JP4013322B2 - カラオケシステムおよびカラオケ端末装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、少ないチャンネルで複数の映像データを供給することができるカラオケシステムおよびカラオケ端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、センタ局が曲データや映像データをカラオケ端末装置に供給するカラオケシステムが多数提案されている。例えば、特開平7−064579号公報には、ネットワーク回線に接続された複数のカラオケ端末装置に対して、周波数帯域で分割した複数のチャンネルを用いてセンタ局がデータを送信する技術が開示されている。
この種の技術では、センタ局は映像データを送信し続け、各端末装置は必要に応じて映像データを受信して背景映像として再生する。そして、演奏する曲のジャンルに対応した映像を各端末装置が再生できるように、センタ局は、複数のチャンネルを用いて各チャンネル毎に異なったジャンルの映像データを送信し、端末装置は、再生する曲のジャンルに対応したチャンネルから映像データを選局して再生する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで近年は、パーソナルコンピュータでも曲データや映像データの再生ができるようになってきており、さらに、衛星通信やISDN回線を介してセンター局から家庭への曲の配信も可能になっていきている。
しかしながら、衛星通信やISDNなどにおいては、個人が一度に使用するチャネル数は、公共的利用の観点から制限がある。このように使用できるチャネル数が少ない環境においては、ジャンルの数だけチャネル数を必要とするような従来技術では、供給できる映像の種類が限られてしまうという問題があった。
【0004】
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、少ないチャンネルで多数の映像データを供給することができるカラオケシステム、および、カラオケ端末装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、センタ局とカラオケ端末装置とを具備するカラオケシステムにおいて、前記センタ局は、符号化した映像信号および当該映像の種類を示す識別子から構成される複数の映像データと、前記複数の映像データを順次送信する送信手段を具備し、前記カラオケ端末装置は、前記映像データを一時記憶するバッファ記憶手段と、前記識別子を複数含む曲データを再生する再生手段と、前記送信手段によって順次送信された映像データを順次受信する受信手段と、前記受信手段によって受信した映像データに含まれている前記識別子と前記再生手段により再生されている曲データに含まれている識別子に基づいて、当該映像データを再生すべきか否か判別する判別手段と、前記判別手段によって判別された映像データを前記判別手段が再生すべきと判別した場合は当該映像データを再生して当該映像データを前記バッファ記憶手段に記憶し、前記判別手段によって判別された映像データを前記判別手段が再生すべきと判別しなかった場合は、前記判別手段によって判別された映像データに代えて前記バッファ記憶手段に記憶された映像データを再生する映像再生手段とを具備することを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記送信手段は、単一のチャンネルで前記映像データを順次送信することを特徴とする。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、演奏すべき曲と再生すべき映像の種類との対応を示す情報を記憶する対応情報記憶手段をさらに具備し、前記判別手段は、前記対応情報記憶手段に記憶された情報と前記識別子とに基づいて、受信した映像データを再生すべきか否か判別することを特徴とする。
また、請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記バッファ記憶手段は、予め他の記憶媒体に記憶された映像データを記憶することを特徴とする。
【0006】
また、請求項5に記載の発明は、符号化した映像信号および当該映像の種類を示す識別子から構成される複数の映像データをセンタ局から受信して再生するカラオケ端末装置において、前記映像データを一時記憶するバッファ記憶手段と、前記識別子を複数含む曲データを再生する再生手段と、前記センタ局から順次送信された映像データを順次受信する受信手段と、前記受信手段によって受信した映像データに含まれている前記識別子と前記再生手段により再生されている曲データに含まれている識別子に基づいて、当該映像データを再生すべきか否か判別する判別手段と、前記判別手段によって判別された映像データを前記判別手段が再生すべきと判別した場合は当該映像データを再生して当該映像データを前記バッファ記憶手段に記憶し、前記判別手段によって判別された映像データを前記判別手段が再生すべきと判別しなかった場合は、前記判別手段によって判別された映像データに代えて前記バッファ記憶手段に記憶された映像データを再生する映像再生手段とを具備することを特徴とする。
また、請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の発明において、演奏すべき曲と再生すべき映像の種類との対応を示す情報を記憶する対応情報記憶手段をさらに具備し、前記判別手段は、前記対応情報記憶手段に記憶された情報と前記識別子と基づいて、受信した映像データを再生すべきか否か判別することを特徴とする。
また、請求項7に記載の発明は、請求項5に記載の発明において、前記バッファ記憶手段は、予め他の記憶媒体に記憶された映像データを記憶することを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら、本発明の実施の形態について説明する。
【0008】
1.実施形態の構成
1−1.システム構成
(1)全体構成
図1は、実施形態の全体構成を示す図である。本実施形態は、不特定多数のユーザーに対してカラオケサービスを提供するために用いて好適なカラオケシステムであり、センタ局100および、端末200−1、200−2…200−n(以下、特定しない場合は、端末200とする)によって構成されている。また、センタ局100と端末200とは、データを送受信するために公衆回線300に接続されており、さらに、センタ局100は、放送衛星400を介して端末200にデータを供給できるようになっている。
【0009】
センタ局100は、端末200に対してカラオケサービスを提供するための装置であり、端末200とのデータの送受信などの処理を行うホストコンピュータ101や、映像データを電波として放送衛星400に送信するための送信手段102を具備している。
端末200は、カラオケサービスの提供を受けるために必要な装置であり、センタ局100から供給された曲データや映像データなどを再生するものである。
【0010】
公衆回線300は、例えば電話回線であり、端末200からセンタ局100に対してリクエストのためのデータを送信したり、センタ局100から端末200に対して曲データを送信するために用いられる。
また、放送衛星400は、映像データを各端末200に供給するために用いられ、センタ局100から送信された電波を受信し、地上に向けて放送するものである。放送衛星400は、専用の設備である必要はなく、ここでは公共の放送用衛星を用いている。放送衛星400によって放送される電波のうち、本カラオケシステム用に特定の周波数Fが割り当てられており、周波数Fは、センタ局100から映像データを送信するチャンネルとして使用される。
【0011】
(2)端末200の構成
図2は、端末200の構成を示すブロック図である。
端末200のCPU201は、ROM202に記憶されたプログラムに従って、バスを介して接続された各部を制御する。ROM202には、装置全体を制御するシステムプログラムの他、曲データに基づいて自動演奏を行うための演奏プログラムなどが記憶されている。RAM203は、演奏する曲データを格納するためなどに用いられる。
また、ハードディスク204は、曲データなどを記憶する大容量ディスクである。
【0012】
通信インターフェイス205は、公衆回線300と接続するためのインターフェイスである。
パネルインターフェイス206は、テンキー等の操作子を有し、曲番号などのリクエスト情報を入力する際に用いられる。
音源207は、シーケンサプログラムに従って動作するCPU201の制御に基づいて、曲データを再生出力するものである。
映像バッファ208は、映像データを一時的に記憶するためのバッファであり、ハードディスク204から読み出した映像データや、受信した映像データを記憶するために用いられる。
【0013】
アンテナ209は、放送衛星400から送信される電波を受信するためのものであり、チューナ210は、周波数Fの電波を選局し復調するためのものである。
識別データ判定部211は、受信データ中の識別子の内容を判別するものである。識別子については後述する。
デコーダ212は、圧縮符号化された映像データを復号化し、ビデオ信号である映像信号を生成するものであり、歌詞重畳部213は、映像信号に歌詞を重畳するものである。
また、表示部214は、背景映像や歌詞を表示するためのものであり、例えばCRTディスプレイなどが用いられる。
【0014】
1−2.データ構成
次に、本実施形態に係るカラオケシステムにおいて使用されるデータ構成について説明する。
【0015】
(1)映像データ
図3は、映像データの構成を示す図である。映像データは、圧縮映像データと各圧縮映像データの映像種類を示す識別子から構成されたパケットデータである。
圧縮映像データは、映像信号を圧縮符号化したデータであり、圧縮には、変換符号化などのデータ圧縮方式を用いる。各圧縮映像データはそれぞれ15秒間の映像として再生されるものであり、実施形態で用いる映像には、不作為に続けて再生して不自然ではない、例えば風景などが適している。
圧縮映像データには、それぞれファイル名が付されており、本実施形態では、映像の種類を示すA、B、C、Dのいずれかの記号と、各種類における通し番号とからファイル名が構成されている。
また、識別子は、映像の種類を示すデータであり、映像の種類を示すA、B、C、Dのいずれかの記号を示している。
センタ局100は、このような識別子と圧縮映像データから構成されるパケットデータを映像データストリームとして送信する。
【0016】
(2)曲データ
次に、曲データの構成について説明する。図4は、曲データの構成を示す図である。図示するように、曲データはインデックスデータと、トラックデータとから構成されている。
インデックスデータは、曲データに関する各種情報から構成されており、各種情報には、例えば、曲番号、楽曲ファイル名、映像指定データなどが含まれている。
曲番号は、曲データを特定するデータであり、一つの曲データについて一つの曲番号が付されている。
映像指定データは、その曲を再生する際に背景映像となる映像の種類を特定するデータである。端末200は、この映像指定データに基づいて、A、B、C、Dのいずれの記号を示す識別子を有した映像データを再生するかを選択することができる。
【0017】
また、トラックデータは、楽音トラック、歌詞トラック……などから構成され、各トラックは、演奏の具体的な状態を示すイベントデータと、イベントデータの読み出しタイミングを示す時間データで構成されている。時間データは、演奏開始からの絶対時間データであってもよいし、図示するように、各イベントデータ間の時間的間隔で表したデルタタイムデータ(Δt)であってもよい。
イベントデータは、楽音トラックであれば、例えばMIDI(Musical Instrument Digital Interface)規格に基づいたデータであり、楽音の発音、消音、音高などを指定するデータである。また、歌詞トラックであれば、楽音の再生に伴って歌詞を表示するためのデータであり、文字を指定するコードや、表示時間や色変えタイミングなどを指示するデータである。
【0018】
2.実施形態の動作
次に、上記構成を有する実施形態の動作について説明する。
【0019】
2−1.動作の概略
まず、本実施形態にかかるカラオケシステムの動作の概略を説明する。
センタ局100は、端末200からのリクエストの有無にかかわらず、様々な種類の映像が混在した映像データストリームを送信しており、放送衛星400は、センタ局100から送信された映像データを単一のチャンネル(周波数F)で放送する。
ユーザーは所望の曲番号を端末200に入力し、端末200は、入力された曲番号に対応した曲データを再生するとともに、放送衛星400が放送している周波数Fの電波を受信することによって得た映像データの中から、曲に適した映像データのみを再生する。
【0020】
2−2.端末200の動作
ここで、端末200の動作を、図5に示すフローチャートを参照して説明する。
まず、パネルインターフェイス206から曲番号が入力されると(S101)、CPU201は、入力された曲番号に対応した曲データをハードディスク204から読み出してRAM203に格納する。そして、映像指定データの示す記号の読み取りや、トラックデータの再生処理を行う(S102)。なお、入力された曲番号に対応した曲データがハードディスク204に記憶されていない場合は、公衆回線300を介してセンタ局100から曲データを受信する。
ここで、トラックデータの再生処理とは、時間情報およびイベントデータで指示される楽音発生や歌詞再生などの処理をCPU201が逐次実行することであり、この再生処理が行われることによって、音源から楽音が発音され、歌詞が歌詞重畳部213に供給される。
【0021】
そして、ステップS102において読み取った映像種類記号に対応した識別子を有する映像データをハードディスク204から読み出して、映像バッファ208に記憶する(S103)。
次に、アンテナ209によって受信され、チューナ210によって復調された映像データを識別データ判別部211に供給する(S104)。
識別データ判別部211は、供給された映像データの識別子と、ステップS102において読み出した曲データ中の映像指定データとを比較して、当該映像データを背景映像として再生すべきか否か判別する(S105)。
再生すべきと判定した場合は(S105;YES)、映像データを映像バッファ208およびデコーダ212に供給する。映像バッファ208は、その曲の演奏が終了するまで、供給された映像データを記憶しておく(S106)。なお、映像バッファ208の内容は、その曲が終了した時、あるいは新たな曲の再生を行うに際してクリアされる。
【0022】
一方、ステップS105の判別において、供給された映像データを再生すべきでないと判別した場合は(S105;NO)、映像バッファ208に記憶された映像データのうちのいずれかの映像データをデコーダ212に供給する(S107)。以上の処理により、ステップS103およびS106において映像バッファ208に記憶された映像データは、当該曲に対応した映像データのみとなる。そして、チューナー210が復調した映像データが再生すべきでない映像データの場合は、その映像データは使用されず、代わりに映像バッファ208に記憶された映像データのいずれかが用いられ、一方、チューナー210が復調した映像データが再生すべき映像データの場合は、その映像データはそのまま使用されるとともに、映像バッファ208にも記憶される。以上の処理により、端末200は、再生すべきではない映像データを受信した場合でも、表示部214には背景映像を表示できる。
【0023】
ステップS106あるいはステップS107においてデコーダ212に映像データが供給されると、デコーダ212は圧縮映像データを復号化して映像信号を生成し、映像信号を歌詞重畳部213に供給する。そして、歌詞重畳部213において映像信号に歌詞を重畳し、表示部214に表示させる(S108)。歌詞は曲データ中に含まれた歌詞データに基づいて生成され、例えばスーパーインポーズなどの技法を用いて映像信号に重畳される。このような技術は周知であるので詳しい説明は省略する。
【0024】
次に、CPU201は、曲の演奏を終了するか否かを判別する(S109)。ここで、曲データ中のイベントデータの再生が終了した場合や、終了を示すデータを読み出した場合、パネルインターフェイス206から演奏停止情報が入力された場合などは、演奏を終了すると判別する。
ステップS109の判別において、曲の演奏を終了しないと判別した場合は(S109;NO)、ステップS104に戻り、受信した映像データを識別データ判別部211に供給する。
そして、S109の判別において、曲の演奏を終了すると判別するまで(S109;YES)ステップS104からステップS109に至るまでのループを繰り返して、順次映像データの再生を行う。S109の判別において曲を終了すると判別した場合(S109;YES)は、曲の演奏に伴う映像の再生は終了する。
【0025】
2−3.動作の具体例
以上説明した動作を、具体例を用いて説明する。ここで、パネルインターフェイス206から入力された曲番号に対応した曲データを、図4に示した内容であるものとする。
この場合、端末200は、映像種類記号A、B、Dを示す識別子を有する映像データを再生すべきと判別するので、映像バッファ208には、A、B、Dを示す識別子を有する映像データを記憶する。そして、トラックデータの再生処理に伴って曲の演奏を行うとともに、図3に示す映像データストリーム(映像データ(1)、(2)、(3)、(4)…)を受信する。
映像データ(1)は、識別子が映像種類記号Aを示しているので、識別データ判別部211において再生すべき映像データと判別され、デコーダ212および映像バッファ208に供給される。
そして、映像データ(1)中の圧縮映像データA002は、デコーダ212において復号化される。復号化された映像信号は、歌詞重畳部213において歌詞が重畳されて、表示部214に表示される。
次に、受信する映像データ(2)についても、識別子が映像種類記号Aを示すので同様の処理が行われる。
【0026】
しかし、次に映像データ(3)を受信した場合は、識別子が映像種類記号Cを示すので、端末200は、識別データ判別部211において映像データ(3)を再生すべきでないと判別する。そこで、映像バッファ208に記憶された映像データのいずれかを読み出して、デコーダ212に供給する。すなわち、受信した圧縮映像データC010を再生せず、映像バッファ208に記憶されていた映像データを再生する。
次に、映像データ(4)を受信した場合は、識別子が映像種類記号Bを示すので、受信した映像データを再生すべきと判別して、デコーダ212および映像バッファ208に供給する。
【0027】
このように、センタ局100は、複数の種類の映像データを識別子を付けて送信するので、各端末200は識別子を参照して演奏局に対応した映像データのみを再生することができる。しかも、この場合にはセンタ局100からの送信チャネルは1チャンネルで済む。また、各端末は再生すべきでない映像データに代えて予め記憶していた映像データを再生するので、曲が終了するまでその曲に対応した映像データを継続して再生することができる。これにより、単一のチャネルを用いて映像データを配信するシステムであっても、複数種類の映像データの配信と、その選択再生を行うことができる。
【0028】
3.変形例
なお、本発明は既述した実施形態に限定されるものではなく、以下のような各種の変形が可能である。
【0029】
本発明は、使用できるチャンネル数が供給する映像の種類よりも少ない場合であれば、必ずしも単一のチャンネルで映像データを送信する必要はなく、複数のチャンネルを用いても構わない。
上記実施形態では、映像データを送信するチャンネルはキャリア周波数によって決定したが、キャリア周波数に限らず例えば、拡散符号、位相、時分割タイムスロットなどでもよい。
また、映像データを端末200に送信するための伝送経路は、放送衛星400からの放送としているが、これに限らず地上波や有線による放送などでも構わない。また、従来の技術のようにLANでもよい。
【0030】
上記実施形態では、センタ局100からの伝送経路として、映像データには衛星放送を用い、曲データには公衆回線300を用いているが、映像データと曲データとの両方を同一の伝送経路を用いて送信するようにしてもよい。この場合、曲データ用のチャンネルと映像データ用のチャンネルを別にしてもよいし、一つのチャンネルにしてもよい。一つのチャンネルにする場合は、センタ局100は、映像データか曲データかを識別する識別子を付して、映像データと曲データの混在したデータストリームを送信すればよい。
センタ局100が送信する映像データの順番は特に限定されるものではなく、映像の種類を規則的に並べるようにしてもよいし、ランダムであってもよい。また、映像の種類も実施形態のように、A、B、C、Dの4種類に限定されるものではなく、何種類であってもよい。
【0031】
また、一つの映像データの再生時間は15秒に限定されるものではなく、一つの映像データを受信するために必要な時間も15秒には限定されない。さらに、映像データの圧縮率が高く、一つの映像データを再生する間に多数の映像データを受信できる場合には、一つの映像データの再生中に受信した映像データを映像バッファ208に記憶しておくことができるので、ハードディスク204に映像データを記憶しておく必要はない。
【0032】
また、上記実施形態では、演奏すべき曲と再生すべき映像の種類との対応を示す情報として、ハードディスク204に記憶された曲データ中の映像指定データを用いているが、これに限らず、曲番号と再生映像の種類を対応つけたインデックスファイルを作成しておくようにしてもよい。この場合は、曲データには映像指定データを含めておく必要はない。
【0033】
また、端末200として用いる装置は、上記実施形態で説明した構成を有したカラオケシステム専用の装置であってもよいし、汎用のパーソナルコンピュータや通信機器に、必要なプログラムをインストールしたものを用いてもよい。
【0034】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、映像の種類毎に異なるチャンネルで映像データを送信する必要がなくなり、少ないチャンネルで複数の映像を供給することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施形態の全体構成を示す図である。
【図2】 端末の構成を示すブロック図である。
【図3】 映像データの構成を示す図である。
【図4】 曲データの構成を示す図である。
【図5】 端末の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
100…センタ局、
101…ホストコンピュータ、
102…送信手段、
200−1〜200−n…端末、
300…公衆回線、
400…放送衛星、
201…CPU、
202…ROM、
203…RAM、
204…ハードディスク、
205…通信インターフェイス、
206…パネルインターフェイス、
207…音源、
208…映像バッファ、
209…アンテナ、
210…チューナ、
211…識別データ判別部、
212…デコーダ、
213…歌詞重畳部、
214…表示部
Claims (7)
- センタ局とカラオケ端末装置とを具備するカラオケシステムにおいて、
前記センタ局は、符号化した映像信号および当該映像の種類を示す識別子から構成される複数の映像データと、前記複数の映像データを順次送信する送信手段を具備し、
前記カラオケ端末装置は、
前記映像データを一時記憶するバッファ記憶手段と、
前記識別子を複数含む曲データを再生する再生手段と、
前記送信手段によって順次送信された映像データを順次受信する受信手段と、
前記受信手段によって受信した映像データに含まれている前記識別子と前記再生手段により再生されている曲データに含まれている識別子に基づいて、当該映像データを再生すべきか否か判別する判別手段と、
前記判別手段によって判別された映像データを前記判別手段が再生すべきと判別した場合は当該映像データを再生して当該映像データを前記バッファ記憶手段に記憶し、前記判別手段によって判別された映像データを前記判別手段が再生すべきと判別しなかった場合は、前記判別手段によって判別された映像データに代えて前記バッファ記憶手段に記憶された映像データを再生する映像再生手段と
を具備することを特徴とするカラオケシステム。 - 前記送信手段は、単一のチャンネルで前記映像データを順次送信することを特徴とする請求項1に記載のカラオケシステム。
- 演奏すべき曲と再生すべき映像の種類との対応を示す情報を記憶する対応情報記憶手段をさらに具備し、
前記判別手段は、前記対応情報記憶手段に記憶された情報と前記識別子とに基づいて、受信した映像データを再生すべきか否か判別することを特徴とする請求項1に記載のカラオケシステム。 - 前記バッファ記憶手段は、予め他の記憶媒体に記憶された映像データを記憶することを特徴とする請求項1に記載のカラオケシステム。
- 符号化した映像信号および当該映像の種類を示す識別子から構成される複数の映像データをセンタ局から受信して再生するカラオケ端末装置において、
前記映像データを一時記憶するバッファ記憶手段と、
前記識別子を複数含む曲データを再生する再生手段と、
前記センタ局から順次送信された映像データを順次受信する受信手段と、
前記受信手段によって受信した映像データに含まれている前記識別子と前記再生手段により再生されている曲データに含まれている識別子に基づいて、当該映像データを再生すべきか否か判別する判別手段と、
前記判別手段によって判別された映像データを前記判別手段が再生すべきと判別した場合は当該映像データを再生して当該映像データを前記バッファ記憶手段に記憶し、前記判別手段によって判別された映像データを前記判別手段が再生すべきと判別しなかった場合は、前記判別手段によって判別された映像データに代えて前記バッファ記憶手段に記憶された映像データを再生する映像再生手段と
を具備することを特徴とするカラオケ端末装置。 - 演奏すべき曲と再生すべき映像の種類との対応を示す情報を記憶する対応情報記憶手段をさらに具備し、
前記判別手段は、前記対応情報記憶手段に記憶された情報と前記識別子と基づいて、受信した映像データを再生すべきか否か判別することを特徴とする請求項5に記載のカラオケ端末装置。 - 前記バッファ記憶手段は、予め他の記憶媒体に記憶された映像データを記憶することを特徴とする請求項5に記載のカラオケ端末装置。
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JPH11296183A JPH11296183A (ja) | 1999-10-29 |
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