JP4064915B2 - 引戸装置 - Google Patents

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Description

本発明は、引戸装置に関し、特に引戸扉の開放時に引戸扉を収納する戸袋を有する引戸装置に関するものである。
従来の引戸を収納する戸袋では、巾木はビスやマグネットなどの固定手段により戸袋下方に固定され、戸袋の引戸扉の収納部に蓄積したゴミを清掃するときに巾木を取り外すようにしている。
また、通常開閉する引戸開口幅よりも大きい家具やベッドを搬入する際には戸袋の対面側、つまり引戸の閉じ側に子扉を設け、該子扉の開放によって通常の引戸扉の開き側に位置させた開放状態よりも広い幅の開口幅を確保するようにしている。
ところで、この従来の引戸装置50は、図に示すように、引戸枠部材51と、該枠部材51の一側に形成された戸袋52内に収納される引戸扉53とより構成される。引戸扉53は、対をなす前後の吊り車56a、56bを走行用レール57に載置している。
通常は走行用レール57は閉じ側に向けて下り傾斜せしめて引戸枠部材51に取り付けられ、引戸53がその自重によって、又は適宜手段によって常時は引戸53を閉じ方向に付勢するように構成している。
閉じた引戸扉53に連なるように子扉54が縦枠に開閉自在に取り付けられており、引戸扉53の開口幅をL1に規制している(図)参照)。
戸袋52の下部には長手方向に開口部が形成され、常時はマグネットなどの固定手段55aを備えた巾木55によって閉塞されており、戸袋52内の清掃時に巾木55が外せるようになっている(図5(b)参照)
上記構成において、通常の開口幅L1では通過が困難な大きい家具やベッドを搬入する際には子扉5を開放し開口幅をL2とするものである。
また、戸袋52内の清掃を行う際には巾木55の固定手段55aを解放し、戸袋52の下方から巾木55を取り除いて開かれた開口部より清掃用具を差し込んで清掃を行うものである。
しかし、この引戸装置50は、引戸扉53とは別個に子扉54を設ける必要があり、外観上の見栄えも劣るとともに、製作コストを引き上げるものとなっている。
また、ビスやボルト等の固定手段によって取り付けられる巾木の場合、清掃中の度にその取り付け取り外しを行う必要があり、作業が繁雑なものとなる等の問題があった。
本発明は、上記従来の引戸装置の有する問題点に鑑み、子扉を設けることなく引戸扉の開口幅を変更することができるとともに、戸袋部分の清掃を簡便に行うことのできる引戸装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の引戸装置は、出入り口に配置される引戸扉と、引戸枠部材と、該引戸枠部材の一側に形成され、引戸扉を収納する戸袋と、該戸袋の下部開口部を常時閉塞する巾木とからなる引戸装置において、前記巾木には、戸袋内に突出し、引戸扉の戸袋内への進入を規制する幅規制部材を配設したことを特徴とする。
この場合において、巾木を戸袋の枠部材に丁番によって開閉自在に取り付けるようにすることができる。
本発明の引戸装置によれば、幅規制部材によって引戸扉の戸袋内への進入は規制され一定開口までしか引戸扉を開くことはできないものの、戸袋内から引戸扉の進入を規制する幅規制部材を取り除くことによって、通常の開口幅より幅規制部材の幅だけ引戸の開口幅を大きくすることができる。
そして、巾木に、戸袋内に突出し、引戸扉の戸袋内への進入を規制する幅規制部材を配設することにより、戸袋から巾木を取り外すことによって引戸扉の進入を規制する幅規制部材を取り除くことができる。
また、巾木を戸袋の枠部材に丁番によって開閉自在に取り付けるときは、巾木の取り外しが簡便に行え、開口幅を広く取るときの他、戸袋内を清掃するときにも簡単な作業で行うことができる引戸装置を提供することができる。
以下、本発明の引戸装置の実施の形態を、図面に基づいて説明する。
図1〜図2に、本発明の引戸装置の一実施例を示す。
この引戸装置1は、従来例と同様、引戸枠部材2と、該枠部材2の一側に形成された戸袋3内に収納される引戸扉4と、戸袋3と、該戸袋3の下部に形成された長手方向の開口部sを閉塞する巾木5より構成される。
引戸扉4の開閉の仕組みは特に限定されるものはなく、引戸扉4の上面に備えた対をなす前後の吊り車6a、6bを走行用レール7に載置し、通常は走行用レール7を閉じ側に向けて傾斜せしめ、引戸扉4の自重によって、又は適宜手段によって常時は引戸扉4を閉じ方向に付勢するように構成する場合や走行用レールを平行に設け、開閉を人手のみにゆだねるものの他、引戸枠部材2下方の床面に敷設したレール上に引戸扉4を載置して引戸扉4を開閉する構成であってもかまわない。
また、引戸扉4を閉じ方向に付勢するように構成する場合には、引戸扉4に周知のフリーストッパ機構を設けることが好ましい。
本発明の引戸装置1に使用する巾木5は、その取り付け方法を特に限定するものではないが、図2に示すとおり、戸袋3の下部に形成された長手方向の開口部sを閉塞するもので、戸袋枠10の引戸扉入り口側の縦枠10a又は奥側の縦枠10bに丁番8を介して開放自在に取り付けることが好ましい。
巾木5には戸袋3の内側に位置して奥側の縦枠10b側に幅規制部材9を備え、巾木5を閉じた状態においては引戸扉4の開放量を規制し、図1(a)、図2(a)に示す位置で引戸扉4のそれ以上の戸袋3内への進入を阻止するものである。
上記構成において、引戸扉4の戸袋3内への収納長さは通常は巾木5に設けられた幅規制部材9よって制止されることから、引戸扉4は図1(a)、図2(a)に示す位置までしか開放されず、室内の冷気や暖気が引戸扉4の必要以上に開放されることによって外部に漏れることがなくなり冷暖房費を節約することができる。
また、通常開閉する引戸扉4開口幅よりも大きい家具やベッドを搬入する際には巾木5を丁番8の軸心を中心に回動せしめる。
これにより巾木5に配備した幅規制部材9による引戸扉4の移行の規制が解除され、引戸扉4は図1(b)、図2(b)に示す位置まで移行し、広くなった開口部を通って幅広の家具やベッドの搬入が可能となる。
図3に、引戸装置の第1参考例を示す。
この引戸装置1に用いる規制部材20は、回動式のストップバー21を利用した例を示し、巾木29は従来例と同様に磁石等の固定手段で固定するものの他、上記実施例の如く丁番を介して回動自在に取り付けても良い。
ストップバー21はL字状のバー構造とし、戸袋3内の壁面適所に設けたストップバー21の外径より若干大なる内径をもつ中空円筒状の支持部材22に一端を挿入し回動自在に取り付けるとともに、他端を常時(引戸扉4の進入を規制する状態)は、支持部材22の対面に設けたU字状の受け部材23に上側から嵌め込み引戸扉4の進入を阻止する。
そして、通常開閉する引戸扉4開口幅よりも大きい家具やベッドを搬入する際には巾木29を開放し、開口部sから戸袋3内に手を差し入れ、ストップバー21を受け部材23から外し、支持部材22と同一面で略々同一高さに配備した待機用受け部材24に嵌め込み、引戸扉4の戸袋3内への進入を許容する。
この際、ストップバー21の支持部材22進入側先端にキャップ21aを取り付けるとともに、支持部材22とキャップ21a間にスプリング25を配備することによりストップバー21は常時下側へ付勢力が働き、引戸扉4の衝突によって受け部材23から脱落することを有効に防止する。
次に図4に、引戸装置の第2参考例を示す。
この引戸装置1に用いる規制部材30は、戸袋3内の奥の側壁又は引戸扉4の戸袋側に回動自在に取り付けたエアーダンパ31を利用した例を示し、第1参考例と同様巾木39は従来例と同様に磁石等の固定手段で固定するものの他、上記実施例の如く丁番を介して回動自在に取り付けても良い。
エアーダンパ31は一端を戸袋3の奥の側壁又は引戸扉4の戸袋側に設けた回動部材32に回動自在に軸支せしめ、常時(引戸扉4の進入を規制する状態)は、図例実線の位置で引戸扉4の進入を阻止する。
そして、通常開閉する引戸扉4の開口よりも大きい家具やベッドを搬入する際には巾木39を開放し、開口部sから戸袋3内に手を差し入れ、エアーダンパ31を縦方向に回動させる(図例一点線)ことにより引戸扉4の進入を許容する。
この際、エアーダンパ31によると、引戸扉4開放時の衝撃を緩和することができる。 なお、エアーダンパ31は内部エアーを開放式に利用するエアーダンパの場合は先端を磁性体で構成し、先端が当接する引戸扉4の戸袋側や戸袋3内の奥の側壁に磁石を配備することにより、引戸扉4の閉鎖時にエアーダンパのロッドを引き出すように構成する。
以上、本発明の引戸装置について、その実施例に基づいて説明したが、本発明は上記実施例に記載した構成に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において適宜その構成を変更することができるものである。
以上、本発明の引戸装置は、構成が簡単であるという特性を有していることから、新設建造物に用いることができる。
本発明の引戸装置の実施例を示す正面図である。 本発明の引戸装置の一部切り欠き断面図を示し、(a)は図1(a)のX−X断面を、(b)は図1(b)のY−Y断面図である。 規制部材の第1参考例を示し、(a)は一部切り欠き平断面を、(b)は図3(a)のW−W矢視図を示す。 規制部材の第2参考例を示し、(a)は規制部材を戸袋内の奥の側壁に配備した一部切り欠き断面を、(b)は規制部材を引戸扉の戸袋側に配備した一部切り欠き断面を、(c)は図4(a)のv1−v1矢視図を、(d)は図4(b)のv2−v2矢視図を示す。 (a)は従来の引戸装置の正面図を示し(b)は(a)のZ−Z断面図を示す。
符号の説明
1 引戸装置
2 引戸枠部材
3 戸袋
4 引戸扉
5 巾木
8 丁番
9 幅規制部材
20 幅規制部材
30 幅規制部材

Claims (2)

  1. 出入り口に配置される引戸扉と、引戸枠部材と、該引戸枠部材の一側に形成され、引戸扉を収納する戸袋と、該戸袋の下部開口部を常時閉塞する巾木とからなる引戸装置において、前記巾木には、戸袋内に突出し、引戸扉の戸袋内への進入を規制する幅規制部材を配設したことを特徴とする引戸装置。
  2. 巾木は戸袋の枠部材に丁番によって開閉自在に取り付けられたことを特徴とする請求項1記載の引戸装置。
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