JP3436681B2 - Avアンプ - Google Patents

Avアンプ

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JP3436681B2
JP3436681B2 JP05855998A JP5855998A JP3436681B2 JP 3436681 B2 JP3436681 B2 JP 3436681B2 JP 05855998 A JP05855998 A JP 05855998A JP 5855998 A JP5855998 A JP 5855998A JP 3436681 B2 JP3436681 B2 JP 3436681B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、AVアンプに関
し、より特定的には、多チャネル再生モードと2チャネ
ルステレオ再生モードとを選択的に切換可能なAVアン
プに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ホーム・シアターの浸透により、
映像音声の多チャネル再生を行うAVアンプが急速に普
及しつつある。この種のAVアンプは、種々のソース
(DVD、ディジタル放送等)から得た音声情報(この
音声情報は、多チャネルの音声情報が2チャネルの音声
情報にエンコードされている)を、デコードして多チャ
ネル再生を行う。一方で、音質を重視したバイアンプ・
バイワイヤリング対応の単品高級スピーカ(以下、バイ
ワイヤリングスピーカと称す)を用いたステレオ再生の
要望も根強い。ホーム・シアター用とステレオ再生用と
に個別にアンプを購入して設置することは、経済的にも
スペース的にも大きな負担を伴う。そこで、1つのAV
アンプを用いて多チャネル再生を行うと共に、バイワイ
ヤリングスピーカをもステレオ駆動することが要望され
ている。
【0003】以下、図面を参照しながら、従来の多チャ
ネルAVアンプを用いてバイワイヤリングスピーカを駆
動する方法について説明する。図14は、従来のAVア
ンプにバイワイヤリングスピーカが接続された状態を示
すブロック図である。図14において、図示しないソー
ス(DVD、ディジタル放送等)から取得された2チャ
ネルの信号(多チャネル(ここでは、4チャネル)の情
報をエンコードした信号)は、入力端子1L,1Rから
入力され、デコーダ2で元の4チャネル信号にデコード
される。デコーダ2から出力されるLチャネル用信号3
Lは、Lチャネル用増幅器4Aで増幅された後、Lチャ
ネル用バイワイヤリングスピーカ6Lの高域用端子HF
と低域用端子LFとに並列に入力される。同様に、デコ
ーダ2から出力されるRチャネル用信号3Rは、Rチャ
ネル用増幅器4Cで増幅された後、Rチャネル用バイワ
イヤリングスピーカ6Rの高域用端子HFと低域用端子
LFとに並列に入力される。なお、デコーダ2から出力
されるCチャネル(センタチャネル)用信号3Cは、C
チャネル用増幅器4Bで増幅された後、センタスピーカ
11に入力される。また、デコーダ2から出力されるS
チャネル(サラウンドチャネル)用信号3Sは、Sチャ
ネル用増幅器4Dで増幅された後、サラウンドスピーカ
12に入力される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来の
AVアンプを用いてバイワイヤリングスピーカ6Lおよ
び6Rを2チャネルステレオ再生モードで駆動した場
合、増幅回路としてLチャネル用の増幅器4Aと、Rチ
ャネル用の増幅器4Cとの2つしか使用しないため、実
質的には図14に示すように高域用端子HFと低域用端
子LFとを短絡したノーマルモードでの使用となり、バ
イワイヤリング接続を利用した高音質再生を実現できな
いという問題点を有していた。
【0005】それ故に、本発明の目的は、多チャネル再
生が行えると共に、2チャネルステレオ再生時にはバイ
ワイヤリングスピーカをバイワイヤリング接続によって
高音質駆動できるAVアンプを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段および発明の効果】上述の
目的を達成するために、本発明は、以下に示すような特
徴を有している。第1の発明は、多チャネル再生モード
と2チャネルステレオ再生モードとを選択的に切換可能
なAVアンプであって、多チャネル再生モード時には、
多チャネルエンコードされた入力信号をデコードして多
チャネル信号を出力し、2チャネルステレオ再生モード
時には、入力された2チャネルステレオ信号をそのまま
出力するデコーダと、デコーダの出力信号を増幅するた
めの複数の増幅器と、それぞれにスピーカが接続され、
接続されたスピーカに増幅器の出力信号を伝達するため
の複数の出力端子と、多チャネル再生モードと2チャネ
ルステレオ再生モードとを選択するためのチャネル選択
部と、チャネル選択部によるモード選択に応じて、デコ
ーダと複数の増幅器との間、及び、これらの複数の増幅
器と複数の出力端子との間の接続関係を切り換えるため
の切換回路とを備え、複数の増幅器には、多チャネル再
生時に各チャネルの出力信号を増幅するための第1〜第
4の少なくとも4つの増幅器が含まれ、切換回路は、出
力端子に多チャネル再生用の複数のスピーカが接続さ
れ、かつ多チャネル再生モードが選択されたとき、デコ
ーダから出力される多チャネル信号が複数の増幅器によ
ってチャネル別に増幅され、かつ各増幅器から出力され
る信号がそれぞれ対応するチャネルのスピーカに与えら
れるように接続関係を切り換え、出力端子にバイワイヤ
リング対応の1対のスピーカが接続され、かつ2チャネ
ルステレオ再生モードが選択されたとき、デコーダから
出力される2チャネルステレオ信号の内、Lチャネル用
信号が複数の増幅器の中の第1および第2の増幅器で並
列的に増幅され、Rチャネル用信号が複数の増幅器の中
の第3および第4の増幅器で並列的に増幅され、かつ第
1および第2の増幅器の出力信号が1対のスピーカの一
方にバイワイヤリング接続態様で与えられ、第3および
第4の増幅器の出力信号が1対のスピーカの他方にバイ
ワイヤリング接続態様で与えられるように接続関係を切
り換える。
【0007】上記のように、第1の発明によれば、スピ
ーカ結線を変えることなく、2チャネルステレオ再生時
にはバイワイヤリングスピーカをマルチアンプによるバ
イワイヤリング接続によって高音質駆動することができ
る。従って、ユーザとしては、バイワイヤリングスピー
カのために新たにアンプ装置を購入して設置する必要が
なくなり、低価格で省スペースな多機能アンプが実現で
きる。
【0008】第2の発明は、第1の発明において、第1
および第2の増幅器間の利得差を補正するための第1の
利得補正回路と、第3および第4の増幅器間の利得差を
補正するための第2の利得補正回路とをさらに備え、切
換回路は、出力端子にバイワイヤリング対応の1対のス
ピーカが接続され、かつ2チャネルステレオ再生モード
が選択されたとき、第1および第2の利得補正回路が能
動化するように接続関係を切り換えることを特徴とす
る。
【0009】第1および第2の増幅器は、本来、異なる
チャネルのスピーカを駆動するために準備されているた
め、互いにゲインが異なる場合が多い。これは、第3お
よび第4の増幅器も同様である。これに対し、バイワイ
ヤリングスピーカは、同一のゲインを有するマルチアン
プで駆動されることが原則である。そこで、第2の発明
では、第1の利得補正回路で第1および第2増幅器間の
利得差を補正し、第2の利得補正回路で第3および第4
の増幅器間の利得差を補正することにより、マルチチャ
ネルのために準備されたゲインの異なる増幅回器群を、
バイワイヤリングスピーカの駆動のために適する形で使
用できるようにしている。
【0010】第3の発明は、第2の発明において、第1
の利得補正回路は、Lチャネル用信号に対して第1の増
幅器の出力信号が有する利得と、Lチャネル用信号に対
して第2の増幅器の出力信号が有する利得とが、ほぼ等
しくなるように利得を補正し、第2の利得補正回路は、
Rチャネル用信号に対して第3の増幅器の出力信号が有
する利得と、Rチャネル用信号に対して第4の増幅器の
出力信号が有する利得とが、ほぼ等しくなるように利得
を補正することを特徴とする。
【0011】上記のように、第3の発明によれば、バイ
ワイヤリングスピーカを2チャネルステレオ再生モード
で駆動する場合、第1および第2の増幅器間の利得差が
ほぼ0になるように利得が補正され、第3および第4の
増幅器間の利得差がほぼ0になるように利得が補正され
るので、理想的なバイワイヤリング再生が行える。
【0012】第4の発明は、第3の発明において、第1
および第2の利得補正回路が、利得補正量を微調整する
ための微調整手段を含むことを特徴とする。
【0013】上記のように、第4の発明によれば、第1
および第2の利得補正回路を微調整可能とすることによ
り、第1および第2の利得補正回路間の定数ばらつき、
使用するスピーカの機種や視聴する部屋の音響特性の違
いから起こる周波数特性の劣化をも補正することができ
る。
【0014】第5の発明は、第1の発明において、切換
回路が、デコーダと各増幅器との間、及び、これらの複
数の増幅器と各出力端子との間に適宜に配置される複数
のスイッチと、チャネル選択部によるモード選択に応じ
て、各スイッチのオンオフ状態を制御するコンピュータ
装置とを含むことを特徴とする。
【0015】上記のように、第5の発明によれば、コン
ピュータ装置によってスイッチをオンオフ制御している
ので、AVシステムのグレードアップ等によって生じる
接続されるスピーカ群の変更に容易に対応することがで
きる。
【0016】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の第1の実施形態
に係るAVアンプの構成を示すブロック図である。図1
において、図示しないソース(DVD、ディジタル放送
等)から取得された2チャネルの信号(多チャネル(こ
こでは、4チャネル)の情報をエンコードした信号)
は、入力端子1L,1Rから入力され、デコーダ2で元
の4チャネル信号にデコードされる。デコーダ2から出
力されるLチャネル用信号3Lは、Lチャネル用増幅器
4Aで増幅された後、スイッチS11を介して出力端子
5Aに与えられると共に、スイッチS1を介して出力端
子5Bに与えられる。また、デコーダ2から出力される
Cチャネル(センタチャネル)用信号3Cは、スイッチ
S2を経由してCチャネル用増幅器4Bで増幅された
後、スイッチS3を介して出力端子5Bに与えられると
共に、スイッチS4を介して出力端子5Cに与えられ
る。また、デコーダ2から出力されるRチャネル用信号
3Rは、Rチャネル用増幅器4Cで増幅された後、スイ
ッチS12を介して出力端子5Dに与えられると共に、
スイッチS6を介して出力端子5Eに与えられる。ま
た、デコーダ2から出力されるSチャネル(サラウンド
チャネル)用信号3Sは、スイッチS7を経由してSチ
ャネル用増幅器4Dで増幅された後、スイッチS8を介
して出力端子5Eに与えられると共に、スイッチS9を
介して出力端子5Fに与えられる。なお、デコーダ2か
ら出力されるLチャネル用信号3Lは、スイッチS5お
よびゲイン補正回路7を介してCチャネル用増幅器4B
にも与えられる。また、デコーダ2から出力されるRチ
ャネル用信号3Rは、スイッチS10およびゲイン補正
回路8を介してSチャネル用増幅器4Dにも与えられ
る。
【0017】CPU101は、モード選択部104およ
びチャネル選択部105から与えられる選択情報に従っ
て、スイッチS1〜S12のオンオフを制御する。これ
らモード選択部104およびチャネル選択部105は、
AVアンプの操作パネルに設けられ、ユーザによって操
作される。モード選択部104は、使用するスピーカを
選択する。チャネル選択部105は、2チャネルステレ
オ再生モードか4チャネル再生モードかを選択する。R
OM102は、CPU101のための動作プログラムを
格納している。CPU101は、この動作プログラムに
従って動作する。RAM103は、CPU101がプロ
グラム動作を行うときに発生する種々の作業データを記
憶するワーキングメモリとして機能する。
【0018】図2は、図1のAVアンプに対するスピー
カユニットの第1の接続例を示すブロック図である。図
2において、出力端子5Aには第1のLチャネル用スピ
ーカ9Lが接続され、出力端子5Bには第2のLチャネ
ル用スピーカ10Lが接続され、出力端子5Cにはセン
タスピーカ11が接続され、出力端子5Dには第1のR
チャネル用スピーカ9Rが接続され、出力端子5Eには
第2のRチャネル用スピーカ10Rが接続され、出力端
子5Fにはサラウンドスピーカ12が接続される。第1
のスピーカセット9L,9Rと、第2のスピーカセット
10L,10Rは、同時に駆動される場合もあるが、い
ずれか一方だけが駆動される場合もある。第1のスピー
カセット9L,9Rと、第2のスピーカセット10L,
10Rとが同じ部屋に配置されている場合、両方のスピ
ーカセットが同時に駆動される場合が多い。これに対
し、第1のスピーカセット9L,9Rと、第2のスピー
カセット10L,10Rとが別の部屋に配置されている
場合、それぞれのスピーカセットが個別に駆動される場
合が多い。別の部屋に配置されるとは、例えば、一方の
スピーカセットがセンタスピーカ11およびサラウンド
スピーカ12と共にリビングルームに配置され、他方の
スピーカセットが寝室に配置されるような状況を想定し
ている。
【0019】図3は、図1のAVアンプに対するスピー
カユニットの第2の接続例を示すブロック図である。図
3において、出力端子5AにはLチャネル用バイワイヤ
リングスピーカ6Lの高域用端子HFが接続され、出力
端子5BにはLチャネル用バイワイヤリングスピーカ6
Lの低域用端子LFが接続され、出力端子5Cにはセン
タスピーカ11が接続され、出力端子5DにはRチャネ
ル用バイワイヤリングスピーカ6Rの高域用端子HFが
接続され、出力端子5EにはRチャネル用バイワイヤリ
ングスピーカ6Rの低域用端子LFが接続され、出力端
子5Fにはサラウンドスピーカ12が接続される。本実
施形態では、バイワイヤリングスピーカセット6L,6
Rを本来としての使用態様である2チャネルステレオ再
生で駆動することもできるし、主として映像に付随した
音声を再生するモードである4チャネル再生で駆動する
こともできる。
【0020】図4は、図1のCPU101により制御さ
れる各スイッチS1〜S12のオンオフ状態の組み合わ
せを示す図である。図5〜図12は、図4に示される各
種オンオフ状態に対応する図1のAVアンプの動作状態
を示す図である。以下、これら図4〜図12を参照し
て、第1の実施形態の動作を説明する。
【0021】まず、デコーダ2の動作を説明する。4チ
ャネル再生時には、入力端子1Lおよび1Rからは、映
画等の多チャネルエンコードされた信号が入力される。
この場合、デコーダ2は、入力信号を4つの信号に分離
し、Lチャネル用信号3L、Cチャネル用信号3C、R
チャネル用信号3R、Sチャネル用信号3Sとして出力
する。一方、2チャネルステレオ再生を行う場合、入力
端子1Lおよび1Rからは、多チャネルエンコードされ
ていない2チャネル信号が入力される。この場合、デコ
ーダ2は、Lチャネル用信号3L、Rチャネル用信号3
Rのみを出力する。
【0022】次に、モード選択部104によるモード選
択がオフ状態となっている場合の動作を説明する。この
ような状態は、例えばスピーカを用いずにヘッドホンで
音を聴く場合に設定される。この場合、図4に示すよう
に、CPU101は、全てのスイッチS1〜S12をオ
フ状態(開いた状態)とする。従って、このとき、デコ
ーダ2から出力される信号は、いずれのスピーカにも与
えられず、図示しないヘッドホンに与えられる。
【0023】次に、モード選択部104が第1のスピー
カセット9L,9Rを駆動するモードを選択した場合の
動作を説明する。まず、チャネル選択部105が2チャ
ネルステレオ再生を選択した場合、図4に示すように、
CPU101は、スイッチS11およびS12のみをオ
ン状態(閉じた状態)とし、他のスイッチをオフ状態と
する。この場合、図5に示すように、デコーダ2から出
力されるLチャネル用信号3Lが、Lチャネル用増幅器
4Aで増幅された後、第1のLチャネル用スピーカ9L
に与えられる。また、デコーダ2から出力されるRチャ
ネル用信号3Rが、Rチャネル用増幅器4Cで増幅され
た後、第1のRチャネル用スピーカ9Rに与えられる。
従って、このとき、第1のスピーカセット9L,9Rを
用いてステレオ再生が行われる。一方、チャネル選択部
105が4チャネル再生を選択した場合、図4に示すよ
うに、CPU101は、スイッチS2,S4,S7,S
9,S11,S12をオン状態とし、他のスイッチをオ
フ状態とする。この場合、図6に示すように、デコーダ
2から出力されるLチャネル用信号3Lが、Lチャネル
用増幅器4Aで増幅された後、第1のLチャネル用スピ
ーカ9Lに与えられる。また、デコーダ2から出力され
るCチャネル用信号3Cが、Cチャネル用増幅器4Bで
増幅された後、センタスピーカ11に与えられる。ま
た、デコーダ2から出力されるRチャネル用信号3R
が、Rチャネル用増幅器4Cで増幅された後、第1のR
チャネル用スピーカ9Rに与えられる。また、デコーダ
2から出力されるSチャネル用信号3Sが、Sチャネル
用増幅器4Dで増幅された後、サラウンドスピーカ12
に与えられる。従って、このとき、第1のスピーカセッ
ト9L,9R、センタスピーカ11、サラウンドスピー
カ12を用いて4チャネル再生が行われる。
【0024】次に、モード選択部104が第2のスピー
カセット10L,10Rを駆動するモードを選択した場
合の動作を説明する。まず、チャネル選択部105が2
チャネルステレオ再生を選択した場合、図4に示すよう
に、CPU101は、スイッチS1およびS6のみをオ
ン状態とし、他のスイッチをオフ状態とする。この場
合、図7に示すように、デコーダ2から出力されるLチ
ャネル用信号3Lが、Lチャネル用増幅器4Aで増幅さ
れた後、第2のLチャネル用スピーカ10Lに与えられ
る。また、デコーダ2から出力されるRチャネル用信号
3Rが、Rチャネル用増幅器4Cで増幅された後、第2
のRチャネル用スピーカ10Rに与えられる。従って、
このとき、第2のスピーカセット10L,10Rを用い
てステレオ再生が行われる。一方、チャネル選択部10
5が4チャネル再生を選択した場合、図4に示すよう
に、CPU101は、スイッチS1,S2,S4,S
6,S7,S9をオン状態とし、他のスイッチをオフ状
態とする。この場合、図8に示すように、デコーダ2か
ら出力されるLチャネル用信号3Lが、Lチャネル用増
幅器4Aで増幅された後、第2のLチャネル用スピーカ
10Lに与えられる。また、デコーダ2から出力される
Cチャネル用信号3Cが、Cチャネル用増幅器4Bで増
幅された後、センタスピーカ11に与えられる。また、
デコーダ2から出力されるRチャネル用信号3Rが、R
チャネル用増幅器4Cで増幅された後、第2のRチャネ
ル用スピーカ10Rに与えられる。また、デコーダ2か
ら出力されるSチャネル用信号3Sが、Sチャネル用増
幅器4Dで増幅された後、サラウンドスピーカ12に与
えられる。従って、このとき、第2のスピーカセット1
0L,10R、センタスピーカ11、サラウンドスピー
カ12を用いて4チャネル再生が行われる。
【0025】次に、モード選択部104が第1のスピー
カセット9L,9Rおよび第2のスピーカセット10
L,10Rの両方を駆動するモードを選択した場合の動
作を説明する。まず、チャネル選択部105が2チャネ
ルステレオ再生を選択した場合、図4に示すように、C
PU101は、スイッチS1,S6,S11,S12を
オン状態とし、他のスイッチをオフ状態とする。この場
合、図9に示すように、デコーダ2から出力されるLチ
ャネル用信号3Lが、Lチャネル用増幅器4Aで増幅さ
れた後、第1および第2のLチャネル用スピーカ9Lお
よび10Lに並列に与えられる。また、デコーダ2から
出力されるRチャネル用信号3Rが、Rチャネル用増幅
器4Cで増幅された後、第1および第2のRチャネル用
スピーカ9Rおよび10Rに並列に与えられる。従っ
て、このとき、第1および第2のスピーカセット9L,
9Rおよび10L,10Rの両方を用いてステレオ再生
が行われる。一方、チャネル選択部105が4チャネル
再生を選択した場合、図4に示すように、CPU101
は、スイッチS1,S2,S4,S6,S7,S9,S
11,S12をオン状態とし、他のスイッチをオフ状態
とする。この場合、図10に示すように、デコーダ2か
ら出力されるLチャネル用信号3Lが、Lチャネル用増
幅器4Aで増幅された後、第1および第2のLチャネル
用スピーカ9Lおよび10Lに与えられる。また、デコ
ーダ2から出力されるCチャネル用信号3Cが、Cチャ
ネル用増幅器4Bで増幅された後、センタスピーカ11
に与えられる。また、デコーダ2から出力されるRチャ
ネル用信号3Rが、Rチャネル用増幅器4Cで増幅され
た後、第1および第2のRチャネル用スピーカ9Rおよ
び10Rに与えられる。また、デコーダ2から出力され
るSチャネル用信号3Sが、Sチャネル用増幅器4Dで
増幅された後、サラウンドスピーカ12に与えられる。
従って、このとき、第1および第2のスピーカセット9
L,9Rおよび10L,10R、センタスピーカ11、
サラウンドスピーカ12を用いて4チャネル再生が行わ
れる。
【0026】次に、モード選択部104がバイワイヤリ
ングスピーカセット6L,6Rを駆動するモードを選択
した場合の動作を説明する。この場合のスピーカ接続状
態は、図3に示すものとなる。
【0027】まず、チャネル選択部105が2チャネル
ステレオ再生を選択した場合、図4に示すように、CP
U101は、スイッチS3,S5,S8,S10,S1
1,S12をオン状態とし、他のスイッチをオフ状態と
する。この場合、図11に示すように、デコーダ2から
出力されるLチャネル用信号3Lが、Lチャネル用増幅
器4Aで増幅された後、Lチャネル用バイワイヤリング
スピーカ6Lの高域用端子HFに与えられる。また、デ
コーダ2から出力されるLチャネル用信号3Lが、ゲイ
ン補正回路7でレベル調整され、さらにCチャネル用増
幅器4Bで増幅された後、Lチャネル用バイワイヤリン
グスピーカ6Lの低域用端子LFに与えられる。また、
デコーダ2から出力されるRチャネル用信号3Rが、R
チャネル用増幅器4Cで増幅された後、Rチャネル用バ
イワイヤリングスピーカ6Rの高域用端子HFに与えら
れる。また、デコーダ2から出力されるRチャネル用信
号3Rが、ゲイン補正回路8でレベル調整され、さらに
Sチャネル用増幅器4Dで増幅された後、Rチャネル用
バイワイヤリングスピーカ6Rの低域用端子LFに与え
られる。従って、このとき、バイワイヤリングスピーカ
セット6L,6Rを、4台の増幅器4A〜4Dを用いた
バイワイヤリング接続により、高音質ステレオ駆動する
ことができる。
【0028】なお、Lチャネル用増幅器4Aのゲインと
Cチャネル用増幅器4Bのゲインは、必ずしも等しくな
いため、2チャネルステレオ再生時には、ゲイン補正回
路7によってLチャネル用増幅器4AのゲインとCチャ
ネル用増幅器4Bのゲインとを同一にし、Lチャネル用
バイワイヤリングスピーカ6Lの周波数特性をフラット
にすることが必要である。同様に、Rチャネル用増幅器
4CのゲインとSチャネル用増幅器4Dのゲインは、必
ずしも等しくないため、2チャネルステレオ再生時に
は、ゲイン補正回路8によってRチャネル用増幅器4C
のゲインとSチャネル用増幅器4Dのゲインとを同一に
し、Rチャネル用バイワイヤリングスピーカ6Rの周波
数特性をフラットにすることが必要である。通常は、増
幅器4A,4Cの方が増幅器4B,4Dに比べてゲイン
が高いため、ゲイン補正回路7,8は正のゲインを有す
る(すなわち、入力信号のレベルを増大させる)ことに
なるが、増幅器4B,4Dの方がゲインが高い場合は、
負のゲインすなわち入力信号のレベルを減衰させる必要
がある。
【0029】一方、チャネル選択部105が4チャネル
再生を選択した場合、図4に示すように、CPU101
は、スイッチS1,S2,S4,S6,S7,S9,S
11,S12をオン状態とし、他のスイッチをオフ状態
とする。この場合、図12に示すように、デコーダ2か
ら出力されるLチャネル用信号3Lが、Lチャネル用増
幅器4Aで増幅された後、Lチャネル用バイワイヤリン
グスピーカ6Lの高域用端子HFおよび低域用端子LF
に並列に与えられる。また、デコーダ2から出力される
Cチャネル用信号3Cが、Cチャネル用増幅器4Bで増
幅された後、センタスピーカ11に与えられる。また、
デコーダ2から出力されるRチャネル用信号3Rが、R
チャネル用増幅器4Cで増幅された後、Rチャネル用バ
イワイヤリングスピーカ6Rの高域用端子HFおよび低
域用端子LFに並列に与えられる。また、デコーダ2か
ら出力されるSチャネル用信号3Sが、Sチャネル用増
幅器4Dで増幅された後、サラウンドスピーカ12に与
えられる。従って、このとき、バイワイヤリングスピー
カ6L,6R、センタスピーカ11、サラウンドスピー
カ12を用いて4チャネル再生が行われる。
【0030】本来、バイワイヤリングスピーカ6L,6
Rの高域用端子HF,低域用端子LFには、同一ゲイン
を持った増幅器を接続するのが原則である。そのため、
上述した第1の実施形態では、ゲイン補正回路7および
8を設けることにより、増幅器4A〜4Dの実質的なゲ
インが均一になるようにしている。しかしながら、ゲイ
ン補正回路7および8の定数のばらつきや、使用するス
ピーカの機種や視聴する部屋の音響特性の違いから起こ
る周波数特性の劣化をさらに補正しなければならない場
合がある。このような補正にも対応し得る実施形態を、
以下に説明する。
【0031】図13は、本発明の第2の実施形態に係る
AVアンプの構成を示すブロック図である。図13にお
いて、図1に示す第1の実施形態と異なる点は、ゲイン
補正回路7,8の入力側に、それぞれ第1および第2の
可変抵抗器13および14を直列に接続したことであ
る。その他の構成は、第1の実施形態と同様であり、相
当する部分には同一の参照番号を付し、その説明を省略
する。予めゲイン補正回路7,8のゲイン補正量を高め
に設定しておくことによって、第1および第2の可変抵
抗器13および14の減衰量を最小にしたときのゲイン
補正回路7とCチャネル用増幅器4Bとのゲインの総和
およびゲイン補正回路8とSチャネル用増幅器4Dとの
ゲインの総和を、それぞれLチャネル用増幅器4A、R
チャネル用増幅器4Cのゲインよりも高くなるようにし
ておく。
【0032】以上のように構成された第2の実施形態の
AVアンプにおいて、2チャネルステレオ再生を行う場
合の動作について説明する。各スイッチの切り換え状態
は、第1の実施形態の場合と同様である。すなわち、図
13に示すように、Lチャネル側においてはスイッチS
3,S5,S11がオンされ、スイッチS1,S2,S
4がオフされている。従って、デコーダ2から出力され
るLチャネル用信号3Lは、Lチャネル用増幅器4Aで
増幅された後、Lチャネル用バイワイヤリングスピーカ
6Lの高域用端子HFに与えられる。また、Lチャネル
用信号3Lは、第1の可変抵抗器13を介してゲイン補
正回路7でレベル調整された後、さらにCチャネル用増
幅器4Bで増幅されて、Lチャネル用バイワイヤリング
スピーカ6Lの低域用端子LFに与えられる。
【0033】この場合、第1の可変抵抗器13を調整す
ることによって、第1の可変抵抗器13を含んだゲイン
補正回路7とCチャネル用増幅器4Bとの総合ゲイン
を、Lチャネル用増幅器4Aのゲインに対して増加方向
および減少方向に自由に調整することができる。
【0034】一方、Rチャネル側においても、スイッチ
の切り換え状態は、第1の実施形態と同様であり(すな
わち、スイッチS8,S10,S12がオンされてお
り、スイッチS6,S9,S12がオフされている)、
また第2の可変抵抗器14の調整も第1の可変抵抗器1
3と同様に行われる。
【0035】4チャネル再生の場合は、第1の実施形態
の場合と同様に、スイッチS1,S2,S4,S6,S
7,S9,S11,S12がオン状態となり、他のスイ
ッチがオフ状態となる。従って、ゲイン補正回路7,8
が切り離される。
【0036】なお、上記第2の実施形態では、ゲイン補
正回路7,8の入力側に第1および第2の可変抵抗器1
3,14を直列に入れるようにしたが、これは出力側に
入れるようにしても良く、またゲイン補正回路7,8の
回路中に設けるようにしても良い。また、ゲイン補正回
路7,8のゲインを調整することができるものであれ
ば、可変抵抗器に代えて他の方法を用いても良い。
【0037】上記の各実施形態では、オンまたはオフす
るスイッチを用いたが、スイッチS3とS4、スイッチ
S8とS9とをそれぞれ切換スイッチにし、スイッチS
2,S5,S7,S10を廃止し、代わりに増幅器4
B,4Dに入力切り換えスイッチを設ければ、スイッチ
の数を減らすことができる。また、これらのスイッチ
は、機械的接点のもののみでなく、電子的に接続される
ものも含まれることは当然である。
【0038】また、上記の各実施形態では、バイワイヤ
リングスピーカ6L,6Rをバイワイヤリング接続によ
ってステレオ駆動する場合、増幅器4A,4Cの出力
を、それぞれバイワイヤリングスピーカ6L,6Rの高
域用端子HFに与え、増幅器4B,4Dの出力を、それ
ぞれバイワイヤリングスピーカ6L,6Rの低域用端子
LFに与えるようにしたが、これとは逆に、増幅器4
B,4Dの出力を、それぞれバイワイヤリングスピーカ
6L,6Rの高域用端子HFに与え、増幅器4A,4C
の出力を、それぞれバイワイヤリングスピーカ6L,6
Rの低域用端子LFに与えるようにしても良い。
【0039】以上のように、上記各実施形態によれば、
簡単なスイッチ切換回路とゲイン補正回路をAVアンプ
本体に追加することにより、多チャネル再生用の増幅器
をステレオ再生時に有効に用いて2チャネルステレオ再
生時の音質改善を図ることができる。また、必要に応じ
て、第1および第2の可変抵抗器13および14は、2
チャネルステレオ再生時にゲインを微調整することが可
能であり、これによってゲイン補正回路の定数ばらつ
き、使用するスピーカの機種や視聴する部屋の音響特性
の違いから起こる周波数特性の劣化を補正することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係るAVアンプの構
成を示すブロック図である。
【図2】図1のAVアンプに対するスピーカユニットの
第1の接続例を示すブロック図である。
【図3】図1のAVアンプに対するスピーカユニットの
第2の接続例を示すブロック図である。
【図4】本発明の第1の実施形態において、CPUによ
り制御される各スイッチのオンオフ状態の組み合わせを
示す図である。
【図5】本発明の第1の実施形態において、各スイッチ
のオンオフ状態の第1の例を示す図である。
【図6】本発明の第1の実施形態において、各スイッチ
のオンオフ状態の第2の例を示す図である。
【図7】本発明の第1の実施形態において、各スイッチ
のオンオフ状態の第3の例を示す図である。
【図8】本発明の第1の実施形態において、各スイッチ
のオンオフ状態の第4の例を示す図である。
【図9】本発明の第1の実施形態において、各スイッチ
のオンオフ状態の第5の例を示す図である。
【図10】本発明の第1の実施形態において、各スイッ
チのオンオフ状態の第6の例を示す図である。
【図11】本発明の第1の実施形態において、各スイッ
チのオンオフ状態の第7の例を示す図である。
【図12】本発明の第1の実施形態において、各スイッ
チのオンオフ状態の第8の例を示す図である。
【図13】本発明の第2の実施形態に係るAVアンプを
用いてバイワイヤリングスピーカを駆動している状態を
示すブロック図である。
【図14】従来のAVアンプの構成を示すブロック図で
ある。
【符号の説明】
1L,1R…入力端子 2…デコーダ 4A…Lチャネル用増幅器 4B…Cチャネル用増幅器 4C…Rチャネル用増幅器 4D…Sチャネル用増幅器 5A〜5F…出力端子 7,8…ゲイン補正回路 S1〜S12…スイッチ 101…CPU 102…ROM 103…RAM 104…モード選択部 105…チャネル選択部 6L…Lチャネル用バイワイヤリングスピーカ 6R…Rチャネル用バイワイヤリングスピーカ 9L…第1のLチャネル用スピーカ 9R…第1のRチャネル用スピーカ 10L…第2のLチャネル用スピーカ 10R…第2のRチャネル用スピーカ 11…センタスピーカ 12…サラウンドスピーカ 13,14…可変抵抗器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H03F 3/68 H03F 3/181 H04S 3/00

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多チャネル再生モードと2チャネルステ
    レオ再生モードとを選択的に切換可能なAVアンプであ
    って、 多チャネル再生モード時には、多チャネルエンコードさ
    れた入力信号をデコードして多チャネル信号を出力し、
    2チャネルステレオ再生モード時には、入力された2チ
    ャネルステレオ信号をそのまま出力するデコーダと、 前記デコーダの出力信号を増幅するための複数の増幅器
    と、 それぞれにスピーカが接続され、接続されたスピーカに
    前記増幅器の出力信号を伝達するための複数の出力端子
    と、 前記多チャネル再生モードと前記2チャネルステレオ再
    生モードとを選択するためのチャネル選択部と、 前記チャネル選択部によるモード選択に応じて、前記デ
    コーダと前記複数の増幅器との間、及び、該複数の増幅
    器と前記複数の出力端子との間の接続関係を切り換える
    ための切換回路とを備え、前記複数の増幅器には、多チャネル再生時に各チャネル
    の出力信号を増幅するための第1〜第4の少なくとも4
    つの増幅器が含まれ、 前記切換回路は、 前記出力端子に多チャネル再生用の複数のスピーカが接
    続され、かつ多チャネル再生モードが選択されたとき、
    前記デコーダから出力される多チャネル信号が前記複数
    の増幅器によってチャネル別に増幅され、かつ各増幅器
    から出力される信号がそれぞれ対応するチャネルのスピ
    ーカに与えられるように前記接続関係を切り換え、 前記出力端子にバイワイヤリング対応の1対のスピーカ
    が接続され、かつ2チャネルステレオ再生モードが選択
    されたとき、前記デコーダから出力される2チャネルス
    テレオ信号の内、Lチャネル用信号が前記複数の増幅器
    の中の前記第1および前記第2の増幅器で並列的に増幅
    され、Rチャネル用信号が前記複数の増幅器の中の前記
    第3および前記第4の増幅器で並列的に増幅され、かつ
    前記第1および前記第2の増幅器の出力信号が前記1対
    のスピーカの一方にバイワイヤリング接続態様で与えら
    れ、前記第3および前記第4の増幅器の出力信号が前記
    1対のスピーカの他方にバイワイヤリング接続態様で与
    えられるように前記接続関係を切り換える、AVアン
    プ。
  2. 【請求項2】 前記第1および第2の増幅器間の利得差
    を補正するための第1の利得補正回路と、 前記第3および第4の増幅器間の利得差を補正するため
    の第2の利得補正回路とをさらに備え、 前記切換回路は、前記出力端子にバイワイヤリング対応
    の1対のスピーカが接続され、かつ2チャネルステレオ
    再生モードが選択されたとき、前記第1および第2の利
    得補正回路が能動化するように前記接続関係を切り換え
    る、請求項1に記載のAVアンプ。
  3. 【請求項3】 前記第1の利得補正回路は、前記Lチャ
    ネル用信号に対して前記第1の増幅器の出力信号が有す
    る利得と、前記Lチャネル用信号に対して前記第2の増
    幅器の出力信号が有する利得とが、ほぼ等しくなるよう
    に利得を補正し、 前記第2の利得補正回路は、前記Rチャネル用信号に対
    して前記第3の増幅器の出力信号が有する利得と、前記
    Rチャネル用信号に対して前記第4の増幅器の出力信号
    が有する利得とが、ほぼ等しくなるように利得を補正す
    る、請求項2に記載のAVアンプ。
  4. 【請求項4】 前記第1および第2の利得補正回路は、
    利得補正量を微調整するための微調整手段を含む、請求
    項3に記載のAVアンプ。
  5. 【請求項5】 前記切換回路は、 前記デコーダと前記複数の増幅器との間、及び、該複数
    の増幅器と前記複数の出力端子との間に適宜に配置され
    る複数のスイッチと、 前記チャネル選択部によるモード選択に応じて、各前記
    スイッチのオンオフ状態を制御するコンピュータ装置と
    を含む、請求項1に記載のAVアンプ。
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