JP4068969B2 - ディジタルオーディオプロセッサ - Google Patents

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Description

【0001】
本発明は、少なくとも低周波数の利得、高周波数の利得、およびボリューム利得を含む調整可能なパラメータを有するディジタルオーディオプロセッサの周波数特性の適合方法に関する。
【0002】
こんにちのオーディオ機器はしばしばユーザが種々の音響特性のグループのなかから選択を行えるように構成されている。典型的にはユーザは機器の音響特性を自身の聴取している音楽(例えばロック、ジャズ、クラシックなど)に合わせようとする。これを技術的に云うと、音響特性は主としてオーディオ信号処理の周波数応答特性曲線によって定められることになる。この特性曲線は実質的にはロー・ミドル・ハイの周波数レンジの利得値によって定義される。通常はこれらの3つのパラメータを独立に調節できる3バンドオーディオプロセッサが使用される。しかし3バンドオーディオプロセッサはローおよびハイの利得値のみを調整する2バンドオーディオプロセッサに比べるとかなりコストがかかる。
【0003】
したがって2バンドオーディオプロセッサのみを用いて、3バンドオーディオプロセッサで達成可能な全ての周波数応答特性曲線を実現できるディジタルオーディオプロセッサの周波数特性の適合方法を提案する。
【0004】
本発明は、少なくとも低周波数の利得、高周波数の利得、およびボリューム利得を含む調整可能なパラメータを有するディジタルオーディオプロセッサの周波数特性の適合方法において、
a)低周波数の利得、中間周波数の利得、および高周波数の利得を有する周波数応答特性曲線を選択し、
b)選択された周波数応答特性曲線の中間周波数の利得を読み、この中間周波数の利得の対数がゼロでなく負でもない場合には
c)その時点での中間周波数の利得が選択された周波数応答特性曲線の中間周波数の利得にほぼ一致するまでユーザがセットしたボリュームレベルからボリューム利得を低減し、
d)低周波数の利得を選択された周波数応答特性曲線の低周波数の利得に適合させ、
e)高周波数の利得を選択された周波数応答特性曲線の高周波数の利得に適合させる
ことを特徴とする。
【0005】
この手法はdBで表される周波数利得が負の場合にも適用可能である。dBで表される利得がゼロまたは正である場合には、別の手法が適用される。このときには
a)低周波数の利得、中間周波数の利得、および高周波数の利得を有する周波数応答特性曲線を選択し、
b)選択された周波数応答特性曲線の中間周波数の利得を読み、この中間周波数の利得の対数がゼロ以上である場合には、
c)その時点の中間周波数の利得が選択された周波数応答特性曲線の中間周波数の利得にほぼ一致するまでユーザがセットしたボリュームレベルからボリューム利得を増大し、
d)低周波数の利得を選択された周波数応答特性曲線の低周波数の利得に適合させ、
e)高周波数の利得を選択された周波数応答特性曲線の高周波数の利得に適合させる。
【0006】
本発明の方法の有利な実施形態では、適合化されたローおよび高周波数の利得が利得の許容範囲について監視され比較される。このようにしてオーディオプロセッサが過負荷条件のもとで操作されないことが保証される。
【0007】
またローおよび/または高周波数の利得が利得の許容範囲を外れる場合、ボリューム利得を再調整すると有利である。これにより音響再生の良好な条件が確立される。
【0008】
本発明の第2の形態は、本発明の方法によって調整される2バンドオーディオプロセッサを備えた電子機器である。
【0009】
本発明を完全に理解していただくために、以下に図を参照しながら本発明を説明する。図には本発明の実施例が示されている。
【0010】
図1にはディジタルオーディオプロセッサを備えたオーディオ機器のブロック図が示されている。図2には種々のタイプの周波数応答特性曲線が示されている。図3のaには3バンドオーディオプロセッサの周波数応答特性曲線の例が示されており、図3のbには2バンドオーディオプロセッサの周波数応答特性曲線の例が示されている。図4には2バンドオーディオプロセッサのブロック図が示されている。図5には本発明に基づくソフトウェアプログラムのプログラムフローが示されている。
【0011】
図1にはオーディオ信号をステレオ再生するオーディオ機器のブロック図が示されている。以下に説明する本発明の実施例では、当該のオーディオ機器はCDプレーヤモジュール1、カセットレコーダモジュール2、および放送を受信するチューナ/復調器モジュール3を備えたポータブルオーディオ機器である。全てのモジュール1、2、3はオーディオ信号をステレオ再生のための2チャンネルで供給する。ここでは本発明をポータブルオーディオ機器に関連して説明しているが、本発明はこれに限定されるものではない。実際には本発明はベースバンドオーディオ信号を再生または形成しこれを音波へ変換するあらゆる機器に適用可能である。またオーディオ信号を処理してベースバンドオーディオ信号を形成し、このベースバンドオーディオ信号を音波へ変換する作業は、つねに1つの機器で行わなければならないというわけではなく、例えばモジュラーステレオ装置内の複数の個別機器によって行うこともできることを指摘しておく。
【0012】
オーディオ信号は入力モジュール1、2、3を介してディジタルオーディオプロセッサ4へ供給される。入力側6a,6b;7a,7b;8a,8bの3つの組の入力信号が受信される。オーディオプロセッサは例えばSTmicroelectronics社のタイプTDA7440Dであってよい。オーディオプロセッサ4はデータ線路8、9を介してマイクロコンピュータ11へ接続されている。この実施例では、データ線路8、9は周知のIC規格にしたがってデータを送信する。マイクロコンピュータ11は入力命令をユーザコマンド処理ユニット12から受け取る。コマンドはユーザによってコントロールパネルまたはリモートコントロールから入力される。ユーザコマンドの受信および処理は従来周知であるので、ここで詳細には説明しない。マイクロコンピュータ11がユーザコマンド、例えば所定のボリュームレベルを受信すると、マイクロコンピュータは相応のデータワードをオーディオプロセッサ4へ送信する。この実施例ではマイクロコンピュータによりデータワードがオーディオプロセッサ4へ送信され、適切なボリューム利得Gvolが選択される。以下では“ボリューム利得”という語をオーディオ信号を増幅する周波数依存性の利得係数として用いる。これに加えて、オーディオ信号はハイおよびローの周波数領域で周波数応答特性曲線に相応に選択的に増幅される。これについて次に述べる。オーディオプロセッサ4は増幅されたオーディオ信号を出力側13a、13bへ出力する。これらの出力側は増幅器段14a、14bへ接続されている。増幅器14a、14bはラウドスピーカ16a、16bに接続されており、これらを駆動して音波を形成する。
【0013】
電力供給部17の第1の出力側18からDC電力が各増幅器14a、14bへ供給される。電力供給部17の第2の出力側19からはさらにDC電力が信号処理電子回路および入力モジュール1、2、3へ供給される。第1の出力側18の供給電圧は電力の損失を低減するために第2の出力側19の供給電圧よりも高くなっている。供給電圧の典型的な値はそれぞれ10Vおよび7Vである。
【0014】
マイクロコンピュータ11は専用の周波数応答特性曲線をマイクロコンピュータのメモリ内に記憶された曲線群から選択する。図2には“Flat”、“Rock”、“Pops”、“Jazz”とレーベルされた種々のタイプの周波数応答特性曲線が示されている。図2からわかるように、0.1kHz、1kHz、10kHzの利得値により、それぞれの周波数応答特性曲線が定められている。ローまたはミドルまたはハイの周波数領域の周波数利得を調整することにより、オーディオ機器の音響特性はボリュームレベルすなわちボリューム利得とは独立に変化する。ボリューム利得はオーディオ信号の周波数に対して一定となる。ローまたはミドルまたはハイの周波数領域での周波数利得を以下ではそれぞれGlow、Gmid、Ghighとする。
【0015】
オーディオ機器の特性をいわゆる3バンドオーディオプロセッサを使用して適合化すると有利である。このタイプのプロセッサのプロパティが図3のaに示されている。3バンドオーディオプロセッサはロー・ミドル・ハイの周波数領域で利得を選択的に調整する。図3のaでは0.1kHz、1kHz、10kHzがロー・ミドル・ハイの周波数として選択されている。換言すれば、図3のaのグラフのポイント26、27、28の周波数利得はユーザの選択した周波数応答特性曲線にしたがって個別に上方または下方へシフトされる。
【0016】
相応に、2バンドオーディオプロセッサはローおよびハイの周波数での利得のみ、つまり0.1kHzおよび10kHzの周波数の利得のみが選択される。図3のa、bを比較すれば3バンドオーディオプロセッサと2バンドオーディオプロセッサとの相違は明らかである。2バンドオーディオプロセッサでは図3のbのグラフのポイント31、32のみがシフトされ、1kHzの中間周波数領域のポイント33は0dBの利得レベルにとどまる。このため、図2に“Rock”および“Pops”のレーベルで示されている周波数応答特性曲線22、23を実現することはできない。ここではオーディオプロセッサを中間周波数の利得0dBの周波数応答特性曲線に適合させうるのみである。
【0017】
2バンドオーディオプロセッサの機能をより詳細に説明するために、図4に2バンドオーディオプロセッサのブロック図が示されている。
【0018】
図4に示されている2バンドオーディオプロセッサ4はマイクロコンピュータ11から送信されたデータワードをデータ線路8、9を介して受信する。データ線路8、9は有利にはオーディオプロセッサとマイクロコンピュータ11とのあいだをつなぐシリアルICバスである。オーディオプロセッサ4は受信した命令を復号化し、種々の機能に対して内部セクションが演算可能となるように制御する。オーディオプロセッサ4にはオーディオ信号を受信する入力側の4つの組が設けられており、これらの入力側はそれぞれ独立にマルチプレクサ36a、36bを介して選択される。これらのマルチプレクサはレフトチャンネルおよびライトチャンネルに対する2つの増幅器37a、37bと協働する。増幅器37a、37bの出力信号は入力側38a、38bへ結合される。同時にこれらの信号はカセットレコーダモジュール2によって行われる録音に用いられる。次にこれらの信号はVOLUMEアンプ39a、39bへ供給され、入力信号が周波数から独立に増幅される。さらにVOLUMEアンプの出力信号はTREBLEアンプ41a、41bへ供給され、高周波数領域で増幅が行われる。TREBLEアンプの出力はBASSアンプ42a,42bへ供給され、低周波数領域で増幅が行われる。こうして周波数応答特性曲線にしたがって増幅された信号は出力ピン43a、43bへ供給される。これらの信号は増幅器段14a、14bの入力信号となる。
【0019】
本発明の方法は2バンドオーディオプロセッサを用いて中間周波数領域での0dB以外の利得を有する周波数応答特性曲線を形成し、図2の“Rock”または“Pops”のレーベルで示される周波数応答特性を実現することである。この方法をどのようにして実施するかについての詳細を以下に図5のフローチャートに則して説明する。
【0020】
図5にはソフトウェアプログラムのフローチャートが示されている。このプログラムはオーディオ機器がスイッチオンされるたびに、またモードセレクタスイッチその他が操作されるたびに実行される[ステップ51]。マイクロコンピュータ11はユーザコマンド入力ユニット12から現在選択されている周波数応答特性曲線を読み取る。次にマイクロコンピュータはユーザの選択に相応するデータを関連するメモリから作業メモリへロードする[ステップ52]。この実施例では、データは低周波数の利得Glow、中間周波数の利得Gmid、および高周波数の利得Ghighの各プリセット値を含む。
【0021】
以下では利得のプリセット値と可変の値とを区別することが重要である。これらは本発明の方法で修正されている。双方の値の組は異なるメモリ位置に記憶される。例えばボリューム利得が増大する場合、利得の可変の値は影響を受けるが、プリセット値のほうは一定である。
【0022】
マイクロコンピュータはGmidの値が0となるか否かを判別する[ステップ53]。0となる場合には、その時点で調整されているボリューム利得Gvolがそのまま一定に維持され[ステップ54]、低周波数の利得Glowおよび高周波数の利得Ghighがそれぞれのプリセット値へ設定される[ステップ55、56]。続いて選択された値がGminとGmaxとのあいだに定められる領域内に入っているか否かがオーディオプロセッサ4によって検査される[ステップ57]。2つの値とも許容範囲内に入っていれば、データは図1のデータ線路8、9を介してオーディオプロセッサへ送信され[ステップ58]、プログラムは終了される[ステップ59]。2つの値のうち1つでも許容範囲を外れれば、当該の値は許容範囲内におさまるまでインクリメントまたはデクリメントされる。許容範囲内におさまった時点でそのときの調整利得値Glow、Ghighがオーディオプロセッサへ送信される。
【0023】
上述のケースは、中間周波数領域の利得値Gmidが0dBとなっており、2バンドオーディオプロセッサで周波数応答特性曲線を適合させることが簡単であるため、それほど重要ではない。より複雑な状況として、ステップ53での判別の結果が“no”であった場合、つまりGmidの値が0dBでなかった場合について検討する。このときさらに2つの場合の場合分けが必須となる[ステップ61]。
【0024】
第1に、Gmidの値が0dBよりも大きい状況、つまりステップ61での判別結果が“yes”である場合を考えてみる。このときボリューム利得GvolはGmid値だけ増大される[ステップ62]。次にGlow値が読み出され[ステップ63]、この値が選択された周波数応答特性曲線に適合するように修正される[ステップ64]。通常、Glow値の低減が必要となるが、バスブースティングをともなう周波数応答特性曲線が選択されて、さらに増大が行われることもある。
【0025】
最後の2つのステップは相応に高周波数の利得Ghighに対しても繰り返され、これが選択された周波数応答特性曲線の予め設定されたGhigh値に適合化される[ステップ65、66]。このステップが完了した後、再びGlowおよびGhighの調整値が許容範囲内に入ったか否かが検査され[ステップ57]、入っていればデータがオーディオプロセッサへ送信され[ステップ58]、プログラムが終了される[ステップ59]。
【0026】
第2に、Gmidの値が0dBより小さい状況、つまりステップ61での判別結果が“no”である場合を考えてみる。このときボリューム利得GvolはGmidのプリセット値だけ低減される[ステップ67]。次にGlow値が読み出され[ステップ68]、この値が選択された周波数応答特性曲線に適合するように修正される[ステップ69]。最後の2つのステップは相応に高周波数の利得Ghighに対しても繰り返され、これが選択された周波数応答特性曲線の予め設定されたGhigh値に適合化される[ステップ71、72]。このステップの後、再びGlowおよびGhighの調整値が許容範囲内に入ったか否かが検査され[ステップ57]、入っていればデータがオーディオプロセッサへ送信され[ステップ58]、プログラムが終了される[ステップ59]。
【0027】
ボリューム利得Gvolがマイクロコンピュータ11によって調整され、選択された周波数応答特性曲線が適合化された後、ユーザは音楽を所望のボリュームレベルで聴取するためにボリューム利得を再び増減することができる。
【0028】
まとめると、本発明の方法はボリューム利得、低周波数の利得Glow、および高周波数の利得Ghighを調整して、2バンドオーディオプロセッサで3バンドオーディオプロセッサの調整機能をシミュレートするという着想に基づいている。
【図面の簡単な説明】
【図1】 オーディオ機器のブロック図である。
【図2】 種々のタイプの周波数応答特性曲線図である。
【図3】 3バンドおよび2バンドのオーディオプロセッサの周波数応答特性曲線図である。
【図4】 2バンドオーディオプロセッサのブロック図である。
【図5】 本発明に基づくソフトウェアプログラムのプログラムフローチャートである。

Claims (5)

  1. 少なくとも低周波数の利得(Glow)、高周波数の利得(Ghigh)、およびボリューム利得(Gvol)を含む調整可能なパラメータを有する
    ディジタルオーディオプロセッサの周波数特性の適合方法において、
    a)低周波数の利得(Glow)、中間周波数の利得(Gmid)、および高周波数の利得(Ghigh)を有する周波数特性曲線を選択し、
    b)選択された周波数特性曲線の中間周波数の利得(Gmid)を読み出し、この中間周波数の利得(Gmid)の対数(log[Gmid])がゼロでなく負でもない場合には、
    c)その時点の中間周波数の利得(Gmid)が選択された周波数特性曲線の中間周波数の利得にほぼ一致するまでユーザがセットしたボリュームレベルからボリューム利得(Gvol)を低減し、
    d)低周波数の利得(Glow)を選択された周波数特性曲線の低周波数の利得(Glow)にほぼ一致させ、
    e)高周波数の利得(Ghigh)を選択された周波数特性曲線の高周波数の利得(Ghigh)にほぼ一致させる
    ことを特徴とするディジタルオーディオプロセッサの周波数特性の適合方法。
  2. 少なくとも低周波数の利得(Glow)、高周波数の利得(Ghigh)、およびボリューム利得(Gvol)を含む調整可能なパラメータを有する
    ディジタルオーディオプロセッサの周波数特性の適合方法において、
    a)低周波数の利得(Glow)、中間周波数の利得(Gmid)、および高周波数の利得(Ghigh)を有する周波数特性曲線を選択し、
    b)選択された周波数特性曲線の中間周波数の利得(Gmid)を読み出し、この中間周波数の利得(Gmid)の対数(log[Gmid])がゼロ以上である場合には、
    c)その時点の中間周波数の利得(Gmid)が選択された周波数特性曲線の中間周波数の利得にほぼ一致するまでユーザがセットしたボリュームレベルからボリューム利得(Gvol)を増大し、
    d)低周波数の利得(Glow)を選択された周波数特性曲線の低周波数の利得(Glow)にほぼ一致させ、
    e)高周波数の利得(Ghigh)を選択された周波数特性曲線の高周波数の利得(Ghigh)にほぼ一致させる
    ことを特徴とするディジタルオーディオプロセッサの周波数特性の適合方法。
  3. 調整された低周波数および高周波数の利得を利得許容範囲について監視し比較する、請求項1または2記載の方法。
  4. 低周波数および/または高周波数の利得が利得許容範囲を外れる場合、ボリューム利得を再調整し、低周波数および/または高周波数の利得が利得許容範囲内に入るようにする、請求項3記載の方法。
  5. 2バンドオーディオプロセッサを備えており、このオーディオプロセッサが請求項1から4までのいずれか1項記載のディジタルオーディオプロセッサの周波数特性の適合方法にしたがって調整されることを特徴とする電子機器。
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