JP2002205859A - サーマルプリンタ - Google Patents

サーマルプリンタ

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JP2002205859A
JP2002205859A JP2001001892A JP2001001892A JP2002205859A JP 2002205859 A JP2002205859 A JP 2002205859A JP 2001001892 A JP2001001892 A JP 2001001892A JP 2001001892 A JP2001001892 A JP 2001001892A JP 2002205859 A JP2002205859 A JP 2002205859A
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JP
Japan
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sheet
recording
recording sheet
discharge
thermal printer
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001001892A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoichi Izawa
洋一 伊沢
Fujio Odaka
不二雄 小▲高▼
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Nidec Precision Corp
Original Assignee
Nidec Copal Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 縦置きまたは横置き状態で使用されるサーマ
ルプリンタにおいて、記録後の記録シートを排出すると
きに、排出ローラの駆動のみで記録シートを正常な排出
姿勢に維持して排出できるサーマルプリンタの提供。 【解決手段】 縦置きまたは横置きで使用されるサーマ
ルプリンタにおいて記録後に排出される記録シートSを
一方向に移動付勢して正常な排出姿勢に維持してシート
排出部7に送るときに、反りを当接部材20で解消す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、縦置きまたは横置
き状態で使用されて、シート排出部に対して記録シート
を排出する機能を備えたサーマルプリンタに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】サーマルプリンタに対して着脱自在に使
用され、複数の記録シート(好ましくは、専用記録紙)
を積載状態で収容し、記録シートを一枚毎に分離する機
能を有するシートカセットを着脱自在に設けるととも
に、これを所定位置に装填した後に、記録シートを一枚
毎にピックアップしてサーマルヘッド機構と記録リボン
機構とから構成される記録部に搬送し、記録動作後にシ
ートカセットのシート排出部に排出するように構成され
た熱昇華型や熱溶融型のサーマルプリンタが提案されて
いる。
【0003】このようなサーマルプリンタにおいて、排
出部に排出される記録シートの逆流入を防止する必要が
ある。すなわち、記録シート排出部の上流側に配設され
た排出ローラーにより排出方向に送り出された記録シー
トを自重落下動作で排出トレー内に収まるようにした横
置き状態で使用されるサーマルプリンタによれば、主に
記録シートの自重落下によりシート排出部に載置状態で
排出するように構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一方、縦置きに設置さ
れるサーマルプリンタにおいて、記録部における記録後
にシートカセット上の排出部に排出するときには、記録
シートの自重落下作用が記録シートの表裏面方向ではな
く、下端部方向に発生する。このために、排出ローラを
駆動するのみではソート排出部内に正常な載置状態で排
出することができなくなる。特に、記録シートの排出方
向に直交して凹状または凸状に変形する反りが発生する
と、排出ローラのニップ部に絡み付く状態となってしま
い、逆流入してしまう。この事態発生の防止のために排
出ローラの駆動軸に一方向クラッチを固定し、排出ロー
ラの駆動方向を排出方向のみとする等の逆流防止を図る
などの対策を施さなければならず、コストアップ要因と
なっていた。
【0005】したがって、本発明は上記の問題点に鑑み
て成されたものであり、縦置きまたは横置き状態で使用
されるサーマルプリンタにおいて、記録後の記録シート
を排出するときに、記録シートの状態如何にかかわらず
排出ローラの駆動のみで記録シートを正常な平らな排出
姿勢に維持して排出することができるサーマルプリンタ
の提供を目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決し、
目的を達成するために、本発明によれば、縦置きまたは
横置き状態で使用され、開口部から装填されるシートカ
セットに収納された記録シートを記録位置まで搬送し、
記録後にシート排出部に排出するサーマルプリンタであ
って、前記記録シートの搬送方向に直交する幅寸法に略
合致する幅寸法を有する当接部を、前記シート排出部の
底面側に向けて移動するように付勢させて、前記記録シ
ートを略平らな状態で前記シート排出部に排出する矯正
手段を設けたことを特徴としている。
【0007】
【発明の実施の形態】以下に本発明の好適な一実施形態
について、添付の図面を参照して述べる。
【0008】図1は、サーマルプリンタ1の要部構成図
であって、シートカセット5が装填された後の様子を図
示している。
【0009】本図において、シートカセット5内には、
例えば所定腰強さを有する15枚前後のA5版サイズの
普通紙を含む記録シートSがシート供給部5aの内部で
積載状態で内蔵されており、最上位置に位置する記録シ
ートSから順次、下流側のサーマルヘッド50とプラテ
ンローラ52と記録リボンRから構成される記録部に搬
送することで、カラー印画後に、記録シートSをシート
供給部5aの蓋部5bの上のシート排出部7中に最大で
15枚まで載置状態となるように排出できるように構成
されている。
【0010】このシート排出部7には、不図示の取り出
し口が形成されており、シートカセット5を装着した状
態で記録後の記録シートSを外部に取り出すことができ
るように構成されている。
【0011】シート供給部5aには、記録シートSの後
端部を押圧する不図示のバネ部材が設けられており、記
録シートをセットするときに、バネ部材側に向けて記録
シートSを移動して、弾性変形させることで、不図示の
爪部に記録シートSの角部が干渉しないようにしてセッ
トして、角部の損傷を防止しセット後に、図示の位置に
記録シートSが位置するように構成されている。
【0012】一方、シートカセット5の一部は上方に開
口した箱体として構成されており、ピックアップローラ
15下方で最上位置の記録シートSが露出できるように
するとともに、底面に配設される押圧板11が、シート
カセット5の矢印方向の装填動作に伴い回動動作で移動
してピックアップローラ15に対して最上位置の記録シ
ートSを押圧する状態にする。この押圧板11には爪部
が一体形成されており、この爪部が記録シートSの角部
に係止する状態に維持されて確実にダブルフィードを防
止しつつ、ピップアップローラ15の矢印方向の駆動に
ともない、1枚毎に下流に搬送して、搬送ローラ16と
アイドルローラ26の間のニップ部に向けて搬送するよ
うに構成されている。また、上記の爪部は縦置き状態に
おいて、記録シートSが浮くことにより、シートカセッ
ト5からはみ出してしまい、装着不良となることを防止
している。
【0013】搬送ローラ16とアイドルローラ26はス
テッピングモータM1により正逆方向に駆動されること
で、サーマルヘッド50と記録リボンRとプラテンロー
ラ52とから構成される記録部に搬送して所定の記録を
行なった後に、記録シートSを、矢印D1方向に送る。
【0014】プリンンタ1のハッチングで図示した基部
3には、記録面を摺接して案内する摺接面2aを形成し
た特殊樹脂製の上ガイド2が固定されており、この摺接
面2aの一部に対向して排出ローラ17が回動自在かつ
モータMにより駆動されるように設けられている。
【0015】この上ガイド2は、軸体21を軸支すると
ともに、この軸体21を固定した当接部材20をトーシ
ョンバネ8の弾性変形作用により、常時矢印T方向に回
動付勢することで、上記のシート排出部7の底面部7a
側に当接部20aを移動するようにした当接部材20が
設けられている。この当接部材20は、この構成に限定
されず、当接部20aがシート排出部7の底面部7a側
に移動するように構成されていれば良く、例えば一枚の
バネ板部材から図示の形状となるように構成して軸体2
1を省略しても良い。
【0016】図2は、図1のX−X線矢視断面図であ
る。本図において、既に説明済みの構成部品については
同様の符号を附して説明を割愛すると、上ガイド2には
凹状の切り欠き部2fが形成されており、排出ローラ1
7のローラ部がこれらの切り欠き部2fに一部潜入する
ことで排出に必要となる搬送力を得るように構成されて
いる。また、基部3、3の間において軸支されている軸
体21に固定されているか、あるいは所定樹脂材料から
一体射出成型される当接部20aの幅寸法Wは、記録シ
ートSの幅寸法W1に略合致するように構成されてい
る。
【0017】以上の構成により、図3(a)、(b)の動作
説明図と図4の外観斜視図において、記録後に記録シー
トSが矢印D1方向に搬送されて、下ガイド22により
案内されて、上ガイド2と排出ローラ17の間のニップ
部に先端が到達する。この後にさらに排出ローラ17の
駆動により搬送されて、記録シートSの先端が破線図示
の位置に移動している当接部20aに到達し、続いて搬
送されることで記録シートSの先端の当接動作により矢
印T方向の回動付勢力に抗して実線図示の位置に移動す
る。このとき、記録シートSは当接部20aの縁部に習
うことでの反りが矯正される。すなわち、図4の正反り
S1と逆反りS2(破線図示)の反り状態のいずれも解
消されることになる。
【0018】さらに、搬送されることで記録シートS
は、図3(b)に図示のようにシート排出部7の底面7a
側に移動されて平らな状態で維持される。この結果、次
の記録シートSの排出動作も同様に正常に行うことがで
きるようになる。
【0019】ここで、軸体21にセンサドグを固定し
て、基部3に固定されている光学式センサをセンサドグ
が通過することでオン・オフさせることで軸体21の回
動位置を検出し、制御部に検出信号を送り、センサの検
出結果に応じて、シートカセットが満杯であるか、また
はシート排出部においてジャミングが発生した異常状態
であるかを判断し、異常状態の発生を使用者に警告する
ように構成している。この構成により、満杯である場合
に、記録シートSをシート排出部7の取り出し口から取
り除く一方で、ジャミング発生の場合にはジャミングを
解除後に警報を解除するように制御することも可能とな
る。
【0020】以上説明したように、当接部材20が矢印
T方向に移動することから、縦置き状態でシートカセッ
トを使用した場合において、記録シートの自重落下作用
が記録シートの表裏面方向ではなく、下端部方向に発生
した場合であっても、排出ローラ17を矢印方向に駆動
するだけで、載置状態で排出することができる。
【0021】また、たとえ記録シートに反りがあって
も、上ガイド2と排出ローラ17のニップ部に絡み付く
状態となることが効果的に防止される。
【0022】尚、本発明は上記の構成に限定されず、種
々の構成が可能であることは言う迄もなく、例えばシー
トサイズはA5版以外でもよく、またカラー記録以外に
モノクロ記録を行う場合にも適用可能である。また、上
記説明ではシートカセットとシート排出部とを一体的に
設けた場合について述べたがこれに限定されず、シート
カセットとシート排出部を別に構成する機種にも可能で
ある。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
縦置きまたは横置き状態で使用されるサーマルプリンタ
において、記録後の記録シートを排出するときに、記録
シートの状態如何にかかわらず正常な排出姿勢に維持し
て排出することができるサーマルプリンタを提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】サーマルプリンタの使用状態を示す概略構成図
である。
【図2】図1におけるX−X線矢視断面図である。
【図3】動作説明図である。
【図4】動作説明の外観斜視図である。
【符号の説明】
1 サーマルプリンタ 2 上ガイド 3 基部 5 シートカセット 5a シート供給部 7 シート排出部 7a 底面部 8 トーションバネ 17 排出ローラ 20 当接部材 20a 当接部 21 軸体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C059 AA04 AA05 AA22 AA26 AA74 2C065 AA01 DA28 3F054 AA01 AC05 BA02 BG02 3F101 FB12 FE02 FE06 LA07 LB03

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 縦置きまたは横置き状態で使用され、開
    口部から装填されるシートカセットに収納された記録シ
    ートを記録位置まで搬送し、記録後にシート排出部に排
    出するサーマルプリンタであって、 前記記録シートの搬送方向に直交する幅寸法に略合致す
    る幅寸法を有する当接部を、前記シート排出部の底面側
    に向けて移動するように付勢させて、前記記録シートを
    略平らな状態で前記シート排出部に排出する矯正手段を
    設けたことを特徴とするサーマルプリンタ。
JP2001001892A 2001-01-09 2001-01-09 サーマルプリンタ Pending JP2002205859A (ja)

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Cited By (6)

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