JP3308055B2 - ディジタル・グラフィックイコライザ - Google Patents

ディジタル・グラフィックイコライザ

Info

Publication number
JP3308055B2
JP3308055B2 JP20914693A JP20914693A JP3308055B2 JP 3308055 B2 JP3308055 B2 JP 3308055B2 JP 20914693 A JP20914693 A JP 20914693A JP 20914693 A JP20914693 A JP 20914693A JP 3308055 B2 JP3308055 B2 JP 3308055B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
digital
circuit
cut
boost
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP20914693A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0766685A (ja
Inventor
久 木原
秀一 森
晃 金川
敦 牧野
信也 本庄
政行 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pioneer Corp
Original Assignee
Pioneer Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Pioneer Corp filed Critical Pioneer Corp
Priority to JP20914693A priority Critical patent/JP3308055B2/ja
Priority to US08/288,215 priority patent/US5524022A/en
Publication of JPH0766685A publication Critical patent/JPH0766685A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3308055B2 publication Critical patent/JP3308055B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03GCONTROL OF AMPLIFICATION
    • H03G5/00Tone control or bandwidth control in amplifiers
    • H03G5/005Tone control or bandwidth control in amplifiers of digital signals
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03HIMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
    • H03H17/00Networks using digital techniques
    • H03H17/02Frequency selective networks
    • H03H17/04Recursive filters

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Mathematical Physics (AREA)
  • Tone Control, Compression And Expansion, Limiting Amplitude (AREA)
  • Filters That Use Time-Delay Elements (AREA)
  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はディジタル・グラフィッ
クイコライザに係り、特にブースト特性とカット特性を
上下対称な特性とすることができるとともに、S/N劣
化の少ない特性を有するディジタル・グラフィックイコ
ライザに関する。
【0002】
【従来の技術】オーディオシステムでは、希望する再生
音場特性を作り出すために、再生信号の周波数特性を自
在に変えることのできるグラフィックイコライザが広く
使用されているが、近時のディジタル信号処理技術の発
達に伴い、ディジタルフィルタを用いたディジタル・グ
ラフィックイコライザが用いられるようになってきた。
なお、このようなディジタル・グラフィックイコライザ
は、DSP(ディジタル・シグナル・プロセッサ)を用
いてソフトウェア的に回路機能を実現しているのが一般
的である。
【0003】図13に、IIR(巡回型)ディジタルフ
ィルタからなる複数個のイコライザ511 〜51n を縦
続接続して構成した従来のディジタル・グラフィックイ
コライザの一例を示す。各イコライザ511 〜51n
その中心周波数を少しづつずらすことにより、全体とし
て図14に示すようなブースト時の合成特性を実現して
いる。
【0004】また、図15に、IIRディジタルフィル
タからなる複数個のバンドパスフィルタ611 〜61n
を並列接続して構成した従来のディジタル・グラフィッ
クイコライザの一例を示す。この場合も各バンドパスフ
ィルタ611 〜61n の中心周波数を少しづつずらすこ
とにより、全体として図16のようなブースト時の合成
特性を実現している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種のグ
ラフィックイコライザは、ブースト(増強)だけでな
く、カット(減衰)も行なっているが、このブースト特
性とカット特性はできるだけ上下対称なカーブとなるこ
とが望ましい。図13の縦続型のディジタル・グラフィ
ックイコライザの場合、ブースト特性とカット特性は上
下ほぼ対称なカーブを得ることができるが合成振幅の変
化が大きく、特にフルブースト時の飽和を避けるために
予め大きな減衰を与える必要があり、S/Nが劣化する
という問題があった。
【0006】一方、図15の並列型のディジタル・グラ
フィックイコライザの場合、ブースト特性と上下対称な
カット特性を得ることができなかった。すなわち、例え
ば2個のバンドバスフィルタ611 ,612 を用いて図
15のディジタル・グラフィックイコライザを構成した
場合を例に採って説明すると、ブースト時の伝達関数を
BOOST (z) とすれば、 HBOOST (z) =1+HBPF1(z) +HBPF2(z) +…+H
BPFn(z) (HBPF1(z) 〜HBPFn(z) は各バンドパスフィルタの伝
達関数)で表される。このブースト時の伝達関数H
BOOST (z) と上下対称な周波数特性を与えるカット時の
伝達関数をHCUT (z) とすると、これらの間にはHCUT
(z) =1/HBOOST (z) の関係がなければならないの
で、 HCUT (z) =1/HBOOST (z)=1/(1+HBPF1(z)
+HBPF2(z) +…+HBPFn(z) ) となる。
【0007】したがって、カット時にこの伝達関数H
CUT (z) が実現できれば、ブースト特性とカット特性を
上下対称なカーブとすることが可能である。しかしなが
ら、図15の回路は伝達関数HBOOST (z) を与える回路
構成であり、図15の回路構成そのままではブースト特
性とカット特性を上下対称なカーブとすることはできな
い。
【0008】これを解決するための1つの手法として、
図15の各バンドパスフィルタの出力の位相を反転して
加算(すなわち減算)してやる方法が考えられる。この
場合の伝達関数をH′CUT (z) とすると、 H′CUT (z) =1−H′BPF1(z) −H′BPF2(z) −…−
H′BPFn(z) (H′BPF1(z) 〜H′BPFn(z) は各バンドパスフィルタ
の新たな伝達関数)と表される。
【0009】したがって、この伝達関数H′CUT (z) が
近似的にカット時の伝達関数HCUT(z) に等しくなるよ
うに、すなわち H′CUT (z) ≒HCUT (z) となるように、各バンドパスフィルタ611 、612
伝達関数H′BPF1(z) 〜H′BPFn(z) を設定し直してや
れば、図15の回路でもカット時とブースト時の特性を
近似的に対称なカーブとすることが可能である。
【0010】しかしながら、上記手法の場合、新たな伝
達関数H′BPF1(z) 〜H′BPFn(z)を得るための演算が
複雑で、良い近似を得ることが難しく、特に隣接バンド
の中心周波数の間隔が狭く、お互いの周波数特性の裾野
が重なり合うような場合には、1つのバンド特性を変え
ようとすると、隣接バンドのバンドパスフィルタの特性
までの変えてやらない限り、満足できる近似結果が得ら
れない。
【0011】さらに、上記手法の場合、全バンドのレベ
ル組合せに対応した係数テーブルを用意する必要があ
り、バンド数が増えるにつれてそのデータ数は膨大なも
のとなり、これを格納するためのメモリの容量が大きく
なるとともに、演算処理を行なうDSP(ディジタル・
シグナル・プロセッサ)やコントロール用マイクロコン
ピュータの負担が大きくなってしまい、ほとんど実用不
可能である。
【0012】本発明は、前記問題を解決するためになさ
れたもので、その目的とするところは、ブースト特性と
カット特性を上下対称なカーブとすることができるとと
もに、S/N劣化の少ないディジタル・グラフィックイ
コライザを提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明は、入力信号および第1遅延手段を介して遅
延された入力信号にそれぞれ所定係数を乗算して加算手
段で加算させ、第2遅延手段を介して遅延させた前記加
算手段より出力された加算信号に所定係数を乗算して前
記加算手段に入力して加算させるとともにその加算され
た信号に所定係数を乗算して出力させるディジタルバン
ドパスフィルタを用いて構成されるディジタル・グラフ
ィックイコライザにおいて、ブースト時には、入力信号
前記ディジタルバンドパスフィルタを通した後、出力
加算手段を介して前記入力信号に加算することにより所
望のブースト特性を得るとともに、カット時には、前記
出力加算手段からの出力信号を前記ディジタルバンドパ
スフィルタに通した後、前記出力加算手段で減算させる
とともに前記ディジタルバンドパスフィルタの前記加算
手段での加算を前記第1遅延手段および前記第2遅延手
段を介して遅延された信号のみを加算させるようにする
ことを特徴とするものである。
【0014】
【作用】第1図を参照して本発明の原理を説明する。な
お、図1(A)はブースト時の本発明の回路構成、図1
(B)はカット時の本発明の回路構成をそれぞれ示して
おり、11 〜1n はディジタルフィルタから構成された
バンドパスフィルタ、2は加算器、3はフィードバック
ループである。
【0015】図1(A)のブースト時の回路において、
各バンドパスフィルタ11 〜1n の伝達関数をH
BPF1(z) 〜HBPFn(z) とし、回路全体の伝達関数をH
BOOST (z) とすると、この伝達関数HBOOST (z) は HBOOST (z) =1+HBPF1(z) +HBPF2(z) +…+H
BPFn(z) となる。
【0016】一方、図1(B)のカット時の回路におい
て、各バンドパスフィルタ11 〜1 n の入力としてフィ
ードバックループ3を介して加算器2の出力を与えるよ
うにした場合、回路全体の伝達関数をHCUT (z) とする
と、この伝達関数HCUT (z)は HCUT (z) =1/(1−HBPF1(z) −HBPF2(z) −…−
BPFn(z) ) となる。したがって、前記2つの回路の伝達関数は、各
バンドパスフィルタを減算するように構成すれば、 HCUT (z) =1/HBOOST (z) の関係となり、ブースト時とカット時とでお互いに上下
対称なカーブを描くことが分かる。
【0017】本発明は、この原理に基づき、ブースト時
は図1(A)の回路構成に、またカット時は図(B)の
回路構成にそれぞれ切り換えるようにしたものである。
このようにすれば、各バンドパスフィルタ11 〜1n
の各回路素子の回路定数はそのままで、ただ単にフィー
ドバックループ3部分の接続を切り換えるとともに、加
算器2での各バンドパスフィルタ出力の加算を減算する
ように変更するだけで、上下対称なカーブを実現するこ
とができる。
【0018】なお、図1(B)のカット時の回路の場
合、回路中に遅延を伴わないフィードバックループ3が
存在する。このような遅延を伴わないフィードバックル
ープが存在する場合、DSPで回路を実現するためには
多くの繰り返し演算を行ない、その演算値を収束・近似
させてやる必要がある。このため、使用するDSPの処
理速度によっては、図1(B)のカット時の回路演算を
リアルタイムに行なうことができなくなる場合も生じ
る。
【0019】そこで、本発明は、このような場合でもリ
アルタイム処理を可能とするため、図2に示すように
延を伴わないフィードバックループを無くし、これに
よって繰り返し演算の必要がなくなり、高速処理が可能
となる。
【0020】
【実施例】本発明の参考例を図3および図4に示す。図
3は第1実施例のブースト時の回路(以下、「ブースト
回路」という)を、また図4は第1実施例のカット時の
回路(以下、「カット回路」という)をそれぞれ示すも
のである。
【0021】この参考例の場合、各バンドパスフィルタ
1 〜1n は、遅延素子(遅延手段)41 ,42
1 ,52 、乗算器61 〜65 、加算器7からなる2次
IIRディジタルフィルタによって構成されており、図
3のブースト回路の場合、入力端子8と出力端子9間を
乗算器10と加算器2によって結ぶことによりスルーパ
スを形成するとともに、乗算器10を通った後の入力信
号Xを各バンドパスフィルタ11 〜1n に与え、さらに
各バンドパスフィルタ11 〜1n の出力を加算器2で加
算するようにしている。また、図4のカット回路の場
合、加算器2の出力信号、すなわち出力信号Yをフィー
ドバックループ3を通じて各バンドパスフィルタ11
n に与えるようにしている。
【0022】図3のブースト回路の動作について説明す
る。ブースト処理が開始されると、入力信号Xは乗算器
10を介して加算器2に送られと同時に、各バンドパ
スフィルタ11〜1nに送られる。各バンドパスフィル
タ11〜1nに送られた入力信号Xは、それぞれの乗算
器61を介して加算器7に送られるとともに、2つの遅
延素子41,42で遅延された後、乗算器62を介して
加算器7に送られる。また、加算器の出力は2つの遅
延素子51,52で遅延された後、それぞれの遅延出力
が乗算器63,64を介して加算器に送られる。そし
て、加算器7の加算出力は、乗算器65を介して加算器
2に送られる。
【0023】加算器2は、各バンドパスフィルタ11
n から送られてくるバンドパス信号を入力信号Xに加
算し、その加算結果を出力信号Yとして出力する。この
結果、出力信号Yは、図5に例示するように、所定の周
波数特性でブーストされる。なお、図5は3個のバンド
パスフィルタを用いた3バンド構成のディジタル・グラ
フィックイコライザの場合の例である。
【0024】次に、図4のカット回路の動作について説
明する。図4のカット回路の場合、加算器2の出力信
号、すなわち出力信号Yがフィードバックループを通
じて各バンドパスフィルタ11〜1nに与えられるとと
もに、乗算器6にて位相を反転し、等価的に加算器2で
減算されるように構成される。この結果、出力信号Y
は、図6に例示するように、図5の場合と上下対称なカ
ーブとなる。
【0025】本発明の実施例を図7および図8に示す。
図7はブースト回路を、また図8はカット回路をそれぞ
れ示すものである。この実施例が前記した参考例と異な
る点は、図7のブースト回路の場合、各フィルタ中に備
えられている遅延素子41 ,42 を共通化して1組だけ
にするとともに、図8のカット回路の場合、遅延を伴わ
ないフィードバックループを無くすために、フィードバ
ックループ3中に遅延素子41 ,42 が配置されるよう
に回路を等価変換した点である。この実施例の場合、特
に、図8のカット回路において遅延を伴わないフィード
バックループが無くなるので、図4の参考例では必要で
あった閉ループに伴う繰り返し演算が不要となり、リア
ルタイム処理を可能としたものである。
【0026】前記図8のカット回路が、前述した図4の
カット回路と回路的に等価であることを以下に示す。い
ま、図4のカット回路をを2個のバンドパスフィルタを
用いた2バンド構成とした場合を例に採ってその回路を
模式的に示すと、図9のように描くことができる。この
図9の模式図において、入力信号Xと出力信号Yの関係
と求めると、 Y=X・k0+Y・A01・k1+m1・k1+Y・A
02・k2+m2・k2となる。
【0027】上式をYについて整理すると、 Y=(X・k0+m1・k1+m2・k2)/(1−A
01・k1−A02・k2)となる。ここで、 α=1/(1−A01・k1+A02・k2) と置くと、上式は Y=α・(X・k0+m1・k1+m2・k2) と表すことができる。
【0028】そこで、このY=α・(X・k0+m1・
k1+m2・k2)に対応した等価回路を描くと、図1
0のような回路として示すことができる。この図10の
等価回路を見れば明らかなように、遅延素子41 ,42
はフィードバックループ3の中に配置されたものとなっ
ている。したがって、この図10の等価回路を用いて、
図7および図8のように回路を組めば、図4の参考例に
おける遅延を伴わないフィードバックループ3を無くす
ことができる。この結果、繰り返し演算を行なって演算
値の収束・近似処理を行なう必要がなくなり、演算が簡
単となって高速処理を実現することができる。
【0029】図11に、前記実施例において5個のバン
ドパスフィルタを用いて5バンド構成とした場合のブー
ストとカットの実測特性を示す。また、図12に、従来
の縦続型のディジタル・グラフィックイコライザ(図1
3)において同じく5個のバンドパスフィルタを用いて
5バンド構成とした場合のブーストとカットの実測特性
を示す。
【0030】図11と図12の特性図を比較すれば明ら
かなように、本発明の場合はブースト時とカット時とで
完全に上下対称な周波数特性を実現している。また、各
バンドパスフィルタの特性を加算した際の合成利得の変
化幅も小さく、フルブースト/フルカット時に飽和する
恐れがないので、その分S/Nの劣化を抑えることがで
きる。
【0031】なお、前記参考例および実施例はいずれも
バンドパスフィルタ11 〜1n としてIIRディジタル
フィルタを用いた場合を例示したが、回路規模が大きく
なるという欠点はあるものの、IIRディジタルフィル
タに代えてFIR(非巡回型)ディジタルフィルタを用
いて構成することもできる。また、バンドパスフィルタ
1 〜1n の構成は、図示した実施例のものに限らず、
種々の変形が可能である。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のディジタ
ル・グラフィックイコライザによるときは、ブースト時
には、入力信号をバンドパスフィルタに通した後、入力
信号に加算することにより所望のブースト特性を得ると
ともに、カット時には、出力信号をフィードバックして
バンドパスフィルタに通した後、入力信号に加算するこ
とにより所望のカット特性を得るようにしたので、ブー
スト特性とカット特性を上下対称な特性とすることがで
きるとともに、フルブースト/フルカット時のS/Nの
劣化も抑えることができる。
【0033】また、カット時に遅延を伴わないフィード
バックを無くするようにしたので、繰り返し演算による
演算値の収束・近似処理が不要となり、高速処理を実現
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】本発明の原理説明図である。
【図3】本発明の参考例のブースト回路のブロック図で
ある。
【図4】本発明の参考例のカット回路のブロック図であ
る。
【図5】参考例のブースト回路の周波数特性図である。
【図6】参考例のカット回路の特性図である。
【図7】本発明の実施例のブースト回路のブロック図で
ある。
【図8】本発明の実施例のカット回路のブロック図であ
る。
【図9】参考例のカット回路の回路変換のための模式説
明図である。
【図10】参考例のカット回路の変換後の等価回路図で
ある。
【図11】施例の実測周波数特性図である。
【図12】従来例(縦続型)実測周波数特性図である。
【図13】従来例(縦続型)のブロック図である。
【図14】従来例(縦続型)のブースト特性図である。
【図15】従来例(並列型)のブロック図である。
【図16】従来例(並列型)のブースト特性図である。
【符号の説明】
1 〜1n バンドパスフィルタ 2 加算器 3 フィードバックループ 4 遅延手段
フロントページの続き (72)発明者 牧野 敦 埼玉県川越市大字山田字西町25番地1 パイオニア株式会社 川越工場内 (72)発明者 本庄 信也 埼玉県川越市大字山田字西町25番地1 パイオニア株式会社 川越工場内 (72)発明者 加藤 政行 埼玉県川越市大字山田字西町25番地1 パイオニア株式会社 川越工場内 (56)参考文献 特開 平5−152897(JP,A) 特開 昭63−224513(JP,A) 特開 昭63−148708(JP,A) 特開 昭56−66918(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H03H 17/02 601 H03H 17/02 613 H03G 5/02

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力信号および第1遅延手段を介して遅
    延された入力信号にそれぞれ所定係数を乗算して加算手
    段で加算させ、第2遅延手段を介して遅延させた前記加
    算手段より出力された加算信号に所定係数を乗算して前
    記加算手段に入力して加算させるとともにその加算され
    た信号に所定係数を乗算して出力させるディジタルバン
    ドパスフィルタを用いて構成されるディジタル・グラフ
    ィックイコライザにおいて、 ブースト時には、入力信号を前記ディジタルバンドパス
    フィルタを通した後、出力加算手段を介して前記入力信
    号に加算することにより所望のブースト特性を得るとと
    もに、 カット時には、前記出力加算手段からの出力信号を前記
    ディジタルバンドパスフィルタに通した後、前記出力加
    算手段で減算させるとともに前記ディジタルバンドパス
    フィルタの前記加算手段での加算を前記第1遅延手段お
    よび前記第2遅延手段を介して遅延された信号のみを加
    算させるようにする、 ことを特徴とするディジタル・グラフィックイコライ
    ザ。
  2. 【請求項2】 前記ディジタルバンドパスフィルタを前
    記入力信号に対して複数個並列に接続し、前記出力加算
    手段で加算するようにしたことを特徴とする請求項1記
    載のディジタル・グラフィックイコライザ。
JP20914693A 1993-08-24 1993-08-24 ディジタル・グラフィックイコライザ Expired - Fee Related JP3308055B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20914693A JP3308055B2 (ja) 1993-08-24 1993-08-24 ディジタル・グラフィックイコライザ
US08/288,215 US5524022A (en) 1993-08-24 1994-08-09 Digital graphic equalizer

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20914693A JP3308055B2 (ja) 1993-08-24 1993-08-24 ディジタル・グラフィックイコライザ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0766685A JPH0766685A (ja) 1995-03-10
JP3308055B2 true JP3308055B2 (ja) 2002-07-29

Family

ID=16568076

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20914693A Expired - Fee Related JP3308055B2 (ja) 1993-08-24 1993-08-24 ディジタル・グラフィックイコライザ

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5524022A (ja)
JP (1) JP3308055B2 (ja)

Families Citing this family (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5687104A (en) * 1995-11-17 1997-11-11 Motorola, Inc. Method and apparatus for generating decoupled filter parameters and implementing a band decoupled filter
KR100378192B1 (ko) * 2001-01-19 2003-03-29 삼성전자주식회사 연산 프로세서를 이용한 디지털 베이스 부스터
EP1233509A1 (en) * 2001-02-14 2002-08-21 Thomson Licensing S.A. Digital audio processor
US20030130751A1 (en) * 2002-01-09 2003-07-10 Freesystems Pte.,Ltd. New filter bank for graphics equalizer implementation
US7400676B2 (en) 2002-05-09 2008-07-15 Neuro Solution Corp. Tone quality adjustment device designing method and designing device, tone quality adjustment device designing program, and tone quality adjustment device
JPWO2003096534A1 (ja) * 2002-05-09 2005-09-15 有限会社ニューロソリューション 音質調整装置の設計方法および設計装置、音質調整装置設計用プログラム、音質調整装置
US8676361B2 (en) * 2002-06-05 2014-03-18 Synopsys, Inc. Acoustical virtual reality engine and advanced techniques for enhancing delivered sound
US20040267520A1 (en) * 2003-06-27 2004-12-30 Roderick Holley Audio playback/recording integrated circuit with filter co-processor
JP2006345154A (ja) * 2005-06-08 2006-12-21 Hitachi Global Storage Technologies Netherlands Bv フィルタ回路、及びそれを含むディスク装置
US20070253577A1 (en) * 2006-05-01 2007-11-01 Himax Technologies Limited Equalizer bank with interference reduction
WO2008126496A1 (ja) * 2007-03-20 2008-10-23 Nec Corporation 電子機器用音響処理システム、方法及び携帯電話端末
US8001170B2 (en) 2007-08-31 2011-08-16 Mediatek Inc. Equalizer system and filtering method
JP2012039232A (ja) * 2010-08-04 2012-02-23 Sharp Corp 信号処理装置、テレビ、信号処理方法、プログラムおよび記録媒体
EP2590324B1 (en) 2011-11-03 2014-01-08 ST-Ericsson SA Numeric audio signal equalization
EP3259927A1 (en) * 2015-02-19 2017-12-27 Dolby Laboratories Licensing Corporation Loudspeaker-room equalization with perceptual correction of spectral dips

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA1210877A (en) * 1983-08-04 1986-09-02 Nec Corporation Method of synchronizing parallel channels of orthogonally multiplexed parallel data transmission system and improved automatic equalizer for use in such a transmission system
US4891841A (en) * 1988-02-22 1990-01-02 Rane Corporation Reciprocal, subtractive, audio spectrum equalizer

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0766685A (ja) 1995-03-10
US5524022A (en) 1996-06-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3308055B2 (ja) ディジタル・グラフィックイコライザ
Lim et al. Frequency-response masking approach for digital filter design: Complexity reduction via masking filter factorization
JP4259626B2 (ja) デジタル化信号の等化装置
US4891841A (en) Reciprocal, subtractive, audio spectrum equalizer
US4920507A (en) Recursive digital filter with less no-signal noise
JPH05265477A (ja) 音場補正装置
US4495591A (en) Pipelined digital filters
JP3223188B2 (ja) 積の数を減らすことによりディジタルフィルタバンクの電力消費を減らす方法
US4238744A (en) Frequency band dividing filter using delay-line filter
JP3219752B2 (ja) 疑似ステレオ化装置
US7774394B2 (en) Exponentiated polyphase digital filter
US4827443A (en) Corrective digital filter providing subdivision of a signal into several components of different frequency ranges
JPH05327409A (ja) レート変換方法及びその変換回路
JP4265119B2 (ja) デジタルフィルタ
Wanhammar et al. Digital filter structures and their implementation
JPH0620253B2 (ja) カラーテレビジヨン受像機の輝度チヤンネル用デジタルフイルタ集積回路
JP2002368584A (ja) ディジタルフィルタおよびそれを用いたディジタルビデオエンコーダ
JP2932761B2 (ja) ディジタル信号等化器
JP3311701B2 (ja) 疑似ステレオ化装置
JPS6114689B2 (ja)
JP2548448B2 (ja) 多次元非線形信号処理装置
Makhmudovich The Role Of Methods And Algorithms Of Sound Processing
JPS6134290B2 (ja)
Dąbrowski et al. Implementation of multirate modified wave digital filters using digital signal processors
Milic et al. Recursive two-channel filter banks based on FRM approach

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20020409

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080517

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees