JP2018074509A - ファクシミリ通信装置 回線断判定方法およびプログラム - Google Patents

ファクシミリ通信装置 回線断判定方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】FAX通信規格に依存せずに送信機が受信機側の異常を早期に検出して対応できるファクシミリ通信装置等を提供する。【解決手段】ファクシミリ通信で使用する回線の電圧を測定する回線電圧測定部29と、ファクシミリ通信中に、回線電圧に所定の変動が生じたことを検出する検出部34と、検出部によって所定の変動が検出されたことに基づいて、相手機が回線を開放したか否かを判定する判定部35を有し、回線捕捉後でダイアル前の回線電圧を測定し、これを第1電圧として記憶しておき、ファクシミリ通信中に回線電圧が第1電圧以上に上昇したとき、相手機が回線を切断(開放)したと判定する。【選択図】図1

Description

本発明は、ファクシミリ通信中に相手機が回線を開放(切断)したことを検出可能なファクシミリ通信装置、回線断判定方法およびプログラムに関する。
ファクシミリ(FAX)通信に使用される社会基盤として、IP−PBX(Intenet Protocol Private Branch eXchange)や各種Network-Gateway装置、TA(Terminal Adapter)など、途中の経路にネットワークを介在する環境(デジタル回線)が増加している。これらの回線を利用したFAX通信(VoIP(Voice over Internet Protocol)通信/FoIP(Fax over Internet Protocol)通信)では、回線障害が多くて通信エラーが顕著に増えて来たため、通信エラーの原因や障害発生のタイミングをより具体的に把握することが求められるようになってきた。
その具体的事例としては、主に、受信機が異常を検出して回線を切断した場合に、送信機側では該受信機による回線の切断を直ぐに認識できないため、受信機が回線を切断してから、長い場合には、数分間に渡って送信機が回線を捕捉し続けてしまい、直ぐに回線を切断できないという問題があった。
この問題に対応するファクシミリ通信装置として、下記特許文献1には、画データ送信中に受信機側からフラグシーケンスを送信機に向けて送出する通信方式を採用し、送信機は受信機からのフラグシーケンスが途絶えたことをもって受信機での異常発生を検出するファクシミリ通信装置が開示されている。
特開平9−149226号公報
特許文献1に開示のファクシミリ通信装置では、一般的なファクシミリ通信の規格である、G3−FAX規格(ITU−Tによる標準規格)とは異なる特殊な規格(G3C方式)を用いる必要がある。広く普及しているG3−FAX規格では、画データ送信中に受信機からフラグシーケンスを送出する手順が無いため、特許文献1に開示の方法を採用して、前述の問題に対応することはできなかった。
本発明は、上記の問題を解決しようとするものであり、FAXの通信規格に依存せずに送信機が受信機側の異常を早期に検出して対応することのできるファクシミリ通信装置、回線断判定方法およびプログラムを提供することを目的としている。
かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存する。
[1]ファクシミリ通信で使用する回線の電圧を測定する回線電圧測定部と、
ファクシミリ通信中に、前記回線の電圧に所定の変動が生じたことを検出する検出部と、
前記検出部によって前記所定の変動が検出されたことに基づいて、相手機が回線を開放したか否かを判定する判定部と、
を有する
ことを特徴とするファクシミリ通信装置。
上記発明では、判定部は、ファクシミリ通信中の回線電圧の変動に基づいて、相手機が回線を開放したか否かを判定する。これにより、プロトコルに依存することなく、相手機が回線を開放したことをファクシミリ通信中のいつでも検出することができる。
[2]前記回線電圧測定部が測定した回線捕捉後で発呼前の前記回線の電圧である第1電圧を記憶する回線電圧記憶部を有し、
前記検出部は、ファクシミリ通信中に前記回線の電圧が前記回線電圧記憶部に記憶された前記第1電圧以上の電圧になる第1変動を検出し、
前記判定部は、前記第1変動が検出されることを含む所定の判定条件が成立した場合に、相手機が回線を開放したと判定する
ことを特徴とする[1]に記載のファクシミリ通信装置。
上記発明では、回線電圧記憶部は、回線捕捉後のダイアル前に回線電圧を測定して第1電圧として記憶し、判定部は、通信中に回線電圧が第1電圧以上になることを含む所定の判定条件が成立した場合に、相手機が回線を開放したと判定する。
[3]前記検出部は、前記回線の電圧が周期的に変動する第2変動をさらに検出し、
前記所定の判定条件は、前記検出部によって前記第1変動が検出された後に前記第2変動が検出されることを含む
ことを特徴とする[2]に記載のファクシミリ通信装置。
上記発明では、判定部は、ファクシミリ通信中に回線電圧が第1電圧以上になり、かつ、その後、回線電圧が周期的に変動することを含む所定の判定条件が成立した場合に、相手機が回線を開放したと判定する。第1変動の検出をトリガにして第2変動を検出すればよい。
[4]前記判定部は、前記検出部によって前記第1変動が検出された後、相手機との疎通確認を行い、
前記所定の判定条件は、前記疎通確認において相手機から応答がないことをさらに含む
ことを特徴とする[2]に記載のファクシミリ通信装置。
上記発明では、判定部は、ファクシミリ通信中に回線電圧が第1電圧以上になり、かつ、その後の疎通確認で相手機が応答しないことを含む所定の判定条件が成立した場合に、相手機が回線を開放したと判定する。第1変動の検出をトリガにして疎通確認を行えばよい。
[5]前記判定部は、画データの送出中に前記第1変動が検出された場合は、前記疎通確認として、前記画データの送出を停止した上で、ポストメッセージを送出し、該ポストメッセージに対する相手機からの応答を待つ動作を行う
ことを特徴とする[4]に記載のファクシミリ通信装置。
[6]前記ポストメッセージにおいて、前記画データの送出を停止せずに送出を継続した場合に通知する予定であったフレーム数を通知する
ことを特徴とする[5]に記載のファクシミリ通信装置。
[7]ビジートーン検出部をさらに備え、
前記判定部は、前記検出部によって前記第1変動が検出された後、前記ビジートーン検出部によるビジートーンの検出動作を行い、
前記所定の判定条件は、前記第1変動が検出された後の前記検出動作においてビジートーンが検出されることさらに含む
ことを特徴とする[2]乃至[6]のいずれか1つに記載のファクシミリ通信装置。
上記発明では、判定部は、ファクシミリ通信中に回線電圧が第1電圧以上になり、かつ、その後、ビジートーンが検出されることを含む所定の判定条件が成立した場合に、相手機が回線を開放したと判定する。
[8]通信エラーの種類を特定する通信エラー特定部を備え、
前記通信エラー特定部は、相手機が回線を開放した場合の通信エラーの種類を、ファクシミリ手順上での前記開放が生じたタイミングに応じて切り換える
ことを特徴とする[1]乃至[7]のいずれか1つに記載のファクシミリ通信装置。
上記発明では、通信エラーの種類を、相手機が回線を開放したときの、ファクシミリ手順上でのタイミングに応じて、より細かく分けて特定する。
[9]ファクシミリ通信装置が、ファクシミリ通信で使用する回線の電圧を繰り返し測定するステップと、
前記ファクシミリ通信装置が、ファクシミリ通信中に、前記回線の電圧に所定の変動が生じたことを検出するステップと、
前記ファクシミリ通信装置が、前記検出するステップで前記所定の変動が検出されたことに基づいて、相手機が回線を開放したか否かを判定するステップと、
を有する
ことを特徴とする回線断判定方法。
[10]ファクシミリ通信に使用する回線の電圧を測定する測定部を備えたファクシミリ通信装置のCPUで実行されるプログラムであって、
前記測定部を用いて前記回線の電圧を繰り返し測定するステップと、
ファクシミリ通信中に、前記回線の電圧に所定の変動が生じたことを検出するステップと、
前記所定の変動が検出されたことに基づいて、相手機が回線を開放したか否かを判定するステップと、
を有する
ことを特徴とする回線断判定プログラム。
本発明に係るファクシミリ通信装置、回線断判定方法およびプログラムによれば、FAXの通信規格に依存せずに送信機側が受信機側の異常を早期に検出して回線を切断する等の対応を採ることができる。
本発明の実施の形態に係るファクシミリ通信装置の概略構成を示すブロック図である。 相手機による回線の開放を確認可能な期間を従来と本発明で比較した図である。 回線電圧を記憶するタイミング等を示す図である。 相手機が回線を切断したタイミングに応じてエラー情報を詳細に設定したことを示す説明図である。 画データ送信中に回線電圧が第1電圧以上に上昇して回線を切断する場合の通信シーケンスの一例を示す図である。 第1変動を検出後に回線電圧が周期的に変動する様子を示す図である。 疎通確認で相手機から応答がない場合の通信シーケンスの一例を示す図である。 疎通確認で相手機から応答がある場合の通信シーケンスの一例を示す図である。 モデムのモードを切り替える際に生じるトーン検知の一時的なオフを無視する補正を説明する図である。 第1電圧、第2電圧を測定して回線電圧記憶部に保存する際にファクシミリ通信装置が行う処理を示す流れ図である。 相手機による回線の開放の監視に関してファクシミリ通信装置がファクシミリ通信中に行う処理を示す流れ図である。
以下、図面に基づき本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係るファクシミリ通信装置10の概略構成を示すブロック図である。ファクシミリ通信装置10は、デジタル回線やアナログ回線で構成された通信回線を通じて他のファクシミリ通信装置10と接続される。
ファクシミリ通信装置10は、ファクシミリ通信中に回線電圧を監視し、回線電圧が所定の変動パターンで変動したことに基づいて、相手機が回線を開放したか否かを判定する機能を備えている。
従来、相手機の状態を確認する方法(相手機が回線を開放したことの確認方法)はファクシミリ通信で用いるプロトコルに依存しており、図2の左側に示すように、従来、相手機による回線の開放を確認可能な期間は、画データ送信中以外の期間に限られていた。すなわち、画データ送信中は、プロトコルのやりとりがなく、画データを一方的に送出するため相手機の状態を確認することはできない。
そのため、たとえば、画データの送信フェーズに入って直ぐに相手機が回線を切断したようなケースでは、送信側は、相手機による回線の切断を、少なくとも送信予定の画データの送信が終了するまで(G3規格では最大約4分が経過するまで)、認識できなかった。また、画データの送信中のどのタイミングで相手機が回線を切断したかを特定することもできなかった。
これに対して、本発明に係るファクシミリ通信装置10では、ファクシミリ通信中に回線電圧が所定の変動パターンで変動したことに基づいて、相手機が回線を開放(切断)したことを認識するので、図2の右側に示すように、ファクシミリ通信中のいつでも相手機の状態(回線を開放したか否か)を確認することができる。
図1に戻って説明を続ける。ファクシミリ通信装置10は、当該ファクシミリ通信装置10の動作を統括制御するCPU(Central Processing Unit)11にバス12を介してROM(Read Only Memory)13と、RAM(Random Access Memory)14と、ハードディスク装置15と、不揮発メモリ16と、画像処理部17と、スキャナ部21と、プリンタ部22と、表示部23と、操作部24と、ネットワークI/F部25と、モデム26とを接続して構成される。モデム26の配下にはDAA(Data Access Arrangement)28が接続され、DAA28にはファクシミリ通信に使用される回線(電話回線)が接続される。
ROM13は各種のプログラムや固定データが格納された読み出し専用メモリである。CPU11がROM13に格納されているプログラムに従って処理を実行することによってファクシミリ通信装置10としての各機能が実現される。
RAM14はCPU11がプログラムを実行する際に各種のデータを一時的に格納するワークメモリや画データを格納する画像メモリ、通信用のバッファメモリ等として使用される。またRAM14は、後述する所定のタイミングで測定した回線電圧を記憶する回線電圧記憶部18の役割を果たす。
ハードディスク装置15は大容量の不揮発記憶装置であり、アプリケーションプログラム、ジョブや画像データなどの保存に使用される。
不揮発メモリ16は、電源をオフしても記憶内容が保持されるメモリであり、ユーザ情報や各種の設定情報などが登録される。
画像処理部17は、画像の拡大・縮小や解像度変換、符号化、復号化などの処理を行う。
スキャナ部21は、原稿を光学的に読み取って画像データを取得する機能を果たす。スキャナ部21は、たとえば、原稿に光を照射する光源と、その反射光を受けて原稿を幅方向に1ライン分読み取るラインイメージセンサと、ライン単位の読取位置を原稿の長さ方向に順次移動させる移動手段と、原稿からの反射光をラインイメージセンサに導いて結像させるレンズやミラーなどからなる光学経路、ラインイメージセンサの出力するアナログ画像信号をデジタルの画像データに変換する変換部などを備えて構成される。
プリンタ部22は、画像データに応じた画像を記録紙に印刷する機能を果たす。ここでは、記録紙の搬送装置と、感光体ドラムと、帯電装置と、レーザーユニットと、現像装置と、転写分離装置と、クリーニング装置と、定着装置とを有し、電子写真プロセスによって画像形成を行う、所謂、レーザープリンタとして構成されている。他の方式のプリンタであっても構わない。
表示部23は、液晶ディスプレイなどで構成され、操作画面、設定画面などの各種の画面を表示する。操作部24は、スタートキー、ストップキー、テンキーなどの各種のボタン類と、液晶ディスプレイの表面に設けられて押下された座標位置を検出するタッチパネルなどで構成され、ユーザがファクシミリ通信装置10に対して行う各種の操作を受け付ける。
ネットワークI/F部25は、LAN(Local Area Network)やインターネットなどのネットワークを通じて外部端末と通信する機能を果たす。モデム26は、デジタル信号をアナログ変調信号に変換したりその逆変換をしたりする機能を果たす。モデム26は、トーン検出部27の機能を備えており、ビジートーンなどの検出に使用される。
DAA28は、回線に応じて終端抵抗を切り換える等、アナログフロントエンドとしての機能を果たす。また、DAA28は、回線電圧を測定する回線電圧測定部29の機能を有する。回線電圧測定部29は、たとえば、200ms毎に回線電圧を計測し、その値をDAA28の内部レジスタに格納する。CPU11は該内部レジスタに格納されている回線電圧の値をモデム26を介して読み出すことができる。なお、回線電圧測定部29は別途の回路で構成してもよい。
CPU11はプログラムを実行することで、プロトコル制御部31、回線電圧監視部32、回線電圧記憶制御部33、電圧変動検出部34、判定部35、通信エラー特定部36等の機能を果たす。
プロトコル制御部31は、ファクシミリ通信を行う際に所定のプロトコルに従って通信手順を制御する。たとえば、ITU−TのG3規格に従って通信手順を制御する。回線電圧監視部32は、DAA28の回線電圧測定部29が測定した回線電圧を、逐次、DAA28の内部レジスタから読み出して取得する。ここでは、回線捕捉後で発呼前から回線電圧の取得を開始し、ファクシミリ通信中、すなわち回線を切断するまで、たとえば200ms周期で、繰り返し回線電圧を取得する。
回線電圧記憶制御部33は、回線捕捉後で発呼(ダイアル)前の回線電圧(第1電圧)と、相手機が応答した直後の回線電圧(第2電圧)を回線電圧記憶部18(RAM14)に保存する処理を行う。
電圧変動検出部34は、回線電圧が所定の変動パターンで変動したことを検出する。詳細には、相手機が応答した後、回線電圧が第1電圧以上に上昇する第1変動、該第1変動の後で周期的に回線電圧が変動する第2変動を検出する。
判定部35は、電圧変動検出部34によって検出された回線電圧の変動等を含む所定の判定条件に基づいて、相手機が回線を開放したか否かを判定する。
通信エラー特定部36は、通信エラーが生じた場合に、その通信エラーの種類を判断して特定する。特に、相手機が回線を開放(切断)したと判定した時点がファクシミリ通信手順のどのタイミングに位置するかに応じて、エラーの種類(エラー情報)を細分化して特定する。
図3は、回線電圧記憶部18に記憶する回線電圧等を示している。ファクシミリ通信装置10は、ファクシミリ通信(送信)を行うに際して、回線捕捉後、発呼(ダイアル)する前に回線電圧を測定して回線電圧記憶部18に記憶する(同図(a))。回線捕捉後、発呼前に測定した回線電圧を第1電圧とする。たとえば、第1電圧はおよそ6.5Vになる。
次に、ファクシミリ通信装置10は、相手機が応答した直後(FAX通信開始時)の回線電圧を測定して回線電圧記憶部18に記憶する(同図(b))。回線電圧は、相手機が応答すると、発呼前の第1電圧に比べて低い電圧になる。相手機応答後の回線電圧を第2電圧とする。たとえば、第2電圧は、およそ5.5Vになる。
ファクシミリ通信中、相手機が回線を捕捉していれば、回線電圧はほぼ第2電圧に維持される。一方、相手機が回線を開放すると、回線電圧は第2電圧から上昇する(同図(c))。そこで、ファクシミリ通信装置10は、相手機が応答した後のファクシミリ通信中に回線電圧が第1電圧以上に上昇するような回線電圧の変動(第1変動)が検出された場合に、相手機が回線を切断(開放)したと判断する。
なお、第1変動の検出は、相手機が回線を開放したことを判定するための判定条件の1つであり、相手機が回線を開放したことをより確実に判定するために、他の条件を判定条件に付加してもよい。この点については後述する。
本発明では、ファクシミリ通信装置10は、回線電圧の変動に基づいて相手機が回線を開放したことを判定するので、ファクシミリ通信中のどのタイミングにおいても、相手機が回線を開放したことを直ちに認識することができる。そのため、従来は「相手機応答なし」という1つのエラー情報しか示すことができなかった期間に生じた相手機による回線の開放に対して、ファクシミリ通信装置10は、図4に示すように、より詳細なエラー情報(エラーの種類)を特定することができる。
詳細には、相手機が回線を開放したことを、画データの送信開始直後に検出した場合、通信エラー特定部36は、相手機で画データが検出されていないことを示す「画データ検出されず」をエラー情報として特定する(図4のE1参照)。
相手機が回線を開放したことを、画データの送信開始から所定時間経過以降の画データ送信中に検出した場合、通信エラー特定部36は、画像データ送信中に相手機で異常が生じたことを示す「画データ送出中の受信機異常」をエラー情報として特定する(図4のE2参照)。上記所定時間は、たとえば、T.30勧告書に記載のT2タイマー(6±1秒)である。
相手機が回線を開放したことを、PPR−EOP等のポストメッセージ(ページエンド情報)を送出してからMCFの受信を待機している期間に検出した場合、通信エラー特定部36は、相手機でポストメッセージが受信できていないことを示す「ポストメッセージ受信できず」をエラー情報として特定する(図4のE3参照)。
また、相手機が回線を開放したことを、トレーニング信号の送出後、トレーニング結果の受信を待機している際に検出した場合、通信エラー特定部36は、能力交換に失敗したことを示す「能力交換失敗」をエラー情報として特定する(図4のE4参照)。
ファクシミリ通信装置10は、これらのエラー情報を、操作パネルの表示部23に表示したり、通信結果レポートに含めたり、通信履歴として残したりすることでユーザや管理者に通知する。
図5は、画データ送信中に回線電圧が第1電圧以上に上昇する第1変動を検出して回線を切断する場合の通信シーケンスの一例を示している。この例では、受信機は、時刻T1に画データを検出できない異常が発生し、回線を切断する。これにより、送信機側の回線電圧が第1電圧以上に上昇する。
送信機は、ファクシミリ通信中、常に回線電圧を監視しているので、第1電圧以上に回線電圧が上昇したことを、受信機が回線を切断した直後の時刻R2に検出する。そして、送信機は、画データの送出を中断(中止)し、相手機に対して回線切断の指示を送信した後、直ちに、回線を切断する。
次に、相手機が回線を開放したことをより確実に判定するために、第1変動の検出のほかに他の条件を判定条件に付加する場合について説明する。
<付加条件(1)>
図6に示すように、回線電圧監視部32は、ファクシミリ通信中に回線電圧が第1電圧以上に上昇する第1変動を検出した後も回線電圧の監視を継続し、判定部35は、回線電圧が周期的に変動する第2変動が検出された場合に、相手機が回線を開放したと判定する。この周期的に回線電圧が変動する際の変動幅は、500mV程度である。第1変動の検出をトリガにして、第2変動の有無を監視すればよい。
なお、周期的な回線電圧の変動は、TAから送られてくるビジートーン信号に由来するものである。したがって、ファクシミリ通信装置10は、回線電圧の周期的な変動の検出に代えて、ビジートーンを検出してもよい。ただし、相手機が回線を開放した場合であっても、ネットワークによっては、ビジートーンが到来しない場合がある。そのため、ファクシミリ通信装置10は、回線電圧が第1電圧以上に上昇する第1変動を検出した後に周期的な回線電圧の変動(第2変動)が検出されない場合や第1変動の検出後にビジートーンが検出されない場合であっても、相手機が回線を開放したと判断して、回線を直ぐに切断するようにしてもよい。
<付加条件2>
付加条件2の判定は、たとえば、相手機による回線切断の判定を、前述の付加条件1によって確定させることができないような場合に行う。付加条件2の判定では、相手機との疎通確認を行う。具体的には、ファクシミリ通信装置10は、画データの送信中に回線電圧が第1電圧以上に上昇する第1変動が検出されたら、画データの送出を中断し、ポストメッセージ(ページエンド情報)を送信する。すなわち、ファクシミリ通信装置10は、第1変動の検出をトリガにして付加条件2の判定(疎通確認)を行う。
ファクシミリ通信装置10は、ポストメッセージに対して、相手機から応答があれば、相手機は回線を切断(開放)していないと判断する。ファクシミリ通信装置10は、相手機から応答がなければ相手機は回線を切断していると判断する。
なお、ポストメッセージ(ページエンド情報)で通知するフレームNo(送信したフレーム数、フレーム番号を示す情報)は、画データの送出を中断するまでに送出したフレームNoではなく、本来、送信すべき(画データの送出を停止せずに送出を継続した場合に通知する予定)のフレームNoを通知する。
これにより、相手機が回線を切断していない場合には、本来送信すべきフレームNoのうち受信機が正常に受信していないフレームNoを示す再送要求が受信機から送られて来る。送信機は、再送要求で通知されたフレームNoが示すフレームを再送すれば、G3規格に準拠した正しい通信手順で送信を継続することができる。
図7は、付加条件2の判定動作を行った場合の通信シーケンスの一例であって、送信機側での第1変動の検出要因が相手機による回線切断(開放)であった場合を示している。この例では、受信機は、時刻T1に画データを検出できない異常が発生し、回線を切断する。これにより、送信機側の回線電圧が第1電圧以上に上昇する。
送信機は、ファクシミリ通信中、常に回線電圧を監視しているので、第1電圧以上に回線電圧が上昇したことを、受信機が回線を切断した直後の時刻R2に検出する。この時点で送出済みのフレームNoを(m)とする。送信機は、画データの送出を中断(中止)し、上記(m)ではなく、本来送信すべきフレームNo(n)を含むポストメッセージを相手機に送信して疎通確認を行う。
図7の場合、相手機が実際に回線を切断しているので、ポストメッセージに対する応答は返ってこない。そこで、送信機は、相手機に対して回線切断の指示を送出し、その後、回線を切断する。
図8は、付加条件2の判定動作を行った場合の通信シーケンスの一例であって、相手機が回線を切断していないにもかかわらず、何らかの要因で送信機が第1変動を検出した場合を示している。
この例では、受信機は回線を切断していないが、送信機は時刻R2に回線電圧が第1電圧以上に上昇する第1変動を検出する。この時点で送出済みのフレームNoを(m)とする。送信機は、画データの送出を中断(中止)し、上記(m)ではなく、本来送信すべきフレームNo(n)を含むポストメッセージを相手機に送信して疎通確認を行う。
図8の場合、相手機は回線を捕捉して通信を継続しているので、ポストメッセージを受信すると、再送要求を返送する。すなわち、受信機は、ポストメッセージではフレームNoが(n)であるにもかかわらず、フレームNo(m)までしか受信していないので、(n)に対して正常に受信していないフレームNoを示す再送要求を送信機に対して返送する。
送信機は、相手機から再送要求を受信すると、該再送要求が示すフレームを相手機に対して再送する。その後の手順は通常と同様のため説明を省略する。
次に、ビジートーンの検出について補足説明する。
信号送出中にビジートーンの検出を行う場合、送出する信号がビジートーンに重畳されるため、ビジートーンがどのような周波数・レベルで検出されるかが不明確である。そこで、予めテストモード等を実行してビジートーンがどのような周波数・レベルで検出されるかを測定し、適切なパラメータをトーン検出部27に与えて誤検出を回避する。
また、図9に示すように、モデム26のセットアップ状態(モード)をV21からV17に切り替える等を行うと、モードの切り替え時にトーン検知が一時的にオフになる。
たとえば、相手機が回線を切断したことの判定を、第1変動が発生した後、3回連続してビジートーンが検出されたことで確定させる場合(付加条件1を併用する場合)を考える。このとき、N回目(Nは3以下)のビジートーンの検出中に上記モードの切り替えによる一時的なトーン検出のオフが発生すると、ファクシミリ通信装置10は、ビジートーンの検出回数をリセットして最初からカウントをやり直すことになる。その結果、相手機の回線切断の判定を確定させるまでにさらなる時間を要し、送信機側での回線切断が遅くなってしまう。
そこで、本発明では、ファクシミリ通信装置10は、第1変動の発生後、ビジートーンの検出を行っているときにモデム26のモードを切り替えたときは、図9に示すように、その切り替え時に発生するトーン検知の一時的なオフは無視し、該一時的なオフが無かったものとして、ビジートーンの検出および連続発生回数のカウントを継続する。
図10は、第1電圧、第2電圧を測定して回線電圧記憶部18に保存する際にファクシミリ通信装置10が行う処理を示す流れ図である。ファクシミリ通信装置10は、ファクシミリ送信のために回線を捕捉したら、ダイアルする前に、回線電圧を測定し、これを第1電圧として回線電圧記憶部18に保存する(ステップS101)。ファクシミリ通信装置10は、その後、ダイアルし、相手機が応答する(回線電圧が降下する)のを待つ(ステップS102;No)。ファクシミリ通信装置10は、相手機が応答(回線電圧が降下)したら(ステップS102;Yes)、回線電圧を測定し、これを第2電圧として回線電圧記憶部18に保存する(ステップS103)。
図11は、相手機による回線開放の監視に関してファクシミリ通信装置10がファクシミリ通信中に行う処理を示す流れ図である。ファクシミリ通信装置10は、プロトコルに従ってファクシミリ通信を開始した後は(ステップS201)、回線電圧を繰り返し測定する(ステップS202)。ファクシミリ通信装置10は、測定した回線電圧が、回線電圧記憶部18に記憶してある第1電圧(回線捕捉後でダイアル前の回線電圧)以上か否かを判断する(ステップS203)。
ファクシミリ通信装置10は、ステップS202で測定した回線電圧が第1電圧以上でなければ(ステップS203;No)、通信終了か否かを調べ(ステップS204)、通信終了でなければ(ステップS204;No)、ステップS202に戻って処理を継続する。通信終了ならば(ステップS204;Yes)、ファクシミリ通信装置10は、回線を切断して(ステップS205)、本処理を終了する。
ファクシミリ通信装置10は、ステップS202で測定した回線電圧が第1電圧以上ならば(ステップS203;Yes)、ファクシミリ手順上の現在の位置(タイミング)を調べ、ファクシミリ手順上の位置に応じたエラー情報を特定する。詳細には、ファクシミリ通信装置10は、ファクシミリ手順が画データの送出中ならば(ステップS206;Yes)、「画データ送出中の受信機異常」をエラー情報に特定し(図4のE2)、該エラー情報を保存する(ステップS207)。その後、ファクシミリ通信装置10は、ポストメッセージを相手機に通知し(ステップS208)、相手機からの応答を待機する。
ファクシミリ通信装置10は、相手機から応答(再送要求)があれば(ステップS209;No)、ステップS202に戻って処理を継続する。ファクシミリ通信装置10は、相手機から応答が無ければ(ステップS209;Yes)、回線を切断し(ステップS213)、操作パネルの表示部23等を用いてエラー通知を行って(ステップS214)、本処理を終了する。
ファクシミリ通信装置10は、ファクシミリ手順上の現在の位置が能力交換中ならば(ステップS209;No、S210;Yes)、「能力交換失敗」をエラー情報に特定し(図4のE4)、該エラー情報を保存する(ステップS211)。ファクシミリ通信装置10は、その後、回線を切断し(ステップS213)、エラー通知を行って(ステップS214)、本処理を終了する。
ファクシミリ通信装置10は、ファクシミリ手順上の現在の位置が能力交換中でなければ(ステップS210;No)、「ポストメッセージ受信できず」をエラー情報に特定し(図4のE3)、該エラー情報を保存する(ステップS212)。ファクシミリ通信装置10は、その後、回線を切断し(ステップS213)、エラー通知を行って(ステップS214)、本処理を終了する。
このように、本発明では、ファクシミリ通信装置10は、ファクシミリ通信中の回線電圧の変動に基づいて相手機が回線を切断したか否かを判断するので、ファクシミリの通信手順に依存することなく、相手機による回線の切断(開放)を、ファクシミリ通信中にいつでも直ちに検出することができる。
以上、本発明の実施の形態を図面によって説明してきたが、具体的な構成は実施の形態に示したものに限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
ファクシミリ通信中に相手機が回線を切断したことを判定するための判定条件は、回線電圧が第1電圧以上に上昇する第1変動のみでもよいし、第1変動に付加条件1(周期的変動やビジートーン検出)を組み合わせる、第1変動に付加条件2(疎通確認)を組み合わせる、第1変動に付加条件1および付加条件2を組み合わせる、としてもよい。第1変動の検出は必須の判定条件であり、付加条件1、2の判定を行う場合のトリガとなる。
実施の形態では、回線捕捉後でダイアル前に回線電圧を測定し、これを第1電圧として回線電圧記憶部18に記憶するようにしたが、判定部35は、ファクシミリ通信中に回線電圧が所定電圧(たとえば、0.5V)以上に上昇した、あるいは所定電圧以上に所定時間以上継続して上昇したことをもって、第1変動が発生したと判定するようにしてもよい。
本発明は、G3、SuperG3に限定されず、いかなるFAX規格にも適用することができる。
10…ファクシミリ通信装置
11…CPU
12…バス
13…ROM
14…RAM
15…ハードディスク装置
16…不揮発メモリ
17…画像処理部
18…回線電圧記憶部
21…スキャナ部
22…プリンタ部
23…表示部
24…操作部
25…ネットワークI/F部
26…モデム
27…トーン検出部
28…DAA
29…回線電圧測定部
31…プロトコル制御部
32…回線電圧監視部
33…回線電圧記憶制御部
34…電圧変動検出部
35…判定部
36…通信エラー特定部

Claims (10)

  1. ファクシミリ通信で使用する回線の電圧を測定する回線電圧測定部と、
    ファクシミリ通信中に、前記回線の電圧に所定の変動が生じたことを検出する検出部と、
    前記検出部によって前記所定の変動が検出されたことに基づいて、相手機が回線を開放したか否かを判定する判定部と、
    を有する
    ことを特徴とするファクシミリ通信装置。
  2. 前記回線電圧測定部が測定した回線捕捉後で発呼前の前記回線の電圧である第1電圧を記憶する回線電圧記憶部を有し、
    前記検出部は、ファクシミリ通信中に前記回線の電圧が前記回線電圧記憶部に記憶された前記第1電圧以上の電圧になる第1変動を検出し、
    前記判定部は、前記第1変動が検出されることを含む所定の判定条件が成立した場合に、相手機が回線を開放したと判定する
    ことを特徴とする請求項1に記載のファクシミリ通信装置。
  3. 前記検出部は、前記回線の電圧が周期的に変動する第2変動をさらに検出し、
    前記所定の判定条件は、前記検出部によって前記第1変動が検出された後に前記第2変動が検出されることを含む
    ことを特徴とする請求項2に記載のファクシミリ通信装置。
  4. 前記判定部は、前記検出部によって前記第1変動が検出された後、相手機との疎通確認を行い、
    前記所定の判定条件は、前記疎通確認において相手機から応答がないことをさらに含む
    ことを特徴とする請求項2に記載のファクシミリ通信装置。
  5. 前記判定部は、画データの送出中に前記第1変動が検出された場合は、前記疎通確認として、前記画データの送出を停止した上で、ポストメッセージを送出し、該ポストメッセージに対する相手機からの応答を待つ動作を行う
    ことを特徴とする請求項4に記載のファクシミリ通信装置。
  6. 前記ポストメッセージにおいて、前記画データの送出を停止せずに送出を継続した場合に通知する予定であったフレーム数を通知する
    ことを特徴とする請求項5に記載のファクシミリ通信装置。
  7. ビジートーン検出部をさらに備え、
    前記判定部は、前記検出部によって前記第1変動が検出された後、前記ビジートーン検出部によるビジートーンの検出動作を行い、
    前記所定の判定条件は、前記第1変動が検出された後の前記検出動作においてビジートーンが検出されることさらに含む
    ことを特徴とする請求項2乃至6のいずれか1つに記載のファクシミリ通信装置。
  8. 通信エラーの種類を特定する通信エラー特定部を備え、
    前記通信エラー特定部は、相手機が回線を開放した場合の通信エラーの種類を、ファクシミリ手順上での前記開放が生じたタイミングに応じて切り換える
    ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1つに記載のファクシミリ通信装置。
  9. ファクシミリ通信装置が、ファクシミリ通信で使用する回線の電圧を繰り返し測定するステップと、
    前記ファクシミリ通信装置が、ファクシミリ通信中に、前記回線の電圧に所定の変動が生じたことを検出するステップと、
    前記ファクシミリ通信装置が、前記検出するステップで前記所定の変動が検出されたことに基づいて、相手機が回線を開放したか否かを判定するステップと、
    を有する
    ことを特徴とする回線断判定方法。
  10. ファクシミリ通信に使用する回線の電圧を測定する測定部を備えたファクシミリ通信装置のCPUで実行されるプログラムであって、
    前記測定部を用いて前記回線の電圧を繰り返し測定するステップと、
    ファクシミリ通信中に、前記回線の電圧に所定の変動が生じたことを検出するステップと、
    前記所定の変動が検出されたことに基づいて、相手機が回線を開放したか否かを判定するステップと、
    を有する
    ことを特徴とする回線断判定プログラム。
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