JP4138722B2 - シート堆積装置 - Google Patents
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Description
ここで、アームがたわみ性を有するとは、アームが外部からの力を受けて弾性変形可能であることをいう。外部の力とは、例えば、アームがシート堆積装置に取り付けられた状態で堆積されたシートによって自由端が上方に押し上げられる力であってもよく、あるいは排出されたシートの先端がアームに衝突することによってアームに加わる力であってもよい。
また、前記押さえアームが、許容堆積量以下のシート堆積状態でアーム自由端の下を通過するシートの進行を妨げない程度の押圧力をシートに加えるようにそのたわみ性とアームの形状とが選択されてもよい。このようにすれば、排紙トレイ上に排出された1枚目のシートから排紙トレイが満杯になるまでのすべての堆積量の範囲において良好なスタッキング性シートを堆積させることができる。
以下、図面に示す実施形態に基づいて、この発明を詳述する。
この実施の形態では、この発明に係るシート堆積装置と、それを備えてなる画像形成装置の一形態の全体構造について以下に説明する。
図6は、この実施の形態の画像形成装置の構成例を示す説明図である。図6に示すように、この実施の形態の画像形成装置は、大別してスキャナー部、印字部、および、その他の部位であるシート搬送部から構成されている。
クリーニング装置116は、トナー像がシートに転写された後、感光体ローラ111の表面に残留したトナーを除去するものである。
ピックアップローラ124は、固定給紙カセット123から、シートを1枚毎に出紙するための半月状のローラである。レジスト前検知スイッチは、ピックアップローラ124によって搬送されたシートが主搬送路121上の所定の位置を通過したことを検知し、所定の検知信号を出力するためのものである。レジストローラ125は、主搬送路121を搬送されてきたシートをいったん保持するものである。そして、感光体ローラ111上のトナー像の先端をシートの先端に同期させて転写できるように、感光体ローラ111の回転にあわせて、シートをタイミングよく搬送する機能を有する。すなわち、レジストローラ125は、レジスト前検知スイッチが出力した検知信号に基づいて、感光体ローラ111上のトナー画像の先端がシートにおける印刷範囲の先端と同期するように、シートを搬送する。
この実施の形態では、シート押さえアームと排紙トレイとの作用によって堆積シートの良好なスタッキング性を確保する第1の形態について説明する。
図1は、この発明のシート押さえアームを備えたシート堆積装置において、排出された第1サイズのシートが堆積される様子を示す説明図である。図1は、排出されたシートが第1排紙トレイ130に堆積される場合を示している。第1排紙トレイ上には、屈曲部を有した「く」の字形のシート押さえアーム21が配置されている。アーム21の一端は、第2排紙トレイ131の下方に配置されたアーム支持部22に固定されており、他端はコロを介して第1排紙トレイ130に接している。アーム21はたわみ性を有し、その弾力で自由端のコロは第1排紙トレイ130に押圧されている。
この実施の形態では、シート押さえアームと排紙トレイとの作用によって堆積シートの良好なスタッキング性を確保する第2の形態について説明する。
図2は、この発明のシート押さえアームを備えたシート堆積装置において第1サイズよりも大きい第2サイズのシートS3が排出されて堆積される様子を示す説明図である。なお、この明細書中で、シートのサイズの大小はシートの排出方向の長さについての大小をいい、排出方向と直交する方向の大小は問わない。第2サイズのシートに対するアーム21と第1排紙トレイ130との作用は、以下のとおりである。
この実施の形態では、シート押さえアームの実施の一態様について説明する。図5は、この発明のシート押さえアームの実施の一形態を示す説明図である。図5(a)、(b)は、シート押さえアーム11の自由端にコロ17が取り付けられたものを示している。図5(a)は、アーム11をシートの排出方向に直交する方向から見た図であり、図5(b)は、アーム11をシートの排出方向に平行な方向から見た図である。また、図5(a)のコロ17は、図5(b)に示すQ−Q’の方向から見たときの断面を示し、アーム11の形状が理解しやすいようにしている。コロ17は、アーム11に対して回動自在に取り付けられ、コロ17で上方からシートを押圧する。押圧されたシートが排紙方向に進行するときコロ17が回動してシートの進行を妨げたりシートの表面にコロの跡を残したりしないようになっている。また、図5(c)は、アーム11の自由端が湾曲した形状をしており、アーム11が上方からシートを押圧するときに、その湾曲部の滑らかな部分がシートに接する。従って、押圧されたシートが排紙方向に進行するときシートの進行を妨げたりシートの表面にアーム11の跡を残したりしないようになっている。
この実施の形態では、シート押さえアームがスタッキング性の向上の目的とシート堆積状態の検知とを兼ねて使用される場合について説明する。アームのスタッキング性の向上に対する作用については、実施の形態2〜3で説明したとおりである。このようなアームをシート堆積状態の検知と併用して、検知機構を単純にしたい場合がある。実施の形態3のようにシート押さえアームが排出されたシートを上方から抑えるように構成した場合は、シート押さえアームを堆積状態の検知に用いることができる。即ち、全ての用紙サイズに対して実施の形態3のようにアームが作用するように構成すれば、シート押さえアームを堆積状態の検知に用いることができる。
アーム21はたわみ性を有しているので、自由端の上昇に連れて屈曲部の前後でたわみを生じる。シートの堆積量が増加すると、やがてアーム21の屈曲部がアーム21の上方に設けられたたわみ規制部23に当たる。たわみ規制部23にアーム21の屈曲部が当接する部分にはたとえばマイクロスイッチからなる第1堆積センサ24が設けられており、アーム21の屈曲部が前記センサに設けられたアクチュエータを押さえると、これを検知して第1堆積状態信号を出力する。図7(b)は、アーム21の屈曲部が上昇してたわみ規制部23にアーム21の屈曲部が当接し、第1堆積センサ24が満杯予告信号を出力する状態を示している。この状態からさらにシートの堆積量が増加すると、アーム21の屈曲部よりも自由端側がたわんでアーム21の自由端が上昇する。そして、自由端のコロがたわみ規制部23に当たる。たわみ規制部23にアーム21の自由端のコロが当接する部分には、たとえばマイクロスイッチからなる第2堆積センサ25が設けられており、これを検知して第2堆積状態信号を出力する。図1(c)は、アーム21の自由端が上昇して第2堆積センサ25が第2堆積状態信号を出力する状態を示している。
12,22 アーム支持部
13,23 たわみ規制部
14 第3堆積センサ
15 第4堆積センサ
24 第1堆積センサ
25 第2堆積センサ
17 コロ
35,36 シート規制部
61a、61b ネジ
101 原稿台
102 露光用光源
103 反射鏡
104 結像レンズ
105 光電変換素子、CCD
111 感光体ローラ
112 帯電部
113 現像部
114 転写チャージャ
115 定着ローラ
116 クリーニング装置
117 LSU
118 現像ローラ
121 主搬送路
122 副搬送路
123 固定給紙カセット
124 ピックアップローラ
125 レジストローラ
126 ガイド部材
127 排紙口
128 排紙ローラ
129 搬送ローラ
130 第1排紙トレイ
131 第2排紙トレイ
Claims (8)
- シートを搬送して排出させるシート排出部と、
排出されたシートを整合して堆積させる排紙トレイと、
シート排出部で搬送されて排出されたシートを整合して排紙トレイ上に堆積させるための少なくともその一部がたわみ性を有するシート押さえアームであって、その一方の端をアーム支持部材に取り付けるための支持端、排紙トレイ上に堆積されたシートを直接もしくは接触部材を介して押圧する自由端および支持端と自由端との間に形成された屈曲部を有するシート押さえアームと、
前記シート押さえアームにより排紙トレイに堆積されたシートの状態を検知するための第1および第2堆積センサとを備え、
前記シート押さえアームは、そのたわみ性によって排紙トレイに堆積されたシートへの押圧力と、排出されたシートの先端がアームに衝突したときにシートへの反発力を付与し、かつ、排紙トレイ上にシートが堆積されるにつれてその自由端が上昇する際に、屈曲部が上限位置に達したときに第1堆積センサをオンした後、屈曲部が上限位置で規制された状態でさらに屈曲部から自由端側がたわんで上昇し、シート押さえアームの自由端が上限位置に達したときに第2堆積センサをオンし、これによって排紙トレイに堆積されたシートの複数段階の堆積状態が検知できるように構成されてなることを特徴とするシート堆積装置。 - 前記シート押さえアームは、1つの弾性体からなる部材である請求項1記載のシート堆積装置。
- 前記シート押さえアームは、許容堆積量以下のシート堆積状態でアーム自由端の下を通過するシートの進行を妨げない程度の押圧力をシートに加えるようにそのたわみ性とアームの形状とが選択されてなる請求項1記載のシート堆積装置。
- 前記シート押さえアームは、その形状がアームの支持端の水平方向に対する取り付け角と、アーム支持端から屈曲部までの間でたわみ性を有する部分の長さと、屈曲部からアーム自由端までの間でたわみ性を有する部分の長さとを考慮して決定される請求項3記載のシート堆積装置。
- 前記シート押さえアームは、シート排出部からの搬送力をシートが受けない状態でシート先端がアームに衝突した場合にシートがアームからの反発力を受けて排出方向への移動速度を減じるかあるいは反対方向へ移動しながら自然落下するようにそのたわみ性とアームの形状が選択されてなる請求項1記載のシート堆積装置。
- 前記シート押さえアームは、その形状がアームの屈曲部を挟む両辺のなす角度を考慮して決定される請求項5記載のシート堆積装置。
- 前記シート押さえアームは、その形状がアームの屈曲部からシートがアームに衝突する点までの間でたわみ性を有する部分の長さを考慮して決定される請求項5記載のシート堆積装置。
- 前記シート押さえアームは、その自由端に湾曲部を有するかあるいは接触部材として回動自在のコロが取り付けられ、前記湾曲部あるいはコロを介して自由端の下を通過するシートに接触する請求項1のシート堆積装置。
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