JP2582855Y2 - テーププレーヤ - Google Patents
テーププレーヤInfo
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- JP2582855Y2 JP2582855Y2 JP1913292U JP1913292U JP2582855Y2 JP 2582855 Y2 JP2582855 Y2 JP 2582855Y2 JP 1913292 U JP1913292 U JP 1913292U JP 1913292 U JP1913292 U JP 1913292U JP 2582855 Y2 JP2582855 Y2 JP 2582855Y2
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- JP
- Japan
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- tape
- signal
- normal
- high bias
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、クロムテープ又はメタ
ルテープなどと称されるハイバイアステープに対応でき
るテーププレーヤに関する。
ルテープなどと称されるハイバイアステープに対応でき
るテーププレーヤに関する。
【0002】
【従来の技術】通常、オーデイオ用テープレコーダーで
は、S/Nを改善する目的で、録音時に高域を上げ、再
生時に高域を下げるという操作を行っている。この場合
どの程度、高域を下げるかは、図6に示す再生イコライ
ザカーブによって決められる。ここでT1 、T2 は再生
イコライザ定数と呼ばれるもので、低域の再生イコライ
ザ定数はT1 =3180μs、高域の再生イコライザ定
数に関しては、T2 =120μs、70μsの2種類の
ものが用いられている。そしてこの2種類の再生イコラ
イザ定数T2 は、再生するテープの種類により正しく設
定する必要があり、ノーマルタイプのテープではT2 =
120μs、例えばメタルタイプ、クロムタイプ等のハ
イバイアスタイプのテープではT2 =70μsに設定し
なければならない。このようなノーマルタイプ、ハイバ
イアスタイプ間での切り換え方式としては、従来は図
7、図8に示す2つの方式のものが用いられていた。
は、S/Nを改善する目的で、録音時に高域を上げ、再
生時に高域を下げるという操作を行っている。この場合
どの程度、高域を下げるかは、図6に示す再生イコライ
ザカーブによって決められる。ここでT1 、T2 は再生
イコライザ定数と呼ばれるもので、低域の再生イコライ
ザ定数はT1 =3180μs、高域の再生イコライザ定
数に関しては、T2 =120μs、70μsの2種類の
ものが用いられている。そしてこの2種類の再生イコラ
イザ定数T2 は、再生するテープの種類により正しく設
定する必要があり、ノーマルタイプのテープではT2 =
120μs、例えばメタルタイプ、クロムタイプ等のハ
イバイアスタイプのテープではT2 =70μsに設定し
なければならない。このようなノーマルタイプ、ハイバ
イアスタイプ間での切り換え方式としては、従来は図
7、図8に示す2つの方式のものが用いられていた。
【0003】第1の方式によるテーププレーヤは、図7
に示すように再生ヘッド70、イコライザアンプ72、
コンデンサー74、84、抵抗76、78、80、8
6、88、90、スイッチ82、92、トーン回路9
4、ボリューム回路96、パワーアンプ98、スピーカ
ー100により構成される。この方式による、ノーマ
ル、ハイバイアスの切り換えは、次のように行う。まず
ノーマルテープを使用する場合はスイッチ82、92を
オフにする。このようにするとコンデンサー74、8
4、抵抗76、78、80、86、88、90によりイ
コライザ部の時定数が決められ、ノーマルテープに合っ
た再生イコライザカーブが形成される。次にハイバイア
ステープを使用する場合は、スイッチ82、92をオン
にする。これにより、コンデンサー74、84、抵抗7
6、78、86、88によりイコライザ部の時定数が決
められ、ハイバイアステープに合った再生イコライザカ
ーブが形成される。このように、この方式でノーマル、
ハイバイアスの切り換えを行うのには、スイッチ82、
92と抵抗80、90とにより構成される回路及び、後
述するこのスイッチをコントロールするための回路、配
線を設ける必要があった。
に示すように再生ヘッド70、イコライザアンプ72、
コンデンサー74、84、抵抗76、78、80、8
6、88、90、スイッチ82、92、トーン回路9
4、ボリューム回路96、パワーアンプ98、スピーカ
ー100により構成される。この方式による、ノーマ
ル、ハイバイアスの切り換えは、次のように行う。まず
ノーマルテープを使用する場合はスイッチ82、92を
オフにする。このようにするとコンデンサー74、8
4、抵抗76、78、80、86、88、90によりイ
コライザ部の時定数が決められ、ノーマルテープに合っ
た再生イコライザカーブが形成される。次にハイバイア
ステープを使用する場合は、スイッチ82、92をオン
にする。これにより、コンデンサー74、84、抵抗7
6、78、86、88によりイコライザ部の時定数が決
められ、ハイバイアステープに合った再生イコライザカ
ーブが形成される。このように、この方式でノーマル、
ハイバイアスの切り換えを行うのには、スイッチ82、
92と抵抗80、90とにより構成される回路及び、後
述するこのスイッチをコントロールするための回路、配
線を設ける必要があった。
【0004】第2の方式によるテーププレーヤは、図8
に示すように、再生ヘッド110、イコライザアンプ1
12、コンデンサー114、120、抵抗116、11
8、122、124、トーン回路126、ボリューム回
路128、パワーアンプ130、スピーカー132より
構成される。ここでトーン回路におけるトーン調整は、
スライドボリューム134によって行われる。この方式
による、ノーマル、ハイバイアスの切り換えは次のよう
に行う。まずノーマルテープを使用する場合は、コンデ
ンサー114、120、抵抗116、118、122、
124によりイコライザ部の時定数が決められ、ノーマ
ルテープに合った再生イコライザガーブが形成される。
次にハイバイアステープを使用する場合は、ユーザーが
マニュアルによりスライドボリューム134を図8のM
ETALのマークの位置に設定する。このようにすると
トーン回路126により再生信号の高域がカットされる
ため、結果的に図6に示されるハイバイアス用の再生イ
コライザカーブが擬似的に形成されることになる。この
ようにこの方式では、ノーマル、ハイバイアスの切り換
えを行うのにユーザーは、図8に示されるMETALの
マーク位置を確認しながら、注意深くスライドボリュー
ム134をその位置に合わせる必要があった。
に示すように、再生ヘッド110、イコライザアンプ1
12、コンデンサー114、120、抵抗116、11
8、122、124、トーン回路126、ボリューム回
路128、パワーアンプ130、スピーカー132より
構成される。ここでトーン回路におけるトーン調整は、
スライドボリューム134によって行われる。この方式
による、ノーマル、ハイバイアスの切り換えは次のよう
に行う。まずノーマルテープを使用する場合は、コンデ
ンサー114、120、抵抗116、118、122、
124によりイコライザ部の時定数が決められ、ノーマ
ルテープに合った再生イコライザガーブが形成される。
次にハイバイアステープを使用する場合は、ユーザーが
マニュアルによりスライドボリューム134を図8のM
ETALのマークの位置に設定する。このようにすると
トーン回路126により再生信号の高域がカットされる
ため、結果的に図6に示されるハイバイアス用の再生イ
コライザカーブが擬似的に形成されることになる。この
ようにこの方式では、ノーマル、ハイバイアスの切り換
えを行うのにユーザーは、図8に示されるMETALの
マーク位置を確認しながら、注意深くスライドボリュー
ム134をその位置に合わせる必要があった。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】以上のべたように、第
1の方式では、ノーマル、ハイバイアスの切り換えのた
めに、新たにスイッチ82、92と、抵抗80、90と
により構成される回路が必要になる。そして、この場合
スイッチ82,92を両方同時に切り換えるために、こ
の他にさらに2回路スイッチも必要となる。しかし、2
回路スイッチは高価であり、またユーザーに操作感の悪
いスライドスイッチを強要することとなるため、通常は
トランジスター等を用いたコントロール回路を新たに付
加することとなり、これにより、部品点数がかなり多く
なり、回路が煩雑となる欠点が生じた。またこのように
新たな回路を付加すると、ノーマルテープ専用のテープ
プレーヤと、よりハイエンドな製品であるハイバイアス
対応のテーププレーヤで、回路基板を別に設計する必要
が生じ、これらの装置の間で、回路基板を共用化するこ
とができなかった。
1の方式では、ノーマル、ハイバイアスの切り換えのた
めに、新たにスイッチ82、92と、抵抗80、90と
により構成される回路が必要になる。そして、この場合
スイッチ82,92を両方同時に切り換えるために、こ
の他にさらに2回路スイッチも必要となる。しかし、2
回路スイッチは高価であり、またユーザーに操作感の悪
いスライドスイッチを強要することとなるため、通常は
トランジスター等を用いたコントロール回路を新たに付
加することとなり、これにより、部品点数がかなり多く
なり、回路が煩雑となる欠点が生じた。またこのように
新たな回路を付加すると、ノーマルテープ専用のテープ
プレーヤと、よりハイエンドな製品であるハイバイアス
対応のテーププレーヤで、回路基板を別に設計する必要
が生じ、これらの装置の間で、回路基板を共用化するこ
とができなかった。
【0006】また第2の方式では、ノーマル、ハイバイ
アスの切り替えを行うのに、ユーザーがマニュアルでM
ETALマークの位置を確認しながら、注意深くスライ
ドボリューム134を、その位置に合わせる必要があり
煩雑であった。特にこのようなテーププレーヤがよく使
用される例えばカーオーディオにおいて、運転者である
ユーザーに、このような煩雑な操作を要求するのは、運
転の安全上好ましいことではない。またこのテーププレ
ーヤでハイバイアステープに録音された音楽を聞く場
合、フラットな周波数ではあまり問題ないが、ユーザー
が高域を上げて聞く場合、どの程度上げれば良いのか、
わかりにくくなるという欠点があった。
アスの切り替えを行うのに、ユーザーがマニュアルでM
ETALマークの位置を確認しながら、注意深くスライ
ドボリューム134を、その位置に合わせる必要があり
煩雑であった。特にこのようなテーププレーヤがよく使
用される例えばカーオーディオにおいて、運転者である
ユーザーに、このような煩雑な操作を要求するのは、運
転の安全上好ましいことではない。またこのテーププレ
ーヤでハイバイアステープに録音された音楽を聞く場
合、フラットな周波数ではあまり問題ないが、ユーザー
が高域を上げて聞く場合、どの程度上げれば良いのか、
わかりにくくなるという欠点があった。
【0007】そこで本考案の目的とするところは、ノー
マルテープ専用のテーププレーヤに、煩雑な回路手段を
付加することなく、ハイバイアステープへの対応を可能
とした、操作性、安全性の高いテーププレーヤを提供す
ることにある。
マルテープ専用のテーププレーヤに、煩雑な回路手段を
付加することなく、ハイバイアステープへの対応を可能
とした、操作性、安全性の高いテーププレーヤを提供す
ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本考案に係るテーププレ
ーヤは、テープに磁気記録された信号を再生する再生ヘ
ッドと、この再生信号をノーマルテープ用の再生イコラ
イザ特性に従ってイコライズするイコライザアンプと、
前記イコライザアンプからの信号に対して、少なくとも
低域,高域のトーン調整を行う機能を有する電子ボリュ
ームと、トーン調整用の操作キーと、この操作キーから
の信号に基づいて、前記電子ボリュームでのトーン調整
レベルを設定制御する制御手段と、設定されたトーン調
整レベルを記憶する記憶手段と、を備え、前記制御手段
には、ノーマルテープ及びハイバイアステープの種別信
号が入力され、ハイバイアステープの場合には、再生信
号の高域を現在のトーン調整レベルよりも予め定められ
たレベルだけ強制的にダウンさせる信号を前記電子ボリ
ュームに設定することを特徴とする。
ーヤは、テープに磁気記録された信号を再生する再生ヘ
ッドと、この再生信号をノーマルテープ用の再生イコラ
イザ特性に従ってイコライズするイコライザアンプと、
前記イコライザアンプからの信号に対して、少なくとも
低域,高域のトーン調整を行う機能を有する電子ボリュ
ームと、トーン調整用の操作キーと、この操作キーから
の信号に基づいて、前記電子ボリュームでのトーン調整
レベルを設定制御する制御手段と、設定されたトーン調
整レベルを記憶する記憶手段と、を備え、前記制御手段
には、ノーマルテープ及びハイバイアステープの種別信
号が入力され、ハイバイアステープの場合には、再生信
号の高域を現在のトーン調整レベルよりも予め定められ
たレベルだけ強制的にダウンさせる信号を前記電子ボリ
ュームに設定することを特徴とする。
【0009】
【作用】再生ヘッドに再生された信号は、ノーマルテー
プ用の再生イコライザ特性に従ってイコライザアンプに
よりイコライズされる。さらにこの信号は、操作キーに
より指定され、それに基づいて制御手段により設定され
たトーン調整レベルになるように、電子ボリュームにて
低域,高域のトーン調整が行われる。
プ用の再生イコライザ特性に従ってイコライザアンプに
よりイコライズされる。さらにこの信号は、操作キーに
より指定され、それに基づいて制御手段により設定され
たトーン調整レベルになるように、電子ボリュームにて
低域,高域のトーン調整が行われる。
【0010】制御手段には、ノーマルテープ及びハイバ
イアステープの種別信号が入力される。この種別信号
は、ユーザがテープの種別に応じて操作入力するもので
あっても良いし、テープカセットの形状等から自動検出
したものでも良い。ハイバイアステープの場合には、制
御手段は、再生信号の高域を現在のトーン調整レベルよ
りも予め定められたレベルだけ強制的にダウンさせる信
号を前記電子ボリュームに設定する。これにより、ハイ
バイアステープに対応する再生イコライズ特性が疑似的
に設定される。
イアステープの種別信号が入力される。この種別信号
は、ユーザがテープの種別に応じて操作入力するもので
あっても良いし、テープカセットの形状等から自動検出
したものでも良い。ハイバイアステープの場合には、制
御手段は、再生信号の高域を現在のトーン調整レベルよ
りも予め定められたレベルだけ強制的にダウンさせる信
号を前記電子ボリュームに設定する。これにより、ハイ
バイアステープに対応する再生イコライズ特性が疑似的
に設定される。
【0011】
【実施例】以下本考案に係るテーププレーヤの一実施例
について、図面を参照して具体的に説明する。
について、図面を参照して具体的に説明する。
【0012】図1に示すように本実施例は、テープに録
音された信号を再生するための再生ヘッド10、この再
生信号を増幅、イコライズするためのイコライザアンプ
20、ノーマルテープ再生時の再生イコライザカーブを
決定するためのコンデンサー22、28、抵抗24、2
6、30、32、再生信号のボリューム、バランス、バ
ス及びトレブルなどのトーン調整を行う機能を有する電
子ボリューム40、この電子ボリューム40の制御信号
を出力するマイクロコンピューター42、ユーザーから
のキー操作を受けるキースイッチ44、現在の再生状態
などを知らせる表示板例えばLCD46、再生信号を増
幅し音声出力するためのパワーアンプ50、スピーカー
52より構成される。
音された信号を再生するための再生ヘッド10、この再
生信号を増幅、イコライズするためのイコライザアンプ
20、ノーマルテープ再生時の再生イコライザカーブを
決定するためのコンデンサー22、28、抵抗24、2
6、30、32、再生信号のボリューム、バランス、バ
ス及びトレブルなどのトーン調整を行う機能を有する電
子ボリューム40、この電子ボリューム40の制御信号
を出力するマイクロコンピューター42、ユーザーから
のキー操作を受けるキースイッチ44、現在の再生状態
などを知らせる表示板例えばLCD46、再生信号を増
幅し音声出力するためのパワーアンプ50、スピーカー
52より構成される。
【0013】次に本実施例の上記構成の詳細を、その動
作を参照しながら説明する。まずテープに録音された信
号は、ノーマルタイプのテープでは図2のAに示すよう
な周波数特性で、ハイバイアスタイプのテープでは、図
2のBに示すような周波数特性で録音されている。つま
りハイバイアスタイプのテープではより高域が持ち上げ
られて録音されている。この録音信号は再生ヘッド10
により再生され、イコライザアンプ20に入力され増幅
される。そしてこのイコライザアンプ20には、コンデ
ンサー22、28、抵抗24、26、30、32で構成
される帰還回路が接続され、これにより再生信号はイコ
ライズ、つまり平坦化される。この場合、コンデンサー
22、28、抵抗24、30により図6における再生イ
コライザ定数T1 が決定され、抵抗26、32により再
生イコライザ定数T2 が決定される。図2には、再生信
号がどのようにイコライズされるかが示されている。つ
まりノーマルタイプの再生信号Aは、図2の矢印に示
すようにイコライズされ、Dに示すような周波数特性に
平坦化される。これに対して、ハイバイアスタイプの再
生信号Bは、ノーマルタイプよりもより高域が持ち上げ
られているため、矢印に示すようにイコライズされて
も、Cに示すような周波数特性となって、まだ完全に平
坦化されないままとなる。
作を参照しながら説明する。まずテープに録音された信
号は、ノーマルタイプのテープでは図2のAに示すよう
な周波数特性で、ハイバイアスタイプのテープでは、図
2のBに示すような周波数特性で録音されている。つま
りハイバイアスタイプのテープではより高域が持ち上げ
られて録音されている。この録音信号は再生ヘッド10
により再生され、イコライザアンプ20に入力され増幅
される。そしてこのイコライザアンプ20には、コンデ
ンサー22、28、抵抗24、26、30、32で構成
される帰還回路が接続され、これにより再生信号はイコ
ライズ、つまり平坦化される。この場合、コンデンサー
22、28、抵抗24、30により図6における再生イ
コライザ定数T1 が決定され、抵抗26、32により再
生イコライザ定数T2 が決定される。図2には、再生信
号がどのようにイコライズされるかが示されている。つ
まりノーマルタイプの再生信号Aは、図2の矢印に示
すようにイコライズされ、Dに示すような周波数特性に
平坦化される。これに対して、ハイバイアスタイプの再
生信号Bは、ノーマルタイプよりもより高域が持ち上げ
られているため、矢印に示すようにイコライズされて
も、Cに示すような周波数特性となって、まだ完全に平
坦化されないままとなる。
【0014】このようにイコライズされた再生信号は電
子ボリューム40に入力される。電子ボリューム40は
次のような機能を持っている。つまり再生信号のボリュ
ーム調整、L,Rチャンネルのバランス調整、低域部及
び高域部のトーンをコントロールするバス、トレブル調
整、4スピーカーシステムの場合にフロントとリアのバ
ランスを調節するためのフェーダー調整などの諸機能を
持っている。ユーザーがこれらのボリューム、トーン等
の調整を行う場合、キースイッチ44によりユーザーの
好みに合った操作信号が入力される。この操作信号はマ
イクロコンピュータ42に入力され、マイクロコンピュ
ータ42はこれにより、あらかじめ決められたプログラ
ムに従って、制御信号を電子ボリューム40に出力す
る。そして電子ボリューム40に備えられた、前述した
諸機能により、再生信号のボリューム、トーン等が調整
される。また、再生信号が現在どのような状態に調整さ
れているかは、マイクロコンピュータ42により、LC
D46を通じてユーザーに知らされる。
子ボリューム40に入力される。電子ボリューム40は
次のような機能を持っている。つまり再生信号のボリュ
ーム調整、L,Rチャンネルのバランス調整、低域部及
び高域部のトーンをコントロールするバス、トレブル調
整、4スピーカーシステムの場合にフロントとリアのバ
ランスを調節するためのフェーダー調整などの諸機能を
持っている。ユーザーがこれらのボリューム、トーン等
の調整を行う場合、キースイッチ44によりユーザーの
好みに合った操作信号が入力される。この操作信号はマ
イクロコンピュータ42に入力され、マイクロコンピュ
ータ42はこれにより、あらかじめ決められたプログラ
ムに従って、制御信号を電子ボリューム40に出力す
る。そして電子ボリューム40に備えられた、前述した
諸機能により、再生信号のボリューム、トーン等が調整
される。また、再生信号が現在どのような状態に調整さ
れているかは、マイクロコンピュータ42により、LC
D46を通じてユーザーに知らされる。
【0015】さて、再生信号がノーマルタイプである場
合、ユーザーのキースイッチに従って再生信号が調整さ
れ、そのままパワーアンプ50に入力される。これに対
して再生信号がハイバイアスタイプである場合、前述し
たようにこの調整信号は図2のCに示すように、まだ平
坦化されていないため、これを平坦化する必要がある。
この場合、本実施例では、電子ボリュームの一機能であ
るトーン調整を利用して、この平坦化を行う。この場合
の動作について以下説明する。まず、再生するテープが
ハイバイアスタイプである場合、ユーザーがキースイッ
チ44上の例えばメタル(ハイバイアス)と書かれたタ
ッチスイッチを押す。この入力操作信号はマイクロコン
ピュータ42に入力され、マイクロコンピュータ42は
これにより、あらかじめハイバイアステープ用に設定さ
れているトーンカーブ指令を電子ボリューム40に出力
する。この指令は例えば電子ボリューム40におけるト
ーン調整であるトレブル調整機能を利用することによ
り、高域を例えば2ステップダウンすることにより行わ
れる。これにより図2の矢印に示すように、先のイコ
ライザアンプによりCに示すような周波数特性となった
再生信号が、Dに示すような平坦化した特性に変換され
る。従って、ハイバイアスタイプの再生信号を平坦化す
ることが可能となる。このように本実施例によれば、イ
コライザアンプ20、電子ボリューム40に何ら新たな
回路手段を付加することなく、ノーマルタイプ、ハイバ
イアスタイプの切り換えを簡単に実現できることにな
る。
合、ユーザーのキースイッチに従って再生信号が調整さ
れ、そのままパワーアンプ50に入力される。これに対
して再生信号がハイバイアスタイプである場合、前述し
たようにこの調整信号は図2のCに示すように、まだ平
坦化されていないため、これを平坦化する必要がある。
この場合、本実施例では、電子ボリュームの一機能であ
るトーン調整を利用して、この平坦化を行う。この場合
の動作について以下説明する。まず、再生するテープが
ハイバイアスタイプである場合、ユーザーがキースイッ
チ44上の例えばメタル(ハイバイアス)と書かれたタ
ッチスイッチを押す。この入力操作信号はマイクロコン
ピュータ42に入力され、マイクロコンピュータ42は
これにより、あらかじめハイバイアステープ用に設定さ
れているトーンカーブ指令を電子ボリューム40に出力
する。この指令は例えば電子ボリューム40におけるト
ーン調整であるトレブル調整機能を利用することによ
り、高域を例えば2ステップダウンすることにより行わ
れる。これにより図2の矢印に示すように、先のイコ
ライザアンプによりCに示すような周波数特性となった
再生信号が、Dに示すような平坦化した特性に変換され
る。従って、ハイバイアスタイプの再生信号を平坦化す
ることが可能となる。このように本実施例によれば、イ
コライザアンプ20、電子ボリューム40に何ら新たな
回路手段を付加することなく、ノーマルタイプ、ハイバ
イアスタイプの切り換えを簡単に実現できることにな
る。
【0016】最後に電子ボリューム40により出力され
た再生信号はパワーアンプ50、スピーカー52により
音声出力される。
た再生信号はパワーアンプ50、スピーカー52により
音声出力される。
【0017】このように本実施例によれば新たな回路を
ほとんど付加することなく、ノーマル、ハイバイアスの
切り換えを実現できることになる。これに対し、図7に
示す方式では、このような切り換え装置を付加するため
には、新たに抵抗80、90スイッチ82、92を付加
する必要がある。この場合、スイッチ82、92は、両
方同時に切り替えなければならないため2回路スイッチ
が必要となる。しかし2回路スイッチは高価なため、通
常は図3に示すように、更に複雑な回路が使用されてい
る。この図3に示す回路を見ればわかるように、イコラ
イザアンプを構成するのに、本実施例に比べて、イコラ
イザ特性設定用の抵抗が2点増えることに加えて、抵抗
が5点、コンデンサーが1点、トランジスターが3点で
構成されるスイッチング回路102が新たに必要であ
る。従ってコストの面でも不利であり、更にこれらを接
続するための配線がかなり煩雑となる。従ってノーマル
テープ専用機として設計された基板に、ハイバイアステ
ープ対応のためにこれらの回路素子を付加することは到
底不可能であり、また逆にハイバイアステープ対応とし
て設計された基板を、ローコストタイプであるノーマル
テープ専用機に転用することも、スペース面で大変不利
となる。これに対して本実施例では、このような新たな
回路素子を付加することなく、ノーマル、ハイバイアス
の切り換えが可能となるため、コスト、小型化の面で有
利であり、更にノーマルテープ専用機と、ハイバイアス
テープ対応機との間で基板を共通化できるため、設計効
率の面でも大変有利である。
ほとんど付加することなく、ノーマル、ハイバイアスの
切り換えを実現できることになる。これに対し、図7に
示す方式では、このような切り換え装置を付加するため
には、新たに抵抗80、90スイッチ82、92を付加
する必要がある。この場合、スイッチ82、92は、両
方同時に切り替えなければならないため2回路スイッチ
が必要となる。しかし2回路スイッチは高価なため、通
常は図3に示すように、更に複雑な回路が使用されてい
る。この図3に示す回路を見ればわかるように、イコラ
イザアンプを構成するのに、本実施例に比べて、イコラ
イザ特性設定用の抵抗が2点増えることに加えて、抵抗
が5点、コンデンサーが1点、トランジスターが3点で
構成されるスイッチング回路102が新たに必要であ
る。従ってコストの面でも不利であり、更にこれらを接
続するための配線がかなり煩雑となる。従ってノーマル
テープ専用機として設計された基板に、ハイバイアステ
ープ対応のためにこれらの回路素子を付加することは到
底不可能であり、また逆にハイバイアステープ対応とし
て設計された基板を、ローコストタイプであるノーマル
テープ専用機に転用することも、スペース面で大変不利
となる。これに対して本実施例では、このような新たな
回路素子を付加することなく、ノーマル、ハイバイアス
の切り換えが可能となるため、コスト、小型化の面で有
利であり、更にノーマルテープ専用機と、ハイバイアス
テープ対応機との間で基板を共通化できるため、設計効
率の面でも大変有利である。
【0018】次に図8に示す方式であるが、この方式で
はノーマルテープからハイバイアステープへ切り換える
ために、ユーザーがスライドボリューム134を、図に
示されたMETALマークの位置を確認しながら注意深
くそのマーク位置に合わせる必要がある。このような煩
雑な操作をユーザーに強要するのは、このタイプのテー
ププレーヤが特に多く使用されるカーオーディオにおい
て、安全上も好ましいものではない。これに対して本実
施例では、ノーマル、ハイバイアスの切り換えを例えば
ワンタッチでできるため、操作上また操作安全上も大変
良好なものとなる。このような本実施例の有利点は、ユ
ーザーが高域のトーンを上げたり下げたりして聞く場合
に、特に顕著となる。この様子が図4に示される。例え
ば、高域を常に強調して音楽を聞くことを好むユーザー
がいたとする。このユーザーがメタルテープに録音され
たテープを図8に示す方式のプレーヤで聞く場合は、例
えば図4の実線が示されるように、TREBLE調整用
のスライドボリューム60を、METALマークの位置
からL1 の位置に設定する必要がある。つまりFLAT
の基準位置が異なるため、メタルテープ再生時の高域調
整が煩雑となる。この状態で、次に、ノーマルテープに
録音された音楽を聞くと、ノーマルテープの録音特性
は、メタルテープの録音特性に比べて高域があまり強調
されていないため、結果的に、スピーカーより出力され
る音声出力は、図4に示すL2 の分だけしか強調されな
いことになる。そこで高域を常にある一定の度合いで強
調することを望むユーザーは、図4のL1 の距離を正確
に覚えておき、FLATマークからの距離L3 が、この
L1 と等しくなるように、スライドボリューム60を図
の点線の位置に設定する必要が生じる。従ってユーザー
に大変煩雑な操作を強要することになる。これに対して
本実施例では、このような煩雑な操作を必要としない。
以下これについて説明する。
はノーマルテープからハイバイアステープへ切り換える
ために、ユーザーがスライドボリューム134を、図に
示されたMETALマークの位置を確認しながら注意深
くそのマーク位置に合わせる必要がある。このような煩
雑な操作をユーザーに強要するのは、このタイプのテー
ププレーヤが特に多く使用されるカーオーディオにおい
て、安全上も好ましいものではない。これに対して本実
施例では、ノーマル、ハイバイアスの切り換えを例えば
ワンタッチでできるため、操作上また操作安全上も大変
良好なものとなる。このような本実施例の有利点は、ユ
ーザーが高域のトーンを上げたり下げたりして聞く場合
に、特に顕著となる。この様子が図4に示される。例え
ば、高域を常に強調して音楽を聞くことを好むユーザー
がいたとする。このユーザーがメタルテープに録音され
たテープを図8に示す方式のプレーヤで聞く場合は、例
えば図4の実線が示されるように、TREBLE調整用
のスライドボリューム60を、METALマークの位置
からL1 の位置に設定する必要がある。つまりFLAT
の基準位置が異なるため、メタルテープ再生時の高域調
整が煩雑となる。この状態で、次に、ノーマルテープに
録音された音楽を聞くと、ノーマルテープの録音特性
は、メタルテープの録音特性に比べて高域があまり強調
されていないため、結果的に、スピーカーより出力され
る音声出力は、図4に示すL2 の分だけしか強調されな
いことになる。そこで高域を常にある一定の度合いで強
調することを望むユーザーは、図4のL1 の距離を正確
に覚えておき、FLATマークからの距離L3 が、この
L1 と等しくなるように、スライドボリューム60を図
の点線の位置に設定する必要が生じる。従ってユーザー
に大変煩雑な操作を強要することになる。これに対して
本実施例では、このような煩雑な操作を必要としない。
以下これについて説明する。
【0019】本実施例では、ユーザーがキースイッチ4
4により入力したトレブル調整に関する操作信号は、マ
イクロプロセッサー42内の一時記憶装置例えばRAM
47に記憶される。そしてこの記憶された操作信号によ
り、マイクロプロセッサー42内の固定記憶装置例えば
ROM48のアドレスが選ばれる。ここでROM48内
の各アドレスには、図5に示される高域調整カーブに対
応した、電子ボリュームへの制御信号が予め書き込まれ
ているため、これによりユーザーは所望の高域調整に
て、音楽を聞くことができる。ここで例えばユーザーが
図5のに示される高域調整カーブにて、ノーマルポジ
ションにてノーマルテープに録音されている音楽を聞い
ていたとする。この状態で次にハイバイアステープに録
音された音楽を聞く場合、ユーザーは、ノーマル、ハイ
バイアス切り換えの操作を行い、これがRAM47に書
き込まれる。そしてこれによりROM48の選択するア
ドレスを変更され、高域調整カーブが2ステップダウン
つまり図5のからに変更される。ハイバイアステー
プでは、ノーマルテープより、より高域を上げて録音さ
れているため、結局スピーカー52より出力される音声
は、ノーマルテープで聞いた時と同様の高域調整カー
ブ、つまり図5のに示すカーブで出力されることにな
る。このように本実施例では、ユーザーの操作信号を記
憶装置に記憶することにより、ユーザーに煩雑な操作を
要求することなく、スイッチの切り換え操作のみで、自
動補正により、前と同じ状態の高域の強調具合で、音楽
を聞くことが可能となる。
4により入力したトレブル調整に関する操作信号は、マ
イクロプロセッサー42内の一時記憶装置例えばRAM
47に記憶される。そしてこの記憶された操作信号によ
り、マイクロプロセッサー42内の固定記憶装置例えば
ROM48のアドレスが選ばれる。ここでROM48内
の各アドレスには、図5に示される高域調整カーブに対
応した、電子ボリュームへの制御信号が予め書き込まれ
ているため、これによりユーザーは所望の高域調整に
て、音楽を聞くことができる。ここで例えばユーザーが
図5のに示される高域調整カーブにて、ノーマルポジ
ションにてノーマルテープに録音されている音楽を聞い
ていたとする。この状態で次にハイバイアステープに録
音された音楽を聞く場合、ユーザーは、ノーマル、ハイ
バイアス切り換えの操作を行い、これがRAM47に書
き込まれる。そしてこれによりROM48の選択するア
ドレスを変更され、高域調整カーブが2ステップダウン
つまり図5のからに変更される。ハイバイアステー
プでは、ノーマルテープより、より高域を上げて録音さ
れているため、結局スピーカー52より出力される音声
は、ノーマルテープで聞いた時と同様の高域調整カー
ブ、つまり図5のに示すカーブで出力されることにな
る。このように本実施例では、ユーザーの操作信号を記
憶装置に記憶することにより、ユーザーに煩雑な操作を
要求することなく、スイッチの切り換え操作のみで、自
動補正により、前と同じ状態の高域の強調具合で、音楽
を聞くことが可能となる。
【0020】なお、ノーマル、ハイバイアスの切り換え
により2ステップダウンするかどうかの決定は、マイク
ロコンピューター42内の書き込み可能な記憶装置例え
ばEEPROM49に書き込まれた情報により決定され
る。従って、同一の回路基板を用いて、このEEPRO
M49への書き込み情報を変更するだけで、ノーマルテ
ープ専用機と、ハイバイアス対応機の両方に、対応でき
ることになる。
により2ステップダウンするかどうかの決定は、マイク
ロコンピューター42内の書き込み可能な記憶装置例え
ばEEPROM49に書き込まれた情報により決定され
る。従って、同一の回路基板を用いて、このEEPRO
M49への書き込み情報を変更するだけで、ノーマルテ
ープ専用機と、ハイバイアス対応機の両方に、対応でき
ることになる。
【0021】以上のべたように本実施例によれば、新た
に煩雑な回路素子を付加することなく、ノーマル、ハイ
バイアスの切り換えが可能となり、これによりコスト
面、小型化の面において有利なばかりでなく、ノーマル
専用機とハイバイアス対応機で、回路基板を共通化でき
ることにより、設計効率などの面でも大変有利なものと
なる。そしてこのように簡単な方法でノーマル、ハイバ
イアルの切り換えができるにもかかわらず、ユーザーに
煩雑な操作、安全上好ましくないし操作を強要すること
のない、操作性の優れたテーププレーヤを提供できるこ
とになる。
に煩雑な回路素子を付加することなく、ノーマル、ハイ
バイアスの切り換えが可能となり、これによりコスト
面、小型化の面において有利なばかりでなく、ノーマル
専用機とハイバイアス対応機で、回路基板を共通化でき
ることにより、設計効率などの面でも大変有利なものと
なる。そしてこのように簡単な方法でノーマル、ハイバ
イアルの切り換えができるにもかかわらず、ユーザーに
煩雑な操作、安全上好ましくないし操作を強要すること
のない、操作性の優れたテーププレーヤを提供できるこ
とになる。
【0022】なお、本実施例は上記実施例に限定するこ
となく、本考案の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能
である。
となく、本考案の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能
である。
【0023】例えば、図1の点線に示すものは、再生さ
れるテープがノーマルテープかハイバイアステープかを
機械的に判断するセンサー58を取り付けた変形例であ
る。このようにセンサー58を取り付けることは、コス
ト面では不利であるが、ユーザーにはノーマル、ハイバ
イアスの切り換えを行なう必要がなくなるため、操作性
の面で有利となる。
れるテープがノーマルテープかハイバイアステープかを
機械的に判断するセンサー58を取り付けた変形例であ
る。このようにセンサー58を取り付けることは、コス
ト面では不利であるが、ユーザーにはノーマル、ハイバ
イアスの切り換えを行なう必要がなくなるため、操作性
の面で有利となる。
【0024】
【考案の効果】以上説明したように本考案によれば、ハ
イバイアステープを再生することがテープ種別信号によ
り制御手段に認識されると、その再生信号の高域トーン
調整レベルを現在の調整レベルよりも一定値だけ自動的
にダウンさせるので、ハイバイアステープに対応した再
生イコライズ特性を疑似的に実現できるテーププレーヤ
を安価に提供でき、トーン調整ボリュームに指標を有す
る場合と比べて操作性も各段に向上する。
イバイアステープを再生することがテープ種別信号によ
り制御手段に認識されると、その再生信号の高域トーン
調整レベルを現在の調整レベルよりも一定値だけ自動的
にダウンさせるので、ハイバイアステープに対応した再
生イコライズ特性を疑似的に実現できるテーププレーヤ
を安価に提供でき、トーン調整ボリュームに指標を有す
る場合と比べて操作性も各段に向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る実施例装置の概略説明図である。
【図2】図1の装置において、ノーマルテープ及びハイ
バイアステープに録音された信号が、どのようにイコラ
イズされるかを示す概略説明図である。
バイアステープに録音された信号が、どのようにイコラ
イズされるかを示す概略説明図である。
【図3】図7に示す装置において、スイッチの切り換え
を行うための回路手段を示す概略説明図である。
を行うための回路手段を示す概略説明図である。
【図4】図8に示す装置において、スライドボリューム
によるノーマル、ハイバイアスの切り換え方式を説明す
るための概略説明図である。
によるノーマル、ハイバイアスの切り換え方式を説明す
るための概略説明図である。
【図5】図1の装置において、ROMに書き込まれる高
域調整カーブについて示す概略説明図である。
域調整カーブについて示す概略説明図である。
【図6】再生イコライザカーブについて示す概略説明図
である。
である。
【図7】イコライザアンプにて、スイッチ切り換えによ
りノーマル、ハイバイアスの切り換えを行う方式の装置
を示す概略説明図である。
りノーマル、ハイバイアスの切り換えを行う方式の装置
を示す概略説明図である。
【図8】スライドボリュームにて、トーン回路をコント
ロールすることによりノーマル、ハイバイアスの切り換
えを行う方式の装置を示す概略説明図である。
ロールすることによりノーマル、ハイバイアスの切り換
えを行う方式の装置を示す概略説明図である。
10 再生ヘッド 20 イコライザアンプ 40 電子ボリューム 42 マイクロコンピューター 44 キースイッチ 46 LCD 47 RAM 48 ROM 49 EEPROM 50 パワーアンプ 52 スピーカー 58 センサー
Claims (1)
- 【請求項1】 テープに磁気記録された信号を再生する
再生ヘッドと、 この再生信号をノーマルテープ用の再生イコライザ特性
に従ってイコライズするイコライザアンプと、 前記イコライザアンプからの信号に対して、少なくとも
低域,高域のトーン調整を行う機能を有する電子ボリュ
ームと、 トーン調整用の操作キーと、 この操作キーからの信号に基づいて、前記電子ボリュー
ムでのトーン調整レベルを設定制御する制御手段と、 設定されたトーン調整レベルを記憶する記憶手段と、 を備え、前記制御手段には、ノーマルテープ及びハイバ
イアステープの種別信号が入力され、ハイバイアステー
プの場合には、再生信号の高域を現在のトーン調整レベ
ルよりも予め定められたレベルだけ強制的にダウンさせ
る信号を前記電子ボリュームに設定することを特徴とす
るテーププレーヤ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1913292U JP2582855Y2 (ja) | 1992-02-28 | 1992-02-28 | テーププレーヤ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1913292U JP2582855Y2 (ja) | 1992-02-28 | 1992-02-28 | テーププレーヤ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0573703U JPH0573703U (ja) | 1993-10-08 |
JP2582855Y2 true JP2582855Y2 (ja) | 1998-10-15 |
Family
ID=11990945
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1913292U Expired - Lifetime JP2582855Y2 (ja) | 1992-02-28 | 1992-02-28 | テーププレーヤ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2582855Y2 (ja) |
-
1992
- 1992-02-28 JP JP1913292U patent/JP2582855Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0573703U (ja) | 1993-10-08 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19980707 |