JP4068667B2 - 楽曲配信装置、楽曲受信装置、楽曲配信方法、楽曲受信方法および楽曲配信システム - Google Patents
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Description
この発明は、ディジタル放送を利用して、要求された楽曲データを容易に配信することができる楽曲配信装置、楽曲受信装置、楽曲配信方法および楽曲配信システムに関する。
背景技術
従来の楽曲配信システムとして通信カラオケが知られている。通信カラオケでは、MIDI(Musical Instrument Digital Interface)データを使用するものであったため以下のような問題点があった。
MIDIデータを作るほとんどの場合、専門の技術を持った人間が耳で聞いて採譜しなければ成らず、また、MIDIデータを作るにあたっても専門の技術、知識が必要で、オリジナルの楽曲を正確にトレースするには困難であった。
そして、MIDI音源による再生のため、楽器の音色や管楽器のブレス、鍵盤楽器のタッチ、弦楽器の引き方やカッテングを原曲と同じにするのは困難であり、曲調の盛り上げ方などを含めてオリジナルの楽曲と同じ雰囲気に作るのが難しい。
また、音声圧縮でデータを配信するにあたり、音声圧縮の技術は複数存在し、それぞれ特徴があり、一般に独立したフォーマットで互換性がないという問題があった。
従って、この発明の目的は、受信機で再生可能な(デコード可能な)圧縮方式の楽曲データを選択して配信するシステムを提供することにある。
発明の開示
請求の範囲1に記載の発明は、遠隔の受信機からの要求に基づいて楽曲データを配信する楽曲配信装置において、
少なくとも楽曲識別情報と圧縮方式識別情報とを含んだ受信機からの要求信号を受信する受信手段と、
受信した要求信号に含まれた楽曲識別情報に対応する楽曲を、要求信号に含まれた圧縮方式識別情報に対応する圧縮方式で圧縮した楽曲データを送出する送信手段とからなることを特徴とする楽曲配信装置である。
請求の範囲2に記載の発明は、ユーザによって選択された楽曲の楽曲データを遠隔の楽曲配信装置に対して要求し、楽曲配信装置から配信されてきた楽曲データを受信して出力する楽曲受信装置において、
少なくとも選択された楽曲を識別する楽曲識別情報と、楽曲が配信されてくる際の圧縮方式を識別する圧縮方式識別情報とを含む要求信号を生成する生成手段と、
生成された要求信号を楽曲配信装置に対して伝送する伝送手段と、
楽曲配信装置から配信されてきた楽曲データを受信する受信手段と、
受信した楽曲データを圧縮方式識別情報で指定した圧縮方式に対応する圧縮復号方式によって復号するデコード手段とからなることを特徴とする楽曲受信装置である。
請求の範囲3に記載の発明は、遠隔の受信機からの要求に基づいて楽曲データを配信する楽曲配信方法において、
少なくとも楽曲識別情報と圧縮方式識別情報とを含んだ受信機からの要求信号を受信し、
受信した要求信号に含まれた楽曲識別情報に対応する楽曲を、要求信号に含まれた圧縮方式識別情報に対応する圧縮方式で圧縮した楽曲データを送出するようにした楽曲配信方法である。
請求の範囲4に記載の発明は、ユーザによって選択された楽曲の楽曲データを遠隔の楽曲配信装置に対して要求し、楽曲配信装置から配信されてきた楽曲データを受信して出力する楽曲受信方法において、
少なくとも選択された楽曲を識別する楽曲識別情報と、楽曲が配信されてくる際の圧縮方式を識別する圧縮方式識別情報とを含む要求信号を生成し、
生成された要求信号を楽曲配信装置に対して伝送し、
楽曲配信装置から配信されてきた楽曲データを受信し、
受信した楽曲データを圧縮方式識別情報で指定した圧縮方式に対応する圧縮復号方式によって復号するようにした楽曲受信方法である。
請求の範囲5に記載の発明は、遠隔の受信機からの要求に基づいて、楽曲配信装置が楽曲データを配信する楽曲配信システムにおいて、
受信機では、
少なくとも選択された楽曲を識別する楽曲識別情報と、楽曲が配信されてくる際の圧縮方式を識別する圧縮方式識別情報とを含む要求信号を生成し、
生成された要求信号を楽曲配信装置に対して伝送し、
楽曲配信装置では、
受信機から伝送されてきた要求信号を受信し、
受信した要求信号に含まれた楽曲識別情報に対応する楽曲を、要求信号に含まれた圧縮方式識別情報に対応する圧縮方式で圧縮した楽曲データを送信するようにした楽曲配信システムである。
この発明では、リクエストした楽曲データがストレージメディアにある場合、ストレージメディアから読み出し、カラオケ装置で再生し、リクエストした楽曲データがストレージメディアにない場合、受信機から公衆回線を介してデータ配信制御装置にリクエストした楽曲データをリクエストする。このとき、例えばMIDI、MPEGオーディオ、ATRACオーディオ等複数オーディオ圧縮方式の中から指定された圧縮方式の楽曲データが楽曲サーバから読み出される。読み出された楽曲データは、ディジタル衛星放送設備によって電波に変換され配信される。また、指定された圧縮方式の楽曲データがない場合、元の楽曲データが元の楽曲サーバから読み出され、読み出された楽曲データに対して指定された圧縮方式のエンコード処理が行われる。エンコードされたデータは、ディジタル衛星放送設備によって電波に変換され配信される。そして、配信された楽曲データは、ストレージメディアに記録された後、記録された楽曲データに基づいてデコーダによって伸長され、カラオケ装置で再生される。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明が適用される実施の一形態のブロック図である。
第2図はこの発明が適用される楽曲配信装置のブロック図である。
第3図はこの発明が適用される楽曲受信装置60Aのブロック図である。
第4図はこの発明が適用される楽曲受信装置60Bのブロック図である。
第5図はこの発明が適用される楽曲受信装置60Cのブロック図である。
第6図はこの発明が適用されるカラオケ装置の処理の一例を示すフローチャートである。
第7図はこの発明が適用される放送局側の処理の一例を示すフローチャートである。
第8図はこの発明に適用されるリクエストデータの構成例である。
第9図はこの発明が適用される実施の形態の他の例のブロック図である。
第10図はこの発明が適用される実施の形態の他の例の楽曲配信装置のブロック図である。
第11図はこの発明が適用される実施の形態の他の例の楽曲受信装置60Dのブロック図である。
第12図はこの発明が適用されるカラオケ装置の処理の他の例を示すフローチャートである。
第13図はこの発明が適用される放送局側の処理の他の例を示すフローチャートである。
発明を実施するための最良の形態
以下、この発明の実施の一形態について図面を参照して説明する。この発明を容易とするため、まずこの発明の概要を説明する。この発明は、カラオケボックス等でカラオケを歌う時に圧縮された楽曲データを伸長して再生することにより、原曲に近い雰囲気でカラオケを歌うことを可能としたシステムである。システムの主な構成要素は、任意に指定された圧縮方式で楽曲データを配信するために、デジタル放送設備と楽曲サーバがある。また、配信されたデータを受信するためにカラオケボックス等にはカラオケ装置とともにデジタル放送受信装置が必要である。更に、カラオケで歌おうとした曲が予め記憶されていない場合に配信リクエストするための公衆回線を使った通信端末と放送局側にはその通信端末からのリクエストによる配信データの制御部が設けられている。
次に、この発明を実施するにあたり技術的な要件を説明する。まず、地上波または通信・放送衛星によるデジタル放送技術については、実用化されているデジタル衛星放送の技術として1)MPEG(Moving Picture Experts Group)システムズ、2)DVB(Digital Video Broadcasting)を使った物がある。その他にも米国のGA(Grand Alliance)などの地上波デジタル放送の技術もある。ここで重要なことは単にデジタルの放送であるだけでなく、受信できるユーザを選択的に識別できるコンディショナルアクセスの機能を持つことである。この実施の一形態のシステムは、ディジタル衛星放送のサービス提供業者で実用化されている技術を仮定する。
楽曲を圧縮する技術としては、MPEGオーディオ、ATRAC(Adaptive TRansform Acoustic Coding)、PCM(Pulse Code Modulation)方式などが考えられる。今回のシステムではMPEGオーディオを含む複数の圧縮されたデータと従来のMIDIデータを大規模なサーバに記憶しておくことにする。この方法の他にも各種圧縮方式によるリアルタイムエンコードシステムを設置し楽曲の元データから配信時に圧縮することも考えられるが、予め圧縮しておいた方がすぐデータを取り出すことができると共に、サーバーの記憶容量の節約にも貢献する。
デジタル放送の送出設備と大規模(容量)サーバを制御し、ユーザからのリクエストを受けて目的とする楽曲の圧縮データを配信するコントローラーが必要である。ユーザからのリクエストを受ける通信手段として電話回線などの公衆回線を仮定し、予め決めておいた信号、コマンドによりユーザからのリクエストを自動的に受け付ける機能を持っていることとする。これはモデム付きのPCまたはワークステーションのようなコンピュータで実現できる。
ユーザがカラオケに使うカラオケ装置には通常の機構・機能があるとする。その他にデジタル放送の受信機と圧縮された楽曲データを伸長するデコーダが必要である。また、デコーダはストレージを持っていて、ユーザが選んだ曲がストレージに記憶されている場合にはそれを再生し、ストレージに記憶されていない場合には電話回線を使って放送局にある配信リクエストを制御するコンピュータにアクセスして圧縮方式と共に楽曲データを要求する。
第1図にこの発明の実施の形態の一例のブロック図を示す。各部について以下に説明する。デジタル衛星放送設備1の送信の仕組みは、MPEGシステムズやDVBで標準化されている技術により構築されたものとする。楽曲サーバ2は、カラオケ用の楽曲を各種音声圧縮技術で圧縮し、データベース化したものである。課金サーバ11は、受信機からのリクエストに応じて楽曲データを配信する度に課金を行なうためのものである。これらは公衆回線10を経てユーザからのデータ配信のリクエストを受けて機能するデータ配信制御装置3で制御される。
デジタル衛星放送設備1でアップリンクされた配信データは、通信・放送衛星4で折り返され、カラオケボックス等に設置した受信装置5で受信する。受信された配信データは、デコーダ6で伸長され、カラオケ装置7で楽曲として再生される。また、配信された楽曲データは、そのままハードディスクのようなストレージデバイス8に記録され、それ以後ユーザが選曲した場合には、ストレージデバイス8に記録されたデータを元にデコーダ6で伸長され、カラオケ装置7で再生される。ユーザが選んだ曲がストレージデバイス8に記録されていないときは、リクエスト通信端末9により公衆回線を通して放送局にあるデータ配信制御装置3に要求が伝えられる。
第2図は、この発明が適用された楽曲配信システムにおける送信局の詳細構成を示すものである。
第2図において、MIDIデータ生成装置41で生成されたMIDIデータはMIDIデータサーバ42に登録される。MIDIデータサーバ42に登録されたMIDIデータはMIDIデータ送出システム43に送られ、パケット化された後、マルチプレクサ44に送られる。また、楽曲素材登録システム45には圧縮されていない楽曲信号が登録されており、この楽曲素材登録システム45からの楽曲信号は、MPEGオーディオエンコーダ46およびATRACオーディオエンコーダ49に供給され、各々エンコードされた後、MPEGオーディオサーバ47およびATRACオーディオサーバ50に登録される。MPEGオーディオサーバ47に登録されたMPEGオーディオデータは、MPEGオーディオ送出システム48に送られ、ここでパケット化された後、マルチプレクサ44に送られる。ATRACオーディオサーバ50に登録されたATRACデータは、ATRACオーディオ送出システム51に送られ、ここでパケット化された後、マルチプレクサ44に送られる。
さらに、音声付加情報登録システム52からの歌詞、楽曲情報等の音声付加情報は、音声付加情報データベース53に登録される。音声付加情報データベース53に登録された音声付加情報は、音声付加情報送出システム54に送られ、ここでパケット化された後、マルチプレクサ44に供給される。
また、背景映像用素材登録システム55からの映像信号は、MPEG2ビデオエンコーダ56に供給され、エンコードされた後、MPEG2ビデオデータサーバ57に登録される。MPEG2ビデオサーバに登録されたMPEG2ビデオデータは、MPEG2ビデオデータ送出システム58に送られ、ここでパケット化された後、マルチプレクサ44に供給される。
マルチプレクサ44においては、MIDIデータ送出システム43からのMIDIデータパケットと、MPEGオーディオ送出システム48からのMPEGオーディオパケットと、ATRACオーディオ送出システム51からのATRACオーディオパケットと、音声付加情報送出システム54からの音声付加情報パケットと、MPEG2ビデオデータ送出システム58からのMPEG2データパケットとが時間軸多重化されると共に、スクランブル鍵を用いて暗号化される。
マルチプレクサ44の出力は、電波送出システム59に送られ、ここで畳み込み符号、リードソロモン符号等の誤り訂正符号化化、QPSK(Quadrature Phase Shift Keying)変調、および周波数変換等の処理を施された後、アンテナから衛星4に向けて送信される。
第3図は、受信装置5およびデコーダ6が一体的に構成された受信機60Aの詳細構成の一例を示すものである。
衛星放送アンテナにおいて受信された信号は、フロントエンド61、デスクランブラ62、トランスポートIC(デマルチプレクサ)63より構成される受信装置5に入力端子T1を介して供給される。
入力端子T1に入力された受信信号は、フロントエンド61に供給される。フロントエンド61は、チューナ、QPSK復調器、誤り訂正回路から構成される。フロントエンド61内のチューナで、制御用CPU(Central Processing Unit)70からの設定信号に基づいて、受信信号の中から所定の搬送波周波数の信号が選択される。そして、この受信信号がQPSK復調器において復調され、さらに、誤り訂正回路においてビタビ復号、リードソロモン符号等の誤り訂正処理が施されて、スクランブルされたMPEGトランスポートストリームが出力される。
フロントエンド61の出力は、デスクランブラ62に供給される。CPU70は、受信信号に含まれている受信資格情報とICカードスロット73に挿入されているICカード74に記憶されている受信機の識別情報との比較を行い、受信信号がその受信機自身に対して送られてきたものなのか否かを判別する。受信信号に含まれている受信資格情報とICカード74に記憶されている受信機の識別情報とが一致した場合には、受信信号がその受信機自身宛てに送られてきたものであると認識し、デスクランブラ62に対してデスクランブル処理を行うように制御信号が発生する。反対に、受信信号に含まれている受信資格情報とICカード74に記憶されている受信機の識別情報とが一致していない場合には、受信信号がその受信機宛てに送られてきたものではないと認識し、デスクランブル処理は行わない。
デスクランブラ62において、デスクランブルされたMPEGトランスポートストリームはトランスポートIC63に送られる。
トランスポートIC63は、CPU70からの指令に基づいて、デスクランブラ62からのストリームの中から、所望のトランスポートパケットを分離するものである。トランスポートパケットのヘッダ部には、伝送データの種類を示すパケット識別子(PID)が設けられている。このPIDをトランスポートIC63が検出し、MPEG2ビデオデータを伝送するトランスポートパケットはMPEG2ビデオデコーダ68へ供給し、MPEGオーディオデータを伝送するトランスポートパケットはMPEGオーディオデコーダ64へ供給する。
尚、第3図の受信機60AはATRACオーディオデータやMIDIデータには対応していないので、これらのデータを伝送するトランスポートパケットはトランスポートIC63では分離されず、データが破棄される。
MPEG2ビデオデコーダ68は、トランスポートIC63からのMPEG2ビデオデータのトランスポートパケットを受け取り、MPEG2ビデオ方式のデコード処理を行って、データ圧縮前のビデオデータを形成する。このビデオデータは、NTSC変換回路69に供給され、NTSC変換回路69で、コンポジットビデオ信号に変換され、アナログ信号に変換される。このNTSC変換回路69の出力がアナログビデオ出力端子T2から背景映像信号としてカラオケ装置7へ出力される。
MPEGオーディオデコーダ64は、トランスポートIC63からのMPEGオーディオデータのトランスポートパケットを受け取り、MPEGオーディオ方式の音声デコード処理を行なって、データ圧縮前のオーディオデータを形成する。デコードされたオーディオデータは、DAコンバータ65でアナログオーディオ信号に変換された後、アナログオーディオ出力端子T3、T4からカラオケ装置7へ出力される、尚、MPEGオーディオデコーダ64でデコードされたオーディオデータは、光ディジタル出力インターフェイスを介してカラオケ装置7へ出力するようにしても良い。
さらにトランスポートIC63はトランスポートストリームに含まれる音声付加情報パケットを分離し、CPU70へ供給する。CPU70はこの供給された音声付加情報を処理し、MPEG2ビデオデコーダ68でデコード処理された背景映像信号にスーパーインポーズする。
例えばリモートコントローラ71に設けられた歌詞ボタン(図示せず)が押された場合には、音声付加情報として送られてきた歌詞のテキストデータがCPU70からMPEG2ビデオデコーダ68に供給される。そして、MPEGビデオデコーダ68のOSD(On Screen Display)機能を利用してスーパーインポーズ処理される。こうしてカラオケ装置7のスピーカから楽曲の音声が流れると同時に、その音声と同期して、歌詞がスーパーインポーズされた背景映像が写しだされる。
また、受信機60AにはCPU70に接続されたモデム75(リクエスト通信端末9に相当する)が設けられている。このモデムを介して、後述するようにリクエストされた曲の楽曲識別番号やデコード可能な圧縮方式(第3図の場合にはMPEGオーディオ)を示す情報が公衆回線10を介してデータ配信制御装置3へ伝送される。
さらにトランスポートIC63にはIEEE1394インターフェイス76が接続されている。IEEE1394は大容量のデータおよびコマンドを高速に伝送することができる双方向シリアルインターフェイスである。このIEEE1394インターフェイス76を介してストレージデバイス8との間で楽曲データの送受信が行なえるようになっている。
つまりトランスポートIC63において分離されたMPEG2ビデオデータを伝送するトランスポートパケットと、MPEGオーディオデータを伝送するトランスポートパケットと、音声付加情報を伝送するトランスポートパケットはIEEE1394インターフェイス76に伝送され、シリアルパス上を伝送するための所定のパケット化処理が施された後、ストレージデバイス8に伝送される。
一方、ストレージデバイス8はIEEE1394インターフェイス80、ストレージメディア81とから構成されている。受信機60AからIEEE1394パス上を伝送されてきたデータはIEEE1394インターフェイス80に供給されて、デパケット化される。デパケット化されたMPEG2ビデオデータを伝送するトランスポートパケットと、MPEGオーディオデータを伝送するトランスポートパケットと、音声付加情報を伝送するトランスポートは、ストレージデバイス8内のコントローラ(図示せず)の制御の下、ストレージメディア81に記録される。
また、受信機60Aのリモートコントローラ71により所定の操作が行われ、楽曲のリクエストが行われると、CPU70はリクエストされた楽曲データがストレージメディア81に記録されているかどうかを調べさせるコマンドを生成し、IEEE1394インターフェイス76を介してストレージデバイス8に対して伝送する。ストレージデバイス8のコントローラ(図示せず)は、このコマンドをIEEE1394インターフェイス80を介して受信し、ストレージメディア81にリクエストされた楽曲が記録されているか否かのチェックを行ない、その結果をIEEE1394インターフェイスを介して受信機60AのCPU70に知らせる。つまり、ストレージメディア81にリクエストされた楽曲のデータが記録されていることが検出できれば、その旨をIEEE1394インターフェイス80を介して受信機70のCPU70に知らせると共に、楽曲のMPEGオーディオデータ、背景映像であるMPEG2ビデオデータ、歌詞等を含む音声付加情報をストレージメディア81から読み出して、IEEE1394インターフェイス80を介して受信機60Aに伝送する。反対にストレージメディア81にリクエストされた楽曲のデータが記録されていなければ、その旨をIEEE1394インターフェイス80を介して受信機60AのCPU70に知らせる。
受信機60Aは、ストレージメディア81にリクエストされた楽曲のデータが記録されている場合には、ストレージデバイス8から送られてきた楽曲のMPEGオーディオデータ、MPEG2ビデオデータ、音声付加情報をトランスポートIC63に供給する。トランスポートIC63では、上述のようにPIDを識別して各デコーダ64、68にMPEGオーディオデータとMPEG2ビデオデータを供給すると共に音声付加情報をCPU70へ供給する。
一方、ストレージメディア81にリクエストされた楽曲のデータが記録されていない場合には、CPU70はモデム75を介して楽曲データの配信を要求する。
第4図は受信装置5およびデコーダ6が一体的に構成された受信機60Bの詳細構成の他の例を示すものである。尚、第3図と同じ構成部分については同じ番号を付し、説明は省略する。
第4図に示された受信機60Bでは、第3図におけるMPEGオーディオデコーダ64の代わりにATRACオーディオデコーダ90が設けられている。他の部分の構成は第3図における受信機60Aと同じである。
但し、トランスポートIC63はPIDを検出し、MPEG2ビデオデータを伝送するトランスポートパケットはMPEG2ビデオデコーダ68へ供給し、ATRACオーディオデータを伝送するトランスポートパケットはATRACオーディオデコーダ90へ供給する。第4図の受信機60BはMPEGオーディオデータやMIDIデータには対応していないので、これらのデータを伝送するトランスポートパケットはトランスポートIC63では分離されず、データが破棄される。
ATRACオーディオデコーダ90は、トランスポートIC63からのATRACオーディオデータのトランスポートパケットを受け取り、ATRAC方式の音声デコード処理を行って、データ圧縮前のオーディオデータを形成する。デコードされたオーディオ処理を行なって、データ圧縮前のオーディオデータを形成する。デコードされたオーディオデータは、DAコンバータ65でアナログオーディオ信号に変換された後、アナログオーディオ出力端子T3、T4からカラオケ装置7へ出力される。尚、ATRACオーディオデコーダ90でデコードされたオーディオデータは、光ディジタル出力インターフェイスを介してカラオケ装置7へ出力するようにしても良い。
また、受信機60Bには第3図の場合と同様にCPU70に接続されたモデム75(リクエスト通信端末9に相当する)が設けられている。このモデムを介して、リクエストされた曲の楽曲識別番号やデコード可能な圧縮方式(第3図の場合にはATRACオーディオ)を示す情報が公衆回線10を介してデータ配信制御装置3へ伝送される。
さらにトランスポートIC63にはIEEE1394インターフェイス76が接続されており、第3図の場合と同様にストレージデバイス8との間でATRACオーディオデータ、MPEG2ビデオデータ、音声付加情報の授受ができるようになっている。
第5図は受信装置5およびデコーダ6が一体的に構成された受信機60Cの詳細構成のさらに他の例を示すものである。尚、第3図、第4図と同じ構成部分については同じ番号を付し、説明は省略する。
第5図に示された受信機60Cでは、第3図、第4図におけるMPEGオーディオデコーダ64、ATRACオーディオデコーダ90の代わりにMIDIデータ処理部100が設けられている。他の部分の構成は、第3図、第4図における受信機60A、60Bと同じである。
但し、トランスポートIC63はPIDを検出し、MPEG2ビデオデータを伝送するトランスポートパケットはMPEG2ビデオデコーダ68へ供給し、MIDIデータを伝送するトランスポートパケットはMIDIデータ処理部100へ供給する。第5図の受信機60CはMPEGオーディオデータやATRACオーディオデータには対応していないので、これらのデータを伝送するトランスポートパケットはトランスポートIC63では分離されず、データが破棄される。
MIDIデータ処理部100は、トランスポートIC63からのMIDIデータのトランスポートパケットを受け取り、音声処理を行って、その出力オーディオ信号がアナログオーディオ出力端子T3、T4からカラオケ装置7へ出力される。
また、受信機60Cには第3図、第4図の場合と同様にCPU70に接続されたモデム75(リクエスト通信端末9に相当する)が設けられている。このモデムを介して、リクエストされた曲の楽曲識別番号やデコード可能な圧縮方式(第3図の場合にはMIDIデータ)を示す情報が公衆回線10を介してデータ配信制御装置3へ伝送される。さらにトランスポートIC63にはIEEE1394インターフェイス76が接続されており、第3図の場合と同様にストレージデバイス8との間でMIDIデータ、MPEG2ビデオデータ、音声付加情報の授受ができるようになっている。
次に楽曲データを配信する方法の一例を第6図および第7図のフローチャートを用いて説明する。まず、第2図は圧縮された楽曲データを受け取る受信機側での動作のフローチャートである。尚、このフローチャートは第3図、第4図、第5図で説明した受信機60A,60B,60Cで共通である。ステップS1において、利用者が受信機60でリクエスト曲を選ぶ。つまりユーザは楽曲リストが掲載された本を参照して所望の楽曲に付された識別番号をリモコン71により受信機60に入力することによりリクエスト曲を選択することができる。ステップS2では、楽曲データが蓄積されているストレージデバイス8の中に選択されたリクエスト曲の楽曲データがあるか否かを判断する。ストレージデバイス8に楽曲データがある場合、ステップS6へ移行し、楽曲データがない場合、ステップS3に移行する。
ステップS3では、ストレージデバイス8の中にリクエスト曲の楽曲データがなかったので、楽曲の識別番号と再生可能な圧縮方式を指定した要求をリクエスト通信端末9により電話回線などの公衆回線10を介してデータ配信制御装置3にリクエストする。ステップS4では、リクエストをした後は受信機60で目的とする楽曲データが受信できるまで待つ。ステップS5では、楽曲データが配信されたらその楽曲データが完全か否かを調べ、完全であると判断した場合、ステップS6へ移行し、不完全と判断した場合、ステップS8へ移行する。ステップS8では、選択された楽曲を再度リクエスト通信端末9よりリクエストし、受信機60で目的とする楽曲データが受信できるまで待つ(ステップS4)。配信された楽曲データが完全なデータである場合にはステップS6で、圧縮方式を確認してデコーダ6で伸長処理を行う。ステップS7では、伸長された楽曲データがカラオケ装置7で再生される。
第7図は一例として圧縮された楽曲データを配信する放送局側の装置の動作を示すフローチャートである。ステップS11において、楽曲のリクエストがないときにはデータ配信制御装置3で自動的に新譜などの楽曲データを配信する。ステップS12では、リクエストが公衆回線10を介してデータ配信制御装置3に来たか確認する。リクエストが来てない場合、ステップS11へ移行し、リクエストが来ている場合には、ステップS13に制御に移行する。ステップS13では、指定された圧縮方式の楽曲データを楽曲サーバ2から検索し、抽出する。ステップS14では、抽出された楽曲データをデジタル衛星放送設備1を介して配信する。
第8図は、リクエスト通信端末9が公衆回線10を介してデータ配信制御装置3に伝送するリクエストデータの一例の構成である。リクエストデータには、リクエストを示すコマンド21と、利用者が選択した楽曲の識別番号22と、カラオケ装置側で再生可能な圧縮方式指定データ23とが指定されている。さらに、リクエストされた楽曲データがデジタル衛星放送を介して配信されてきた時に受信可能なカラオケ装置を特定するためのカラオケ装置の識別番号24(ICカード74に記憶されている)もリクエストデータとして伝送される。
第9図にこの発明の実施の形態の他の例のブロック図を示す。この例では、上述の如く配信システム側で予め複数の圧縮方式で圧縮された楽曲データを楽曲サーバに記憶し、楽曲サーバに記憶された楽曲の中からリクエストされた楽曲を検索するのではなく、指定された圧縮方式でリアルタイムに圧縮して伝送するものである。つまり、楽曲サーバ14には、圧縮されていない楽曲信号が記憶されており、受信機側からのリクエストに基づいて楽曲サーバ14からリクエストされた楽曲を検索し、抽出し、指定された圧縮方式で楽曲データを配信できるように設けられた圧縮方式が異なる複数の圧縮エンコーダ12を選択切換機13によって選択し、指定された圧縮方式で圧縮して伝送するようになされている。このようにして圧縮された楽曲データは、デジタル衛星放送設備1を介して要求があった受信機側に配信される。
受信機側では、受信装置5で受信した楽曲データの圧縮方式に基づいて、複数の異なる圧縮方式に対応したデコーダ6の中から適当なものを選択切換機15によって選択する。このようにして選択されたデコーダ6では受信した楽曲データを伸長して、カラオケ装置7に供給する。さらに受信された楽曲データはストレージデバイス8に供給されて記憶される。
第10図はこの発明の実施の形態の他の例が適用された楽曲配信システムにおける送信局の詳細構成を示すものである。
第10図において、MIDIデータ生成装置41で生成されたMIDIデータはMIDIデータサーバ42に登録される。MIDIデータサーバ42に登録されたMIDIデータはMIDIデータ送出システム43に送られ、パケット化された後、マルチプレクサ44に送られる。ここでMIDIデータだけはリアルタイムにエンコード処理を行うことが困難であるため、予めエンコード処理されてMIDIデータサーバ42に登録される。
また、楽曲素材登録システム45(第9図における14に相当する)には圧縮されていない楽曲信号が登録されており、この楽曲素材登録システム45からの楽曲信号は、選択切換機13を介してMPEGオーディオエンコーダ46およびATRACオーディオエンコーダ49に供給され、各々エンコードされた後、MPEGオーディオ送出システム48およびATRACオーディオ送出システム51に送られ、ここでパケット化された後、マルチプレクサ44に送られる。選択切換機13にはデータ配信制御装置3(第9図)からの切換信号が供給されており、この切換信号に応じて、楽曲素材登録システム45からの楽曲信号は選択的にMPEGオーディオエンコーダ46又はATRACオーディオエンコーダ49に供給されるようになされている。
さらに、音声付加情報登録システム52からの歌詞、楽曲情報等の音声付加情報は、音声付加情報データベース53に登録される。音声付加情報データベース53に登録された音声付加情報は、音声付加情報送出システム54に送られ、ここでパケット化された後、マルチプレクサ44に送られる。
また、背景映像用素材登録システム55からの映像信号は、MPEG2ビデオエンコーダ56に供給され、エンコードされた後、MPEG2ビデオデータサーバ57に登録される。MPEG2ビデオデータサーバに登録されたMPEG2ビデオデータはMPEG2ビデオデータ送出システム58に送られ、ここでパケット化された後、マルチプレクサ44に供給される。
マルチプレクサ44においては、MIDIデータ送出システム49からのMIDIデータパケットと、MPEGオーディオ送出システム48からのMPEGオーディオパケットと、ATRACオーディオ送出システム51からのATRACオーディオパケットと、音声付加情報送出システム54からの音声付加情報パケットと、MPEG2ビデオデータ送出システム58からのMPEG2データバケットとが時間軸多重化されると共に、スクランブル鍵を用いて暗号化される。
マルチプレクサ44の出力は電波送出システム59に送られ、ここで畳み込み符号、リードソロモン符号等の誤り訂正符号化、QPSK変調、および周波数変換等の処理を施された後、アンテナから衛星4に向けて送信される。
第11図はこの発明の実施の形態の他の例が適用された、受信装置5およびデコーダ6が一体的に構成された受信機60Dの詳細構成の一例を示すものである。尚、第3図、第4図、第5図と同じ構成部分については同じ番号を付し、説明は省略する。
トランスポートIC63は、CPU70からの指令に基づいて、デスクランブラ62からのストリームの中から、所望のトランスポートパケットを分離するものである。トランスポートパケットのヘッダ部には、伝送データの種類を示すパケット識別子(PID)が設けられている。このPIDをトランスポートIC63は検出し、MPEG2ビデオデータを伝送するトランスポートパケットはMPEG2ビデオデコーダ68へ供給し、音声付加情報を伝送するトランスポートパケットをCPU70へ供給する。CPU70は供給された音声付加情報を処理し、MPEG2ビデオデコーダ68でデコード処理された背景映像信号にスーパーインポーズする。
また、CPU70はリクエストした楽曲の圧縮方式に対応するオーディオデコーダを選択するように選択切換機15、77を制御する。つまりMPEGオーディオの圧縮方式で楽曲をリクエストした場合には、MPEGオーディオデコーダ64を選択するようにし、ATRACオーディオの圧縮方式で楽曲をリクエストした場合には、ATRACオーディオデコーダ90を選択するようにし、MIDI方式で楽曲をリクエストした場合には、MIDIデータ処理部100を選択するように選択切換機15、77を制御する。
MPEGオーディオデコーダ64は、選択切換機15からのMPEGオーディオデータのトランスポートパケットを受け取り、MPEGオーディオ方式の音声デコード処理を行なって、データ圧縮前のオーディオデータを形成する。デコードされたオーディオデータは、DAコンバータ65−2でアナログオーディオ信号に変換された後、選択切換機77に供給される。
ATRACオーディオデコーダ90は、選択切換機15からのATRACオーディオデータのトランスポートパケットを受け取り、ATRAC方式の音声デコード処理を行なって、データ圧縮前のオーディオデータを形成する。デコードされたオーディオデータは、DAコンバータ65−1でアナログオーディオ信号に変換された後、選択切換機77に供給される。
MIDIデータ処理部100は、選択切換機15からのMIDIデータのトランスポートパケットを受け取り、音声処理を行なって、出力信号を選択切換機77に供給する。
選択切換機77に供給されたアナログオーディオ信号はアナログオーディオ出力端子T3、T4からカラオケ装置7へ出力される。
また、受信機60DにはCPU70に接続されたモデム75(リクエスト通信端末9に相当する)が設けられている。このモデムを介して、リクエストされた曲の楽曲識別番号や所望の圧縮方式(第3図の場合にはMPEGオーディオ)を示す情報が公衆回線10を介してデータ配信制御装置3へ伝送される。
さらにトランスポートIC63にはIEEE1394インターフェイス76が接続されている。トランスポートIC63において分離されたMPEG2ビデオデータを伝送するトランスポートパケットと、MPEGオーディオデータ又は、ATRACオーディオデータ又はMIDIデータを伝送するトランスポートパケットと、音声付加情報を伝送するトランスポートパケットはIEEE1394インターフェイス76に伝送され、シリアルパス上を伝送するための所定のパケット化処理が施された後、ストレージデバイス8に伝送され、ストレージメディア81に記録される。
また、受信機60Dのリモートコントローラ71により所定の操作が行われ、楽曲のリクエストが行われると、CPU70は、リクエストされた楽曲データがストレージメディア81に記録されているかどうかを調べさせるコマンドを生成し、IEEE1394のインターフェイス76を介してストレージデバイス8に対して伝送する。ストレージデバイス8のコントローラ(図示せず)は、このコマンドをIEEE1394のインターフェイス80を介して受信し、ストレージメディア81にリクエストされた楽曲が記録されているか否かのチェックを行い、その結果をIEEE1394インターフェイスを介して受信機60AのCPU70に知らせる。つまり、ストレージメディア81にリクエストされた楽曲のデータが記録されていることが検出できれば、その旨をIEEE1394インターフェイス80を介して受信機70のCPU70に知らせると共に、楽曲のオーディオデータ(MPEGオーディオ、ATRACオーディオ、MIDIデータのいずれかによって圧縮されている)、背景映像であるMPEG2ビデオデータ、歌詞等を含む音声付加情報をストレージメディア81から読み出して、IEEE1394インターフェイス80を介して受信機60Dに伝送する。反対にストレージメディア81にリクエストされた楽曲のデータが記録されていなければ、その旨をIEEE1394インターフェイス80を介して受信機60DのCPU70に知らせる。
受信機60Dは、ストレージメディア81にリクエストされた楽曲のデータが記録されている場合には、ストレージデバイス8から送られてきた楽曲のオーディオデータ、MPEG2のビデオデータ、音声付加情報をトランスポートIC63に供給する。トランスポートIC63では、上述のように、PIDを識別してMPEG2ビデオデータをMPEGビデオデコーダ68に供給すると共に、音声付加情報をCPU70に供給する。CPU70は、トランスポートIC63から供給された圧縮識別情報に基づいて選択切換機14、77を制御する。つまり、IEEE1394インターフェイス76から伝送されてきたオーディオデータがMPEGオーディオの圧縮方式である場合には、MPEGオーディオデコーダ64を選択するようにし、ATRACオーディオの圧縮方式である場合には、ATRACオーディオデコーダ90を選択するようにし、MIDI方式である場合には、MIDIデータ処理部100を選択するように選択切換機14,77を制御する。
このようにしてIEEE1394インターフェイス76を介して供給されたオーディオデータは、MPEGオーディオデコーダ64、ATRACオーディオデコーダ90、MIDIデータ処理部100のいずれかにおいて処理され、選択切換機77を介してアナログオーディオ出力端子T3、T4からカラオケ装置7へ出力される。
上述した実施の形態の他の例において、楽曲データを配信する方法の一例を第12図および第13図のフローチャートを用いて説明する。まず、第12図は圧縮された楽曲データを受け取る受信機側での一例の動作のフローチャートである。ステップS21では、利用者が受信機7でリクエスト曲を選ぶ。このリクエスト曲の選択の仕方は上述の例と同じである。ステップS22では、配信されてくる楽曲データの圧縮方式を指定する。尚、指定した圧縮方式により楽曲の音質が異なることもありうる。ステップS23では、選択された楽曲データがストレージデバイス8に蓄積されているか否かを検索し、楽曲データがストレージデバイス8に記憶されている場合には、ステップS27へ移行し、楽曲データが蓄積されていない場合には、ステップS24へ移行する。
ステップS24では、楽曲の識別番号と配信要求する圧縮方式とを指定した要求をリクエスト通信端末9により公衆回線10を介してデータ配信制御装置3に伝送する。ステップS25では、リクエストした楽曲データが受信装置5で受信できるまで待つ。ステップS26では、楽曲データが配信されたらそのデータが完全か否かを調べ、完全であると判断した場合には、ステップS27へ移行し、不完全と判断した場合、ステップS29へ移行する。ステップS29では、データが不完全であるため、リクエスト通信端末9で再度選択された楽曲をリクエストし、ステップS25へ移行する。ステップS27では、受信した楽曲データの圧縮方式に対応するデコーダ6を選択切換機15で選び、楽曲データを伸長する。ステップS28では、伸長した楽曲データをカラオケ装置7で再生する。
第13図は圧縮された楽曲データを配信する放送局側の一例の動作のフローチャートである。ステップS31では、楽曲のリクエストがないときにはデータ配信制御装置3で自動的に新譜などの楽曲データを配信する。ステップS32では、楽曲のリクエストが公衆回線10を介してデータ配信制御装置3に来たか確認する。リクエストが来なければステップS31へ移行し、リクエストが来ればステップS33へ移行する。ステップS33では、リクエストにより要求された楽曲を楽曲サーバ14から検索し、抽出する。ステップS34では、抽出された楽曲データを選択切換機13を介して、要求された圧縮方式に対応する圧縮エンコーダ12を選択し、要求された圧縮方式で抽出された楽曲信号を圧縮する。ステップS35では、このようにして圧縮された楽曲データをデジタル衛星放送設備1を介して要求のあったカラオケ装置に対して配信する。
上述の実施の形態では、放送局側に設けられている楽曲サーバ2のみまたは元の楽曲サーバ14のみとして説明したが、楽曲サーバ2と元の楽曲サーバ14との両方を組み合わせて放送局側に設けても良い。そのときの動作の一例として、カラオケ装置から楽曲の要求があった場合、まず楽曲サーバ2を検索し、要求された圧縮方式の楽曲データがある場合、その楽曲データを要求のあったカラオケ装置に配信する。また、楽曲サーバ2に要求された圧縮方式の楽曲データがなかった場合、楽曲サーバ14から楽曲を検索し、抽出して要求された圧縮方式に応じたデータ圧縮エンコーダ12を選択して圧縮した後、その楽曲データを要求のあったカラオケ装置に配信する。
この実施の形態では、カラオケ装置側から配信センタへ楽曲の要求をするときに、公衆回線を使用しているが、端末としてテレビ受像機を利用し、公衆回線網を介して情報センタに接続することにより利用者の要求に応じて文字・図形などの画像情報を提供する会話型画像情報システム(CAPTAIN:Character And Pattern Telephone Access Information Network)であって、通信型カラオケシステムの課金に用いられているビデオテックス(VideoTex)網を使用するようにしても良い。
この実施の形態において、カラオケ装置から要求された圧縮方式毎に公衆回線の番号を設定するようにしても良い。このとき、操作者がカラオケ装置に入力する楽曲の番号も圧縮方式毎に異なるため、その圧縮方式に応じて公衆回線の番号を設定するようにしても良い。
この発明に依れば、元の楽曲をそのまま使うことができるので簡単にカラオケ用の楽曲データが作ることができる。さらに、楽曲の雰囲気が損なわれず、元の楽曲で歌うことが可能である。
この発明に依れば、MIDIデータを作るときのような入力の手間が無くなり、データの入力ミスが防げる。すなわち、専門の技術を持つ人でなくても楽曲データを作ることができる。さらに、採譜や元の楽曲と雰囲気が同じかどうかなどの確認の作業が必要ないため、データを作成する期間を短くすることができる。
この発明に依れば、カラオケ装置側のMIDI音源の機能、能力に関係なく均一に楽曲データを再生できる。さらに、圧縮方式やMIDIなどデータフォーマットが指定された形式で配信されるのでカラオケ装置側の機能に適応したデータを送ることが可能となる。
Claims (19)
- 遠隔の受信機からの要求に基づいて楽曲データを配信する楽曲配信装置において、
少なくとも楽曲識別情報と圧縮方式識別情報とを含んだ上記受信機からの要求信号を受信する受信手段と、
上記受信した要求信号に含まれた楽曲識別情報に対応する楽曲を、要求信号に含まれた圧縮方式識別情報に対応する圧縮方式で圧縮した楽曲データを送出する送信手段とからなることを特徴とする楽曲配信装置。 - ユーザによって選択された楽曲の楽曲データを遠隔の楽曲配信装置に対して要求し、楽曲配信装置から配信されてきた楽曲データを受信して出力する楽曲受信装置において、
少なくとも上記選択された楽曲を識別する楽曲識別情報と、楽曲が配信されてくる際の圧縮方式を識別する圧縮方式識別情報とを含む要求信号を生成する生成手段と、
上記生成された要求信号を上記楽曲配信装置に対して伝送する伝送手段と、
上記楽曲配信装置から配信されてきた楽曲データを受信する受信手段と、
受信した楽曲データを上記圧縮方式識別情報で指定した圧縮方式に対応する圧縮復号方式によって復号するデコード手段とからなることを特徴とする楽曲受信装置。 - 遠隔の受信機からの要求に基づいて楽曲データを配信する楽曲配信方法において、
少なくとも楽曲識別情報と圧縮方式識別情報とを含んだ上記受信機からの要求信号を受信し、
上記受信した要求信号に含まれた楽曲識別情報に対応する楽曲を、要求信号に含まれた圧縮方式識別情報に対応する圧縮方式で圧縮した楽曲データを送出するようにした楽曲配信方法。 - ユーザによって選択された楽曲の楽曲データを遠隔の楽曲配信装置に対して要求し、楽曲配信装置から配信されてきた楽曲データを受信して出力する楽曲受信方法において、
少なくとも上記選択された楽曲を識別する楽曲識別情報と、楽曲が配信されてくる際の圧縮方式を識別する圧縮方式識別情報とを含む要求信号を生成し、
上記生成された要求信号を上記楽曲配信装置に対して伝送し、
上記楽曲配信装置から配信されてきた楽曲データを受信し、
受信した楽曲データを上記圧縮方式識別情報で指定した圧縮方式に対応する圧縮復号方式によって復号するようにした楽曲受信方法。 - 遠隔の受信機からの要求に基づいて、楽曲配信装置が楽曲データを配信する楽曲配信システムにおいて、
上記受信機では、
少なくとも上記選択された楽曲を識別する楽曲識別情報と、楽曲が配信されてくる際の圧縮方式を識別する圧縮方式識別情報とを含む要求信号を生成し、
上記生成された要求信号を上記楽曲配信装置に対して伝送し、
上記楽曲配信装置では、
上記受信機から伝送されてきた要求信号を受信し、
上記受信した要求信号に含まれた楽曲識別情報に対応する楽曲を、要求信号に含まれた圧縮方式識別情報に対応する圧縮方式で圧縮した楽曲データを送信するようにした楽曲配信システム。 - 上記要求信号にはさらに受信機を識別する受信機識別情報が含まれており、該受信機識別情報に対応する受信機に対して上記楽曲データを配信するようにした請求の範囲1に記載の楽曲配信装置。
- 予め複数の圧縮方式で圧縮された楽曲データを複数曲分だけ記憶する第1の記憶手段と、上記受信した要求信号に含まれた楽曲識別情報および圧縮方式識別情報に対応する楽曲データを上記第1の記憶手段から抽出する第1の抽出手段とを有し、
上記送信手段は、上記第1の抽出手段によって抽出された楽曲データを送信するようにしたことを特徴とする請求の範囲1に記載の楽曲配信装置。 - 複数の楽曲信号を記憶する第2の記憶手段と、
上記受信した要求信号に含まれた楽曲識別情報に対応する楽曲信号を上記第2の記憶手段から抽出する第2の抽出手段と、
上記受信した要求信号に含まれた圧縮方式識別情報に対応する圧縮方式で上記抽出された楽曲信号を圧縮する圧縮手段とを有し、
上記送信手段は、上記圧縮手段によって圧縮された楽曲データを送信するようにしたことを特徴とする請求の範囲1に記載の楽曲配信装置。 - 楽曲の付加情報を複数曲分記憶する第3の記憶手段と、
上記受信した要求信号に含まれた楽曲識別情報に対応する楽曲の付加情報を上記第3の記憶手段から抽出する第3の抽出手段とを有し、
上記送信手段は、楽曲データと共に抽出された付加情報を送信するようにしたことを特徴とする請求の範囲1に記載の楽曲配信装置。 - 楽曲に対応する映像情報を複数曲分記憶する第4の記憶手段と、
上記受信した要求信号に含まれた楽曲識別情報に対応する楽曲の映像情報を上記第4の記憶手段から抽出する第4の抽出手段とを有し、
上記送信手段は、楽曲データと共に抽出された映像情報を送信するようにしたことを特徴とする請求の範囲1に記載の楽曲配信装置。 - 上記映像情報は所定の圧縮方式で圧縮された信号であることを特徴とする請求の範囲10に記載の楽曲配信装置。
- 予め複数の圧縮方式で圧縮された楽曲データを複数曲分だけ記憶する第1の記憶手段と、
複数の楽曲信号を記憶する第2の記憶手段と、
上記受信した要求信号に含まれた楽曲識別情報および圧縮方式識別情報に対応する楽曲データが上記第1の記憶手段に記憶されているか否かを検出する第1の検出手段と、
上記検出の結果、第1の記憶手段に要求された楽曲データが記憶されていた時に、その楽曲データを上記第1の記憶手段から抽出する第5の抽出手段と、
上記検出の結果、第1の記憶手段に要求された楽曲データが記憶されていなかった時に、要求された楽曲信号を上記第2の記憶手段から抽出するする第6の抽出手段と、
上記第6の抽出手段によって抽出された楽曲信号を上記受信した要求信号に含まれた圧縮方式識別情報に対応する圧縮方式で圧縮する圧縮手段とを有し、
上記送信手段は、上記第5の抽出手段または上記圧縮手段より出力される楽曲データを送信するようにしたことを特徴とする請求の範囲1に記載の楽曲配信装置。 - 上記生成手段は、さらに受信機を識別する受信機識別情報を含んだ要求信号を生成し、
上記受信手段は、送信されてきた信号がその受信機自身宛てに送られてきた信号のみを受信するようにした請求の範囲2に記載の楽曲受信装置。 - 上記受信した楽曲データを記憶する第5の記憶手段を有することを特徴とする請求の範囲2に記載の楽曲受信装置。
- ユーザによって選択された楽曲の楽曲データが上記第5の記憶手段に記憶されているか否かを検出する第2の検出手段と、
検出の結果、第5の記憶手段に選択された楽曲データが記憶されている場合に上記第5の記憶手段から選択された楽曲データを抽出する第7の抽出手段とを有し、
検出の結果、第5の記憶手段に選択された楽曲データが記憶されていなかった場合には上記生成手段によって上記要求信号を生成するようにしたことを特徴とする請求の範囲14に記載の楽曲受信装置。 - 上記受信手段は、さらに送信されてきた楽曲データに付随する付加情報を受信するようにしたことを特徴とする請求の範囲2に記載の楽曲受信装置。
- 上記受信手段は、さらに送信されてきた楽曲データに対応する映像情報を受信するようにしたことを特徴とする請求の範囲2に記載の楽曲受信装置。
- 上記第5の記憶手段は、楽曲データと共に送信されてきた付加情報と映像情報を記憶するようにしたことを特徴とする請求の範囲14に記載の楽曲受信装置。
- 互いに異なる圧縮方式に対応する複数のデコーダからなる復号手段と、
上記複数のデコーダの中から上記要求信号で指定した圧縮方式に対応するデコーダを選択する選択手段とを有し、
選択されたデコーダに対して上記配信されてきた楽曲データを供給するようにしたことを特徴とする請求の範囲2に記載の楽曲受信装置。
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