JPH08149091A - データ圧縮方法を利用したデータ通信方法 - Google Patents

データ圧縮方法を利用したデータ通信方法

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JPH08149091A
JPH08149091A JP30953594A JP30953594A JPH08149091A JP H08149091 A JPH08149091 A JP H08149091A JP 30953594 A JP30953594 A JP 30953594A JP 30953594 A JP30953594 A JP 30953594A JP H08149091 A JPH08149091 A JP H08149091A
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JP
Japan
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data
compression
transmission
transmitter
compression method
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Application number
JP30953594A
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English (en)
Inventor
Makoto Nakamura
真 中村
Katsunori Tanibuchi
克典 谷渕
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Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
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Publication date
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  • Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Transmission Systems Not Characterized By The Medium Used For Transmission (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 処理能力の異なる装置間でデータ伝送する場
合も圧縮効果があり、送信方向によってデータ長が異な
る通信方法においても、送信方向によって異なる圧縮方
法を利用することにより十分な圧縮効果が得られ、デー
タ伝送方法全体の転送効率を高めることができるように
する。 【構成】 データ圧縮方法を利用してデータの送受信を
行う場合に、データ送信時とデータ受信時とで異なる圧
縮方法を利用した。処理能力の高い装置から処理能力の
低い装置へ送信する場合はデータ圧縮の処理時間が大き
い圧縮方法によりデータ圧縮し、処理能力の低い装置か
ら処理能力の高い装置にデータを送信する場合はデータ
復元の処理時間が大きい圧縮方法によりデータ圧縮する
ようにした。長いデータの送信方向では長いデータに効
果的な圧縮方法によりデータ圧縮し、短いデータの送信
方向では短いデータに効果的な圧縮方法によりデータ圧
縮してデータを送信するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はデータ圧縮方法を利用し
たデータ通信方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】データ通信におけるデータ量は年々増大
化しているため、データの送受信に時間がかかり、デー
タを記憶する記憶装置の記憶容量も大きなものが必要と
なる。そこで従来より、データ送受信の時間を短縮化し
たり、記憶容量を少なくしたりするためにデータ圧縮方
法が開発されている。このデータ圧縮技術はデータ伝送
やデータの格納に広く利用されている。
【0003】データ圧縮方法は各種あり、その一つとし
て図2に示す様な方法がある。これは送られてくるデー
タのうち同一文字が連続するときは、連続する個数と、
その文字と、“1”のマーカビットとの組わせに圧縮
し、同一文字が連続しないときは個々の文字と“0”の
マーカビットの組わせに変換(圧縮)するものである。
このように変換(圧縮)されたデータは伝送されたり、
記憶回路に記憶されたりする。
【0004】データ伝送方法においてデータ圧縮技術を
利用した場合、圧縮されるデータの種類によって圧縮効
率が変動するため、圧縮されるデータによって動的に圧
縮方法を選択し、圧縮効率を高める必要がある。そのた
めの発明がこれまでに幾つか特許出願されており、その
一つとして特開平2−34038号がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のデータ圧縮技術
は次のような課題があった。 .データ伝送方法におけるデータ圧縮は、圧縮効率
(圧縮前のデータ長と圧縮後のデータ長の比)と、圧縮
にかかる処理時間とによって評価されるが、従来の圧縮
技術は圧縮効率にのみ着目して圧縮方法を選択する方法
であり、圧縮処理時間には着目していなかった。そのた
め、処理能力の異なる装置間でのデータ伝送に従来の圧
縮技術を利用した場合、処理能力の高い装置では圧縮効
果があるが処理能力の低い装置では十分な圧縮効果が得
られず、データ伝送全体での圧縮効果が低下するという
問題があった。 .トランザクション処理システムなどに代表されるよ
うに、ホストから端末へのデータ長は常に大きく、端末
からホストへのデータ長は常に短い(送信方向によって
データ長が異なる)といった特徴のあるシステムがあ
る。このようなシステムのデータ伝送に従来の圧縮技術
を利用した場合、動的にデータ圧縮方法が選択されて常
に同じ圧縮方法が採用されるため、データ圧縮の選択如
何によっては伝送システムの性能が低下するという問題
があった。
【0006】本発明の目的は、処理能力の異なる装置間
でデータ伝送する場合も圧縮効果があり、送信方向によ
ってデータ長が異なるデータ伝送においても十分な圧縮
効果が得られ、データ伝送方法全体の伝送効率を高める
ことができるようにすることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明は、データの圧縮に必要な処理時間と、圧縮した
データの復元に必要な処理時間とが圧縮方法により異な
ること、また、トランザクション処理システム等ではデ
ータの転送方向によりデータ長がほぼ決定されることに
着目して開発されたものである。
【0008】本発明のうち請求項1のデータ圧縮方法を
利用したデータ通信方法は、データ圧縮方法を利用し
て、データの送受信を行うデータ通信方法において、デ
ータ送信時とデータ受信時とで異なる圧縮方法を利用す
るようにした方法である。
【0009】本発明のうち請求項2のデータ圧縮方法を
利用したデータ通信方法は、データ圧縮方法を利用し
て、データ処理能力の異なる送受信装置1、2間でデー
タの送受信を行うデータ通信方法において、処理能力の
高い送受信装置1から処理能力の低い送受信装置2へ送
信する場合はデータ圧縮の処理時間が大きい圧縮方法に
よりデータ圧縮して、処理能力の低い送受信装置2から
処理能力の高い送受信装置1にデータを送信する場合は
データ復元の処理時間が大きい圧縮方法によりデータ圧
縮してデータを送信する方法である。
【0010】本発明のうち請求項3のデータ圧縮方法を
利用したデータ通信方法は、データ圧縮方法を利用し
て、データの送信方向によってデータ長が異なるデータ
を送受信するデータ通信方法において、長いデータの送
信方向では長いデータに効果的な圧縮方法によりデータ
圧縮し、短いデータの送信方向では短いデータに効果的
な圧縮方法によりデータ圧縮してデータを送信するよう
にした方法である。
【0011】
【作用】本発明のうち請求項1のデータ圧縮方法を利用
したデータ通信方法では、データ送信時とデータ受信時
とで異なる圧縮方法を利用するので、処理能力の異なる
送受信装置間に合った圧縮方法を選択してデータ通信を
行うことができ、処理能力の異なる送受信装置1、2間
のデータ伝送における圧縮効率の低下が防止される。
【0012】本発明のうち請求項2のデータ圧縮方法を
利用したデータ通信方法では、処理能力の高い送受信装
置1から処理能力の低い送受信装置2にデータを送信す
る場合は復元の処理時間と比較して圧縮の処理時間が大
きい圧縮方法を選択し、処理能力の低い送受信装置2か
ら処理能力の高い送受信装置1にデータを送信する場合
は復元の処理時間と比較して圧縮の処理時間が小さい圧
縮方法を選択するので、処理能力の異なる送受信装置
1、2間のデータ伝送における圧縮効率の低下を防止す
ることができる。
【0013】本発明のうち請求項3のデータ圧縮方法を
利用したデータ通信方法では、長いデータの送信方向で
は長いデータの圧縮に効果的な圧縮方法によりデータ圧
縮して、短いデータの送信方向では短いデータの圧縮に
効果的な圧縮方法によりデータ圧縮してデータを送信す
るので、例えば、トランザクション処理システムのよう
にデータの転送方向によりデータ長が決定されるシステ
ムのデータ伝送に利用すると、効率良くデータ伝送する
ことができる。
【0014】
【実施例】本発明の一実施例を図1に基づいて詳細に説
明する。図1に示すものは第一の送受信装置1の処理能
力が第二の送受信装置2の処理能力より高い場合の実施
例であり、データ送信時とデータ受信時とで異なる2つ
の圧縮方法を利用するようにしたものである。
【0015】即ち、第一の送受信装置1から第二の送受
信装置2にデータ伝送するときは、第一の送受信装置1
の送信制御部4からのデータを圧縮方式1による第一の
圧縮制御部5において圧縮し、それを伝送路3により第
二の送受信装置2に伝送し、受信したデータを第二の送
受信装置2の圧縮方式1による復元制御部6で復元して
第二の受信制御部7で受信する。また、第二の送受信装
置2から第一の送受信装置1にデータ伝送するときは、
第二の送受信装置2の送信制御部8からのデータを圧縮
方式2による第二の圧縮制御部9において圧縮し、それ
を伝送路3により第一の送受信装置1に伝送し、受信し
たデータを第一の送受信装置1の圧縮方式2による復元
制御部10で復元して第一の受信制御部11で受信する
ようにしてある。
【0016】ここで、第一の送受信装置1における圧縮
方法1のデータ圧縮に要する処理速度及び圧縮データの
復元に要する時間を夫々T1c、T1uとし、同送受信
装置1における圧縮方法2のデータ圧縮に要する処理速
度及び圧縮データの復元に要する時間を夫々T2cおよ
びT2u、第二の送受信装置1における圧縮方法1のデ
ータ圧縮に要する処理速度及び圧縮データの復元に要す
る時間を夫々T′1c及びT′1uとし、同送受信装置
2における圧縮方法2のデータ圧縮に要する処理速度及
び圧縮データの復元に要する時間を夫々T′2cおよび
T′2uとすると、これらの間には次の関係がある。 T1c>T2c (1) T1u≦T2u (2) T′1c>T′2c (3) T′1u≦T′2u (4) T1c<T′1c (5) T1u<T′1u (6) T2c<T′2c (7) T2u<T′2u (8)
【0017】前記関係の下に、第一の送受信装置1から
第二の送受信装置2にデータを送信する場合について述
べる。第一の送受信装置1ではデータ送信時に第一の送
信制御部5からの送信データを圧縮方法1による第一の
圧縮制御部5においてデータ圧縮を行い、その後にデー
タを送信する。その圧縮データを受信する第二の送受信
装置2では受信データに対して圧縮方法1による復元制
御部6において圧縮データを復元し、第二の受信制御部
8に転送してデータの受信処理を行う。
【0018】次に、第二の送受信装置2から第一の送受
信装置1にデータを送信する場合について述べる。第二
の送受信装置2ではデータ送信時に第二の送信制御部8
からの送信データを圧縮方法2による第二の圧縮制御部
9においてデータ圧縮を行い、その後にデータを送信す
る。その圧縮データを受信する第一の送受信装置1では
受信データに対して圧縮方法2による復元制御部10に
おいて圧縮データを復元し、第一の受信制御部11に転
送してデータの受信処理を行う。
【0019】図1における第一の送受信装置1から第二
の送受信装置2にデータを転送する場合の圧縮及び復元
に要する総処理時間をT12、第二の送受信装置2から
第一の送受信装置1にデータを転送する場合の圧縮及び
復元に要する総処理時間をT21とすると、夫々の値は
次のようになる。 T12=T1c+T′1u (9) T21=T′2c+T2u (10)
【0020】従来技術により圧縮方法1のみを利用した
場合、データ通信方法における第一の送受信装置1から
第二の送受信装置2にデータを転送する場合の圧縮及び
復元に要する総処理時間をT′12、第二の送受信装置
2から第一の送受信装置1にデータを転送する場合の圧
縮及び復元に要する総処理時間をT′21とすると、夫
々の値は次のようになる。 T′12=T1c+T′1u (11) T′21=T′1c+T1u (12)
【0021】本発明はT21<T′21が成立する場
合、即ち、本発明により第二の送受信装置2から第一の
送受信装置1にデータを転送する場合の圧縮及び復元に
要する総処理時間T21が、従来技術により第二の送受
信装置2から第一の送受信装置1にデータを転送する場
合の圧縮及び復元に要する総処理時間T′21よりも小
さい場合に効果的となる。T21<T′21は前記(1
0)及び(12)より次式の様になり、 T′2c+T2u<T′1c+T1u (13) 更に、(13)より、 T2u+T1u<T′1c−T′2c (14) が求められる。よって、本発明は(14)式の関係が成
立する場合に効果的となる。
【0022】
【発明の効果】本発明のうち請求項1のデータ圧縮方法
を利用したデータ通信方法によれば、データ送信時とデ
ータ受信時とで処理能力の異なる送受信装置に合った圧
縮方法を選択して、処理能力の異なる送受信装置間でデ
ータ伝送するときでもデータ伝送における圧縮効率が低
下せず、システムの転送効率を高めることができる。
【0023】本発明のうち請求項2のデータ圧縮方法を
利用したデータ通信方法によれば、処理能力の異なる送
受信装置1、2間でデータ伝送しても圧縮効率が低下せ
ず、システムの転送効率を高めることができる。
【0024】本発明のうち請求項3のデータ圧縮方法を
利用したデータ通信方法によれば、トランザクション処
理システムのように、データの転送方向によりデータ長
が決定されるシステムのデータ伝送に利用すると、効率
良くデータ伝送することができ、システムの転送効率を
高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のデータ圧縮方法を利用したデータ通信
方法の説明図。
【図2】データ圧縮方法の一例を示す説明図。
【符号の説明】
1は第一の送受信装置 2は第二の送受信装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】データ圧縮方法を利用して、データの送受
    信を行うデータ通信方法において、データ送信時とデー
    タ受信時とで異なる圧縮方法を利用することを特徴とす
    るデータ圧縮方法を利用したデータ通信方法。
  2. 【請求項2】データ圧縮方法を利用して、データ処理能
    力の異なる送受信装置(1、2)間でデータの送受信を
    行うデータ通信方法において、処理能力の高い送受信装
    置(1)から処理能力の低い送受信装置(2)へ送信す
    る場合はデータ圧縮の処理時間が大きい圧縮方法により
    データ圧縮して、処理能力の低い送受信装置(2)から
    処理能力の高い送受信装置(1)にデータを送信する場
    合はデータ復元の処理時間が大きい圧縮方法によりデー
    タ圧縮してデータを送信することを特徴とするデータ圧
    縮方法を利用したデータ通信方法。
  3. 【請求項3】データ圧縮方法を利用して、データの送信
    方向によってデータ長が異なるデータを送受信するデー
    タ通信方法において、長いデータの送信方向では長いデ
    ータに効果的な圧縮方法によりデータ圧縮し、短いデー
    タの送信方向では短いデータに効果的な圧縮方法により
    データ圧縮してデータを送信することを特徴とするデー
    タ圧縮方法を利用したデータ通信方法。
JP30953594A 1994-11-18 1994-11-18 データ圧縮方法を利用したデータ通信方法 Pending JPH08149091A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10303971A (ja) * 1997-04-23 1998-11-13 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> メッセージ通信方式
WO1999006991A1 (fr) * 1997-07-29 1999-02-11 Sony Corporation Dispositifs d'emission et de reception de musique, techniques afferentes et systeme d'emission musicale

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