JP4065672B2 - フッ素含有化合物を含む排ガスの処理方法及び装置 - Google Patents

フッ素含有化合物を含む排ガスの処理方法及び装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、フッ素含有化合物を含む排ガスの処理に関する。特に、本発明は、半導体工業において半導体製造装置の内面等をドライクリーニングする工程や、酸化膜等の各種成膜をエッチングする工程から排出されるフッ素含有化合物を含む排ガスを処理する方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
半導体工業においては、半導体製造工程中に多種類の有害ガスが使用されており、環境中への排気による環境汚染が懸念される。特に、半導体工業における半導体製造装置内面のクリーニング工程や、エッチング工程或いはCVD工程などにおいては、CHF3などのフッ化炭化水素や、CF4、C26、C38、C46、C48、C58、SF6、NF3などのパーフルオロ化合物(PFC)などのフッ素含有化合物が用いられており、これらのプロセスからの排ガス中に含まれるフッ素含有化合物は、地球温暖化ガスとしてその除去システムの確立が急務とされている。
【0003】
このようなPFC含有ガスからPFCを除去する方法として、本発明者らは、先に特定の結晶構造を有するγ−アルミナを触媒として用い、O2とH2Oの共存下でPFCを加熱分解処理する方法を発明し、特許出願を行った(特願2000−110668号)。また、PFCではないが、フロンガスを分解処理法として、アルミナ−ジルコニウム複合酸化物にタングステンの酸化物を担持してなる分解触媒を用い、n−ブタン等の炭化水素とO2とを分解補助ガスとしてが用いてフロンを分解する方法が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明者らが先に特許出願した特定の結晶構造を持つγ−アルミナを用いたPFCの処理においては、かかるγ−アルミナが高い分解活性を示し、PFCの完全除去(除去率として100%)が達成され、更に副生成物としてCOが発生しないなど、高い処理効率が得られた。しかしながら、その後の研究によって、かかるγ−アルミナは、長時間の通ガスを行うと徐々に性能が低下し、当初の処理目標よりも短い期間で除去率が低下することが分かった。
【0005】
一方、アルミナ−ジルコニウム複合酸化物にタングステンの酸化物を担持してなる金属触媒については、フロンガス(フロン−115等)の処理は提案されているが、難分解性のPFC(例えばCF4は1200℃以上で燃焼分解しなければならない)に対して適用することは検討されていない。また、かかる提案された方法においては、分解補助ガスとしては炭化水素とO2とを用いているが、炭化水素の代わりにH2Oを用いることは検討されていない。したがって、アルミナ−ジルコニウム複合酸化物にタングステンの酸化物を担持してなる金属触媒については、PFCに対してH2OとO2の共存下でどの程度の分解活性があるかは、全く検討されていなかった。
【0006】
本発明は、これらの従来技術に鑑みて、アルミナ−ジルコニウム複合酸化物にタングステンの酸化物を担持してなる分解触媒のPFCに対する処理活性を検討し、PFCの完全除去を達成し且つ副生成物としてCOが発生しない、処理効率が高く長時間に亘って有効なフッ素含有化合物を含む排ガスの処理方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するための手段として、本発明の一態様は、フッ素含有化合物を含む排ガスを、アルミナ−ジルコニウム複合酸化物にタングステンの酸化物を担持してなる金属触媒と接触させ、次にγ−アルミナからなるアルミナ触媒と接触させることを特徴とする、フッ素含有化合物を含む排ガスの処理方法を提供する。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を更に詳細に説明する。
本発明方法においては、PFCなどのフッ素含有化合物(以下、PFCと総称する)を含む排ガスを、アルミナ−ジルコニウム複合酸化物にタングステンの酸化物を担持してなる金属触媒層に通ガスした後に、γ−アルミナからなるアルミナ触媒層に通ガスする。
【0009】
本発明において用いることのできるアルミナ−ジルコニウム複合酸化物にタングステンの酸化物を担持してなる金属触媒、即ちAl23−ZrO2−WO3系触媒としては、例えば特許2569421号で開示されたものを好適に用いることができる。好ましくは、アルミナ−ジルコニウム複合酸化物におけるジルコニウムの含有率が0.2〜0.8であるものが好ましい。例えば、モル比で、Al23が0.75、ZrO2が0.2、WO3が0.05であるAl23−ZrO2−WO3系触媒を本発明において好適に用いることができる。かかる触媒の形状は、通ガス時に通気抵抗が上昇しない限りにおいて、接触面積を大きく取るために小さな寸法のものを用いることが好ましい。例えば、径0.8〜5mm、長さ5〜15mm程度の略円柱状の押出し成型品を用いることが好ましい。
【0010】
本発明においてアルミナ触媒として用いることのできるγ−アルミナとしては、PFC分解作用を有することが知られている任意のアルミナを用いることができるが、本発明者らが特願2000−110668号で提案した、X線回折装置で測定した回折角2θのうち、33°±1°、37°±1°、40°±1°、46°±1°、67°±1°の5つの角度で強度100以上の回折線が出現する結晶構造を有するγ−アルミナを用いることが好ましい。形状は、通ガス時に通気抵抗が上昇しない限りにおいて、接触面積を大きく取るために小さな寸法のものを用いることが好ましく、例えば、直径が0.8mm〜2.6mm、より好ましくは1.0mm〜2.0mmの粒子状のものが好ましい。
【0011】
本発明方法において、金属触媒層及びアルミナ触媒層と接触する際の排ガスの温度は600〜900℃が好ましい。また、排ガスに分解補助ガスとしてO2及びH2Oを添加して、金属触媒層及びアルミナ触媒層と接触させることが好ましい。この場合、H2Oは、気体状態で導入することが好ましく、例えば、H2Oタンクから気化器にポンプで送り、100℃以上に加熱して全量を水蒸気化させて、さらにN2などの不活性ガスで圧送するなどして、反応系に導入することが好ましい。
【0012】
PFCなどのフッ素含有化合物を含む排ガスを、好ましくはO2及びH2Oの共存下で、Al23−ZrO2−WO3系分解触媒層(金属触媒層)に通ガスした後に、γ−アルミナ層(アルミナ触媒層)に通ガスすると、例えばPFCガスの一種であるCF4や、F2等の酸化性ガス、COなどは、次の反応によってCO2とHFとに分解する。
【0013】
【式1】
Figure 0004065672
【0014】
すなわち、CF4は、H2O及びO2との反応によりCO2とHFとに分解され、F2等の酸化性ガスはH2Oとの反応によりHFに分解され、COはCO2に酸化される。
【0015】
ここで、O2,H2Oの添加量は、O2については上述の最小値に1モル加えたモル数以上、H2OについてはPFC1モルに対して6倍〜10倍とすることが好ましい。
また、例えば、上記反応式中、
【0016】
【式2】
Figure 0004065672
【0017】
の反応に関しては、O2のモル濃度が大きければ、COとO2との反応がより効率よくなる。これは、COとO2のモル濃度差によって、O2がCO分子の周囲を囲い易くなり、反応性がよくなるためである。また、O2同士の流れにおける衝撃によりO2がラジカル状態になり、より活性が高い状態となる。したがって、O2の添加量はCOのモル数の5倍以上とすることが好ましい。
【0018】
また、本発明は、上記の方法を実施するための装置も提供する。即ち、本発明の他の態様は、アルミナ−ジルコニウム複合酸化物にタングステンの酸化物を担持してなる分解触媒が充填された金属触媒層と、触媒層の後段に配置されたγ−アルミナが充填されたアルミナ触媒層とを具備する反応槽、及び、反応槽にフッ素含有化合物を含む排ガスを導入する手段、及び反応槽からのガスを排出する手段を有することを特徴とするフッ素含有化合物を含む排ガスを処理する装置に関する。
【0019】
本発明に係る装置においては、反応槽において、前段処理層として、アルミナ−ジルコニウム複合酸化物にタングステンの酸化物を担持してなる分解触媒(Al23−ZrO2−WO3系触媒)の層(金属触媒層)を配置し、後段処理層としてγ−アルミナの層(アルミナ触媒層)を配置する。このように二つの層を配置することによって、前段のAl23−ZrO2−WO3系触媒により、まずCF4及びCOの粗除去が行われ、次に後段のγ−アルミナにより前段で処理されなかったCF4及びCOの処理が行われる。この構成によって、各触媒の寿命の管理がし易く、且つ各触媒を別々に交換することができるので、触媒の有効利用が可能になる。
【0020】
なお、本発明装置の反応槽においては、円筒などの形状の容器内に、前段のAl23−ZrO2−WO3系触媒層と後段のγ−アルミナ層とを、両層の間にステンレス鋼などで形成された金網などを配置して充填することが好ましい。本発明の反応槽の寸法は、処理対象のガスの流量や装置を設置するスペースによる制限などによって適宜決定することができるが、一般に、内径10cm〜20cmの円筒に、上述したような、例えば径0.8〜5mm、長さ5〜15mm程度の円柱状の押出し成型品の形状のAl23−ZrO2−WO3系触媒を高さ25cm〜80cmに充填し、その下流側に厚さが好ましくは0.08cm〜0.16cmのステンレス鋼製金網を介在させて、上述したような、例えば直径が0.8mm〜4.5mmの粒子状のγ−アルミナを高さ25cm〜80cmに充填することによって、本発明に係る反応槽を形成することができる。本発明に係る反応槽においては、このように、前段及び後段において、同一の分解触媒が密に層状に積層されているので、排ガスとH2O及びO2が反応するゾーンを流れ方向に沿って短くすることができ、各分解触媒層での反応むらを少なくすることができ、しかも装置の小型化を図ることができる。なお、本発明に係る装置においては、予熱槽と触媒反応槽とは、上記に示すように同一のカラム内に配置してもよく(一体型)、或いは別々のカラム(別置きタイプ)として作成してこれを接続することによって反応槽を構成してもよい。
【0021】
本発明に係る装置においては、排ガスと、好ましくは更にH2O及びO2を、予め600〜900℃の温度に加熱する予熱槽を配置することが好ましい。予熱槽で予め排ガスやH2O及びO2を加熱してから反応槽(触媒層)に通ガスすることにより、反応槽における分解触媒の均一性を保持することができる。排ガスや分解補助ガスを予熱せずに反応槽に導入すると、分解触媒層の最上部が排ガスとの接触によって熱エネルギーを奪われて冷却されてしまう。本発明の好ましい態様においては、上記のように、排ガスと、好ましくは更にH2O及びO2を、予熱槽で予め600〜900℃の温度に加熱してから触媒層に導入するので、分解触媒の熱が奪われることがなく、更に反応槽の加熱を、反応槽からの放射熱を補う程度に抑えることができるので、経済的である。
【0022】
図1に本発明の好ましい態様に係る排ガス処理装置の概念図を示す。本発明に係るフッ素含有化合物を含む排ガス(以下、PFC排ガスと言う)の処理装置は、反応装置20を具備する。反応装置20は、前段の予熱槽21と後段の触媒反応槽22とに区分けされている。予熱槽21及び触媒反応槽22には、それぞれの槽内のガス雰囲気を所期の温度に加熱保持するための加熱ジャケット23及び24が取り付けられている。図1に示す形態の装置においては、予熱槽21及び触媒反応槽22は、予熱槽21から触媒反応槽22に処理対象の排ガスが流下する流体連通状態になるように、上段に予熱槽21が配置され、下段に触媒反応槽22が配置されている。本実施形態においては、予熱槽21及び触媒反応槽22として、同一寸法の円筒状容器を用いている。
【0023】
予熱槽21の頂部には、反応装置20にPFCなどのフッ素含有化合物を含む排ガスを導入する排ガス導入ライン1、反応装置20にO2補助ガスを導入するO2導入ライン7、及びH2O分解補助ガスを導入するH2O導入ライン6を有する。排ガス導入ライン1は、配管を介して半導体製造装置の排ガス系などのPFC排ガス供給源(図示せず)に連結されている。O2導入ライン7は、配管を介してO2供給源(図示せず)に連結されている。H2O導入ライン6は、バンドヒーター8が巻回されている配管を介して気化器5に連結され、気化器5は、揚水ポンプ3が配設されている配管を介してH2O(液体)タンク2に連結されている。気化器5は、さらに、配管を介して不活性ガス(N2)供給源4に連結されている。
【0024】
予熱槽21は内部が中空とされていて、ここに、PFC排ガス、O2及びH2Oが、それぞれの供給ライン1、6及び7によって導入され、予熱槽内で600〜900℃に予熱される。予熱槽21には、PFC排ガスの加熱を促進させるために、複数の迂流板25を設けることができる。迂流板25は、予熱槽21の内部半径よりもわずかに長い寸法の板またはフィンであり、予熱槽21内壁にらせん状に配置されているか又は半径方向に対向するように交互に配置されている。予熱槽21内の温度を測定するために、予熱槽21の内部に熱電対(図示せず)を設けることができる。なお、排ガス加熱促進手段として、他の形状の迂流板を用いたり、或いは迂流板に代えて、或いはこれと組み合わせて、圧損の小さい充填材の層を予熱槽内に設置することもできる。
【0025】
予熱槽21の下流側(図1に示す形態の装置では下側)には、触媒反応槽22が、予熱槽21と流体連通状態に設けられている。触媒反応槽22は、更に二つの層に区分されており、前段の層26にはAl23−ZrO2−WO3系触媒が、後段の層27にはγ−アルミナが充填されている。前段の層26と後段の層27との間はステンレス鋼製の金網28が配置されていて、両層を分離している。
【0026】
さらに、触媒反応槽22の外周には、γ−アルミナを600〜900℃に加熱するための加熱ジャケット24が設けられていることが好ましい。なお、触媒反応槽22内部の温度を測定するために、触媒反応槽22内部に熱電対(図示せず)を設けることができる。
【0027】
本発明によって処理されるPFC排ガス及び分解補助ガスとしてO2が、それぞれライン1及び7から予熱槽内に導入される。分解補助ガスであるH2Oについては、水タンク2からポンプ3によって水(液体)が気化器5に供給され、ここで気化(水蒸気化)され、ライン4からのN2ガスによって、ライン6を通して予熱槽21内に導入される。予熱槽21内に導入された排ガス及び分解補助ガスは、予熱槽21内で600〜900℃に加熱される。加熱されたガス混合物は、次に触媒反応槽22内に導入され、600〜900℃の温度に保持されて、前段のAl23−ZrO2−WO3系触媒及び後段のγ−アルミナによってPFCなどの分解反応が進行する。PFCなどが分解された処理後のガスは、排出ライン9を通して系外に排出される。
【0028】
【実施例】
本発明を以下の実施例によってより具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例によって限定されるものではない。
【0029】
実施例1
本発明によるPFC排ガスの処理実験を行った。内径27mm、長さ500mmのステンレス製ミニカラムを用意し、これにAl23−ZrO2−WO3系触媒及びγ−アルミナを充填した。Al23−ZrO2−WO3系触媒としては、組成比(モル比)がAl23(0.75):ZrO2(0.2):WO3(0.05)のズードケミー触媒製の試作品(径2mm、長さ5mmの粒状品)を用い、層高50mmとなるように充填した(充填量29mL)。γ−アルミナとしては、X線回折装置で測定した回折角2θのうち、33°±1°、37°±1°、40°±1°、46°±1°、67°±1°の5つの角度で強度100以上の回折線が出現する結晶構造を有するものとして、水澤化学製の商品名「ネオビードGB−08」(Na2O含有量0.01wt%以下、粒径0.8mmの粒状物)を用い、層高50mmとなるように充填した(充填量29mL)。両層の間には、厚さ0.8mmのステンレス製の金網(20メッシュ)を配置して、両層を分離した。カラム内部の温度を測定するために熱電対を配置し、Al23−ZrO2−WO3系触媒層が上側になるように、カラムをセラミック電気管状炉内に装着した。
【0030】
Al23−ZrO2−WO3系触媒層及びγ−アルミナ層を750℃に加熱し、N2で希釈したCF4と、添加ガスとしてO2及びH2OをCF4の等モル以上、カラムの上部より導入した。総ガス流量は410sccmであり、CF4及びO2の流入濃度はそれぞれ1.0%、5.0%で、H2O送気量は0.059mL/minであった。
【0031】
カラムの出口ガス中のCF4及びCOの濃度を、質量検出器付きガスクロマトグラフ装置(アネルバ製AGS−7000U)で分析した。結果を表1に示す。通ガスを開始して280時間の間、常に、CF4及びCOは不検出であった。本発明によれば、CF4を完全に除去できると共に、副生成物のCOの発生も起こらないことが分かった。
【0032】
比較例1
γ−アルミナ単独によるPFC排ガスの処理実験を行った。ステンレス製ミニカラムにγ−アルミナのみを層高100mm(充填量58mL)をなるように充填した他は実施例1と同様に実験を行った。結果を表1に示す。COは常に検出限界以下に処理されたが、CF4の除去率が時間と共に徐々に低下し、60時間まではCF4を完全に除去できたが90時間後には除去率98%に低下した。
【0033】
比較例2
Al23−ZrO2−WO3系触媒単独によるPFC排ガスの処理実験を行った。ステンレス製ミニカラムにAl23−ZrO2−WO3系触媒のみを層高100mm(充填量58mL)となるように充填した他は実施例1と同様に実験を行った。結果を表1に示す。CF4は比較的短時間で微量リークし始め、CF4の完全除去はできなかったが、280時間後においてもCF4除去率98%以上であった。しかしながら、COは許容濃度である25ppm(AGGIH(American Conference of Governmental Industrial Hygienists:米国産業衛生専門家会議)のTLV-TWA値(Threshold Limit Value-Time Weighted Average Concentration:時間荷重平均許容濃度))を超えて排出されていた。
【0034】
【表1】
Figure 0004065672
【0035】
【発明の効果】
本発明によれば、長時間に亘って、PFCなどのフッ素含有化合物を含む排ガスからPFCを完全に除去すると共に、副生成物としてのCOの発生も抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一態様に係る排ガス処理装置の概念図である。

Claims (6)

  1. フッ素含有化合物を含む排ガスに、分解補助ガスとしてO 2 及びH 2 Oを添加して、アルミナ−ジルコニウム複合酸化物にタングステンの酸化物を担持してなる金属触媒と接触させ、次にγ−アルミナからなるアルミナ触媒と接触させることを特徴とする、フッ素含有化合物を含む排ガスの処理方法。
  2. 排ガスと、金属触媒及びアルミナ触媒との接触を600℃〜900℃の温度で行う請求項1に記載の方法。
  3. γ−アルミナが、X線回折装置で測定した回折角2θのうち、33゜±1゜、37゜±1゜、40゜±1゜、46゜±1゜、67゜±1゜の5つの角度で強度100以上の回折線が出現する結晶構造を有するγ−アルミナである請求項1又は2に記載の方法。
  4. アルミナ−ジルコニウム複合酸化物にタングステンの酸化物を担持してなる分解触媒が充填された金属触媒層と、触媒層の後段に配置されたγ−アルミナが充填されたアルミナ触媒層とを具備する反応槽、及び、反応槽にフッ素含有化合物を含む排ガスを導入する手段、分解補助ガスとしてO 2 及びH 2 Oを添加する分解補助ガス添加手段及び反応槽から処理ガスを排出する手段を有することを特徴とするフッ素含有化合物を含む排ガスを処理する装置。
  5. 排ガスを加熱する手段を有する請求項に記載の装置。
  6. γ−アルミナが、X線回折装置で測定した回折角2θのうち、33゜±1゜、37゜±1゜、40゜±1゜、46゜±1゜、67゜±1゜の5つの角度で強度100以上の回折線が出現する結晶構造を有するγ−アルミナである請求項4又は5に記載の装置。
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