JP4065866B2 - シート堆積装置およびそれを備えてなる画像形成装置 - Google Patents

シート堆積装置およびそれを備えてなる画像形成装置 Download PDF

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Description

本発明は、満杯予告及び満杯検知機能付シート堆積装置およびそれを備えてなる画像形成装置に関する。
画像形成装置などから出力されるシートを堆積させるシート堆積装置では、排出されたシートの順序を保持しながら所定位置に整然と堆積させること、即ち良好なスタッキング性が求められる。このために、排出シートが排出方向の上流側に飛び出さないようにするシート押さえアームをシート受け台に配置する手法が知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、枚数の多少にかかわらず、堆積可能なシートの枚数には限りがある。このため、排出されたシートが満杯になりそうになったら堆積されたシートを取り除くようにユーザに促したり、画像形成装置からのシートの排出を停止させたりするための満杯検知あるいは満杯予告検知を有することが望ましい。そして、これらの検知を単純な構成で実施できる手法が望まれている。このために、独立して昇降可能な複数のシート堆積手段の堆積高さ検知手段を1つの検知機構で行う手法が知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開昭64−8180号公報 特開2000−177911号公報
近年装置のコンパクト化に伴って、装置の外観形状を“コ”の字型に形成し中央部の空間に排出されたシートを堆積させる複合機が多くなっている。このような複合機では限られた大きさの領域へ排出されるシートについて十分なシート堆積枚数と良好なスタッキング性が得られるシート堆積装置が特に望まれている。また、プリンタ、コピア、ファックスなどの複数の印字処理モードに応じてシートの排出先を分岐させて仕訳する“可動式ジョブセパレータ”などがシート堆積装置として装備されることが多い。
従来は、満杯予告あるいは満杯検知とスタッキング性向上のための機構はそれぞれ別のものであった。しかし、装置のコンパクト化への要望が一層強まるにつれて、構造の単純化、小型化が望まれている。さらに、可動式ジョブセパレータのように装置が複数のシート堆積部を有する場合にも対応できる構造が好ましい。
この発明は、単純な構造で良好なスタッキング性が得られ、満杯予告あるいは満杯検知を行うことができ、しかも複数のシート堆積部を有する装置にも適用可能なシート堆積装置を提供するものである。
この発明は、シート排出部から排出されたシートを堆積させる排紙トレイと、少なくともその一部がたわみ性を有するシート押さえアームであって、シート排出部より上側に配置されたアーム支持部材によって一方の端が支持された支持端、支持端よりもシート排出方向の下流側で排紙トレイあるいは排紙トレイに堆積されたシートに直接もしくは接触部材を介して接触する自由端ならびに前記支持端と前記自由端との間に形成された上側に凸の1以上の屈曲部とを有するアームと、アームの上方に配置され、アーム自由端の上昇につれてたわみながら上昇するアームの各屈曲部の上限位置を規制するたわみ規制部であって、アームが複数の屈曲部を有する場合は自由端の上昇につれて支持端側の屈曲部から自由端側の屈曲部へ順次上限規制するたわみ規制部と、各屈曲部がたわみ規制部によって規制された状態にあることを検知するために各屈曲部に対応して設けられる満杯予告センサと、全ての屈曲部が上限規制された状態からさらにアームの自由端が上昇したときにアームの自由端が上限に達したことを検知する満杯センサとを備えることを特徴とする満杯予告及び満杯検知機能付シート堆積装置を提供する。
この発明のシート堆積装置は、少なくともその一部がたわみ性を有するシート押さえアームであって、支持端と自由端との間に配置された上側に凸の1以上の屈曲部とを有するアームと、アームの各屈曲部の上限位置を規制するたわみ規制部とを備えるので、シート押さえアームの各屈曲部および自由端がたわみ規制部に規制される状態を検知することによって排紙トレイに堆積されたシートのスタッキング性を向上させると共に1以上のシート堆積高さに対応する満杯予告と満杯とを一本のアームで検知することができる。即ち、単純な構造で堆積シートの良好なスタッキング性を実現すると共に1以上のシート堆積高さを検知することができる。これによって、コンパクトで信頼性が高く、安価なシートの満杯予告あるいは満杯検知機構を実現することができる。本発明のシート堆積装置は、限られたスペース内に多量のシートを堆積させてシート堆積装置をコンパクト化したい場合や、複数段の排紙トレイのそれぞれに前記検知機構を設けるジョブセパレータなどへ適用する場合、特に好適である。
この発明のシート堆積装置は、シート排出部から排出されたシートを堆積させる排紙トレイと、少なくともその一部がたわみ性を有するシート押さえアームであって、シート排出部より上側に配置されたアーム支持部材によって一方の端が支持された支持端、支持端よりもシート排出方向の下流側で排紙トレイあるいは排紙トレイに堆積されたシートに直接もしくは接触部材を介して接触する自由端ならびに前記支持端と前記自由端との間に形成された上側に凸の1以上の屈曲部とを有するアームと、アームの上方に配置され、アーム自由端の上昇につれてたわみながら上昇するアームの各屈曲部の上限位置を規制するたわみ規制部であって、アームが複数の屈曲部を有する場合は自由端の上昇につれて支持端側の屈曲部から自由端側の屈曲部へ順次上限規制するたわみ規制部と、各屈曲部がたわみ規制部によって規制された状態にあることを検知するために各屈曲部に対応して設けられる満杯予告センサと、全ての屈曲部が上限規制された状態からさらにアームの自由端が上昇したときにアームの自由端が上限に達したことを検知する満杯センサとを備えることを特徴とする。
ここで、アームがたわみ性を有するとは、シートの堆積高さあるいは排紙トレイからアーム支持部材までの高さの変化に応じてアームが弾性変形可能であることをいう。また、たわみ規制部は、アーム自由端の上昇およびそれに伴って上昇するアームの屈曲部が、所定の高さ以上は上昇しないように規制する機能を持つものをいい、屈曲部あるいは自由端の上昇につれて、前記各屈曲部あるいは自由端の上昇を順次上限規制するように配置される。また、アームの支持端はアーム支持部材に固定されていてもよいが、これに限らず、たとえばアームの自由端が上昇するにつれて回転するように枢持され、アームの自重あるいは軸回転方向のバネ力によって排紙トレイあるいは堆積されたシートを押圧するように取り付けられていてもよい。また、接触部材とは、シートが排紙ローラからの搬送力を受けて進行する際に、その進行を妨げない程度にシートに接触する部材であって、例えばアームの自由端に取り付けられたコロなどであってもよい。
また、前記満杯予告あるいは満杯センサは、例えばアームの屈曲部あるいは自由端がたわみ規制部に当接するのを検知する押圧スイッチであってもよいがそれに限定されず、アームが所定位置にあることを検知できるものであればよい。例えば、アームがたわみ規制部に当接した状態にあるとき、発光部から受光部への光路をさえぎるように配置されたフォトインタラプタなどを用いて実現することができる。その他、磁気センサや透磁率センサなどを利用してもよい。
あるいは、この発明のシート堆積装置は、シート排出部から排出されたシートを堆積させる排紙トレイと、たわみ性を有するシート押さえアームであって、シート排出部より上側に配置されたアーム支持部材によって一方の端が支持された支持端、支持端よりもシート排出方向の下流側で排紙トレイあるいは排紙トレイに堆積されたシートに直接もしくは接触部材を介して接触する自由端ならびに前記支持端と前記自由端との間に形成された湾曲部とを有するアームと、アームの上方に配置され、アーム自由端の上昇につれてたわみながら上昇する湾曲部の上限位置を規制するたわみ規制部と、アームの自由端の上昇につれて、湾曲部の1以上の点が支持端側の点から自由端側の点へ順次上限規制される状態を検知するため前記各点に対応して設けられる満杯予告センサと、全ての満杯予告センサが上限規制状態を検知した状態からさらにアームの自由端が上昇したときに自由端が上限に達したことを検知する満杯センサとを備えることを特徴とする。
このようにすれば、アームが1以上の屈曲部を有するのではなく、湾曲形状を有する場合でも、排紙トレイに堆積されたシートの1以上の堆積高さに対応する満杯予告と満杯とを一本のアームによって検知することができる。したがって、単純な構造で複数のシート堆積高さの検知を実現することができる。
また、アームの自由端もしくは自由端に取り付けられた接触部材は、排紙トレイにシートが堆積されていないときは排紙トレイに接触し、排紙トレイにシートが堆積されているときは最も上に堆積されたシートに接触するように構成されてもよい。
たわみ規制部は、その下面がアームの各屈曲部あるいは湾曲部に当接することによってアームの上限を規制し、各満杯予告センサは、アームの各屈曲部あるいは湾曲部の各点が当接するたわみ規制部の表面に配置されるようにしてもよい。
このようにすれば、たわみ規制部への当接によるアーム各部の上限規制を直接検知するので、単純な検知機構で正確な検知を実現することができ、安価で信頼性の高いシート満杯予告および満杯検知が実現できる。
排紙トレイが上下に移動する可動型トレイであり、前記満杯予告センサあるいは満杯センサのいずれかは、排紙トレイを上下に移動させるときにトレイ移動の上限を検知するために機能するように構成されてもよい。前記の構成によれば、トレイ移動の上限検知を満杯予告センサあるいは満杯センサで兼用できるので、トレイ移動の上限検知のために専用の検知センサあるいは検知機構を設ける必要がない。したがって、構造が単純で、安価で信頼性の高い可動型トレイの制御機構を実現することができる。
前記排紙トレイが、シートを堆積させるときに、前のシート排出と次のシート排出との間にシートを堆積させる第1トレイ位置から所定距離だけ上昇した第2トレイ位置で満杯予告センサ、満杯センサまたはそれら両方のセンサによる検知の後に第1トレイ位置に戻り、
第2トレイ位置での満杯予告センサ、満杯センサまたはそれら両方の各センサの検知結果に基づいて排紙トレイ上のシート堆積高さの程度を得る請求項5記載のシート堆積装置。
さらに、前記排紙トレイが、シートを堆積させる第1トレイ位置から所定距離だけ上昇した第2トレイ位置へ前のシート排出と次のシート排出との間に移動し、満杯予告センサ、満杯センサまたはそれら両方のセンサによる検知の後に第1トレイ位置に戻り、第2トレイ位置での満杯予告センサ、満杯センサまたはそれら両方の各センサの検知結果に基づいて排紙トレイ上のシート堆積高さの程度を得るようにしてもよい。このようにすれば、第2トレイ位置での満杯予告センサ、満杯センサまたはそれら両方の各センサの検知結果からシート堆積高さの程度を得ることができるので、第1トレイ位置だけでシート堆積高さの検知を行う場合と比べて、2倍の段階のシート堆積高さを検知することができ、シート堆積高さに関してより詳細な状態を得ることができる。
あるいはまた、たわみ規制部が上下に移動可能であり、前記満杯予告センサあるいは満杯センサのいずれかは、たわみ規制部を上下に移動させるときに、たわみ規制部移動の下限を検知するために機能するように構成してもよい。例えば、たわみ規制部材が可動型トレイの下面に配置されており、トレイの移動に伴って上下に移動する場合がこの構成に該当する。このように構成すれば、たわみ規制部の移動の下限検知を満杯予告センサあるいは満杯センサで兼用できるので、たわみ規制部移動の下限検知のために専用の検知センサあるいは検知機構を設ける必要がない。したがって、構造が単純で、安価で信頼性の高い可動型トレイの制御機構を実現することができる。また、たわみ規制部材が可動型トレイの下面に配置されている場合は、このような構成によってトレイ移動の下限を検知することができる。
前記たわみ規制部が、シートを排出させる第1位置から所定距離だけ降下した第2位置へ前のシート排出と次のシート排出との間に移動し、満杯予告センサ、満杯センサまたはそれら両方のセンサによる検知の後に第1位置に戻り、第2位置での満杯予告センサ、満杯センサまたはそれら両方の各センサの検知結果に基づいて排紙トレイ上のシート堆積高さの程度を得るようにしてもよい。このようにすれば、第2位置での満杯予告センサ、満杯センサまたはそれら両方の各センサの検知結果からシート堆積高さの程度を得ることができるので、第1位置だけでシート堆積高さの検知を行う場合と比べて、より多くの段階のシート堆積高さを検知することができ、シート堆積高さの程度をより詳細に知ることができる。
また、排紙トレイ上のシートを堆積させる領域にシートの有無を検知するシート取り忘れセンサをさらに備えるようにしてもよい。このようにすれば、シートの堆積高さが満杯予告の検知以下であっても、排紙トレイ上にシートが残っていることを検知することができる。したがって、ユーザにシートの取り忘れを知らせて排紙トレイを空にするように操作を促すことができる。例えば一回で多量のシートが排出されるような画像形成装置で印刷を行う場合などでは、画像形成の開始前にシートとり忘れの検知を行ってトレイを空にするようユーザを促すことが画像形成途中での排紙トレイの満杯を防止するために有効である。あるいは、前述のようにトレイ移動の上限下限を満杯予告あるいは満杯センサで兼用する場合、トレイに堆積されたシートの影響で上限あるいは下限位置が一定しないことがあり得る。このような場合、トレイの上限あるいは下限位置を正確に制御したい場合はトレイ移動前にシートとり忘れ検知を行い、シートの取り忘れがある場合はトレイ移動を行なわず、シートが取り除かれるのを待ってからトレイ移動を行うように制御することも可能である。
あるいはまた、この発明のシート堆積装置は、上下に移動可能であって、シート排出部より下方でシート排出部からのシートを堆積させるシート堆積位置とシート排出部より上方でシート排出部からのシートを堆積させない退避位置のいずれかにシート排出時に配置される可動型トレイと、少なくともその一部がたわみ性を有するシート押さえアームであって、シート排出部より上側に配置されたアーム支持部材によって一方の端が支持された支持端、支持端よりもシート排出方向の下流側で可動型トレイあるいは可動型トレイに堆積されたシートに直接もしくは接触部材を介して接触する自由端ならびに前記支持端と前記自由端との間に形成された上側に凸の1以上の屈曲部とを有する第1アームと、第1アームの上方に配置され、第1アーム自由端の上昇につれて上昇する各屈曲部の上限位置を規制するたわみ規制部第1たわみ規制部と、第1アームの各屈曲部が第1たわみ規制部によって規制された状態にあることを検知するために第1アームの各屈曲部に対応して設けられる可動型トレイ満杯予告センサと、第1アームの屈曲部が上限規制された状態でさらに第1アームの自由端が上昇したときに堆積シートの堆積高さが上限に達して可動型トレイが満杯であることを検知し、可動型トレイを上下に移動させるときには第1アームの自由端が第1たわみ規制部から所定距離に近づいたことを検知して可動型トレイの上限を規制する可動型トレイ満杯センサと、可動型トレイが退避位置にあるときに排出されるシートを堆積させる固定トレイと、少なくともその一部がたわみ性を有するシート押さえアームであって、可動型トレイの下面に配置されたアーム支持部材によって一方の端が支持された支持端、支持端よりもシート排出方向の下流側で固定トレイあるいは固定トレイに堆積されたシートに直接もしくは接触部材を介して接触する自由端ならびに前記支持端と前記自由端との間に形成された上側に凸の1以上の屈曲部とを有する第2アームと、可動型トレイの下面に配置され、第2アーム自由端が可動型トレイ下面に近づくにつれて可動型トレイに近づく屈曲部の限界位置を規制する第2たわみ規制部と、第2アームの屈曲部が第2たわみ規制部によって規制された状態にあることを検知するために第2アームの屈曲部に対応して可動型トレイの下面に配置される固定トレイ満杯予告センサと、可動型トレイの下面に配置され、第2アームの屈曲部が規制された状態でさらに第2アームの自由端が可動型トレイ下面に近づいたときに堆積シートの堆積高さが上限に達して固定トレイが満杯であることを検知し、可動型トレイを上下に移動させるときには第2アームの自由端が可動型トレイの下面から所定距離に近づいたことを検知して可動型トレイの下限を規制する固定トレイ満杯センサとを備えることを特徴とする。
さらに、この発明のシート堆積装置は、前記満杯予告センサあるいは満杯センサの検知に基づく情報を表示する表示部をさらに備えていてもよい。このようにすれば、前記センサの検知結果に基づいて、1以上の段階のシート満杯予告やシート満杯の状態表示を表示部に行ってユーザにシート堆積高さの状態を知らせ、適切な時期に堆積されたシートを取り除くようにユーザに処置を促すことができる。あるいは、必要に応じて可動トレイあるいはたわみ規制部材の位置を表示してユーザに知らせることができる。またあるいは、可動トレイあるいはたわみ規制部材を移動する際に、上限、下限位置の検知に異常があることを判定して表示部に異常状態の表示を行うことができる。
また、この発明の画像形成装置は、前述のいずれかのシート堆積装置を備えてなる。
以下、図面に示す実施形態に基づいてこの発明の実施の一態様を説明する。
(実施の形態1)
この実施の形態では、この発明のシート堆積装置の実施の一形態と、それを備えてなる画像形成装置の一形態の全体構造について以下に説明する。
図3は、この実施の形態の画像形成装置の構成例を示す説明図である。図3に示すように、この実施の形態の画像形成装置は、大別してスキャナー部、印字部、および、その他の部位であるシート搬送部から構成されている。
スキャナー部は、原稿に光を照射し、その反射光から、原稿の画像に応じた画像データを生成するものである。印字部は、スキャナー部が生成した画像データに基づいて可視像を形成し、この可視像を所定の転写シート(シート)に印字するものである。シート搬送部は、印字部にシートを供給するとともに、印字済のシートを排紙するためのものである。さらに、シート搬送部は、本画像形成装置の特徴的な構成であるローラ駆動機構を備えているが、この構成については後述する。
次に、本画像形成装置の各部の構成について説明する。まず、スキャナー部について説明する。スキャナー部は、上面に透明なガラスからなる原稿台101を有している。そして、この原稿台101の下方には、スキャナー光学系が配されている。このスキャナー光学系には、露光用光源102、反射鏡103、結像レンズ104と光電変換素子(CCD)105が備えられている。露光用光源102は、原稿台101上に載置された原稿に光を照射するための光源102である。反射鏡103は、原稿からの反射光を、例えば図中に直線で示すように、結像レンズ104およびCCD105へ導くものである。CCD105は、結像レンズ104によって結像された反射光を受光し、この反射光に応じた電気信号を画像信号として生成するものである。
次に、印字部およびシート搬送部について説明する。印字部は、感光体ローラ111、帯電部112、現像部113、転写チャージャ114、定着ローラ115、クリーニング装置116、図示しないレーザースキャンニングユニット(LSU)117と定着紙検知スイッチを備えている。感光体ローラ111は、ドラム形状の感光体ローラ111であり、後述主搬送路121を搬送されるシートが感光体ローラ111と同速度でその表面に接するように回転駆動される。帯電部112は、感光体ローラ111の表面を所定の電位に帯電させるものである。LSU117は、帯電された感光体ローラ111の表面上に、感光体ローラ111の回転軸と平行な方向にレーザー光を走査させて露光することにより、感光体ローラ111の表面に、スキャナー部から読み込まれた原稿の画像信号に応じた静電潜像を形成するものである。現像部113は、LSU117を用いて感光体ローラ111の表面に形成した静電潜像を現像ローラ118によって現像し、感光体ローラ111の表面上にトナー像(顕像)を形成するものである。転写チャージャ114は、感光体ローラ111上のトナー像をシートに転写するものである。定着ローラ115は、印字後のシートに転写された未定着のトナー像を、シート上に熱定着させるものである。定着紙検知スイッチは、シートが定着ローラ115を通過したことを検知するものである。
クリーニング装置116は、トナー像がシートに転写された後、感光体ローラ111の表面に残留したトナーを除去するものである。
また、シート搬送部は、主搬送路121、副搬送路122、固定給紙カセット123、ピックアップローラ124、レジストローラ125、ガイド部材126、排紙口127、排紙ローラ128および搬送ローラ129と図示しないレジスト前検知スイッチを備えている。固定給紙カセット123は、印字にかかるシートを収納するためのものである。
ピックアップローラ124は、固定給紙カセット123から、シートを1枚毎に出紙するための半月状のローラである。レジスト前検知スイッチは、ピックアップローラ124によって搬送されたシートが主搬送路121上の所定の位置を通過したことを検知し、所定の検知信号を出力するためのものである。レジストローラ125は、主搬送路121を搬送されてきたシートをいったん保持するものである。そして、感光体ローラ111上のトナー像の先端をシートの先端に同期させて転写できるように、感光体ローラ111の回転にあわせて、シートをタイミングよく搬送する機能を有する。すなわち、レジストローラ125は、レジスト前検知スイッチが出力した検知信号に基づいて、感光体ローラ111上のトナー画像の先端がシートにおける印刷範囲の先端と同期するように、シートを搬送する。
排紙ローラ128は、排紙口127の近傍に備えられ、定着ローラ115から出紙されたシートを、第1排紙トレイ130あるいは第2排紙トレイ131(スキャナー部の下方の、固定給紙カセット123の上部に配置されている可動型トレイ)に排出するためのローラである。また、排紙ローラ128は、ガイド部材126および副搬送路122とともに、裏面印字機構としての機能を有する。すなわち、通常の片面印字では、ガイド部材126は、図3におけるB方向に配置され、主搬送路121から排紙ローラ128へシートを搬送できるようになっている。一方、シートの両面に印字を行う場合、シートの第1面に対する印字が終了し、主搬送路121からシートの後端が排出されたときに、ガイド部材126をA方向に回転し、排紙ローラ128から逆送されるシートを副搬送路122へ導くように配置する。排紙ローラ128は、定着ローラ115から出紙されたシートの後端部がガイド部材126を通過するまで順方向(排紙口127からシートを出紙する方向)に回転した後、逆方向に回転する。これにより、シートは、ガイド部材126を通過して副搬送路122へ運ばれ、搬送ローラ129によって再びレジストローラ125まで搬送され、第2面(裏面)に印字がされる。
図1は、この実施の形態にかかるシート堆積装置の構成例を示す説明図である。図1に示すシート体積装置は、排紙ローラ128から矢印Cの方向に排出されるシートを第1排紙トレイ130に堆積する場合を示している。図1(a)は第1排紙トレイにシートがない状態であり、この状態でシート押さえアーム21の自由端は、自由端に取り付けられたコロを介して第1排紙トレイ130に接している。シートが排出され、第1排紙トレイ130上に堆積していくと、堆積したシートによってアーム21の自由端が上昇する。
アーム21の材質は、例えば燐青銅の平板であってたわみ性を有しているので、自由端の上昇に連れて屈曲部の前後でたわみを生じる。シートの堆積量が増加すると、やがてアーム21の屈曲部がたわみ規制部23に当たる。たわみ規制部23にアーム21の屈曲部が当接する部分にはたとえばマイクロスイッチからなる満杯予告センサ24が設けられており、アーム21の屈曲部が前記センサに設けられたアクチュエータを押さえると、これを検知して満杯予告信号を出力する。図1(b)は、アーム21の屈曲部が上昇してたわみ規制部23にアーム21の屈曲部が当接し、満杯予告センサ24が満杯予告信号を出力する状態を示している。この状態からさらにシートの堆積量が増加すると、アーム21の屈曲部よりも自由端側がたわんでアーム21の自由端が上昇する。そして、自由端のコロがたわみ規制部23に当たる。たわみ規制部23にアーム21の自由端のコロが当接する部分には、たとえばマイクロスイッチからなる満杯センサ25が設けられており、これを検知して満杯信号を出力する。図1(c)は、アーム21の自由端が上昇して満杯センサ25が満杯信号を出力する状態を示している。
図2は、この実施の形態にかかるシート堆積装置の異なる状態を示す説明図である。図2では、排出されたシートが第2排紙トレイ131に堆積される。図2(a)は第2排紙トレイにシートがない状態であり、この状態でシート押さえアーム11の自由端は、自由端に取り付けられたコロを介して第2排紙トレイ131に接している。シートが排出され、第2排紙トレイ131上に堆積していくと、堆積したシートによってアーム11の自由端が上昇する。アーム11の材質は、例えば燐青銅の平板であってたわみ性を有しているので、自由端の上昇に連れて屈曲部の前後でたわみを生じる。シートの堆積量が増加すると、やがてアーム11の屈曲部がたわみ規制部13に当たる。たわみ規制部13にアーム11の屈曲部が当接する部分にはたとえばマイクロスイッチからなる満杯予告センサ14が設けられており、アーム11の屈曲部が前記センサに設けられたアクチュエータを押さえると、これを検知して満杯予告信号を出力する。図2(b)は、アーム11の屈曲部が上昇してたわみ規制部13にアーム11の屈曲部が当接し、満杯予告センサ14が満杯予告信号を出力する状態を示している。この状態からさらにシートの堆積量が増加すると、アームの屈曲部はたわみ規制部に当接しているために上昇することはないが、アーム11の屈曲部よりも自由端側がたわんで自由端が上昇する。そして、自由端のコロがたわみ規制部13に当たる。たわみ規制部13にアーム11の自由端のコロが当接する部分には、たとえばマイクロスイッチからなる満杯センサ15が設けられており、これを検知して満杯信号を出力する。図2(c)は、アーム11の自由端が上昇して満杯センサ15が満杯信号を出力する状態を示している。
なお、この実施の形態では第1および第2排紙トレイを有するシート堆積装置を示したが、排紙トレイが1つだけの構成であってもよい。屈曲形状を有する弾性部材からなるシート押さえアームとたわみ規制部および2つのセンサによって満杯予告と満杯検知を行うことができる。
(実施の形態2)
この実施の形態では、シート押さえアームが複数の屈曲部を有する形状で、各屈曲部に対応した複数の満杯予告センサを備える場合について説明する。
図5は、この発明のシート堆積装置において、シート押さえアームが2つ屈曲部を有する場合を示す説明図である。各屈曲部に対応して第1満杯予告センサ24と第2満杯予告センサ27とが配置されている。なお、簡単のために図5では第1排紙トレイのセンサのみを示している。シートが排出され、第1排紙トレイ130上に堆積していくと、堆積したシートによってアーム21の自由端が上昇する。アーム21は、自由端の上昇に連れて屈曲部の前後でたわみを生じる。シートの堆積量が増加すると、やがてアーム21の最も支持端側の屈曲部がたわみ規制部23に当たる。たわみ規制部23に前記屈曲部が当接する部分には第1満杯予告センサ24が設けられており、アーム21の屈曲部が前記センサに設けられたアクチュエータを押さえると、これを検知して第1満杯予告信号を出力する。図5(a)は、第1満杯予告センサ24が第1満杯予告信号を出力する状態を示している。
前述の状態からさらにシートの堆積量が増加すると、アームの支持端側の屈曲部はたわみ規制部に当接しているために上昇することはないが、アーム21の第1満杯予告センサ24に当接した屈曲部よりも自由端側がたわんでアーム21の自由端が上昇する。そして、自由端側の屈曲部がたわみ規制部23に当たる。たわみ規制部23にアーム21の自由端側の屈曲部が当接する部分には、第2満杯センサ27が設けられており、これを検知して第2満杯予告信号を出力する。図5(b)は、第2満杯予告センサ27が満杯信号を出力する状態を示している。
前述の状態からさらにシートの堆積量が増加すると、アームの2つの屈曲部はたわみ規制部に当接しているために上昇することはないが、アーム21の自由端側の屈曲部と自由端との間がたわんでアーム21の自由端が上昇する。そして、自由端のコロがたわみ規制部23に当たる。たわみ規制部23にアーム21の自由端のコロが当接する部分には、たとえばマイクロスイッチからなる満杯センサ25が設けられており、これを検知して満杯信号を出力する。図5(c)は、アーム21の自由端が上昇して満杯予告センサ24が満杯信号を出力する状態を示している。
前述のようにして、シート押さえアームが複数の屈曲部を有する形状を利用して多段階の満杯予告を検知することができる。
(実施の形態3)
この実施の形態では、シート押さえアームが湾曲形状を有する場合について説明する。
図6は、この発明のシート堆積装置において、シート押さえアームが湾曲形状を有する場合を示す説明図である。なお、簡単のために図6では第1排紙トレイのセンサのみを示している。図6(a)は第1排紙トレイにシートがない状態であり、この状態でシート押さえアーム21の自由端は、自由端に取り付けられたコロを介して第1排紙トレイ130に接している。シートが排出され、第1排紙トレイ130上に堆積していくと、堆積したシートによってアーム21の自由端が上昇する。アーム21は、自由端の上昇に連れて湾曲部にたわみを生じる。シートの堆積量が増加すると、やがてアーム21の支持端側の湾曲部がたわみ規制部23に当たる。たわみ規制部23にアーム21が当接する部分には満杯予告センサ24と満杯センサ25が設けられており、満杯予告センサ24がアーム21の支持端側に配置されている。自由端の上昇に連れて湾曲部が上昇すると、まず満杯予告センサ24前記センサがアーム21がたわみ規制部23に当接したことを検知して満杯予告信号を出力する。図6(b)は、満杯予告センサ24が満杯予告信号を出力する状態を示している。
前述の状態からさらにシートの堆積量が増加すると、アーム21の自由端側の湾曲部と自由端との間がたわんでアーム21の自由端が上昇する。そして、自由端のコロがたわみ規制部23に当たる。たわみ規制部23にアーム21の自由端のコロが当接する部分には、満杯センサ25が設けられており、自由端の当接を検知して満杯信号を出力する。図6(c)は、満杯予告センサ24が満杯信号を出力する状態を示している。
前述のようにして、シート押さえアームが複数の屈曲部を有する形状を利用して多段階の満杯予告を検知することができる。
なお、この実施の形態では満杯予告センサと満杯センサがそれぞれ1つの場合を示したが、実施の形態2に述べたように複数の満杯予告センサを配置して多段階の満杯予告を検知するようにしてもよい。
(実施の形態4)
図1および2に示すように、第2排紙トレイが可動型トレイである場合、例えば、電源ONの後、トレイの絶対位置を知って所定位置にトレイを配置するために初期化動作を実行する必要がある。そして、初期化動作中に排紙トレイが上下の可動範囲を超えないようにする必要がある。これを実現するためには、排紙トレイが可動範囲の上限位置あるいは下限位置にあることを検知するセンサを設ける必要がある。排紙トレイの絶対位置は、排紙トレイが下限位置あるいは上限位置にあることを検知し、その後の移動距離を得ることによって求めることができる。例えば、排紙トレイがステッピングモータによって駆動される場合、上限位置あるいは下限位置からの移動ステップ数を移動方向に応じて正または負にカウントすることによって絶対位置を求めることができる。あるいは、駆動モータの軸にエンコーダを取り付け、エンコーダのパルス数を移動方向に応じて加減算することによって求めてもよい。
前記の上限または下限位置を、それぞれ専用のセンサを設けて検知するようにしてもよいが、前述の満杯予告センサあるいは満杯センサをこのために用いて構造を単純化することができる。
図4は、第2排紙トレイの上限および下限位置を、満杯予告センサあるいは満杯センサを用いて検知する場合の上限位置および下限位置でのセンサの状態を示す説明図である。図4(a)は、第2排紙トレイが下限位置にある状態を示している。トレイが下限位置にあるときは、シート押さえアーム21の自由端のコロが第1排紙トレイ130に押圧され、アーム21の屈曲部が満杯予告センサ24をオンする。トレイの初期化状態において、満杯センサ24がオフの状態からトレイを下方に移動して、センサの状態がオンに変わったときにトレイが下限位置にあると検知することができる。
この場合、第1排紙トレイ上にシートが堆積されていると、トレイの絶対位置を正しく検出することができない。そこで、シートとり忘れセンサ26が装備されている場合は、シート取り忘れセンサがシートを検知している場合、初期化動作前に報知を行ってシートを取り除くようにユーザを促してもよい。このようにすれば、1つのセンサで満杯予告センサとトレイ下限センサを併用することができる。
一方、図4(b)は、第2排紙トレイが上限位置にある状態を示している。トレイが上限位置にあるときには、下方から第2排紙トレイ131に押し上げられたアーム21の自由端のコロが、満杯センサ15をオンする。トレイの初期化状態において、満杯センサ15がオフの状態からトレイを上方に移動して、センサの状態がオンに変わったときにトレイが上限位置にあると検知することができる。
この場合、第2排紙トレイ上にシートが堆積されていると、トレイの絶対位置を正しく検出することができない。そこで、シートとり忘れセンサ16が装備されている場合は、シート取り忘れセンサがシートを検知している場合、初期化動作前に報知を行ってシートを取り除くようにユーザを促してもよい。このようにすれば、1つのセンサで満杯センサとトレイ上限センサを併用することができる。
この実施の形態の例に限らず、トレイ下限位置を満杯センサ25で検知することや、トレイ上限位置を満杯予告センサ14で検知することも可能である。これらの手法はトレイやアームの形状等に応じて適宜選択すればよく、当業者にとっては自明である。
(実施の形態5)
この実施の形態では、満杯予告センサあるいは満杯センサが検知した堆積シートの堆積高さ、可動型トレイの上限位置あるいはたわみ規制部の下限位置に基づく情報の表示について説明する。さらに、可動トレイあるいはたわみ規制部を定期的にシート排出の合間に所定距離だけ排紙トレイに近づけ、満杯予告センサと満杯センサの状態を検知して多段階の満杯予告検知を行う手法について説明する。
実施の形態2〜4で説明したような満杯センサで排紙トレイの満杯が検知された場合、シートの排出を停止して、これ以上のシートが排紙トレイに排出されないようにしてもよい。この場合の対処は、ユーザの手によって排紙トレイに堆積されたシートが取り除かれなければならない。シートが取り除かれるまでは新たなシートを排出することができないからである。したがって、ユーザに対して排紙トレイに堆積したシートを取り除く様に知らせる手段を有することが好ましい。特に、図3のように排紙トレイの上方にスキャナー部がある画像形成装置のシート堆積装置では、排紙トレイがスキャナー部に隠れて堆積したシートの状態が見えにくい場合があるので、ユーザへの報知手段を有することが好ましい。この場合、単に満杯状態を報知しただけでは、シートの排出ができなくなってからユーザにシートを取り除くように促すことになり、後追い的な対処になってしまう。それよりも、堆積シートが満杯になる前の状態、すなわち満杯予告を合わせて報知することが好ましい。そうすれば、排紙トレイが満杯になる前にシートが取り除かれ、満杯のために処理が停止することなく続くことが期待できる。
実施の形態2〜4では、満杯センサに加えて満杯予告センサが設けられているので、排紙トレイが満杯になる前にシートを取り除くようにユーザを促すことができる。さらに、多段階の満杯予告検知やシートとり忘れの検知を行えば、ユーザに排紙トレイの状態をより詳細に知らせることができる。
図8は、排紙トレイの状態をユーザに知らせるための表示部の一例を示す説明図である。図8(a)、(b)は、いずれも図3に示したジョブセパレータ付のシート堆積装置に対応している。図8(a)は、一段階の満杯予告と満杯検知を行う場合の例である。表示部30には、下側の第1排紙トレイ130のシート堆積状態を表示する表示ランプ31と、上側の第2排紙トレイ131のシート堆積状態を表示する表示ランプ32とが設けられている。表示ランプ31,32は、いずれもトレイの満杯予告状態で点灯し、満杯状態で点滅する。それ以外の状態では消灯している。
例えば、図1(a)に示すように、第1排紙トレイ130と第2排紙トレイ131のいずれにもシートが堆積されていない場合、表示ランプ31,32はいずれも消灯させる。
排出されたシートが第1排紙トレイ130に堆積され、図1(b)に示すように満杯予告センサ24がオンしたら、表示ランプ31をこれに応答して点灯させる。さらにシートが第1排紙トレイ130に堆積され、図1(c)のように満杯センサ25がオンしたら、表示ランプ31を点灯から点滅に切り替えると共に、これ以降のシートの排出を停止させる。ユーザが表示ランプ31の点滅に気がついて第2排紙トレイ130のシートを取り除き、図1(a)の状態になったら、表示ランプ31を消灯させる。即ち、第1排紙トレイにシートが堆積される状態で、満杯予告センサ24と満杯センサ25が共にオフなら、表示ランプ31を消灯させ、満杯予告センサ24のみがオンし、満杯センサ25がオフの状態では表示ランプ31を点灯させ、満杯予告センサ24と満杯センサ25が共にオンの状態では表示ランプ31を点滅させる。満杯予告センサ24と満杯センサ25の状態に対して前述のように表示ランプ31の表示を制御することにより満杯予告と満杯の状態をユーザに知らせることができる。
なお、図1では、排出されたシートを第1排紙トレイ130に堆積させるため、第2排紙トレイ131は、上側に退避している。この状態では満杯予告センサ14と満杯センサ15とはシートの堆積状態を検知することはできないが、排出されたシートは第2排紙トレイに堆積されないので、図1の位置へ第2排紙トレイが移動する以前、第2排紙トレイへのシート排出位置に当該トレイが配置されていたときの状態を保持して表示してもよい。
一方、第2排紙トレイが図2に示す位置にあるときは、満杯予告センサ14と満杯センサ15が共にオフなら、表示ランプ32を消灯させ、満杯予告センサ14のみがオンし、満杯センサ15がオフの状態では表示ランプ32を点灯させ、満杯予告センサ14と満杯センサ15が共にオンの状態では表示ランプ32を点滅させる。満杯予告センサ14と満杯センサ15の状態に応じて前述のように表示ランプ32の表示を制御することにより満杯予告と満杯の状態をユーザに知らせることができる。
前述とは異なる実施の一形態を図7および図8(b)に示す。図7は、第2排紙トレイを定期的にシート排出の合間に所定距離だけ第1排紙トレイに近づけ、満杯予告センサと満杯センサの状態を検知して多段階の満杯予告検知を行う場合を示す説明図である。そして、図8(b)は、3段階の満杯予告と満杯表示を行う場合の表示部の例である。
例えば、図1(a)に示すように、第1排紙トレイ130にシートが堆積されていない場合、表示ランプ31は4つのランプを全て消灯させる。そして、排出されたシートが第1排紙トレイ130に堆積されていくとき、第2排紙トレイを定期的にシート排出の合間に所定距離だけ下げ、図7(b)あるいは(c)に示す位置で満杯予告センサ24と満杯センサ25の状態を検知する。やがてシートが堆積して図7(c)の状態になったら、表示ランプ31のうち下から1つ目のランプだけを点灯させる。さらに、シートが堆積して図7(b)に示す状態になったら、表示ランプ31のうち下から2つのランプを点灯させる。これ以上シートが堆積すると、第2排紙トレイ131を図7(b)に示す所定位置へ下げようとしたときに、所定位置に達する前に満杯センサ25がオンするので、この状態をトレイ移動の下限としてそれ以上第2排紙トレイ131を降下させない。しかし、シート排出途中でユーザがシートを取り除くことがあり得るので、定期的にトレイを降下させることは止めない。シートが取り除かれずに堆積していくと、やがて図7(a)に示すように第2排紙トレイ131が退避位置にある状態で満杯予告センサ24がオンする。この状態になったら、表示ランプ31のうち下から3つのランプを点灯させる。そして、図1(c)のように満杯センサ25がオンしたら、表示ランプ31の一番上のランプを点滅させると共に、これ以降のシートの排出を停止させる。ユーザが表示ランプ31の点滅に気がついて第2排紙トレイ130のシートを取り除き、図1(a)の状態になったら、表示ランプ31の全てのランプを消灯させる。即ち、第2排紙トレイが降下した位置で、満杯予告センサ24と満杯センサ25が共にオフなら、表示ランプ31を全て消灯させ、第2排紙トレイ131が位置にあって満杯予告センサ24のみがオンし、満杯センサ25がオフの状態では表示ランプ31のうち最も下のランプを点灯させ、第2排紙トレイが降下した位置で、満杯予告センサ24と満杯センサ25が共にオンの状態では表示ランプ31の下から2つのランプを点滅させる。さらに、第2排紙トレイがシート排出時の位置で満杯予告センサ24のみがオンし、満杯センサ25がオフの状態では表示ランプ31のうち下から3つのランプを点灯させ、第2排紙トレイがシート排出時の位置で、満杯予告センサ24と満杯センサ25が共にオンの状態では表示ランプ31の下から3つのランプを点灯させるとともに最も上のランプを点滅させる。満杯予告センサ24と満杯センサ25の状態に対して前述のように表示ランプ31の表示を制御することにより満杯予告と満杯の状態をユーザに知らせることができる。
なお、前述の説明は、簡単のために第1排紙トレイへ用紙が排出される場合についてのみ説明したが、排出されたシートを第2排紙トレイ上に堆積させる場合は、第2排紙トレイをシート排出の合間に定期的に上昇させて上方のたわみ規制部材13に近づけ、満杯予告センサ14と満杯センサ15の状態を検知して多段階の満杯予告検知を行うことができ、それらの検知結果に基づいて表示ランプ32の表示を制御することができる。
このほか、実施の形態4のように可動トレイの上限あるいは下限検知を満杯センサあるいは満杯予告センサで兼用する場合、可動トレイ移動時の異常を満杯センサあるいは満杯予告センサの検知に基づいて表示するようにしてもよい。例えば、可動トレイを所定時間下方に移動させたにもかかわらず下限センサと兼用の満杯センサあるいは満杯予告センサが下限を検知しなかった場合、トレイの移動機構もしくはセンサの検知機構の異常が考えられる。この場合、可動トレイの移動を停止すると共に、動作異常を表示部に表示させてもよい。可動トレイの上限検知を満杯センサあるいは満杯予告センサで兼用する場合も、可動トレイを所定時間上方に移動させたにもかかわらず上限センサと兼用の満杯センサあるいは満杯予告センサが上限を検知しなかった場合、可動トレイの移動を停止すると共に、動作異常を表示させてもよい。可動トレイの動作異常は、画像形成装置をユーザが操作するための操作部に表示すればよい。
(実施の形態6)
さらに、シートの取り忘れを検知するセンサを排紙トレイに備え、シート取り忘れセンサの検知に基づく表示を行うようにしてもよい。満杯予告の堆積高さに達しない程度のシートが排紙トレイ上に残っている場合、これをユーザに知らせてシートを完全に取り除かせる方が好ましい場合がある。
例えば、可動トレイの上限あるいは下限を満杯センサあるいは満杯予告センサで兼用する場合、可動トレイの位置を正確に決めるためには、シートを完全に取り除かせることが好ましいことは、実施の形態4ですでに説明したとおりである。
しかし、そのほかにも次のような理由で排紙トレイからシートを取り除くようにユーザを促すことが好ましい場合がある。近年、プリンタ、コピア、ファックスなどの複数の画像読取/印字処理を行うことのできる複合機が増えている。このような複合機ではプリンタ、コピア、ファックスなどの処理モードに応じて排紙トレイを分岐させて仕訳する“可動式ジョブセパレータ”を有することは前述したとおりである。このうち、コピアとして動作する場合は、ユーザがマシンの原稿台に原稿を置いてコピーをとり、排出されたシートを持っていくので排出トレイにシートが放置されることは少ないものと予想される。一方、プリンタとして動作する場合、特にネットワークに接続された共有環境では、ユーザはプリンタから離れた場所にあるホストで印字の操作を行い、印字が完了した頃合を見計らって排出されたシートを取りにプリンタのところへやってくる。このような環境では、いつシートが排出されたかをユーザが知ることができれば便宜である。即ち、プリンタの場合、ユーザが知りたい情報は、排紙トレイに一定量のシートが堆積されたことではなく、自分が印字したシートがいつ排紙トレイに出力されたかということである。このために、排紙トレイ上にセンサを設けて、1枚目のシートが排出されたことをユーザに知らせることが好ましい。
さらに、ファックスとして動作する場合は、不特定多数の送信先から不特定のタイミングで送られてくるデータを受信する。データがいつ送られてくるか予想できないので、早い段階で排紙トレイからシートを取り除き、余裕を持って満杯状態を回避できるようにすることが好ましい。このために、排紙トレイに1枚でも受信がある場合は、それを知らせてシートを取り除くようにユーザを促すことが好ましい。また、受信したデータがいち早く宛先の人間の手元に届くようにするためにも、受信が1枚でもあればそれを知らせることが好ましい。
図1では、第1排紙トレイ130にはシート取り忘れセンサ26が配置され、第2排紙トレイにはシート取り忘れセンサ16が配置されている。しかし、前述のように、シート取り忘れ検知は、コピア以外のプリンタやファックス用の排紙トレイに設けることが特に好ましい。したがって、例えば第1排紙トレイ130をコピア用、第2排紙トレイをプリンタおよびファックス用に用いる場合、第2排紙トレイだけにシート取り忘れセンサを設けてもよい。図2は、このような構成の例を示しており、第2排紙トレイ131にはシート取り忘れセンサ16が配置されているが、第1排紙トレイ130には、シート取り忘れセンサが配置されていない。
この発明のシート堆積装置の構成例を示す説明図である。(実施の形態1) この発明のシート堆積装置の異なる状態を示す説明図である。(実施の形態1) この発明の画像形成装置の構成例を示す説明図である。(実施の形態1) 第2排紙トレイの上限および下限位置を、満杯予告センサあるいは満杯センサを用いて検知する場合の上限位置および下限位置でのセンサの状態を示す説明図である。(実施の形態4) この発明のシート堆積装置において、シート押さえアームが2つ屈曲部を有する場合を示す説明図である。(実施の形態2) この発明のシート堆積装置において、シート押さえアームが湾曲形状を有する場合を示す説明図である。(実施の形態3) 第2排紙トレイを定期的にシート排出の合間に所定距離だけ下げ、満杯予告センサと満杯センサの状態を検知して多段階の満杯予告検知を行う場合を示す説明図である。(実施の形態5) 排紙トレイの状態をユーザに知らせるための表示部の一例を示す説明図である。(実施の形態5)
符号の説明
11、21 シート押さえアーム
12,22 アーム支持部
13,23 たわみ規制部
14,17、24、27 満杯予告センサ、第2満杯予告センサ
15,25 満杯センサ
16,26 シート取り忘れセンサ
30 表示部
31,32,33,34 満杯予告/満杯表示ランプ
101 原稿台
102 露光用光源
103 反射鏡
104 結像レンズ
105 光電変換素子、CCD
111 感光体ローラ
112 帯電部
113 現像部
114 転写チャージャ
115 定着ローラ
116 クリーニング装置
117 LSU
118 現像ローラ
121 主搬送路
122 副搬送路
123 固定給紙カセット
124 ピックアップローラ
125 レジストローラ
126 ガイド部材
127 排紙口
128 排紙ローラ
129 搬送ローラ
130 第1排紙トレイ
131 第2排紙トレイ

Claims (12)

  1. シート排出部から排出されたシートを堆積させる排紙トレイと、
    少なくともその一部がたわみ性を有するシート押さえアームであって、シート排出部より上側に配置されたアーム支持部材によって一方の端が支持された支持端、支持端よりもシート排出方向の下流側で排紙トレイあるいは排紙トレイに堆積されたシートに直接もしくは接触部材を介して接触する自由端ならびに前記支持端と前記自由端との間に形成された上側に凸の1以上の屈曲部とを有するアームと、
    アームの上方に配置され、アーム自由端の上昇につれてたわみながら上昇するアームの各屈曲部の上限位置を規制するたわみ規制部であって、アームが複数の屈曲部を有する場合は自由端の上昇につれて支持端側の屈曲部から自由端側の屈曲部へ順次上限規制するたわみ規制部と、
    各屈曲部がたわみ規制部によって規制された状態にあることを検知するために各屈曲部に対応して設けられる満杯予告センサと、
    全ての屈曲部が上限規制された状態からさらにアームの自由端が上昇したときにアームの自由端が上限に達したことを検知する満杯センサと
    を備えることを特徴とする満杯予告及び満杯検知機能付シート堆積装置。
  2. シート排出部から排出されたシートを堆積させる排紙トレイと、
    たわみ性を有するシート押さえアームであって、シート排出部より上側に配置されたアーム支持部材によって一方の端が支持された支持端、支持端よりもシート排出方向の下流側で排紙トレイあるいは排紙トレイに堆積されたシートに直接もしくは接触部材を介して接触する自由端ならびに前記支持端と前記自由端との間に形成された湾曲部とを有するアームと、
    アームの上方に配置され、アーム自由端の上昇につれてたわみながら上昇する湾曲部の上限位置を規制するたわみ規制部と、
    アームの自由端の上昇につれて、湾曲部の1以上の点が支持端側の点から自由端側の点へ順次上限規制される状態を検知するため前記各点に対応して設けられる満杯予告センサと、
    全ての満杯予告センサが上限規制状態を検知した状態からさらにアームの自由端が上昇したときに自由端が上限に達したことを検知する満杯センサとを備えることを特徴とする満杯予告及び満杯検知機能付シート堆積装置。
  3. アームの自由端もしくは自由端に取り付けられた接触部材は、排紙トレイにシートが堆積されていないときは排紙トレイに接触し、排紙トレイにシートが堆積されているときは最も上に堆積されたシートに接触する請求項1または2記載のシート堆積装置。
  4. たわみ規制部は、その下面がアームの各屈曲部あるいは湾曲部に当接することによってアームの上限を規制し、
    各満杯予告センサは、アームの各屈曲部あるいは湾曲部の各点が当接するたわみ規制部の表面に配置される請求項1または2記載のシート堆積装置。
  5. 排紙トレイが上下に移動する可動型トレイであり、
    前記満杯予告センサあるいは満杯センサのいずれかは、排紙トレイを上下に移動させるときにトレイ移動の上限を検知するために機能する請求項1〜4のいずれか一つに記載のシート堆積装置。
  6. 前記排紙トレイが、シートを堆積させる第1トレイ位置から所定距離だけ上昇した第2トレイ位置へ前のシート排出と次のシート排出との間に移動し、満杯予告センサ、満杯センサまたはそれら両方のセンサによる検知の後に第1トレイ位置に戻り、
    第2トレイ位置での満杯予告センサ、満杯センサまたはそれら両方の各センサの検知結果に基づいて排紙トレイ上のシート堆積高さの程度を得る請求項5記載のシート堆積装置。
  7. たわみ規制部が上下に移動可能であり、
    前記満杯予告センサあるいは満杯センサのいずれかは、たわみ規制部を上下に移動させるときに、たわみ規制部移動の下限を検知するために機能する請求項1〜4のいずれか一つに記載のシート堆積装置。
  8. 前記たわみ規制部が、シートを排出させる第1位置から所定距離だけ降下した第2位置へ前のシート排出と次のシート排出との間に移動し、満杯予告センサ、満杯センサまたはそれら両方のセンサによる検知の後に第1位置に戻り、第2位置での満杯予告センサ、満杯センサまたはそれら両方の各センサの検知結果に基づいて排紙トレイ上のシート堆積高さの程度を得る請求項7記載のシート堆積装置。
  9. 排紙トレイ上のシートを堆積させる領域にシートの有無を検知するシート取り忘れセンサをさらに備える請求項1〜4のいずれか一つに記載のシート堆積装置。
  10. 上下に移動可能であって、シート排出部より下方でシート排出部からのシートを堆積させるシート堆積位置とシート排出部より上方でシート排出部からのシートを堆積させない退避位置のいずれかにシート排出時に配置される可動型トレイと、
    少なくともその一部がたわみ性を有するシート押さえアームであって、シート排出部より上側に配置されたアーム支持部材によって一方の端が支持された支持端、支持端よりもシート排出方向の下流側で可動型トレイあるいは可動型トレイに堆積されたシートに直接もしくは接触部材を介して接触する自由端ならびに前記支持端と前記自由端との間に形成された上側に凸の1以上の屈曲部とを有する第1アームと、
    第1アームの上方に配置され、第1アーム自由端の上昇につれて上昇する各屈曲部の上限位置を規制するたわみ規制部第1たわみ規制部と、
    第1アームの各屈曲部が第1たわみ規制部によって規制された状態にあることを検知するために第1アームの各屈曲部に対応して設けられる可動型トレイ満杯予告センサと、
    第1アームの屈曲部が上限規制された状態でさらに第1アームの自由端が上昇したときに堆積シートの堆積高さが上限に達して可動型トレイが満杯であることを検知し、可動型トレイを上下に移動させるときには第1アームの自由端が第1たわみ規制部から所定距離に近づいたことを検知して可動型トレイの上限を規制する可動型トレイ満杯センサと、
    可動型トレイが退避位置にあるときに排出されるシートを堆積させる固定トレイと、
    少なくともその一部がたわみ性を有するシート押さえアームであって、可動型トレイの下面に配置されたアーム支持部材によって一方の端が支持された支持端、支持端よりもシート排出方向の下流側で固定トレイあるいは固定トレイに堆積されたシートに直接もしくは接触部材を介して接触する自由端ならびに前記支持端と前記自由端との間に形成された上側に凸の1以上の屈曲部とを有する第2アームと、
    可動型トレイの下面に配置され、第2アーム自由端が可動型トレイ下面に近づくにつれて可動型トレイに近づく屈曲部の限界位置を規制する第2たわみ規制部と、
    第2アームの屈曲部が第2たわみ規制部によって規制された状態にあることを検知するために第2アームの屈曲部に対応して可動型トレイの下面に配置される固定トレイ満杯予告センサと、
    可動型トレイの下面に配置され、第2アームの屈曲部が規制された状態でさらに第2アームの自由端が可動型トレイ下面に近づいたときに堆積シートの堆積高さが上限に達して固定トレイが満杯であることを検知し、可動型トレイを上下に移動させるときには第2アームの自由端が可動型トレイの下面から所定距離に近づいたことを検知して可動型トレイの下限を規制する固定トレイ満杯センサと
    を備えることを特徴とする満杯予告及び満杯検知機能付シート堆積装置。
  11. 前記満杯予告センサあるいは満杯センサの検知に基づく情報を表示する表示部をさらに備える請求項1〜10のいずれか一つに記載のシート堆積装置。
  12. 請求項1〜11のいずれか一つに記載のシート堆積装置を備えてなる画像形成装置。
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