    ことを特徴とする請求項4に記載のファクシミリ装置。
  6. 前記通知手段は、前記ユーザへ電子メールを送信する
    ことを特徴とする請求項4に記載のファクシミリ装置。
  7. 前記制御手段は、画像情報が送信先に送信される前に、回線を切断する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のファクシミリ装置。
  8. 前記制御手段は、前記第1の電話番号と前記第2の電話番号とを記憶手段に記憶させる
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のファクシミリ装置。
  9. 前記ダイアル信号検出手段は前記電話回線上のダイアル信号を常時検出し、
    前記制御手段は、前記ダイアル信号検出手段がダイアル信号を検出した場合に前記記憶させる処理を行う
    ことを特徴とする請求項8に記載のファクシミリ装置。
  10. 前記制御手段は、前記第2の電話番号、もしくは前記第1の電話番号と前記第2の電話番号とを、通信毎に履歴として保存させる
    ことを特徴とする請求項8または9に記載のファクシミリ装置。
  11. 前記制御手段は、前記比較手段による前記第1の電話番号と前記第2の電話番号との比較結果を、少なくとも前記第2の電話番号と関連付けて記憶手段に記憶させる
    ことを特徴とする請求項8乃至10のいずれか1つに記載のファクシミリ装置。
  12. ユーザから送信先の指定を受ける送信先指定手段と、
    前記送信先指定手段で指定された送信先の電話番号情報に対して、同一電話番号の重複指定を1つにまとめる処理を施す処理部と、
    前記処理部で処理された電話番号情報に基づいて発呼する発呼手段と、
    電話回線上に送出されるダイアル信号を検出するダイアル信号検出手段と、
    前記検出されたダイアル信号が示す第1の電話番号と、前記送信先指定手段で送信先に指定されかつ前記処理部で処理の施されていない電話番号情報が示す第2の電話番号とを記憶手段に記憶させる制御手段と
    を有する
    ことを特徴とするファクシミリ装置。
  13. ユーザから送信先の指定を受ける送信先指定手段と、
    前記送信先指定手段で指定された送信先の電話番号情報に対して、所定の規則で電話番号情報を整列させる処理を施す処理部と、
    前記処理部で処理された電話番号情報に基づいて発呼する発呼手段と、
    電話回線上に送出されるダイアル信号を検出するダイアル信号検出手段と、
    前記検出されたダイアル信号が示す第1の電話番号と、前記送信先指定手段で送信先に指定されかつ前記処理部で処理の施されていない電話番号情報が示す第2の電話番号とを記憶手段に記憶させる制御手段と
    を有する
    ことを特徴とするファクシミリ装置。
  14. 前記ダイアル信号検出手段は前記電話回線上のダイアル信号を常時検出し、
    前記制御手段は、前記ダイアル信号検出手段がダイアル信号を検出した場合に前記記憶させる処理を行う
    ことを特徴とする請求項12または13に記載のファクシミリ装置。
  15. 前記制御手段は、前記第2の電話番号、もしくは前記第2の電話番号と前記第1の電話番号とを、通信毎に履歴として保存させる
    ことを特徴とする請求項12または13に記載のファクシミリ装置。
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