JP4064927B2 - ケーキを製造するための、ショートニングを基剤とする乳化配合物及び該乳化配合物の製法 - Google Patents
ケーキを製造するための、ショートニングを基剤とする乳化配合物及び該乳化配合物の製法 Download PDFInfo
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Description
技術分野
本発明は、ケーキのための乳化剤配合物及びその製造方法に関する。
【0002】
背景技術
インド国内のベーカリー産業は現在、産業部門の有意な位置を占めている。ベーカリー産業は、国内で最大の組織的食品加工業務のうちの1つである。ベーカリー産業は、500億ルピーの売上げのある産業である。ベーカリー産業は種々の製品を製造してあらゆる人口にこれらを提供している。ケーキ及びペストリーの目下の生産量は、4.00ラーク(lakh)トンであると見積もられている。今後5年間で、生産量は8.00ラークトンに上昇すると予想されている(Vikas Singhal, 1999, Indian Agriculture, Indian Economic Data Research Centre第72〜83頁)。小麦粉菓子製品、主に種々のケーキの生産高は目下のところ約375,000トンであり、2001年までに710,000トンに上昇すると見積もられている。ケーキ、特にティーケーキ/バーケーキ/スライスケーキとして一般に知られているケーキの生産量及び消費量が直実に上昇している。これらのケーキはベーキング単位としては中規模であるにせよ、大規模に包装形態で製造され、市販されている。ケーキは脂肪成分において実質的に種々異なることがあるものの、ケーキは全て間違いなく乳化剤の取入れ又は乳化剤の組み合わせの恩恵を受けている。ケーキへの脂肪添加の両極端が、一方ではパウンドケーキによって、他方ではスポンジケーキによって代表される。パウンドケーキのためのいくつかの配合物は、小麦粉の重量に等しい重量のショートニング、又はケーキ製造者(ベーカー)の専門用語では100%のショートニングを必要とするのに対して、スポンジケーキはショートニングの添加はせずに製造される。通常、ケーキ製造時の脂肪の量は、配合物中の小麦粉を基準として35〜50%の範囲にある。ショートニングのレベルは種々多様であるが、スポンジケーキを含む全てのタイプのケーキは、乳化剤の作用により改善される。乳化剤という用語は、このような成分を記述するのに用いられる。なぜならば、乳化剤は全て、油及び水を乳化する何らかの能力を呈するからである。しかし、ベークド製品(焼き製品)及び穀物を原料とする他の食品の場合、乳化は二次的に重要であることが多い。乳化剤の一次機能は澱粉複合、タンパク質強化及びエアレーションである。穀物を原料とする食品は、乳化剤の最も広い最終用途群を構成している{David Rusch T., 1981 「乳化剤:穀物食品及びベーカリー食品における使用(Emulsifiers: Uses in Cereal and bakery foods)」Cereals food world. 26(3): 111-115}。乳化剤は現代の食品加工における重要な機能的添加剤である。乳化剤はエマルジョンを乳化して安定化し、食品の開発において種々様々な機能を発揮することのできる界面活性成分である。ケーキ、クッキー、ホイップしたトッピング及びアイシングを含む甘味食品部門の経済上の重要性が高まるにつれて、このような製品群に役立つ乳化剤を開発する必要性に対する認識も高くなっている。甘味食品産業の要求がより複雑になるのに伴って、現行の技術及び製品開発の努力の結果、広範囲にわたる乳化剤がもたらされた。理想的な乳化剤は、乳化、エアレーション、気泡安定化及び澱粉複合の向上への関与を達成する。技術的重要性の点で見て、また、全体的な使用状況、つまり、或る計算では総乳化剤使用量の65〜75%を占める{Silva. R.F., 2000 「甘味食品産業におけるアルファ結晶乳化剤の使用 (Uses of alpha crystalline emulsifiers in the sweet goods industry)」 Cereal Foods World, 45(9): 405-410} という点で見て、モノグリセリドが最も基本的で有力な乳化剤類である。それぞれのベーカリーは乳化剤の独自の製法を有している。製造された乳化剤のほとんどは水を基剤する。ショートニングを基剤とする乳化剤系は、水を基剤とする乳化剤系よりも長い保存期間を有することになる。ケーキ製造者が現在必要としているのは、ショートニングを基剤とする乳化剤系である。ケーキ製造者のこの要求は活用されるべきであり、これによりケーキ製造業界にとって大きな成長が見込まれる。さらに、この乳化剤系は大規模なベーカリーのみならず、小規模なベーカリーにも有用であり得る。
【0003】
ケーキの種(たね:バッター)中の脂肪の乳化は界面活性剤の多くの機能のうちの1つである。このような添加剤の別の特性は、脂肪の結晶転移を制御する能力である。このような添加剤は、澱粉及びタンパク質と相互作用する能力を有している。このような添加剤は、澱粉粒上及びタンパク質ストランド上でのショートニングの延展性を向上させることにより、ショートニング作用を改善する。ケーキの場合、乳化剤は、体積を大きくし、粒子及びきめを微細にし、中身をより食べやすくし、食感を改善し、対称度を高め、品質保持期間を長くする、というような品質改善を可能にする(Birnbaum H., 1978 「ケーキ製造における界面活性剤及びショートニング(Surfactants and Shortenings in Cake making)」The Baker's digest 28-38)。もちろんケーキ種はエマルジョンである。種々異なる乳化剤、例えばポリソルベート65、ポリソルベート80、ナトリウムラウリルスルフェート、ソルビタンモノステアレート、ポリソルベート60、モノグリセリドシトレート、カルシウムステアロイル−2−ラクチレート、ジアセチルナトリウムスルホスクシネート、ナトリウムステアロイルフマレート、スクシニル化モノグリセリド、ナトリウムステアロイルラクチレート、エトキシル化モノグリセリド及びエトキシル化ジグリセリド等が、ケーキ種系に種々異なるエマルジョン特性を与える。乳化剤のほとんどは、種の比重を低減する。但し例外として、DMGは、種の比重を低レベルで僅かに増加させる。いずれの事例においてもケーキの体積は改善される。{Del Vecchio. 1975 「乳化剤及び軟質小麦製品におけるこれらの使用 (Emulsifiers and their use in soft wheat products) The Bakers Digest. 28-35, 52)}。
【0004】
ここで、Mac Donald及びDouglas Bly. 1966 「ケーキミックス・ショートニングにおけるいくつかの乳化剤の最適レベルの測定(Determination of optimal levels of several emulsifiers in cakes mix shortenings)」 Cereal Chemistry 43, 571-584を参照することができる。この文献では、4つの乳化剤、モノグリセリド(GMS)、ソルビタンモノステアレート(SMS)、ポリオキシエチレン(22)、ソルビタンモノステアレート(PBS−60)及びグリセロールラクトパルミテート(GLP)が、ケーキミックスのための乳化剤として評価された。応答表面法の適用から得られた結果は、4つの全ての乳化剤が使用された場合に最大応答に接近した。組み合わせて使用するべき各乳化剤の比率は、よりシンプルな構成を使用することにより一層正確に評価される。試験的な構成に対して進化的工程改善(EVOP)の原理を適用することが、唯一の方法であると考えられる。その結果は、ミックス配合物中のような複合混合物中の成分の最適な特性を見極めるためにはこのような方法を使用することが正しいことを証明しているように思われる。
【0005】
ここで、Kim及びWalker 1992「示差走査熱量測定によって評価された、澱粉のゼラチン化に対する糖及び乳化剤の効果 (Effect of sugars and emulsifiers on starch gelatinisation evaluated by differential scanning calorimetery) 」 Cereal Chemistry 69: 212-217を参照することができる。この文献では、3つの異なる澱粉のゼラチン化温度に対する糖及び乳化剤の相互作用の効果を評価するのに、示差走査熱量計(DSC)が使用される。
【0006】
ここで、Pierce, M.M.及びWalker, C.E., 1987 「スポンジケーキへのサッカロース脂肪酸エステル乳化剤の添加 (Addition of sucrose fatty acid ester emulsifiers to sponge cakes) 」Cereal Chemistry 64; 222を参照することができる。この文献では、スポンジケーキにサッカロース脂肪酸乳化剤を添加することが記載され、スポンジケーキの品質の改善が観察された。
【0007】
ここで、Wootton他 1967「層状ケーキ種系中への空気の取入れにおける乳化剤の役割 (The role of emulsifiers in the incorporation of air into layer cake batter systems ) 」 Cereal Chemistry 44: 333-343 を参照することができる。この文献では、層状ケーキ種系中への空気の取入れにおける乳化剤の役割が研究されている。ケーキの品質を向上させる目的で最も一般的に有用な乳化剤は、αテンディング乳化剤と呼ばれている乳化剤である。このように呼ばれるのは、これらの乳化剤には安定的なα結晶形状で凝固する傾向があるからである。
【0008】
多くのタイプの乳化剤がケーキにおいて効果的に機能を発揮するが、そのいくつかはコスト/性能の値が優れているため、傑出している。ケーキミックス中、最も一般的な乳化剤は、ショートニングに基づく、またショートニングに取り入れられている10〜15%のPGMEである。モノグリセリド、及び、乳酸加モノグリセリドとPGMEとの組み合わせも、ケーキミックス中で使用される {David. Rusch. T., 1981, 「乳化剤:穀物食品及びベーカリー食品における使用 (Emulsifiers: Uses in Cereal and bakery food) 26 (3):111-115}。
【0009】
ここで、Del Vecchio, 1975 「乳化剤及び軟質小麦製品におけるこれらの使用(Emulsifiers and their use in soft wheat products)」 The Bakers Digest 52: 28-35を参照することができる。この文献では、蒸留モノグリセリド、ソルビタンモノステアレート、グリセロールラクトパルミテート及びステアロイル−2−ラクチル酸のような乳化剤の組み合わせを使用することが記載されている。全てのケーキにおいて体積が改善された。乳化剤レベルが増大するにつれて、グリセロールラクトパルミテート及びソルビタンモノステアレートは、ケーキ体積のほぼ線状の増大をもたらした。
【0010】
ここで、Seiden及びMishkin, Martin. Aの米国特許第4680184号明細書(1987)を参照することができる。この明細書では、クッキーのために乳化剤配合物が製造される。この配合物はモノグリセリド含量に基づいて40〜90重量%の組成物から成り、この組成物は約35%〜約99%の脂肪酸モノグリセリドと約1%〜約50%の脂肪酸ジグリセリドとから成る。この場合前記脂肪酸の約65%以上は、C14〜C20飽和脂肪酸と、C16〜C20トランス不飽和脂肪酸と、これらの混合物とから成る。この乳化剤系は、具体的には二層のクッキー又は落とし焼きクッキーに用いられる。この乳化剤系は、クッキーのきめ、風味、口当たり、味及び外観を改善した。この加工の欠点は、この加工における乳化剤系がクッキーのためのものであって、その主な製品特性はサクサクしたきめであるのに対し、本発明の乳化剤系はケーキのためのものであり、その製品の特性は柔らかいしっとりしたきめである、という点である。
【0011】
ここで、Tanaka他の米国特許第5178897号明細書(1993)を参照することができる。この明細書における発明は、ベーカリーのための油中水エマルジョン組成物に関する。この明細書における発明は、具体的には、極度に高いエマルジョン安定性と高比率の水性相とを達成することができる、ベーカリーのための油中水エマルジョン組成物に関するものであって、このような組成物は、特にベークド製品に使用する場合に、優れた風味と、柔らかいきめと、口中での良好な溶けやすさとを有する製品を提供することができる。他の乳化剤も使用されるが、特に好ましいのは、モノグリセリド、ジアセチル酒石酸モノグリセリド、琥珀酸及びポリグリセロール脂肪酸のエステルである。高水含有のエマルジョン組成物の水性相はさらに、乳製品、食塩、糖、果実又は野菜のピューレ又はジュース、これらの濃縮物及びこれらの乳酸発酵製品を調味用成分として所望の場合に含有することができる。この組成物の欠点は、エマルジョン組成物が高い水含有率を有していることである。これに対して、本発明のエマルジョン組成物は全体的にショートニングを基剤とした組成物である。
【0012】
ここでSetserの米国特許第5534285号明細書(1996)を参照することができる。この明細書における加工は、カロリー低減、器官感覚受容性のケーキ製品に関する。高カロリーケーキ成分(例えばショートニング及び糖)の実質的な低減が、比較的少量の膨張液又はゲル中間層乳化剤をケーキ種に取り入れることにより可能である。より具体的には、この加工は、甘味剤が最大約50%に低減されるようなケーキ及び出発種に関する。そうでなければショートニングは、適切な乳化剤系を使用することにより全体的に排除される。
【0013】
適切な構造を最終的なケーキに与えるのに、種々の充填剤、例えばポリデキストロース、ソルビトール、マルチトール、ラクチトールを使用することができる。この加工の欠点は、発明された界面活性剤系が低カロリーのケーキのためのものであって、配合物中の糖及び脂肪の量が低減され、また充填剤が添加されることにより構造を付与するものであるのに対し、本発明は、ケーキ中の乳化剤系の使用により、品質を改善することに関する、という点である。乳化剤系の製造組成物及び製造法は異なるものである。
【0014】
ここで、Yuanの米国特許第6017388号明細書(2000)を参照することができる。この明細書に記載された澱粉乳化剤組成物の製造方法は、弾性的なきめを有するペーストを形成するために、乳化剤の存在において澱粉を加熱することにより実施される。製造される澱粉乳化剤組成物は、種々の食品用途及び飲料用途、例えばアイスクリーム中の気泡の安定化、種々の脂肪低減食品及び脂肪非含有食品、例えばケーキ、プリン、ソース、マーガリン、クリームチーズ、ヨーグルト、ファッジ及び他の糖菓、チーズの脂肪代替物に有用であり、また、ベークド製品、例えばパイ、クッキー、パン、ケーキ、ヌードル、クラッカー及びブレッツェルのショートニングとして有用である。その欠点は、この澱粉乳化剤系が水を基剤としており、ショートニングを基剤にはしていないことである。
【0015】
発明の目的
本発明の主な目的は、ケーキのための、ショートニングを基剤とした乳化剤系及びその製造方法を提供することである。
【0016】
本発明の目的は、ケーキの製造に乳化剤系を利用可能にすることである。
【0017】
発明の概要
本発明は、ケーキのための、ショートニングを基剤とした乳化系と、前記乳化系の製造方法とを提供する。
【0018】
発明の詳細な説明
従って本発明は、改善された品質を有するケーキを製造するための、ショートニングを基剤とする乳化配合物であって、該乳化配合物が:
(a) 蒸留グリセロールモノステアレート(DGMS)10.6部と、
(b) ナトリウムステアロイル−2−ラクチレート(SSL)0.4部と、
(c) ソルビタンモノステアレート(SMS)5.3部と、
(d) ポリグリセロールモノステアレート(PGMS)16部と、
(e) ポリソルベート(PS−60)2.5部と、
(f) ショートニング剤100部と
から成る、ショートニングを基剤とする乳化配合物を提供する。
【0019】
本発明の1実施態様においては、乳化剤のpHが中性である。
【0020】
本発明の別の実施態様においては、好ましいショートニング剤が、水素化された植物性油脂である。
【0021】
本発明はまた、ショートニングを基剤とした乳化配合物を製造する方法であって、該方法が下記のステップ、すなわち:
(a) 蒸留グリセロールモノステアレート(DGMS)10.6部と、ナトリウムステアロイル−2−ラクチレート(SSL)0.4部と、ソルビタンモノステアレート(SMS)5.3部と、ポリグリセロールモノステアレート(PGMS)16部と、ポリソルベート(PS−60)2.5部と、ショートニング剤100部とを混合するステップと;
(b) 前記乳化剤を60℃で溶融するステップと;
(c) 前記溶融した乳化剤混合物に、グリセロール6.6部と、乳酸0.6部と、ショートニング剤100部とを添加するステップと;
(d) 前記混合物が均質になるまで、前記乳化剤混合物を攪拌し;さらに
(e) 乳化剤配合物のpHを調整することにより、ショートニングを基剤とした乳化配合物を得るステップと
を含んで成る、ショートニングを基剤とした乳化配合物を製造する方法を提供する。
【0022】
本発明の1実施態様においては、前記乳化配合物から製造されたケーキが、13.82%だけ低下した種密度を有している。
【0023】
本発明の別の実施態様においては、種密度が減少し、微細で一様な、均一に分布された気泡が増大したケーキを製造するために、前記乳化配合物が使用される方法が提供される。
【0024】
本発明のさらに別の実施態様においては、塊の比体積が増大し、せん断力が減少したケーキを製造するために、前記乳化配合物が使用される方法が提供される。
【0025】
本発明のさらに別の実施態様においては、薄い気泡壁を備えた一様で微細な気泡を有する、中身の気泡特性が増大したケーキを製造するために、前記乳化配合物が使用される方法が提供される。
【0026】
本発明のさらに別の実施態様においては、最適な湿潤性と食べやすさと柔らかさとから選択された、きめの特性を有するケーキを製造するために、前記乳化配合物が使用される方法が提供される。
【0027】
本発明のさらに別の実施態様においては、爽やかな口当たりと特有の味と芳香とを有するケーキを製造するために、前記乳化配合物が使用される方法を提供する。
【0028】
本発明を下記の実施の形態でさらに説明する。
【0029】
個々の乳化剤の製法
乳化剤を溶融し、攪拌しながらショートニングを添加し、pHを中性に調整することにより、1:4の乳化剤とショートニングとの比率で、個々の乳化剤(DGMS、PGMS、SSL、PS−60及びSMS)を製造する。
【0030】
小麦粉と共に、カルシウムプロピオネートとベーキングパウダーと塩とを篩にかけ、
脂肪及び小麦粉を5分間、III速度でミキサーで混合し、
卵と、氷砂糖と、乳化剤/開発された乳化剤配合物とを5〜6分間、III速度で泡立て、
卵混合物を脂肪−小麦粉混合物に3回に分けて移すと共に、3分間I速度で均質になるまで混合し、
最後に、エッセンスと水と酢酸とを添加し、I速度で1分間混合し、
425gの種を秤量し、ケーキを180℃で1時間焼く。
【0031】
バーケーキの製造工程図
成分の計量
↓
カルシウムプロピオネートとベーキングパウダーと塩と小麦粉とを篩にかける
↓
脂肪と小麦粉とを5分間III速度で強くかき混ぜる
↓
卵と、氷砂糖と、乳化剤/開発された乳化剤配合物とを5〜6分間、III速度で泡立てる
↓
卵混合物を脂肪−小麦粉混合物に3回に分けて添加すると共に、3分間I速度で混合する
↓
エッセンスと水と酢酸とを添加し、I速度で1分間混合する
↓
425gの種を秤量し、180℃で1時間焼く
ケーキ種及びケーキの評価:
a) ケーキ種の評価:
1.種密度− 個々の乳化剤及び乳化剤配合物を含有する種々異なる種の種密度を下記の式によって算出する:
2.顕微鏡試験− 種々異なる個々の乳化剤及び開発された乳化剤配合物で、対照と共に製造したケーキ種を、位相差顕微鏡 (Olympus Model BX 40) により10Xの倍率で気泡取入れに関して試験する。
【0032】
b) ケーキの評価:
1.体積:菜種変位法により体積を測定する。
【0033】
2.ケーキの比体積:ケーキの体積を求め、重量を書き留める。
【0034】
重量に対する体積の比から、比体積が得られる:
3.官能試験:審査員団がバーケーキを評価する。
【0035】
評価のスコアカードは下記の通りである:
【0036】
【表1】
【0037】
d. きめの検査:「きめアナライザ(Texture Analyser)」を用いて、きめの検査を行う(安定的なミクロ配合条件)。1インチ厚のケーキの4つのサンプルを、きめを記録するのに用いる。装置の設定パラメータは下記の通りである:プランジャの速度−100mm/分及びロードセル−5kg。25%の圧縮をもたらすのに必要な力を記録し、4つの値の平均を求める。
【0038】
例1
小麦粉と共に、カルシウムプロピオネートとベーキングパウダーと塩とを篩にかけ、
脂肪及び小麦粉を5分間、III速度でミキサーで混合し、
卵と、氷砂糖と、乳化剤/開発された乳化剤配合物とを5〜6分間、III速度で泡立て、
卵混合物を脂肪−小麦粉混合物に3回に分けて移すと共に、3分間I速度で均質になるまで混合し、
最後に、エッセンスと水と酢酸とを添加し、I速度で1分間混合し、
425gの種を秤量し、ケーキを180℃で1時間焼く。
【0039】
ケーキの物理的特性は下記の通りである:ケーキ重量375.10g;体積1200cc;塊の比体積3.19ml/g;種密度0.94g/cc及びきめ1636.0g。総官能スコアは110のうち85である。
【0040】
例2
小麦粉と共に、カルシウムプロピオネートとベーキングパウダーと塩とを篩にかけ、
脂肪及び小麦粉を5分間、III速度でミキサーで混合し、
卵と、氷砂糖と、乳化剤/開発された乳化剤配合物とを5〜6分間、III速度で泡立て、
卵混合物を脂肪−小麦粉混合物に3回に分けて移すと共に、3分間I速度で均質になるまで混合し、
最後に、エッセンスと水と酢酸とを添加し、I速度で1分間混合し、
425gの種を秤量し、ケーキを180℃で1時間焼く。
【0041】
ケーキの物理的特性は下記の通りである:ケーキ重量375.50g;体積1350cc;塊の比体積3.59ml/g;種密度0.87g/cc及びきめ1157.5g。総官能スコアは110のうち91である。
【0042】
例3
小麦粉と共に、カルシウムプロピオネートとベーキングパウダーと塩とを篩にかけ、
脂肪及び小麦粉を5分間、III速度でミキサーで混合し、
卵と、氷砂糖と、乳化剤/開発された乳化剤配合物とを5〜6分間、III速度で泡立て、
卵混合物を脂肪−小麦粉混合物に3回に分けて移すと共に、3分間I速度で均質になるまで混合し、
最後に、エッセンスと水と酢酸とを添加し、I速度で1分間混合し、
425gの種を秤量し、ケーキを180℃で1時間焼く。
【0043】
ケーキの物理的特性は下記の通りである:ケーキ重量376.20g;体積1250cc;塊の比体積3.32ml/g;種密度0.89g/cc及びきめ1187.2g。総官能スコアは110のうち87.5である。
【0044】
例4
小麦粉と共に、カルシウムプロピオネートとベーキングパウダーと塩とを篩にかけ、
脂肪及び小麦粉を5分間、III速度でミキサーで混合し、
卵と、氷砂糖と、乳化剤/開発された乳化剤配合物とを5〜6分間、III速度で泡立て、
卵混合物を脂肪−小麦粉混合物に3回に分けて移すと共に、3分間I速度で均質になるまで混合し、
最後に、エッセンスと水と酢酸とを添加し、I速度で1分間混合し、
425gの種を秤量し、ケーキを180℃で1時間焼く。
【0045】
ケーキの物理的特性は下記の通りである:ケーキ重量375.80g;体積1300cc;塊の比体積3.45ml/g;種密度0.88g/cc及びきめ1187.2g。総官能スコアは110のうち85である。
【0046】
例5
小麦粉と共に、カルシウムプロピオネートとベーキングパウダーと塩とを篩にかけ、
脂肪及び小麦粉を5分間、III速度でミキサーで混合し、
卵と、氷砂糖と、乳化剤/開発された乳化剤配合物とを5〜6分間、III速度で泡立て、
卵混合物を脂肪−小麦粉混合物に3回に分けて移すと共に、3分間I速度で均質になるまで混合し、
最後に、エッセンスと水と酢酸とを添加し、I速度で1分間混合し、
425gの種を秤量し、ケーキを180℃で1時間焼く。
【0047】
ケーキの物理的特性は下記の通りである:ケーキ重量376.4g;体積1375cc;塊の比体積3.65ml/g;種密度0.88g/cc及びきめ1035g。総官能スコアは110のうち92である。
【0048】
例6
小麦粉と共に、カルシウムプロピオネートとベーキングパウダーと塩とを篩にかけ、
脂肪及び小麦粉を5分間、III速度でミキサーで混合し、
卵と、氷砂糖と、乳化剤/開発された乳化剤配合物とを5〜6分間、III速度で泡立て、
卵混合物を脂肪−小麦粉混合物に3回に分けて移すと共に、3分間I速度で均質になるまで混合し、
最後に、エッセンスと水と酢酸とを添加し、I速度で1分間混合し、
425gの種を秤量し、ケーキを180℃で1時間焼く。
【0049】
ケーキの物理的特性は下記の通りである:ケーキ重量376.5g;体積1390cc;塊の比体積3.69ml/g;種密度0.87g/cc及びきめ1010g。総官能スコアは110のうち87.5である。
【0050】
例7
小麦粉と共に、カルシウムプロピオネートとベーキングパウダーと塩とを篩にかけ、
脂肪及び小麦粉を5分間、III速度でミキサーで混合し、
卵と、氷砂糖と、乳化剤/開発された乳化剤配合物とを5〜6分間、III速度で泡立て、
卵混合物を脂肪−小麦粉混合物に3回に分けて移すと共に、3分間I速度で均質になるまで混合し、
最後に、エッセンスと水と酢酸とを添加し、I速度で1分間混合し、
425gの種を秤量し、ケーキを180℃で1時間焼く。
【0051】
ケーキの物理的特性は下記の通りである:ケーキ重量382.5g;体積1695cc;塊の比体積4.43ml/g;種密度0.81g/cc及びきめ750g。総官能スコアは110のうち102である。
【0052】
個々の乳化剤を有するケーキ種、及び、開発された乳化剤配合物を有するケーキ種の顕微鏡写真を図1に示す。製造された対照ケーキ、及び、開発された乳化剤配合物で製造されたケーキの物理的外観を図2に示す。バーケーキの物理的特性及び官能的特性に対する、個々の乳化剤の効果及び開発された乳化剤配合物の効果に関するデータを、表1及び表2に示す。
【0053】
【表2】
【0054】
【表3】
【0055】
種密度に関してケーキ種を評価することにより、乳化剤が対照と比べて種密度を低減することが判った。しかし、開発された乳化剤配合物を含有する種は、0.94g/ccの対照種密度に対して、0.81g/ccの種密度を有した。このような低減した種密度は、軽いフワフワしたケーキ種をもたらす良好な空気取入れを示唆している。
【0056】
種々異なる乳化剤を含有するケーキ種の顕微鏡写真は、対照と比較して、気泡の数の増大を示した。開発された乳化剤配合物を含有するケーキ種は、最良の結果をもたらした。顕微鏡写真は、脂肪相中の気泡の数が際立って増大していることを示した。気泡は一様なサイズを有し、ケーキ種中に均一に分配されている(図1)。
【0057】
すべての乳化剤がケーキの塊の比体積の増大を引き起こした。乳化剤の中では、PS−60を含有するケーキが、ケーキ比体積の最大の増加を示し、これにSSL、DGMS及びPGMSが続いた。開発された乳化剤配合物で製造されたケーキは、単独の乳化剤で製造されたケーキよりも高い塊比体積を記録した(表1)。
【0058】
対照と比較した場合、総スコア値に反映されているように、個々の乳化剤はケーキのきめ及び品質全体を改善した。開発された乳化剤配合物を含有するケーキは、最良の評価を得た。それというのもこのケーキは金茶色の外皮、中身の微細な粒子、薄い気泡壁を備えた一様な気泡を有したからである(表2)。25%の圧縮に必要な力は最小、すなわち750gであり、これは極めて柔らかいきめを示唆している。このようなケーキは口当たりがしっとりとしていると共に食べやすい。開発された乳化剤配合物を含有するケーキは、個々の乳化剤で製造されたケーキと比較すると、全ての品質特性において改善されている。
Claims (10)
- 改善された品質を有するケーキを製造するための、ショートニングを基剤とする乳化配合物であって、該乳化配合物が:
(a) 蒸留グリセロールモノステアレート(DGMS)10.6部と、
(b) ナトリウムステアロイル−2−ラクチレート(SSL)0.4部と、
(c) ソルビタンモノステアレート(SMS)5.3部と、
(d) ポリグリセロールモノステアレート(PGMS)16部と、
(e) ポリソルベート(PS−60)2.5部と、
(f) ショートニング剤100部と
を含んで成ることを特徴とする、ショートニングを基剤とする乳化配合物。 - 乳化剤のpHが中性である、請求項1に記載の乳化配合物。
- 好ましいショートニング剤が、水素化された植物性油脂である、請求項1に記載の乳化配合物。
- ショートニングを基剤とした乳化配合物を製造する方法であって、該方法が下記のステップ、すなわち:
(a) 蒸留グリセロールモノステアレート(DGMS)10.6部と、ナトリウムステアロイル−2−ラクチレート(SSL)0.4部と、ソルビタンモノステアレート(SMS)5.3部と、ポリグリセロールモノステアレート(PGMS)16部と、ポリソルベート(PS−60)2.5部と、ショートニング剤100部とを混合するステップと;
(b) 前記乳化剤を60℃で溶融するステップと;
(c) 前記溶融した乳化剤混合物に、グリセロール6.6部と、乳酸0.6部と、ショートニング剤100部とを添加するステップと;
(d) 前記混合物が均質になるまで、前記乳化剤混合物を攪拌し;さらに
(e) 乳化剤配合物のpHを調整することにより、ショートニングを基剤とした乳化配合物を得るステップと
を含んで成ることを特徴とする、ショートニングを基剤とした乳化配合物を製造する方法。 - 種密度が減少し、微細で一様な、均一に分布された気泡が増大したケーキを製造するために、前記乳化配合物が使用される、請求項1に記載の乳化配合物。
- 前記乳化配合物から製造されたケーキが、13.82%だけ低下した種密度を有している、請求項1に記載の乳化配合物。
- 塊の比体積が増大し、せん断力が減少したケーキを製造するために、前記配合物が使用される、請求項1に記載の乳化配合物。
- 薄い気泡壁を備えた一様で微細な気泡を有する、中身の気泡特性が増大したケーキを製造するために、前記配合物が使用される、請求項1に記載の乳化配合物。
- 最適な湿潤性と食べやすさと柔らかさとから選択された、きめの特性を有するケーキを製造するために、前記配合物が使用される、請求項1に記載の乳化配合物。
- 爽やかな口当たりと特有の味と芳香とを有するケーキを製造するために、前記配合物が使用される、請求項1に記載の乳化配合物。
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