JP4062600B2 - 緩衝用クッションおよび緩衝用クッション集合体 - Google Patents

緩衝用クッションおよび緩衝用クッション集合体 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は緩衝用クッションおよび緩衝用クッション集合体に係り、とくに段ボールを折畳んで重合わせて接合するようにした緩衝用クッションおよび緩衝用クッション集合体に関する。
【0002】
【従来の技術】
各種の物品を梱包して物流に供するために、従来より緩衝用クッションが広く用いられている。従来の緩衝用クッションはポリスチレン樹脂を発泡成形によって所定の形状に成形したものである。このような緩衝用クッションを被梱包物と包装箱との間に介装すると、外部からの衝撃が上記緩衝用クッションによって吸収され、被梱包物が衝撃から保護される。
【0003】
ところがポリスチレン樹脂の発泡成形体から成る緩衝用クッションは、廃棄物公害の原因になる。すなわち生分解性を有していないめたに自然環境の中で分解することがなく、焼却処理を行なうと黒煙を発生するとともに高温の熱によって炉を損傷する。また燃焼ガスが大気汚染の原因になる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このようなポリスチレン樹脂の発泡成形体から成る緩衝用クッションに代えて、段ボールを原料とする緩衝用クッションが提案されている。段ボールは両面のライナの間にジクザグに折曲げられた中芯を配した構造をなしており、このためにシートそれ自体が緩衝性を有する。このような原料の緩衝性に着目し、この段ボールを折畳んで緩衝用クッションを製作する試みがなされている。
【0005】
しかるに従来の段ボールから成る緩衝用クッションは、比較的単純な形状のものが多く、複雑な形状の緩衝用クッションに用いられることがなかった。また緩衝用クッションを個々にそれぞれ別々に製作していた。従って比較的小さな大きさの緩衝用クッションの場合には、製造効率が悪いという欠点があった。
【0006】
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであって、段ボールを折畳んで組立てられるとともに、複雑な形状をなし、あるいはまた複数個連結して製作できるようにした緩衝用クッションおよび緩衝用クッション集合体を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本願の主要な発明は、段ボールを折曲げて成り、梱包する物品を緩衝する緩衝用クッションにおいて、
段ボールの段目の方向と交差する方向に延びる切断線と一方のライナのみが連結されている半切り線とを互いにほぼ平行であって前記段目の方向に交互に形成し、
前記切断線を連結部によって部分的に連結し、
しかも前記段目の方向に破断可能なつなぎ部によって部分的に連結された破断線を形成し、
前記切断線と半切り線のところで交互に逆方向に折畳んで重合わせて接合するとともに、前記破断線のところで破断して複数個に分割するようにし、
分割されたそれぞれのクッションが互いに対をなして同一の被梱包物の互いに異なる部位をそれぞれ緩衝し、
前記切断線と半切り線とによって囲まれる板状部にほぼ矩形の開口を形成し、しかも前記段目の方向の両端の板状部には前記矩形の開口の対角線とほぼ対応する斜めの切断線を形成し、前記矩形の開口と前記斜めの切断線とを破断線によって連結し、折畳んで接合した後に前記破断線によって分割したときにコーナパッドになることを特徴とする緩衝用クッションに関するものである。
【0008】
本願の別の発明は、段ボールを折曲げて成り、梱包する物品を緩衝する緩衝用クッションにおいて、
段ボールの段目の方向と交差する方向に延びる切断線と一方のライナのみが連結されている半切り線とを互いにほぼ平行であって前記段目の方向に交互に形成し、
前記切断線を連結部によって部分的に連結し、
しかも前記段目の方向に破断可能なつなぎ部によって部分的に連結された破断線を形成し、
前記切断線と半切り線のところで交互に逆方向に折畳んで重合わせて接合するとともに、前記破断線のところで破断して複数個に分割するようにし、
分割されたそれぞれのクッションが互いに対をなして同一の被梱包物の互いに異なる部位をそれぞれ緩衝し、
前記切断線と半切り線とによって囲まれる板状部または前記半切り線もしくは前記切断線をまたぐように隣接する板状部に開口を形成し、しかも前記開口を段目の方向に連結するダミーピースを破断線を介して連設し、折畳んで接合した後に前記ダミーピースを破断して除去することを特徴とする緩衝用クッションに関するものである。
本願のさらに別の発明は、段ボールを折曲げて成り、梱包する物品を緩衝する緩衝用クッションにおいて、
段ボールの段目の方向と交差する方向に延びる切断線と一方のライナのみが連結されている半切り線とを互いにほぼ平行であって前記段目の方向に交互に形成し、
前記切断線を連結部によって部分的に連結し、
しかも前記段目の方向に破断可能なつなぎ部によって部分的に連結された破断線を形成し、
前記切断線と半切り線のところで交互に逆方向に折畳んで重合わせて接合するとともに、前記破断線のところで破断して複数個に分割するようにし、
分割されたそれぞれのクッションが互いに対をなして同一の被梱包物の互いに異なる部位をそれぞれ緩衝し、
半切り線または連結部を有する切断線を介して隣接する一対の板状部を接合することなく前記半切り線または切断線によって開閉可能に連結し、分割した後に開いて2倍の大きさとすることを特徴とする緩衝用クッションに関するものである。
本願のさらに別の発明は、段ボールを折曲げて成り、梱包する物品を緩衝する緩衝用クッションにおいて、
段ボールの段目の方向と交差する方向に延びる切断線と一方のライナのみが連結されている半切り線とを互いにほぼ平行であって前記段目の方向に交互に形成し、
前記切断線を連結部によって部分的に連結し、
しかも前記段目の方向に破断可能なつなぎ部によって部分的に連結された破断線を形成し、
前記切断線と半切り線のところで交互に逆方向に折畳んで重合わせて接合するとともに、前記破断線のところで破断して複数個に分割するようにし、
分割されたそれぞれのクッションが互いに対をなして同一の被梱包物の互いに異なる部位をそれぞれ緩衝し、
前記半切り線をまたぐように矩形の開口が形成され、前記段ボールを折畳んで重合わせて接合したときに前記矩形の開口によって長さ方向の一つの稜線の中間部分が欠如されて横方向の1面と高さ方向の1面とが開放された段状の凹部が形成され、しかも前記破断線によって破断されると、前記段状の凹部がその長さ方向の中間で分割され、
分割されたクッションが横方向の互いに直交する2面と高さ方向の1面とが開放された凹部を有し、該凹部によって梱包する物品の4つのコーナの部分にそれぞれ装着されることを特徴とする緩衝用クッションに関するものである。
【0009】
緩衝用クッション集合体に関する発明は、段ボールを折曲げて成り、梱包する物品を緩衝する緩衝用クッションを複数個一体に連結して成る緩衝用クッション集合体において、
段ボールの段目の方向と交差する方向に延びる切断線と一方のライナのみが連結されている半切り線とを互いにほぼ平行であって前記段目の方向に交互に形成し、
前記切断線を連結部によって部分的に連結し、
しかも前記段目の方向に破断可能なつなぎ部によって部分的に連結された破断線を形成し、
前記切断線と半切り線のところで交互に逆方向に折畳んで重合わせて接合するとともに、前記破断線のところで破断して複数個の緩衝用クッションに分割されるようにし、
前記半切り線をまたぐように矩形の開口が形成され、前記段ボールを折畳んで重合わせて接合したときに前記矩形の開口によって長さ方向の一つの稜線の中間部分が欠如されて横方向の1面と高さ方向の1面とが開放された段状の凹部が形成され、しかも前記破断線によって破断されると、前記段状の凹部がその長さ方向の中間部分で分割され、分割されたクッションが横方向の互いに直交する2面と高さ方向の1面とが開放された凹部を有し、
分割されたそれぞれのクッションが前記凹部によって互いに対をなして同一の被梱包物の互いに異なるコーナの部位をそれぞれ緩衝するように一体に連結し、
複数個の緩衝用クッションを梱包の際の組込みの順に連結したことを特徴とする緩衝用クッション集合体に関するものである。
【0011】
【発明の実施の形態】
(1)実施の形態1(図1〜図7)
本実施の形態の緩衝用クッションは、図1に示す段ボール(ブランク)10によって組立てられる。この段ボール10は横長の10枚の板状部11、12、13、14、15、16、17、18、19、20をその段目の方向に連続して備えており、このような段ボール10を折畳んで組立てられるようになっている。
【0012】
段ボール10はその段目の方向に半切り線31と切断線32とを交互に形成しており、これによって上記段ボール10を板状部11〜20に区画している。ここで半切り線31は表側のライナのみが連結されており、中芯と裏側のライナとが切断された線である。また切断線32は図2Aに示すように一対の切込み33、34によって形成される連結部35を6個所備え、このような連結部35によって切断線32の両側の板状部を連結している。
【0013】
段ボール10の板状部12〜19には、図1に示すように、それぞれ3個ずつの矩形の開口37が形成されている。これに対して両側の板状部11、20には3本の斜めの切断線38が形成されている。これらの切断線38は上記矩形の開口37の対角線にほぼ対応する位置に形成されている。
【0014】
また段ボール10には、その段目の方向に2本の破断線40が形成されている。これらの破断線40にはそれぞれの板状部11〜20の領域において複数のつなぎ部41を備えている。なお破断線40のつなぎ部41は図2Bに示すように、破断線40に沿って2mmの長さの切断されないつなぎ部を形成したものである。また上記矩形の開口37の段目の方向の辺および上記斜めの切断線38の終端を連結するように破断線40が形成されている。これらの破断線40もつなぎ部41をそれぞれ備えている。
【0015】
このような段ボール10は図3に示すように、半切り線31と切断線32のところでそれぞれ互いに逆方向に折曲げられ、これによって折畳まれる。そして板状部11〜20の所定の位置には澱粉糊が予め塗布されているために、折畳んで重合わせることによって互いに接合され、図4に示すような状態になる。ここで切断線32に形成されている連結部35がその長さ方向の一側端に露出することになり、該一側端側は連結部35によって強固に連結される。なお反対側の側端には、上記半切り線31が露出するようになっており、これによって複数枚の板状部11〜20が連結された状態で重合わされる。
【0016】
このように折畳まれて接合された段ボール10は図5に示すように分割される。すなわち段ボール10の段目の方向に形成された2本の破断線40によってまず3分割される。しかも3分割されたそれぞれのほぼ正方形をなすピースはさらに上記矩形の開口37の側縁と斜めの切断線38の終端とを連結する破断線40によって一対のほぼ直角3角形状をなすコーナパッド42に分割される。すなわち図1に示すような段ボール10によって6個のコーナパッド42が一挙に製作される。
【0017】
図6はこのような分割されたコーナパッド42を示しており、ここでは板状体12〜19に形成された矩形の開口37によって凹部43が形成される。しかもこのような凹部43は斜めの切断線38を有する板状部11、20によってその両側の壁部が形成されるようになる。
【0018】
図7はこのようなコーナパッド42を用いてサッシドア44のコーナの部分を保護した状態を示している。すなわちサッシドア44の4つのコーナの部分にそれぞれコーナパッド42を装着し、このコーナパッド42の凹部43がサッシドア44の角の部分を受入れるようになっている。従って段ボール10から成るコーナパッド42によってサッシドア44の最も破損し易い4個所の角の部分を確実に保護することが可能になる。
【0019】
このようなコーナパッド42は図1に示すような段ボール10を折畳んで澱粉糊を塗布した部分を接合することによって組立てられる。従ってそのまま廃棄してもその生分解性によってバクテリアによる分解が行なわれる。また焼却処理を行なった場合においても、有害ガスや黒煙を発生することがなく、あるいはまた高温の熱によって炉を損傷することがない。
【0020】
またこのようなコーナパッド42は段ボール10を用いて一挙に6個製作することができる。段ボール10の横方向の寸法を大きくすれば1度に製作する個数をさらに増加させることが可能になる。すなわち図1に示すように1列につき2個のコーナパッド42を製作することができるために、4列にすると1度に8個のコーナパッドが製作されるようになる。そして使用する際に図5に示すように破断線40のところで破断することによって、使用状態に対応するコーナパッド42とすることができる。従って使用する前の段階で1個あるいは2個のコーナパッド42が紛失することが防止されるようになる。
【0021】
(2)実施の形態2(図8〜図16)
この実施の形態は図8に示すような段ボール10を折畳んで組立てられる。段ボール10は板状部11〜26を備えている。すなわち段ボール10の段目の方向に半切り線31と切断線線32とを交互に形成することによって、板状部11〜26が画成される。切断線32は上記実施の形態1と同様に、一対の切込み33、34から成る連結部35(図9A参照)を備えている。これに対して半切り線31は上側のライナのみが連結された切込み線である。
【0022】
ここで板状部16、21にはそれぞれ一対ずつの矩形の横長の開口37が形成される。また半切り線31をまたぐように板状部17、18を連続して矩形の開口37が形成される。同様に板状部19、29間の半切り線31をまたぐように矩形の開口37が形成される。しかも板状部16、21の開口37にはダミーピース48が破断線40を介して形成される。また半切り線31をまたぐ板状部17、18および19、20の矩形の開口37には一対のダミーピース47、48が形成される。これらのダミーピース47、48の先端側は半切り線49によって互いに連結されるとともに、根元側の部分が破断線40によって板状部17、18、19、20に連結されるようになっている。また板状部13、14、15、22、23、24にはそれぞれ幅の狭いスリット状開口46が形成されるようになっている。
【0023】
このような構造の段ボール10は図10に示すように、半切り線31と切断線32のところで交互に折曲げられる。そして予め塗布された澱粉糊によって接合されることによって、図11に示すような細長い直方体状の形状になる。このような緩衝用クッションは、その一方の側面に開口37によって凹部51が形成される。また反対側の側面には上記半切り線31の連結部35が図12に示すように露出するようになる。
【0024】
ここで図13に示すように、凹部51内に位置するダミーピース47、48をそれらの根元部分の破断線40のところで破断して除去する。そしてこの後に図14に示すように破断線40のところで緩衝用クッションを分割する。すなわち図18に示すような段ボール10を折畳むことによって、図15に示すようなクッション50を4個同時に作製することができ、使用時にこれを図13および図14に示すように分割することになる。
【0025】
なおここでダミーピース47、48を破断線40を介して予め開口37の内部に形成しておくのは、この段ボール10を半切り線31と切断線32のところで交互に折曲げて積重ね、接合のための圧力を厚さ方向に加える際に、開口37の部分で板状体16〜26が変形するのを防止するためである。すなわち開口37はその面積が比較的大きくしかも折畳んだときに図11〜図13に示す集合体の長さ方向に大きな寸法を有しているために、接着のための押圧力を加えると変形して直方体状の形状が崩れるからである。ダミーピース47、48を連結した状態で接合して押圧力を加えた場合には、開口37のところで集合体が変形したり歪んだりすることがない。
【0026】
このようなクッション50は図15および図16に示すように、その側方から上部に開口した凹部51が形成されるとともに、底部側には上記スリット状開口46によってより幅の広い凹部が形成される。従ってこのような凹部51および46を利用して、例えばアルミニウムの引出し材から成る長尺レールの両端をこのクッション50によって受入れて保護することが可能になる。
【0027】
(3)実施の形態3(図17〜図25)
この実施の形態は図17に示すような段ボール10によって組立てられる。段ボール10は板状部11〜20を備え、これらが互いに交互に形成された半切り線31と切断線32とによって区画されている。ここで切断線32には図18Aに示すような連結部35が形成される。これに対して半切り線31は表側のライナを連結し、中芯と下側のライナとを切断した切断線である。またこの段ボール10にはその段目の方向につなぎ部41を有する破断線40が形成される。すなわち図18Bに示すように約2mmのつなぎ部41を有する破断線40が形成されている。
【0028】
またこのような段ボール10の板状部11、12および13、14には、これらの板状部11、12および13、14をまたぐように楕円形の開口53が形成される。また板状部17、18および19、20をまたぐように矩形の開口37が形成される。また板状部15、16をまたぐように長円形の開口54が形成される。さらに板状部15および16にはそれぞれ小さな矩形の開口55が形成される。
【0029】
このような段ボール10は図19に示すように半切り線31と切断線32のところで交互に逆方向に折曲げられ、これによって折畳まれる。そして予め塗布された澱粉糊によって接合されるようになり、これによって図20に示す緩衝用クッションに組立てられる。なおこのときに板状体15、16の表面には互いに糊を接着しない。これは後からこの部分で開くからである。このような緩衝用クッションは図21に示すように、段ボール10の段目の方向であってその中央部に形成された破断線40によって2分割される。従って図22および図23に示すように、1枚の段ボール10から一対のクッション56が得られる。
【0030】
このクッション56は図17に示す板状部15、16間の半切り線31のところで開閉自在になっていることが特徴である。すなわち半切り線31のところでその両側の板状部15、16が互いに連続する平面をなすように開くと、図22に示す状態から図23に示す状態に変化してクッション56になり、そのほぼ中央部に凹部57が形成される。この凹部57は上記矩形の開口37と楕円形の開口53とを組合わせて形成される。
【0031】
このようなクッション56は、図24および図25に示すように電子機器、例えばプリンタ58の幅方向の両側をそれぞれ受入れるクッションとして用いられる。すなわちプリンタ58の左右の両端をそれぞれ凹部57によって受入れることにより、プリンタ58を衝撃から保護するクッションとして使用することが可能になる。
【0032】
しかもここでプリンタ58の左右の部分を受入れるクッション56が図20および図21に示すように予め連結した状態で組立てられる。従ってプリンタ58を梱包する際に図21に示すように破断線40のところで分割し、この後図22に示すように半切り線31のところで展開して開けばよく、これによってクッション56の管理が非常に容易になる。すなわちプリンタ58の片側のクッション56が紛失する事故が防止され、クッション56の管理が容易になる。
【0033】
(4)実施の形態4(図26〜図32)
この実施の形態は図26に示すような矩形の段ボール10によって組立てられる緩衝用クッションである。段ボール10は16枚の板状体11〜26を備え、これらの板状体11〜26が段目の方向に交互に形成された半切り線31と切断線32とによって区画される。ここで半切り線31は一方の側のライナを残して切断した半切り線である。また切断線32はその長さ方向の4箇所にそれぞれ図27Aに示すような切込み33、34を備える連結部35を備えている。またここでは段目の方向に3本の破断線40が形成されている。これらの破断線40には図27Bに示すようにつなぎ部41を図26に示す位置に形成している。
【0034】
このような段ボール10は図28に示すように半切り線31と切断線32のところで交互に互いに逆方向に折曲げられる。そして予め所定の位置に澱粉糊を塗布した状態で積重ねることによって、図29および図30に示すように細長い直方体状の形状に折畳まれる。このような集合体は図29に示すように、その背面側においてその4箇所にそれぞれ連結部35が厚さ方向に整列して形成される。また反対側の側面に臨むように図30に示す凹部51が形成される。
【0035】
従ってこのようなクッション50の集合体を段ボール10の段目の方向に形成された4本の破断線40によって図31のように破断すると、図29および図30に示す集合体から4個のクッション50に分割される。すなわち直方体状をなすとともに、端面から一方の側面にかけて凹部51が形成されたクッションが得られる。
【0036】
このようなクッションは図33および図34に示すように、直方体状をなす物品60の梱包の際に、この物品60の8つのコーナの部分にそれぞれ凹部51が整合するように装着される。そしてこのような状態で物品60が図34に示す段ボールケース61内に収納されると、この段ボールケース61と物品60との間に上記クッション50が介在されることになる。従って外部からの衝撃をこのクッション50によって吸収することにより、内部に収納された物品60の緩衝が行なわれるようになり、物流に供される物品60の保護が図られることになる。
【0037】
このようなクッション50は、図29および図30に示すように、4つのクッション50が連結された状態で製作されるために、梱包する際に図31に示すように4つに分割すればよい。すなわち図33および図34に示すような形態で梱包を行なう場合には、図29および図30に示すクッション50の集合体を2本用意しておき、梱包する際に分割して組込めばよく、このためにクッション50の管理が容易になる。
【0038】
【発明の効果】
本願の主要な発明は、段ボールを折曲げて成り、梱包する物品を緩衝する緩衝用クッションにおいて、段ボールの段目の方向と交差する方向に延びる切断線と一方のライナのみが連結されている半切り線とを互いにほぼ平行であって段目の方向に交互に形成し、切断線を連結部によって部分的に連結し、しかも段目の方向に破断可能なつなぎ部によって部分的に連結された破断線を形成し、切断線と半切り線のところで交互に逆方向に折畳んで重合わせて接合するとともに、破断線のところで破断して複数個に分割するようにし、分割されたそれぞれのクッションが互いに対をなして同一の被梱包物の互いに異なる部位をそれぞれ緩衝し、切断線と半切り線とによって囲まれる板状部にほぼ矩形の開口を形成し、しかも段目の方向の両端の板状部には矩形の開口の対角線とほぼ対応する斜めの切断線を形成し、矩形の開口と斜めの切断線とを破断線によって連結し、折畳んで接合した後に破断線によって分割したときにコーナパッドになるようにしたものである。
【0039】
従ってこのような緩衝用クッションによれば、段ボールを折畳んで重合わせて接合することによって緩衝用クッションが得られる。従って生分解性を有するとともに、廃棄処理の際に問題を生ずることがなく、廃棄物公害の発生を防止することが可能になる。しかも破断線のところで破断して複数個に分割するようになっているために、小さな緩衝用クッションを複数個連結した状態で同時に作製し、使用時に分割して利用することができ、これによって個々の緩衝用クッションの管理が容易になるとともに、バラバラの緩衝用クッションが紛失することが防止される。
【0040】
緩衝用クッション集合体に関する発明は、段ボールを折曲げて成り、梱包する物品を緩衝する緩衝用クッションを複数個一体に連結して成る緩衝用クッション集合体において、段ボールの段目の方向と交差する方向に延びる切断線と一方のライナのみが連結されている半切り線とを互いにほぼ平行であって段目の方向に交互に形成し、切断線を連結部によって部分的に連結し、しかも段目の方向に破断可能なつなぎ部によって部分的に連結された破断線を形成し、切断線と半切り線のところで交互に逆方向に折畳んで重合わせて接合するとともに、破断線のところで破断して複数個の緩衝用クッションに分割されるようにし、半切り線をまたぐように矩形の開口が形成され、段ボールを折畳んで重合わせて接合したときに矩形の開口によって長さ方向の一つの稜線の中間部分が欠如されて横方向の1面と高さ方向の1面とが開放された段状の凹部が形成され、しかも破断線によって破断されると、段状の凹部がその長さ方向の中間部分で分割され、分割されたクッションが横方向の互いに直交する2面と高さ方向の1面とが開放された凹部を有し、分割されたそれぞれのクッションが凹部によって互いに対をなして同一の被梱包物の互いに異なるコーナの部位をそれぞれ緩衝するように一体に連結し、複数個の緩衝用クッションを梱包の際の組込みの順に連結したものである。
【0041】
従ってこのような緩衝用クッション集合体によれば、複数個の緩衝用クッションを一体に連結した状態で供給することが可能になり、梱包時に分割して組込むことが可能になる。従って緩衝用クッションの管理が容易になる。とくに複数個の緩衝用クッションを梱包の際の組込みの順に連結すると、梱包作業の誤動作を防止できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1の緩衝用クッションを組立てる段ボールの展開平面図である。
【図2】同段ボールの連結部およびつなぎ部の構造を示す拡大平面図である。
【図3】段ボールを折畳む状態を示す斜視図である。
【図4】折畳んで接合された緩衝用クッションの外観斜視図である。
【図5】分割の動作を示す要部平面図である。
【図6】分割されたコーナパッドの外観斜視図である。
【図7】コーナパッドによるサッシドアの保護を示す斜視図である。
【図8】実施の形態2の緩衝用クッションを組立てる段ボールの展開平面図である。
【図9】同段ボールの連結部およびつなぎ部の構成を示す拡大平面図である。
【図10】同段ボールを折畳む状態を示す外観斜視図である。
【図11】折畳んで形成されたクッションの外観斜視図である。
【図12】逆方向から見た同クッションの外観斜視図である。
【図13】ダミーピースの取外し動作を示す外観斜視図である。
【図14】緩衝用クッションの分割動作を示す要部正面図である。
【図15】分割されたクッションの外観斜視図である。
【図16】同クッションの縦断面図である。
【図17】実施の形態3の段ボールの展開平面図である。
【図18】連結部および破断部の構造を示す拡大平面図である。
【図19】段ボールの折畳みの動作を示す要部斜視図である。
【図20】段ボールによって製作されたクッションの外観斜視図である。
【図21】クッションの分割動作を示す要部平面図である。
【図22】同クッションの展開の動作を示す外観斜視図である。
【図23】展開されたクッションの外観斜視図である。
【図24】左右一対のクッションによるプリンタの梱包動作を示す要部斜視図である。
【図25】同要部正面図である。
【図26】実施の形態4の段ボールの展開平面図である。
【図27】連結部および破断部の構造を示す拡大平面図である。
【図28】段ボールの折畳み動作を示す要部斜視図である。
【図29】段ボールによって製作されたクッションの集合体の外観斜視図である。
【図30】同クッションの凹部側の外観斜視図である。
【図31】クッションの分割動作を示す要部正面図である。
【図32】分割されたクッションの外観斜視図である。
【図33】8つのクッションを用いて物品を梱包する動作を示す要部斜視図である。
【図34】同段ボールケースに収納した状態の縦断面図である。
【符号の説明】
10 段ボール(ブランク)
11〜26 板状部
31 半切り線
32 切断線
33、34 切込み
35 連結部
37 矩形の開口
38 斜めの切断線
40 破断線
41 つなぎ部
42 コーナパッド
43 凹部
44 サッシドア
46 スリット状開口
47、48 ダミーピース
49 半切り線
50 クッション
51 凹部
53 楕円形の開口
54 長円形の開口
55 小さな矩形の開口
56 クッション
57 凹部
58 プリンタ
60 物品
61 段ボールケース

Claims (5)

  1. 段ボールを折曲げて成り、梱包する物品を緩衝する緩衝用クッションにおいて、
    段ボールの段目の方向と交差する方向に延びる切断線と一方のライナのみが連結されている半切り線とを互いにほぼ平行であって前記段目の方向に交互に形成し、
    前記切断線を連結部によって部分的に連結し、
    しかも前記段目の方向に破断可能なつなぎ部によって部分的に連結された破断線を形成し、
    前記切断線と半切り線のところで交互に逆方向に折畳んで重合わせて接合するとともに、前記破断線のところで破断して複数個に分割するようにし、
    分割されたそれぞれのクッションが互いに対をなして同一の被梱包物の互いに異なる部位をそれぞれ緩衝し、
    前記切断線と半切り線とによって囲まれる板状部にほぼ矩形の開口を形成し、しかも前記段目の方向の両端の板状部には前記矩形の開口の対角線とほぼ対応する斜めの切断線を形成し、前記矩形の開口と前記斜めの切断線とを破断線によって連結し、折畳んで接合した後に前記破断線によって分割したときにコーナパッドになることを特徴とする緩衝用クッション。
  2. 段ボールを折曲げて成り、梱包する物品を緩衝する緩衝用クッションにおいて、
    段ボールの段目の方向と交差する方向に延びる切断線と一方のライナのみが連結されている半切り線とを互いにほぼ平行であって前記段目の方向に交互に形成し、
    前記切断線を連結部によって部分的に連結し、
    しかも前記段目の方向に破断可能なつなぎ部によって部分的に連結された破断線を形成し、
    前記切断線と半切り線のところで交互に逆方向に折畳んで重合わせて接合するとともに、前記破断線のところで破断して複数個に分割するようにし、
    分割されたそれぞれのクッションが互いに対をなして同一の被梱包物の互いに異なる部位をそれぞれ緩衝し、
    前記切断線と半切り線とによって囲まれる板状部または前記半切り線もしくは前記切断線をまたぐように隣接する板状部に開口を形成し、しかも前記開口を段目の方向に連結するダミーピースを破断線を介して連設し、折畳んで接合した後に前記ダミーピースを破断して除去することを特徴とする緩衝用クッション。
  3. 段ボールを折曲げて成り、梱包する物品を緩衝する緩衝用クッションにおいて、
    段ボールの段目の方向と交差する方向に延びる切断線と一方のライナのみが連結されている半切り線とを互いにほぼ平行であって前記段目の方向に交互に形成し、
    前記切断線を連結部によって部分的に連結し、
    しかも前記段目の方向に破断可能なつなぎ部によって部分的に連結された破断線を形成し、
    前記切断線と半切り線のところで交互に逆方向に折畳んで重合わせて接合するとともに、前記破断線のところで破断して複数個に分割するようにし、
    分割されたそれぞれのクッションが互いに対をなして同一の被梱包物の互いに異なる部位をそれぞれ緩衝し、
    半切り線または連結部を有する切断線を介して隣接する一対の板状部を接合することなく前記半切り線または切断線によって開閉可能に連結し、分割した後に開いて2倍の大きさとすることを特徴とする緩衝用クッション。
  4. 段ボールを折曲げて成り、梱包する物品を緩衝する緩衝用クッションにおいて、
    段ボールの段目の方向と交差する方向に延びる切断線と一方のライナのみが連結されている半切り線とを互いにほぼ平行であって前記段目の方向に交互に形成し、
    前記切断線を連結部によって部分的に連結し、
    しかも前記段目の方向に破断可能なつなぎ部によって部分的に連結された破断線を形成し、
    前記切断線と半切り線のところで交互に逆方向に折畳んで重合わせて接合するとともに、前記破断線のところで破断して複数個に分割するようにし、
    分割されたそれぞれのクッションが互いに対をなして同一の被梱包物の互いに異なる部位をそれぞれ緩衝し、
    前記半切り線をまたぐように矩形の開口が形成され、前記段ボールを折畳んで重合わせて接合したときに前記矩形の開口によって長さ方向の一つの稜線の中間部分が欠如されて横方向の1面と高さ方向の1面とが開放された段状の凹部が形成され、しかも前記破断線によって破断されると、前記段状の凹部がその長さ方向の中間で分割され、
    分割されたクッションが横方向の互いに直交する2面と高さ方向の1面とが開放された凹部を有し、該凹部によって被梱包物の4つのコーナの部分にそれぞれ装着されることを特徴とする緩衝用クッション。
  5. 段ボールを折曲げて成り、梱包する物品を緩衝する緩衝用クッションを複数個一体に連結して成る緩衝用クッション集合体において、
    段ボールの段目の方向と交差する方向に延びる切断線と一方のライナのみが連結されている半切り線とを互いにほぼ平行であって前記段目の方向に交互に形成し、
    前記切断線を連結部によって部分的に連結し、
    しかも前記段目の方向に破断可能なつなぎ部によって部分的に連結された破断線を形成し、
    前記切断線と半切り線のところで交互に逆方向に折畳んで重合わせて接合するとともに、前記破断線のところで破断して複数個の緩衝用クッションに分割されるようにし、
    前記半切り線をまたぐように矩形の開口が形成され、前記段ボールを折畳んで重合わせて接合したときに前記矩形の開口によって長さ方向の一つの稜線の中間部分が欠如されて横方向の1面と高さ方向の1面とが開放された段状の凹部が形成され、しかも前記破断線によって破断されると、前記段状の凹部がその長さ方向の中間部分で分割され、分割されたクッションが横方向の互いに直交する2面と高さ方向の1面とが開放された凹部を有し、
    分割されたそれぞれのクッションが前記凹部によって互いに対をなして同一の被梱包物の互いに異なるコーナの部位をそれぞれ緩衝するように一体に連結し、
    複数個の緩衝用クッションを梱包の際の組込みの順に連結したことを特徴とする緩衝用クッション集合体。
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